JP2002155864A - 流体噴出装置 - Google Patents
流体噴出装置Info
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Abstract
を実現する。 【解決手段】 圧力振動する作動流体により弾性隔膜を
介して容積が周期的に変化するポンプ室3と、該ポンプ
室に弾性隔膜5を介して接する圧力伝達室6と、圧力伝達
室に連通する加圧シリンダ13と、圧力伝達室及び加圧シ
リンダに満たされた作動流体を圧力振動させるために加
圧シリンダの容積を一定振幅で周期的に変化させる圧力
振動手段とを備え、ポンプ室の容積の増加に応じて液体
供給源からの液体をポンプ室内に吸入し、ポンプ室の容
積の減少に応じてポンプ室内の液体をポンプ室から吐出
する流体噴出装置において、圧力振動手段は、サーボモ
ータ16と、加圧シリンダ内で往復動する加圧プランジャ
15と、サーボモータ16の出力軸とプランジャとを連結す
るクランク機構(17,18)と、サーボモータの回転駆動
を、液体の吐出圧力又は吐出流量に基づいて制御する制
御部30とを有している。
Description
流体によりポンプ室内の容積を変化させることにより、
前記作動流体から隔離された状態でポンプ室に液体の給
排動作を行わせる形式の流体噴出装置に関するものであ
る。
置としては種々のものが使用されているが、特にポンプ
室の給排動作を該ポンプ室内の噴出対象流体から隔離さ
れた加圧媒体により駆動する方式のものとして、本件出
願人が出願した、特開平9−303267号の流体噴出
装置、及び特開平9−317648号の圧迫送液ポンプ
がある。これらの装置は、いずれもポンプ室に弾性隔膜
を介して接する圧力伝達室と圧力伝達室に連通する加圧
シリンダと、圧力伝達室と加圧シリンダに満たされた作
動流体を圧力振動させるために加圧シリンダの容積を一
定振幅で周期的に変化させる圧力コンバータ(圧力振動
手段)とを備えている。そして、これらの装置では、圧
力振動する作動流体により圧力伝達室から弾性隔膜を介
してポンプ室の容積を周期的に変化させることにより、
ポンプ室の容積の増加減少に応じて液体供給源からの液
体をポンプ室から吐出するようになっている。従来の流
体噴出装置では、この圧力コンバータとして加圧シリン
ダ内で往復動するプランジャと、汎用モータと、汎用モ
ータの出力軸とプランジャとを連結して汎用モータ出力
軸の回転をプランジャの往復動に変換するクランク機構
を設けている。
を一定に制御するためには、ポンプ室に接続されたハン
ドピース等の噴出口(ノズル)の径に対応した吐出流量
で液体を噴出させる必要がある。従来の流体噴出装置で
は、このために汎用モータの回転数を増加又は減少させ
て加圧シリンダ、圧力伝達室、弾性隔膜を介してポンプ
室の容積を増減させる速度、量を調整し、噴射液体の吐
出圧力や吐出流量の制御を行っていた。
噴出装置では、低圧の吐出圧力で液体を噴射させようと
する場合、汎用モータを低速回転で駆動しなければなら
ないが、汎用モータはその特性上、低速回転を持続可能
な十分なトルクを生じず運転開始時に停止してしまう場
合がある。このため、従来の装置では吐出圧力を低圧の
一定値に制御することが困難であった。
し、ハンドピース等でその液体噴出口(ノズル)からの
液体噴射をON/OFF操作すると、かかる動作に伴っ
て吐出圧力が上昇又は下降して脈動を生じる。このた
め、かかる脈動を防止すべく吐出圧力に変化があった場
合にはその圧力変化を検出して直ちに一定圧力に戻すよ
うな制御が必要である。しかしながら、従来の流体噴出
装置に使用されている汎用モータは応答特性が良好でな
いため、ON/OFF動作に伴う吐出圧力の上昇や下降
を検出しても、速やかに一定圧力に戻すことができな
い。このため、吐出圧力の脈動を防止することができな
いという問題がある。特に、液体の吐出流量を少量とな
るように汎用モータを制御する場合には、プランジャの
往復動の回数が減少するため、特にプランジャの進行方
