JP2014214614A - スプレー装置 - Google Patents

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俊之 青山
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Abstract

【課題】往復動ポンプから圧送される液体材料の脈動の圧力変動を小さくでき、スプレーガンから吐出される液体材料の脈動による影響を低減させたスプレー装置を提供する。
【解決手段】駆動部34の作動により液体材料21を圧送する往復動ポンプ40と、往復動ポンプ40によって圧送された液体材料21が供給され、液体材料21を吐出させるスプレーガン60と、往復動ポンプ40からスプレーガン60に圧送される液体材料21の圧力を検出する圧力検知器50と、圧力検知器50の検知した圧力が第1設定値になった場合に駆動部34の作動を停止し、前記圧力が第1設定値よりも小さな値の第2設定値になった場合に駆動部34を作動させるように制御する制御装置70と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明はスプレー装置に係り、特に、往復動ポンプによって圧送された液体材料をスプレーガンを通して吐出させるスプレー装置に関する。
大規模な食品工場では、油などの液材はロータリポンプ等大型のポンプによって液材をスプレー装置に供給し、スプレー装置の作動により噴霧することが一般的である。しかしながら小規模な製造現場では、ロータリポンプなど大型のポンプは設置スペースや費用の面で問題があり、なかなか導入されず刷毛塗りなど手作業で液材を塗るのが一般的であった。この様な中、往復動ポンプは、回転ポンプなど他のポンプと比べ液材の塗出量の制御がし易く、小型化の面でも優位性がある。また、往復動ポンプの中でもチューブポンプは、同じ往復動ポンプであるダイヤフラムポンプよりも更に小型化が可能であり、且つ、またチューブポンプは、ポンプ内の接液部がチューブの内面のみとなるため衛生面において高い安全性を有する。この様に、チューブポンプは、設置スペースが限られ、且つ油などの液材を噴霧するには非常に好適なポンプといえる。
しかしながら、チューブポンプは圧送される液材の圧力変動による脈動が比較的大きいという不都合を有しており、その解決手段として下記特許文献1及び特許文献2に開示されたものが知られている。特許文献1のチューブポンプは、複数のローラを備え、ローラを等間隔で奇数個にし、また、ローラ取り付けの円盤の左右に等間隔互い違いにローラを配置することで脈動を低減するものである。特許文献2のチューブポンプは、軸を共通とする4つチューブポンプから構成され、各チューブポンプは2つのローラを備え、ローラの位相をチューブポンプによって互いにずらすことで脈動を低減するものである。
特開2005−147069号公報 特開平6−280749号公報
しかしながら特許文献1に開示されたチューブポンプは、複数のローラを備えるため、チューブを押し潰す回数が多くなり、液材を内包するためのチューブ内容積が減少するため十分な吐出量を得られないという不都合を有していた。また、特定の油によっては、押し潰すことによって固形物が発生するものがあり、液材を潰す数を減少させる必要があった。
特許文献2に開示されたチューブポンプは、2つのローラによって構成されたチューブポンプであり、特許文献1での不都合を解消するものではあるが、脈動低減のための複数のチューブポンプを備える必要があり設備投資による費用面で不都合を有していた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成にも拘わらず、往復動ポンプから圧送される液材の圧力変動の脈動を小さくでき、省スペースでの設置ができ、且つ、液材を圧迫する回数を極力減少させることが可能なスプレー装置を提供することにある。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のスプレー装置は、駆動部の作動により液体材料を圧送する往復動ポンプと、前記往復動ポンプによって圧送された前記液体材料が供給され、前記液体材料を吐出させるスプレーガンと、前記往復動ポンプから前記スプレーガンに圧送される前記液体材料の圧力を検出する圧力検知器と、前記圧力検知器の検知した圧力が第1設定値になった場合に前記駆動部の作動を停止し、前記圧力が前記第1設定値よりも小さな値の第2設定値になった場合に前記駆動部を作動させるように制御する制御装置と、を有することを特徴とする。
