JP2014215972A - 伝票重ね合せシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】金融機関における取引用の伝票を電子文書化することで伝票の保管を効率的に行い、かつオペレーションミスを低減する伝票重ね合せシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】この伝票重ね合せシステムは、金融取引用の伝票60を読み込み、伝票60のデータを取得する伝票読込部24と、伝票60のデータを基に取引内容を入力する入力部25と、入力部25で入力した取引内容と伝票データとが一致するか否かを判定する判定部42と、判定部42で取引内容と伝票60のデータとが一致すると判定された場合、伝票60に対する認証印字のデータを生成する認証部43と、伝票読込部24で取得した伝票60のデータと認証印字のデータを重ね合せて、画像データを生成する重ね合せ部44と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、金融機関の伝票処理を行う際に伝票に関する複数のデータを重ね合せる伝票の重ね合せシステムに関する。
金融機関の営業店の窓口の業務において、例えば、顧客が所定の用紙(伝票)に必要事項を記入して現金を引き出すなどの金融取引を行う処理が行われる。このような処理を行う際に、伝票に記入された金額などを端末に入力することで処理を行うが、金額などを誤って入力するなどのオペレーションミスが発生して、顧客に対して金額を多くまたは少なく支払ってしまう場合がある。特許文献1には、このようなオペレーションミスの発生を低減するシステムが開示されている。
特開2011−180701号公報
しかしながら、特許文献1では、認証印字が行われた伝票を電子データ化することができるが、そのデータは、処理機に保管されるため、その場で伝票に係る顧客の情報をネットワーク上で共有することができない。そのため、金融取引に係るその他の処理(例えば、データをネットワーク上に共有させる処理や出納機で現金を出金する処理など)を行うには、別に処理を行う必要があり、処理が増えることでさらに、オペレーションミスが発生する恐れがある。伝票の保管に際して、紙と電子データの2種類が存在するため、保管するためのスペースを多く確保しなければならない。
本発明は、金融機関における取引用の伝票を電子文書化することで伝票の保管を効率的に行い、かつオペレーションミスを低減する伝票重ね合せシステムを提供することを目的とする。
本発明は、金融取引用の伝票を読み込み、前記伝票のデータを取得する伝票読込部と、前記伝票のデータを基に取引内容を入力する入力部と、前記入力部で入力した前記取引内容と前記伝票データとが一致するか否かを判定する判定部と、前記判定部で前記取引内容と前記伝票のデータとが一致すると判定された場合、前記伝票に対する認証印字のデータを生成する認証部と、前記伝票読込部で取得した前記伝票のデータと前記認証印字のデータを重ね合せて、画像データを生成する重ね合せ部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、金融機関における取引用の伝票を電子文書化することで伝票の保管を効率的に行い、かつオペレーションミスを低減する伝票重ね合せシステムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る重ね合わせシステムの全体構成の概略図である。 本発明の一実施形態に係る営業店の構成を示すブロック図である。 営業店における端末の機能を示すブロック図である。 端末における処理に関する構成を示すブロック図である。 位置補正に必要な構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る伝票重ね合せのフロー図である。 本発明の一実施形態に係る伝票の重ね合せの例を示す図である。 伝票重ね合わせの位置がずれた場合を示す図である。 伝票重ね合わせのずれを補正するフロー図である。 本発明の第2実施形態に係る伝票重ね合せのフロー図である。
(第1実施形態)
まず、本実施形態に係る伝票重ね合せシステムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係る伝票重ね合せシステム全体の概略図である。本実施形態における伝票重ね合せシステムは、金融機関の営業店の窓口で取り扱う伝票に係るシステムであり、双方向に通信可能なネットワークで接続されたサーバ1と、複数の営業店2と、BOC(バックオフィスセンター)3および情報部4とを含む。
本実施形態における複数の営業店2は、金融機関における営業店である。BOC3は、営業店2と異なる場所にあって、各営業店2における事務処理を代行する端末を含む。情報部4は、顧客の住所などの情報や取引情報などの顧客に関する様々な情報を格納している。
次に、図2を参照して、複数の営業店2は、サーバ1に相互接続した固定端末(伝票重ね合せ装置)21を含み、固定端末21は、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。固定端末21は、伝票に認証印字などを印刷するプリンタ23と、伝票などを読み込むスキャナ24(伝票読込部)と、キーボードなどの入力装置(入力部)25と、現金または有価証券の出納を行う出納機26と、ディスプレイなどの表示装置27と、それぞれ相互接続している。
