JP2014218615A - コークス炉移動機械の停止制御装置及び停止制御方法。 - Google Patents

コークス炉移動機械の停止制御装置及び停止制御方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】磁気センサを用いて正確な停止制御を行うコークス炉移動機械の停止装置を提供する。
【解決手段】レール軌道上を移動するコークス炉移動機械を目標停止位置に停止させるためのコークス炉移動機械の停止装置であって、メカニカルブレーキと、前記コークス炉移動機械に取り付けられ、前記目標停止位置に対応した位置に設置されるマグネット60の磁気領域に進入した際に、前記マグネット60からの距離に応じた強度の電流を出力するセンサ装置50と、前記目標停止位置に接近するにしたがって前記電流値がリニアに変化するリニア特性に基づき、前記メカニカルブレーキを作動させるべき作動電流値を決定し、前記センサ装置が出力する電流が前記作動電流値になったときに前記メカニカルブレーキを作動させる作動信号を出力するコントローラと、を有することを特徴とするコークス炉移動機械の停止装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、コークス炉移動機械などの移動機械の停止位置を制御する制御方法に関するものである。
コークス炉は、製鉄所内他工場に比較して作業環境レベルが悪く、労働生産性、将来の要員確保等の観点からも、従来から自動化・省力化のニーズが高かった。コークス炉には、石炭をコークス炉の炭化室に投入する装入車、炭化室で乾留された赤熱コークスを押し出す押出機、炭化室から押し出された赤熱コークスをバケットに投入するガイド車を含む様々なコークス炉移動機械が設けられている。
これらのコークス炉移動機械では、目標停止位置に停止させるための停止制御が実施される。コークス炉移動機械は、レール軌条上を走行し、このレール軌条は経年変化するため、この経年変化に応じて停止制御を適切に実施する必要がある。
従来、コークス炉移動機械の停止制御は、光学式センサの検出結果に基づき、実施されていた。しかしながら、光学式センサの設置位置がコークス炉移動機械から離れていたため、正確な停止制御を行うことができなかった。ここで、光学式センサをコークス炉移動機械の近傍に設置する方法も考えられるが、コークス炉移動機械の近くは温度が高く、粉塵が浮遊しているため、光学式センサを設置することが困難である。そこで、本発明者等は、光学式センサよりも高温環境下等での利用が容易な、磁気センサを用いて、コークス炉移動機械の停止制御を実施する方法について検討した。
特開2001−323274号公報 特開1995−242877号公報 特開1996−165470号公報
しかしながら、磁気センサは、目標位置までの残距離検出精度が低いことから、目標位置での停止精度が低いという問題がある。そのため、磁気センサを単純にコークス炉移動機械の近傍に配置するだけでは、前記問題を解消することができない。また、コークス炉移動機械の速度が二倍になると、コークス炉移動機械の制動距離は二乗分だけ大きくなるため、位置決め精度を高めるためには、コークス炉移動機械の移動速度を低く抑えなければならない。そのため、コークス炉の可動効率が十分でなかった。
そこで、本願発明は、コークス炉の可動効率の低下を抑制しながら、磁気センサを用いて正確な停止制御を行うコークス炉移動機械の停止装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明に係るコークス炉移動機械の停止装置は、(1)レール軌道上を移動するコークス炉移動機械を目標停止位置に停止させるためのコークス炉移動機械の停止装置であって、前記コークス炉移動機械の車輪を停止させるメカニカルブレーキと、前記コークス炉移動機械に取り付けられ、前記目標停止位置に対応した位置に設置されるマグネットの磁気領域に進入した際に、前記マグネットからの距離に応じた強度の電流を出力するセンサ装置と、前記磁気領域内において前記目標停止位置に接近するにしたがって前記電流値がリニアに変化するリニア特性に基づき、前記メカニカルブレーキを作動させるべき作動電流値を決定し、前記センサ装置が出力する電流が前記作動電流値になったときに前記メカニカルブレーキを作動させる作動信号を出力するコントローラと、を有することを特徴とする。
