JP2014225654A - 配線板間接続構造、および配線板間接続方法 - Google Patents

配線板間接続構造、および配線板間接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】金属酸化物薄膜を含む透明電極を有する配線板と、他の配線板とを、高い信頼性で接続することができる配線板間接続構造および配線板間接続方法を提供する。
【解決手段】配線板間接続構造は、第1基材、および第1基材の表面に形成された第1電極を有する第1配線板と、第2基材、および第2基材の表面に形成された第2電極を有する第2配線板と、第1電極と第2電極との間に介在し、第1電極と第2電極とを接合する、金属を含む導電体から形成された1または複数の接合部と、接合部を補強する樹脂補強部とを具備する。第1電極は、金属酸化物薄膜を含む透明電極であり、接合部の第1電極との第1境界部が、導電体の第1電極への付着ぬれにより形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、配線板の表面に設けられた電極と、他の配線板の表面に設けられた電極とを、リード等を介さずに直接的に接合することで、配線板同士を接続する配線板間接続構造、および配線板間接続方法に関する。
従来、配線板の表面に設けられた電極と、他の配線板の表面に設けられた電極とを、互いに、直接的に接合することで、配線板同士を接続する配線板間接続構造として、ACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電フィルム)を使用した配線板間接続構造が知られている。ACFは、熱硬化性樹脂からなる補強用樹脂に導電性粒子を均一に分散させてフィルム状に成形した接続剤である。ACFを使用することで、ファインピッチの配線板同士の接続が容易となる。
そして、ACFは、特に、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)パネル用の、ガラス板および透明電極を含む配線板に、ドライバIC等が実装されたFPC(フレキシブルプリント配線板)等を接続する、FOG(Film On Glass)実装に多く使用されている。
ところが、ACFを使用した配線板間接続構造では、導電性粒子と電極との単なる接触により電極同士が導通されるために、電気抵抗が大きくなることがあるとともに、接続信頼性は低下する。そこで、導電性粒子としてはんだ粒子を使用することで、導電性粒子と電極を単に接触させるだけではなく、はんだ接合により電極同士を接合することが提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−149815号公報
ところが、例えばLCDパネルにおいては、透明電極として、例えばITO(tin-doped indium oxide:錫ドープ酸化インジウム)の薄膜(以下、透明導電膜、あるいはITO電極という)が使用される。そのITO電極に、他のモジュール(例えば、FPCにドライバICが実装されたドライバ回路基板)の電極をはんだ接合すると、ITO電極が、はんだ材料との合金化により浸食されて、電極間の導通不良が発生することがある。これは、ITO電極が、通常の電極のような厚みを有しておらず、また、直接的にガラス基材に形成されるものであるために、はんだ材料との合金化により浸食されると、導通性が容易に消失するからである。
そこで、本発明は、金属酸化物薄膜を含む透明電極を有する配線板と、他の配線板とを、高い信頼性で接続することができる配線板間接続構造および配線板間接続方法を提供することを目的としている。
本発明の一局面は、第1基材、および前記第1基材の表面に形成された第1電極を有する第1配線板と、
第2基材、および前記第2基材の表面に形成された第2電極を有する第2配線板と、
前記第1電極と前記第2電極との間に介在し、前記第1電極と前記第2電極とを接合する、金属を含む導電体から形成された1または複数の接合部と、
前記接合部を補強する樹脂補強部とを具備し、
前記第1電極が、金属酸化物薄膜を含む透明電極であり、
