JP2014224874A - 学習支援システム、学習支援方法、プログラム及び情報記憶媒体 - Google Patents

学習支援システム、学習支援方法、プログラム及び情報記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの学習における自主性を向上させつつ、ユーザが学習成果を得やすい状況を創り出すことができる学習支援システム等を提供する。
【解決手段】スケジュールデータ管理部32は、複数の期間のそれぞれに関連付けられた、問題が提供されるスケジュールを示す、ユーザが変更可能であるスケジュールデータを、当該ユーザに提供する。表示制御部22は、第1の画像及び第2の画像が配置された画像を表示させる。問題提供部36は、第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する期間に関連付けられた問題を提供し、第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、学習支援システム、学習支援方法、プログラム及び情報記憶媒体に関する。
タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機、ゲーム端末、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末に対して、情報処理端末のユーザである学習者が学習すべき問題を示す問題データを提供することで、学習者の学習を支援する学習支援システムが存在する。
このような学習支援システムの一例として、特許文献1には、学習者に提供される、今日学習しなければならないコンテンツに反復のコンテンツと新しいコンテンツが含まれるようにすることで、学習者が学習における飽きが来る状態を抑制し、設定した目標の学習プログラムに含まれる全てのコンテンツを学習者が効率的に修了できるようにした幼児学習装置が記載されている。
特開2010−55034号公報
学習支援システムにより設定される、複数の期間のそれぞれに関連付けられた、ユーザに提供される問題のスケジュール(提供スケジュール)を学習支援システムのユーザが変更することで、当該ユーザの学習における自主性を育むようにすることが考えられる。
しかし、学習支援システムによって提供スケジュールが学習支援システムのユーザにとって望ましいものとなっている場合に、ユーザによって提供スケジュールが変更されることでユーザが到達すべき学習成果が得られなくなるおそれがある。また、ユーザの学習状況や成績によっては、提供スケジュールに沿った問題よりもユーザに提供されるべき問題があることがある。
ここで、現在の提供スケジュールに沿った問題と、例えば、ユーザによる変更前の提供スケジュールに沿った問題や、ユーザに提供されるべき問題などといった、現在の提供スケジュールに沿った問題とは異なる問題と、のいずれを学習支援システムが提供するかをユーザが決定できるようにすれば、ユーザの学習における自主性を向上させつつ、ユーザが学習成果を得やすい状況が創り出せると考える。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的の1つは、ユーザの学習における自主性を向上させつつ、ユーザが学習成果を得やすい状況を創り出すことができる学習支援システム等を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る学習支援システムは、複数の期間のそれぞれに関連付けられた、問題が提供されるスケジュールを示す、ユーザが変更可能であるスケジュールデータを、当該ユーザに提供するスケジュールデータ提供手段と、第1の画像及び第2の画像が配置された画像を表示させる表示制御手段と、前記第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題を提供し、前記第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題を提供する問題提供手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る学習支援方法は、複数の期間のそれぞれに関連付けられた、問題が提供されるスケジュールを示す、ユーザが変更可能であるスケジュールデータを、当該ユーザに提供するスケジュールデータ提供ステップと、第1の画像及び第2の画像が配置された画像を表示させる表示制御ステップと、前記第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題を提供し、前記第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題を提供する問題提供ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、複数の期間のそれぞれに関連付けられた、問題が提供されるスケジュールを示す、ユーザが変更可能であるスケジュールデータを、当該ユーザに提供するスケジュールデータ提供手段、第1の画像及び第2の画像が配置された画像を表示させる表示制御手段、前記第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題を提供し、前記第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題を提供する問題提供手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、複数の期間のそれぞれに関連付けられた、問題が提供されるスケジュールを示す、ユーザが変更可能であるスケジュールデータを、当該ユーザに提供するスケジュールデータ提供手段、第1の画像及び第2の画像が配置された画像を表示させる表示制御手段、前記第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題を提供し、前記第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題を提供する問題提供手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体である。
