JP2014227293A - 画像形成装置 - Google Patents

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斉藤 洋
Hiroshi Saito
洋 斉藤
藤田 啓子
Keiko Fujita
啓子 藤田
盛 秀樹
Hideki Mori
秀樹 盛
一史 久保田
Hitoshi Kubota
一史 久保田
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Abstract

【課題】
従来の時間当たりの処理枚数が片面印刷時と同等の両面印刷記録装置は、搬送速度を増速する制御を行っており、騒音が課題となっていた。
【解決手段】
シートを反転搬送するローラ対が駆動するときの速度を一定にし、かつ、複数枚のシートに連続して両面画像形成をするときに、シートを循環搬送する搬送路の経路長よりも搬送路内を循環する複数枚のシートの長さの和が長いときは反転ローラ対を離間させ、反転ローラ対の位置を搬送される2枚のシートがすれ違い搬送されるようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記録シートの第1面に記録を行った後、そのシートを反転搬送して第2面に記録を行い、これを複数枚連続して行う画像形成装置に関する。
近年、資源を有効利用して自然環境を保護する観点から、画像形成装置においてもシートの表面(第1面)と裏面(第2面)に印刷を行なうことができる両面画像形成装置が製品化されている。両面画像形成装置で両面画像形成を行なう場合には、まず最初に転写部にてシートの表面に画像を印刷する。その後、シートを両面搬送部に搬送してそこで記録シートの反転を行なった後に、そのシートを転写部に再給送して、今度はその裏面に画像の印刷を行なうのが一般的である。
このような画像形成装置においては、最も使用頻度の高いシートのサイズを基準にして循環搬送路が設計されている。従って、基準となったシートに両面画像形成するときは画像形成効率が最大となる。一方、基準となったシート以外のサイズのシートを用いた両面画像形成では、画像形成効率が低下してしまうという問題がある。
そこで、従来は裏面の画像形成において、シートを転写部に再給送する両面搬送部における搬送速度をシートサイズに応じて増速させることで両面画像形成時の画像形成効率を片面印刷時と同等にしていた(特許文献1)。
特開平9−40303号公報
しかしながら、従来の両面画像形成装置は搬送速度を増速することによって騒音が発生してしまったり、電力消費量が増加してしまう課題があった。そこで、本発明の目的は、シートの搬送速度を増速せずに効率よく両面画像形成が可能な画像形成装置を提供するものである。
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、シートの両面に画像形成するためのシート循環搬送路を有する画像形成装置において、画像転写部においてシートに画像を転写する画像形成手段と、前記画像転写部を通過したシートを反転搬送するために正逆回転可能であり、かつ、接離可能な第1の回転体対と、前記第1の回転体対により搬送されたシートを再び前記画像転写部へと搬送するための第2の回転体対と、前記画像転写部を通過したシートを前記第1の回転体対又は排出部へ搬送する第3の回転体対と、前記シートの搬送を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記各回転体対が駆動するときの速度を一定にし、かつ、複数枚のシートに連続して両面画像形成をするときに、前記第1の回転体対から前記第2の回転体対、前記画像転写部、前記第3の回転体対を経て前記第1の回転体対に至る循環搬送路の経路長よりも、前記搬送経路内を同時に循環搬送される所定枚数のシートの搬送方向長さ及びそれぞれのシート間の間隔の和が長いときは、前記第1の回転体対の位置を2枚のシートが搬送される際に前記第1の回転体対を離間させて前記2枚のシートをすれ違い搬送することを特徴とする。
本発明によれば、基準となるシート以外であってもシートの搬送速度を増速せずに片面印刷時と同等の画像形成効率とすることができる。このため、増速による騒音の増大や電力消費量の増加が発生せず、従来の両面画像形成装置に対して静音化と省電力化を図ることができる。
第1実施形態の画像形成装置の断面図である。 第1実施形態のシート搬送部の図である。 図1の部分詳細図である。 第1実施形態の群の分類および生産性、循環枚数を示す図である。 第1実施形態の画像形成順序を示す図である。 中サイズ1のシートの成立条件を示す図である。 中サイズ2のシートの成立条件を示す図である。 第1実施形態の搬送パス長さを説明する図である。 第1実施形態のシート搬送装置の搬送制御部を示す図である。 第1実施形態の制御のフローチャート図である。 1枚循環のシートの搬送順序を示す図である。 第1実施形態のシート搬送工程を示す図である。 第1実施形態のシート搬送工程を示す図である。 第2実施形態の画像形成装置の断面図である。 第2実施形態のシート搬送部の図である。 図14の部分詳細図である。 第2実施形態の群の分類および生産性、循環枚数、使用比率を示す図である。 第2実施形態の画像形成順序を示す図である。 第2実施形態の搬送パス長さを説明する図である。 第2実施形態のシート搬送装置の搬送制御部を示す図である。 第2実施形態の制御のフローチャート図である。 第2実施形態のシート搬送工程を示す図である。 第2実施形態のシート搬送工程を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
(画像形成手段の説明)
図1は、第1実施形態の画像形成装置1の断面図である。画像形成装置1は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の各色の画像形成手段10を備えている。感光ドラム11は、帯電器12によってあらかじめ帯電される。
その後、感光ドラム11は、レーザスキャナ13によって、潜像を形成されている。潜像は、現像器14によってトナー像になる。感光ドラム11のトナー像は、一次転写ローラ17によって、中間転写ベルト21に順次転写される。転写後、感光ドラム11に残ったトナーは、クリーナ15によって除去される。この結果、感光ドラム11の表面は、清浄になり、次の画像形成に備える。
前記中間転写ベルト21に転写されたトナー像は、二次転写ローラ22へのバイアス印加によって画像転写部を形成する二次転写ローラ22と中間転写ベルト21とのニップ部において搬送されるシートに転写される。そして、トナー像が転写されたシートは加圧ローラと加熱ローラのローラ対で構成された定着器50によって定着された後、片面印刷の場合は排出部へ排出され、両面画像形成の場合は反転搬送部へと搬送される。
(シート搬送部の説明)
次にシートを搬送するシート搬送部について説明する。図1に示すシート搬送部は、シートを蓄えておく給送カセット30と、シートを排出もしくは反転するための反転排出部74を備えている。