(2)上記(1)の構成において、前記電流値がリニアに変化するリニア領域における前記センサ装置の基準となる電流変化を示した第1の基準情報と、前記第1の基準情報に対応付けられ、前記メカニカルブレーキを作動させる際の基準となる作動電流値を示した第2の基本情報とを記憶する記憶部を有し、前記コントローラは、前記記憶部に記憶された前記第1及び第2の基本情報と、前記リニア領域において測定された前記センサ装置から出力される電流値の変化に関する実情報とに基づき、前記作動電流値を補正し、前記センサ装置が出力する電流が前記補正後の作動電流値になったときに前記メカニカルブレーキを作動させる作動信号を出力することができる。(2)の構成によれば、簡易な方法で、補正後の作動電流値を算出することができる。
(3)上記(2)の構成において、前記センサ装置は、前記リニア領域に進入すると、前記リニア領域に進入したことを示す検知信号を前記コントローラに出力し、前記コントローラは、前記検知信号を受信した後に、前記実情報を取得することができる。(3)の構成によれば、リニア領域において前記実情報を確実に取得して、より正確な作動電流値を算出することができる。
(4)上記(1)〜(3)の構成において、前記コークス炉移動機械を走行させる走行モータは、インバータにより速度が制御されており、前記コークス炉移動機械は、前記インバータにより減速され、等速度で前記磁気領域に進入する。(4)の構成によれば、停止時の位置決め精度が高めるため、前記磁気領域に進入する際の速度を速くすることができる。
(5)上記(1)〜(4)の構成において、前記センサ装置は、前記コークス炉移動機械の移動方向に並ぶ第1及び第2のセンシングエレメントを有し、前記第1及び第2のセンシングエレメントの中間位置に対応した位置に前記目標停止位置が設定することができる。
(6)上記(1)〜(5)の構成において、前記コークス炉移動機械が停止した際に前記センサ装置から出力される第1の電流値が前記目標停止位置で本来出力される第2の電流値とは異なる場合、前記コントローラは、前記コークス炉移動機械を次に停止する際に、前記第1及び第2の電流値の差分に応じた補正情報を用いて、前記作動電流値を補正することができる。(6)の構成によれば、停止時の位置決め精度をより一層高めることができる。
(7)上記(1)〜(6)の構成において、前記コークス炉移動機械は、前記コークス炉に石炭を装入する装入車、前記コークス炉において乾留された赤熱コークスを押し出す押出機、前記押出機に押し出された赤熱コークスをバケットに投入するガイド車のいずれであってもよい。
上記課題を解決するために、本願発明に係るコークス炉移動機械の停止制御方法は、(8)レール軌道上を回転動作する車輪と、前記車輪を停止させるメカニカルブレーキと、該コークス炉移動機械の目標停止位置に対応した位置に設置されるマグネットの磁気領域に進入した際に、前記マグネットからの距離に応じた強度の電流を出力するセンサ装置と、を有するコークス炉移動機械の停止制御方法であって、前記磁気領域内において前記目標停止位置に接近するにしたがって前記電流値がリニアに変化するリニア特性に基づき、前記メカニカルブレーキを作動させるべき作動電流値を決定し、前記センサ装置が出力する電流が前記作動電流値になったときに前記メカニカルブレーキを作動させることを特徴とする。
(9)上記(8)の構成において、前記電流値がリニアに変化するリニア領域における前記センサ装置の基準となる電流変化を示した第1の基準情報と、前記第1の基準情報に対応付けられ、前記メカニカルブレーキを作動させる際の基準となる作動電流値を示した第2の基本情報と、前記リニア領域において測定された前記センサ装置の電流値の変化を示す実情報とに基づき、前記作動電流値を補正し、前記センサ装置が出力する電流が前記補正後の作動電流値になったときに前記メカニカルブレーキを作動させることができる。(9)の構成によれば、簡易な方法で、補正後の作動電流値を算出することができる。
