JP2014222216A - 電池監視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信線に設けたインピーダンス素子の短絡故障に伴う通信回路の不具合を回避可能な電池監視装置を提供する。【解決手段】信号送信側の通信回路223とコンデンサ261との間の上位通信線26aと、信号送信側の通信回路223における基準電位線(上位基準線LGND2)との間に、上位基準線LGND2と上位通信線26aとの間の電圧が所定の制限電圧以上となる際に、上位基準線LGND2と上位通信線26aとを短絡させる送信側保護素子27aを設ける。信号受信側の通信回路223とコンデンサ261との間の下位通信線26bと、信号受信側の通信回路223における基準電位線(下位基準線LGND1)との間に、下位基準線LGND1と下位通信線26bとの間の電圧が所定の制限電圧以上となる際に、下位基準線LGND1と下位通信線26bとを短絡させる受信側保護素子27bを設ける。【選択図】図3
Description
本発明は、複数の電池セルを直列に接続して構成される組電池を監視する電池監視装置に関する。
従来、電池監視装置として、組電池における所定数の電池セルを1つの電池ブロックとし、当該電池ブロック毎に電池セルの電圧を監視する複数のセルコントローラ(監視IC)を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1には、各監視ICの監視結果等が各監視IC間で順次シリアル伝送されるように、各監視ICをデイジーチェーン方式により接続する構成が開示されている。なお、特許文献1に記載の電池監視装置では、各監視IC同士を接続する通信線に抵抗やコンデンサ等のインピーダンス素子を設け、通信線を流れる電流を制限するようにしている。
ところで、本発明者らは、電池監視装置の機能安全を向上させるために、特許文献1に記載の電池監視装置のように、各監視ICの通信回路同士を接続する通信線にインピーダンス素子を設けることを検討している。
ここで、図9は、本発明者らが検討している電池監視装置50の要部を示す回路図である。図9に示すように、電池監視装置50は、電池ブロックCBを構成する電池セルCの電圧を監視する複数の監視ICに、信号を送受信するための通信回路51、52を設けると共に、各通信回路51、52間の通信線53にコンデンサ54を設ける構成を検討している。なお、本例における通信回路51、52は、各電池ブロックCBにおける最も低電位となる端子に接続される監視ICのGND端子(GND1、GND2)の電位を基準として、所定電圧(例えば、5V)の信号(H信号、L信号)を生成するように構成されている。
ところが、このような構成とすると、通信線53のコンデンサ54が短絡故障(ショート)した際に、監視ICのGND端子(GND1、GND2)間が低インピーダンスで接続され、過電圧や過電流により通信回路51、52の不具合(故障)が生ずる虞がある。
例えば、通常の通信時に通信回路52とコンデンサ54との間の通信線の電圧がGND2〜GND2+5Vの間で変動するとしたとき、コンデンサ54のショートにより、通信回路52とコンデンサ54との間の通信線の電位がGND1の電位まで低下する虞がある。この場合、通信回路52には、通信時に監視ICのGND端子(GND1、GND2)間の電圧(電池ブロックの電圧)が印加され、これに起因して通信回路52が故障してしまう。
また、通常の通信時に通信回路51とコンデンサ54との間の通信線の電圧がGND1〜GND1+5Vの間で変動するとしたとき、コンデンサ54のショートにより、通信回路51とコンデンサ54との間の通信線の電位がGND2の電位まで上昇する虞がある。この場合、通信回路51には、通信時に監視ICのGND端子間の電圧が印加され、これに起因して通信回路51が故障してしまう。
本発明は上記点に鑑みて、通信線に設けたインピーダンス素子の短絡故障に伴う通信回路の不具合を回避可能な電池監視装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数の電池セル(10)を直列に接続して構成される組電池(1)を監視する電池監視装置を対象としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、組電池を所定数の電池セル毎にグループ化した電池ブロック(CB1〜CBn)に対応して設けられ、電池ブロックを構成する電池セルの電圧を監視する複数の監視回路(221)と、監視回路と電池ブロックとの間を接続する複数の検出線(L)と、複数の監視回路それぞれに対応して設けられ、監視回路における監視結果を含む信号を送受信するための複数の通信回路(223)と、複数の通信回路同士をデイジーチェーン方式で接続する複数の通信線(26)と、複数の通信線それぞれに設けられたインピーダンス素子(261)と、を備える。
