JP2014213635A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】CDモード走行時の内燃機関の始動に伴う、電動式オイルポンプから機械式オイルポンプへの切り替え過渡期における潤滑油の逆流を、確実に防止する。
【解決手段】ハイブリッド車両を制御するハイブリッド車両の制御装置は、内燃機関が停止した状態で回転電機から供給される動力によりハイブリッド車両が走行する期間において、潤滑油が循環供給されるように電動式オイルポンプを制御すると共に、当該期間において内燃機関の始動が要求された場合に、電動式オイルポンプを停止させる第1制御手段と、当該期間において内燃機関の始動が要求された場合に、電動式オイルポンプの停止後又は逆流防止弁の閉弁後に始動するように内燃機関を制御する第2制御手段とを具備する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ハイブリッド車両の制御装置の技術分野に関する。
内燃機関と回転電機とを動力源として備えたハイブリッド車両は、内燃機関を停止させた状態で、当該回転電機の動力により走行することができる。一方で、各部の潤滑及び冷却に供される潤滑油の循環供給は、内燃機関が停止している状態においても必要となる。このため、ハイブリッド車両は、内燃機関が停止している状態では稼動しない、内燃機関の機関動力により駆動される機械式オイルポンプの他に、例えばバッテリからの電力供給により駆動される電動式オイルポンプを備える構成とされることが多い。
このようなハイブリッド車両の構成については、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1には、モータジェネレータのみを動力源として走行するモータ走行時において、電動式オイルポンプを作動させて潤滑及び冷却用のオイルを確保することも開示されている。
また、この種のハイブリッド車両の制御として、特許文献2には、電動油圧ポンプから機械式油圧ポンプへの切り替え時における元圧の低下を回避すべく、電動油圧ポンプの作動とエンジンの作動とが重複するオーバーラップ期間が形成されるように電動油圧ポンプの作動を停止させ且つエンジンを始動させることが開示されている。
また、特許文献3には、エンジン始動時に電動オイルポンプの作動電力が所定値よりも大きい場合に、エンジンのクランクシャフトが回転する前に電動式オイルポンプを停止させる制御が開示されている。
また、特許文献4には、変速機を介して出力軸に連結されたモータジェネレータを有するハイブリッド車両において、電動オイルポンプとクランキングに使用される電動機との同時駆動を回避すべく、油圧が所定以上となった場合に電動オイルポンプの出力を低下させ、その後にエンジン始動を行う制御装置が開示されている。
尚、特許文献5には、ディーゼルエンジンにおいて、電動ポンプからの供給量が所定値となる以前に燃料の存在が感知された場合に、電動ポンプを停止してエンジン始動を許容する制御が開示されている。
特開2008−267498号公報 特開2007−203835号公報 特開2012−154208号公報 特開2005−206021号公報 特開2006−322449号公報
電動式オイルポンプは、その駆動に電力消費を伴う。このため、所定の始動条件が満たされて内燃機関が始動する場合においては、機械式オイルポンプにより潤滑油の循環供給が担保されることから、電動式オイルポンプを速やかに停止することが望まれる。
ところで、電動式オイルポンプの潤滑油吐出経路には、通常、潤滑油の逆流を防止するための逆流防止弁が設置される。この逆流防止弁は、リターンスプリング等により弁が常時閉弁側に付勢される、所謂差圧弁として構成されることが多い。即ち、電動式オイルポンプによる潤滑油の吐出圧がリターンスプリングの付勢力により弁に作用する閉弁側への付勢圧よりも大きく設定されていれば、電動式オイルポンプ側からの潤滑油の吐出が妨げられることはない。また、一方で電動式オイルポンプへの潤滑油の逆流は防止される。