前記接合部の前記第1電極との第1境界部が、前記導電体の前記第1電極への付着ぬれにより形成されている、配線板間接続構造に関する。
本発明の他の局面は、(i)金属を含む導電性粒子と熱硬化性樹脂とを含む接続剤を、第1基材、および前記第1基材の表面に形成された第1電極を有する第1配線板の前記第1電極と、第2基材、および前記第2基材の表面に形成された第2電極を有する第2配線板の前記第2電極との間に供給する工程、および
(ii)前記接続剤を、所定温度Taまで加熱するとともに、前記第1電極と前記第2電極との間で加圧することで、前記第1電極と前記第2電極とを、前記導電性粒子から形成される接合部により接合するとともに、前記接合部を補強する樹脂補強部を前記熱硬化性樹脂から形成する工程、を含み、
前記温度Taが、前記熱硬化性樹脂が熱硬化し、前記導電性粒子が、前記第1電極に、付着ぬれし、かつ浸漬ぬれしない温度である、配線板間接続方法、または
(i)第1基材、および前記第1基材の表面に形成された第1電極を有する第1配線板を準備する工程と、
(ii)第2基材、および前記第2基材の表面に形成された第2電極を有する第2配線板を準備する工程と、
(iii)金属を含む導電性粒子と熱硬化性樹脂とを含む接続剤を、前記第1電極と前記第2電極との間に供給する工程と、
(iv)前記接続剤を、所定温度Taまで加熱する、ただし、前記温度Taは、前記熱硬化性樹脂が熱硬化し、前記導電性粒子が前記第1電極に付着ぬれし、かつ浸漬ぬれしない温度である、とともに、前記第1電極と前記第2電極との間で加圧することで、前記第1電極と前記第2電極とを、前記導電性粒子から形成される接合部により接合するとともに、前記接合部を補強する樹脂補強部を前記熱硬化性樹脂から形成する工程とを具備する、配線板間接続方法に関する。
本発明によれば、金属酸化物薄膜を含む透明電極を有する配線板と、他の配線板とを、高い信頼性で接続することができる。
本発明の一実施形態に係る配線板間接続構造を含む液晶表示装置の平面図である。 図1のII−II線による矢視断面図である。 第1配線板と第2配線板との接続部の一例の平面図である。 第1配線板と第2配線板との接続部の一例の断面図である。 接合部の詳細を示す断面図である。 接続剤の一例の断面図である。 本発明の一実施形態に係る配線板間接続方法の説明図であり、第1電極に接続剤が供給された状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る配線板間接続方法の説明図であり、第1電極と第2電極とを熱圧着により接合する直前の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る配線板間接続方法の説明図であり、第1電極と第2電極との熱圧着を実行している状態を示す図である。 浸漬ぬれの説明図である。 付着ぬれの説明図である。 従来技術の問題点の第1説明図である。 従来技術の問題点の第2説明図である。
本発明は、第1基材、および第1基材の表面に形成された第1電極を有する第1配線板と、第2基材、および第2基材の表面に形成された第2電極を有する第2配線板と、第1電極と第2電極との間に介在し、第1電極と第2電極とを接合する、金属を含む導電体から形成された1または複数の接合部と、接合部を補強する樹脂補強部とを具備した配線板間接続構造に関する。
ここで、第1電極は、金属酸化物薄膜を含む透明電極である。そして、接合部の、第1電極との第1境界部は、上記の導電体の第1電極への付着ぬれにより形成されている。
本発明の配線板間接続構造を実現するための、本発明の一実施形態に係る配線板間接続方法は、(i)第1基材、および第1基材の表面に形成された第1電極を有する第1配線板を準備する工程と、(ii)第2基材、および第2基材の表面に形成された第2電極を有する第2配線板を準備する工程と、(iii)金属を含む導電性粒子と熱硬化性樹脂とを含む接続剤を、第1電極と第2電極との間に供給する工程と、(iv)接続剤を、所定温度Taまで加熱するとともに、前記第1電極と前記第2電極との間で加圧することで、第1電極と第2電極とを、導電性粒子から形成される接合部により接合するとともに、接合部を補強する樹脂補強部を熱硬化性樹脂から形成する工程とを具備する。
