JP2014217180A - 軸回転型リニアモータ、および軸回転型リニアモータユニット - Google Patents

軸回転型リニアモータ、および軸回転型リニアモータユニット Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造で可動子が直線および回転動作可能であり、小型・省スペース化、軽量化に対応できる軸回転型リニアモータを実現する。
【解決手段】軸回転型リニアモータ100は、シャフト部10Aと外筒部11とを有し、外筒部11内に複数の永久磁石14を有する中空可動子1と、中空可動子1を囲み、複数のコイル20を有する電機子2と、電機子2を収容するフレーム3と、を備える。シャフト部10Aは、直線および回転可能なリニアガイド10によって支承されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動対象物を回転動作および直線動作可能な軸回転型リニアモータ、および軸回転型リニアモータユニットに関する。
リニアモータは、電磁誘導により作動するので、ボールねじ機構のような機械作動に比べて、小型で高速作動可能である。たとえば、半導体製造装置のチップマウンタ(電子部品実装装置)には、ロッド型リニアモータが用いられている。ロッド型リニアモータは、永久磁石を有するロッドと、当該ロッドを囲むコイルとを備え、永久磁石の磁界とコイルに流れる電流との電磁誘導により、ロッドに軸方向の推力を与えて直線運動させる。
近年、回転動作および直線動作を実現するため、回転モータのトルク発生部とリニアモータの推力発生部をボールスプラインとベアリングの連結機構の工夫により実現する技術が数多く提案されている。
回転動作および直線動作可能なリニアモータに関連する技術としては、外周の一部にリニアシャフト部とスプライン溝を有する回転移動軸と、回転移動軸のスプライン溝に係合するスプラインガイドベアリングを具備した2自由度アクチュエータが開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
さらに、リニアモータのロッドに平行に第二の軸部材を配置したリニアアクチェータが開示されている(たとえば、特許文献2参照)。特許文献2によれば、ロッドの直線運動に連れて第二の軸部材が直線運動するように、ロッドの先端部と第二の軸部材の先端部とを第一の連結部材で連結する。第二の連結部材は、第二の軸部材が直線運動できるように第二の軸部材とハウジングとを連結し、ロッドの軸線の回りを第二の軸部材が旋回するのを防止する。
特許3300465号公報 特開2010−57357号公報
ところで、特許文献1および2の技術によれば、いずれも連結機構が煩雑であり、リニアモータの小型・省スペース化、軽量化に対応できない。
近年、直線動作するための中心軸を旋回不能な構造とし、当該中心軸と平行に別の回動軸を設け、回動軸が中心軸に連動して回転動作可能な小型リニアモータが開発されている。しかし、当該中心軸および回動軸を有する小型リニアモータは、やはり中心軸と回動軸との連結部が必要であり、リニアモータの小型・省スペース化、軽量化に不利となる。
本発明は、上記の事情に鑑みて創案されたものであり、簡単な構造で可動子が直線および回転動作可能であり、小型・省スペース化、軽量化に対応できる軸回転型リニアモータ、および軸回転型リニアモータユニットの提供を目的とする。
また本発明は、低コスト化および高性能化を両立でき、優れた放熱性を有する軸回転型リニアモータ、および軸回転型リニアモータユニットの提供を目的とする。
上記目的を達成するための軸回転型リニアモータは、中空可動子、電機子およびフレームを備える。
上記中空可動子は、シャフト部と外筒部とを有し、該外筒部内に複数の永久磁石を有する。上記電機子は、上記中空可動子を囲み、複数のコイルを有する。上記フレームは、上記電機子を収容する。
上記シャフト部は、直線および回転可能なリニアガイドによって支承されている。
本発明に係る軸回転型リニアモータによれば、シャフト部が直線および回転可能なリニアガイドによって支承されている。したがって、可動子としてのシャフト部自体が直線および回転動作可能であり、簡単な構造で、小型・省スペース化、軽量化に対応可能である。