しかしながら、内燃機関の始動に伴って機械式オイルポンプの吐出圧が上昇する一方で稼動を停止されることによって電動式オイルポンプの吐出圧が低下する一種の過渡的期間においては、両者の吐出圧のバランスにより、逆流防止弁が未だ開弁している状態で機械式オイルポンプの吐出圧の方が大きくなることがある。この場合、逆流防止弁は潤滑油の逆流を防止することができないため、潤滑油が電動式オイルポンプ側へ逆流する可能性がある。上記先行技術文献には、このような問題点に関する記載も示唆もなく、少なくとも、この種の逆流が確実に防止される保証はない。
即ち、従来の技術には、ハイブリッド車両がEV(Electric Vehicle)走行等、回転電機の動力のみにより走行している期間において内燃機関の始動要求が生じた場合に、電動式オイルポンプ側への潤滑油の逆流を確実に防止することができないという技術的問題点がある。
特に、近年、充電インフラ設備の拡充やバッテリ性能の向上等を背景として提案されている、外部電源からの充電が可能なPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)においては、CD(Charge Depleting)モード(即ち、外部充電電力による電力走行が行われる走行モード)の走行領域は拡大される傾向にある。従って、電動式オイルポンプは潤滑油の循環供給に必需であり、上記技術的問題点を解決する必要性は高いものと言える。
本発明は、係る技術的問題点に鑑みてなされたものであり、内燃機関の始動に伴う電動式オイルポンプから機械式オイルポンプへの切り替え過渡期における、潤滑油の逆流を確実に防止し得るハイブリッド車両の制御装置を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するため、駆動軸にトルクを供給可能な回転電機と、前記内燃機関の動力を利用して潤滑油を循環供給する機械式オイルポンプと、バッテリからの電力を利用して潤滑油を循環供給する電動式オイルポンプと、前記電動式オイルポンプを含む前記潤滑油の循環経路に設けられ、差圧に応じて開弁すると共に閉弁時に前記電動式オイルポンプへの前記潤滑油の逆流を防止する逆流防止弁とを備えたハイブリッド車両を制御するハイブリッド車両の制御装置であって、前記内燃機関が停止した状態で前記回転電機から供給される動力により前記ハイブリッド車両が走行する期間において、前記潤滑油が循環供給されるように前記電動式オイルポンプを制御すると共に、前記期間において前記内燃機関の始動が要求された場合に、前記電動式オイルポンプを停止させる第1制御手段と、前記期間において前記内燃機関の始動が要求された場合に、前記電動式オイルポンプの停止後又は前記逆流防止弁の閉弁後に始動するように前記内燃機関を制御する第2制御手段とを具備することを特徴とする(請求項1)。
本発明に係るハイブリッド車両は、潤滑油の循環供給に供されるオイルポンプとして、電動式オイルポンプと、機械式オイルポンプとを備える。尚、これらのポンプにより循環される潤滑油の循環経路の一部は共用されており、共用されない他の経路に、各オイルポンプへの潤滑油の逆流を防止するための逆流防止弁が設けられている。この逆流防止弁は差圧弁であり、弁の前後差圧に応じて開弁する。即ち、オイルポンプ側の圧力が低い場合には差圧弁は閉じられるため、潤滑油の逆流は防止される。
ここで、CDモード走行期間等、回転電機の動力のみによりハイブリッド車両が走行する期間においては、機械式オイルポンプが稼動しないことから、動力源となる回転電機や動力伝達部の潤滑及び冷却のために電動式オイルポンプを稼動させる必要がある。
一方、この期間においては、回転電機の出力不足或いはトルク不足等の理由により内燃機関の始動要求が適宜生じ得る。内燃機関の始動要求が生じた場合、内燃機関を始動させる必要がある。内燃機関が始動すると、内燃機関の機関出力軸にベルトやチェーン等の動力伝達手段を介して連結された機械式オイルポンプが始動し、潤滑油の循環供給が開始される。機械式オイルポンプが始動すれば、電力消費を伴う電動式オイルポンプを稼動させる必要はなく、電動式オイルポンプを停止させることができる。