なお、温度Taは、導電性粒子の融点以上の温度であっても、融点よりも低い温度であってもよい。しかしながら、温度Taを、導電性粒子の融点よりも低い温度とすることで、導電性粒子を第1電極に浸漬ぬれさせず、付着ぬれにより接合部を形成することが容易となるので、好ましい。導電性粒子の融点に幅がある場合には、その下限温度よりも温度Taが低いことが好ましい。
浸漬ぬれとは、導電体と電極の表面との接触角θa(図10A参照)が、0°<θa≦90°の範囲であることを言う。付着ぬれとは、導電体と電極の表面との接触角θaが、90°<θaの範囲であることを言う(図10B参照)。一般に、流動体が、物体の表面に付着する付着力は、Van der Waals力、静電引力、液架橋力、および固体架橋力等の要因で生じる力の総和と言われている。本発明の配線板間接続構造においては、上記接合部の第1境界部が、接続剤に含まれた導電性粒子に由来する導電体の第1電極への付着ぬれにより形成される。これにより、従来のESC(Epoxy encapsulated Solder Connection)工法による、浸漬ぬれによる接合と、ACFを使用した場合のような接触との中間的な態様で導電体と電極とを接合することができる。接合部と第1電極との間のより好ましい接触角θaは、95〜155°である。なお、1つの第1電極と1つの第2電極との間に接合部が複数あるときは、少なくとも1つの接合部の第1電極との第1境界部が導電体の第1電極への付着ぬれにより形成されていればよい。
以上のように、本発明の配線板間接続構造においては、接合部の、金属酸化物薄膜を含む透明電極である第1電極との第1境界部が、導電体の第1電極への付着ぬれにより形成されている。これにより、第1境界部に、金属酸化物薄膜と、導電体に含まれた金属との合金が形成されることを抑制することができる。これに対して、図11A(従来技術)に示すように、接合部72の、例えばITO電極である第1電極74との第1境界部72aが、導電体の第1電極74への浸漬ぬれにより形成されているような場合には、第1境界部72aは、第1電極74に含まれた金属と、導電体に含まれた金属との合金から主に形成される。そのような合金は、第1電極74を形成する金属酸化物薄膜よりも融点が低い。このため、配線板間接続構造が、例えば後の工程でさらに加熱される場合や、配線板間接続構造を含む電子機器の発熱が比較的大きい場合(電子機器が例えば液晶表示装置である場合)には、上記の合金は容易に溶融する。
合金が溶融すると、溶融した合金の中に、第1電極74から、さらに金属成分が流出して、第1電極74の浸食が進行する。その結果、第1電極74の、接合部72と接触している部分が消失し(図11B参照)、第1電極と接合部との導通が遮断される。これにより、第1電極と第2電極との間で導通不良が発生する。
本発明によれば、接合部の、第1電極との第1境界部に上記のような合金が形成されることが抑えられるので、金属酸化物薄膜の浸食が抑えられる。よって、第1電極と第2電極との間に導通不良が発生するのを防止することができる。さらに、本発明の接続方法によれば、導電性粒子を単に加熱して接合部を形成するのではなく、第1電極と第2電極とにより導電性粒子を加圧することを含んだ、熱圧着により接合部が形成される。よって、付着ぬれにより形成される上記の第1境界部の横断面積を、単なる加熱による場合よりも大きくすることができる。したがって、第1電極と第2電極との間の電気抵抗を小さくすることができる。その結果、第1電極と第2電極との間の良好な接続を実現することができるとともに、配線板同士の接続信頼性を向上させることができる。ここで、接合部の最大の横断面積S1と、第1境界部の横断面積S2との比率(S1/S2)は、1.1〜4であることが好ましい。なお、第1境界部の横断面積とは、例えば、第1電極の表面と平行な平面で第1境界部を切断したときの断面積、または第1電極の表面と接合部とが接する位置で接合部を切断したときの断面積である。