図2は、画像形成装置1の搬送パスの模式図である。給送パス71は、給送カセット30にあるシートSを送り出すためのパスで、第1の合流点81で両面搬送パス75と合流する。
転写後パス72は、二次転写ローラ22から反転ローラ対(第1の回転体対)38を結ぶパスである。また、転写後パス72の途中には第1の分岐点82と第2の分岐点84があり、それぞれの分岐点から排出パス76と両面搬送パス75が延びる。排出パス76には、排出ローラ対37が備えられている。一方、両面搬送パス75には、両面ローラ対(第2の回転体対)39が備えられている。両面ローラ対39は、モータ39Mによって他のローラとは独立して停止および駆動を切り替えられる。尚、本実施形態の全ローラは、駆動時のシートの搬送速度は皆一定である。
次に反転排出部74について説明する。図3は図1の反転排出部74の部分詳細図であり、図3(a)、(b)は排出および反転の各搬送モードにおける各フラッパの待機位置を示した図である。排出ローラ対37は、処理済みのシートを機外に搬送するためのローラである。反転ローラ対38は、シートを反転するためのローラで、ソレノイド38Sによってローラ対が接離可能に構成されている。これにより、反転ローラ対38はシートに対して離間および接触の切り替えが可能で、更にモータ38Mによって回転方向を切り替えることができる。
フラッパ43は、図3(a)に示す位置に待機しており、ソレノイド43Sによって図3(b)の位置へ切り替えが可能である。フラッパ位置を切り替えることで、中継ローラ対(第3の回転体対)36から搬送されるシートを排出ローラ対37あるいは反転ローラ対38へ搬送することができる。
以下、給送から排出までの一連の流れについて説明する。まず、片面印刷時の流れについて説明する。シートSは、給送カセット30からピックアップローラ31によって1枚ずつ送り出され、レジストローラ対33に送り込まれる。レジストローラ対33は、シートSを一旦受け止めて、シートSが斜行している場合に真っ直ぐに直す。そして、レジストローラ対33は中間転写ベルト21上のトナー像と同期を取り、シートSを中間転写ベルト21と二次転写ローラ22との間に送り込む。
中間転写ベルト21上のカラーのトナー像は、転写体である例えば二次転写ローラ22によってシートSに転写される。その後、シートSのトナー像は、シートSが定着器50によって、加熱加圧されることでシートSに定着される。その後、シートSは中継ローラ対36を通過して第1の分岐点82で排出ローラ対37に向かって搬送され、シート排出部である排出トレイ61に排出される。
次に両面画像形成時の紙の搬送順序とそれに伴う画像形成装置1の動作について説明する。片面印刷時と同様の工程でシートSの先端がフラッパ43の回転軌跡の手前に差し掛かると、フラッパ43が図3(b)の位置に切り替わり、反転ローラ対38への経路が開く。そして、シートSは矢印K方向に回転する反転ローラ対38によって排出トレイ61に向けて搬送される。
更にシートSの後端が反転点202に達すると、フラッパ43が図3(a)の位置に切り替わり、更に反転ローラ対38の回転が矢印N方向に切り替わり、シートSをスイッチバック搬送して、図1に示す両面搬送パス75に向けて搬送する。その際にシートSの反転が行われる。尚、反転ローラ対38の回転方向が切り替わる際にシートを一旦停止させてもよい。その後、シートSは両面搬送パス75ある両面ローラ対39によって搬送され、合流点81に至り、片面印刷時と同様の工程を経て、排出トレイ61に排出される。
(使用可能なシートのサイズと生産性)
図4(a)に第1実施形態の画像形成装置1で使用可能なシートサイズと生産性(時間当たりの処理枚数)を示す。図のように第1実施形態では、画像形成装置1で両面画像形成可能なシートをサイズに応じて2つの群に分け、それぞれ生産性を設定している。このように複数のサイズを群にまとめることで制御を簡略化している。
(画像形成シーケンス)
次に画像形成シーケンスについて説明する。図5は画像転写位置である二次転写ローラ22を通過する順序を示した図である。横方向は時間を示す。実線枠はシート表面に画像形成が行われることを示す。点線枠は画像形成が行われないが、画像形成に相当するタイミングを示す。塗潰しで示した四辺形は裏面の画像形成を示す。枠内の文字はシートの搬送順序および搬送枚数を示す。即ち、S1の次にS2、S3という順序で搬送が行われる。
本発明の画像形成装置1のシート搬送装置は、シートの表面と裏面の両面に画像を印刷する両面画像形成時に2枚以上の記録シートに連続印刷をするときには、効率的な画像形成を行なって待ち時間を少なくするため、以下の方法を取っている。
シートの長さをLとした時、1枚目のシートS1の表面の画像形成の次に所定の間隔gを置いてシート1枚分の間隔L(H1部)が確保される。そして再び間隔gを置いて2枚目のシートS2の表面に画像形成が行わる。そして、2枚目のシートS2への表面の画像形成に続き、間隔gを置いて1枚目のシートS1の裏面の画像形成が行われる。引き続き、間隔gを置いて3枚目のシートS3の表面の画像形成、間隔gを置いて2枚目のシートS2の裏面の画像形成、間隔gを置いて4枚目のシートS4の表面の画像形成、というように順番に画像形成が行われる。表面を印刷されたシートが再び転写部に到達して裏面を印刷するまでの時間T1の間に搬送経路内に同時にシートが3枚分あることから、3枚循環構成と呼称する。
(シート搬送装置の搬送パス経路長)
次に第1実施形態のシート搬送装置の搬送パスの経路長について説明する。まず、中サイズ1および中サイズ2のシートにおいて、両面画像形成する場合に全ローラの駆動時の搬送速度が一定で片面同等の生産性を達成するための成立条件について説明する。
図6は両面画像形成時に用いる両面搬送パス402を簡略化した図で、中サイズ1のシートを3枚循環で両面画像形成する場合の成立条件を示す図である。太点線は後にシートが配置されるスペースを示す。両面搬送パス402内でシートを循環する経路長Ld2と反転時に反転ローラ対38から機外に飛び出すシート長さLc2の和が中サイズ1のシート3枚分とシート間隔3個分の長さになるようにシート経路長Ld2を規定したことで常に紙間をgにできる。それによって搬送速度一定で片面同等の生産性を達成できる。更に反転ローラ対38の離間が不要で、両面搬送パス75でシートを待機させる必要も無い。
一方、図7は中サイズ2のシートを複数枚循環させて両面画像形成する場合の成立条件を示す図である。反転後に再び転写部に送られたシートSdと反転を行うために機外へ向けて搬送されるシートSeとの間にはシート間隔gが空けられている。図7は、シートSeの後端が中継ローラ対36を通過した時のシート配置を示している。
図7に示す状態では経路長Lb2に対してシートSdの長さLl2とシート間隔gを合わせた長さのほうが長い。このとき、シートSdの後端が反転ローラ対38を抜けていないため、反転ローラ対38が離間している。そのため、反転ローラ対38でシートSeを挟持できず、シートSeを搬送するローラが無いため、シートSeを搬送できない。そのため、経路長Lb2がシートSdとシート間隔gよりも大きくなければならない。