ここで特に、機械式オイルポンプの始動プロセスと、電動式オイルポンプの停止プロセスとの間に一切の相関がなく、一方で機械式オイルポンプが始動し、他方で電動式オイルポンプが停止する一種の過渡的期間においては、電動式オイルポンプに対応する逆流防止弁は、閉弁状態に向いつつ未だ開弁状態にある。この場合、電動式オイルポンプに対応する逆流防止弁の前後差圧は成り行きでしか変化しないため、電動式オイルポンプへの潤滑油の逆流を確実に防止することができない。
そこで、本発明に係るハイブリッド車両の制御装置では、始動要求に対し、第1制御手段により電動式オイルポンプが停止されると共に、第2制御手段が、電動式オイルポンプの停止後又は逆流防止弁の閉弁後に内燃機関が始動するように内燃機関を制御する。即ち、
第1制御手段の制御により電動式オイルポンプが停止するか、又は、電動式オイルポンプの潤滑油の吐出圧が十分に低下して逆流防止弁が閉弁するまで、内燃機関の始動が待機される。
従って、内燃機関が始動し、機械式オイルポンプの稼動が開始された時点においては、電動式オイルポンプに対応する逆流防止弁は確実に閉弁しており、電動式オイルポンプへの潤滑油の逆流を確実に防止することができるのである。
補足すると、本発明は、ハイブリッド車両が回転電機の動力のみで走行している期間に内燃機関の始動要求が生じた場合において、電動式オイルポンプの停止プロセスと、機械式オイルポンプの始動プロセスとが独立して行われた場合の問題点に想到し、これらの間に明確な相関を持たせる旨の技術思想により、電動式オイルポンプへの潤滑油の逆流を確実に防止する旨の本発明に特有の実践上有益なる効果を奏するものである。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施形態から明らかにされる。
本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の構成を概念的に表してなる概略構成図である。 図1のハイブリッド車両におけるハイブリッド駆動装置の概略構成図である。 冷却システムの構成を概念的に示す図である。 電動式O/Pによる潤滑油の経路を例示する図である。 機械式O/Pによる潤滑油の経路を例示する図である。 エンジン始動制御処理のフローチャートである。
<発明の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の各種実施形態について説明する。
<実施形態の構成>
始めに、図1を参照し、本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両1の構成について説明する。ここに、図1は、ハイブリッド車両1の構成を概念的に表してなる概略構成図である。
図1において、ハイブリッド車両1は、ECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)100、ハイブリッド駆動装置10、PCU(Power Control Unit)20、バッテリ30、電動式O/P(オイルポンプ)720及び機械式O/P(オイルポンプ)730を備えた、本発明に係る「ハイブリッド車両」の一例である。
ECU100は、CPU、ROM及びRAM等を備え、ハイブリッド車両1の各部の動作を制御可能に構成された電子制御ユニットであり、本発明に係る「ハイブリッド車両の制御装置」の一例である。ECU100は、ROMに格納された制御プログラムに従って、後述する「エンジン始動制御処理」を実行することができる。
PCU20は、バッテリ30の電源電圧を所定の昇圧指令電圧まで昇圧する不図示の昇圧コンバータ、この昇圧コンバータに接続され、モータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2との間の入出力電力を制御する不図示のインバータを含み、バッテリ30と各モータジェネレータとの間の電力の入出力を、或いは各モータジェネレータ相互間の電力の入出力(即ち、この場合、バッテリ30を介さずに各モータジェネレータ相互間で電力の授受が行われる)を制御可能に構成された制御ユニットである。PCU20は、ECU100と電気的に接続されており、ECU100によってその動作が制御される構成となっている。