向の切換時に噴射液体の吐出圧力に大きな脈動が生じて
しまう。このため、液体の吐出流量を低量に制御するこ
とが困難である。
してフィードバック制御を行おうとしても、汎用モータ
の応答性が良好でないため精密な制御を行うことが困難
であるという問題がある。
リンダから圧力伝達室への作動油の流路にリリーフ弁を
設け、噴射液体の吐出圧力が一定圧力を超えたときに、
圧力伝達室に送出される作動油を外部に逃がすように構
成することも考えられる。しかしながら、この場合に
は、リリーフ弁や新たな流路を増設する必要があるた
め、装置が複雑化してしまう。また、作動油がリリーフ
弁を通過することによる発熱により作動油が劣化しやす
くなってしまい、劣化した場合には精密な吐出圧力の制
御ができないという問題が生じてくる。
たものであり、噴出液体の吐出圧力や吐出流量の精密な
制御を行うことができる流体噴出装置を提供することを
主な目的とする。本発明の別の目的は、噴出液体の吐出
圧力や吐出流量の自在な制御を容易に行うことができる
流体噴出装置を提供することである。
め、請求項1に係る発明は、圧力振動する作動流体によ
り弾性隔膜を介して容積が周期的に変化するポンプ室
と、該ポンプ室に弾性隔膜を介して接する圧力伝達室
と、前記圧力伝達室に連通する加圧シリンダと、前記圧
力伝達室及び前記加圧シリンダに満たされた作動流体を
圧力振動させるために前記加圧シリンダの容積を一定振
幅で周期的に変化させる圧力振動手段とを備え、ポンプ
室の容積の増加に応じて液体供給源からの液体をポンプ
室内に吸入し、ポンプ室の容積の減少に応じてポンプ室
内の液体をポンプ室から吐出する流体噴出装置におい
て、前記圧力振動手段は、サーボモータと、前記加圧シ
リンダ内で往復動するプランジャと、前記サーボモータ
の出力軸と前記プランジャとを連結するクランク手段
と、前記サーボモータの回転駆動を、液体の吐出圧力又
は吐出流量に基づいて制御する制御手段と、を有するも
のであることを特徴とする。
段としてサーボモータを使用し、そのサーボモータの回
転を制御手段で制御している。サーボモータは、汎用モ
ータと比較して、その直径が小さいため、回転子の慣性
が小さく制御応答性が良好であり、また大きなトルクを
生じるという特性を有している。本発明では、このよう
な制御性に優れたサーボモータを圧力振動手段と使用
し、プランジャの往復動を制御することより噴射液体の
吐出圧力、吐出流量を制御しているので、汎用モータに
よって制御する従来の流体噴出装置に比べて、吐出圧力
及び吐出流量を精密で自在な制御を容易に行える。
回転域においても、サーボモータでは安定したトルクが
得られるので、運転時にモータが停止することがなく、
また圧力変動が生じることがない。このため、吐出圧力
の低圧制御が容易となる。
ため、液体の吐出圧力の変化に瞬時に応答してプランジ
ャの動作を制御することができる。このため、噴射のO
N/OFF操作による吐出圧力の上昇、下降を検出して
即座にプランジャを起動・停止することが可能となり、
吐出圧力の脈動を最小限に抑えることができる。
ため、プランジャの低速移動や移動方向の切り換え(反
転)、瞬時停止、再始動を容易に制御することができ
る。これにより、噴射液体の吐出圧力や吐出流量をフィ
ードバックしてクランク手段のクランク軸の回転速度、
プランジャのストロークの自在な制御を容易に行える。
また、サーボモータの駆動回転を自由に制御できるの
で、プランジャの作動を自在に操作することができる。
の往復動やクランク手段の動作を自在に制御することが
容易に行えるので、噴射液体の実際の吐出圧力や吐出流
量に基づいて、吐出圧力や吐出流量の精密な制御を行う
ことができる。
の回転駆動を噴射液体の吐出圧力又は吐出流量に基づい
て制御するものであればよく、このような制御として
は、定吐出流量制御、吐出圧力を低圧にする制御、吐出
流量を少量にする制御、脈動を防止するための吐出圧力
の制御等があげられる。具体的には以下に掲げる発明の
ように制御手段を構成することができる。
流体噴出装置において、液体の吐出圧力を検出する圧力