(2)本発明のスプレー装置は、(1)の構成において、前記往復動ポンプは、電動式チューブポンプ、電動式ダイヤフラムポンプのうちいずれかであることを特徴とする。
(3)本発明のスプレー装置は、(1)の構成において、液材を保持する容器と蓋体、蓋体には液材をチューブポンプへと供給する管路を備えたことを特徴とする。
(4)本発明のスプレー装置は、液材を保持するための容器と、駆動部の作動により液体材料を圧送する電動式往復動ポンプと、前記電動式往復動ポンプによって圧送された前記液体材料が供給され、前記液体材料を吐出させる手持ち式スプレーガンと、前記電動式往復動ポンプから前記スプレーガンに圧送される前記液体材料の圧力を検出する圧力検知器を有することを特徴とするスプレー装置。
このように構成したスプレー装置によれば、往復動ポンプから圧送される液体材料の脈動の圧力変動を小さくでき、スプレーガンから吐出される液体材料の脈動による影響を低減させることができる。
本発明のスプレー装置の実施形態1の外観を示す斜視図である。 (a)、(b)は、それぞれ、該チューブポンプの内部を示した斜視図、および正面図である。 本発明のスプレー装置の実施形態1を模式的に示した図である。 本発明のスプレー装置のチューブポンプの駆動機構を示すブロック図である。 本発明のスプレー装置の効果を示すグラフである。 本発明のスプレー装置の実施形態2の外観を示す斜視図である。 本発明のスプレー装置の実施形態2の電動式ダイヤフラムポンプの動作原理を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態1)
図1は、本発明のスプレー装置の外観を示す斜視図である。
図1に示すスプレー装置10は、たとえば、食パンを焼く際に用いられる金型に食パンが付着してしまうのを回避するため、該金型の表面に食油を噴霧させるスプレー装置を例にとって示している。しかし、本発明のスプレー装置は、このような用途に限定されることはなく、たとえば塗料の塗布等の他の用途にも適用できるものである。
図1において、スプレー装置10は、食油(図3にて符号21で示す)が給油された容器20を有し、この容器20の蓋体22の上面に、たとえばDCモータ(図4にて符号34で示す:この明細書において駆動部と称する場合がある)等を内蔵する筐体30と、該DCモータ34によって作動する電動式のチューブポンプ40(この明細書において往復動ポンプと称する場合がある)と、が載置されている。
なお、筐体30の内部には、DCモータ34とともに、このDCモータ34の回転数を可変できる操作部(図4にて符号33で示す)が組み込まれている。
図4は、チューブポンプ40の駆動機構を示すブロック図である。図4において、たとえば100VのAC電源をたとえば24VのDC電源に変換させるA/D変換器31を有し、このA/D変換器31によって変換されたDC電源は、後述のスイッチング回路32を介して、操作部33に供給されるようになっている。操作部33は、たとえば可変抵抗器からなり、筐体22に取り付けた操作つまみ33’(図2(a)参照)の回転によって所定の値の抵抗器に可変し、所定の値の電流を出力させるようになっている。この電流はDCモータ34に流れるようになっており、該DCモータ34の回転軸は該電流に応じた回転数で回転できるようになっている。そして、DCモータ34はチューブポンプ40を駆動するようになっており、該チューブポンプ40の回転体(図2(a)、(b)において符号42で示す)を回転させるようになっている。
図1に戻り、チューブポンプ40は、一端を容器20内の食油に浸漬させ、他端を後述するスプレーガン60に接続させるチューブ41の一部を内蔵させて構成されている。
図2(a)、(b)は、それぞれ、チューブポンプ40のケーシングの蓋部(図1にて符号40Aで示す)を外して、該チューブポンプ40の内部を示した斜視図、および正面図である。
図2(a)、(b)に示すように、チューブポンプ40は、DCモータ34(図4参照)の回転軸34Aに軸支され、図中矢印α方向に回転する回転体42を有している。この回転体42は、たとえば、DCモータ34の回転軸34Aから長さLを有して直線上に配置される一対の突出部42a、42bから構成されている。
そして、回転体42の回りには、DCモータ34の回転軸34Aを中心とする円弧状の弾性チューブ41Aが配置されている。この弾性チューブ41Aは、約300°の円弧で湾曲され、その両端は同方向(図中右側)へ延在されて形成されている。