バッテリ30は、モータジェネレータMG1及びモータジェネレータMG2を力行するための電力に係る電力供給源として機能する充電可能な二次電池ユニットである。バッテリ30は、例えばリチウムイオンバッテリセル等の単位電池セルが複数(例えば、数百個)直列に接続された構成を有している。
電動式O/P720は、バッテリ30を電力供給源とする不図示のモータに連結され、所定の循環経路に潤滑油を循環供給可能に構成された公知の電気駆動式流体吐出装置である。電動式O/P720は、潤滑油の吐出に要する回転駆動力を、このモータから得ている。従って、潤滑油の吐出圧は、このモータの機関回転数NEに大略比例する。このモータは、ECU100と電気的に接続されており、電動式O/P720における潤滑油の吐出圧は、ECU100により制御することが可能である。
機械式O/P730は、後述するエンジン200に連結され、所定の循環経路に潤滑油を循環供給可能に構成された公知の機械駆動式流体吐出装置である。機械式O/P730は、潤滑油の吐出に要する回転駆動力を、ギア、チェーン又はベルト等の各種動力伝達手段を介してエンジン200のクランク軸から得ている。従って、潤滑油の吐出圧は、エンジン200の機関回転数NEに大略比例する。
電動式O/P720及び機械式O/P730は、夫々ハイブリッド車両1の冷却システム700の一部である。冷却システム700の構成については後述する。
ハイブリッド車両1は、ハイブリッド車両1の状態を検出する不図示の各種センサを備える。例えば、ハイブリッド車両1には、バッテリ30の温度であるバッテリ温度Tbatを検出するバッテリ温度センサ、アクセルペダルの開度であるアクセル開度Taを検出するアクセル開度センサ、バッテリ30の充電残容量であるSOCを検出するSOCセンサ及びハイブリッド車両1の車速Vを検出する車速センサ等が備わる。これらは、ECU100と電気的に接続されており、各センサ出力値は、ECU100により適宜参照される構成となっている。
また、ハイブリッド車両1は、不図示の切り替え装置及び充電プラグを備える。切り替え装置は、バッテリ30の充電態様を、外部充電と内部充電との間で切り替えるためのスイッチング装置である。充電プラグは、この切り替え装置に接続されている。
充電プラグは、インフラ設備としての充電スタンドや家庭用電源等、外部に設置された電力供給源から電力の供給を受けるためのプラグである。充電プラグが差し込み口に差し込まれると、切り替え装置のスイッチング状態は外部充電側に切り替わる構成となっている。尚、切り替え装置は、ECU100と電気的に接続されており、切り替え装置のスイッチング状態は、ECU100により制御される構成となっている。ハイブリッド車両1は、このように外部電源から電力供給を受けることが可能であり、所謂プラグインハイブリッド車両の一例を構成している。
ハイブリッド駆動装置10は、ハイブリッド車両1のパワートレインである。ここで、図2を参照し、ハイブリッド駆動装置10の詳細な構成について説明する。ここに、図2は、ハイブリッド駆動装置10の構成を概念的に表してなる概略構成図である。尚、同図において、図1と重複する箇所には同一の符号を付してその説明を適宜省略することとする。
ハイブリッド駆動装置10は、エンジン200、動力分割機構300、入力軸400、駆動軸500、減速機構600、モータジェネレータMG1(以下、適宜「MG1」と略称する)、モータジェネレータMG2(以下、適宜「MG2」と略称する)を備える。
エンジン200は、ハイブリッド車両1の主たる動力源として機能する、本発明に係る「内燃機関」の一例たるガソリンエンジンである。
エンジン200は、気筒内部に形成された燃焼室で混合気が燃焼した際に生じる爆発力に応じて気筒内部で往復運動を生じるピストンを備える。このピストンの往復運動は、コネクティングロッドを介してクランク軸の回転運動に変換され、クランク軸と連結された入力軸400から取り出される構成となっている。尚、エンジン200の詳細な構成は、本発明との関係性が低いため、ここでは省略することとする。また、ここではエンジン200がガソリンエンジンであるとしたが、本発明に係る「内燃機関」の採り得る実践的態様は多岐にわたる。例えば、本発明に係る「内燃機関」は、燃料種別、気筒配列、気筒数、燃料供給態様、動弁系の構成及び吸排気系の構成等において自由である。