また、搬送パス長さが中サイズ1の場合に離間およびシートの待機を必要としない長さなので、中サイズ2の場合はパス長さが短い。そのため、反転ローラ対38を離間してすれ違い搬送を行うことと両面搬送パス75でシートを待機させることが必要となる。
以下、図8を参照して循環搬送する両面搬送パス402の搬送パス長さについて詳細に説明する。反転ローラ対38から両面ローラ対39や定着器50等を経由して再び反転ローラ対38に達するシート循環搬送路を循環経路長La2(Ld2+2×k2)とする。また、反転時に反転ローラ対38から機外に飛び出すシートの長さをLc2とし、中サイズ1の群で最大のシートの長さをLs2とする。この場合、前記シート長さLs2のシートが最も使用比率が高いシートであり、このサイズのシートが画像形成装置における基準となるシートとなる。そして、片面印刷時のシート間隔をgとし、反転ローラ対38のニップ位置とこの位置よりも上流側の反転点202の距離を搬送しろk2とすると、
La2+Lc2−k2≦3×Ls2+3×g
にする。
シートの両面搬送パスの経路長(La2+Lc2−k2)のk2は、反転の際、搬送方向の先端が反転点202の位置に代わってスイッチバックされるため、k2分短くなる。上式が等号の時、3枚のシートの間隔を全てgとして両面画像形成が可能であるため、反転ローラ対39を離間せずに生産性を片面同等で両面画像形成が可能になる。また、反転ローラ対38を離間させてすれ違い搬送を行い、両面ローラ対39を停止させて、シートを待機させることで、更に短いパス長にできる。また、Lc2は、(Ls2−k2)に等しいため、
La2+Ls2−2×k2≦3×Ls2+3×g
∴La2≦2×Ls2+3×g+2×k2・・・(式1)
更にシートが反転部において停止する場合を考える。シートの搬送速度をv1とし、シートが反転部で待機する時間をt2とすると、
La2≦2×Ls2+3×g+2×k2−v1×t2
反転部であるシートが待機している間に他のシートは搬送され続けるため、最大でシートの前後のシート間隔(2×g)分短くなる。
第1実施形態の場合は、循環パスLa2の経路長を中サイズ1の時に反転ローラ対39を離間せずに生産性を片面同等で両面画像形成が可能な長さにしているため、
La2=2×Ls2+3×g+2×k2−v1×t2
但し、t2≦(2×g)/v1
また、反転ローラ対38から両面ローラ対39を経由して定着器50から中継ローラ対36に至るパスをLb2とする。そして、複数枚で循環搬送を行って両面画像形成が可能なシートの中で最大サイズをLl2とする。このとき、以下の関係を有するようにする。
Lb2≧Ll2+g
前述したように図7において、Ld2がシート長さ(搬送方向長さ)Ll2とシート間隔gの和よりも大きくないとシートSd2の後端が反転ローラ対38を抜ける前にシートSeの後端が中継ローラ対36を抜けてしまう。このため、シートSeを搬送できなくなってしまう。ゆえに(Ll2+g≦Lb2)でなければならない。
なお、本実施形態では3枚循環の例で説明したが、前記式1はnを整数としたとき、
La2≦2×n×Ls+(2×n+1)×g+2×k2
となる(本実施形態ではn=1)。
以下に搬送パスの経路長の具体例を挙げる。図4に示すように、中サイズ1の群で最大のシートの長さLs2が297mm、中サイズ2の群で最大のシート長さLl2が364mmで、間隔gを36mm、反転しろk2を5mm、搬送速度v1を100mm/s、待機時間tを0.5sとする。このとき、La2、Lb2は、
La2=2×297+3×36+2×5−100×0.5=662mm
Lb2≧364+36=400mm
上記寸法にすることで、各ローラの駆動時の回転数が一定の構成で片面同等の生産性で両面画像形成でき、静音化および省電力化が図れる。
また、本実施形態の構成は他のシートサイズの組み合わせであっても成り立つ。具体的には図4(b)に示すように小サイズの群で最大のシートの長さLs2が215.9mm、大サイズの群で最大のシート長さLl2が431・8mmで、間隔g、反転しろk2、搬送速度v1、待機時間tが上記と同じ場合、La2、Lb2は、
La2=2×215.9+3×36+2×5−100×0.5=549.8mm
Lb2≧431.8+36=467.8mm
(シート搬送装置の制御部の構成)
図9はフラッパ43と両面ローラ対39および反転ローラ対38を制御する搬送制御部240を示す図である。ユーザは、両面画像形成を行う前に操作部250によって両面画像形成モードを入力する。操作部250への入力信号は、制御手段であるCPU251へと送信される。CPU251は、入力情報をもとに演算し、メモリ252に記憶されたデータから両面搬送モードを決定する。また、必要に応じでデータをメモリ252に格納する。この結果をもとにソレノイド38S、43Sおよび、モータ38M、39Mへ出力信号を送信する。それによって、各モジュールの切り替えを行う。
(シート搬送装置の制御)
図10は第1実施形態の構成におけるシーケンスを決めるためのフローチャート図である。CPU251は、シート搬送を制御する制御手段を形成する。CPU251はユーザの入力した印刷枚数やシートサイズの両面画像形成入力情報をもとに図10のフローチャートを用いて循環枚数と反転ローラ対38の離間の有無、両面ローラ対39の回転及び停止の切り替えの有無を組合わせた両面画像形成モードを決める。
まず初めに印刷枚数が2枚以上であるかを判断する(ステップC1)。両面画像形成する枚数が1枚(1枚循環)の場合には、反転ローラ対38は離間せず、両面ローラ対39の停止もせずに両面画像形成する(ステップC5)。図11に1枚循環の時の搬送順を示す。1枚の時のシート間隔g’は表面印刷時のシートS1の後端か裏面印刷時のシートS1の先端までの距離である。第1の循環パスの経路長がLa1なので、シート間隔g’は、La1になる。
印刷枚数が2枚以上の所定枚数の場合、シートサイズが中サイズ1であるか判断する(ステップC2)。ステップC2でシートサイズが中サイズ1の場合は、3枚循環の両面画像形成を行う(ステップC4)。この時、反転ローラ対38は離間を行わず、両面ローラ対39も停止せずに片面同等の生産性で両面画像形成ができる。
一方、ステップC2でシートサイズが中サイズ1でない場合、即ちシートサイズが中サイズ2の場合は、中サイズ1と同様に3枚循環の両面画像形成を行う。この場合は反転ローラ対38の離間と当接の切り替えを行い、両面ローラ対39の停止と駆動を切り替えながら両面画像形成を行うことで片面同等の生産性で両面画像形成を行う(ステップC5)。
このような構成により、シートの搬送速度が一定のシート搬送装置で全てのシート群の生産性を片面印刷同等に両面画像形成でき、更に静音化および省電力化が図れる。
(シート搬送装置の両面搬送動作)
以下、図を参照し、中サイズ1のシートを両面画像形成する場合と、中サイズ2のシートを両面画像形成する場合の両面搬送動作について説明する。