本発明によれば、スケジュールデータにおいて第1の画像を指示する操作を受け付けたタイミングが属する期間に関連付けられた問題と、第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題と、のいずれを学習支援システムが提供するかをユーザが決定できることとなるので、ユーザの学習における自主性を向上させつつ、ユーザが学習成果を得やすい状況を創り出すことができる。
本発明の一態様では、前記問題提供手段は、前記第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題と、予め記憶部に記憶されている問題の優先順位を示すデータと、に基づいて、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題よりも優先順位が高いことが特定される問題を提供することを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記ユーザから受け付ける、前記スケジュールデータが示すスケジュールの変更要求に応じて、当該スケジュールデータが示すスケジュールを変更するスケジュール変更手段、をさらに含み、前記問題提供手段は、前記第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記ユーザによる変更後の前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題を提供し、前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題は、前記ユーザによる変更前の前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題であることを特徴とする。
また、本発明の一態様では、前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題が、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題である場合は、前記表示制御手段が、前記スケジュールデータが示すスケジュールの変更を受付済の場合と異なる表示態様で前記第2の画像を表示させ、前記問題提供手段が、前記第2の画像を指示する操作に応じた問題の提供を行わないことを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る学習支援システムの全体構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る学習支援装置で実装される機能の一例を示す機能ブロック図である。 メニュー画像の一例を示す図である。 スケジュール画像の一例を示す図である。 スケジュール画像の一例を示す図である。 問題配置画像の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る学習支援システム10の全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る学習支援システム10は、例えば、学習支援装置12(12−1〜12−n)、学習支援サーバ14、を含んで構成される。学習支援装置12、学習支援サーバ14は、LANやインターネットなどのコンピュータネットワーク16に接続されており、互いに通信可能となっている。
本実施形態に係る学習支援装置12は、例えば、タブレット端末、スマートフォン、ゲーム端末、などのコンピュータであり、学習支援装置12にインストールされるプログラムに従って動作するCPU等のプログラム制御デバイスである制御部、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブなどである記憶部、ネットワークボードや無線LANモジュールなどである通信部、タッチパネル、スピーカ、デジタルカメラ、等を含んでいる。
また、本実施形態に係る学習支援装置12が備えるタッチパネルは、例えば、表示部と、タッチセンサと、を含んでいる。表示部は、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等、画像を表示するデバイスである。タッチセンサは、表示部の画面に対応する形状及び大きさの略矩形の検出面を備えており、この検出面上に物体が接触した場合に、当該物体の接触位置を検出する。
本実施形態では、タッチパネルは、物体の接触位置を所定の時間間隔で順次検出する。本実施形態では、タッチセンサの検出面は、表示部の画面と重なるよう配置されている。本実施形態では、学習支援装置12のユーザは、自分の指やスタイラス等の物体をタッチパネルに接触させて操作入力を行うこととする。また、タッチパネルは、必ずしも物体が検出面に接触した場合だけ物体の位置を検出するのではなく、検出面上の検出可能範囲まで物体が近接した場合に、当該物体の検出面に対する位置を検出するようにしてもよい。タッチパネルは、例えば、静電容量式や感圧式、光学式など、検出面上における物体の位置を検出可能なデバイスであれば、どのような方式のものであってもよい。
本実施形態に係る学習支援サーバ14は、例えば、サーバコンピュータ等であり、学習支援サーバ14にインストールされるプログラムに従って動作するCPU等のプログラム制御デバイスである制御部、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブなどである記憶部、学習支援装置12との間で有線又は無線によりデータの送受信を行う、ネットワークボードや無線LANモジュールなどである通信部、などを含んでいる。これらの要素は、バスを介して接続される。学習支援サーバ14の記憶部には、学習支援サーバ14の制御部によって実行されるプログラムが記憶される。また、学習支援サーバ14の記憶部は、学習支援サーバ14のワークメモリとしても動作する。
図2は、本実施形態に係る学習支援システム10で実装される機能の一例を示す機能ブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る学習支援装置12は、機能的には、例えば、操作受付部20、表示制御部22、データ送受信部24、採点処理部26、を含んでいる。そして、これらの機能は、コンピュータである学習支援装置12にインストールされた、これらの機能に対応する命令を含むプログラムを、学習支援装置12の制御部で実行することにより実装されている。このプログラムは、例えば、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を介して、あるいは、インターネットなどの通信手段を介して学習支援装置12に供給される。