検出手段を更に備え、前記制御手段は、前記圧力検出手
段により検出された吐出圧力値が所定の目標圧力値に達
したときに、サーボモータ出力軸の回転方向を切り換え
るものであることを特徴とする。
よって、圧力検出手段で検出された実際の吐出圧力値と
目標圧力値とを比較し、吐出圧力値が当該目標圧力値に
等しくなったときに、サーボモータ出力軸の回転方向を
切り換えてクランクアームを揺動させる。これにより、
プランジャのによる吐出行程が吸入行程に移行するの
で、液体の吐出圧力が目標圧力値を超えることはない。
このため、噴射液体の吐出圧力の脈動を低減することが
できる。
ノズルを使用して吐出流量を少量とするときに、本発明
における制御を行うことにより、プランジャの吸入・吐
出のサイクルを短くすることができ、これにより吸入行
程における噴射液体の吐出圧力の脈動が低減され、より
安定した吐出圧力を得ることができる。
の吐出圧力を検出できるものであれば良く、液体噴出口
付近に圧力検出手段を設け、噴射液体の吐出圧力を直接
検出するように構成することができる。この他、予め作
動油の圧力と噴射液体の吐出圧力の関係を求めておき、
圧力伝達室又は加圧シリンダ若しくは圧力伝達室と加圧
シリンダとの間の流路に圧力検出手段を設け、作動油の
圧力を検出することにより、前記関係に基づいて噴射液
体の吐出圧力を間接的に求めるように構成しても良い。
流体噴出装置において、前記制御手段は、前記プランジ
ャを目標吐出流量に対応したストローク長で往復動させ
ると共に、前記サーボモータ出力軸の回転数を、所望の
プランジャ速度と前記クランク手段の回転角度と前記ク
ランク手段の角速度のサーボモータ出力軸の角速度に対
する減速比とに基づいて定めるものであることを特徴と
する。
って、噴射液体が定量の吐出流量でかつ等速度で吐出す
るようにサーボモータの回転数制御を行うものである。
ここで、等速吐出制御とは、単位時間に一定流量の噴射
液体が吐出するように制御することである。
モータの出力軸に連結されているので、プランジャとク
ランク手段の幾何学的関係からクランク手段の回転角度
によってプランジャのストローク長が定まる。尚、クラ
ンク手段(クランク軸)の近傍に角度検出手段を設置
し、クランク手段の回転角度を下死点等を原点としてエ
ンコーダ等の情報を使用して検出するように構成するこ
とができる。このような角度検出手段としては、近接セ
ンサや、アブソリュートタイプのエンコーダ等を用いる
ことができる。
とプランジャのストローク長の関係を示す説明図であ
る。図6から吐出量とストローク長とは比例関係にある
ことがわかる。このため、本発明では所望の吐出流量に
対応したストローク長でプランジャを往復動させること
により、所望の吐出流量を得ることができる。
には、プランジャを上記ストローク長の範囲内で等速度
で移動させる必要がある。ここで、クランク手段とプラ
ンジャの幾何学的関係から、所望のプランジャ速度を予
め定めれば、クランク手段の角速度が算出できる。ま
た、クランク手段の角速度のサーボモータ出力軸の角速
度に対する減速比が予め求まれば、サーボモータの角速
度を算出できる。このため、本発明では、所望のプラン
ジャ速度を得るために、当該プランジャ速度と当該減速
比とクランク手段の回転角度とからサーボモータの回転
数を定め、かかる回転数でサーボモータを駆動すること
によりプランジャ速度を等速度とし、これにより、液体
を等速で吐出するように制御している。
ーボモータを利用しているので、サーボモータの回転数
を自在に制御することができ、高精度な制御を容易に実
現することが可能となる。
吐出流量に対応したストローク長で往復動させると共
に、サーボモータ出力軸の回転数を、所望のプランジャ
速度とクランク手段の回転角度とクランク手段の角速度
のサーボモータ出力軸の角速度に対する減速比とに基づ
いて定めるものであればその構成は特に限定されるもの
ではなく、具体的なサーボモータ回転数の算出式は、ク
ランク手段の構成、サイズ等の条件によって任意に定め