(1)中サイズ1のシートを両面画像形成する場合
図12は中サイズ1のシート(長さLs2)を連続両面画像形成した場合の紙の搬送工程(3枚循環構成)を示している。図に示す実線の太線は搬送されるシートを示しており、点線の太線は画像形成が行われないが、画像形成に相当するシート位置を示す。また、シート近傍の直線矢印はシートの搬送方向を示している。
図12(a)は、両面画像形成するシート群の1枚目であるシートS1が給送された後、定着器50に達した状態を示した図である。
その後、表面に画像形成およびトナーの定着を終えたシートS1は、図12(b)に示すように反転ローラ対38によって一旦搬送パスの外に向けて搬送される。
やがて、シートS1の後端が図12(c)に示すように反転点202に達する。一方で、シートS2がピックアップローラ31によって搬送路に給送される。シートS2は、シートS1とシート1枚分の間隔Ls2とその前後に片面印刷時と同じシート間隔gを空けて給送される。ゆえにシートS2の先端は、シートS1の後端に対して「Ls2+2×g」遅れて給送される。
次にシートS1は、反転位置で時間t2だけ待機する。図12(d)は、シートS1がt2だけ待機した後の状態を示している。この間にもシートS2は搬送されるため、シートS1の後端とシートS2の先端の距離は、「Ls2+g−v1×t2」となる。その後、シートS1は反転ローラ対38によってスイッチバック搬送されることで先端と後端が入れ替わって、両面ローラ対39に向けて搬送される。
そして、図12(e)に示すようにシートS2は、先端が反転点202に達する。その時のシートS2先端とシートS1の後端の間には「2×g−v1×t2」のシート間隔があるため、「t2≦(2×g)/v」であればシート同士のすれ違いは起こらず、反転ローラ対38を離間する必要は無い。
一方、第1の循環パスの経路長La2が「2×Ls2+3g−v1×t2」で、シートS1とシートS2の長さがそれぞれ「Ls2」、第1の反転排出部74でのシートS1とシートS2とのシート間隔が「2×g−v1×t2」である。したがって、合流点81でのシートS2の後端とシートS1の先端のシート間隔は、「2×Ls2+3×g−v1×t2−(2×Ls2+2×g−v1×t2)=g」となる。ゆえにシートS1を待機させることなく、シートS2とシートS1のシート間隔をgにすることができる。
その後、表面の画像形成およびトナー像を定着されたシートS2は、図12(f)に示すように後端が反転点202に達する。一方、シートS1は裏面に画像形成およびトナー像の定着が行われる。
次にシートS2は、反転位置で時間t2だけ待機する。図12(g)は、シートS2がt2だけ待機した後の状態を示している。この間にもシートS1は搬送されるため、シートS1の後端とシートS2の先端の距離は、「Ls2+2×g」となる。その後、シートS2は、反転ローラ対38によってスイッチバック搬送されて先端と後端が入れ替わって、両面ローラ対39を経由して再び転写部に向けて搬送される。また、その間に裏面に画像形成およびトナー像を定着されたシートS1が排出ローラ対37によって排出トレイ61に向けて排出される。更にシートS3の画像形成が開始される。
その後、シートS3がシートS1の後端に対してgの間隔を置いて循環パスLa2内に搬送され、図12(h)に示すように表面に画像形成が行われる。その後、新たに給送される各シートが図12(e)〜図12(h)に示すシートS1、S2、S3の動作を繰り返し行うことで増速制御と駆動のON/OFF制御をせずに連続両面画像形成が行われる。
(2)中サイズ2のシートを両面画像形成する場合
図13は中サイズ2のシート(長さLl2)を連続両面画像形成した場合の紙の搬送工程(3枚循環構成)を示している。図に示す実線の太線は搬送されるシートを示している。また、シート近傍の直線矢印はシートの搬送方向を示している。
図13(a)は、両面画像形成するシート群の1枚目であるシートS1が給送された後、中継ローラ対36に達した状態を示した図である。
その後、表面に画像形成およびトナーの定着を終えたシートS1は、反転ローラ対38によって一旦搬送パスの外に向けて搬送され、後端が図13(b)に示すように反転点202に達する位置で一旦停止する。
その後、シートS1は反転ローラ対38によってスイッチバック搬送されることで先端と後端が入れ替わって、図13(c)に示すように両面ローラ対39に向けて搬送される。一方で、シートS2がピックアップローラ31によって搬送路に給送される。
そして、図13(d)に示すようにシートS1の先端が両面ローラ対39に達すると、反転ローラ対38が離間する。
更に図13(e)に示すようにシートS1の先端が合流点81よりもgだけ手前の位置に達すると、両面ローラ対39が停止することで、シートS1が待機する。その間にもシートS2は搬送され、表面に画像形成およびトナーの定着が成される。
その後、シートS2の先端が反転ローラ対38を通過すると、図13(f)に示すように待機しているシートS1すれ違い搬送される。
その後、シートS2の後端が第1の合流点81に達すると、図13(g)に示すように両面ローラ対39が回転して、シートS1がシートS2の後端から間隔gだけ遅れて搬送される。
更に図13(h)に示すようにシートS1の後端が反転ローラ対38を抜けると、反転ローラ対38の2つのローラが再び接触する。
そして、シートS2は、表面への画像形成およびトナーの定着を終えた後、図13(i)に示すようにシートS1の時と同様に反転ローラ対38によって両面ローラ対39に向けて搬送される。一方、シートS1は、裏面に画像形成およびトナー像を定着された後、排出ローラ対34によって排出トレイ61に向けて排出される。更にシートS3がピックアップローラ31によって搬送路に給送される。
その後、新たに給送される各シートが図13(d)〜図13(i)に示すシートS1、S2、S3の動作を繰り返し行うことで増速制御と駆動のON/OFF制御をせずに連続両面画像形成が行われる。
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態の構成について説明する。第2実施形態では、第1実施形態よりもサイズの種類が多く、最も大きいシートと最も小さいシートのサイズ差が大きい場合に静音化および省電力化が図れる構成である。転写部の構成は第1実施形態と同様であるため、省略する。
(シート搬送部の説明)
図14は、第2実施形態の画像形成装置2の断面図である。画像形成装置2は、第1実施形態の画像形成装置1に第1の反転排出部73と両面ローラ対(第2の回転体対)40、第2の排出トレイ62を設けた構成である。そのため、第1実施形態と同一構成のものには同一符号を付けている。また、各ローラの駆動時のシートの搬送速度は第1実施形態と同様にv1である。
両面ローラ対40は、両面ローラ対(第5の回転体対)39と同様にモータ40Mによって他のローラとは独立して停止および駆動を切り替えられる。また、第2実施形態の画像形成装置2は、2つの排出トレイが備えられており、第1の反転排出部73で排出したシートは第1の排出トレイ61へ積載され、第2の反転排出部74で排出したシートは第2の排出トレイ62に積載される。