また、図2に示すように、本実施形態に係る学習支援サーバ14は、機能的には、データ受信部30、スケジュールデータ管理部32、提供問題特定部34、問題提供部36、表示態様管理部38、を含んでいる。そして、これらの機能は、コンピュータである学習支援サーバ14にインストールされた、これらの機能に対応する命令を含むプログラムを、学習支援サーバ14の制御部で実行することにより実装されている。このプログラムは、例えば、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を介して、あるいは、インターネットなどの通信手段を介して学習支援サーバ14に供給される。
本実施形態に係る学習支援サーバ14の記憶部には、予め、学習支援装置12のユーザに提供される問題に対応付けられる問題データが記憶されている。問題データには、例えば、問題データの識別情報である問題ID、問題データに対応付けられる問題の内容が属する学習単元の識別情報である学習単元ID、問題データに対応付けられる問題の内容の、当該問題の内容が属する学習単元におけるレベル(難易度)を示すレベルデータ、問題データに対応付けられる問題の内容を示す問題コンテンツデータ、当該問題に対する正解の内容を示す正解コンテンツデータ、などが含まれている。
本実施形態では、例えば、問題データに含まれる学習単元IDが表す番号は、学習者が学習する学習単元の学習順序に従って設定されており、学習順序が後であるものほど大きな番号が、問題データに含まれる学習単元IDが表す番号として設定される。また、本実施形態では、同一単元であり同一レベルである問題が学習支援サーバ14には複数記憶されている。
また、本実施形態では、予め、学習支援サーバ14に、学習支援装置12を利用するユーザの学習状況を示す学習状況データが記憶されている。学習状況データには、例えば、学習状況の管理の対象となるユーザの識別子であるユーザID、当該ユーザIDにより識別されるユーザが学習中である学習単元の学習単元IDである現状学習単元ID、当該ユーザの当該学習単元の学習到達レベルを示す学習到達レベルデータ、等が含まれている。
図3は、本実施形態に係る学習支援装置12のタッチパネルに表示される画像の一例を示す図である。図3に示す画像は、例えば、学習支援装置12を起動して、学習支援装置12に対するユーザのログイン処理が終了した後に学習支援装置12のタッチパネルに表示される画像である。図3に示す画像を、以下、メニュー画像40と呼ぶこととする。
メニュー画像40には、例えば、2つの学習開始アイコン画像42(第1の学習開始アイコン画像42−1、及び、第2の学習開始アイコン画像42−2)、及び、スケジュールリンク画像44などが配置されている。図3の例では、第1の学習開始アイコン画像42−1には、文字列「今日の取り組み」が記載されており、第2の学習開始アイコン画像42−2には、文字列「今日のおすすめ」が記載されている。スケジュールリンク画像44は、タッチパネルに表示されている画像を、図4に示す、ユーザに問題が提供されるスケジュールを示すスケジュール画像46に変化させるための画像である。
ここで、ユーザが、スケジュールリンク画像44に対するタップ操作(指やスタイラス等の物体をタッチパネルに接触させる操作)を行うと、操作受付部20が、当該操作を受け付ける。そして、表示制御部22が、図4に示すスケジュール画像46を学習支援装置12のタッチパネルに表示させる。
スケジュール画像46には、現在が属する学習サイクルのカレンダーが画像として示されている。以下、スケジュール画像46に配置されたカレンダーの画像をカレンダー画像48と呼ぶこととする。本実施形態では、4週間が1単位として学習サイクルが設定される。図4には、4月4日から5月1日までの4週間の学習サイクルについてのカレンダー画像48が示されている。
カレンダー画像48では、学習サイクルに属する日を表す枠の中に、その日に提供される問題の種別を表す問題種別アイコン画像が配置されている。以下、学習サイクルに属する日に対応付けられる枠が占める領域を、日付領域と呼ぶこととする。それぞれの日付領域の左上には、当該日付領域に対応付けられる日付を表す数字や記号が配置されている。本実施形態では、問題種別アイコン画像は、学習支援装置12の記憶部に予め記憶されていることとする。
また、図4に示すスケジュール画像46は、4月4日から5月1日までの学習サイクルにおける学習が開始される際に設定される、初期状態のスケジュールが示されていることとする。
本実施形態では、初期状態では、学習サイクルの第1週から第3週の、予め設定された1の曜日(図4の例では、月曜日)に該当する日の日付領域に、ユーザの学習到達レベルを週次で確認する問題である週次確認問題が提供されることを示す問題種別アイコン画像が配置されている。以下、週次確認問題が提供されることを示す問題種別アイコン画像を週次確認アイコン画像50aと呼ぶこととする。本実施形態では、週次確認アイコン画像50aは、円内にチェックマークが配置された画像である。また、以下、予め設定された1の曜日(図4の例では、月曜日)を特定曜日と呼ぶこととする。
また、学習サイクルの第1週から第3週の、特定曜日以外の曜日(図4の例では、月曜日以外の曜日)該当する日の日付領域に、日常の学習を促す問題である日常学習用問題が提供されることを示す問題種別アイコン画像が配置されている。以下、日常学習用問題が提供されることを示す問題種別アイコン画像を日常学習アイコン画像50bと呼ぶこととする。本実施形態では、日常学習アイコン画像50bは、円内に文字「N」が配置された画像である。そして、本実施形態では、確認問題の成績に基づいて、確認問題の次の提供までに提供される日常学習用問題の学習単元及びレベルが決定される。
学習サイクルの第4週に属する日の日付領域のうちの少なくとも1つに、学習サイクルの第1週から第3週までにユーザが学習した学習単元の学習到達レベルを月次で確認する月次確認問題が提供されることを示す問題種別アイコン画像が配置されている。以下、月次確認問題が提供されることを示す問題種別アイコン画像を月次確認アイコン画像50cと呼ぶこととする。本実施形態では、学習サイクルの第1週から第3週までにユーザが学習した学習単元の数だけ、月次確認アイコン画像50cが配置される。本実施形態では、月次確認アイコン画像50cは、円内に階段を表す図形が配置された画像である。
