JP2014230625A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】便座部材に洗浄用部品が収容される収容部が設けられた人体局部洗浄装置において、当該収容部の収容効率を向上させることを目的とする。
【解決手段】便器90に取り付けられる固定部材10と、この固定部材10に接続される便座部材21、およびこの便座部材21に形成される収容部211に収容された洗浄用部品22を有する便座ユニット20と、を備え、固定部材10は、便器90に接続されるベース部11、このベース部11から上側に延びる起立部12、およびこの起立部12から前側に延びる支持部13を有し、当該支持部13に対し、便座ユニット20が回動自在に支持されている人体局部洗浄装置とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、人体の局部を洗浄する洗浄機能を備えた人体局部洗浄装置に関する。
下記特許文献1に記載されるような人体局部洗浄装置は、便器に対して回動自在である便座部材を備え、この便座部材の後方の収容部(本体部222)に洗浄装置やこの装置に洗浄水を供給する配管等の洗浄用部品が収容されてなる便座ユニットを備える。便座ユニット部材は、便器に固定された固定部材(固定部31)に設けられた支持部(被差込部311a、311b)に対して回動自在に支持される。
特開2006−37405号公報
この種の人体局部洗浄装置では、便座ユニットが支持部に対して回動自在に支持される構成の場合、便座部材の収容部に支持部を挿入するための逃がし(凹部)を形成する必要がある。上記特許文献1に記載の装置のように、固定部材のベース板の上面から上方に向かって支持部が突出した構成であると、便座部材が便座使用位置に位置している状態において、収容部の中央下方から上方に延びる深い窪みが必要となる。この窪みによって、収容部の収容空間が大きく分断されるため、洗浄用部品の収容効率が悪いという問題があった。
本発明は、便座部材に洗浄用部品が収容される収容部が設けられた人体局部洗浄装置において、当該収容部の収容効率を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる人体局部洗浄装置は、便器に取り付けられる固定部材と、この固定部材に接続される便座部材、およびこの便座部材に形成される収容部に収容された洗浄用部品を有する便座ユニットと、を備え、前記固定部材は、便器に接続されるベース部、このベース部から上側に延びる起立部、およびこの起立部から前側に延びる支持部を有し、当該支持部に対し、前記便座ユニットが回動自在に支持されていることを特徴とする。
前記支持部は、前記起立部に連なる箇所から前記便座ユニットが支持される箇所にかけて、上方に向かうように傾斜した形状であり、前記便座ユニットが便座非使用位置に位置するとき、前記支持部と前記起立部との間に当該便座ユニットの一部が入り込む構成にするとよい。
前記支持部の上側の一部は切り欠かれており、前記便座ユニットが全開位置に位置するとき、前記支持部の切り欠かれた箇所に当該便座ユニットの一部が入り込む構成にするとよい。
前記支持部は、前記起立部に連なる箇所から前方に延びる部分と、この前方に延びる部分から上方に延びる部分を有し、当該上方に延びる部分に前記便座ユニットが支持されており、前記便座ユニットが便座非使用位置に位置するとき、前記支持部の上方に延びる部分と前記起立部との間に当該便座ユニットの一部が入り込む構成にするとよい。
前記便座ユニットに対して回動自在に支持された便蓋部材には、凹部または凸部が形成され、前記固定部材には、前記便蓋部材が全開位置に位置するときに当該便蓋部材に形成された凹部または凸部に係合する凸部または凹部が形成されたストッパ部材が設けられ、当該ストッパ部材は、前記支持部および前記起立部の少なくともいずれか一方に取り付けられているとよい。
前記ストッパ部材の凸部または凹部は、前側に変位可能であるとともに後側に向かって付勢されているとよい。
前記ストッパ部材には、前記便蓋部材に形成された凹部に係合する凸部が形成され、この凸部は、その先端の上部が円弧状またはテーパ状に形成されているとよい。