モータジェネレータMG1は、電気エネルギを運動エネルギに変換する力行機能と、運動エネルギを電気エネルギに変換する回生機能とを備えた電動発電機である。
モータジェネレータMG2は、モータジェネレータMG1よりも体格の大きい電動発電機であり、モータジェネレータMG1と同様に、電気エネルギを運動エネルギに変換する力行機能と、運動エネルギを電気エネルギに変換する回生機能とを備えた、本発明に係る「回転電機」の一例である。
モータジェネレータMG1及びMG2は、同期電動発電機として構成され、例えば外周面に複数個の永久磁石を有するロータと、回転磁界を形成する三相コイルが巻回されたステータとを備えるが、無論他の構成を有していてもよい。
動力分割機構300は、相互に差動作用をなす複数の回転要素を備えた公知の遊星歯車機構である。
動力分割機構300は、中心部に設けられたサンギアS1と、サンギアS1の外周に同心円状に設けられたリングギアR1と、サンギアS1とリングギアR1との間に配置されてサンギアS1の外周を自転しつつ公転する複数のピニオンギア(不図示)と、これら各ピニオンギアの回転軸を軸支するキャリアC1とを備える。
サンギアS1は、エンジン200の出力トルクであるエンジントルクTeに対する反力トルクを負担するための反力要素であり、モータジェネレータMG1のロータが固定される出力回転軸に固定されている。従って、サンギアS1の回転速度は、モータジェネレータMG1の回転速度たるMG1回転速度Nmg1と等価である。
リングギアR1は、動力分割機構300の出力要素であり、動力分割機構300の動力出力軸である駆動軸500に、その回転軸を共有する形で連結されている。尚、駆動軸500は、デファレンシャル等を介してハイブリッド車両1の駆動輪DWに間接的に連結されている。
キャリアC1は、トーションダンパTDPを介してエンジン200のクランク軸に連結される入力軸400に、その回転軸を共有する形で連結されており、その回転速度は、エンジン200の機関回転数NEと等価である。
動力分割機構300は、上述した構成の下で、エンジン200から入力軸400に供給されるエンジントルクTeを、キャリアC1によってサンギアS1及びリングギアR1に所定の比率(各ギア相互間のギア比に応じた比率)で分配し、エンジン200の動力を2系統に分割することが可能である。
この際、動力分割機構300の動作を分かり易くするため、リングギアR1の歯数に対するサンギアS1の歯数としてのギア比ρを定義すると、エンジン200からキャリアC1に対しエンジントルクTeを作用させた場合に、サンギアS1に作用するトルクTesは下記(1)式により、また駆動軸500に現れる直達トルクTerは下記(2)式により、夫々表される。
Tes=−Te×ρ/(1+ρ)・・・(1)
Ter=Te×1/(1+ρ)・・・(2)
減速機構600は、駆動軸500とモータジェネレータMG2との間に介装された、サンギアS2、リングギアR2、ピニオンギア(不図示)及びキャリアC2の各回転要素を備えた遊星歯車機構である。
減速機構600において、サンギアS2は、モータジェネレータMG2のロータに固定された出力回転軸に固定されている。また、キャリアC2は、ハイブリッド駆動装置10の外郭ケースに回転不能に固定されている。更に、リングギアR2は、駆動軸500に連結されている。係る構成において、減速機構600は、モータジェネレータMG2の回転速度Nmg2を、駆動軸500に対し、各回転要素(ギア)のギア比に応じて定まる減速比に従って減速して伝達することが出来る。
尚、減速機構600の構成は、モータジェネレータMG2の回転を減速する機構の採り得る一形態に過ぎず、この種の減速機構は実践上多様な形態を有し得る。また、この種の減速機構は、必ずしもハイブリッド駆動装置に備わっておらずともよい。即ち、モータジェネレータMG2は、駆動軸500に直結されていてもよい。