ここで、金属酸化物薄膜の厚みは、0.05〜0.4μmであるのが好ましく、0.1〜0.3μmであるのがより好ましい。金属酸化物薄膜は、代表的には、インジウムと錫とを含む酸化物を含む。つまり、第1電極は、代表的には、ITO(tin-doped indium oxide:錫ドープ酸化インジウム)から形成される透明導電膜である。このとき、第1配線板は、第1基材として、透明基板(例えばガラス板)を含む。そして、ITO電極である金属酸化物薄膜は、ガラス板である第1基材の表面に直接的に形成される。あるいは、透明導電膜は、酸化亜鉛(ZnO)にガリウム(Ga)を添加した金属酸化物薄膜(GZO膜)、または、酸化亜鉛(ZnO)にアルミニウム(Al)を添加した金属酸化物薄膜(AZO膜)であってもよい。透明導電膜として、これらの金属酸化物薄膜を使用することで、電子機器の製造コストを低減することが容易となる。
また、導電性粒子に由来する導電体は、インジウム、錫、金、および銀よりなる群から選択される少なくとも1種を含むことが好ましい。インジウム、錫、金、および銀は、展性が大きいために、接合部の付着ぬれによる第1境界部の横断面積を大きくすることが容易となり、接続信頼性の向上が容易となる。また、低価格化、または成形性の向上のために、導電性粒子は、インジウム、錫、金、または銀と、他の金属との合金とすることもできる。または、下記のように導電性粒子を低融点化して、接続信頼性を向上させるために、導電性粒子を、インジウム、錫、金、または銀と、他の金属との合金とすることもできる。
特に、導電体は、インジウムを含むことが好ましい。この場合には、導電性粒子として、インジウムを単体で含ませたり、酸化物(例えばIn23)として含ませたり、錫等との合金(例えば、InSn、InSnBi)として含ませたりすることができる。インジウムは、融点が156.4℃と低く、導電性粒子にインジウムを含ませることで、その融点を低くすることが容易となる。その結果、熱圧着の際の加熱温度を低く抑えることができ、例えばFPCである第2配線板の熱による変形等の弊害を抑えることができる。そのような観点から、導電性粒子の融点は、75〜250℃であるのが好ましく、110〜240℃であるのがさらに好ましい。
上述した通り、熱圧着のときの接続剤の加熱温度(Ta)は、導電性粒子の融点より低い温度に設定することも、導電性粒子の融点以上の温度に設定することもできる。加熱温度を導電性粒子の融点以上の温度に設定した場合には、第1電極が、その溶融物により浸漬ぬれする前に熱圧着を停止することで、導電性粒子と第1電極との第1境界部を、浸漬ぬれによらず、付着ぬれにより形成することができる。このとき、加熱温度は、60〜250℃であるのが好ましく、120〜250℃であるのがより好ましい。
第2電極は、その全てが、例えば金または銅から形成された電極とすることもできる。ただし、例えば銅を含む下地電極と、下地電極の表面に形成された、例えば金を含む金属薄膜とを含む電極とすることもできる。下地電極の厚みは、5〜30μmであるのが好ましく、8〜12μmであるのがより好ましい。下地電極の幅は、25〜50μmであるのが好ましい。金属薄膜の厚みは、0.05〜0.45μmであるのが好ましく、0.2〜0.4μmであるのがより好ましい。
銅を含む下地電極を設けることで、配線板間接続構造の製造コストを低減することができる。金を含む金属薄膜を下地電極の表面に形成することで、第2電極の表面が酸化するのを防止することができる。これにより、接続剤に添加すべき活性剤の分量を少なくしたり、熱圧着のときの接続剤の加熱温度を比較的低い温度に設定しても、接合部の第2電極との第1境界部を、導電体の第2電極への浸漬ぬれにより形成することが容易となる。これにより、接合部の強度を容易に増大させることができる。また、活性剤の分量を少なくしたり、加熱温度を低くすることで、接合部の第1電極との第1境界部を付着ぬれにより形成することが容易となる。ただし、活性剤は、電極表面の金属酸化物膜を除去することで、電極表面のぬれ性を向上させるために、接続剤に添加される添加剤である。