前記便座ユニットを回動させたときの回動中心と前記便座ユニットの外形面との距離は、前記回動中心と前記ストッパ部材との距離よりも短いとよい。
本発明にかかる人体局部洗浄装置では、ベース部から上側に延びる起立部から前側に延びる支持部に便座ユニットが回動自在に支持された構成であるため、収容部の後方上側が支持部によって分断されるものの、収容部の中央は分断されない。つまり、収容部の中央には、幅方向に連なる大きなスペースが形成されるため、従来に比して洗浄用部品の収容効率が向上する。また、便座ユニットを回動させ開状態としたとき、前方に居る使用者から見える便座ユニットの裏面に、支持部と干渉しないようにするための窪みを、従来技術(上記特許文献1)よりも小さく形成すること、またはこのような窪みを無くすことができる。そのため、清掃性や意匠性が向上する。
支持部を斜め上方に向かうように傾斜した形状とし、その支持部と起立部の間に便座非使用位置に位置する便座ユニットの一部が入り込む構成とすれば、便座非使用位置に位置する便座ユニットと支持部が干渉することを防止する逃がしを小さくすることができる。つまり、便座ユニットに形成される逃がしが大きくなることによる意匠性の低下を抑制することができる。
このような斜め上方に傾斜した支持部の上側の一部が切り欠かれ、その切り欠かれた部分に便座非使用位置に位置する便座ユニットの一部が入り込む構成とすれば、便座ユニットに形成される逃がしをさらに小さくすることができる。つまり、便座ユニットに形成される逃がしが大きくなることによる意匠性の低下をさらに抑制することができる。
支持部を前方に延びる部分とそこから上方に延びる部分とを有する形状とし、その支持部の上方に延びる部分と起立部の間に便座非使用位置に位置する便座ユニットの一部が入り込む構成とすれば、便座非使用位置に位置する便座ユニットと支持部が干渉することを防止する逃がしを小さくすることができる。つまり、便座ユニットに形成される逃がしが大きくなることによる意匠性の低下を抑制することができる。
支持部や起立部には、全開位置に位置する便蓋部材が便座ユニットとともに回動しないようにするためのストッパ部材を設けることができる。特に、ストッパ部材が支持部に隣接して設けられていれば、支持部との干渉を防止するための逃がしとストッパ部材との干渉を防止するための逃がしをまとめて便座ユニットに形成することができる。つまり、逃がしが形成される箇所が多くなることによる意匠性の低下を抑制することができる。
ストッパ部材の凸部または凹部が前側に変位可能であるとともに後側に向かって付勢されていれば、凸部に凹部が係合する際、便蓋部材がストッパ部材を前側に押しながら全開位置に移動し、全開位置に到達したときに付勢部材の付勢力によってストッパ部材の凸部または凹部が便蓋部材の凹部または凸部に係合する構成となるから、便蓋部材の開操作がスムーズなものとなる。また、係合の繰り返しによって凸部や凹部が削れてしまうことを抑制することができる。
ストッパ部材に形成された凸部の先端の上部が円弧状またはテーパ状に形成されていれば、便蓋部材によって凸部が削れてしまうことをさらに抑制することができる。
便座ユニットを回動させたときの回動中心と便座ユニットの外形面との距離が、当該回動中心とストッパ部材との距離よりも短ければ、逃がし溝を形成することなく、便座ユニットとストッパ部材の干渉を防止することができる。
本発明の第一実施形態にかかる人体局部洗浄装置の平面図である。 本発明の第一実施形態にかかる人体局部洗浄装置の側面図である。 第一実施形態にかかる人体局部洗浄装置が備える固定部材の外観図である。 便座ユニットが便座非使用位置に位置するとき、支持部と起立部との間に便座ユニットの一部が入り込んだ状態を示した図である。 図5(a)は第一変形例にかかる支持部を示した図であって、支持部の切り欠かれた箇所に便座ユニットの一部が入り込んだ状態を示した図であり、図5(b)は第一変形例にかかる支持部を示した図であって、支持部の上方に延びる部分と起立部12との間に便座ユニットの一部が入り込んだ状態を示した図である。 