JP2014224473A - 可変動弁機構の弁開閉時期検出装置、及び可変動弁機構の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン10のクランク軸38に対するカム軸25a,26aの回転位相を変化させることにより、カム軸25a,26aの回転で駆動される吸気弁21及び排気弁22の少なくとも一方の開閉時期を変化させる可変動弁機構の弁開閉時期を検出する可変動弁機構の弁開閉時期装置であって、エンジン10には、気筒内の圧力である筒内圧力を検出する圧力センサ37が設けられており、エンジン10の筒内圧力と弁開閉時期との予め設定された対応関係、及び圧力センサ37により検出された筒内圧力に基づいて、弁開閉時期を検出する。
【選択図】 図1
Description
図5に示すフローチャートを参照して、実施例1において、バルブタイミングを検出する処理手順について説明する。本処理は、ECU40が所定間隔で繰り返し実行する。
カム信号によるバルブタイミングの不検出は、エンジン10の始動時に多く起こる。そこで、実施例2では、エンジン10が始動時であることを条件として、筒内圧力によりバルブタイミングを検出する。図6に示すフローチャートを参照して、実施例2において、バルブタイミングを検出する処理手順について説明する。本処理は、ECU40が所定間隔で繰り返し実行する。
カム信号によるバルブタイミングの不検出は、カム角センサ27,28とECU40とを接続する信号線の断線時や、基準となるバルブタイミングの学習値がクリアされた場合にも起こる。そこで、実施例3では、エンジン10が始動後であることを条件として、筒内圧力によりバルブタイミングを検出する。図7に示すフローチャートを参照して、実施例3において、バルブタイミングを検出する処理手順について説明する。本処理は、ECU40が所定間隔で繰り返し実行する。
ピストンシリンダ間の圧縮空気漏れや、放熱等が発生すると、筒内圧力センサ37により検出された筒内圧力と、吸気弁21及び排気弁22のバルブタイミングとが、予め設定された対応関係からずれるおそれがある。そのため、エンジン10の状態に応じて、予め設定した対応関係を補正する必要がある。そこで、以下の実施例4〜実施例9では、エンジン10の状態に応じて、予め設定した対応関係を補正する。
実施例5では、シリンダボア径すなわち筒内表面積に基づいて、対応関係を補正する。図10に示すフローチャートを参照して、実施例5において、バルブタイミングを検出する処理手順について説明する。本処理は、ECU40が所定間隔で繰り返し実行する。
実施例6では、エンジン10の回転速度に基づいて、対応関係を補正する。図12に示すフローチャートを参照して、実施例6において、バルブタイミングを検出する処理手順について説明する。本処理は、ECU40が所定間隔で繰り返し実行する。
実施例7では、エンジン10の温度状態に基づいて、対応関係を補正する。詳しくは、吸気温度、外気温度、シリンダ壁面温度、冷却水温、油温等に基づいて、対応関係を補正する。図14に示すフローチャートを参照して、実施例7において、バルブタイミングを検出する処理手順について説明する。本処理は、ECU40が所定間隔で繰り返し実行する。
実施例8では、吸入空気量により変化する吸気圧力、すなわちエンジン10の負荷に基づいて、対応関係を補正する。図16に示すフローチャートを参照して、実施例8において、バルブタイミングを検出する処理手順について説明する。本処理は、ECU40が所定間隔で繰り返し実行する。
実施例9では、気筒内の残留ガス濃度、すなわちEGR量に基づいて、対応関係を補正する。図18に示すフローチャートを参照して、実施例9において、バルブタイミングを検出する処理手順について説明する。本処理は、ECU40が所定間隔で繰り返し実行する。
実施例10では、エンジン10の始動時か否かに応じて、筒内圧力とカム信号のいずれか一方によりバルブタイミングの検出を行う。図20に示すフローチャートを参照して、実施例10において、バルブタイミングを検出する処理手順について説明する。本処理は、ECU40が所定間隔で繰り返し実行する。
・実施例4〜9を組み合わせて、筒内圧力とバルブタイミングとの対応関係を補正してもよい。実施例4〜9において、それぞれ異なるパラメータについて対応関係を補正しているが、複数のパラメータについて対応関係を補正してもよい。このようにすれば、吸気弁21及び排気弁22のバルブタイミングの検出精度をより向上させることができる。
Claims (11)
- 内燃機関(10)のクランク軸(38)に対するカム軸(25a,26a)の回転位相を変化させることにより、カム軸の回転で駆動される吸気弁(21)及び排気弁(22)の少なくとも一方の開閉時期を変化させる可変動弁機構(25,26)の弁開閉時期を検出する装置(40)であって、
前記内燃機関には、気筒内の圧力である筒内圧力を検出する圧力センサ(37)が設けられており、
前記内燃機関の筒内圧力と前記弁開閉時期との予め設定された対応関係、及び前記圧力センサにより検出された前記筒内圧力に基づいて、前記弁開閉時期を検出する可変動弁機構の弁開閉時期検出装置。 - 前記内燃機関の始動時に、前記弁開閉時期を検出する請求項1に記載の可変動弁機構の弁開閉時期検出装置。
- 前記内燃機関の始動後に、前記弁開閉時期を検出する請求項1又は2に記載の可変動弁機構の弁開閉時期検出装置。
- 設計により定まる前記気筒の機械的な圧縮比である機械圧縮比に基づいて、前記対応関係を補正し、補正した前記対応関係に基づいて、前記弁開閉時期を検出する請求項1〜3のいずれかに記載の可変動弁機構の弁開閉時期検出装置。
- 前記気筒の内表面積に基づいて、前記対応関係を補正し、補正した前記対応関係に基づいて、前記弁開閉時期を検出する請求項1〜4のいずれかに記載の可変動弁機構の弁開閉時期検出装置。
- 前記内燃機関の回転速度に基づいて、前記対応関係を補正し、補正した前記対応関係に基づいて、前記弁開閉時期を検出する請求項1〜5のいずれかに記載の可変動弁機構の弁開閉時期検出装置。
- 前記内燃機関の温度状態に基づいて、前記対応関係を補正し、補正した前記対応関係に基づいて、前記弁開閉時期を検出する請求項1〜6のいずれかに記載の可変動弁機構の弁開閉時期検出装置。
- 前記内燃機関の吸気圧力に基づいて、前記対応関係を補正し、補正した前記対応関係に基づいて、前記弁開閉時期を検出する請求項1〜7のいずれかに記載の可変動弁機構の弁開閉時期検出装置。
- 前記内燃機関の気筒内の残留ガス濃度に基づいて、前記対応関係を補正し、補正した前記対応関係に基づいて、前記弁開閉時期を検出する請求項1〜8のいずれかに記載の可変動弁機構の弁開閉時期検出装置。
- 前記内燃機関は、前記気筒を判別する気筒判別手段、及び前記内燃機関のクランク軸に対する前記カム軸の位相を示す信号を検出する信号検出手段と、を備え、
補正した対応関係及び前記圧力センサにより検出された前記筒内圧力と、前記気筒判別手段により前記気筒が判別される前に前記信号検出手段により検出された信号とに基づいて、前記弁開閉時期を検出する請求項4〜9のいずれかに記載の可変動弁機構の弁開閉時期検出装置。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の可変動弁機構の弁開閉時期検出装置により検出された前記弁開閉時期が、前記内燃機関の運転状態に応じた目標弁開閉時期と異なる場合に、前記弁開閉時期を前記目標弁開閉時期になるように変化させる可変動弁機構の制御装置。
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