実施形態1に係る軸回転型リニアモータの斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおけるフレーム開放状態の正面図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータの可動側の側面図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける励磁部の斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける中空可動子の内部構造の斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける中空スプラインシャフトの斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける永久磁石の斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける磁石押さえの斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける第1中空エンド部材の斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける第2中空エンド部材の斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける電機子の斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおけるフレームの斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおけるフレームおよび電機子の斜視図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータの正面図である。 実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける中空可動子の内部の空気流れ状態の断面図である。 実施形態2に係る軸回転型リニアモータの斜視図である。 実施形態3の軸回転型リニアモータユニットの斜視図である。
以下、図面を参照して、実施形態1および実施形態2に係る軸回転型リニアモータ、並びに実施形態3に係る軸回転型リニアモータユニットを説明する。
実施形態1および実施形態2に係る軸回転型リニアモータ、並びに実施形態3に係る軸回転型リニアモータユニットは、シャフト部が直線および回転可能なリニアガイドによって支承されている。
したがって、実施形態1から実施形態3によれば、可動子としてのシャフト部自体が直線および回転動作可能であり、簡単な構造で、小型・省スペース化、軽量化に対応可能な軸回転型リニアモータおよび軸回転型リニアモータユニットを実現できるようになる。
〔実施形態1〕
[軸回転型リニアモータの構成]
まず図1から図14を参照して、実施形態1に係る軸回転型リニアモータの構成について説明する。図1は実施形態1に係る軸回転型リニアモータの斜視図である。図2は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおけるフレーム開放状態の正面図である。図3は実施形態1に係る軸回転型リニアモータの可動側の側面図である。図4は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける励磁部の斜視図である。
図1から図3に示すように、実施形態1の軸回転型リニアモータ100は、可動子としての励磁部1と、固定子としての電機子2と、ケーシングとしてのフレーム3とを備える。
励磁部1は、図4に示すように、中空可動子によって構成される。中空可動子1は、シャフト部10Aと外筒部11を有する。
図5は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける中空可動子の内部構造の斜視図である。図6は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける中空スプラインシャフトの斜視図である。
図5に示すように、実施形態1のシャフト部10は、中空スプラインシャフトによって構成される。中空スプラインシャフト10Aは、図3および図6に示すように、短管部材であって、径方向の対向位置に2箇所のボール受け溝部12を有する。ボール受け溝部12は直状溝部であって、当該ボール受け溝部12の縦断面は、後述するボールスプラインブッシュ10Bのボールが転がりやすいように円弧状を呈している。中空スプラインシャフト10の基端側には、後述する第1中空エンド部材18内に挿着するためのソケット部13が形成される。
中空スプラインシャフト10Aの中空部には、空気を供給する空気チューブが接続可能となっている。空気チューブを接続する手段としては、たとえば、タップや空気チューブ挿入用孔などが挙げられるが、例示の手段に限定されない。
中空スプラインシャフト10Aの構成材料としては、たとえば、オーステナイト系ステンレス鋼などの非磁性金属材料が用いられるが、例示した材料に限定されない。
外筒部11は、たとえば、オーステナイト系ステンレス鋼管などの非磁性の金属材料が用いられるが、例示した材料に限定されない。
図7は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける永久磁石の斜視図である。