図6(a)は便座ユニットが便座使用位置に位置するときにおける便座ユニットと固定部材の位置関係を示した図であり、図6(b)は便座ユニットが便座非使用位置に位置するときにおける便座ユニットと固定部材の位置関係を示した図である。 本発明の第二実施形態にかかる人体局部洗浄装置の外観図である。 本発明の第二実施形態にかかる人体局部洗浄装置が備える固定部材およびそれに取り付けられたストッパ部材の外観図である。 本発明の第二実施形態にかかる人体局部装置が備える便座ユニットの外観図である。 全開位置に向かって移動する便蓋部材を示した図である。 図10に示した状態から便蓋部材がさらに全開位置に向かって移動し、便蓋部材に押されたストッパ部材が前側に変位した状態を示した図である。 図11に示した状態から便蓋部材がさらに全開位置に向かって移動し、便蓋部材が全開位置に到達することによってストッパ部材の凸部が便蓋部材の凹部に入り込んだ状態を示した図である。 逃がし溝が形成されない便座ユニットの構成(寸法)を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態にかかる人体局部洗浄装置1について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において幅方向とは便座ユニット20の回動中心軸に沿う方向をいい、上下方向とは重力方向に沿う方向をいい、前後方向とは幅方向および上下方向に直交する方向(便器90の後方を後とする)をいうものとする。また、以下の説明における各部材の形状等は、特に明示した場合を除き、各部材が原位置(便座ユニット20であれば便座使用位置、便蓋部材40であれば全閉位置)に位置した状態での形状等をいうものとする。
図1および図2に示す本発明の第一実施形態にかかる人体局部洗浄装置1は、固定部材10、便座ユニット20を備える。以下、各構成について詳細に説明する。
固定部材10は、便器90の後側上面に固定される部材である。便器90に対する固定部材10の取り付け構造はどのような構造であってもよいため説明は省略する。この固定部材10は、図3に示すように、ベース部11、起立部12、および支持部13を有する。ベース部11は、便器90の上面に設置される平板状の部分である。このベース部11は水平面に沿う。起立部12は、ベース部11から上側(水平方向より上側という意であって、重力方向に沿う方向に限定されるものではない)に延びる平板状の部分である。本実施形態における起立部12は、ベース部11の後側縁から真っすぐ重力方向上向きに延びる。すなわち、ベース部11と起立部12のなす角度は略90度である。
支持部13は、起立部12の幅方向両側から前側(水平方向に直交する面よりも前側という意であって、水平方向に沿う方向に限定されるものではない)に延びる部分である。本実施形態における支持部13は、起立部12に連なる箇所から前側に向かうにつれて上方に向かって傾斜した形状を有する。この支持部13の先端側に形成される便座支持部位131(本実施形態は貫通孔)に、便座ユニット20が回転自在に支持される。つまり、便座支持部位131は、起立部12に連なる箇所よりも上方に位置する。また、このように傾斜した形状である支持部13と起立部12の間には、三角形状の空間Sが存在する。二つの支持部13の間隔は、便座ユニット20の収容部212の幅より狭い。
なお、本実施形態の固定部材10は、金属材料と樹脂材料とが組み合わされてなるものである。便座ユニット20を支持する部分であって剛性が必要な支持部13は、金属材料で構成されている。ベース部11表面は、使用者が視認可能な部位であり、清掃が必要な面であるため、樹脂材料で構成されている。つまり、固定部材10は、ベース部11、起立部12、および支持部13を有する構成を金属材料で形成し、少なくともベース部11の表面を含む一部が樹脂材料で覆われた構成である。このような固定部材10は、インサート成型等によって作製することができる。
便座ユニット20は、便座部材21およびそれに組み付けられた洗浄用部品22から構成されるユニットである。便座部材21は、使用者が着座する便座部211およびこの便座部211の後方に設けられた収容部212を有する。便座部材21の収容部212内には、使用者の局部を洗浄する洗浄ノズルやその駆動機構といった洗浄ノズル関係の部品や、洗浄ノズルに洗浄水を供給するための配管やバルブといった洗浄水供給関係の部品といった、洗浄用部品22が収容されている。