(10)前記センサ装置は、前記リニア領域に進入すると、前記リニア領域に進入したことを示す検知信号を出力し、前記検知信号に基づき、前記実情報を取得することができる。(10)の構成によれば、リニア領域において前記実情報をより確実に取得できるため、より正確な作動電流値を算出することができる。
(11)前記コークス炉移動機械が停止した際に前記センサ装置から出力される第1の電流値が前記目標停止位置で本来出力される第2の電流値とは異なる場合に、前記コークス炉移動機械を次に停止する際に、前記第1及び第2の電流値の差分に応じた補正情報を用いて、前記作動電流値を補正することができる。(11)の構成によれば、停止時の位置決め精度をより一層高めることができる。
本発明によれば、コークス炉の可動効率の低下を抑制しながら、磁気センサを用いて正確な停止制御を行うコークス炉移動機械の停止装置を提供することができる。
コークス炉の概略図である。 装入車及び装入車の停止制御に関わる要素の概略構成図である。 装入車の停止制御を行う停止装置の機能ブロック図である。 センサ装置がマグネットによる磁気領域を通過する際に出力する信号の波形を示している。 リニア領域の拡大図である。 装入車の停止方法を示したフローチャートである。 補正後の作動電流値の算出方法の変形例を示している。 補正後の作動電流値の算出方法の別の変形例を示している。 学習処理の手順を示したフローチャートである。
図1を参照しながら、本実施形態のコークス炉移動機械が適用されるコークス炉について説明する。コークス炉移動機械は、装入車10、押出機20及びガイド車30を含む。装入車10は、コークス炉1の炉蓋に形成されたレール軌条上を移動して、コークス炉1の炭化室に石炭を装入する。押出機20は、乾留された赤熱コークスをコークス炉1の炭化室から押し出す。ガイド車30は、コークス炉1の炭化室から押し出された赤熱コークスをバケットに投入する。赤熱コークスを収容したバケットは、消火電車により消火設備40へと搬送され、赤熱コークスが冷却される。
図2は、装入車10及び装入車10の停止制御に関わる要素の概略構成図である。同図を参照して、装入車10は車輪11を有し、この車輪11はレール軌条2に設置されている。装入車10は、車輪11が回転動作することによって、レール軌条2上を走行する。装入車10は、さらに、支持アーム12を有し、この支持アーム12の先端部にはセンサ装置50が取り付けられている。
マグネット60は、レール軌条2に沿って複数個配置されている。これらのマグネット60は、コークス炉1の各炭化室に対応した位置、つまり、装入車10の目標停止位置に対応した位置に設置されている。装入車10が移動する際に、各マグネット60の直上をセンサ装置50が通過するように、センサ装置50及び各マグネット60の取り付け位置は設定されている。
センサ装置50及びマグネット60は上下に向き合う位置に配置するのが好ましい。上述のコークス炉移動機械は、レール軌条の上を走行する点で共通しており、このレール軌条の経年変化によってセンサ装置50とマグネット60との距離が変化し、停止制御の精度に大きく影響するからである。
図3は、装入車10の停止制御を行う停止装置の機能ブロック図である。同図を参照して、停止装置は、コントローラ101、記憶部102、ディスクブレーキ103、インバータ104、モータ105及びセンサ装置50を備える。コントローラ101は、停止装置全体の制御を司り、例えば、インバータ104を介してモータ105の出力を制御したり、ディスクブレーキ103に対してブレーキ動作及びブレーキ解除を指示する。コントローラ101は、CPU、MPUであってもよいし、これらのCPU等において行う処理の少なくとも一部を回路的に実行するASIC回路を含んでいてもよい。また、コントローラ101は、複数のプロセッサから構成されるマルチプロセッサであってもよい。
記憶部102は、コントローラ101が装入車10の停止制御を行う際に必要な情報や、プログラムを記憶する。記憶部102は、一つの記憶装置で実現してもよいし、或いは複数の記憶装置が協働することにより実現してもよい。
ディスクブレーキ103は、車輪11とともに回転する鉄製のディスク(円盤)を、両側から摩擦材であるパッドで挟み付けることにより、車輪11の回転動作を停止させる。なお、以下の説明において、ディスクブレーキ103によるブレーキ動作をメカニカルブレーキと称する場合がある。