ここで、複数の検出線のうち、電池ブロックの最も高電位となる端子に接続される検出線、および電池ブロックの最も低電位となる端子に接続される検出線のうち、一方の検出線を基準電位線としたとき、通信回路は、対応する監視回路に接続される基準電位線の電位を基準として所定電圧の信号を生成するように構成されている。
そして、通信線により接続された一対の通信回路のうち、信号送信側の通信回路とインピーダンス素子との間の通信線を上位通信線(26a)とし、信号送信側の通信回路における基準電位線を上位基準線としたとき、上位基準線と上位通信線との間には、上位基準線と上位通信線との間の電圧が所定の制限電圧以上となる際に、上位基準線と上位通信線とを短絡させる送信側保護素子(27a)が設けられている。
また、通信線により接続された一対の通信回路のうち、信号受信側の通信回路とインピーダンス素子との間の通信線を下位通信線(26b)とし、信号受信側の通信回路における基準電位線を下位基準線としたとき、下位基準線と下位通信線との間には、下位基準線と下位通信線との間の電圧が所定の制限電圧以上となる際に、下位基準線と下位通信線とを短絡させる受信側保護素子(27b)が設けられていることを特徴としている。
これによれば、インピーダンス素子の短絡故障により、通信線を介して各基準線が低インピーダンスで接続された際、各通信回路を介さず、各保護素子を介して各基準線と各通信線とが短絡する。つまり、通信線を介して各基準線が低インピーダンスで接続された際、信号送信側の通信回路を介さずに送信側保護素子を介して上位基準線と上位通信線とが短絡し、信号受信側の通信回路を介さずに受信側保護素子を介して下位基準線と下位通信線とが短絡する。
このため、各基準線間に生ずる過電圧や過電流が信号送信側および信号受信側の通信回路に作用しないので、通信線に設けたインピーダンス素子の短絡故障に伴う通信回路の不具合を回避することが可能となる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について説明すると、本実施形態では、ハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される電源システムに、本発明の電池監視装置2を適用している。図1の全体構成図に示すように、本実施形態の電源システムは、主たる構成要素として、組電池1、および電池監視装置2を備えている。
まず、第1実施形態について説明すると、本実施形態では、ハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される電源システムに、本発明の電池監視装置2を適用している。図1の全体構成図に示すように、本実施形態の電源システムは、主たる構成要素として、組電池1、および電池監視装置2を備えている。
組電池1は、図示しない走行用電動モータを主として、車載された各種電気負荷に電力供給する電源である。本実施形態の組電池1は、リチウムイオン電池等の二次電池からなる電池セル10を複数直列に接続したもので、互いに隣接する所定数の電池セル10毎にグループ化した複数の電池ブロックCB1〜CBnの直列接続体として構成されている。なお、図1では、直列に接続された4個の電池セル10を1つの電池ブロックCB1〜CBnとした例を図示しているが、電池ブロックCB1〜CBnを構成する電池セル10の個数は、3個以下または5個以上であってもよい。
電池監視装置2は、組電池1の電圧等の各種状態を検出して、組電池1の状態を監視する装置であり、電圧検出用の複数の検出線L等を介して組電池1に接続されている。
本実施形態の電池監視装置2は、主たる構成要素として、複数の検出線L、各検出線Lに設けられた保護回路21、複数の監視IC22、制御部23、絶縁素子24を備えている。
複数の検出線Lは、各監視IC22にて各電池セル10のセル電圧を検出するための配線であり、一端側が各電池セル10の端子(正極端子および負極端子)に接続され、他端側が監視IC22の電圧検出用の検出端子に接続されている。
複数の検出線Lのうち、電池ブロックCB1〜CB2における最も高電位となる端子に接続される検出線(高電位線)および最も低電位となる端子に接続される検出線(低電位線)は、対応する監視IC22の電源線を構成している。なお、高電位線は、監視IC22のVCC端子(VCC)に接続され、低電位線は、監視IC22のGND端子(GND)に接続されている。
保護回路21は、複数の検出線Lに設けられ、組電池1側からの過電圧や過電流から各監視IC22を保護するための回路である。本実施形態の保護回路21は、各検出線Lを流れる電流を制限する電流制限用素子として機能するヒューズ211、抵抗212、および各検出線L間の電圧を制限する電圧制限用素子として機能する第1、第2ツェナダイオード213、214で構成されている。