ることができる。
流体噴出装置において、前記制御手段は、前記クランク
手段が所定の角度範囲で回転しているときにのみ前記サ
ーボモータ出力軸の回転数を定めるものであることを特
徴とする。
クランク手段の角度変化に対してサーボモータの回転数
が追従できる範囲をいい、かかる角度範囲内でサーボモ
ータの回転数を制御することによって、プランジャを等
速度で移動することが可能となる。
場合のクランク手段のクランク軸の下死点からの角度と
サーボモータの回転数との関係の一例を示す説明図であ
る。図7に示すように、クランク軸角度が0度〜45
度、及び135度〜180度の範囲では、クランク軸角
度の変化に対してサーボモータ回転数を急激に変化させ
なければプランジャを等速度に維持することはできず、
かかる角度範囲で回転数を高速に制御してもクランク軸
の角度変化に追従させることは難しい。このため、本発
明では、このような角度範囲内ででクランク手段を揺動
運動させて、サーボモータの回転数を制御しているの
で、確実に吐出流量の定量等速度制御を行える。
ランク手段の構成、サイズ等の条件によって任意に定め
ることができ、上記一例として示した45度〜135度
の範囲に限定されるものではない。
流体噴出装置において、前記制御手段は、前記サーボモ
ータを、前記クランク手段の回転角度に基づいて制御す
るものであることを特徴とする。
出流量とストローク長は比例関係にあり、このストロー
ク長はクランク手段の回転角度に基づいて定められる。
本発明では、このクランク手段の回転角度に基づいてサ
ーボモータを制御しているので、制御性の良好でない汎
用モータを使用する制御に比べて、噴射液体の定吐出流
量(一定の吐出流量)の制御を高精度で行うことができ
る。
をクランク手段の回転角度に基づいて制御するものであ
れば良く、例えばクランク手段(クランク軸)の下死点
から0度又は180度付近(クランク軸の下死点付近又
は上死点付近)でクランク手段を揺動させるようにサー
ボモータの回転方向を制御することができる。この場合
には、下死点から0度又は180度付近ではクランク手
段(クランク軸)の角度変化に対するプランジャの移動
量が小さくなるため、微少量の吐出流量制御を高精度に
行うことができる。また、クランク手段(クランク軸)
の下死点から90度又は270度付近でクランク手段を
揺動させるようにサーボモータの回転方向を制御しても
良い。この場合には、下死点から90度又は270度付
近ではクランク手段(クランク軸)の角度変化に対する
プランジャの移動量が大きくなるため、一定の吐出流量
(例えば0.5mL)をより短時間で吐出させる制御を
行うことが可能となる。
る流体噴出装置の好ましい実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る流体噴出装置をジェットメスに利
用した場合の構成図である。
ータ1は、弾性部材である円筒形のゴムチューブ5と外
殻容器7との間の空間で構成される圧力伝達室6を備え
ており、その上下部で密閉されている。圧力コンバータ
1の内部に組み込まれた噴出系ユニット2は、内部にポ
ンプ室3が設けられ、圧力コンバータ1から着脱可能に
構成されている。また、この噴出系ユニット2は、その
外形が概略円柱形状に構成されており、その側面部は、
各々の端部部材の部分を除き、ポンプ室3の外壁部とな
る円筒形のシリコンチューブ4により構成されている。
ューブ5は、各々円筒形に構成されて同心位置に配置さ
れているので、圧力伝達室6は中空円柱形状になってお
り、噴出系ユニット2のポンプ室3から隔離して圧力コ
ンバータ1の本体内部に設けられている。この中空部の
内壁が弾性部材であるゴムチューブ5で構成されており
圧力伝達が可能となっている。
時には、圧力コンバータ1の軸心部位に設けられた中空
部に、噴出系ユニット2が同心状態に位置するものであ
り、ポンプ室3の外壁を構成するシリコンチューブ4と
圧力伝達室6の中空部の内壁を構成するゴムチューブ5
とが互いに対向するようになっている。すなわち、圧力