インバータ104は、図示しない電源から供給される電圧の大きさ、周波数を制御することにより、モータ105の回転速度を制御する。モータ105には、三相交流モータを用いることができる。
ここで、コントローラ101は、石炭塔から炭化室に装入車10が移動する際に、インバータ104を制御することにより装入車10を目標速度に加速させる加速運転を実施し、目標速度に到達した装入車10を等速度で走行させる巡航運転を実施し、巡航運転を所定時間実施した後に装入車10をクリープ速度に減速する減速運転を実施し、クリープ速度に減速した装入車10を等速度で運転するクリープ運転を実施し、最後にクリープ運転中にセンサ装置50から出力される装入車10の位置情報に基づきメカニカルブレーキを動作させる停止処理を実施する。ここで、クリープ運転とは、必要な停止精度を確保するために必要な低速走行にて装入車10を走行させることを意味する。
本実施形態は、上述の停止処理においてブレーキ動作指令を出力するタイミングを決定する決定方法に特徴がある。図4は、装入車10とともに移動するセンサ装置50がマグネット60による磁気領域を通過する際に出力する信号の波形を示している。同図を参照して、センサ装置50は、装入車10の移動方向に並ぶ第1のセンシングエレメント51及び第2のセンシングエレメント52を有している。センサ装置50は、マグネット60からの距離に応じた強度の電流を出力する。具体的には、センサ装置50は、マグネット60による一つの磁場を通過する際に4〜20mAの電流を出力する。
センサ装置50は、第2のセンシングエレメント52がマグネット60の直上に対応したセンシングポイントCに到達すると、4mAの電流を出力し、この電流値は第2のセンシングエレメント52から離れるほど上昇し、第1のセンシングエレメント51がマグネット60の直上に対応したセンシングポイントAに到達すると、20mAの電流を出力するようになっている。センシングポイントBは、センシングポイントA及びCの中間位置であって、装入車10の目標停止位置に対応している。
ここで、点線で囲んだ領域(以下、リニア領域という)は、電流値の変化が一定、つまりリニアな波形となるため、このリニア領域に装入車10が進入した情報を取得することにより、メカニカルブレーキの作動タイミングを適切に決定することができる。この点について、以下詳細に説明する。
図5は、リニア領域の拡大図である。同図において、基準ライン(Ls)とは、記憶部102に記憶されたセンサ装置50が出力する出力値の基準値(第1の基準情報に相当する)であり、実験、或いはシミュレーションから求めることができる。Isは、基準ライン(Ls)でのメカニカルブレーキの作動タイミングに対応した作動電流値(第2の基準情報に相当する)である。実際ライン(Lr)とは、センサ装置50が出力した出力値の実測値(実情報に相当する)である。△Osは、記憶部102に記憶された基準ライン(Ls)の傾き、つまり、単位時間当たりの電流の変化量である。Da(第3の基準情報に相当する)は、メカニカルブレーキ作動後、装入車10を停止させるまでに必要な制動距離に対応している。これらの情報は、マップ、或いはデータテーブルの形式で記憶部102に記憶することができる。
ゲート出力は、コントローラ101が、実際ライン(Lr)の傾きを算出する算出タイミングに対応している。すなわち、コントローラ101は、センサ装置50の出力電流がゲート出力(検知信号に相当する)になると、単位時間当たりの電流値の変化量を算出する。ゲート出力は、センサ装置50の出力電流がリニアになる領域に設定される。出力電流がリニアになる領域は、原点位置の付近、つまり、装入車10の目標停止位置付近であり、実験、或いはシミュレーションにより求めることができる。ここで、装入車10が基準ライン(Ls)に従って走行している場合には、センサ装置50の出力電流が作動電流値Isになったタイミングでメカニカルブレーキを作動させることにより、装入車10を目標停止位置に停止させることができる。