次に、図3は、固定端末21に含まれる機能を示す。固定端末21は、通信機能31および処理機能32を含む。通信機能31は、ネットワークを介してサーバと相互通信を行い、情報のやり取りをする。また、営業店2におけるプリンタ23、スキャナ24、入力装置25、出納機26、表示装置27とそれぞれ相互通信を行う機能を含む。処理機能32は、固定端末21における様々な処理を行う機能である。
次に、図4を参照して、固定端末21における処理機能32は、データ取得部41と、判定部42と、認証部43と、重ね合せ部44と、警告部45と、を含む。データ取得部41は、スキャナ24で取引伝票などを読み込んだ際に画像データ(情報)などを取得する。判定部42は、例えば、データ取得部41で取得したデータと入力装置25で入力したデータとが一致するか否かを判定する。若しくは、判定部42は、データの一致を判定するだけでなく、データ取得部41で取得したデータと入力装置25で入力したデータを比較して予め定めた定義に従って判定をしてもよい。
認証部43は、判定部42で伝票に記載されたデータと入力装置25で入力したデータとが一致すると判定された場合に、伝票に対して、認証印字を行い、その認証印字の文字または画像データを生成する。重ね合せ部44は、データ取得部41で取得した伝票の画像データと、認証部43で生成した認証印字の文字データとを重ね合せる。警告部45は、判定部42で伝票に記載されたデータと入力装置25で入力したデータとがNG(一致しない)と判定された場合に表示装置27に警告を表示させる。
次に、図5を参照して、重ね合せ部44は、位置情報取得部51と、ずれ算出部52と、補正部53と、を備える。位置情報取得部51は、スキャナ24で読み込んだ伝票などのデータから、文字データを抽出し、その文字データから伝票に記載された文字の位置情報を取得する。ずれ算出部52は、位置情報取得部51で取得した伝票に記載された文字の位置情報と、予め設定された認証印字の文字データの位置情報との位置のずれを算出する。補正部53は、算出したずれが大きい場合に適正な範囲に入るように認証印字の文字データを補正する。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る伝票重ね合せの処理について説明する。まず、ステップS601でスキャナ24を用いて取引伝票を読み込む。次に、ステップS602でデータ取得部41は、読み込んだ伝票のデータを取得する。このとき、データ取得部41が取得するデータは、読み込んだ伝票の画像データや伝票に記載された文字などのデータ(例えば、金額、口座番号、氏名、印鑑の印影など)である。
次に、ステップS603で、入力装置25を用いて伝票に記載されている金額(取引内容)を入力する。そして、ステップS604で判定部42は、入力装置25で入力した金額がデータ取得部41で取得した金額のデータと一致するか否かを判定する。入力装置25で入力した金額がデータ取得部41で取得した金額のデータと一致しない場合、ステップS605で警告部45は、表示装置27に警告を表示する。このとき、表示装置27に表示する警告は、例えば、「情報が一致しません。」などのメッセージであってよく、または、アラーム音などの音を発生させてもよい。また、警告を表示などするだけでなく、例えば、上長など他の端末にその警告を併せて表示などさせてもよい。さらに、警告を表示するだけでなく、処理中の伝票のデータを転送して、処理中の担当者にそれ以上の処理を実行させないようにする構成としてもよい。
一方、ステップS604で入力装置25を用いて入力した金額がデータ取得部41で取得した金額のデータと一致する場合、ステップS606で認証部43は、伝票の認証を行い、認証印字のデータを生成する。認証印字のデータを生成する際にプリンタ23を使用して、スキャナ24で読み込んだ伝票に認証印字を印刷してもよい。次に、ステップS607で重ね合せ部44は、データ取得部41で取得した伝票の画像データと認証部43で生成した認証印字のデータとを重ね合せて1つのデータ(例えば、画像データ)を生成する。
そして、ステップS608で、重ね合せ部44で生成された伝票の画像データと認証印字のデータとを重ね合せたデータは、情報部4に格納される。尚、本実施形態で、重ね合せ部44で重ね合せて1つのデータとして保存しているが、例えば、伝票の画像データと認証印字の文字データを別々に情報部4に格納し、表示する際に重ね合せ部44で伝票の画像データと認証印字の文字データを重ね合せて表示する構成としてもよい。
次に、図7を参照して、伝票重ね合せの処理で重ね合せた伝票のデータの一例を示す。本実施形態では、例えば、顧客が営業店の窓口で現金を引き出す際について説明する。まず、顧客は、図7(A)に示すような伝票種別61が記載された伝票60に、日付62、氏名63、金額65、口座番号66に必要事項を記入する。そして、印鑑部64の位置に印鑑を押下する。認証印字部67は、営業店側で記載または印刷するので、顧客は、何も記入しない。