図5および図7に示すように、外筒部11内には、永久磁石14が軸方向に沿って複数直列に設けられる。すなわち、永久磁石14は、ほぼ円柱状を呈しており、当該永久磁石14の外周部に軸方向に沿って直状溝部15aを有する。直状溝部15aの縦断面は、矩形状を呈している。
本実施形態の永久磁石14は、軸方向に磁極対向(N−N,S−S)となるように着磁されている。永久磁石14を磁極対向配置しやすくするため、当該永久磁石14,14間には、軟磁性体からなるスペーサ16が介設される。スペーサ16は、永久磁石14と同様の形状を有しており、当該永久磁石14よりも軸方向長さが短い。
図8は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける磁石押さえの斜視図である。
図5および図8に示すように、永久磁石14群の両端には、スペーサ16を介して、C型の磁石押さえ17がそれぞれ設けられる。すなわち、磁石押さえ17は、直状割れ目15bを有する。磁石押さえ17は、C型形状のばね力を利用し、永久磁石14群の反発力を抑え、磁石配置作業を高効率化する。磁石押さえ17は、たとえば、ばね鋼材等の軟磁性体により構成されるが、例示の材料に限定されない。
図9は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける第1中空エンド部材の斜視図である。図10は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける第2中空エンド部材の斜視図である。
図5、図9および図10に示すように、磁石押さえ17の両端には、第1中空エンド部材18および第2中空エンド部材19がそれぞれ設けられる。中空スプラインシャフト10Aと先端側の磁石押さえ17との間には、第1中空エンド部材18が介設される。
第1中空エンド部材18は、図9に示すように、段付き円筒体状を呈している。第1中空エンド部材18の基端側には、磁石押さえ17内に挿着するためのソケット部18aが形成される。第1中空エンド部材18の中空部18bには、中空スプラインシャフト10Aのソケット部13が挿着される。
第2中空エンド部材19は、図9に示すように、段付き円筒体状を呈している。第2中空エンド部材19の先端側には、磁石押さえ17内に挿着するためのソケット部19aが形成される。
外筒部11は、図5に示すように、当該外筒部11の内部に、永久磁石14、スペーサ16、磁石押さえ17、第1中空エンド部材18および第2中空エンド部材19を収容して密閉配置される。
図11は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける電機子の斜視図である。
図1から図3、および図11に示すように、電機子2は、コイル20と磁性筒40を有する。
中空可動子1の外筒部11の周囲は、直列配置された複数のコイル20で覆われている(図4参照)。上述したように、外筒部11内には、対向磁極配置された永久磁石14群が収容されている(図5参照)。
各コイル20は、円筒体状のリングコイルとして形成されている。コイル20,20同士の間には、電気絶縁性のスペーサ21が介設される。
複数のコイル20群の両端には、円筒体状のガイド支持筒22がそれぞれ設けられる。ガイド支持筒22は、中空可動子1のガイドブッシュ(図示せず)を内蔵している。なお、ガイドブッシュは、後述するフレーム3に内蔵してもよい。
複数のコイル30は、たとえば、三相交流電源に対応するように、軸方向にu相、v相、w相の順で配置される。u相群、v相群、w相群のコイル20は、不図示のリード線で結線される。
磁性筒40は、軸方向に沿った直状開口部41を有する筒体状の磁性金属部材である。本実施形態の磁性筒40は円筒体状に形成されているが、形状は限定されず、矩形筒体状等の他の筒形状であっても構わない。磁性筒40は、複数のコイル20群の周囲を覆っている。磁性筒40内のコイル20群は、ガイド支持筒22によって支持される。
磁性筒40の長さは、コイル20内に配置する中空可動子1の永久磁石14群の全長よりも長く設定される。具体的には、磁性筒40の長さは、永久磁石14群の全長に2倍のストローク長を加えた長さ以上とする。
磁性筒40は、中空可動子1の永久磁石14の磁束の大部分を閉じて、漏れ磁束を抑制する機能を有する。また、磁性筒40の直状開口部41は、コイル20のリード線の通過部を区画するとともに、冷却通路として機能を有する。
実施形態1の磁性筒40は、ほぼ円筒体状を呈している。本実施形態の直状開口部41は、磁性筒40の上部に軸方向に沿って開口された割れ目部として形成されている。直状開口部41は、磁性筒40の上部のみに形成されているが、下部にも形成してもよい。
磁性筒40の構成材料としては、たとえば、SC材などの鉄系の磁性体が用いられる。磁性筒40は、性能確保とコストを両立するため、板金もしくはプレス成型した珪素鋼板が好ましいが、これに限定されない。
