JP2014221639A - Pto制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
と、必ずしも、合致するとは限らない。
TOクラッチに対する制御信号を生成するPTOクラッチ制御処理部と、前記モード切替指令入力デバイスと前記PTO設定デバイスと前記ペダル操作位置を検出するセンサとからの操作入力信号を処理して、前記PTOクラッチ制御処理部に前記制御信号の生成を要求する実行命令を出力する操作入力信号処理手段とがPTO電子制御ユニットに構築され、前記操作入力信号処理手段には、前記PTO設定デバイスの最新状態又は前記PTO伝動系の動力伝達に関する最新状態あるいはその両方の最新状態を記録する登録部が備えられており、前記登録部に登録された最新状態と前記モード切替指令入力デバイスからの操作入力信号とに基づいて前記実行命令が出力されることが提案される。このような構成を採用することで、PTO制御ユニットの各機能は、実質的にプログラムを実行することで構築可能となり、外部作業機の多様な使用形態に応じて要望される種々の仕様に対する順応度が高いシステムが構築される。
図1は、本発明によるPTO(Power Take Off:動力取り出し)制御システムを採用した作業車両としてのトラクタの斜視図である。図2は、運転操作のためにトラクタの運転部に備えられた操作具や操作パネルなどを示す俯瞰図である。この実施形態では、このトラクタは、外部作業機4としてロータリ耕耘機をその後部に昇降自在に装備している。トラクタの運転操作は、運転部に備えられた各種操作具を通じて行われる。外部作業機4に動力を伝達するPTO伝動系の操作に関連する操作具として、車軸を制動することにより車両を停止させるブレーキ装置のためのブレーキペダル13、走行伝動系における動力伝達を遮断して車両を停止させる停止ペダル14、PTO伝動系における動力伝達のON/OFF等を操作するPTO設定デバイスとしてのPTOスイッチ(以下単にPTO−SWと称する)12、PTO伝動系の2段変速操作のためのPTO変速レバー15、液晶ディスプレイ(LCD)71などとともに表示パネル70を構成しているPTOモード切替指令入力デバイスとしてのタッチパネル11などが挙げられる。
うに、エンジン1の出力軸1aからの動力は、走行伝動系を介して駆動車輪3に伝達されるとともにPTO伝動系を介してロータリ耕耘機4にも伝達される。走行伝動系には静油圧式の無段変速装置(以下単にHSTと称する)31と多段ギヤ式の走行変速装置32とが介装されており、PTO伝動系には、PTO伝動軸43と、PTO伝動系における動力伝達のON/OFFを行うPTOクラッチ41と、2段ギヤ式のPTO変速装置42とが備えられている。前述したPTO−SW12は、PTO設定デバイスとして、このPTOクラッチ41に対する入り指令(入りスイッチ信号)を生成する入り位置と切り指令(切りスイッチ信号)を生成する切り位置の2つの選択位置を有する。
ラッチ制御処理部60に送り込まれ、PTOクラッチ41の制御に用いられる。さて、このような状況下で、運転者がタッチパネル11を用いて、PTOモードを連動PTOモードから独立PTOモードに切替操作したとする(#10)。タッチパネル11からの信号を受けて、モード切替検知部53は「連」から「独」へのモード切替を検知し、PTOモード切替判定部54に、「独」へのモード切替リクエストを与える(#11)。
(1)PTOモード切替判定部54には、タイマ54aの機能が含まれており、PTOクラッチ制御処理部60に「連」から「独」へのPTOモード切替実行命令が与えられる際には、所定の時間的遅延を与える。
(2)タッチパネル11を通じての「連」から「独」へのPTOモード切替信号は、その操作時間が所定時間継続されることによって、例えばボタンの長押しによって、発生するようにする。これに代えて、所定時間以上の「連」から「独」へのPTOモード切替信号がタッチパネル11から送られてくることによって、モード切替検知部53がこのPTOモード切替信号を受け付けるように構成してもよい。
(3)「連」から「独」へのPTOモード切替操作時に、視覚(表示)的又は聴覚(音声)的あるいはその両方によって運転者の注意を促すような報知を行う。
(4)「連」から「独」へのPTOモード切替の実行が待機されている際に、液晶ディスプレイ71を通じて、実行待機の理由を表示する。例えば、「PTOクラッチをOFFにしてください」といったメッセージを表示することが好ましい。
