JP2014213924A - 美粧性紙容器の製造方法 - Google Patents

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淳 及川
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Abstract

【課題】 表面に凹凸部による任意な模様や絵柄等の装飾部を容易に設けることができるようにして、高い意匠性が得られる美粧性紙容器の製造方法を得る。【解決手段】 胴部材シート5の両端縁を重ね合わせて接着した筒状胴部7と、筒状胴部7に固着される板状底部8とで形成される美粧性紙容器の製造方法であって、紙基材1の一面側に加熱により発泡する低融点熱可塑性樹脂層2を設けるとともに他面側に高融点熱可塑性樹脂層3を設けた加工紙4で、低融点熱可塑性樹脂層2を外面側とする胴部材シート5を形成し、低融点熱可塑性樹脂層2の表面に発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部6を設けた後、胴部材シート5で筒状胴部7を形成し、筒状胴部7に板状底部8を固着して容器本体9を成形後、加熱処理して低融点熱可塑性樹脂層2における発泡抑制インキ塗装部6を設けていない部分を発泡させて筒状胴部7の表面に凹凸部による模様や絵柄等の装飾部12を設ける。【選択図】 図5

Description

本発明は、表面に凹凸部による模様や絵柄等の装飾部を設けて意匠性を高めた美粧性紙容器の製造方法に関する。
飲料用、食品用などの紙容器として、特に、パーティーや行楽等で飲料や食品等の収容に使用されるカップ紙容器として、表面に装飾部を設けて意匠性を高めた美粧性紙容器が好まれる。
表面に装飾部を設けた美粧性紙容器として、平面状の胴部表面に着色等による模様や絵柄といった平面的な装飾部を設けたものが一般的であったが、さらに意匠性を高めるものとして胴部表面に凹凸部による模様等による立体的な装飾部を設けたものが提案されている。
立体的な装飾部を設けた美粧性紙容器として、例えば、特許文献1に記載されているように、紙容器を組み立てるブランク材における側面パネルを、対向する一方の面に所定形状の凹部が形成され、他方の面に前記凹部に対応する凸部が形成された上型と下型とでプレスし、側面パネルにデボス部とエンボス部を形成することにより、側面パネルにデボス部とエンボス部、すなわち凹凸部による立体的な装飾部が設けられた液体紙容器がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−143931号公報
特許文献1に記載された液体紙容器では、側面パネルへの凹凸部の形成は、側面パネルを上型と下型とでプレスして形成する型押成形であるため、上型と下型を用意しなければならず、また型起こしといった手間のかかる作業を要するといった問題があった。また、型押成形であるため、凹凸部の形状はブランク材を形成する紙基材の厚さや剛性に大きく左右され、常に亀裂を考慮しながら凹凸部の形状を設計しなければならず、そのため、複雑な凹凸部による模様や図柄の表現に適さず、それらの表現には限界があるといった問題があった。
本発明者等は、上記の問題点を解決すべく試験研究の結果、紙基材の一面側に加熱により発泡する低融点熱可塑性樹脂層を設け他面側に高融点熱可塑性樹脂層を設けた加工紙で紙容器を成形し、この紙容器を加熱処理して低融点熱可塑性樹脂層を発泡させた断熱性紙容器に着目し、本発明を完成させるに至った。
本発明の目的は、表面に凹凸部による任意の模様や絵柄等の装飾部を容易に設けることができるようにして、高い意匠性が得られる美粧性紙容器の製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、胴部材シートの両端縁を重ね合わせて接着した筒状胴部と、前記筒状胴部に固着される板状底部とで形成される美粧性紙容器の製造方法であって、紙基材の一面側に加熱により発泡する低融点熱可塑性樹脂層を設けるとともに他面側に高融点熱可塑性樹脂層を設けた加工紙で、前記低融点熱可塑性樹脂層を外面側とする前記胴部材シートを形成し、前記低融点熱可塑性樹脂層の表面に発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部を設けた後、前記胴部材シートで前記筒状胴部を形成し、前記筒状胴部に前記板状底部を固着して容器本体を成形した後、加熱処理して前記低