第1配線板および第2配線板には、液晶パネル、および液晶ドライバICの他、例えば、ICチップ(ベアチップ)、ICパッケージ、電子部品モジュール、およびチップ部品等のさまざまな電子部品を実装することができる。接続剤は、フィルム状に形成されたものでもよいし、ペースト状や、半硬化状(Bステージ)であってもよい。
また、接続剤における導電性粒子の含有量は0.1〜10体積%の範囲に設定するのが好ましい。導電性粒子の含有量の下限を0.1体積%に設定することで、導通不良の発生を抑えることができる。一方、導電性粒子の含有量の上限を10体積%に設定することで、隣接する電極間の短絡を効果的に抑えることができる。導電性粒子の含有量のより好ましい範囲は、0.1〜5体積%である。導電性粒子の粒径は、例えば、1〜5μmとすることができる。
接続剤には、導電性粒子よりも平均粒子径の小さい、シリカ(SiO2)およびアルミナ等の無機フィラーを含ませることができる。接続剤に無機フィラーを含ませることによって、無機フィラーを含んだ樹脂補強部を形成することができる。これにより、樹脂補強部の熱膨張係数を小さくすることができる一方で、弾性率を大きくすることができる。その結果、樹脂補強部にクラックが生じるなどの樹脂補強部の劣化を抑えることができる。このようなクラックは、配線板間接続構造を加熱した後冷却するヒートサイクルが配線板間接続構造に印加された場合や、配線板間接続構造を含む電子部品の落下による衝撃が樹脂補強部に印加された場合に生じる。したがって、接合部のヒートサイクルに対する耐性および耐衝撃性を向上させることができる。また、樹脂補強部の吸湿率を下げることができるので、電極や配線が腐食するのを防止することができる。なお、無機フィラーを含めた接続剤全体に対する無機フィラーの含有量は、10〜50体積%とするのが好ましい。このとき、無機フィラーの径Dkは、導電性粒子の径よりも小さくするのが好ましい。例えば、0.1μm≦Dk≦2μm程度とすることができる。
(実施形態1)
図1に、本発明の一実施形態に係る配線板間接続構造が適用された液晶表示装置(以下、LCD装置という)を、外装の筐体を省略した、平面図により示す。図2に、図1のII−II線によるLCD装置の矢視断面図を示す。図3に、第1モジュールと第2モジュールとの接続部を拡大して、平面図により示す。
図示例のLCD装置10は、第1モジュール(液晶パネル)12、第1モジュール12と接続された複数(図示例では、7つ)の第2モジュール(ドライバ回路基板)14、および、複数の第2モジュール14と接続された第3モジュール16とを含んでいる。
第1モジュール12は、第1配線板18と、液晶20とを含む。第1配線板18は、例えば透明な第1ガラス板(第1基材)18aを含む。液晶20は、図示しない配向層により挟まれた状態で、第1配線板18により支持される。第1モジュール12は、さらに、液晶20を、第1ガラス板18aとの間で挟むように配設された、透明な第2ガラス板18bを含む。
第2モジュール14は、第2配線板22と、液晶20のドライバIC24とを含む。第2配線板22は、樹脂フィルム等の第2基材22aを含むフレキシブルプリント配線板(FPC)である。ドライバIC24は、第2配線板22に実装されている。第3モジュール16は、第3配線板26と、電源制御回路(図示せず)とを含む。第3配線板26は、リジッドな樹脂板等の第3基材26aを含むプリント配線板(PCB)である。電源制御回路は、第3配線板26に実装されており、液晶20および図示しないバックライト等を駆動するための電力をコントロールする。
図2に示すように、第1配線板18は、第1ガラス板18aの上面(液晶20側の面)に第1配線層28を有する。第2配線板22は、第2基材22aの下面(第1ガラス板18aの上面と対向する面)に第2配線層30を有する。第3配線板26は、第3基材26aの上面(第2基材22aの下面と対向する面)に第3配線層32を有する。第1モジュール12または第1配線板18と、第2モジュール14または第2配線板22とは、第1接続層34により接続されている。第2モジュール14または第2配線板22と、第3モジュール16または第3配線板26とは、第2接続層36により接続されている。なお、図2では、ドライバIC24の図示は省略している。また、液晶パネルに通常含まれている偏光フィルタ等の図示も省略している。