コンバータ1の圧力伝達室6は、噴出系ユニット2のポ
ンプ室3と、各々の外壁を構成するゴムチューブ5及び
シリコンチューブ4を介して隣接配置されている。実際
には、噴出系ユニット2の挿脱を容易にするため、平常
時のゴムチューブ5とシリコンチューブ4の間には、若
干の隙間が生ずるように構成されている。
る場合には、圧力伝達室6に作動流体を満たして加圧す
ることで、中空部の内壁を構成するゴムチューブ5を内
側に向かって膨張させ、ゴムチューブ5とシリコンチュ
ーブ4とを密着させる。噴出系ユニット2のみを交換す
る際には、圧力伝達室3を減圧して隙間を生じさせ、該
ユニットを取り外し、新しいものを挿入する。使用時に
は、相互の壁が密着しているので、ポンプ室3と圧力伝
達室6を隔離する二重の隔壁となり、この密着部を介し
て圧力伝達が可能となる。
及びシリコンチューブ4は、円筒形の直径方向に膨張及
び収縮が可能なものであり、少なくとも流体による圧力
伝達が可能な弾性部材であればこれらに限定されるもの
ではなく、その厚みや大きさなどは、装置の出力等に関
連して定められる。また、形状もこれらに限定されるも
のではない。
は、下部の吸入口に噴出流体の供給源となる生理食塩水
の輸液パック(図示せず)が接続され、上部の吐出口に
は、噴射部となるハンドピース21が輸液管22を介し
て接続される。
た連通孔8には、作動流体に圧力振動を与える円柱形状
の加圧シリンダ13が連通管11を介して接続されてい
る。
された閉鎖容積室を構成し、この閉鎖容積室の内部を作
動流体が流動するものであり、閉鎖容積室外へは流出で
きない構造となっている。
の回転により加圧シリンダ13内を加圧シリンダ13の
軸心方向に連続的に前進と後退とを繰り返す加圧プラン
ジャ15が設けられている。加圧プランジャ15は、ク
ランクアーム18によりクランク軸17に連結されてお
り、このクランク軸17はサーボモータ16の出力軸に
接続されている。このためサーボモータ16の駆動によ
りその出力軸の回転がクランク軸17、クランクアーム
18によって加圧プランジャの往復動に変換される。こ
こで、サーボモータ16、クランク軸17、クランクア
ーム18及び加圧プランジャ15は本発明の圧力振動手
段を構成する。
ランク軸17及びクランクアーム18を介して加圧プラ
ンジャ15が加圧シリンダ13内をシリンダの軸心方向
に往復動する。この加圧プランジャ15の往復動によ
り、加圧シリンダ13の容積は増加及び減少を繰り返
し、加圧シリンダ内の作動流体は交番的に加圧及び減圧
される。これにより、圧力伝達室6には圧力振動が供給
されることになる。圧力伝達室6に与えられた圧力振動
は、ゴムチューブ5とシリコンチューブ4との密着部を
介して、ポンプ室3に伝達され、生理食塩水がポンプ室
3に対して吸入と吐出を連続して行うものとなる。
された場合、ゴムチューブ5がシリコンチューブ4と密
着したままシリコンチューブ4をポンプ室3の軸方向に
向かって押圧して膨張する。このため、噴出系ユニット
2のシリコンチューブ4が加圧されてポンプ室3から生
理食塩水が加圧されて排出され、ハンドピース21から
生理食塩水が噴出される。
り減圧された場合、ゴムチューブ5の膨張が収縮し、縮
められたシリコンチューブ4が弾性回復力によって元の
状態に戻ろうとすることとポンプ室3内の加圧された生
理食塩水が大気圧に戻ろうとすることにより、ポンプ室
3内に負圧が生じ、生理食塩水がポンプ室3に吸入され
て、ポンプ室3に貯留する。
り、ほぼ連続した一定の噴射圧力をもつ生理食塩水がハ
ンドピース21から噴射されることになる。
ており、生理食塩水の実吐出圧力値を検出するようにな
っている。この圧力センサ23は、圧力値の信号を制御
部30に伝達する。また、クランク軸17の近傍には、
クランク軸17の回転角度を検出する近接センサ24が
設置されている。近接センサ24は、下死点等を原点と
してエンコーダ等の情報を使用してクランク軸17の回
転角度を検出して角度信号を制御部30に送出するよう