この便座ユニット20は、上記固定部材10が有する二つの支持部13に回動自在に支持されている。上記収容部212には、各支持部13が内側に挿入される窪み213が形成されている(図1参照)。この窪み213は、支持部13と同じような形状に形成された窪み213である。つまり、収容部212の後方から前側に向かうような形状の窪み213である。そのため、収容部212の下側(便座ユニット20の裏面、固定部材10のベース部11側)には、窪み213が形成されない。つまり、収容部212の下側には、窪み213によって分断されていない、幅方向に連続する収容空間が存在することになる。この窪み213は、支持部13の真上にまで広がる。図1に示すように、便座ユニット20を真上から見ると、窪み213によって収容部212の後端から前方に向かう溝が形成されているように見える。この支持部13の真上に形成された部分は、便座ユニット20を便座使用位置から便座非使用位置へ回動させたとき、収容部212の上側の壁面が支持部13に干渉しないようにするための逃がしとなる。
収容部212における二つの窪み213の間の収容空間には、軸部材215が設けられている。軸部材215の幅方向両端面には、幅方向外側に向かって突出した窪み213内に位置する被支持突起2151が形成されている。この被支持突起2151が、支持部13に形成された貫通孔である便座支持部位131に挿通されることにより、支持部13に対して便座ユニット20が回動自在に支持される。なお、軸部材215は、窪み213の幅方向外側に設けてもよい。
このように便座ユニット20は支持部13に対して回動自在に支持されている。便座使用位置に位置した状態から、便座部211の手前側が便器90から離れる方向に力を加える(自動・手動の別を問わない)を持ち上げると、便座ユニット20は支持部13における便座支持部位131の中心を回動中心軸として回動する。便座ユニット20が便座非使用位置に近づいていくと、収容部212の上側の壁部が支持部13と起立部12の間の空間S(三角形状の空間)に入り込んでいく。便座ユニット20が便座非使用位置に到達すると、収容部212の上側の壁部が支持部13と起立部12の間の空間に入り込んだ状態となる(図4参照)。
このように、窪み213は、便座非使用位置に位置する便座ユニット20と支持部13の干渉を防止する。窪み213の大きさは、便座非使用位置に位置する便座ユニット20と支持部13が重なる部分以上の大きさに設定されるところ、本実施形態における支持部13は上述したような傾斜した形状であるため、窪み213の大きさを小さくすることができる。本実施形態の支持部13は上述したような傾斜した形状であり、この支持部13と起立部12との間の三角形状の空間Sに、便座非使用位置に位置する便座ユニット20における収容部212の上側の壁部の一部が入り込むからである。仮に、回転中心軸が同じで、支持部13が傾斜した形状でなく(前後方向に沿った形状であり)、傾斜した支持部13と起立部12との間の三角形状の空間が存在しない構成であるとすると、空間に入り込むために干渉しなかった部分にまで窪み213を形成しなければならないから、窪み213が大きくなり、目立ってしまう。つまり、本実施形態では、支持部13が上述したような傾斜した形状であるから、窪み213を小さくすることができ、見た目がよくなる。なお、支持部13と起立部12の間の三角形状の空間Sの略上下方向における大きさによっては、窪み213を無くすこと(便座ユニット20が便座使用位置に位置している状態においてほとんど見えなくなる状態をいう。以下同じ)ができる。
窪み213をさらに小さくするためには、支持部13を以下のような形状とすればよい。図5(a)に示す支持部(第一変形例にかかる支持部13a)は、上述した傾斜した支持部13aの上側の一部が切り欠かれた形状を有する(切欠き132aが形成された)ものである。便座非使用位置に位置する便座ユニット20における収容部212の上側の壁部の一部は、第一変形例にかかる支持部13aの切欠き132aに入り込むことになる。そのため、この切欠き132aの略上下方向における長さ分、窪み213を小さくすることができる。また、当該切欠き132aの大きさによっては、窪み213を無くすことができる。