ヒューズ211は、各検出線Lにおける高電位線および低電位線上に設けられ、各電位線に過電流が流れた際に破断するように構成されている。また、抵抗212は、各検出線Lにおける高電位線および低電位線以外の検出線上に設けられている。
第1ツェナダイオード213は、各検出線L間に設けられ、各検出線L間の電圧を所定の制限電圧以下に維持するための素子である。なお、第1ツェナダイオード213の制限電圧は、例えば、各電池セル10の正常時の最大電圧以上、且つ、各検出線L上に設けられる各素子の耐電圧以下の範囲に設定される。
第2ツェナダイオード214は、高電位線と低電位線との間に設けられ、各電位線間の電圧を所定の制限電圧以下に維持するための素子である。第2ツェナダイオード214は、第1ツェナダイオード213で保護できない範囲での回路の保護を図るために設けられた素子である。なお、第2ツェナダイオード214の制限電圧は、電池ブロックCB1〜CBnの正常時の最大電圧以上、且つ、監視IC22の耐電圧以下の範囲に設定される。
続いて、監視IC22は、各電池ブロックCB1〜CBnそれぞれに対応して複数設けられている。各監視IC22は、各電池ブロックCB1〜CBnの高電位線および低電位線に接続されたVCC端子、GND端子を有しており、電池ブロックCB1〜CBnを電源として駆動するように構成されている。
監視IC22には、対応する電池ブロックCB1〜CBnの電池セル10の電圧を監視する監視回路221、電池ブロックCB1〜CBn側からの入力電圧を所定電圧に変換する電源回路222、信号の送受信を行う通信回路223等が内蔵されている。
各監視IC22のうち、最も高電位側の電池ブロックCBnに対応する監視IC22、および最も低電位側の電池ブロックCBnに対応する監視IC22は、フォトカプラ等の絶縁素子24を介して制御部23に接続されている。
また、各監視IC22は、内蔵された通信回路223同士が通信線26を介してデイジーチェーン方式で接続されており、監視IC22の監視結果等を含む信号や制御部23側からの制御信号が順次他の監視IC22へとシリアル伝送されるようになっている。
監視回路221は、対応する電池ブロックCB1〜CBnを構成する電池セル10の電圧を検出し、その検出結果を出力する回路である。なお、監視回路221としては、電圧を検出する回路ではなく、電池セル10の電圧が適正な電圧範囲内であるかを判定する回路で構成してもよい。
電源回路222は、電池ブロックCB1〜CBnからの入力電圧を監視IC22に内蔵された各回路の電源電圧(本実施形態では、5V)に変換する回路である。本実施形態の電源回路222は、監視IC22のGND端子の電位を基準として電圧変換するように構成されている。
通信回路223は、各監視IC22間に設けられた通信線26を介して、監視回路221における各電池セル10の電圧の監視結果等を示す信号を送受信する回路である。本実施形態の通信回路223は、監視IC22のGND端子の電位を基準として、GND端子のGND電圧〜GND電圧+5Vの範囲の信号(L信号、H信号)を生成するように構成されている。なお、本実施形態では、複数の検出線Lのうち、監視IC22のGND端子に接続される低電位線が基準電位線となっている。なお、本実施形態の通信回路223の耐電圧は、H信号(例えば、5V)の電圧レベルに余裕代(例えば、10V)を加えた電圧に設定されている。
また、各監視IC223同士を接続する通信線26には、通信線26上における電圧や電流を制限するインピーダンス素子が設けられている。本実施形態では、インピーダンス素子としてコンデンサ261を採用している。
本実施形態の監視IC22には、図示しないが、通信回路223を制御するためのロジック回路(通信制御回路)も内蔵されている。このロジック回路は、他の監視IC22からの信号や監視回路221の監視結果に応じて、通信回路223を制御するように構成されている。
ここで、図2は、複数の電池ブロックCB1〜CBnのうち、隣接する電池ブロックCBi、CBi+1および当該電池ブロックCBi、CBi+1に対応する一対の監視IC22を示す回路図である。
図2に示す回路では、各監視IC22のうち、電池ブロックCBi+1に接続されている監視IC22から電池ブロックCBiに接続されている監視IC22へと信号が送信されるものとする。なお、説明の便宜上、図2では、各監視IC22に内蔵される監視回路221の図示を省略している。また、図2では、紙面上側に示す監視IC22について、通信回路223の信号送信部223aだけを図示し、紙面下側に示す監視IC22について、通信回路223の信号受信部223bだけを図示している。
図2に示すように、本実施形態の通信回路223の信号送信部223aおよび信号受信部223bそれぞれは、電圧駆動型の素子であるMOSFETを相補形に構成したCMOSにより構成されている。