図12は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおけるフレームの斜視図である。図13は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおけるフレームおよび電機子の斜視図である。
図1から図3、および図12に示すように、フレーム3は、励磁部1および電機子2を収容する矩形枠体状の部材である。フレーム3は、電機子2の径方向の上部、下部および軸方向の両端部を囲っている。矩形枠としてのフレーム本体30は、上枠31、下枠32および長手方向(軸方向と一致)の両端枠33、34からなっている。フレーム本体30の幅方向左右側面は開放されている。
フレーム3の構成材料としては、たとえば、加工が容易なアルミニウムもしくはアルミニウム合金が用いられるが、例示した材料に限定されない。フレーム3の成型は、たとえば、押出し加工などの塑性加工により、容易に形成することができる。
フレーム本体30の長手方向(軸方向と一致)の両端枠33、34には、中空可動子1を挿通させるための貫通孔51、52がそれぞれ開口されている。
図3および図13に示すように、先端枠33の貫通孔51内には、回転ベアリング10Cが挿着されている。さらに、回転ベアリング10C内には、ボールスプラインブッシュ10Bが支承される。ボールスプラインブッシュ10Bは、当該ボールスプラインブッシュ10Bの内部に装填された不図示のボールによって中空可動子1の中空スプラインシャフト10Aの直線移動を案内し、ボールスプライン機構を構成する。ボールスプラインブッシュ10Bと回転ベアリング10Cは、一体的に構成されている。
図1、図2、図12および図13に示すように、中空可動子1の基端部は、四角柱状のブロック部材53に固定された回転ベアリング10Dに支承される。ブロック部材53は、基端枠34に沿って配置されている。当該ブロック部材53の上端部は、フレーム本体30の上枠31に沿うように設けられた延出部材54に接続されている。
延出部材54は、ブロック部材53を介して、フレーム3側に折り返している。延出部材54は、断面コ字のガイドブロック55上にスライド移動可能に配置される。延出部材54上には、直線軸の位置を検出し、位置情報を出力するためのリニアエンコーダ56が設けられている。
リニアエンコーダ56は、磁気及び熱の影響を考慮し、コイル20を含む電機子2から離れている部位に配置する。リニアエンコーダ56としては、磁気式、光学式などのいずれの形式であっても、使用することができる。また、安定駆動と高品質を確保するため、リニアエンコーダ56の可動部は、LMガイドやボールスプラインなどのリニアガイド上、あるいは近い部位に配置することが望ましい。
また、フレーム本体30の上枠31には、長孔60が開口されている。当該長孔60は、コイル20のリード線結線空間を区画し、接続端子23の通過部として機能するとともに、冷却空気の通路としても機能する。
フレーム本体30の上枠31および下枠32の内面には、冷却通路形成用の凹部35と磁性筒固定用の凸部36とが軸方向に交互に形成されている。上枠31および下枠32の内面は凹凸を有するので、磁性筒40に接触したり、接触しなかったりする。凸部36の接触部には、接着剤もしくはモールド材等の充填材70で磁性筒40を固定し、接触部による熱伝導でコイル20を含む電機子2を冷却する。接触しない凹部35は冷却通路になる。上枠31の凹部35と下枠35の凹部35は、上下で一部が重なるように軸方向に少しずれており、磁性筒40とフレーム3との間にほぼ螺旋状の冷却通路が形成される。
フレーム本体30の上枠31と下枠32には、ほぼ螺旋状の冷却通路に冷却空気を通過させるための入口および出口としてタップ(貫通孔)62がそれぞれ穿孔されている。上枠31と下枠32のタップ62は、枠体の幅方向中心から偏心して開口され、概ね対角に位置している。本実施形態では、各タップ62に短管63、64が接続されている。本実施形態では、下枠32側の短管64が冷却空気の入口、上枠31側の短管63が冷却空気の出口となっているが、入口と出口は上下逆であっても構わない。
図14は実施形態1に係る軸回転型リニアモータの正面図である。
図1、図2、図12から図14に示すように、上枠31と下枠32の両端部には、ボルト81を締結するための螺合孔82が形成されている。本実施形態に係る軸回転型リニアモータ100を一軸のアクチュエータ、もしくは後述する多軸のアクチュエータとしてユニット化して用いる場合は、封止プレート80を介してボルト81を螺合孔82に締結することにより、フレーム本体30の幅方向左右側面の開放部が封止される。
[軸回転型リニアモータの動作]
次に、図1から図15を参照して、実施形態1に係る軸回転型リニアモータ100の動作について説明する。