融点熱可塑性樹脂層における前記発泡抑制インキ塗装部を設けていない部分を発泡させて前記筒状胴部の表面に凹凸部による模様や絵柄等の装飾部を設けることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、胴部材シートの両端縁を重ね合わせて接着した筒状胴部と、前記筒状胴部に固着される板状底部とで形成される美粧性紙容器の製造方法であって、紙基材の一面側に加熱により発泡する低融点熱可塑性樹脂層を設けるとともに他面側に高融点熱可塑性樹脂層を設けた加工紙で、前記低融点熱可塑性樹脂層を外面側とする前記胴部材シートを形成し、前記胴部材シートで前記筒状胴部を形成し、前記筒状胴部に前記板状底部を固着して容器本体を成形した後、前記低融点熱可塑性樹脂層の表面に発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部を設け、加熱処理して前記低融点熱可塑性樹脂層における前記発泡抑制インキ塗装部を設けていない部分を発泡させて前記筒状胴部の表面に凹凸部による模様や絵柄等の装飾部を設けることを特徴とする。
請求項1に記載の美粧性紙容器の製造方法によれば、前記低融点熱可塑性樹脂層の表面に発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部を設け、加熱処理して前記低融点熱可塑性樹脂層における前記発泡抑制インキ塗装部を設けていない部分を発泡させて前記筒状胴部の表面に凹凸部による模様や絵柄等の装飾部を設けるので、前記低融点熱可塑性樹脂層の表面に発泡抑制インキ塗装部で表現される模様や絵柄等は、形や大きさに制限の無い自由で且つ細密な構図で表現することができ、加熱処理により前低融点記熱可塑性樹脂層における前記発泡抑制インキ塗装部を設けていない部分の発泡は、発泡抑制インキ塗装部で表現される模様や絵柄に対応して細密に発泡し、従来の上型と下型とのプレスでは得られない細密な凹凸部による模様や絵柄等からなる装飾部を設けることができ、意匠性の高い美粧性紙容器を得ることができる。
また、前記筒状胴部の表面に設ける凹凸部による模様や絵柄等の装飾部は、従来の上型と下型とのプレスに比べ遙かに容易に設けることができる。
また、前記低融点熱可塑性樹脂層の表面へ設ける発泡抑制インキ塗装部にあっては、前記胴部材シートの前記低融点熱可塑性樹脂層の表面に設けるので、グラビア製版技術を利用することができ、生産性の向上が図れる。
請求項2に記載の美粧性紙容器の製造方法によれば、前記筒状胴部の前記低融点熱可塑性樹脂層の表面に発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部を設け、加熱処理して前記低融点熱可塑性樹脂層における前記発泡抑制インキ塗装部を設けていない部分を発泡させて前記筒状胴部の表面に凹凸部による模様や絵柄等からなる装飾部を設けるので、前記低融点熱可塑性樹脂層の表面に発泡抑制インキ塗装部で表現される模様や絵柄等は、形や大きさに制限の無い自由で且つ細密な構図で表現することができ、加熱処理により前記低融点熱可塑性樹脂層における前記発泡抑制インキ塗装部を設けていない部分の発泡は、発泡抑制インキ塗装部で表現される模様や絵柄等に対応して細密に発泡し、従来の上型と下型とのプレスでは得られない細密な凹凸部による模様や絵柄等からなる装飾部を設けることができ、意匠性の高い美粧性紙容器を得ることができる。
また、前記筒状胴部の表面に設ける凹凸部による模様や絵柄等の装飾部は、従来の上型と下型とのプレスに比べ遙かに容易に設けることができる。
また、前記低融点熱可塑性樹脂層の表面へ設ける発泡抑制インキ塗装部にあっては、容器本体を成形した後、前記筒状胴部の外面側にある前記低融点熱可塑性樹脂層の表面に発泡抑制インキを塗布して設けるので、予め前記加工紙で成形した容器本体を用意しておき、例えば、パーティやイベント等で使用される美粧性紙容器として、それぞれのオリジナルな装飾部を設けるといったことを容易に行うことができる。
本発明に係る美粧性紙容器の製造方法の第1例で使用する胴部材シートの一例を示す平面図である。 図1の一部拡大断面図である。 (A)、(B)は胴部材シートの他例を示す説明図である。 図1に示す胴部材シートで成形した容器本体を示す半断面正面図である。 図4に示す容器本体を加熱処理して筒状胴部の外表面に装飾部を設けた美粧性紙容器を示す半断面正面図である。 図5に示す断面部の一部拡大図である。