このように、本実施形態では、週次確認問題、日常学習用問題、又は、月次確認問題、のいずれかの種別の問題がユーザに提供されることとなる。
また、スケジュール画像46には、タッチパネルに表示されている画像を、図3に示すメニュー画像40に変化させるための画像であるメニューリンク画像52、及び、スケジュールの変更を確定させるための確定画像54も配置されている。
本実施形態では、学習支援サーバ14の記憶部に、複数の期間(本実施形態では、例えば、複数の日)のそれぞれに関連付けられた、提供される問題のスケジュールを示すスケジュールデータが記憶されている。本実施形態では、スケジュールデータは、問題種別アイコン画像が配置される領域を示す配置領域データ、当該スケジュールデータに対応付けられる問題の種別を示す問題種別対応データ、及び、当該スケジュールデータに対応付けられる問題がユーザにより学習済であるか否かを示す学習済フラグ、を含む。このように、スケジュールデータにより、配置領域データ、問題種別対応データ、及び、学習済フラグは互いに関連付けられている。また、本実施形態では、問題種別対応データは、問題種別アイコン画像に対応付けられるデータである。本実施形態では、問題種別アイコン画像が日付領域に配置されている場合は、配置領域データの値として、当該日付領域に対応付けられる日付が設定される。また、本実施形態では、問題種別対応データの値は、「週次確認」、「日常学習」、又は、「月次確認」のいずれかである。また、学習済みフラグの値としては、学習済である場合には1が設定され、学習済でない場合には0が設定されることとする。
そして、本実施形態では、図3に示すメニュー画像40がタッチパネルに表示されている状態で、操作受付部20がスケジュールリンク画像44に対するタップ操作を受け付けた際に、学習支援装置12のデータ送受信部24は、スケジュールデータの送信要求を学習支援サーバ14に送信する。そして、学習支援サーバ14のデータ受信部30は、当該送信要求を受信する。そして、学習支援サーバ14のスケジュールデータ管理部32は、当該送信要求の受信に応じて、学習支援サーバ14に記憶されている複数のスケジュールデータを学習支援装置12に送信する。このように、本実施形態では、学習支援サーバ14のスケジュールデータ管理部32は、スケジュールデータを学習支援装置12に提供するスケジュールデータ提供部としての役割を担っている。
そして、学習支援装置12のデータ送受信部24は、当該複数のスケジュールデータを受信して、学習支援装置12の記憶部に記憶させる。そして、学習支援装置12の表示制御部22は、受信した複数のスケジュールデータに基づいて、スケジュール画像46を生成する。このとき、表示制御部22は、当該複数のスケジュールデータのそれぞれについて、当該スケジュールデータに含まれる配置領域データの値に対応付けられる日付領域に、当該スケジュールデータに含まれる問題種別対応データに対応付けられる問題種別アイコン画像が配置されたスケジュール画像46を生成する。
例えば、スケジュールデータに含まれる問題種別対応データの値が「週次確認」である場合は、当該スケジュールデータに含まれる配置領域データの値に対応付けられる日付領域に週次確認アイコン画像50aが配置される。また、スケジュールデータに含まれる問題種別対応データの値が「日常学習」である場合は、当該スケジュールデータに含まれる配置領域データの値に対応付けられる日付領域に日常学習アイコン画像50bが配置される。また、スケジュールデータに含まれる問題種別対応データの値が「月次確認」である場合は、当該スケジュールデータに含まれる配置領域データの値に対応付けられる日付領域に月次確認アイコン画像50cが配置される。
そして、表示制御部22は、生成したスケジュール画像46をタッチパネルに表示させる。
ここで、ユーザが、タッチパネル上の一点である始点に指やスタイラス等の物体を接触させ、他の一点である終点まで当該物体を接触させた状態で当該物体をずらす操作(以下、ドラッグ操作という)を行うと、操作受付部20は、当該操作を受け付ける。なお、ここでは、始点に問題種別アイコン画像が配置されていることとする。すると、表示制御部22は、ドラッグ操作の終点が含まれる日付領域を特定する。そして、表示制御部22は、学習支援装置12の記憶部に記憶されている、ドラッグ操作の始点が含まれる日付領域が示す日付が配置領域データの値として設定された、ドラッグ操作の対象となった問題種別アイコン画像に対応する問題の種別を示す問題種別対応データを含むスケジュールデータを特定する。そして、表示制御部22は、特定されたスケジュールデータに含まれる配置領域データの値を、ドラッグ操作の終点が含まれる日付領域が示す日付に変更する。そして、表示制御部22は、変更後のスケジュールデータに基づいて、スケジュール画像46を生成する。そして、表示制御部22は、生成したスケジュール画像46をタッチパネルに表示させる。このようにして、始点に配置されていた問題種別アイコン画像が、特定された日付領域に移動した様子がタッチパネルに表示されることとなる。
なお、本実施形態では、1つの日付領域に複数の問題種別アイコン画像が配置可能である。そして、同じ種類の問題種別アイコン画像が1つの日付領域に複数配置される場合は、当該日付領域には、複数の問題種別アイコン画像ではなく、配置されている個数を表す算用数字が右上に配置された問題種別アイコン画像が配置される。例えば、ある日付を配置領域データの値として含み、問題種別対応データの値として「日常学習」が設定されているスケジュールデータが学習支援装置12の記憶部に2個記憶されている場合は、スケジュール画像46内の、当該日付が示す日付領域に右上に「2」が配置された日常学習アイコン画像50bが配置されることとなる。
なお、複数の問題種別アイコン画像に対応付けられるスケジュールデータのうち、含まれる学習済フラグの値が0であるスケジュールデータの数を表す算用数字が問題種別アイコン画像の右上に配置されるようにしてもよい。
また、問題種別アイコン画像に対応付けられるスケジュールデータに含まれる学習済フラグの値が1である場合は、当該問題種別アイコン画像の左下にそのことを表す図形(例えば、四角形に囲まれたチェックマーク)が配置されるようにしてもよい。