図1および図4に示したように、実施形態1の軸回転型リニアモータ100の励磁部(中空可動子)1は、外筒部11に複数の永久磁石14を軸方向に磁極対向(N−N,S−S)着磁となるように配置している。電機子2は、永久磁石14を有する中空可動子1を囲むように設けられ、軸方向に並んだ複数のコイル20を有する。コイル20は、たとえば、三相電源のu相、v相、w相に対応するように配置され、u相、v相、w相のコイル20に位相をずらして電流を流す。
電機子2は固定子として機能し、中空可動子1は電機子2内で直線動作する。すなわち、本実施形態に係る軸回転型リニアモータ100は、中空可動子1の永久磁石14が発生する磁束と交叉するように電機子2のコイル20に電流が流れる。永久磁石14の磁束と電機子2のコイル20に流れる電流が交叉すると、本実施形態に係る軸回転型リニアモータ100は、電磁誘導により、永久磁石14に軸方向の推力を発生させて、中空可動子1を直線動作させる。
その際、図1から図6に示すように、中空可動子1の中空ボールスプラインシャフト10Aのボール受け溝部12に沿ってボールスプラインブッシュ10Bのボールが転がることにより、当該中空ボールスプラインシャフト10Aは円滑に直線動作する。
また、ボールスプラインブッシュ10Bは、フレーム3の先端枠33に固定された回転ベアリング10Cに支承されている。したがって、不図示の回転モータでボールスプラインブッシュ10Bをベルト駆動することにより、当該ボールスプラインブッシュ10Bとともに、中空ボールスプラインシャフト10Aを回転動作させることが可能である。
回転可能な部分は、中空可動子1のみである。中空可動子1のみを回転可能とすることにより、リニアセンサとして光学式もしくは磁気式のものが使用できる。中空可動子1は直線および回転動作できるものの、直線動作に必要なその他の部分は回転が制限される。
すなわち、ボールスプラインブッシュ10Bと回転用ベアリング10Cの配置の工夫により、中空可動子1の直線および回転動作を実現し、さらにリニアモータの小型化および省スペース化を図ることができる。
中空可動子1は直線および回転可能な機構により支承されるが、用途に応じてボールスプライン機構を使用することにより、駆動部の高品質化および長寿命化が期待できる。
中空スプラインシャフト10Aを旋回させるための回転モータは、必要に応じて、自由に連結・設置することができ、装置設計・構成の自由度を向上させることができる。
実施形態1に係る軸回転型リニアモータ100では、図11から図13に示すように、直状開口部(割れ目)41を有する磁性筒40内にu相、v相、w相のコイル20を軸方向に直列に並べている。直状開口部(割れ目)41からu相、v相、w相のコイル20のリード線を通して、当該リード線を磁性筒40から外に出した状態でアルミニウム製のフレーム3内に収容する。
中空可動子1の永久磁石14からの漏れ磁束は磁性筒40によって閉じられ、漏れ磁束がほとんどなくなる。したがって、後述するように、本実施形態のリニアモータ100を多軸に並べても、軸回転型リニアモータ間の磁気的影響が小さく抑えることができる。
フレーム本体30は、上枠31、下枠32および長手方向の両端枠33、34からなる矩形の枠体形状である。上枠31には長孔60が開口され、当該長孔60はu相、v相、w相のコイル20のリード線の結線空間として確保される。リード線結線端子23は、長孔60から露出している。
下枠32の内面凸部36の接触部に充填材70を介して磁性筒40を固定しているので、接触部による熱伝導でコイル20を含む電機子2を冷却することができる。
次に、実施形態1の軸回転型リニアモータ100の空気流れについて説明する。図15は実施形態1に係る軸回転型リニアモータにおける中空可動子の内部の空気流れ状態の断面図である。図15において、(b)は(a)のG−G線断面を示している。
図5から図10に示すように、中空可動子1の外筒部11は、第1中空エンド部材18、磁石押さえ17、スペーサ16/永久磁石14・・・、磁石押さえ17、および第2中空エンド部材19を順に密閉収容している。
図15(b)は、において、矢印は中空ボールスプラインシャフト10Aの中空部に空気チューブを接続した場合の空気流れを示している。
図15に示すように、不図示の空気チューブから中空ボールスプラインシャフト10Aの中空部に流れ込んだ空気は、第1中空エンド部材18を通過し、先端側の磁石押さえ17内に流れ込む。磁石押さえ17はC型形状を呈しているので、当該磁石押さえ17の直状割れ目15bを介して外筒部11の内周面側へ流出する。
そして、外筒部11の内周面に流出した空気は、スペーサ16/永久磁石14・・・の直状溝部15aを通過する。スペーサ16/永久磁石14・・・の直状溝部15aを通過した空気は、基端側の磁石押さえ17の直状割れ目15bを介して、当該基端側の磁石押さえ17内に流れ込む。その後、基端側の磁石押さえ17内に流れ込んだ空気は、第2中空エンド部材19の中空部を通過して流出することになる。