また、支持部の別の変形例(第二変形例にかかる支持部13b)としては、図5(b)に示す構造のものが挙げられる。第二変形例にかかる支持部13bは、起立部12に連なる箇所から前方に延びる(前後方向に沿う)部分と、この前方に延びる部分133bから上方に延びる(上下方向に沿う)部分と、を有する、略「L」字状に形成されたものである。上方に延びる部分134bの先端側に、便座支持部位131が設けられる。便座非使用位置に位置する便座ユニット20における収容部212の上側の壁部の一部は、上方に延びる部分134bと起立部12との間の空間Sbに入り込むことになる。そのため、この上方に延びる部分134bと起立部12との間の空間Sbの略上下方向における長さ分、窪み213を小さくすることができる。また、当該空間の大きさによっては、窪み213を無くすことができる。
以上説明した本実施形態にかかる人体局部洗浄装置1は、便座ユニット20を回動自在に支持する支持部13が、起立部12から前側に延びる形状を有するものであるから、便座ユニット20の収容部212の下側には、支持部13が挿入される窪み213によって分断されていない、幅方向に連続する収容空間が存在する。したがって、洗浄用部品22が収容される収容部212の収容効率を向上させることができる。また、便座ユニット20を回動させ開状態としたとき、前方に居る使用者から見える便座ユニット20の裏面に、支持部13と干渉しないようにするための窪み213を、従来技術(上記特許文献1)よりも小さく形成すること、またはこのような窪み123を無くすことができる。そのため、清掃性や意匠性が向上する。
また、支持部13はベース部11表面より上側に突出したものではないし、起立部12はベース部11の後端縁から起立した部分であるから、ベース部11表面は(起立部12が形成された後端縁を除き)フラットである。つまり、ベース部11(固定部材10)の清掃性に優れる。この清掃性を向上させるため、便座ユニット20の回転中心軸の位置は、以下のように設定するとよい。
便座ユニット20の回転中心軸は、上下方向における固定部材10のベース部11との距離をD1、前後方向における収容部212の後端面との距離をD2とすると、D1−D2の値D3が、手を挿入することが可能な距離となるように設定される(図6参照)。つまり、距離D3は、便座ユニット20が便座非使用位置に位置したときにおける、固定部材10のベース部11と収容部212の後端面との間に生ずる隙間の大きさであるから、この隙間の大きさが手を挿入することが可能な大きさに設定されることで、固定部材10のベース部11上が清掃しやすくなる。具体的には、距離D3は12mm以上に設定するとよい。これは、「電気用品の技術標準の解説(発行所;社団法人日本電気協会、発行日;平成22年8月10日)」に記載の試験指のサイズが直径12mmであることに基づき設定される寸法である。
本発明の第二実施形態にかかる人体局部洗浄装置2について、図7〜図12を参照して説明する。なお、以下の説明は、上記第一実施形態にかかる人体局部洗浄装置1と異なる点についてのみ説明し、当該人体局部洗浄装置1と同様の構成が適用できる点については説明を省略する。
本実施形態にかかる人体局部洗浄装置2は、便器90の便鉢を塞ぐ全閉位置と、便鉢を開放する全開位置との間を回動自在に設けられた便蓋部材40を備える。便蓋部材40は、便座ユニット20に対して回動自在に支持されている。便蓋部材40の回動中心軸は、便座ユニット20の回動中心軸と同じである。人体局部洗浄装置2には、当該便蓋部材40のストッパ機構が設けられている。かかるストッパ機構は、便蓋部材40が全開位置に位置した状態において、便座ユニット20を回動させたとき、それにつられて便蓋部材40が動いてしまわないようにするための機構である。