そして、その顧客は、必要事項を記入した伝票を営業店2の窓口の担当者に渡す。伝票60を受け取った担当者は、スキャナ24で受け取った伝票60を読み込む。そして、固定端末21のデータ取得部41でデータを取得する。このとき、例えば、伝票60の画像データを取得し、取得した伝票の画像データからOCRなどの技術を用いて氏名、金額、口座番号の文字データ、印鑑部64の印影データを取得する。窓口の担当者は、入力装置25を用いてスキャナ24で読み込んだ伝票に記載されている金額を入力する。判定部42は、担当者が入力した金額と、データ取得部41で取得した伝票60に記載された金額の文字データとが一致するか否かを判定する。そして、金額が一致と判定された場合は、認証部43で認証され、認証印字67のデータが生成される。
そして、重ね合せ部44は、伝票60の画像データと認証印字67の文字データとを重ね合せる。そして、図7(B)に示すような伝票60に認証印字67が記載(印刷)されたような画像データ(認証印字伝票68)が1つ生成される。生成された認証印字伝票68は、情報部4に格納される。このとき、例えば、固定端末21の処理機能32に不図示の採番部を設けることにより、認証印字67のデータを重ね合せる際に出納機26で現金を出納するための番号を採番部で採番し、その採番した番号も一緒に重ね合せてもよい。
伝票60の画像データと認証印字67のデータとを重ね合せる際、例えば、図8に示すように、認証印字67の文字データが所定の位置からずれて重ね合わさってしまい、伝票60の文字データと認証印字67の文字データが重なってしまう場合がある。これは、重ね合せる認証印字67のデータがデフォルトで予め重ね合せる位置が設定されているためで、スキャナ24で伝票60を読み込む際に、所定の位置からずれが生じた状態で読み込むと、伝票60の画像データの位置にずれが生じて、認証印字のデータを重ね合せる際にずれた状態となってしまうからである。
上記の場合、データを重ね合せる際に認証印字のデータの位置補正を行うことで、ずれが解消し、所定の範囲内に認証印字のデータを収めることができる。この位置補正の処理を、図9を用いて説明する。まず、ステップS901で位置情報取得部51は、伝票60の画像データから文字データを取得し、その文字データから伝票60内の認証印字をする位置を特定する。次に、ステップS902で位置情報取得部51は、情報部4に格納されている予め設定された認証印字のデータの位置を取得する。そして、ステップS903でずれ算出部52は、ステップS901で取得した伝票60内の認証印字をする位置を基準とし、ステップS902で取得した認証印字のデータの位置がどれだけずれているか(ずれ量)を算出する。
次に、ステップS904でずれ判定部53は、ステップS903で算出されたずれ量が、予め定められた適正範囲内であるか否かを判定する。適正範囲内でない(範囲外)と判定された場合、ステップS905で補正部54は、ずれ量が適正範囲内になるように認証印字のデータの位置を補正する。そして、ステップS905で重ね合せ部44が伝票60のデータと認証印字のデータを重ね合せた1つのデータを生成する。一方、ステップS904でずれ量が適正範囲内であると判定された場合、補正をすることなく、ステップS905で、重ね合せデータを生成する。このように補正処理を行うことで、図8に示すような重ね合せのデータとなることがなく、図7(B)に示すような認証印字伝票68のデータを生成することができる。
以上のように、本実施形態によれば、伝票の画像データと、認証印字のデータとを重ね合せて1つのデータとして、情報部4に格納することで、伝票の保管を効率的に行うことができる。これまで伝票の用紙を紙ベースで保管していたが、データとして取引用の伝票を保管することで、紙ベースでの保管が必要なくなるため、効率的に保管ができ、検索する際にも時間や手間が低減される。さらに、判定部42で入力した金額の一致を判定することで、オペレーションミスを低減することができる。
また、例えば、図6のステップS607でデータを重ね合せて図7(B)に示す認証印字伝票68を生成した後に、認証印字67の金額と伝票60に記載された金額65が一致するか否かを判定し、一致していれば、情報部4にデータを格納し、一致していない場合は、窓口の担当者の端末ではなく、例えば担当者の上長などの他の者の端末に警告を表示する構成としてもよい。この場合も、警告を表示するだけでなく、処理中の伝票のデータを転送して、担当者に処理を実行させないようにする構成としてもよい。このような構成により、オペレーションミスだけでなく、不正の防止も可能となる。さらに、e文書法の施行により、e文書法に準拠した電子文書を作成し、管理することでペーパレス化を図ることができ、より効率的に伝票の保管が可能となる。
尚、本実施形態において、判定部42で判定する際に、金額の一致を判定するだけでなく、データ取得部41で取得したデータと予め情報部4に格納されているデータとを比較して、顧客の個人情報が正しいか否かを判定してもよい。例えば、伝票に押下している印鑑の印影のデータをデータ取得部41で取得して、その伝票の印影データが、予め情報部4に格納されている該当する顧客の印影のデータと一致するか否かを判定してもよい。また、印影のデータだけでなく、予め氏名のサインの文字データや、生体認証用のデータ(例えば、指紋、静脈などのデータ)で顧客の情報を判定してもよい。さらに、判定部42は、顧客の情報を判定する際に、データ取得部41で取得したデータの内、金額に関する情報を取得し、該当顧客の口座の残高と照合して、取引できるか否かを判定してもよい。