信号送信部223aは、各MOSFETのゲートに電圧を印加することで、一方のMOSFETをオンして、H信号(例えば、5V)およびL信号(例えば、0V)を生成し、生成した信号を信号受信部223b側へ送信するようになっている。なお、信号送信側の通信回路223における信号送信部223aの出力端子は、通信線26を介して信号受信側の通信回路223における信号受信部223bの入力端子(ゲート)に接続されている。
より詳しくは、信号送信部223aの出力端子が、通信線26における上位通信線26aを介してコンデンサ261の一端側に接続され、信号受信部223bの入力端子が、通信線26における下位通信線26bを介してコンデンサ261の他端側に接続されている。なお、上位通信線26aは、通信線26を介して接続された一対の通信回路223のうち、信号送信側の通信回路とコンデンサ261の一端側との間の通信線26を構成している。また、下位通信線26bは、一対の通信回路223のうち、信号受信側の通信回路とコンデンサ261の他端側との間の通信線26を構成している。
ここで、コンデンサ261が何らかの要因により短絡故障した際に、信号送信部223aからH信号が出力されると、各監視IC22のGND端子が低インピーダンスで接続されることで、通信回路52が故障してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、信号送信側の監視IC22のGND端子(図中、GND2)に接続される基準電位線(上位基準線LGND2)Lと通信線26の上位通信線26aとの間に、送信側保護素子27aを追加している。
この送信側保護素子27aは、上位基準線LGND2と上位通信線26aとの間の電圧が所定の制限電圧以上となる際に、上位基準線LGND2と上位通信線26aとを短絡させるものである。本実施形態では、送信側保護素子27aをツェナダイオードで構成している。
また、本実施形態では、信号受信側の監視IC22のGND端子(図中、GND1)に接続される基準電位線(下位基準線LGND1)Lと通信線26の下位通信線26bとの間に、受信側保護素子27bを追加している。
この受信側保護素子27bは、下位基準線LGND1と下位通信線26bとの間の電圧が所定の制限電圧以上となる際に、下位基準線LGND1と下位通信線26bとを短絡させるものである。本実施形態では、受信側保護素子27bをツェナダイオードで構成している。
ここで、各保護素子27a、27bの制限電圧は、各通信回路223における信号送受信時に変動する電圧よりも大きく、各通信回路223の耐電圧以下となる範囲内に設定することが望ましい。例えば、各通信回路223における信号送受信時に変動する電圧が「5V」、各通信回路223の耐電圧が「15V」となる場合には、各保護素子27a、27bの制限電圧を8.2V程度に設定すればよい。
図1に戻り、制御部23は、CPU、各種メモリ(記憶手段)等からなるマイクロコンピュータ、およびその周辺機器で構成され、メモリに記憶された制御プログラムに従って各種処理を実行するように構成されている。本実施形態の制御部23は、絶縁素子24を介して各監視IC22に接続されており、絶縁素子24を介して各監視IC22における監視結果等の信号の取得が可能となっている。
次に、本実施形態の電池監視装置2におけるコンデンサ261の短絡故障時の作動について説明する。コンデンサ261が短絡故障した際に、各監視IC22のGND端子が低インピーダンスで接続される。
この際、コンデンサ261の下位通信線26b側の電位が上昇し、下位通信線26bと下位基準線LGND1との間の電圧が受信側保護素子27bの制限電圧以上となることで、下位通信線26bと下位基準線LGND1とが短絡する。
一方、コンデンサ261の上位通信線26a側の電位が低下し、上位通信線26aと上位基準線LGND2との間の電圧が送信側保護素子27aの制限電圧以上となることで、上位通信線26aと上位基準線LGND2とが短絡する。
これにより、電池ブロックCBi+1の上位基準線LGND2から流れ込む短絡電流は、図3の実線矢印で示すように、信号送信側の通信回路223、および信号受信側の通信回路223を迂回して流れる。また、上位基準線LGND2の電位が低下することで、信号受信側の通信回路223の出力信号がL信号に固着する。
その後、各電池ブロックCBi、CBi+1と各監視IC22との間に過電圧や過電流が生ずるが、各検出線Lに設けられた保護回路21により当該過電圧や過電流から各監視IC22が保護される。
ここで、上位通信線26aと上位基準線LGND2との短絡により、信号送信側の通信回路223の出力端子が上位基準線LGND2に接続されるが、通信回路223の耐電圧を越えることはない。但し、図3の破線矢印で示すように、電池ブロックCBi+1の高電位側からVCC端子を介して信号送信側の通信回路223に微小な短絡電流が流れることにはなる。