になっている。尚、本実施形態の流体噴出装置では、ク
ランク軸17の回転角度を近接センサ24を用いて検出
しているが、アブソリュートタイプのエンコーダを使用
して検出するように構成しても良い。
され、圧力センサ23から入力された圧力値信号及び近
接センサ24からの角度信号に基づいてサーボモータ1
6の出力軸の回転方向や回転数のフィードバック制御を
行い、生理食塩水の吐出流量や吐出圧力を制御するよう
になっている。
流体噴出装置の制御部30で行われる生理食塩水の吐出
流量及び吐出圧力の各種制御について説明する。
てクランク軸17が一方向に回転しているときには、目
標とする圧力値付近で吐出圧力に脈動が生じる場合があ
る。本実施形態の流体噴出装置では、制御部30で次の
ような脈動低下制御を行ってこの脈動を低減している。
図2は、本実施形態における制御部30で行われる脈動
低下制御のフローチャートである。
値(目標圧力値)を設定して(ステップ201)、サー
ボモータ16を駆動する(ステップ202)。これによ
りハンドピースから生理食塩水が噴出されるが、このと
き圧力センサ23で一定時間毎に生理食塩水の実吐出圧
力を検出して制御部30に入力する(ステップ20
3)。
をとり(ステップ204)、この偏差が0であるかどう
か、即ち実吐出圧力値が目標圧力値に達したか否かを判
断する(ステップ205)。偏差が0以上である場合
(実吐出圧力値が目標圧力値に達していない場合)に
は、サーボモータ16を現在の回転方向での回転を継続
する。一方、偏差が0になった場合(実吐出圧力値が目
標圧力値に達した場合)には、サーボモータ16を現在
の回転方向と反対方向に回転を切り換える(ステップ2
06)。
示すようにクランク軸17及びクランクアーム18は揺
動運動を行う。このようなサーボモータ16の回転方向
の切り換えによって、加圧プランジャによる吐出行程が
吸入行程に移行する(あるいは吸入行程が吐出行程に移
行する)ので、生理食塩水の吐出圧力が目標圧力値を超
えることはない。
を揺動させて加圧プランジャを往復動させた場合の生理
食塩水の吐出圧力の変動状態を示す状態図である。図4
(a)は従来の装置によってクランク軸17を一方向に
回転させて加圧プランジャを往復動させた場合の生理食
塩水の吐出圧力の変動状態を示す状態図である。両図を
比較すると、明らかに本実施形態の装置の方が、吐出圧
力の脈動が低減されており、より安定した吐出圧力を得
られることがわかる。
置では、制御部30によって生理食塩水が定量の吐出流
量でかつ等速度で吐出するようにサーボモータ16の回
転数制御を行っている。尚、等速吐出とは、単位時間に
一定流量の生理食塩水を吐出させることである。図5
は、クランク軸17、クランクアーム18、加圧プラン
ジャの幾何学的関係を示す説明図である。図5に示すク
ランク軸17の下死点から角度θからのプランジャのス
トローク長xを算出することにより所定のストローク長
分の吐出を行うことができる。図5に示す幾何学的関係
からこのストローク長xは数1式で求められる。
角、 L:クランクアームの長さ
の場合に、ストローク長を変化させた場合の生理食塩水
の吐出量の変化とプランジャのストローク長の関係を示
す説明図である。図6から吐出量とストローク長は比例
関係にあることがわかる。従って、制御部30では、所
望の吐出流量を得るために、当該吐出流量に対応したス
トローク長xでプランジャが往復動するように制御して
いる。
めには、プランジャを上記ストローク長の範囲内で等速
度Vで移動させる必要がある。ここで、プランジャ速度
Vを数2式から求めると、数2式で表される。
度に対するクランク軸角速度の減速比を1/xとする
と、サーボモータ16の回転数Rev[rpm]は、数3式
で定められる。
クランク軸の半径 θ:の下死点からの角度
6の回転数Revを数4式で示す値に制御しており、こ
れによって加圧プランジャは等速度で往復動を行う。
度とサーボモータ16の回転数との関係の一例を示す説
明図である。ここで、図7は、クランク軸半径r=3m