御は、所定以上の操作量をトリガーとするPTOクラッチ41のOFF制御であった。このような制御に代えて操作量算定部56で算定されたブレーキ操作量に基づいてPTOクラッチ制御処理部60が油圧制御手段81のPTO油圧制御部81aにPTOクラッチ41をブレーキ操作量に応じた半クラッチング状態とするような制御信号を与えるように構成することも好適である。この構成の採用により、PTOクラッチ41の専用クラッチ操作具がなくても、ブレーキペダル13を踏み込むことによりPTOクラッチ41をOFF(切り)とし、ブレーキペダル14の踏み込みを戻すことによりPTOクラッチ41をON(入り)とすることができるだけでなく、ブレーキペダル13の踏み込みをゆっくりと戻していくことによりPTOクラッチ41を半クラッチング制御することも可能となる。
そのような半クラッチング制御の一例を示す機能ブロック図が図6に示されている。この半クラッチング制御のために、PTO伝動軸43の回転数:Nを検出するPTO回転センサ15と、半クラッチング評価部61が追加的に備えられている。半クラッチング評価部61は、半クラッチング制御を長時間行うことによるPTOクラッチ41の焼け付きを防止する機能を有する。半クラッチング評価部61には、PTO回転センサ15によって検出された回転数:Nと、PTOクラッチ制御処理部60で算定されたクラッチ圧:Pとを入力変数として、熱量:Qが導出される関数:Q=F(N,P)又はテーブルが設定され
ている。さらに、導出された熱量:Qを時間:t経過とともに積算し、その積算結果を所定の判定条件によって評価して、半クラッチング禁止(Z=1)又は半クラッチング許可(Z=0)という評価結果:Zを出力する評価関数:Z=G(Q,t)も設定されている。
なお、この図6では、クラッチ焼け付き防止を考慮した半クラッチング評価結果は、PTOクラッチ制御処理部60に送られていたが、これに代えて、あるいは、これに加えて、この半クラッチング評価結果を視覚的又は聴覚的あるいはその両方によって運転者に報知する構成を採用してもよい。
このような半クラッチング制御は外部作業機4がロータリ耕耘機の場合、好都合である。例えば、ロータリ耕耘機が硬質な土壌に突入した場合、ブレーキペダル14を踏み込み、ブレーキペダル14の踏み込みをゆっくりと戻すことでPTOクラッチ41を半クラッチング状態として、その硬質な土壌を通り抜けることができる。
10:報知−ECU
11:タッチパネル(モード切替指令入力デバイス)
12:PTO−SW(PTO設定デバイス)
13:ブレーキペダル
14:停止ペダル(ブレーキペダル)
41:PTOクラッチ
43:PTO伝動軸
50: 操作入力信号処理手段
51:PTO−SW状態検知部
52:PTO−SW状態登録部
53:モード切替検知部
54:PTOモード切替判定部
55:操作位置検知部
56:操作量算定部
57:PTO状態登録部
60:PTOクラッチ制御処理部
70:表示パネル
71:液晶ディスプレイ
81:油圧制御手段
Claims (1)
- エンジン出力を車軸へ伝達する走行伝動系と、所定操作量以上のペダル操作量により前記走行伝動系を動力伝達不能状態とするブレーキペダルと、前記エンジン出力をPTOクラッチを介してPTO伝動軸へ伝達するPTO伝動系とを備え、前記走行伝動系が動力伝達可能状態又は動力伝達不能状態とは関係なく前記PTO伝動系がPTO動力を伝達する独立PTOモードと前記走行伝動系での動力伝達可能状態である場合にのみPTO動力を伝達する連動PTOモードとを選択可能に有する車両に搭載されるPTO制御システムにおいて、
前記独立PTOモードと連動PTOモードとのいずれかのPTOモードの選択を指令するモード切替指令入力デバイスと、前記PTOクラッチに対する入り指令を生成する入り位置と切り指令を生成する切り位置の2つの選択位置を有するPTO設定デバイスと、前記車両のブレーキペダルのペダル操作位置及び前記モード切替指令入力デバイスによる選択モード及び前記PTO設定デバイスによる選択位置に応じて前記PTOクラッチを制御するPTO制御ユニットとが備えられ、
前記PTO伝動系が動力伝達可能状態のときに前記モード切替指令入力デバイスによるPTOモードの切替実行処理が待機され、
前記PTO伝動系が動力伝達不能状態のときに前記モード切替指令入力デバイスによるPTOモードの切替実行処理が許可されるPTO制御システム。
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2014
- 2014-07-11 JP JP2014143045A patent/JP5883084B2/ja active Active
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