本実施形態では、図6のステップS608で重ね合せたデータを格納する際、1つのデータとして、情報部4に格納したが、これに限定することなく、例えば、伝票の画像データと認証印字の文字データとを別々に格納してよい。この場合は、表示装置27に表示する際に該画像データと該認証印字の文字データとを重ね合せた状態にして表示する。
また、本実施形態では、紙ベースの伝票を読み込んだ画像データと認証印字の文字データを重ね合せたが、これに限定することなく、例えば、伝票をタブレットなどのタッチパネルの端末で作成し、顧客が端末上で記入する方法を利用してもよい。この場合、スキャナ24で読み込む必要がないため、処理の速度が向上する。また、例えば、顧客が記入していると同時に(並行して)その記入された情報(例えば、口座番号や氏名など)から予め情報部4に格納されている顧客の情報を参照し、記入が完了した段階で、端末上で生体認証などにより顧客の認証をする構成とすることができる。これにより、さらに、処理の効率が上がり、例えば、複数の伝票を同時に処理する必要がある場合には、伝票の取り間違えなどのオペレーションのミスもさらに低減することが可能となる。
また、本実施形態において、固定端末21の処理機能32に含まれるデータ取得部41などは、それぞれ単体で異なる端末に含まれるように構成してもよい。例えば、判定部42や認証部43を情報部4における不図示の端末に含む構成として、図6に示す処理を実行してもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、金融機関の営業店の窓口で処理を行う場合について説明したが、本実施形態では、窓口で行う処理をBOC3で行う場合について説明する。BOC3における端末に営業店2の固定端末21に含まれる通信機能31や処理機能32が含まれることで、重ね合せ処理を行うことができる。
本実施形態において、BOC3で処理を行う際のフローを図10を用いて説明する。まず、ステップS1001でスキャナ24を用いて取引伝票を読み込む。次に、ステップS1002でデータ取得部41は、読み込んだ伝票のデータを取得する。このとき、データ取得部41が取得するデータは、読み込んだ伝票の画像データであってよい。次に、ステップS1003で営業店2の固定端末21の通信機能31を使用してデータ取得部41で取得した伝票の画像データを、サーバ1を介してBOC3に送信する。
次に、ステップS1004でBOC3の端末は、営業店2の固定端末21から送信された伝票の画像データを受信する。そして、ステップS1005で、BOC3の端末におけるデータ取得部41は、受信した伝票の画像データから、例えば、OCR技術などを利用して、伝票に記載された文字などのデータ(例えば、金額、口座番号、氏名、印鑑の印影など)を取得する。本実施形態では、文字データおよび印鑑の印影データを取得する。次に、ステップS1006でBOC3の端末に接続された入力装置によって金額が入力される。そして、ステップS1007でBOC3の端末における判定部42は、データ取得部41で取得した金額の文字データと入力された金額のデータとが一致するか否かを判定する。
金額が一致しないと判定された場合、ステップS1008で警告部45は、BOC3における端末に接続された表示装置に警告を表示する。一方、金額が一致すると判定された場合、ステップS1009で認証部43は、伝票の認証を行い、認証印字のデータを生成する。次に、ステップS1010で重ね合せ部44は、受信した伝票の画像データと認証部43で生成した認証印字のデータとを重ね合せて1つのデータを生成する。そして、ステップS1011で、重ね合せ部44で生成した伝票の重ね合せデータを情報部4に格納する。重ね合せ処理が完了したら、BOC3の端末からサーバ1を介して営業店2の固定端末21に処理の完了の通知が送られる。
以上のように、本実施形態でも、伝票の重ね合せデータを生成することで、伝票の保管を効率的に行うことができる。また、BOC3で処理を行うことで、営業店2の窓口において、処理を待つ間に顧客に対して、新たにサービスを提供したり、金融商品などの紹介などの営業を行うことができる。これにより、顧客が何もせずに待つことは無くなり、サービス向上を図ることができる。さらに、判定部42で入力した金額の一致を判定することで、オペレーションミスを低減することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
24 スキャナ
25 入力装置
41 データ取得部
42 判定部
43 認証部
44 重ね合せ部
60 伝票
68 認証印字伝票

Claims (11)

  1. 金融機関における取引用の伝票を読み込む伝票読込部と、
    前記伝票読込部で読み込んで前記伝票のデータを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部で取得した前記伝票のデータを基に取引内容を入力する入力部と、
    前記入力部で入力した前記取引内容と前記伝票のデータとが一致するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部で前記取引内容と前記伝票のデータとが一致すると判定された場合、前記伝票に対する認証印字のデータを生成する認証部と、