図5は、図4に示すスケジュール画像46に対して、例えば、4月14日の日付領域に配置されている日常学習アイコン画像50bの4月12日の日付領域への移動、4月19日の日付領域に配置されている日常学習アイコン画像50bの4月20日の日付領域への移動、4月18日の日付領域に配置されている週次確認アイコン画像50aの4月19日の日付領域への移動が行われた後のスケジュール画像46の一例を示す図である。
ここで、ユーザが、確定画像54に対するタップ操作を行うと、操作受付部20が、当該操作を受け付ける。そして、操作受付部20による当該操作の受付に応じて、学習支援装置12のデータ送受信部24は、学習支援装置12の記憶部に記憶されているスケジュールデータを学習支援サーバ14に送信する。そして、学習支援サーバ14のデータ受信部30は、当該スケジュールデータを受信する。そして、学習支援サーバ14のスケジュールデータ管理部32は、学習支援サーバ14の記憶部に記憶されているスケジュールデータを、受信したスケジュールデータに更新する。
このようにして、学習支援装置12でのスケジュールデータの変更内容が、学習支援サーバ14に記憶されているスケジュールデータに反映されることとなる。また、上述のように、本実施形態に係るスケジュールデータは、ユーザが変更可能なデータである。また、本実施形態では、学習支援装置12の表示制御部22、及び、学習支援サーバ14のスケジュールデータ管理部32が、ユーザから受け付ける、スケジュールデータが示すスケジュールの変更要求に応じて、当該スケジュールデータが示すスケジュールを変更するスケジュール変更部としての役割を担うこととなる。
ユーザが、メニューリンク画像52に対するタップ操作を行うと、操作受付部20が、当該操作を受け付ける。そして、表示制御部22は、図3に示すメニュー画像40をタッチパネルに表示させる。
図3に示すメニュー画像40がタッチパネルに表示されている際に、ユーザが第1の学習開始アイコン画像42−1に対して、タップ操作を行うと、操作受付部20は、当該操作を受け付ける。すると、データ送受信部24は、当該ユーザに出題される問題を示す問題データの送信要求を当該ユーザのユーザID及び第1の学習開始アイコン画像42−1を識別する情報と関連付けて学習支援サーバ14に送信する。そして、学習支援サーバ14のデータ受信部30が、当該送信要求を受け付ける。以下、当該送信要求を、第1種の問題データ送信要求と呼ぶこととする。
一方、図3に示す画像がタッチパネルに表示されている際に、ユーザが第2の学習開始アイコン画像42−2に対して、タップ操作を行うと、操作受付部20は、当該操作を受け付ける。すると、データ送受信部24は、当該ユーザに出題される問題を示す問題データの送信要求を当該ユーザのユーザID及び第2の学習開始アイコン画像42−2を識別する情報と関連付けて学習支援サーバ14に送信する。そして、学習支援サーバ14のデータ受信部30が、当該送信要求を受け付ける。以下、当該送信要求を、第2種の問題データ送信要求と呼ぶこととする。
そして、受信した送信要求が、第1種の問題データ送信要求である場合は、提供問題特定部34は、学習支援サーバ14の記憶部に記憶されているスケジュールデータに基づいて、現在が属する日の日付を配置領域データの値として含むスケジュールデータを特定する。そして、提供問題特定部34は、特定されたスケジュールデータに含まれる問題種別対応データの値を特定する。
一方、受信した送信要求が、第2種の問題データ送信要求である場合は、提供問題特定部34は、受信した送信要求に、第1の学習開始アイコン画像42−1を識別する情報が関連付けられている場合とは異なる特定規則に基づいて、問題種別対応データの値を特定する。
本実施形態では、例えば、現在が、前回の週次確認問題の提供の次の、特定曜日に該当する日以後である場合は、提供問題特定部34は、「週次確認」を、問題種別対応データの値として特定する。また、現在が、学習サイクルの第4週である場合は、提供問題特定部34は、「月次確認」を、問題種別対応データの値として特定する。
また、本実施形態では、例えば、現在が、前回の週次確認問題の提供の次の、特定曜日に該当する日以後でも、学習サイクルの第4週でもない場合は、提供問題特定部34は、現在が属する日の日付を配置領域データの値として含むスケジュールデータを特定して、特定されたスケジュールデータに含まれる問題種別対応データの値を特定する。
なお、ここで、提供問題特定部34が、学習支援サーバ14の記憶部に記憶されている、条件に関連付けられた、優先順位を示す優先順位データと、現在が属する日の日付を配置領域データの値として含むスケジュールデータと、に基づいて、問題種別対応データの値を特定してもよい。
例えば、「前回の週次確認問題の提供の次の、特定曜日に該当する日以後である」という条件に関連付けられた、「週次確認」が「日常学習」よりも高い優先順位であることを示す優先順位データが学習支援サーバ14の記憶部に記憶されていてもよい。そして、現在が、前回の週次確認問題の提供の次の、特定曜日に該当する日以後であり、現在が属する日の日付を配置領域データの値として含むスケジュールデータに含まれる問題種別対応データの値が「日常学習」である場合に、優先順位データにおいて「日常学習」より高い優先順位が設定されている「週次確認」を問題種別対応データの値として特定してもよい。
また、例えば、「現在が、学習サイクルの第4週である」という条件に関連付けられた、「月次確認」が「日常学習」よりも高い優先順位であることを示す優先順位データが学習支援サーバ14の記憶部に記憶されていてもよい。そして、現在が、学習サイクルの第4週であり、現在が属する日の日付を配置領域データの値として含むスケジュールデータに含まれる問題種別対応データの値が「日常学習」である場合に、優先順位データにおいて「日常学習」より高い優先順位が設定されている「月次確認」を問題種別対応データの値として特定してもよい。
以上のようにして、ユーザが第1の学習開始アイコン画像42−1に対するタップ操作を行った場合、ユーザが第2の学習開始アイコン画像42−2に対するタップ操作を行った場合のそれぞれについて、互いに異なる規則に基づいて、問題種別対応データの値が特定されることとなる。