以下、本発明に係る美粧性紙容器の製造方法の実施の形態の第1例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は第1例で使用する胴部材シートの一例を示す平面図、図2は図1の一部拡大断面図、図3(A)、(B)は胴部材シートの他例を示す説明図、図4は図1に示す胴部材シートで成形した容器本体を示す半断面正面図、図5は図4に示す容器本体を加熱処理して筒状胴部の外表面に装飾部を設けた美粧性紙容器を示す半断面正面図、図6は図5に示す断面部の一部拡大図である。
第1例の美粧性紙容器の製造方法は、まず、紙基材1の一面側に加熱により発泡する低融点熱可塑性樹脂層2を設けるとともに他面側に高融点熱可塑性樹脂層3を設けた加工紙4で、低融点熱可塑性樹脂層2を外面側とする胴部材シート5を形成する。
紙基材1にあっては、坪量が100〜500g/mの範囲が紙容器の製造上、また容器の剛性上好ましいが、これに限定されない。また、紙基材1の含水率は5〜10%の範囲であることが好ましい。
第1例では、紙基材1の一面側に融点の低い低密度ポリエチレン樹脂を用いた低融点熱可塑性樹脂層2が押出しラミネートにより設けられ、他面側に融点の高い高密度ポリエチレン樹脂を用いた高融点熱可塑性樹脂層3が押出しラミネートにより設けられて加工紙4が形成される。
この加工紙4で形成された胴部材シート5の外面側となる低融点熱可塑性樹脂層2の表面に、発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部6を設ける(図1乃至図3参照。)。
発泡抑制インキの材料としては、例えば、ポリアミド樹脂、硝化綿、酢酸ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ケトン樹脂などを単独で或いは2種類以上を混合して使用する。また、発泡抑制インキは、有色、無色のいずれでもよい。
発泡抑制インキにより低融点熱可塑性樹脂層2の表面に設けられる発泡抑制インキ塗装部6は、グラビア印刷、その他適宜の印刷手段により設けられるが、これ以外の手段で設けてもよい。
なお、本例では、加工紙4を打ち抜いて形成した胴部材シート5の外面側となる低融点熱可塑性樹脂層2の表面に、発泡抑制インキにより発泡抑制インキ塗装部6を設けているが、加工紙4の低融点熱可塑性樹脂層2の表面に、発泡抑制インキ塗装部6を設けてから打ち抜いて、外面側となる低融点熱可塑性樹脂層2の表面に発泡抑制インキ塗装部6を設けた胴部材シート5を形成するようにしてもよい。
このようにして形成した胴部材シート5の両端縁を重ね合わせて接着して筒状胴部7を形成し、筒状胴部7の底部に板状底部8を固着して容器本体9を成形する(図4参照。)。板状底部8にあっては、図示しないが、本例では紙基材の内面側に熱可塑性樹脂層が設けられた加工紙が用いられる。
このようにして成形した容器本体9を加熱乾燥機で、約110℃〜140℃の範囲で、約40秒〜6分間加熱し、筒状胴部7の低融点熱可塑性樹脂層2における発泡抑制インキ塗装部6を設けていない部分を発泡させて、筒状胴部7の表面に凹部10と凸部11による模様や絵柄等の装飾部12を設ける(図5、図6参照。)。
このように構成される本例の美粧性紙容器の製造方法によれば、加工紙4で形成された胴部材シート5の外面側となる低融点熱可塑性樹脂層2の表面に、発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部6を設けるので、発泡抑制インキ塗装部6で表現される模様や絵柄等は、形や大きさに制限の無い自由で且つ細密な構図とすることができる。
また、発泡抑制インキ塗装部6は、グラビア印刷、その他適宜の印刷手段により設けることができるので作業性がよい。
そして、外面側となる低融点熱可塑性樹脂層2の表面に発泡抑制インキ塗装部6を設けた胴部材シート5で筒状胴部7を形成し、筒状胴部7の底部に板状底部8を固着して成形した容器本体9を加熱乾燥機で加熱処理すると、筒状胴部7の低融点熱可塑性樹脂層2における発泡抑制インキ塗装部6を設けていない部分が発泡し、筒状胴部7の表面に発泡抑制インキ塗装部6で表現される模様や絵柄等に対応した細密な凹部10と凸部11が形成され、筒状胴部7の表面に、細密な凹部10と凸部11による装飾部12が設けられることになり、意匠性の高い美粧性紙容器が得られる。
なお、発泡抑制インキとして、特に有色インキを使用すれば凹部10と凸部11による装飾部12のデザイン性を広げることができる。