以上説明した本実施形態の構成によれば、コンデンサ261の短絡故障により、各監視IC22の基準電位線同士が接続された際、信号受信側の通信回路223を介さずに受信側保護素子27bを介して下位基準線LGND1と下位通信線26bとが短絡する。同時に、信号送信側の通信回路223を介さずに送信側保護素子27aを介して上位基準線LGND2と上位通信線26aとが短絡する。
このため、各基準線間に生ずる過電圧や過電流が信号送信側および信号受信側の通信回路223に作用しないので、通信線26に設けたコンデンサ261の短絡故障に伴う通信回路223の不具合を回避することが可能となる。
なお、インピーダンス素子であるコンデンサ261の短絡故障時には、信号受信側の通信回路223の出力信号がL信号に固着することから、このことを利用して、通信回路223の出力信号に基づいて、コンデンサ261の短絡故障を検知するようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、前述までの実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
次に、第2実施形態について説明する。なお、前述までの実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
本実施形態の電池監視装置2は、図4に示すように、信号送信側の通信回路223の信号送信部223aが、監視IC22のGND端子の電位を基準として、GND端子のGND電圧〜GND電圧+5Vの範囲の信号を生成するように構成されている。
一方、信号受信側の通信回路223の信号受信部223bは、監視IC22のVCC端子の電位を基準として、VCC端子のVCC電圧〜VCC電圧−5Vの範囲の信号を生成するように構成されている。
本実施形態の如く、通信回路223が監視IC22のVCC端子の電位を基準として信号を生成する場合、信号受信側の監視IC22のVCC端子(図中、VCC1)に接続される検出線Lと下位通信線26bとの間に受信側保護素子27bを追加すればよい。なお、本実施形態では、信号受信側の監視IC22のVCC端子(図中、VCC1)に接続される検出線Lが基準電位線(下位基準線LVcc1)となる。
本実施形態の構成によれば、コンデンサ261が短絡故障した際に、信号送信部223aからH信号が出力されると、コンデンサ261の下位通信線26b側の電位が上昇する。そして、下位通信線26bと下位基準線LVcc1との間の電圧が受信側保護素子27bの制限電圧以上となることで、下位通信線26bと下位基準線LVcc1とが短絡する。
その他の構成および作動については、第1実施形態と同様である。従って、本実施形態の構成によっても、各基準線間に生ずる過電圧や過電流が信号送信側および信号受信側の通信回路223に作用せず、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。なお、前述までの実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
次に、第3実施形態について説明する。なお、前述までの実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
本実施形態の電池監視装置2は、図5に示すように、各監視IC22の電源回路222が、組電池1以外の絶縁型の外部電源28から電力供給されるように構成されている。本実施形態の電源回路222は、外部電源28からの入力電圧を監視IC22のGND端子の電位を基準として電圧変換するように構成されている。
その他の構成、および通信回路223の作動については、第1実施形態と同様である。本実施形態の如く、各監視IC22の電源回路222への給電形態を変更しても、コンデンサ261が短絡故障した際に、各基準線間に生ずる過電圧や過電流が信号送信側および信号受信側の通信回路223に作用しない。従って、本実施形態の構成によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。なお、前述までの実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
次に、第4実施形態について説明する。なお、前述までの実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
本実施形態の電池監視装置2は、図6に示すように、通信回路223の信号送信部223aおよび信号受信部223bが、電流駆動型の素子であるバイポーラトランジスタ等で構成されている。なお、信号送信部223aは、バイポーラトランジスタのオンオフによりH信号およびL信号を信号受信部223b側へ送信するようになっている。