    前記伝票読込部で取得した前記伝票のデータと前記認証印字のデータを重ね合せて、画像データを生成する重ね合せ部と、
    を備えることを特徴とする伝票重ね合せシステム。
  2. 前記判定部で前記取引内容と前記伝票のデータとが一致しないと判定された場合、警告を発する警告部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の伝票重ね合せシステム。
  3. 顧客の情報を予め格納している情報部
    をさらに備え、
    前記データ取得部は、前記取得した前記伝票のデータから顧客に関する情報を取得し、
    前記判定部は、前記顧客に関する情報が前記情報部に予め格納されている顧客に関する情報と一致するか否かを判定し、
    前記判定部で前記顧客に関する情報が前記情報部に予め格納されている前記顧客の情報と一致しないと判定された場合、前記警告部は、警告を発する
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝票重ね合せシステム。
  4. 前記伝票重ね合せ部は、
    前記伝票のデータから前記伝票に記載された文字の位置情報および前記認証印字のデータから前記認証印字の文字の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部で取得した前記伝票に記載された文字の位置と前記認証印字の文字の位置との位置ずれのずれ量を算出するずれ算出部と、
    前記ずれ算出部で算出されたずれ量が所定の範囲外である場合、前記認証印字の文字の位置を補正する補正部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の伝票重ね合せシステム。
  5. 前記ずれ算出部は、前記伝票に記載された文字の位置を基準とし、前記認証印字の文字の位置とのずれ量を算出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の伝票重ね合せシステム。
  6. 前記判定部は、前記伝票重ね合せ部で生成した前記画像データにおける前記取引内容と前記認証印字のデータとが一致するか否かを判定する
    事を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の伝票重ね合せシステム。
  7. 前記判定部で前記重ね合せ部で生成した前記画像データにおける前記取引内容と前記認証印字のデータとが一致しない場合、前記警告部は、警告を発する
    ことを特徴とする請求項6に記載の伝票重ね合せシステム。
  8. 現金または有価証券の出納を行うための番号を採番する採番部
    をさらに備え、
    前記重ね合せ部は、前記伝票のデータと前記認証印字のデータを重ね合せる際に前記採番部で採番した番号を重ね合せる
    ことを特徴とする請求項1に記載の伝票重ね合せシステム。
  9. 前記伝票に関するデータは、前記伝票の画像データまたは前記伝票に記載された文字の文字データであり、
    前記認証印字のデータは、前記認証印字の文字データである
    ことを特徴とする請求項に記載の伝票重ね合せシステム。
  10. 金融機関における取引用の伝票を読み込む伝票読込手段と、
    前記伝票読込手段で読み込んで前記伝票のデータを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段で取得した前記伝票のデータを基に取引内容を入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力した前記取引内容と前記伝票のデータとが一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で前記取引内容と前記伝票のデータとが一致すると判定された場合、前記伝票に対する認証印字のデータを生成する認証手段と、
    前記伝票読込部で取得した前記伝票のデータと前記認証印字のデータを重ね合せて、画像データを生成する重ね合せ手段と、
    を備えることを特徴とする伝票重ね合せ装置。
  11. 金融機関における取引用の伝票を読み込む伝票読込工程と、
    前記伝票読込工程において読み込んで前記伝票のデータを取得するデータ取得工程と、
    前記データ取得工程において取得した前記伝票のデータを基に取引内容を入力する入力工程と、
    前記入力工程において入力した前記取引内容と前記伝票のデータとが一致するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記取引内容と前記伝票のデータとが一致すると判定された場合、前記伝票に対する認証印字のデータを生成する認証工程と、
    前記伝票読込工程において取得した前記伝票のデータと前記認証印字のデータを重ね合せて、画像データを生成する重ね合せ工程と、
    を備えることを特徴とする伝票重ね合せ方法。


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