図8に示すように、固定部材10の起立部12における幅方向両側の上端には、ストッパ部材30が設けられている。ストッパ部材30は、その上端に突出した凸部31を有する。凸部31は、後側に向かって突出した突起である。凸部31は、少なくともその先端の上部は、側方から見た形状が円弧状となるように形成されている。
ストッパ部材30は、起立部12の幅方向両側面に対して回転自在に支持されている。なお、ストッパ部材30は、支持部13に対し回動自在に支持されていてもよい。この回動中心軸は、便座ユニット20や便座部材21の回動中心軸と平行である。本実施形態では、起立部12に固定された中継部材を介してストッパ部材30が回転自在に支持されている。中継部材とストッパ部材30の間には、一端が中継部材に、他端がストッパ部材30に係合したねじりコイルばね32が設けられている。ねじりコイルばね32は、後側に向かって突出した凸部31がその突出方向(すなわち後側)に向かって回動する方向にストッパ部材30を付勢する。中継部材には付勢されたストッパ部材30がその付勢された方向に回動することを阻止する規制部33が設けられている。つまり、ストッパ部材30に何も力が作用していないときには、ストッパ部材30は規制部33に接触した状態にある。そのため、ストッパ部材30は、それ以上付勢された方向に回動することができないが、付勢された方向の反対方向に、ねじりコイルばね32の付勢力以上の力が加わった場合には当該反対方向に回動することが可能である。すなわち、ストッパ部材30の凸部31は前側に変位(移動)可能である。ストッパ部材30にある力が作用し、凸部31が前側に変位した後、その力が取り払われたときには、ねじりコイルばね32の付勢力によって凸部31は後側に変位し、原位置に戻る。
便蓋部材40の上側の壁部41における後方には、上方に向かって窪む凹部411が形成されている(図10〜図12参照)。凹部411の大きさは、ストッパ部材30の凸部31が入り込むことができる大きさである。具体的には、凹部411内に凸部31が入り込んだとき、凸部31の外面と凹部411の内面の少なくとも一部が接触し、凹部411外に移動しようとする凸部31に対し、摩擦抵抗が生じるように、両者の大きさが設定されている。
全閉位置に位置する便蓋部材40が全開位置に向かって回動すると、その凹部411が凸部31に近づいていく(図10参照)。そして、便蓋部材40が全開位置に到達する直前には、壁部41の内面における凹部411の周囲が凸部31に接触する。そこからさらに便蓋部材40が全開位置に移動するにつれて、凹部411の周囲に凸部31が押され、ねじりコイルばね32の付勢力に抗して凸部31が前側に変位するようにストッパ部材30が回動していく(図11参照)。最終的に便蓋部材40が全開位置に到達すると、ねじりコイルばね32の付勢力によって凸部31が後側に変位するようにストッパ部材30が回動し、凸部31が凹部411内に入り込んだ状態になる(図12参照)。これにより、便蓋部材40は、上記摩擦抵抗やねじりコイルばね32の付勢力の分、ストッパ部材30を介して固定部材10に軽く引っ掛けられたような状態となるから、当該状態で便座ユニット20を回動させても、それに伴って便蓋部材40が動いてしまうことはない。
全開位置に位置した便蓋部材40を全閉位置に向けて回動させると、ストッパ部材30は固定部材10に固定されていて動かないのであるから、凸部31が凹部411から外れる。その際に上記摩擦抵抗やねじりコイルばね32の付勢力が作用するがその大きさは小さなものであるため、便蓋部材40の閉方向への回動操作に与える影響はほとんどない。すなわち、上記摩擦抵抗やねじりコイルばね32の付勢力の大きさは、便座ユニット20を回動させてもそれに伴って便蓋部材40が動いてしまうことがない範囲で、できる限り小さくなるように凸部31や凹部411の形状を設定することが望ましい。
このように本実施形態にかかる人体局部洗浄装置2によれば、便蓋部材40が全開位置に向かって回動したとき、便蓋部材40で押された凸部31が一旦前側に変位した後に、後側に変位して凹部411に入り込むこととなるから、凸部31や凹部411が削れてしまうことを抑制することができる。また、全開位置に向かって回動する便蓋部材40に作用する抵抗が小さくなるから、便蓋部材40の回動操作がスムーズになる。