また、本実施形態では、通信回路223を電流駆動型の素子で構成していることから、通信線26上における電圧や電流を制限するインピーダンス素子として抵抗262を採用している。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態の如く、通信回路223を電流駆動型の素子で構成したとしても、インピーダンス素子である抵抗262が短絡故障した際に、各基準線間に生ずる過電圧や過電流が信号送信側および信号受信側の通信回路223に作用しない。従って、本実施形態の構成によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。なお、前述までの実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
次に、第5実施形態について説明する。なお、前述までの実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
第1実施形態で説明したように、コンデンサ261が短絡故障した際に、電池ブロックCBi+1の高電位側からVCC端子を介して信号送信側の通信回路223に微小な短絡電流が回り込む(図3の破線矢印参照)。このため、本実施形態では、コンデンサ261が短絡故障した際に、通信回路223に短絡電流が回り込むことを防止する構成としている。
具体的には、図7に示すように、本実施形態では、各監視IC22の内部に通信回路223へ流れる電流を検出する電流検出回路226を設ける構成としている。この電流検出回路226は、シャント抵抗226a、およびシャント抵抗226aの両端を流れる電流を検出する検出回路226bにより構成されている。
また、本実施形態では、各監視IC22の内部に電流検出回路226の検出結果に応じて、通信回路223の作動を停止する通信停止回路227が設けられている。本実施形態の通信停止回路227は、電源回路222から通信回路223への電力供給を停止することにより、通信回路223の作動(H信号の出力)を停止させる。
ここで、本実施形態の通信停止回路227の作動を図8に示すフローチャートを用いて説明する。図8に示すように、まず、電流検出回路226により通信回路223へ流れる電流を測定する(S10)。そして、通信回路223へ流れる電流の検出値が、予め定めた過電流閾値を上回っているか否かを判定し(S20)、その結果、電流の測定値が過電流閾値を上回っていると判定された場合に通信回路223の作動を停止する(S30)。なお、過電流閾値は、例えば、コンデンサ261を短絡させた際に通信回路223に流れる電流に設定すればよい。
その他の構成および作動は、第1実施形態と同様である。本実施形態の構成によれば、第1実施形態で説明した効果に加え、以下の効果を奏する。すなわち、本実施形態では、通信回路223へ過電流が流れた際に、通信回路223の作動(H信号の出力)を停止させる構成としている。このため、コンデンサ261が短絡故障した際に、通信回路223に短絡電流が回り込むことを防止することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。例えば、以下のように種々変形可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。例えば、以下のように種々変形可能である。
(1)上述の各実施形態では、監視回路221および通信回路223を1つの監視IC22に内蔵する例について説明したが、これに限定されず、監視回路221および通信回路223を別個に構成してもよい。
(2)上述の各実施形態では、保護回路21をヒューズ211、抵抗212、第1、第2ツェナダイオード213、214で構成する例について説明したが、これに限定されない。保護回路21は、各監視IC22を保護可能な回路であればよく、例えば、電流保護素子(ヒューズ211、抵抗212)、および電圧保護素子(第1、第2ツェナダイオード213、214)の一方だけで構成してもよい。
(3)上述の各実施形態では、車両に搭載される電源システムに、本発明の電池監視装置2を適用する例について説明したが、車両以外の他の電源システムに電池監視装置2を適用してもよい。
(4)上述の各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
(5)上述の各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上述の各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
さらに、上述の各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
221 監視回路
223 通信回路
26 通信線
26a 上位通信線
26b 下位通信線
27a 送信側保護素子
27b 受信側保護素子
261 コンデンサ(インピーダンス素子)