しかしながら、現実には、経年変化によって、センサ装置50とマグネット60との距離が変動し、装入車10が基準ライン(Ls)に従って移動しないため、装入車10の個々の走行場面に応じてメカニカルブレーキを作動させるときの作動電流値Isを補正する必要がある。ここで、補正後の作動電池値をIr、実際ライン(Ls)の傾きを△Osとした場合、補正後の作動電流値Irは下記の算出式(1)から求めることができる。
Ir=Is(△Or/△Os)・・・・・・・・・・・・(1)
次に、図6のフローチャートを参照しながら、装入車10の停止制御方法について詳細に説明する。本フローチャートは、装入車10がクリープ運転を開始した直後から開始するものとする。ステップS101において、装入車10が減速してクリープ運転モードに移行すると、処理はステップS102に進む。なお、装入車10がクリープ運転している際に、コントローラ101は、図示しないアブソコーダを用いて装入車10の位置を監視しているものとする。
ステップS102において、コントローラ101は、センサ装置50の出力電流がゲート出力を超えたか否かを判別する。ここで、センサ装置50は、出力電流がゲート出力を超えた際に、コントローラ101に検知信号を出力する構成となっている。検知信号を受信したコントローラ101は、センサ装置50の出力電流に基づき、装入車10の位置を監視する監視モードに移行する。
センサ装置50の出力電流がゲート出力を超えた場合(ステップS102、Yes)、出力電流の変化量がリニアであるとみなして、処理はステップS103に進む。ステップS103において、コントローラ101は、出力電流の単位時間当たりの傾きを算出し、処理はステップS104に進む。ステップS104において、コントローラ101は、出力電流の単位時間当たりの傾きが基準ライン(Ls)の傾きΔOsと一致するか否かを判別し、一致する場合(ステップS104、Yes)にはステップS105に進み、一致しない場合(ステップS104、No)にはステップS108に進む。
ステップS105において、コントローラ101は、記憶部102から基準ライン(Ls)に対応する作動電流値Isを読み出し、処理はステップS106に進む。ステップS106において、コントローラ101は、センサ装置50の出力電流と作動電流値Isとを比較し、処理はステップS107に進む。ステップS107において、コントローラ101は、出力電流と作動電流値Isとが一致するか否かを判別し、一致する場合(ステップS107 Yes)にはステップS111に進み、一致しない場合(ステップS107 No)にはステップS106に戻り、出力電流と作動電流値Isとの比較を継続する。
ステップS111において、コントローラ101は、メカニカルブレーキを作動させるための作動信号を出力する。このように、装入車10が基準ライン(Ls)にしたがって、移動している場合には、出力電流が記憶部102に記憶された作動電流値Isに達したタイミングでメカニカルブレーキを作動させることにより、装入車10を目標停止位置に停止させることができる。
ステップS108において、コントローラ101は、実際ライン(Lr)に対応する補正後の作動電流値Irを算出し、処理はステップS109に進む。補正後の作動電流値Irの算出方法は、説明を繰り返さない。ここで、センサ装置50とマグネット60との距離が変化しても、メカニカルブレーキ作動後の装入車10の制動距離Daは変わらないため、この制動距離Daに対応した実際ライン(Lr)における電流値を補正後の作動電流値Irとして算出することができる。
ステップS109において、コントローラ101は、センサ装置50の出力電流と補正後の作動電流値Irとを比較し、処理はステップS110に進む。ステップS110において、コントローラ101は、出力電流と補正後の作動電流値Irとが一致するか否かを判別し、一致する場合(ステップS110 Yes)にはステップS111に進み、一致しない場合(ステップS110 No)にはステップS109に戻り、出力電流と補正後の作動電流値Irとの比較を継続する。ステップS111において、コントローラ101は、メカニカルブレーキを作動させるための作動信号を出力する。