また、ストッパ部材30の凸部31は、少なくともその先端の上部が円弧状に形成されている。全開位置に向かって回動する便蓋部材40は、当該円弧状の部分に接触しながら、凸部31を前側に押し込む。つまり、便蓋部材40が凸部31に接触した後、凸部31の前側への変位量がだんだんと大きくなっていく構成であるから、凸部31に対する負荷(作用する力)が一気に大きくなることを抑制することができる。つまり、凸部31が削れてしまうことを抑制する効果がさらに向上するし、便蓋部材40の回動操作をスムーズにする効果もさらに向上する。なお、便蓋40と接触する凸部31の先端の上部は、テーパ形状でもよい。また、凸部31に接触する便蓋40が全開位置に向かって回動する際に、便蓋40の凸部31と接触する角部は、円弧状またはテーパ状であるとよい。このような構成とした場合にも同様の効果が奏される。
本実施形態では、ストッパ部材30に凸部31が、便蓋部材40に凹部411が形成される構成であるが、その逆であってもよい。前側に変位可能かつ付勢部材によって後側に付勢された凹部411がストッパ部材30に形成され、全開位置に位置するときに当該凹部411に係合する凸部31が便蓋部材40に形成された構成としてもよい。
なお、上述した特許文献1(特開2006−37405号公報)に記載の人体局部洗浄装置では、固定部材10に形成された凹部411と便蓋部材40に形成された凸部31が係合することによって、便座ユニット20を回動させたときに便蓋部材40が動いてしまわないようにする構造が開示されている(特許文献1の図10等参照)。しかし、特許文献1に記載の装置は、固定部材10に設けられた凹部411が変位可能に構成された構成ではないため、便座ユニット20を全開位置に回動操作する度に凸部31と凹部411が無理に他の部材に接触したりすることによって削れてしまうおそれがある。また、便蓋部材40に設けられた凸部31に作用する大きな抵抗力によって、円滑な回動操作が妨げられてしまうという問題もある。
図8に示すように、本実施形態におけるストッパ部材30は、支持部13に隣接して設けられている。具体的には、支持部13がストッパ部材30の回動を阻害しない範囲において、幅方向における両者の距離ができるだけ小さくなるように設定されている。このようにする利点は以下の通りである。
上述したように、便座ユニット20には、支持部13を挿入するための窪み213、およびこの窪み213に連なる便座非使用位置に位置する便座ユニット20とストッパ部材30の干渉を防止するための逃がし溝214が形成される。固定部材10に取り付けられるストッパ部材30が設けられた構成とする場合であって、便座ユニット20(の回動中心)と固定部材10の距離をできるだけ小さくするためには、ストッパ部材30と回動する便座ユニット20の干渉を防止するための逃がし溝214を便座ユニット20に形成する必要が生ずる。便座ユニット20(の回動中心)と固定部材10の距離を小さくすると、便座ユニット20の収容部212の回動軌跡に、ストッパ部材30の一部が入り込んでしまうからである。
本実施形態では、支持部13に隣接してストッパ部材30が設けられているから、支持部13との干渉を防止するための窪み213と、ストッパ部材30との干渉を防止するための逃がし溝214とを、便座ユニット20に一体に形成することができる(図9参照)。すなわち、支持部13とストッパ部材30が幅方向に離れて設けられている場合には、それぞれの逃がしを分離して形成しなければならないところ、本実施形態では幅方向に並んで設けられているため、一の支持部13と一のストッパ部材30に対する逃がしを一体にすることができる。そのため、便座ユニット20に形成される逃がしの数が多くなることによる意匠性の低下が抑制される。