弾性チューブ41Aの一端は、容器20の食油21側へ伸長するチューブ41(第1チューブ41Bと称する)、他端はスプレーガン60側へ伸長するチューブ41(第2チューブ41Cと称する)に接続されるようになっている。弾性チューブ41Aは、第1チューブ41B、第2チューブ41Cと比べて、比較的大きな弾性を有する材料で構成されている。
また、弾性チューブ41Aは、その外周の側面がケーシング43に形成された段差部43Tによって移動が規制され、該弾性チューブ41Aの円弧状の形を保持できるようになっている。
弾性チューブ41Aは、DCモータ34の回転軸34Aを中心にして、内周の側面が半径Rとなる円弧状をなし、この半径Rは回転体42の各突出部42a、42bの前記長さLよりも小さな値となっている。
これにより、DCモータ34の駆動によって、チューブポンプ40の回転体42が回転し、回転体42の各突出部42a、42bの先端部が弾性チューブ41Aの一部を長手方向に沿って押しつぶす(押圧する)ように移動するようになっている。
このような弾性チューブ41Aの長手方向に沿った押圧の移動において、その通過後に元の径に戻った弾性チューブ41A内に発生する負圧によって食油21が第1チューブ41Bを通して吸入され、通過時に径の小さくなった弾性チューブ内に発生する加圧によって食油21が第2チューブ41Cを通して圧送され、この動作が繰り返されることになる。このことから、チューブポンプ40から第2チューブ41Cへ圧送される食油21は、その脈動による圧力変動が生じてしまうことが免れ得ないものとなる。
なお、上述したチューブポンプ40の機能から、チューブポンプ40は上述した構成に限定されることはなく、回転体42の突出部を3個以上としてもよく、これら突出部の先端にローラを取り付けるようにしてもよい。また、ローラを取り付ける場合、上述した突出部を設けることなく、円盤状の回転体の周囲に該ローラをその一部が外方に突出するように取り付けた構成としてもよい。
このようにチューブポンプ40から第2チューブ41Cへ圧送される食油21は、後述する圧力スイッチ50を介してスプレーガン60に供給され、該スプレーガン60の銃身から吐出されるようになっている。
図3は、図1および図2に示したスプレー装置10を模式的に示した図である。図3に示すように、容器20内の食油21は、チューブポンプ40内の弾性チューブ41Aが回転体42による押圧の移動に伴って生じる負圧によって弾性チューブ41A内に吸引されるようになる。また、吸引された弾性チューブ41A内の食油21は、回転体42による押圧の移動に伴って生じる加圧によって第2チューブ41Cへ圧送されるようになる。その後は、第2チューブ41Cに圧送された食油21は、該スプレーガン60を介して噴霧されるようになっている。
ここで、チューブポンプに近接する第2チューブには、圧力スイッチ50が設けられている。
この圧力スイッチ50は、図4に示すように、第2チューブ41C内の食油の圧力を検知する圧力検出器50Sと、該圧力検出器50Sの検知した圧力がたとえば0.15MPa(第1設定値)以上になった場合にOFF信号を出力し、該圧力がたとえば0.14MPa(第2設定値)以下になった場合にON信号を出力する制御回路50Cとから構成されている。
制御回路50Cは、第1設定値および第2設定値を任意の値で外部から入力できるようになっている。しかし、これに限定されることはなく、予め、制御回路50Cにおいて、第1設定値および第2設定値が設定されていてもよい。そして、制御回路50Cは、第2チューブ41C内の食油21の圧力が第1設定値以上になった場合にOFF信号を出力し、該圧力が第2設定値以下になった場合にON信号を出力できるようになっている。なお、この実施態様では、前記第1設定値をたとえば0.01MPa〜0.15MPa(ゲージ圧)の範囲内に設定し、第2設定値をたとえば0.00MPa〜0.14MPa(ゲージ圧)の範囲内に設定するのが好ましい。
そして、圧力スイッチ50の制御回路50CからのON/OFF信号は、図4に示すように、チューブポンプ40の駆動機構において、A/D変換器31と操作部33との間に接続されるスイッチング回路32に入力されるようになっている。制御回路50CからのOFF信号は、スイッチング回路32への入力によって、チューブポンプ40を駆動させていたDCモータ34の作動を停止させ、ON信号は、スイッチング回路32への入力によって、停止されたDCモータ34を作動させるようになっている。なお、この明細書において、前記制御回路50Cは前記スイッチング回路32と併せて制御装置70と称する場合がある。