次に、図3を参照し、ハイブリッド駆動装置1における冷却システム700について説明する。ここに、図3は、冷却システム700の構成を概念的に示す図である。尚、同図において、図1と重複する箇所には同一の符号を付してその説明を適宜省略することとする。
図3において、冷却システム700は、潤滑油を循環供給することにより各部の潤滑と冷却とを行うシステムである。冷却システム700は、循環通路710、電動式O/P720、機械式O/P730、水冷オイルクーラ740、ストレーナ750、逆流防止弁760、逆流防止弁770を備える。
循環通路710は、潤滑油の通路である。
電動式O/P720は、先述したように電気駆動式流体吐出装置であり、PCU20と電気的に接続されたモータ721の駆動力により駆動される。尚、電動式O/P720は、モータ721の駆動力に応じてその潤滑油の吐出圧を制御することができる。この吐出圧Peopは、循環通路710における電動式O/P720の下流側に付設された不図示の圧力センサにより検出される構成となっている。この圧力センサは、ECU100と電気的に接続されており、検出された電動式O/P720の吐出圧Peopは、ECU100により適宜参照される。
機械式O/P730は、先述したように機械駆動式流体吐出装置であり、エンジン200のクランク軸と物理的に接続されたギア装置等の駆動装置731から伝達される駆動力により駆動される。
水冷オイルクーラ740は、循環通路710を循環する潤滑油が、各部に供給される過程で回収する熱を冷却水との熱交換により冷却する冷却装置である。潤滑油が冷却されることにより、例えばCDモード走行時等において大きな熱負荷を生じるモータジェネレータMG2が潤滑油により好適に冷却される。
ストレーナ750は、各部に循環供給される過程で潤滑油が回収した不純物やゴミを濾過する濾過装置である。
逆流防止弁760は、電動式O/P720側への潤滑油の逆流を防止する差圧弁である。逆流防止弁760の弁は、リターンスプリング等の付勢手段により閉弁側に常時付勢されている。電動式O/P720の吐出圧Peopが、このリターンスプリングによる付勢力が作用することにより生じる弁の閉弁側への圧力よりも大きくなると、このリターンスプリングは開弁側へ押し戻され、電動式O/P720から供給される潤滑油が循環通路710を循環供給される仕組みとなっている。即ち、電動式O/P720により潤滑油が循環供給される過程では、逆流防止弁760は基本的に開弁している。
逆流防止弁770は、機械式O/P730側への潤滑油の逆流を防止する差圧弁である。逆流防止弁770の弁は、リターンスプリング等の付勢手段により閉弁側に常時付勢されている。機械式O/P730の吐出圧が、このリターンスプリングによる付勢力が作用することにより生じる弁の閉弁側への圧力よりも大きくなると、このリターンスプリングは開弁側へ押し戻され、機械式O/P730から供給される潤滑油が循環通路710を循環供給される仕組みとなっている。即ち、機械式O/P730により潤滑油が循環供給される過程では、逆流防止弁770は基本的に開弁している。
<実施形態の動作>
次に、本実施形態の動作について説明する。
<潤滑油の循環経路の説明>
始めに、図4及び図5を参照し、潤滑油の循環経路について説明する。ここに、図4は、電動式O/P720が稼動している場合の潤滑油の循環経路を説明する図であり、図5は、機械式O/P730が稼動している場合の潤滑油の循環経路を説明するである。尚、これら各図において、図3と重複する箇所には同一の符号を付してその説明を適宜省略することとする。
図4には、電動式O/P720が稼動し、機械式O/P730が停止している場合の潤滑油の流れが矢印付きの破線で示される。
この場合、電動式O/P720から吐出された潤滑油は、逆流防止弁760を通過し、分岐点P1を経由して水冷オイルクーラ740側に供給される。この際、逆流防止弁770の作用により、分岐点P1から逆流防止弁770を経て分岐点P7に至る経路及び更に下流側の経路(分岐点P7から分岐点P8を経由する経路及び分岐点P7から分岐点P6に至る経路)において潤滑油の循環は生じない。