262 抵抗(インピーダンス素子)
L 検出線
223 通信回路
26 通信線
26a 上位通信線
26b 下位通信線
27a 送信側保護素子
27b 受信側保護素子
261 コンデンサ(インピーダンス素子)
262 抵抗(インピーダンス素子)
L 検出線
Claims (10)
- 複数の電池セル(10)を直列に接続して構成される組電池(1)を監視する電池監視装置であって、
前記組電池を所定数の前記電池セル毎にグループ化した電池ブロック(CB1〜CBn)に対応して設けられ、前記電池ブロックを構成する前記電池セルの電圧を監視する複数の監視回路(221)と、
前記監視回路と前記電池ブロックとの間を接続する複数の検出線(L)と、
前記複数の監視回路それぞれに対応して設けられ、前記監視回路における監視結果を含む信号を送受信するための複数の通信回路(223)と、
前記複数の通信回路同士をデイジーチェーン方式で接続する複数の通信線(26)と、
前記複数の通信線それぞれに設けられたインピーダンス素子(261、262)と、を備え、
前記複数の検出線のうち、前記電池ブロックの最も高電位となる端子に接続される検出線、および前記電池ブロックの最も低電位となる端子に接続される検出線のうち、一方の検出線を基準電位線としたとき、
前記通信回路は、対応する前記監視回路に接続される前記基準電位線の電位を基準として所定電圧の前記信号を生成するように構成されており、
前記通信線により接続された一対の前記通信回路のうち、信号送信側の前記通信回路と前記インピーダンス素子との間の前記通信線を上位通信線(26a)とし、信号送信側の前記通信回路における前記基準電位線を上位基準線としたとき、
前記上位基準線と前記上位通信線との間には、前記上位基準線と前記上位通信線との間の電圧が所定の制限電圧以上となる際に、前記上位基準線と前記上位通信線とを短絡させる送信側保護素子(27a)が設けられており、
前記通信線により接続された一対の前記通信回路のうち、信号受信側の前記通信回路と前記インピーダンス素子との間の前記通信線を下位通信線(26b)とし、信号受信側の前記通信回路における前記基準電位線を下位基準線としたとき、
前記下位基準線と前記下位通信線との間には、前記下位基準線と前記下位通信線との間の電圧が所定の制限電圧以上となる際に、前記下位基準線と前記下位通信線とを短絡させる受信側保護素子(27b)が設けられていることを特徴とする電池監視装置。 - 前記通信回路は、前記組電池からの電力供給により駆動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電池監視装置。
- 前記通信回路は、前記組電池とは異なる電源(28)からの電力供給により駆動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電池監視装置。
- 前記複数の検出線には、前記組電池側からの過電圧や過電流から前記複数の監視回路を保護するための保護回路(21)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電池監視装置。
- 前記保護回路は、前記複数の検出線間に設けられた電圧制限用素子(213、214)、および前記複数の検出線上に設けられた電流制限用素子(211、212)で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の電池監視装置。
- 前記インピーダンス素子は、コンデンサ(261)であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電池監視装置。
- 前記インピーダンス素子は、抵抗(262)であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電池監視装置。
- 前記送信側保護素子および前記受信側保護素子それぞれは、前記制限電圧が前記通信回路における信号送受信時に変動する電圧よりも大きく、前記通信回路の耐電圧以下となる範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の電池監視装置。
- 前記送信側保護素子および前記受信側保護素子それぞれは、ツェナダイオードであることを特徴とする請求項8に記載の電池監視装置。
- 前記通信回路に流れる電流を検出する電流検出回路(226)と、
前記通信回路の作動を停止する通信停止回路(227)と、を備え、
前記通信制御回路は、前記電流検出回路の検出値が予め定めた過電流閾値を上回った際に、前記通信回路の作動を停止することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の電池監視装置。
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