図5は、前記制御装置70によって制御されたチューブポンプ40の出力(第2チューブ41Cの圧力)を示すグラフである。図5では、横軸に時間(秒)を、縦軸に圧力(MPa)をとっている。
グラフ中、実線は、制御装置70によって制御された場合の特性図であり、二点鎖線は、制御装置70によって制御されていない場合の特性図である。
図5において、制御装置70によって制御されていない場合、チューブポンプ40から第2チューブ41Cへ至る食油21は、0.13MPaと0.17MPaの間を変動し、周期が比較的大きな脈動となって圧送されるようになっている。これに対し、制御装置70によって制御される場合、チューブポンプ40から第2チューブ41Cへ至る食油21は、0.15MPaと0.14MPaの間を変動し、周期が比較的小さな脈動となって圧送されるようになっている。
ここで、0.15MPa、0.14MPaは、それぞれ、圧力スイッチ50の制御回路50Cに、第1設定値、第2設定値として入力した値に対応するものとなっている。
このことから明らかになるように、実施形態1のスプレー装置10によれば、制御装置70による制御によって、チューブポンプ40から圧送される食油21の脈動の圧力変動を小さくでき、スプレーガン60から吐出される食油の脈動による影響を低減させることができる。
(実施形態2)
実施形態1に示した往復動ポンプは、その一例としてチューブポンプ40を挙げたものである。しかし、これに限定されることはなく、たとえば、電動式のダイヤフラムポンプであってもよいことはもちろんである。ダイヤフラムポンプであっても、該ダイヤフラムポンプから圧送される食油21等の液体材料の脈動の圧力変動が比較的大きいという不都合を有するからである。
図6は、このような電動式ダイヤフラムポンプを備えるスプレー装置10’を示す斜視図である。図6に示すように、スプレー装置10’は、食油21が給油された容器20を有し、この容器20の蓋体22の上面に、ダイヤフラムポンプ80が載置されている。
ダイヤフラムポンプ80は、管81を通して容器20内の食油21を吸入し、チューブ41へ圧送するようになっている。チューブ41(図1の第2チューブ41Cに相当する)にはスプレーガン60が接続され、該スプレーガン60からは食油21が噴霧されるようになっている。
また、チューブ41のダイヤフラムポンプ80に近接する箇所には圧力スイッチ50が設けられ、実施形態1で示したように、該圧力スイッチ50からのON/OFF信号によって、ダイヤフラムポンプ80の作動、およびその停止を行うようになっている。
この場合においても、圧力スイッチ50の制御回路50Cは、実施形態1で示したように、たとえば、圧力検出器50Sの検知した圧力がたとえば0.15MPa(第1設定値)以上になった場合にOFF信号を出力し、該圧力がたとえば0.14MPa(第2設定値)以下になった場合にON信号を出力するようになっている。
図7(a)、(b)は、電動式ダイヤフラムポンプの動作原理を示す模式図である。図7(a)、(b)は、図6のVII−VII線に相当する断面を示す図である。
図7(a)、(b)に示すように、管81からの食油21は、まず、第1流路83Aと第2流路83Bに分岐された後に合流されチューブ41に供給されるようになっている。
第1流路83Aの一方の側面は第1ダイヤフラム84Aで構成され、第2流路83Bの一方の側面は第2ダイヤフラム84Bで構成されている。
第1ダイヤフラム84Aと第2ダイヤフラム84Bの間には、図示しないモータによって回転する偏心カム85が配置されている。第1ダイヤフラム84Aの偏心カム85側の面には、該偏心カム85と当接する第1ロッド86Aが設けられ、第2ダイヤフラム84Bの偏心カム85側の面には、該偏心カム85と当接する第2ロッド86Bが設けられている。
なお、第1ロッド86、第2ロッド86Bは、いずれも、図示しないスプリングによって偏心カム85の回転軸側へ付勢されるようになっている。
第1ダイヤフラム84Aは、図7(a)に示すように、偏心カム85の回転によって第1ロッド86Aが前記スプリングの付勢力に抗して偏心カム85の回転軸から離れる方向へ移動することにともなって、第1流路83Aの流路幅を狭めるように移動するようになっている。この場合、第2ダイヤフラム84Bは前記スプリングの付勢力によって同方向に移動し、第2流路83Bの流路幅を広げるようになっている。