水冷オイルクーラ740を通過する過程で冷却された潤滑油は、モータジェネレータMG1及びMG2に夫々供給され、これらを潤滑及び冷却した後、分岐点P3で合流し、分岐点P4及びP5を経由してストレーナ750に導かれる。ストレーナ750で濾過された潤滑油は、分岐点P6を経由して電動式O/P720に戻される。
図5には、機械式O/P730が稼動し、電動式O/P720が停止している場合の潤滑油の流れが矢印付きの破線で示される。
この場合、機械式O/P730から吐出された潤滑油は、分岐点P7で逆流防止弁770側と分岐点P8側に分岐する。逆流防止弁770側に分岐した潤滑油は、分岐点P1を経由して水冷オイルクーラ740側に供給される。この際、逆流防止弁760の作用により、分岐点P1から逆流防止弁760を経て電動式O/P720経路において潤滑油の循環は生じない。
水冷オイルクーラ740を通過する過程で冷却された潤滑油は、モータジェネレータMG1及びMG2に夫々供給され、これらを潤滑及び冷却した後、分岐点P3に導かれる。
一方、分岐点P7において分岐点P8側に分岐した潤滑油は、分岐点P8において、動力分割機構300及びエンジン200に供給され、夫々分岐点P4及びP5に導かれる。分岐点P4に導かれた潤滑油は、先に述べた分岐点P3に導かれた潤滑油と分岐点P4において合流し、更に分岐点P5においてエンジン200を経由した潤滑油と合流してストレーナ750に導かれる。ストレーナ750で濾過された潤滑油は、分岐点P6を経由して機械式O/P730に戻される。
<ハイブリッド車両1の走行モード>
ハイブリッド車両1は、ハイブリッド駆動装置10と駆動輪DWとの間の動力伝達態様を規定する走行モードとして、CS(Charge Sustaining)モードとCD(Charge Depleting)モードとを有する。
CSモード(HV(Hybrid Vehicle)モード等とも称される)は、動力分割機構300の動力分割作用を利用して、エンジントルクTeの一部である直達トルクTerと、モータジェネレータMG2の出力トルクであるMG2トルクTmg2とを協調的に駆動軸500に作用させるモードである。CSモードでは、エンジントルクTeの他の一部である反力トルクTesを利用して、モータジェネレータMG1の出力トルクであるMG1トルクTmg1により電力回生、即ち発電もまた行われる。
この際、エンジン200の動作点(機関回転数NEとエンジントルクTeとにより規定される動作条件)は、MG1トルクTmg1を反力トルクとして利用したハイブリッド駆動装置10の電気的CVT(Continuously Variable Transmission)機能により、自由に設定可能である。エンジン200の動作点は、好適な一形態として、エンジン200の燃料消費率(燃費)が最小となる最適燃費動作点に制御される。
一方、MG2トルクTmg2は、基本的には、駆動軸500に要求される駆動軸要求トルクTpnに対して直達トルクTepでは不足する分を補うように制御される。即ち、CSモードでは、MG2トルクTmg2とエンジントルクTeとの協調制御がなされる。
例えば、この協調制御においては、バッテリ30のSOCが目標値としての目標SOCに維持されるように、モータジェネレータMG1の発電量と、モータジェネレータMG2の放電量或いは更に補機装置の放電量とが絶えず調整される。例えば、バッテリ30のSOCが目標SOCよりも高ければ、駆動軸要求トルクに対するMG2トルクTmg2の比率が増やされる、或いは、バッテリ30の放電制限値が拡大される等して電力収支は放電側に傾き、反対に目標SOCよりも低ければ当該比率が減らされる、或いは、バッテリ30の充電要求値が増量される等して電力収支は充電側に傾く。