中実の永久磁石14の外周面に軸方向に沿った直状溝部15aを設けることで、ハイグレード磁石の使用が可能となる。したがって、中空スプラインシャフト10Aの機能が低コストで実現できるとともに、リニモータの大推力化および高品質化が実現できる。なお、中空磁石を使用する場合は、平行磁場成型品しか使用できないので、磁束密度の低下や、磁石防錆品質などによるリニモータ性能・機能の確保には不利である。
また、図1、図2、図12および図13に示すように、フレーム本体30の上枠31および下枠32の内面には、凹部35および凸部36が交互に形成されている。上枠31の凹部35と下枠35の凹部35は、磁性筒40とフレーム3との間にほぼ螺旋状の冷却通路が形成される。
フレーム本体30の上枠31と下枠32には、冷却通路に冷却空気を通過させるためのタップ61、62が穿孔され、それぞれに短管63、64が接続されている。一方の短管64から冷却空気を流入させ、他方の短管63から冷却空気を流出させて、フレーム3の内部に空気流れを形成する。冷却空気はフレーム本体30の凹部35と磁性筒40との隙間を通過して、回転しながらの乱流を起こし、コイル20含む電機子2を効率よく冷却する。
すなわち、実施形態1に係る軸回転型リニアモータ100によれば、電機子2は、永久磁石14を有する中空可動子1を囲んでいる。電機子2は、直状開口部を有する磁性筒40内に、複数のコイル20群を収容する。
磁性筒40は、磁性材料からなる筒体であるので、たとえば、珪素鋼板を板金もしくはプレス加工することにより、簡単に製造することができる。また、フレーム3は、たとえば、押出し加工などにより、簡単に形成することができる。したがって、本実施形態に係る軸回転型リニアモータ100は、低コスト化および高性能化を両立することができる。
また、磁性筒40が永久磁石14の磁束の大部分を閉じて漏れ磁束を抑制するので、磁気遮蔽板が不要であり、小型・省スペース化、軽量化に対応できる。
さらに、永久磁石14を有する中空可動子1は、リング状のコイル20群で囲まれている。当該コイル20群は、直状開口部41を有する磁性筒40内に収容している。したがって、実施形態1のリニアモータ100は、磁性筒40が永久磁石12の磁束の大部分を閉じて、漏れ磁束を抑制する。
コイル20のリード線は、直状開口部41を通して上枠31の長孔60に導入されるので、コイル20のリード線の結線空間を確保することができる。
磁性筒40は直状開口部41を有し、上枠31および下枠32の凹部35と磁性筒40の外周面との間に隙間が形成され、冷却通路として機能する。フレーム本体30の左右開放部を封止プレート80で封止することにより、ほぼ螺旋状の冷却通路が形成される。したがって、ほぼ螺旋状の冷却通路に冷却空気を流入させることにより、コイル20を含む電機子2を冷却することができる。したがって、本実施形態に係る軸回転型リニアモータ100は優れた放熱性を有する。
本実施形態に係る軸回転型リニアモータ100は、個別にリニアエンコーダ56を備えているので、単軸のアクチュエータとして使用することができる。また、本実施形態のリニアモータ100を複数組み合わせれば、多軸のアクチュエータを構成することができる。中空可動子1とリニアエンコーダ56とは共に直進動作するが、中空可動子1の回転はリニアエンコーダ56に影響を与えず、当該リニアエンコーダ56は光学式、磁気式などの広範囲の使用が可能である。
したがって、単軸もしくは多軸のアクチュエータとして簡単に使用できるので、チップマウンタのヘッド構成の柔軟性を確保することができる。
本実施形態に係る軸回転型リニアモータ100は、小型・省スペースかつ回転および直線動作を要求している用途に適している。特にチップマウンタのようなリニアモータを可能な限り省スペースかつ多軸に並べて、回転および直線動作を同時に行い、空気吸引力で半導体チップを正確に固定する半導体製造装置に向いている。また、独自の磁石配置構造及び簡単な回転および直線動作機構により、リニアモータの大推力化、小型化、並びに装置の簡略化および低コスト化が期待できる。
〔実施形態2〕
次に、図16を参照して、実施形態2に係る軸回転型リニアモータ200について説明する。図16は実施形態2に係る軸回転型リニアモータの斜視図である。なお、実施形態1に係る軸回転型リニアモータ100と同一の構成部材については、同一の符号を付して説明を省略する。
図16に示すように、実施形態2に係るリニアモータ200は、シャフト部210Aおよびリニアガイド210Bの構造が異なっている以外は、実施形態1と同様に構成されている。
すなわち、実施形態2に係る軸回転型リニアモータ200は、シャフト部210Aが溝部を有しない単なる中空シャフトにより構成される。シャフト部210Aは、直進および回転可能なリニアガイド210Bによって支承される。