m、プランジャ速度V=3mm/s、減速比1/x=1
/5の場合の例である。図7に示すように、クランク軸
角度が0度〜45度、及び135度〜180度の範囲で
は、クランク軸角度の変化に対してサーボモータ回転数
を急激に変化させなければプランジャを等速度に維持す
ることはできず、かかる角度範囲で回転数を高速に制御
してもクランク軸17の角度変化に追従させることは難
しい。このため、制御部30では、クランク軸17の下
死点からの角度範囲を45度〜135度として、図8に
示すように、かかる角度範囲内でクランク軸17を揺動
運動させると共に、サーボモータ16の回転数Revを
上記数4式で算出される値に制御している。このため本
実施形態の流体噴出装置では確実に吐出流量の定量等速
度制御を行えるようになっている。
死点から45度〜135度の角度範囲で揺動させている
が、クランク軸径や目標とする加圧プランジャの速度に
よって、当該角度範囲は任意に定めることが可能であ
る。
装置では、制御部30によって生理食塩水の吐出流量が
一定になるように制御している。
とストローク長は比例関係にあり、このストローク長x
はクランク軸17の回転角度θに基づいて数1式で定め
られる。この数1式から、下死点から0度又は180度
付近ではクランク軸17の角度変化に対する加圧プラン
ジャ15の移動量が小さくなることがわかる。このこと
は、下死点から0度又は180度付近では微少量の吐出
流量制御を高精度に行えることを意味する。このため、
制御部30は、サーボモータ16の回転方向を制御して
クランク軸17の下死点から0度又は180度付近でク
ランクアーム18及びクランク軸17を揺動させてい
る。
ではクランク軸17の角度変化に対する加圧プランジャ
15の移動量が大きくなることがわかる。このことは、
一定の微少量の吐出流量(例えば0.5mL)をより短
時間で吐出させる制御を行えることを意味する。このた
め、制御部30は、サーボモータ16の回転方向を制御
してクランク軸17の下死点から90度又は270度付
近でクランク軸17及びクランクアーム18を揺動させ
ている。
7の回転角度に基づいてサーボモータ16を制御してい
るので、生理食塩水の定吐出流量(一定の吐出流量)の
制御を高精度で行うことができるようになっている。
8を揺動させる角度範囲は、上記0又は180度付近、
90度又は270度付近に限られるものではなく、所望
の吐出流量やクランク手段の構成等の条件によって任意
に定めることが可能である。
メスに使用される流体噴出装置を例としてあげている
が、作動流体の圧力により、ポンプ室の容積を増加減少
させることにより流体を噴射する装置であれば、他の装
置においても使用できることはいうまでもない。具体的
には、薬液注入ポンプ、フォトレジストの滴下、食品添
加物等の注入、微量高圧注入ポンプ、化粧品の調合等の
種々の目的で使用されるポンプ装置に本発明を適用する
ことができる。
力コンパ一タ、噴射ユニットを2連、3連として構成し
ても良い。これにより、1つの装置で2種類、3種類の
流体を噴射することができるという利点がある。一方、
全てに同じ流体を使用すれば容易に噴射流量を増やすこ
とができるという利点もある。
によれば、制御応答性の良好なサーボモータを利用して
いるので、プランジャの往復動やクランク手段の動作を
自在に制御することが容易に行え、噴射液体の実際の吐
出圧力や吐出流量に基づいて、吐出圧力や吐出流量の精
密な制御を行えるという効果を有する。具体的には、モ
ータ低速回転域においても、サーボモータでは安定した
トルクが得られるので、モータの停止や圧力変動を防止
して吐出圧力の低圧制御が容易となる。また、サーボモ
ータの良好な応答性により、吐出圧力の上昇、下降を検
出して即座にプランジャを起動・停止することができ、
吐出圧力の脈動を最小限に抑えられる。更に、プランジ
ャの低速移動や反転、瞬時停止、再始動を容易に実現す
ることができる。
液体の吐出圧力の脈動をより低減することができ、安定
した吐出圧力が得られるという効果を有する。