図15は、画像形成装置2の搬送パスの模式図である。第2実施形態の搬送パスは第1実施形態の搬送パスにおける排出パス76を第2の排出パス76とし、第1の反転パス77と、第1の排出パス79、第1の反転両面パス78を加えた構成である。第1の反転パス77と第1の反転両面パス78は、転写後パス72から第3の分岐点85で分岐する。
第1の反転パス77には、正逆回転可能でシートをスイッチバック搬送できる第1の反転ローラ対(第4の回転体対)35が備えられており、スイッチバックされたシートは第1の反転両面パス78に導かれる。第1の反転両面パス78の対向側は、第2の合流点86で両面搬送パス75に合流している。第1の反転両面パス78は、転写後パス72から第4の分岐点83で分岐してシートを排出するためのパスである。
次に反転排出部74について説明する。図16は図14のDTの部分詳細図であり、図16(a)〜(c)は排出および反転の各搬送モードにおける各フラッパの待機位置を示した図である。
第1のフラッパ41と第2のフラッパ42は、図16(a)に示す位置に待機しており、ソレノイド41Sおよびソレノイド42Sによってそれぞれ独立して図16(c)の位置へ切り替えが可能である。フラッパ位置を切り替えることで、反転ローラ対38よりもシート搬送方向上流側に配置された定着器50から搬送されるシートを第1の排出ローラ対34あるいは中継ローラ対36へ搬送することができる。また、第3の分岐点85は、第1の反転ローラ対35で反転されたシートが両面ローラ対40へのパスと定着器50へのパスに分岐する点である。
以下、片面印刷時の動作について説明する。シートSは第1実施形態と同様の工程で定着器に達した後、予めユーザによって入力された情報をもとに第1の排出トレイ61と第2の排出トレイ62のどちらかに選択的に排出できる。第2の排出トレイ62に排出する時は、シートSが第1のフラッパ41の回転軌跡の手前に差し掛かると、第1、第2のフラッパ41、42が図16(c)の位置に切り替わって第2の反転排出部74へシートが搬送される。
次に両面画像形成時の動作について説明する。両面画像形成時にはシートサイズに応じて第1の反転排出部73もしくは第2の反転排出部74のどちらか一方でシートの反転を行う。第1の反転排出部73の場合には、片面印刷時と同様の工程でシートSの先端が第1のフラッパ41の回転軌跡の手前に差し掛かると、第1のフラッパ41が図16(b)の位置に切り替わる。そして、シートを第1の反転ローラ対35へと導き、第1の反転ローラ対35によって反転される。その後、両面搬送パス75を経由して再び転写部に至って裏面を印刷される。その間に第1のフラッパ41が図16(a)の位置に戻ることで、シートSが第1の排出ローラ対34によって排出される。
一方、第2の反転排出部74の場合には、片面印刷で第2の排出トレイ62に排出する時と同様の工程でシートSの先端が第3のフラッパ43の回転軌跡の手前に差し掛かると、第3のフラッパ43が図16(d)の位置に切り替わる。その後、第2の反転ローラ対38へ送られたシートSは反転された後、両面搬送パス75を経由して再び転写部に至って裏面を印刷される。その後、予めユーザによって入力された情報をもとに第1の排出トレイ61と第2の排出トレイ62のどちらかに選択的に排出する。
(使用可能なシートのサイズと生産性)
図17に第2実施形態の画像形成装置2で使用可能なシートサイズと生産性(時間当たりの処理枚数)を示す。図のように第2実施形態では、画像形成装置1で両面画像形成可能なシートをサイズに応じて4つの群に分け、それぞれ生産性を設定している。図の501は、第1の反転排出部73および第2の反転排出部74によって両面画像形成した時の生産性と循環所定枚数である。図に示すように第1の反転排出部73では小サイズのみ片面同等の生産性で両面画像形成可能で、第2の反転排出部74では、全てのサイズで片面同等の生産性で両面画像形成が可能である。
(画像形成シーケンス)
次に画像形成シーケンスについて説明する。第2実施形態では、第1実施形態で説明した3枚循環搬送(図18(a))に加えて、図17の501に示すように小サイズで5枚循環搬送を行う。図18(b)を参照して、5枚循環を説明する。
シートの長さをLとした時、1枚目のシートS1の表面の画像形成の次に所定の間隔gを置いてシート1枚分の間隔L(H1部)が確保される。そして再び間隔gを置いて2枚目のシートS2への表面の画像形成に続き、間隔gを置いて再びシート1枚分の間隔L(H2部)が確保される。間隔Lに続いて、間隔gを置いて3枚目のシートS3の表面の画像形成が行われる。そして、3枚目のシートS3への表面の画像形成に続き、S1の裏面の画像形成が行われる。引き続き、シート間隔gを置いて4枚目のシートS4の表面の画像形成、シート間隔gを置いて2枚目のシートS2の裏面の画像形成、シート間隔gを置いて5枚目のシートS5の表面の画像形成、というように順番に画像形成が行われる。表面を印刷されたシートが再び転写部に到達して裏面を印刷するまでの時間T2の間にシートが5枚分あることから、5枚循環構成と呼称する。
(シート搬送装置の搬送パスの経路長)
第1実施形態のシート搬送装置の搬送パスの経路長について説明する。図19は両面画像形成時に用いるシート搬送部を簡略化した図で、図19(a)はシートの両面搬送パスの全体図で、2つの両面搬送パスから成る。図19(b)と図19(c)は、それぞれ図19(a)の2つの両面搬送パスのうち一方を抜き出した図である。
図19(b)に示す両面搬送パス401は、小サイズのシートのみ3枚循環して両面画像形成が可能なパスである。図19(c)に示す両面搬送パス402は、中サイズ1および中サイズ2、大サイズのシートは3枚循環で両面画像形成し、小サイズのシートは5枚循環で両面画像形成が可能なパスである。
まず、図19(b)に示す第1の両面搬送パス401で両面画像形成する場合に全ローラの駆動時の搬送速度が一定で片面同等の生産性を達成するための成立条件について説明する。第1実施形態と同様で、第1の両面搬送パス401内でシートが循環する距離と反転時に第1の反転ローラ対35から機外に飛び出すシート長さの和が小サイズのシート3枚分とシート間隔gの3個分の長さになるように第1の循環パスLa1の経路長を規定する。これにより常に紙間をgにできる。それによって搬送速度一定で片面同等の生産性を達成できる。更に反転ローラ対38の離間が不要で、両面搬送パス75でシートを待機させる必要も無い。
また、第1の両面搬送パス401は小サイズのシートのみ複数枚循環印刷するので、Lb1は小サイズのシート1枚分とシート間隔の和よりも大きければよい。
次に図19(c)に示す第2の両面搬送パス402で両面画像形成する場合に全ローラの駆動時の搬送速度が一定で片面同等の生産性を達成するための成立条件について説明する。
中サイズ1で両面画像形成する場合の成立条件は第1実施形態と同様のため、省略する。