また、便座ユニット20に上記逃がし溝214が形成されない構成とすることもできる。図13に示すように、便座ユニット20を回動させたときの回動中心Cと便座ユニット20の外形面Sとの距離(本実施形態では、上面との距離D1や、曲面との距離D2)が、回動中心Cとストッパ部材30の距離D3よりも短くなるように(D1<D3かつD2<D3となるように)設定すればよい。つまり、回動中心Cと便座ユニット20の外形面Sが最も離れた個所の距離が、回動中心Cとストッパ部材30の距離D3よりも短くなるようにすればよい。本実施形態のストッパ部材30のように、前側に変位可能であるものであれば、距離D3は便蓋部材40によって最も前側に変位したときのストッパ部材30と回動中心Cの最短距離ということになる。このようにすれば、上記のような逃がし溝214を形成しなくても、便座ユニット20とストッパ部材30の干渉が防止できる。そのため、便座ユニット20の意匠性および清掃性が向上する。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
1、2 人体局部洗浄装置
10 固定部材
11 ベース部
12 起立部
13 支持部
13a 第一変形例にかかる支持部
132a 切欠き
13b 第二変形例にかかる支持部
133b 前方に延びる部分
134b 上方に延びる部分
20 便座ユニット
21 便座部材
211 便座部
212 収容部
213 窪み
214 逃がし溝
22 洗浄用部品
30 ストッパ部材
31 凸部
32 ねじりコイルばね
40 便蓋部材
411 凹部
C 便座ユニットの回動中心
S 便座ユニットの外形面

Claims (8)

  1. 便器に取り付けられる固定部材と、
    この固定部材に接続される便座部材、およびこの便座部材に形成される収容部に収容された洗浄用部品を有する便座ユニットと、
    を備え、
    前記固定部材は、便器に接続されるベース部、このベース部から上側に延びる起立部、およびこの起立部から前側に延びる支持部を有し、
    当該支持部に対し、前記便座ユニットが回動自在に支持されていることを特徴とする人体局部洗浄装置。
  2. 前記支持部は、前記起立部に連なる箇所から前記便座ユニットが支持される箇所にかけて、上方に向かうように傾斜した形状であり、
    前記便座ユニットが便座非使用位置に位置するとき、前記支持部と前記起立部との間に当該便座ユニットの一部が入り込むことを特徴とする請求項1に記載の人体局部洗浄装置。
  3. 前記支持部の上側の一部は切り欠かれており、
    前記便座ユニットが便座非使用位置に位置するとき、前記支持部の切り欠かれた箇所に当該便座ユニットの一部が入り込むことを特徴とする請求項2に記載の人体局部洗浄装置。
  4. 前記支持部は、前記起立部に連なる箇所から前方に延びる部分と、この前方に延びる部分から上方に延びる部分を有し、当該上方に延びる部分に前記便座ユニットが支持されており、
    前記便座ユニットが便座非使用位置に位置するとき、前記支持部の上方に延びる部分と前記起立部との間に当該便座ユニットの一部が入り込むことを特徴とする請求項1に記載の人体局部洗浄装置。
  5. 前記便座ユニットに対して回動自在に支持された便蓋部材には、凹部または凸部が形成され、
    前記固定部材には、前記便蓋部材が全開位置に位置するときに当該便蓋部材に形成された凹部または凸部に係合する凸部または凹部が形成されたストッパ部材が設けられ、
    当該ストッパ部材は、前記支持部および前記起立部の少なくともいずれか一方に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の人体局部洗浄装置。
  6. 前記ストッパ部材の凸部または凹部は、前側に変位可能であるとともに後側に向かって付勢されていることを特徴とする請求項5に記載の人体局部洗浄装置。
  7. 前記ストッパ部材には、前記便蓋部材に形成された凹部に係合する凸部が形成され、この凸部は、少なくともその先端の上部が円弧状またはテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の人体局部洗浄装置。
  8. 前記便座ユニットを回動させたときの回動中心と前記便座ユニットの外形面との距離は、前記回動中心と前記ストッパ部材との距離よりも短いことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の人体局部洗浄装置。
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