直進および回転可能なリニアガイド210Bとしては、たとえば、リニアブッシュ(メタルブッシュ)や、すべり軸受けなどが挙げられるが、直進および回転可能であればよく、例示のリニアガイドに限定されない。
中空可動子1の永久磁石14と電機子2のコイル20との電磁誘導作用により直線動作するときには、先端側のリニアガイド210Bと基端側の回転ベアリング10Dとで中空可動子1の直線移動を案内する。
また、不図示の回転モータで中空可動子1をベルト駆動することにより、当該中空可動子1を回転動作させることができる。
実施形態2に係る軸回転型リニアモータ200は、基本的に実施形態1と同様の作用効果を奏する。特に実施形態2に係る軸回転型リニアモータ200は、シャフト部210Aおよびリニアガイド210Bの構造が簡単であるので、製造コストをより低減できるという特有の効果を奏する。
〔実施形態3〕
次に、図17を参照して、実施形態3に係る軸回転型リニアモータユニット300について説明する。図17は実施形態3の軸回転型リニアモータユニットの斜視図である。なお、実施形態1の軸回転型リニアモータ100と同一の構成部材については、同一の符号を付して説明を省略する。
図15に示すように、実施形態3のリニアモータユニット300は、実施形態1のリニアモータ100を幅方向(桁方向)に複数並べて、ユニット化したものである。
上枠31と下枠32の両端部には、実施形態1と同様に、ボルト81を締結するための螺合孔82が形成されている。複数の軸回転型リニアモータ100を当接させて幅方向に並べ、幅方向両端に封止プレート80を配置する。そして、封止プレート80を介して、複数の軸回転型リニアモータ100の螺合孔82に長ボルト81を挿通して締結することにより、複数の軸回転型リニアモータ100が多軸ユニットとして一体化される。本実施形態に係る軸回転型リニアモータユニット300の両端の幅方向左右側面の開放部は封止される。
フレーム3の幅寸法はテープフィーダの要求寸法になるが、磁性筒40の外径もしくは幅はフレーム本体30の幅寸法よりも小さく設定されている(図11参照)。したがって、複数の軸回転型リニアモータ100を幅方向に多軸に並べるとき、フレーム3の側面に沿って軸回転型リニアモータ100を並べるだけで、軸回転型リニアモータユニット(ヘッドモジュール)300が簡単かつ寸法良く組み立てられる。
また、複数の軸回転型リニアモータ100を多軸に並べることで、各軸回転型リニアモータ100の幅方向左右が封止される。したがって、冷却空気の漏れが少なくなり、空気流れが自然に確保され、本実施形態に係る軸回転型リニアモータユニット300の冷却効果が高められる。
複数の軸回転型リニアモータ100は当接しているが、隣り合う磁性筒40、40同士の間には隙間が形成される。磁性筒40、40同士の隙間は、冷却に有利なだけではなく、互いの磁気影響をも抑制することができる。
各軸回転型リニアモータ100は個別にリニアエンコーダ56を備えているので、各リニアモータ100の位置情報を個別に把握することができる。
なお、本実施形態では、実施形態1に係る軸回転型リニアモータ100を用いて説明したが、実施形態2に係る軸回転型リニアモータ200を用いる場合にも、同様に軸回転型リニアモータユニット300を構成することができる。
実施形態3に係る軸回転型リニアモータユニット300は、基本的に実施形態1と同様の作用効果を奏する。特に実施形態3は、幅方向に並んだ多軸アクチュエータを構成するので、チップマウンタヘッドのZ軸として、小型(小幅)で、大推力および低コストの軸回転型リニアモータユニット300を提供できるという特有の効果を奏する。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態とは異なる種々の態様で実施することができる。
1 中空可動子(励磁部)、
2 電機子、
3 フレーム、
10 直線および回転可能なリニアガイド、
10A シャフト部(中空ボールスプラインシャフト)、
10B ボールスプラインブッシュ、
10C、10D 回転ベアリング、
11 外筒部、
12 ボール受け溝部、
14 永久磁石、
15a 直状溝部、
15b 直状割れ目、
16 スペーサ、
17 磁石押さえ
18 第1中空エンド部材、
19 第2中空エンド部材、
20 コイル、
30 フレーム本体、
31 上枠、
32 下枠、
33、34 両端枠、
35 凹部、
40 磁性筒、
41 直状開口部、
56 リニアエンコーダ、
61、62 タップ(入口、出口)
70 充填材、
100、200 軸回転型リニアモータ、
300 軸回転型リニアモータユニット。

Claims (17)

  1. シャフト部と外筒部とを有し、該外筒部内に複数の永久磁石を有する中空可動子と、