パス経路長が中サイズ1の場合に離間及びシートの待機を必要としない長さに設定してある。このため、中サイズ2で両面画像形成する場合は、第1実施形態同様に第2の反転ローラ対38を離間してすれ違い搬送を行うことと両面搬送パス75でシートを待機させることが必要となる。
大サイズで両面画像形成する場合の成立条件は、第1実施形態と同様の思想で、経路長Lb2が大サイズのシート長さとシート間隔よりも大きくなければならない。また、大サイズの場合も中サイズ2と同様に反転ローラ対38を離間してすれ違い搬送を行うことと両面搬送パス75でシートを待機させることが必要となる。
最後に小サイズで両面画像形成する場合の成立条件は、小サイズ2枚分の長さが大サイズ1枚分より長い場合、パスの経路長Lb2が小サイズのシート2枚分の長さとシート間隔1つ分よりも大きくなければならない。そうでない場合、シート間隔が大きくなってしまい、生産性が低下して片面同様の生産性を確保できなくなってしまう。また、小サイズの場合も反転ローラ対38を離間してすれ違い搬送を行うことと両面搬送パス75でシートを待機させることが必要となる。小サイズの場合には両面搬送パス75に2枚待機させる必要がある。
前記のように第1の両面搬送パス401と第2の両面搬送パス402の経路長をそれぞれ小サイズと中サイズ1のシート長さに合わせている理由は、図17の502に示すように小サイズと中サイズ1の使用比率が高いためである。このため、最も使用比率の高いシート及び2番目に使用比率が高いシートを、画像形成装置における基準にする。これによって、小サイズと中サイズ1の両面画像形成時に、反転ローラ対の離間と当接、両面ローラ対の駆動と停止に伴って発生する騒音を無くすことができる。
以下、第1の両面搬送パス401および第2の両面搬送パス402の搬送パスの経路長について詳細に説明する。まず、図19(b)に示す第1の両面搬送パス401について説明する。第1の反転ローラ対35から両面ローラ対39を経由して再び第1の反転ローラ対35に達する第1の循環パスをLa1とする。小サイズの群で最大のシートの長さをLs1、シート間の所定のシート間隔をgとする。また、第1の反転ローラ対35と第1の反転点201の距離を第1の搬送しろk1とし、シートの後端が第1の反転点201に達し、反転を開始するまでの待機時間をt1とすると、第1実施形態の考え方と同様のため、
La1=2×n×Ls1+(2n×n+1)×g+2×k1−v1×t2
但し、t1≦(2×g)/v1
n:整数(本実施形態ではn=1)
また、反転ローラ対35から両面ローラ対39を経由して定着器50に至るパスをLb1とする。なお、加圧ローラと定着ローラのローラ対で構成された定着器50はシートを搬送する搬送回転体(第6の回転体対)としても機能する。また、第1の両面搬送パス401で複数枚循環搬送を行って両面画像形成が可能なシートの中で最も大きいサイズをLl1とする。このとき、第1実施形態の考え方と同様に、
Lb1≧Ll1+g
ここで、第1の両面搬送パス401は、小サイズのシートのみ複数枚循環搬送が可能なので、
Ll1=Ls1
∴Lb1≧Ls1+g
一方、第2の両面搬送パス402においては、第2の循環パスLa2は、第1実施形態と同様である。そのため、中サイズ1の群で最大のサイズ(第3のサイズ)のシートの長さをLm2、整数をn(本実施形態ではn=1)とすると、
La2=2×n×Lm2+(2×n+1)3×g+2×k2−v1×t2
但し、t2≦(2×g)/v1
また、Lb2は、第2実施形態のようにシートのサイズによって3枚循環と5枚循環の2つの循環構成がある場合には、両方を考慮して決定する必要がある。5枚循環の場合は、3枚循環での1枚分のスペースに2枚分を配置することになる。そのため、大サイズの群で最大のシートの長さをLl2とし、小サイズの群で最大のシートの長さをLs2とすると、とすると、
Lb2≧Ll2+g
Lb2≧2×Ls2+g
以下に搬送パスの経路長の具体例を挙げる。図17に示したように、小サイズの群で最大のシートの長さLs1が215.9mm、中サイズ1の群で最大のシート長さLs2が297mm、大サイズの群で最大のシート長さLm2が431・8mmである。そして、間隔gを36mm、反転しろk2を5mm、搬送速度v1を100mm/s、待機時間を0.5sとすると、La2、Lb2は、
La1=2×215.9+3×36+2×5−100×0.5=499.8mm
Lb1≧215.9+36=251.9mm
La2=2×297+3×36+2×5−100×0.5=662mm
Lb2≧431.8+36=467.8mm
Lb2≧2×215.9+36=467.8mm
このように2つの両面搬送パスを設け、それぞれ対応したシートに合わせた搬送パスの経路長にすることで、サイズの種類が多く、最も大きいシートと最も小さいシートのサイズ差が大きい場合に第1実施形態よりも効果的に静音化および省電力化が図れる。第1実施形態の構成に比べて特にサイズの小さいシートに有効である。
(シート搬送装置の制御部の構成)
図20は第2実施形態の各フラッパおよび各ローラを制御する搬送制御部241を示す図である。ユーザは、両面画像形成を行う前に操作部250によって両面画像形成モードを入力する。ユーザの入力情報をもとに、第1実施形態に加えて第1のフラッパ41や第2のフラッパ42、第1の反転ローラ対35、両面ローラ対40の各モータおよびソレノイドの制御を行う。
(シート搬送装置の制御)
次に第2実施形態の制御について説明する。図21は第2実施形態の構成におけるシーケンスを決めるためのフローチャート図である。CPU251は、図21のフローチャートを用いて循環パス、循環枚数、反転ローラの離間の有無、両面ローラの回転および停止の切り替えの有無の4つの項目を組み合わせた両面画像形成モードを決める。
まず初めに印刷枚数が2枚以上であるかを判断する(ステップC11)。印刷する枚数が1枚(1枚循環)の場合には、シートサイズおよび排出位置によらずにパス長の短い第1の両面搬送パス401に搬送して両面画像形成する(ステップC15)。第1の両面搬送パス401で両面画像形成することで、駆動させるローラを削減できるため、静音化および省電力化が図れる。その後、ユーザの入力に従い、第1の排出トレイ61もしくは第2の排出トレイ62に排出する。
ステップC11で印刷枚数が2枚以上の場合、シートサイズが小サイズであるか判断する(ステップC12)。シートサイズが小サイズの場合は、排出位置が第1の排出トレイ61であるかを判断する(ステップC13)。排出位置が第1の排出トレイ61の場合には、第1の両面搬送パス401で3枚循環の両面画像形成を行う(ステップC17)。この時、第1の反転ローラ対35は離間を行わず、両面ローラ対39も停止せずに片面同等の生産性で両面画像形成ができる。