このように、装入車10が基準ライン(Ls)を外れて走行している場合には、実際ライン(Lr)を検出するとともに、実際ライン(Lr)での制動距離Daに対応する作動電流値Irを算出することにより、作動信号を出力するタイミングを補正することができる。これにより、センサ装置50とマグネット60との距離が経年変化によって変動した場合であっても、装入車10を目標停止位置に停止させることができる。
本実施形態の構成によれば、装入車10の停止位置精度が向上するため、メカニカルブレーキ作動前の装入車10のクリープ速度を増速することができる。これにより、コークス炉の可動効率を高めることができる。すなわち、装入車10の速度が二倍になると、制動距離は二乗分だけ延びるため、停止位置精度が低い状態で、クリープ速度を速くすると、装入車10を目標停止位置に停止させることができない。本実施形態の構成によれば、停止位置精度の低下を抑制しながら、クリープ速度を増速することができる。
(変形例1)
上述の実施形態では、センサ装置50の出力電流値がゲート出力に達したときに、電流値の変化がリニア領域に達したものとみなして、電流値の傾きを算出する処理を開始したが、本発明はこれに限るものではなく、他の方法であってもよい。当該他の方法は、出力電流値の変化量を所定時間毎に複数回サンプリングし、各サンプリング値が同じ値である場合に、電流値の変化がリニア領域に達したものとみなしてもよい。また、別の観点として、当該他の方法は、アブソコーダからの検出結果を用いてもよい。すなわち、電流値の変化がリニア領域に達するタイミングとアブソコーダの値との関連情報を予め調べておき、アブソコーダの値が所定値に到達したときに、電流値の傾きを算出する処理を開始してもよい。
(変形例2)
上述の実施形態では、実際ライン(Lr)を測定するとともに、この測定結果に基づき作動電流値を補正する処理を行ったが、本発明はこれに限るものではなく、他の方法であってもよい。図7を参照して、当該他の方法は、記憶部102に複数の基準ライン(Ls)に関する情報を予め記憶させておくとともに、これらの基準ライン(Ls)の中から△Orに対応する傾きの基準ライン(Ls)を選択し、この選択された当該基準ライン(Ls)での制動距離Daに対応する作動電流値Irを記憶部102から読み出す方法であってもよい。
図8を参照して、当該他の方法は、装入車10の停止制御を行うたびに実際ライン(Lr)を取得し、直近数回(例えば、5回)の実際ライン(Lr)を平均化することにより基準ライン(Ls)を更新する方法であってもよい。この場合、記憶部に記憶された作動電流値Isは、更新された基準ライン(Ls)での制動距離Daに対応した作動電流値に更新される。本発明は、目標停止位置に近接した領域において電流値の変化量が一定となること、つまり、リニア特性に着目した点に特徴があり、検出された△Orとこのリニア特性とを用いて適切な作動電流値を算出する方法には複数の方法が考えられ、一義的に定まるものではない。
(変形例3)
上述の実施形態では、メカニカルブレーキを作動させる前に、インバータ制御によって装入車10をクリープ速度まで減速させたが、本発明はこれに限るものではなく、モータの種類に応じて減速方法は適宜変更することができる。
(変形例4)
上述の実施形態では、メカニカルブレーキとしてディスクブレーキを用いたが、本発明はこれに限られるものではなく、ドラム式ブレーキ等他のメカニカルブレーキを用いることもできる。この場合、それぞれのメカニカルブレーキの特性に基づき、制動距離、基準ライン(Ls)などを予め求めておくことにより、上述の停止制御を実施することができる。
(変形例5)
コントローラ101は、ステップS111の後に学習処理を実施してもよい。図9のフローチャートは、学習処理の手順を示している。ステップS112において、コントローラ101は、装入車10が停止したか否かを判別する。ここで、コントローラ101は、アブソコーダの検出結果、或いはセンサ装置50の出力値が所定時間変化しない場合に、装入車10が停止したものと判別することができる。ステップS113において、コントローラ101は、センサ装置50の出力値、つまり、電流値を取得して、処理はステップS114に進む。ステップS114において、コントローラ101は、取得した電流値(第1の電流値)が目標停止位置に対応した本来の電流値(第2の電流値)に一致するか否かを判別する。本実施形態では、図5に図示するように第2の電流値は12mAである。