第2ダイヤフラム84Bは、図7(b)に示すように、偏心カム85の回転によって第2ロッド86Bが前記スプリングの付勢力に抗して偏心カム85の回転軸から離れる方向へ可動することにより、第2流路83Bの流路幅を狭めるように移動するようになっている。この場合、第1ダイヤフラム84Aは前記スプリングの付勢力によって同方向に移動し、第1流路83Aの流路幅を広げるようになっている。
このように、偏心カム85の前記モータによる回転によって、一方の流路83(たとえば第2流路83B)において、一方のダイヤフラム84(たとえば第2ダイヤフラム84B)による負圧によって、食油21の吸い込みがなされ、他方の流路83(たとえば第1流路83A)において、他方のダイヤフラム84(たとえば第1ダイヤフラム84A)による加圧によって、食油の吐出がなされるようになっている。
このため、ダイヤフラムポンプ80からチューブ41Cへ圧送される食油21は、その脈動による圧力変動が生じてしまうことが免れ得ないものとなる。
このことから、本発明によるスプレー装置は、電動式ダイヤフラムポンプを備えたものであっても、上述したように、チューブ41に設けた圧力スイッチ50からのON/OFF信号によって、ダイヤフラムポンプ80の作動、およびその停止を行うことによって、上記脈動による圧力変動を小さくできるようになる。
(実施形態3)
実施形態1、2に示したスプレー装置10、10’は、上述したように、たとえば、食パンを焼く際に用いられる金型の表面に食油を噴霧させるスプレー装置を例にとって示したものである。しかし、これに限定されることはなく、塗装を行う場合、あるいは他の用途に用いられるスプレー装置であってもよいことはもちろんである。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10、10’……スプレー装置、
20……容器、
21……食油、
22……蓋体、
30……筐体、
31……AD変換器、
32……スイッチング回路、
33……操作部、
33’……操作つまみ、
34……DCモータ、
34A……回転軸、
40……チューブポンプ、
41……チューブ、
41A……弾性チューブ、
41B……第1チューブ、
41C……第2チューブ、
42……回転体、
42a、42b……突出部、
43……ケーシング、
43T……段差部、
50……圧力スイッチ、
50S……圧力検出器、
60……スプレーガン、
70……制御装置、
80……ダイヤフラムポンプ、
81……管、
83A……第1流路、
83B……第2流路、
84A……第1ダイヤフラム、
84B……第2ダイヤフラム、
85……偏心カム、
86A……第1ロッド、
86B……第2ロッド。

Claims (4)

  1. 駆動部の作動により液体材料を圧送する往復動ポンプと、
    前記往復動ポンプによって圧送された前記液体材料が供給され、前記液体材料を吐出させるスプレーガンと、
    前記往復動ポンプから前記スプレーガンに圧送される前記液体材料の圧力を検出する圧力検知器と、
    前記圧力検知器の検知した圧力が第1設定値になった場合に前記駆動部の作動を停止し、前記圧力が前記第1設定値よりも小さな値の第2設定値になった場合に前記駆動部を作動させるように制御する制御装置と、
    を有することを特徴とするスプレー装置。
  2. 前記往復動ポンプは、電動式チューブポンプ、電動式ダイヤフラムポンプのうちいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のスプレー装置。
  3. 液材を保持する容器と蓋体、蓋体には液材をチューブポンプへと供給する管路を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスプレー装置。
  4. 液材を保持するための容器と、
    駆動部の作動により液体材料を圧送する電動式往復動ポンプと、
    前記電動式往復動ポンプによって圧送された前記液体材料が供給され、前記液体材料を吐出させる手持ち式スプレーガンと、
    前記電動式往復動ポンプから前記スプレーガンに圧送される前記液体材料の圧力を検出する圧力検知器と、
    を有することを特徴するスプレー装置。
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