    前記中空可動子を囲み、複数のコイルを有する電機子と、
    前記電機子を収容するフレームと、
    を備え、
    前記シャフト部は、直線および回転可能なリニアガイドによって支承されていることを特徴とする軸回転型リニアモータ。
  2. 前記シャフト部は、ボール受け溝部を備えた中空ボールスプラインシャフトで形成され、
    前記直線および回転可能なリニアガイドは、ボールを内蔵したボールスプラインブッシュと回転ベアリングとを一体的に形成してなり、
    前記中空ボールスプラインシャフトは、前記ボールスプラインブッシュに支承されて直線動作するとともに、
    前記ボールスプラインブッシュは、前記回転ベアリングに支承されて回転動作することを特徴とする請求項1に記載の軸回転型リニアモータ。
  3. 前記シャフト部は中空シャフトで形成され、
    前記直線および回転可能なリニアガイドは、リニアブッシュもしくはすべり軸受けで形成されることを特徴とする請求項1に記載の軸回転型リニアモータ。
  4. 前記シャフト部は中空シャフトであって、該シャフト部の中空部に空気チューブが接続可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  5. 前記外筒部内には、第1中空エンド部材、先端側の磁石押さえ、スペーサを介設した永久磁石群、基端側の磁石押さえ、および第2中空エンド部材を順に密閉収容し、
    前記スペーサおよび永久磁石は、外周面に直状溝部を有するとともに、前記磁石押さえは直状割れ目を有し、
    前記第1および第2中空エンド部材の中空部、前記スペーサおよび永久磁石の直状溝部、および前記磁石押さえの直状割れ目を介して、前記外筒部内に空気流れが形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  6. 前記電機子は、直状開口部を有する磁性筒内に、前記複数のコイルを収容していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  7. 前記直状開口部は、前記磁性筒の少なくとも上部に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の軸回転型リニアモータ。
  8. 前記複数のコイルのリード線は、前記磁性筒の直状開口部を通して、該磁性筒の外部に露出していることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  9. 前記フレームの本体は矩形枠体状に形成され、上枠、下枠、および長手方向の両端枠を有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  10. 前記フレーム本体の上枠には、前記複数のコイルのリード線結線空間としての長孔が開口されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  11. 前記フレーム本体の上枠または/および下枠の内面に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  12. 前記上枠の内面の凹部と下枠の内面に凹部は、少なくとも一部が重なるように長手方向の位置がずれていることを特徴とする請求項11に記載の軸回転型リニアモータ。
  13. 前記コイルの外周面と前記磁性筒の内面との隙間、前記磁性筒の前記直状開口部、前記磁性筒の外面と前記フレーム本体の内面との四隅の隙間、または/および前記磁性筒の外面と前記フレーム本体の内面の凹部との隙間に冷却通路が形成されることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  14. 前記フレーム本体の上枠および下枠には、前記冷却通路に冷却空気を流入させるための入口、出口が形成されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  15. 前記フレーム本体の内面に、充填材を介して前記磁性筒が固定されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  16. 前記フレームの一部に、リニアエンコーダを備えていることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の軸回転型リニアモータ。
  17. 請求項1から16のいずれかの軸回転型リニアモータを複数幅方向に並べて当接させ、幅方向両端面に封止プレートを配置し、該封止プレートおよび複数の軸回転型リニアモータを一体化して多軸のユニットを形成したことを特徴する軸回転型リニアモータユニット。
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