第1及び第2の電流値が一致する場合、補正する必要がないため、処理はステップS115に進む。第1及び第2の電流値が一致しない場合、補正する必要があるため、処理はステップS116に進む。ステップS116において、コントローラ110は、第1及び第2の電流値の差分を求め、この差分情報を次に装入車10を停止する際の補正情報として用いる。例えば、今回の作動電流値をI1、第1の電流値を13mA、第2の電流値を12mA、次回の作動電流値をI2とした場合、I2=I1+(12mA−13mA)なる算出式を用いて、次回の作動電流値I2を算出することができる。
(変形例6)
上述の実施形態では、装入車10を停止させる際の停止制御について説明したが、本発明は、装入車10以外の押出機20及びガイド車30にも適用することができる。これらの押出機20及びガイド車30は、装入車10と同様にレール軌道上を移動し、メカニカルブレーキを用いて目標停止位置に停止させる必要があるため、上記実施形態の構成を用いることにより、停止時の位置決め精度を高めることができる。
(変形例7)
上述の実施形態では、送信装置50及びマグネット60を上下に向き合うように設置したが、本発明はこれに限られるものではなく、水平方向に向き合うように設置することもできる。
1:コークス炉 10:装入車
11:車輪 12:支持アーム
20:押出機 30:ガイド車
40:消火設備 50:センサ装置
51:第1のセンシングエレメント 52:第2のセンシングエレメント
101:コントローラ 102:記憶部
103:ディスクブレーキ 104:インバータ
105:モータ

Claims (13)

  1. レール軌道上を移動するコークス炉移動機械を目標停止位置に停止させるためのコークス炉移動機械の停止装置であって、
    前記コークス炉移動機械の車輪を停止させるメカニカルブレーキと、
    前記コークス炉移動機械に取り付けられ、前記目標停止位置に対応した位置に設置されるマグネットの磁気領域に進入した際に、前記マグネットからの距離に応じた強度の電流を出力するセンサ装置と、
    前記磁気領域内において前記目標停止位置に接近するにしたがって前記電流値がリニアに変化するリニア特性に基づき、前記メカニカルブレーキを作動させるべき作動電流値を決定し、前記センサ装置が出力する電流が前記作動電流値になったときに前記メカニカルブレーキを作動させる作動信号を出力するコントローラと、
    を有することを特徴とするコークス炉移動機械の停止装置。
  2. 前記電流値がリニアに変化するリニア領域における前記センサ装置の基準となる電流値の変化に関する第1の基準情報と、前記第1の基準情報に対応付けられ、前記メカニカルブレーキを作動させる際の基準となる作動電流値に関する第2の基準情報と、前記メカニカルブレーキを作動した後の前記コークス炉移動機械の制動距離に関する第3の情報とを記憶する記憶部を有し、
    前記コントローラは、前記記憶部に記憶された前記第1の基準情報と、前記リニア領域において測定された前記センサ装置から出力される電流値の変化に関する実情報とが異なる場合には、前記センサ装置の出力電流が前記実情報での前記制動距離に対応する作動電流値に達した時に、前記作動信号が出力されるように出力タイミングを変更することを特徴とする請求項1に記載のコークス炉移動機械の停止装置。
  3. 前記コントローラは、前記実情報を複数回取得した際に、これらの実情報を平均化処理して、前記第1の基準情報を更新するとともに、この更新後の第1の基準情報での前記制動距離に対応した作動電流値に前記第2の基準情報を更新することを特徴とする請求項2に記載のコークス炉移動機械の停止装置。
  4. 前記センサ装置は、前記リニア領域に進入すると、前記リニア領域に進入したことを示す検知信号を前記コントローラに出力し、
    前記コントローラは、前記検知信号を受信した後に、前記実情報を取得することを特徴とする請求項2又は3に記載のコークス炉移動機械の停止装置。
  5. 前記コークス炉移動機械を走行させる走行モータは、インバータにより速度が制御されており、