そして、提供問題特定部34は、特定された問題種別対応データの値に基づいて、ユーザに提供される所定数(例えば、20個)の問題データを特定する。そして、問題提供部36は、特定された問題データを学習支援装置12に送信する。そして、学習支援装置12のデータ送受信部24は、当該問題データを受信する。
そして、表示制御部22は、図6に示す問題配置画像56をタッチパネルに表示させる。問題配置画像56には、ユーザに出題される計算問題、解答欄、矢印の画像が配置されている。ここで、ユーザが解答欄に解答を書き込み、矢印の画像に対してタップ操作を行うと、操作受付部20が当該操作を受け付け、表示制御部22が次の問題をタッチパネルに表示させる。
そして、ユーザによる、学習支援サーバ14から受信した所定数の問題に対する解答が終了すると、採点処理部26が、ユーザに提供された問題のそれぞれについて、解答の正誤を判定する。採点処理部26は、例えば、解答欄に配置されている、ユーザによる入力軌跡を表す画像に対して公知の文字認識処理を実行して、当該画像が表す文字列や数字列を特定する。そして、採点処理部26は、特定された文字列や数字列と、学習支援装置12の記憶部に予め記憶されている、当該問題の解答を表す文字列や数字列と、が一致するか否かを判定する。そして、採点処理部26は、一致する場合に当該問題に対するユーザの解答は正しいと判定し、一致しない場合に当該問題に対するユーザの解答は誤っていると判定する。
そして、表示制御部22は、ユーザに提供されたすべての問題についての、問題と、採点処理部26により特定された当該問題に対する解答の正誤と、の組み合わせが一覧として配置された画面をタッチパネルに表示させる。
そして、データ送受信部24は、ユーザに出題された問題についての得点等の成績を示す成績データを学習支援サーバ14に送信する。そして、学習支援サーバ14のデータ受信部30は、成績データを受信する。当該成績データは、当該ユーザのユーザIDと関連付けて学習支援サーバ14に記憶される。
そして、表示制御部22は、学習支援装置12の記憶部に記憶されているスケジュールデータのうちから、出題された問題の問題データに対応付けられるスケジュールデータを特定する。そして、表示制御部22は、特定されたスケジュールデータに含まれる学習済フラグの値を0から1に変更する。そして、学習支援装置12のデータ送受信部24は、当該スケジュールデータを学習支援サーバ14に送信する。すると、学習支援サーバ14のデータ受信部30は、当該スケジュールデータを受信する。そして、学習支援サーバ14のスケジュールデータ管理部32は、学習支援サーバ14の記憶部に記憶されている当該スケジュールデータを、受信したスケジュールデータに更新する。
ここで、上述の、提供問題特定部34による、問題種別対応データの値に基づく問題データの特定の詳細について説明する。
例えば、特定された問題種別対応データの値が「週次確認」である場合は、提供問題特定部34は、週次確認問題の問題データを特定する。ここで、前回の週次確認問題の提供におけるユーザの成績が、予め定められた成績よりもよい成績である場合は、前回の週次確認問題の次の学習順序である学習単元の学習単元IDと、特定のレベルを示すレベルデータと、を含む問題データを所定数特定する。一方、前回の週次確認問題の提供におけるユーザの成績が、予め定められた成績よりもよい成績でない場合は、前回の週次確認問題の学習単元の学習単元IDと、特定のレベル(例えば、難しくもなくやさしくもない中間のレベル)を示すレベルデータと、を含む問題データを所定数特定する。
なお、ここで、前回の週次確認問題の提供よりも後に月次確認問題の提供が行われている場合は、前回の月次確認問題の提供におけるユーザの成績が、予め定められた成績よりもよい成績である場合は、前回の月次確認問題の次の学習順序である学習単元の学習単元IDと、特定のレベルを示すレベルデータと、を含む問題データを所定数特定するようにしてもよい。また、上述の場合に、前回の月次確認問題の提供におけるユーザの成績が、予め定められた成績よりもよい成績でない場合は、前回の月次確認問題の学習単元の学習単元IDと、特定のレベルを示すレベルデータと、を含む問題データを所定数特定するようにしてもよい。
特定された問題種別対応データの値が「月次確認」である場合は、提供問題特定部34は、前回の月次確認問題の提供より後にユーザに提供された問題の学習単元の学習単元IDと、特定のレベルを示すレベルデータと、を含む問題データを所定数特定する。
本実施形態では、問題提供部36は、週次確認問題の成績データ、又は、学習サイクルにおける最後の月次確認問題の成績データを学習支援サーバ14が受信した際、当該成績データが示す成績に応じたレベルの問題群を示す問題群データを複数(例えば、6個)生成する。問題群データのそれぞれには、例えば、所定数(例えば、20個)の問題IDが含まれている。例えば、成績データが示す成績が予め定められた成績よりもよい成績である場合は、問題提供部36は、週次確認問題又は月次確認問題の学習単元IDと、問題が難しいことを示すレベルデータと、を含む、問題データの問題IDを20個含む問題群データを生成する。また、例えば、成績データが示す成績が予め定められた成績よりも悪い成績である場合は、問題提供部36は、週次確認問題又は月次確認問題の学習単元IDと、問題がやさしいことを示すレベルデータと、を含む、問題データの問題IDを20個含む問題群データを生成する。
そして、提供問題特定部34による、問題種別対応データの値に基づく問題データの特定にあたって、特定された問題種別対応データの値が「日常学習」である場合は、提供問題特定部34は、上述のようにして生成された問題群データのうちのいずれかに含まれる20個の問題IDを特定する。そして、提供問題特定部34は、特定された20個の問題IDのそれぞれについて、当該問題IDを含む問題データを特定する。
以上のようにして、提供される問題が特定される。
なお、本実施形態では、図3に示すメニュー画像40がタッチパネルに表示される際に、学習支援装置12のデータ送受信部24が、学習開始アイコン画像42の表示態様の問い合わせを学習支援サーバ14に送信する。そして、学習支援サーバ14のデータ受信部30は、当該問い合わせを受信する。