図3に示すように、第1配線層28は、ITO電極である透明な複数の第1電極38を含んでいる。一方、第2配線層30は、第1電極38とそれぞれ対応する、複数の第2電極40を含んでいる。第2電極40には、例えば銅を含む下地電極40a(図4参照)と、例えば金を含む金属薄膜40bとを含ませることができる。第1電極38の厚みは、0.05〜0.4μmであるのが好ましく、0.1〜0.3μmであるのがより好ましい。下地電極の厚みは、5〜30μmであるのが好ましく、8〜12μmであるのがより好ましい。下地電極40aの幅は、25〜50μmであるのが好ましい。金属薄膜40bの厚みは、0.05〜0.45μmであるのが好ましく、0.2〜0.4μmであるのがより好ましい。
図4に、液晶パネルである第1モジュールとドライバ回路基板である第2モジュールとの接続構造の主要部を、図3のIV−IV線による矢視断面図により示す。第1接続層34は、第1電極38と第2電極40とを接合する、金属を含む導電体から形成された1または複数の接合部42と、接合部42を補強する樹脂補強部44と、樹脂補強部44に内包された複数の導電性粒子46とを含む。
図5に接合部を拡大して示す。接合部42の第1電極38との第1境界部42aにおいては、接合部42と、ITO電極である第1電極38との接触角θ1は、90°よりも大きくなっている。一方、接合部42の第2電極40との第2境界部42bにおいては、接合部42と、第2電極40との接触角θ2は、90°よりも小さくなっている。そのような接合部42を形成するための配線板間接続方法について、以下に説明する。
図6に示すように、接続剤54は、熱硬化性樹脂を含む、流動性を有する補強用樹脂に、導電性粒子46を所定の割合で混合し、分散させたものである。接続剤54はペースト状であってもよいし、フィルム状に成形されていてもよい。あるいは、接続剤54はBステージであってもよい。Bステージは、熱硬化性樹脂の反応の中間的な段階をいう。
補強用樹脂56は、熱硬化性樹脂に、例えば硬化剤、チキソ剤、顔料、カップリング剤、および、活性剤を混合して調製することができる。熱硬化性樹脂の硬化物のガラス転移点は、特に限定されないが、導電性粒子46の融点以上(例えば、120〜160℃)とするのが好ましい。活性剤には、導電性粒子46と電極との接合の際に電極表面に存在する酸化物などを除去する活性作用を有する有機酸やハロゲン化物などの材料を使用することができる。
補強用樹脂56に含ませる熱硬化性樹脂は、特に限定されないが、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ビスマレイミド樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、オキセタン樹脂などを用いることができる。これらは単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。これらのうちでは、耐熱性に優れる点などから、特にエポキシ樹脂およびアクリル樹脂が好適である。
エポキシ樹脂は、特に限定されないが、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂などが好適に用いられる。これらを変性させたエポキシ樹脂も用いられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記のような熱硬化性樹脂と組み合わせて用いる硬化剤としては、チオール系化合物、変性アミン系化合物、多官能フェノール系化合物、イミダゾール系化合物、および酸無水物系化合物等を用いることができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