一方、ステップC13で排出位置が第1の排出トレイ61でない場合、即ち第2の排出トレイ62に小サイズのシートを排出したいときには、第2の両面搬送パス402で5枚循環の両面画像形成を行う(ステップC18)。この場合は、第2の反転ローラ対38の離間と当接の切り替えを行い、両面ローラ対39と両面ローラ対40の停止と駆動を切り替えながら両面画像形成を行うことで片面同等の生産性で両面画像形成を行う。このようにするのは、第1の循環パスLa1で3枚循環した場合には、排出するシートが反転中のシートに遮られて第2の反転排出部74に向かうことができないためである。
また、第1の排出トレイ61が例えば、排出したシートでいっぱいになって排出口が塞がれた場合にも同様のモードで第2の排出トレイ62へ排出する。
ステップC12でシートサイズが小サイズでない場合、更にシートサイズが中サイズ1であるかを判断する(ステップC14)。シートサイズが中サイズ1の場合、第2の両面搬送パス402で3枚循環の両面画像形成を行う(ステップC18)。この時、第2の反転ローラ対38は離間を行わず、両面ローラ対39と両面ローラ対40も停止せずに片面同等の生産性で両面画像形成ができる。
一方、ステップC14でシートサイズが中サイズ1でない場合、即ちシートサイズが中サイズ2もしくは大サイズの場合は、第2の両面搬送パス402で3枚循環の両面画像形成を行う。この場合には第2の反転ローラ対38の離間と当接の切り替えを行い、両面ローラ対39と両面ローラ対40の停止と駆動を切り替えながら両面画像形成を行うことで片面同等の生産性で両面画像形成を行う(ステップC19)。
このような構成にすることで、サイズの種類が多く、最も大きいシートと最も小さいシートのサイズ差が大きい場合にも生産性を片面印刷同等に両面画像形成でき、第1実施形態よりも効果的に静音化および省電力化が図れる。
(シート搬送装置の両面搬送動作)
以下、図を参照し、各サイズのシートで循環両面画像形成する時の両面搬送動作を説明する。尚、第2の両面搬送パス402による中サイズ1と中サイズ2の両面搬送動作は、第1実施形態と同様である。また、大サイズの両面搬送動作は中サイズ2と略同じであるため、省略する。そのため、以下では第1および第2の両面搬送パス401、402で小サイズのシートを両面画像形成した場合の両面搬送動作について説明する。
(1)第1の両面搬送パス401で小サイズのシートを両面画像形成する場合
図22を参照して説明する。尚、シート間隔の考え方は第1実施形態の中サイズ1のシートを両面画像形成した場合と同様であるため、説明を省略する。
図22は小サイズのシート(長さLs1)を第1の両面搬送パス401で連続両面画像形成した場合の紙の搬送工程(3枚循環構成)を示している。図に示す実線の太線は搬送されるシートを示しており、点線の太線は画像形成が行われないが、画像形成に相当するシート位置を示す。また、シート近傍の直線矢印はシートの搬送方向を示している。
図22(a)は、両面画像形成するシート群の1枚目であるシートS1が給送された後、レジストローラ対33に達した状態を示した図である。
その後、表面に画像形成およびトナーの定着を終えたシートS1は、図22(b)に示すように第1の反転ローラ対35によって一旦搬送パスの外に向けて搬送される。
やがて、シートS1の後端が図22(c)に示すように第1の反転点201に達する。一方で、シートS2がピックアップローラ31によって搬送路に給送される。
次にシートS1は、反転位置で時間t2だけ待機する。図22(d)は、シートS1がt2だけ待機した後の状態を示している。その後、シートS1は第1の反転ローラ対35によってスイッチバック搬送されることで先端と後端が入れ替わり、第1の両面ローラ対39に向けて搬送される。
その後、表面の画像形成およびトナー像を定着されたシートS2は、図22(e)に示すように後端が第1の反転点201に達する。一方、シートS1は裏面に画像形成およびトナー像の定着が行われる。更にシートS3がピックアップローラ31によって搬送路に給送される。
次にシートS2は、反転位置で時間t2だけ待機する。図22(f)は、シートS2がt2だけ待機した後の状態を示している。その後、シートS2は第1の反転ローラ対35によってスイッチバック搬送されることで先端と後端が入れ替わり、第1の両面ローラ対39に向けて搬送される。一方で、シートS3がピックアップローラ31によって搬送路に給送される。
その後、図22(g)に示すように裏面に画像形成およびトナー像を定着されたシートS1が第1の排出ローラ対34によって排出トレイ61に向けて排出される。その間にシートS3の画像形成が開始される。
その後、新たに給送される各シートが図22(e)〜図22(g)に示すシートS1、S2、S3の動作を繰り返し行うことで増速制御と駆動のON/OFF制御をせずに連続両面画像形成が行われる。
(2)第2の両面搬送パス402で小サイズのシートを両面画像形成する場合
図23は小サイズのシート(長さLs1)を第2の両面搬送パス402で連続両面画像形成した場合の紙の搬送工程(5枚循環構成)を示している。図に示す実線の太線は搬送されるシートを示している。また、シート近傍の直線矢印はシートの搬送方向を示している。
図23(a)は、両面画像形成するシート群の1枚目であるシートS1が給送された後、レジストローラ対33に達した状態を示した図である。
その後、表面に画像形成およびトナーの定着を終えたシートS1は、図23(b)に示すように第2の反転ローラ対38によって一旦搬送パスの外に向けて搬送される。一方で、シートS2がピックアップローラ31によって搬送路に給送される。
そして、シートS1は、反転部で一旦停止した後に第2の反転ローラ対38によってスイッチバック搬送され、図23(c)に示すように両面ローラ対39に向けて搬送される。
その後、図23(d)に示すようにシートS1の先端が第1の合流点81よりもgだけ手前の位に達すると、両面ローラ対39が停止してシートS1が待機する。その間にもシートS2は搬送され、表面の画像形成およびトナーの定着を終えて、第2の反転ローラ対38によって一旦搬送パスの外に向けて搬送される。一方で、シートS3がピックアップローラ31によって搬送路に給送される。
その後、シートS2が転部で一旦停止した後に第2の反転ローラ対38によってスイッチバック搬送された後、両面ローラ対40を通過すると、反転ローラ対38が離間する。更に、図23(e)に示すようにシートS2がシートS1の後端に追いつくと、両面ローラ対40が停止してシートS2がシートS1の下流で待機する。その間にもシートS3は、第2の反転ローラ対38に向かって搬送される。
やがてシートS3の後端が第1の合流点81に達すると、図23(f)に示すように両面ローラ対39が回転して、シートS1がシートS3の後端から間隔gだけ遅れて搬送される。また、両面ローラ対39に続いて両面ローラ対40も回転して、シートS2がシートS1に続いて搬送される。
そして、シートS3の先端が第2の反転ローラ対38を通過すると、図23(g)に示すようにシートS2とすれ違い搬送される。