ボモータの回転数を自在に制御することができ、吐出流
量の高精度な定量等速度制御を容易に実現できるという
効果を有する。特に、請求項4に係る発明によれば、よ
り確実に吐出流量の定量等速度制御を行えるという効果
を有する。
液体の一定吐出流量の高精度な制御を行えるという効果
を有する。
る。
御のフローチャートである。
制御を行ったときのクランク軸の動作を示す説明図であ
る。
変動状態を示す状態図であり、図4(b)は本実施形態
の流体噴出装置における脈動低下制御を行った場合の吐
出圧力の変動状態を示す状態図である。
部(加圧プランジャ、クランク手段、サーボモータ)の
幾何学的関係を示す説明図である。
の等速制御及び定吐出量制御を行う場合の加圧プランジ
ャのストローク長(移動量)と吐出流量の関係図であ
る。
の等速制御を行う場合のクランク軸角度とサーボモータ
回転数の関係図である。
の等速制御を行ったときのクランク軸の動作を示す説明
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 圧力振動する作動流体により弾性隔膜を
介して容積が周期的に変化するポンプ室と、該ポンプ室
に弾性隔膜を介して接する圧力伝達室と、前記圧力伝達
室に連通する加圧シリンダと、前記圧力伝達室及び前記
加圧シリンダに満たされた作動流体を圧力振動させるた
めに前記加圧シリンダの容積を一定振幅で周期的に変化
させる圧力振動手段とを備え、ポンプ室の容積の増加に
応じて液体供給源からの液体をポンプ室内に吸入し、ポ
ンプ室の容積の減少に応じてポンプ室内の液体をポンプ
室から吐出する流体噴出装置において、前記圧力振動手
段は、 サーボモータと、 前記加圧シリンダ内で往復動するプランジャと、 前記サーボモータの出力軸と前記プランジャとを連結す
るクランク手段と、 前記サーボモータの回転駆動を、液体の吐出圧力又は吐
出流量に基づいて制御する制御手段と、を有するもので
あることを特徴とする流体噴出装置。 - 【請求項2】 液体の吐出圧力を検出する圧力検出手段
を更に備え、 前記制御手段は、前記圧力検出手段により検出された吐
出圧力値が所定の目標圧力値に達したときに、サーボモ
ータ出力軸の回転方向を切り換えるものであることを特
徴とする請求項1に記載の流体噴出装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記プランジャを目標
吐出流量に対応したストローク長で往復動させると共
に、前記サーボモータ出力軸の回転数を、所望のプラン
ジャ速度と前記クランク手段の回転角度と前記クランク
手段の角速度のサーボモータ出力軸の角速度に対する減
速比とに基づいて定めるものであることを特徴とする請
求項1に記載の流体噴出装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記クランク手段が所
定の角度範囲で回転しているときにのみ前記サーボモー
タ出力軸の回転数を定めるものであることを特徴とする
請求項3に記載の流体噴出装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記サーボモータを、
前記クランク手段のの回転角度に基づいて制御するもの
であることを特徴とする請求項1に記載の流体噴出装
置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000357338A JP4721505B2 (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 流体噴出装置 |
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- 2000-11-24 JP JP2000357338A patent/JP4721505B2/ja not_active Expired - Lifetime
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