導電性粒子46は、金属の単体でもよく、金属の合金でもよく、酸化物でもよい。金属としては、In、Sn、Au、Ag等が好ましく用いられる。導電性粒子46の具体例としては、Inの単体、In23、InSn、またはInSnBiが挙げられる。または、導電性粒子46は、Sn−Bi合金、Sn−Ag−Cu合金、Sn−Bi−Ag合金、Sn−Cu合金、Sn−Sb合金、Sn−Ag合金、Sn−Ag−Cu−Bi合金、Sn−Ag−Bi−In合金、Sn−Ag−Cu−Sb合金、Sn−Zn合金、Sn−Zn−Bi合金などのはんだ材料でもよい。導電性粒子46の融点は、110〜240℃であるのが好ましい。
先ず、図7に示すように、第1基材18aの第1電極38が形成された領域AR1に、接続剤54を供給する。次に、図8に示すように、第2モジュール14を複数の第2電極40が、それぞれ対応する第1電極38に対向するように位置合わせを行った上で、領域AR1に供給された接続剤54に貼り付ける(仮圧着工程)。
そして、図9に示すように、熱圧着ヘッド48により第2モジュール14を第1モジュール12の第1ガラス板18aに向かって所定の圧力で押し付けて熱圧着する(本圧着工程)。これにより、第2電極40と、対応する第1電極38との間に、それぞれ、1または複数の導電性粒子46が挟み込まれる。
そして、予め設定された熱圧着時間Maが経過するまで図9に示した状態を保持する。このとき、熱圧着ヘッド48による熱圧着温度Taおよび熱圧着時間Maは、補強用樹脂56が熱硬化し、導電性粒子46が、第2電極40には浸漬ぬれ、または拡張ぬれする一方、第1電極には浸漬ぬれせず、かつ付着ぬれする温度と時間(例えば5秒間)に設定される。
ここで、浸漬ぬれ、とは、図10Aに示すように、流動体58が物体60の上にあるとき、レンズ状に盛り上がり、かつ、物体60の表面との接触角θaが、0<θa≦90°の範囲であることをいう。付着ぬれとは、図10Bに示すように、流動体58が物体60の上にあるとき、レンズ状に盛り上がり、かつ、接触角θaが、90°<θaの範囲であることをいう。なお、流動体58が物体60の上にあるとき、レンズ状に盛り上がることなく、ぬれ拡がることを拡張ぬれという。
以上の結果、補強用樹脂56が熱硬化して、図4に示したように、樹脂補強部44が形成されるとともに、電極間に挟まれた導電性粒子46は、接合部42となる。これにより、接合部42と第1電極38との第1境界部42a(図5参照)は、第1電極に付着ぬれする一方で、接合部42と第2電極40との第2境界部42bは、第2電極に浸漬ぬれする。すなわち、接合部42の第1電極38の表面との接触角は、90°よりも大きくなる一方で、接合部42の第2電極40の表面との接触角は、90°以下となる。
このとき、接合部42の第2境界部42bでは、導電性粒子46に含まれた金属と第2電極、より具体的には、金属薄膜40bに含まれた金属(例えば、Au)との合金が形成される。一方、接合部42の第1電極38との第1境界部42aでは、導電性粒子46に含まれた金属と第1電極38に含まれた金属との合金の形成は抑制される。その結果、従来技術として図11Bに示したような、接合部による第1電極の浸食が抑制される。これにより、第1電極38と第2電極40とを、導電性粒子46に由来する接合部42により安定的に接合することが可能となる。したがって、第1配線板と第2配線板との間の接続信頼性を向上させることができる。ここで、接合部42の最大の横断面積S1と、第1境界部42aの横断面積S2との比率(S1/S2)は、1.1〜4であることが好ましい。図5の例では、横断面積S1は第2境界部42bの横断面積である。第2境界部42bの横断面積は第2電極40の表面と接合部42とが接する位置で接合部42を切断したときの断面積である。
以上、本発明を一実施形態により説明したが、本発明は、種々改変が可能である。例えば、接続剤には、シリカ(SiO2)、アルミナ等の無機フィラーを含ませることができる。
本発明によれば、電極が透明導電膜であるような配線板と、他の配線板とを接続するときの接続信頼性を向上させることができる。したがって、本発明は、ITO電極を含む液晶表示装置に適用するのに好適である。