そして、表示態様管理部38は、現在が属する日の前日の日付を配置領域データの値として含むスケジュールデータを特定する。そして、表示態様管理部38は、特定されたスケジュールデータのうちに、含まれる学習済フラグの値が0であるスケジュールデータが存在するか否かを確認する。そして、表示態様管理部38は、含まれる学習済フラグの値が0であるスケジュールデータが存在しない場合は、第1の学習開始アイコン画像42−1の表示態様をカラーモードと決定する。一方、表示態様管理部38は、含まれる学習済フラグの値が0であるスケジュールデータが存在する場合は、第1の学習開始アイコン画像42−1の表示態様をグレーモードと決定する。
そして、表示態様管理部38は、第1種の問題データ送信要求の受信に応じて提供問題特定部34により特定される問題種別対応データの値、及び、第2種の問題データ送信要求の受信に応じて提供問題特定部34により特定される問題種別対応データの値、を特定する。そして、表示態様管理部38は、特定された2つの値が一致しない場合は、第2の学習開始アイコン画像42−2の表示態様をカラーモードと決定する。一方、表示態様管理部38は、特定された2つの値が一致する場合は、第2の学習開始アイコン画像42−2の表示態様をグレーモードと決定する。
そして、表示態様管理部38は、上述のようにして決定された第1の学習開始アイコン画像42−1の表示態様及び第2の学習開始アイコン画像42−2の表示態様を示すデータを学習支援装置12に送信する。学習支援装置12のデータ送受信部24は、当該データを受信する。
そして、学習支援装置12の表示制御部22は、受信したデータに基づいて決定される表示態様の第1の学習開始アイコン画像42−1及び第2の学習開始アイコン画像42−2が配置された画像をタッチパネルに表示させる。
ここで、例えば、表示制御部22は、受信したデータにおいて、第1の学習開始アイコン画像42−1の表示態様が、カラーモードであることが示されている場合は、多色の第1の学習開始アイコン画像42−1が配置された画像をタッチパネルに表示させ、グレーモードであることが示されている場合は、グレースケールの第1の学習開始アイコン画像42−1が配置された画像をタッチパネルに表示させる。また、表示制御部22は、受信したデータにおいて、第2の学習開始アイコン画像42−2の表示態様が、カラーモードであることが示されている場合は、多色の第2の学習開始アイコン画像42−2が配置された画像をタッチパネルに表示させ、グレーモードであることが示されている場合は、グレースケールの第2の学習開始アイコン画像42−2が配置された画像をタッチパネルに表示させる。
このように、受信したデータが示す表示態様がカラーモードであるかグレーモードであるかによって、学習開始アイコン画像42の表示態様が異なることとなる。
そして、本実施形態では、グレースケールの学習開始アイコン画像42に対してユーザがタップ操作を行っても、問題提供部36は、当該操作に応じた問題の提供を行わない。
なお、グレースケールの第1の学習開始アイコン画像42−1が配置された画像がタッチパネルに配置されている際に、ユーザが第2の学習開始アイコン画像42−2に対してタップ操作を行った場合は、提供問題特定部34は、現在が属する日の前日の日付を配置領域データの値として含むスケジュールデータを特定して、特定されたスケジュールデータに含まれる問題種別対応データの値を特定してもよい。そして、学習支援サーバ14の問題提供部36が、特定された問題種別対応データの値に基づいて特定される所定数の問題データを学習支援装置12に送信してもよい。
本実施形態に係る学習支援システム10では、ユーザがスケジュールデータを変更することができる。そして、第1の学習開始アイコン画像42−1に対してユーザがタップ操作を行う場合は、スケジュールデータにおいて、学習支援装置12が当該操作を受け付けたタイミングが属する期間(本実施形態では、学習支援装置12が当該操作を受け付けたタイミングが属する日)に関連付けられた問題がユーザに提供される。
さらに、第2の学習開始アイコン画像42−2に対してユーザがタップ操作を行う場合は、第1の学習開始アイコン画像42−1に対してユーザがタップ操作を行う場合とは異なる特定規則に基づいて特定される問題がユーザに提供される。そのため、スケジュールデータが示すスケジュールに沿った問題よりもユーザに提供されるべき問題をユーザに提供することが可能となる。
このようにして、本実施形態に係る学習支援システム10によれば、スケジュールデータが示す現在のスケジュールに沿った問題と、スケジュールデータが示す現在のスケジュールに沿った問題とは異なる問題と、のいずれを学習支援システム10が提供するかをユーザが決定できることとなるので、ユーザの学習における自主性を向上させつつ、ユーザが学習成果を得やすい状況が創り出せることとなる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、学習支援サーバ14に初期状態のスケジュールデータが、現在のスケジュールデータ(ユーザにより変更されたスケジュールデータ)とは別に記憶されていてもよい。受信した送信要求に、第2の学習開始アイコン画像42−2を識別する情報が関連付けられている場合は、提供問題特定部34は、現在が属する日の日付を配置領域データの値として含む、初期状態のスケジュールデータを特定してもよい。そして、提供問題特定部34は、特定されたスケジュールデータに含まれる問題種別対応データの値を特定してもよい。こうすれば、スケジュールデータが示す現在のスケジュールに沿った問題と、ユーザによる変更前の提供スケジュールに沿った問題と、のいずれを学習支援システム10が提供するかをユーザが決定できることとなる。
また、例えば、学習支援サーバ14は、予め定められた複数のパターンのうちからの、ユーザの選択を受け付けて、選択されるパターンに従って、初期状態のスケジュールデータを生成して、学習支援サーバ14の記憶部に記憶させてもよい。上述のパターンとしては、例えば、火曜日から日曜日について、1日あたり1つのスケジュールデータが生成されるパターンや、火曜日から金曜日についてはスケジュールデータが生成されず、土曜日及び日曜日については、1日あたり3つのスケジュールデータが生成されるパターン、などが考えられる。
また、例えば、週次確認問題、日常学習用問題、月次学習問題、として予め互いに異なる問題が設定されていてもよい。
例えば、学習支援装置12と学習支援サーバ14の役割分担は上述のものに限定されない。例えば、学習支援サーバ14に実装された機能の少なくとも一部を学習支援装置12が担ってもよいし、学習支援装置12に実装された機能の少なくとも一部を学習支援サーバ14が担ってもよい。