その後、シートS2の後端が第2の反転ローラ対38を抜けると、第2の反転ローラ対38の2つのローラが再び接触する。そして、図23(h)に示すようにシートS2の先端が第1の合流点81よりもgだけ手前の位に達すると、シートS1の時と同様にシートS2が待機する。その間にもシートS1とシートS2は搬送され、シートS3は表面の画像形成およびトナーの定着を終えて、シートS1、S2の時と同様に反転工程に入る。一方で、シートS4がピックアップローラ31によって搬送路に給送される。
その後、シートS3の先端が両面ローラ対40を通過すると、反転ローラ対38が離間する。更にシートS3は、シートS2の時と同様に図23(i)に示すようにシートS2の下流で待機する。シートS1は、裏面に画像形成およびトナー像を定着されて排出ローラ対34によって第1の排出トレイ61に向けて排出される。
その後、新たに給送される各シートが図23(e)〜図23(i)に示すシートS1〜S4の動作を繰り返し行うことで増速制御と駆動のON/OFF制御をせずに連続両面画像形成が行われる。
1…画像形成装置
34,37…排出ローラ対
35,38…反転ローラ対
36…中継ローラ対
39,40両面ローラ対
50…定着器
73,74…反転排出部
201,202…反転点
401,402…両面搬送パス

Claims (7)

  1. シートの両面に画像形成するためのシート循環搬送路を有する画像形成装置において、
    画像転写部においてシートに画像を転写する画像形成手段と、
    前記画像転写部を通過したシートを反転搬送するために正逆回転可能であり、かつ、接離可能な第1の回転体対と、
    前記第1の回転体対により搬送されたシートを再び前記画像転写部へと搬送するための第2の回転体対と、
    前記画像転写部を通過したシートを前記第1の回転体対又は排出部へ搬送する第3の回転体対と、
    前記シートの搬送を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記各回転体対が駆動するときの速度を一定にし、かつ、複数枚のシートに連続して両面画像形成をするときに、前記第1の回転体対から前記第2の回転体対、前記画像転写部、前記第3の回転体対を経て前記第1の回転体対に至る循環搬送路の経路長よりも、前記搬送経路内を同時に循環搬送される所定枚数のシートの搬送方向長さ及びそれぞれのシート間の間隔の和が長いときは、前記第1の回転体対の位置を2枚のシートが搬送される際に前記第1の回転体対を離間させて前記2枚のシートをすれ違い搬送することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の回転体対から前記第2の回転体対、前記画像転写部、前記第3の回転体対を経て前記第1の回転体対に至る循環搬送路の経路長をLa2、
    前記第1の回転体対から前記第2の回転体対、前記画像転写部を経て前記第3の回転体対までの経路長をLb2、
    基準となるシートの搬送方向長さをLs、
    装置で画像形成し得る最大サイズのシートの搬送方向長さをLl、
    連続してシート搬送するときのシート間の間隔をg、
    前記第1の回転体対の位置でシートが待機した時に前記第1の回転体対のニップ位置よりも上流側に残るシート長さをk2、
    nを整数としたとき、
    La2≦2×n×Ls+(2×n+1)×g+2×k2
    かつ、
    Lb2≧Ll+g
    の関係を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の回転体対の位置でシートが待機する時間をt、
    各回転体対がシートを搬送する搬送速度をvとしたとき、
    La2≦2×n×Ls+(2×n+1)×g+2×k2−v×t
    かつ、
    Lb2≧Ll+g
    かつ、
    t≦(2×g)/v
    の関係を有することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の回転体対よりもシート搬送方向上流側に配置され、前記画像転写部を通過したシートを反転搬送するために正逆回転可能な第4の回転体対と、
    前記第4の回転体対により反転搬送されたシートを再び前記画像転写部へと搬送するための第5の回転体対と、
    前記画像転写部を通過したシートを前記第4の回転体対又は前記排出部よりもシート搬送方向上流側に配置された排出部へ搬送する第6の回転体対と、
    を有し、
    前記第4の回転体対から前記第5の回転体対、前記画像転写部、前記第6の回転体対を経て前記第4の回転体対に至る循環搬送路の経路長をLa1、
    前記第4の回転体対から前記第5の回転体対、前記画像転写部を経て前記第6の回転体対までの経路長をLb1、
    前記基準となるシートの搬送方向長さLsより長く、前記最大サイズのシートより短い第3のサイズのシート長さをLm、
    前記第4の回転体対の位置でシートが待機した時に前記第4の回転体対のニップ位置よりも上流側に残るシート長さをk1としたとき、
    La1=2×n×Ls+(2×n+1)×g+2×k1
    Lb1≧Ls+g
    La2≦2×n×Lm+(2×n+1)×g+2×k2
    Lb2≧Ll+g
    Lb2≧2×Ls+g
    の関係を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の回転体対の位置でシートが待機する時間をt、
    各回転体対がシートを搬送する搬送速度をvとしたとき、
    La1=2×n×Ls+(2×n+1)×g+2×k1−v×t1
    Lb1≧Ls+g
    La2≦2×n×Lm+(2×n+1)×g+2×k2−v×t2
    Lb2≧Ll+g
    Lb2≧2×Ls+g
    t≦(2×g)/v
    の関係を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記基準となるシートのサイズは、最も使用比率の高いシートであることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第3のサイズのシートのサイズは、2番目に使用比率の高いシートであることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019011162A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 キヤノン株式会社 シート搬送装置、及び画像形成装置
US10579001B2 (en) 2016-12-05 2020-03-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus able to form images on both sides of sheet
US10933664B2 (en) 2018-05-25 2021-03-02 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

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