次に、本発明に係る美粧性紙容器の製造方法の第2例を説明する。
第2例の美粧性紙容器の製造方法について、第1例の図4乃至図6を援用し、第1例と同一の構成については第1例の説明を援用してその説明を省略し、第1例と異なる構成についてのみ説明する。
第2例は、第1例と同様にして形成した加工紙4を打ち抜いて胴部材シート5を形成し、胴部材シート5の両端縁を重ね合わせて接着して筒状胴部7を形成し、筒状胴部7の底部に板状底部8を固着して容器本体9を成形する。
そして、容器本体9の筒状胴部7の外面側の低融点熱可塑性樹脂層2の表面に、発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部6を設ける(図4援用。)。
発泡抑制インキにより低融点熱可塑性樹脂層2の表面に発泡抑制インキ塗装部6を設ける手段にあっては、特に限定されない。
このようにして筒状胴部7の外面側の低融点熱可塑性樹脂層2の表面に発泡抑制インキ塗装部6を設けた容器本体9を、第1例と同様に、加熱乾燥機で、約110℃〜140℃の範囲で、約40秒〜6分間加熱し、筒状胴部7の低融点熱可塑性樹脂層2における発泡抑制インキ塗装部6を設けていない部分を発泡させて、筒状胴部7の表面に凹部10と凸部11による模様や絵柄等の装飾部12を設ける(図5、図6援用。)。
このように構成される第2例の美粧性紙容器の製造方法によれば、容器本体9の筒状胴部7の外面側の低融点熱可塑性樹脂層2の表面に、発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部6を設けるので、第1例と同様に、発泡抑制インキ塗装部6で表現される模様や絵柄等は、形や大きさに制限の無い自由で且つ細密な構図とすることができる。
そして、筒状胴部7の外面側の低融点熱可塑性樹脂層2の表面に発泡抑制インキ塗装部6を設けた容器本体9を加熱乾燥機で加熱処理すると、筒状胴部7の低融点熱可塑性樹脂層2における発泡抑制インキ塗装部6を設けていない部分が発泡し、筒状胴部7の表面に発泡抑制インキ塗装部6で表現される模様や絵柄等に対応した細密な凹部10と凸部11が形成され、筒状胴部7の表面に、細密な凹部10と凸部11による装飾部12が設けられることになり、第1例と同様に、意匠性の高い美粧性紙容器が得られる。
1 紙基材
2 低融点熱可塑性樹脂層
3 高融点熱可塑性樹脂層
4 加工紙
5 胴部材シート
6 発泡抑制インキ塗装部
7 筒状胴部
8 板状底部
9 容器本体
10 凹部
11 凸部
12 装飾部

Claims (2)

  1. 胴部材シートの両端縁を重ね合わせて接着した筒状胴部と、前記筒状胴部に固着される板状底部とで形成される美粧性紙容器の製造方法であって、
    紙基材の一面側に加熱により発泡する低融点熱可塑性樹脂層を設けるとともに他面側に高融点熱可塑性樹脂層を設けた加工紙で、前記低融点熱可塑性樹脂層を外面側とする前記胴部材シートを形成し、前記低融点熱可塑性樹脂層の表面に発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部を設けた後、前記胴部材シートで前記筒状胴部を形成し、前記筒状胴部に前記板状底部を固着して容器本体を成形した後、加熱処理して前記低融点熱可塑性樹脂層における前記発泡抑制インキ塗装部を設けていない部分を発泡させて前記筒状胴部の表面に凹凸部による模様や絵柄等の装飾部を設けることを特徴とする美粧性紙容器の製造方法。
  2. 胴部材シートの両端縁を重ね合わせて接着した筒状胴部と、前記筒状胴部に固着される板状底部とで形成される美粧性紙容器の製造方法であって、
    紙基材の一面側に加熱により発泡する低融点熱可塑性樹脂層を設けるとともに他面側に高融点熱可塑性樹脂層を設けた加工紙で、前記低融点熱可塑性樹脂層を外面側とする前記胴部材シートを形成し、前記胴部材シートで前記筒状胴部を形成し、前記筒状胴部に前記板状底部を固着して容器本体を成形した後、前記低融点熱可塑性樹脂層の表面に発泡抑制インキにより任意の模様や絵柄等を表現した発泡抑制インキ塗装部を設け、加熱処理して前記低融点熱可塑性樹脂層における前記発泡抑制インキ塗装部を設けていない部分を発泡させて前記筒状胴部の表面に凹凸部による模様や絵柄等の装飾部を設けることを特徴とする美粧性紙容器の製造方法。
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