    前記コークス炉移動機械は、前記インバータにより減速され、等速度で前記磁気領域に進入することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載のコークス炉移動機械の停止装置。
  6. 前記センサ装置は、前記コークス炉移動機械の移動方向に並ぶ第1及び第2のセンシングエレメントを有し、前記第1及び第2のセンシングエレメントの中間位置に対応した位置に前記目標停止位置が設定されることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一つに記載のコークス炉移動機械の停止装置。
  7. 前記コークス炉移動機械が停止した際に前記センサ装置から出力される第1の電流値が前記目標停止位置で本来出力される第2の電流値とは異なる場合、
    前記コントローラは、前記コークス炉移動機械を次に停止する際に、前記第1及び第2の電流値の差分に応じた補正情報を用いて、前記作動電流値を補正することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一つに記載のコークス炉移動機械の停止装置。
  8. 前記コークス炉移動機械は、前記コークス炉に石炭を装入する装入車、前記コークス炉において乾留された赤熱コークスを押し出す押出機、前記押出機に押し出された赤熱コークスをバケットに投入するガイド車のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一つに記載のコークス炉移動機械の停止装置。
  9. レール軌道上を回転動作する車輪と、前記車輪を停止させるメカニカルブレーキと、該コークス炉移動機械の目標停止位置に対応した位置に設置されるマグネットの磁気領域に進入した際に、前記マグネットからの距離に応じた強度の電流を出力するセンサ装置と、を有するコークス炉移動機械の停止制御方法であって、
    前記磁気領域内において前記目標停止位置に接近するにしたがって前記電流値がリニアに変化するリニア特性に基づき、前記メカニカルブレーキを作動させるべき作動電流値を決定し、前記センサ装置が出力する電流が前記作動電流値になったときに前記メカニカルブレーキを作動させることを特徴とするコークス炉移動機械の停止制御方法。
  10. 前記電流値がリニアに変化するリニア領域における前記センサ装置の基準となる電流変化に関する第1の基準情報と、前記第1の基準情報に対応付けられ、前記メカニカルブレーキを作動させる際の基準となる作動電流値に関する第2の基準情報と、前記メカニカルブレーキを作動した後の前記コークス炉移動機械の制動距離に関する第3の基準情報と、前記リニア領域において測定された前記センサ装置から出力される電流値の変化に関する実情報とに基づき、
    前記第1の基準情報及び前記実情報が異なる場合には、前記センサ装置の出力電流が前記実情報での前記制動距離に対応する作動電流値に達した時に、前記作動信号が出力されるように出力タイミングを変更することを特徴とする請求項9に記載のコークス炉移動機械の停止制御方法。
  11. 前記実情報を複数回取得した際に、これらの実情報を平均化処理して、前記第1の基準情報を更新するとともに、この更新後の第1の基準情報での前記制動距離に対応した作動電流値に前記第2の基準情報を更新することを特徴とする請求項10に記載のコークス炉移動機械の停止制御方法。
  12. 前記センサ装置は、前記リニア領域に進入すると、前記リニア領域に進入したことを示す検知信号を出力し、
    前記検知信号に基づき、前記実情報を取得することを特徴とする請求項10又は11に記載のコークス炉移動機械の停止制御方法。
  13. 前記コークス炉移動機械が停止した際に前記センサ装置から出力される第1の電流値が前記目標停止位置で本来出力される第2の電流値とは異なる場合に、前記コークス炉移動機械を次に停止する際に、前記第1及び第2の電流値の差分に応じた補正情報を用いて、前記作動電流値を補正することを特徴とする請求項9乃至12のうちいずれか一つに記載のコークス炉移動機械の停止制御方法。
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