10…LCD装置、12…第1モジュール(液晶パネル)、14…第2モジュール(ドライバ回路基板)、16…第3モジュール、18…第1配線板、18a…第1ガラス板、18b…第2ガラス板、20…液晶、22…第2配線板、22a…第2基材、24…ドライバIC、26…第3配線板、26a…第3基材、28…第1配線層、30…第2配線層、32…第3配線層、34…第1接続層、36…第2接続層、38…第1電極、40…第2電極、42…接合部、42a…第1境界部、42b…第2境界部、44…樹脂補強部、46…導電性粒子、48…熱圧着ヘッド、54…接続剤、56…接着剤

Claims (10)

  1. 第1基材、および前記第1基材の表面に形成された第1電極を有する第1配線板と、
    第2基材、および前記第2基材の表面に形成された第2電極を有する第2配線板と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に介在し、前記第1電極と前記第2電極とを接合する、金属を含む導電体から形成された1または複数の接合部と、
    前記接合部を補強する樹脂補強部とを具備し、
    前記第1電極が、金属酸化物薄膜を含む透明電極であり、
    前記接合部の前記第1電極との第1境界部が、前記導電体の前記第1電極への付着ぬれにより形成されている、配線板間接続構造。
  2. 前記金属酸化物薄膜が、インジウムと錫とを含む酸化物、ガリウムと亜鉛とを含む酸化物、およびアルミニウムと亜鉛とを含む酸化物よりなる群から選択される少なくとも1種を含み、厚みが0.05〜0.4μmであり、
    前記金属酸化物薄膜が前記第1基材の表面に直接形成されている、請求項1記載の配線板間接続構造。
  3. 前記導電体が、インジウム、錫、金、および銀よりなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項1または2記載の配線板間接続構造。
  4. 前記第1基材が透明基板を含み、
    前記第2基材が樹脂フィルムを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の配線板間接続構造。
  5. 前記接合部の前記第2電極との第2境界部が、前記導電体の前記第2電極への浸漬ぬれ、または拡張ぬれにより形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の配線板間接続構造。
  6. 前記第2電極が、銅を含む下地電極と、前記下地電極の表面に形成された、金を含む金属薄膜とを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の配線板間接続構造。
  7. 前記下地電極の厚みが5〜30μmであり、
    前記金属薄膜の厚みが0.05〜0.45μmである、請求項6記載の配線板間接続構造。
  8. 前記接合部の最大の横断面積S1と、前記接合部の前記第1電極との第1境界部の横断面積S2との比率:S1/S2が、1.1〜4である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の配線板間接続構造。
  9. (i)第1基材、および前記第1基材の表面に形成された第1電極を有する第1配線板を準備する工程と、
    (ii)第2基材、および前記第2基材の表面に形成された第2電極を有する第2配線板を準備する工程と、
    (iii)金属を含む導電性粒子と熱硬化性樹脂とを含む接続剤を、前記第1電極と前記第2電極との間に供給する工程と、
    (iv)前記接続剤を、所定温度Taまで加熱する、ただし、前記温度Taは、前記熱硬化性樹脂が熱硬化し、前記導電性粒子が前記第1電極に付着ぬれし、かつ浸漬ぬれしない温度である、とともに、前記第1電極と前記第2電極との間で加圧することで、前記第1電極と前記第2電極とを、前記導電性粒子から形成される接合部により接合するとともに、前記接合部を補強する樹脂補強部を前記熱硬化性樹脂から形成する工程とを具備する、配線板間接続方法。
  10. 前記温度Taが、前記導電性粒子の融点よりも低い温度である、請求項9記載の配線板間接続方法。
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