また、例えば、本実施形態に係る学習支援装置12がタッチパネルを備えていなくてもよい。そして、例えば、本実施形態に係る学習支援装置12において、ユーザが、マウスに対するドラッグ操作により表示部に表示されているカーソル等を移動できてもよい。そして、例えば、本実施形態に係る学習支援装置12が、マウスに対するクリック操作に応じて、カーソルが配置されている位置に応じた処理を実行するようにしてもよい。
また、上述の具体的な文字列や数値、並びに、図面中の具体的な文字列は例示であり、これらの文字列や数値には限定されない。
10 学習支援システム、12 学習支援装置、14 学習支援サーバ、16 コンピュータネットワーク、20 操作受付部、22 表示制御部、24 データ送受信部、26 採点処理部、30 データ受信部、32 スケジュールデータ管理部、34 提供問題特定部、36 問題提供部、38 表示態様管理部、40 メニュー画像、42 学習開始アイコン画像、44 スケジュールリンク画像、46 スケジュール画像、48 カレンダー画像、50a 週次確認アイコン画像、50b 日常学習アイコン画像、50c 月次確認アイコン画像、52 メニューリンク画像、54 確定画像、56 問題配置画像。

Claims (7)

  1. 複数の期間のそれぞれに関連付けられた、問題が提供されるスケジュールを示す、ユーザが変更可能であるスケジュールデータを、当該ユーザに提供するスケジュールデータ提供手段と、
    第1の画像及び第2の画像が配置された画像を表示させる表示制御手段と、
    前記第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題を提供し、前記第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題を提供する問題提供手段と、
    を含むことを特徴とする学習支援システム。
  2. 前記問題提供手段は、前記第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題と、予め記憶部に記憶されている問題の優先順位を示すデータと、に基づいて、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題よりも優先順位が高いことが特定される問題を提供する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習支援システム。
  3. 前記ユーザから受け付ける、前記スケジュールデータが示すスケジュールの変更要求に応じて、当該スケジュールデータが示すスケジュールを変更するスケジュール変更手段、をさらに含み、
    前記問題提供手段は、前記第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記ユーザによる変更後の前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題を提供し、
    前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題は、前記ユーザによる変更前の前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習支援システム。
  4. 前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題が、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題である場合は、前記表示制御手段が、前記スケジュールデータが示すスケジュールの変更を受付済の場合と異なる表示態様で前記第2の画像を表示させ、前記問題提供手段が、前記第2の画像を指示する操作に応じた問題の提供を行わない、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の学習支援システム。
  5. 複数の期間のそれぞれに関連付けられた、問題が提供されるスケジュールを示す、ユーザが変更可能であるスケジュールデータを、当該ユーザに提供するスケジュールデータ提供ステップと、
    第1の画像及び第2の画像が配置された画像を表示させる表示制御ステップと、
    前記第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題を提供し、前記第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題を提供する問題提供ステップと、
    を含むことを特徴とする学習支援方法。
  6. 複数の期間のそれぞれに関連付けられた、問題が提供されるスケジュールを示す、ユーザが変更可能であるスケジュールデータを、当該ユーザに提供するスケジュールデータ提供手段、
    第1の画像及び第2の画像が配置された画像を表示させる表示制御手段、
    前記第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題を提供し、前記第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題を提供する問題提供手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 複数の期間のそれぞれに関連付けられた、問題が提供されるスケジュールを示す、ユーザが変更可能であるスケジュールデータを、当該ユーザに提供するスケジュールデータ提供手段、
    第1の画像及び第2の画像が配置された画像を表示させる表示制御手段、
    前記第1の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記スケジュールデータにおいて当該操作を受け付けたタイミングが属する前記期間に関連付けられた問題を提供し、前記第2の画像を指示する操作を受け付けた場合に、前記第1の画像を指示する操作に応じて提供される問題の特定規則とは異なる規則に基づいて特定される問題を提供する問題提供手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
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