これに対し、CDモード(EV(Electric Vehicle)モードとも称される)は、MG2トルクTmg2のみを駆動軸500に作用させ、モータジェネレータMG2の動力のみによりハイブリッド車両1を走行させるモードである。CDモードでは、基本的にエンジン200は機関停止状態とされるため(尚、補機装置に対する電力供給のための最低限の機関稼動がなされる場合もある)、燃料消費はゼロか、或いは無視し得る程度に少ない。但し、CDモードは、バッテリ30の電力収支上は、放電側に傾いた走行モードであるから、バッテリ30のSOCは基本的に減少し続ける。従って、CDモードは、バッテリ30のSOCも考慮してその実行可否が決定される。
<エンジン始動制御処理の概要>
ここで、CDモード走行中においては、例えばハイブリッド車両1の要求出力がモータジェネレータMG2のその時点の最大出力を超えたり、ハイブリッド車両1の要求駆動力に対応して駆動軸500に要求される駆動軸要求トルクがモータジェネレータMG2の最大トルクを超えたりすることによって、適宜エンジン200の始動要求が発生する。このエンジン始動要求に対しては、速やかにエンジン200を始動させる必要がある。
一方、エンジン200が始動すれば、機械式O/P730が稼動して潤滑油の循環供給が確保されるため、バッテリ30の放電を伴う電動式O/P720の稼動は不要である。従って、エンジン200を始動させる場合、電動式O/P720は、その稼動が停止される。
ここで、電動式O/P720が稼動しているCDモード走行中において、逆流防止弁760は開弁状態にある。また、電動式O/P720から機械式O/P730への切り替えが夫々独立して行われた場合、この切り替え過渡期における逆流防止弁760の前後差圧は成り行きでしか変化しない。従って、電動式O/P720から機械式O/P730への切り替えが夫々独立して行われた場合、この切り替え過渡期において、未だ完全に閉弁していない逆流防止弁760を経由して、電動式O/P720に潤滑油が逆流する可能性がある。このような潤滑油の逆流を確実に防止するため、本実施形態ではエンジン始動制御処理が実行される。
<エンジン始動制御処理の詳細>
ここで、図6を参照し、エンジン始動制御処理の詳細について説明する。ここに、図6は、エンジン始動制御処理のフローチャートである。尚、図6のエンジン始動制御は、CDモード走行時において実行される処理である。
図6において、ECU100は、エンジン200の始動要求の有無を判定する(ステップS110)。尚、エンジン始動要求は、先述したように、出力要件或いは駆動力要件に基づいて適宜発生する。エンジン始動要求が無い場合(ステップS110:NO)、ステップS110で実質的に処理は待機状態となる。
エンジン始動要求がある場合(ステップS110:YES)、ECU100は、電動式O/P720を停止させる(ステップS120)。尚、ステップS120に係る「停止させる」とは、あくまで停止させる旨の制御を行う(例えば、通電を停止すること)等を意味し、ステップS120の実行後暫時の期間については、電動式O/P720は相応の吐出圧を保持している。
電動式O/P720を停止させると、ECU100は、電動式O/P720の吐出圧Peopが、逆流防止弁760におけるリターンスプリングによる付勢力が作用することにより生じる弁の閉弁側への圧力P0未満まで低下したか否かが判定される(ステップS130)。尚、ステップS130は、言い換えれば、逆流防止弁760が確実に閉弁しているか否かの判定処理を意味する。ここで、ECU100は、下記の場合に吐出圧Peopが圧力P0未満である(逆流防止弁760が閉弁している)と判定する。
(1)電動式O/P720が物理的に停止している
(2)検出される吐出圧Peopが圧力P0未満である
上記(1)の判断基準とは、電動式O/P720が物理的に停止していれば、潤滑油が吐出されることはなく、逆流防止弁760を挟んだ電動式O/P720側の循環通路の圧力は、確実にリターンスプリングによる圧力P0未満であると判断され得ることによるものである。即ち、ステップS130に係る判定処理は、電動式O/P720の吐出圧Peopがモニタされていない場合であっても実現することができる。
吐出圧Peopが圧力P0以上である場合(ステップS130:NO)、処理はステップS130で待機状態となる。即ち、エンジン200の始動もまた待機状態となる。尚、上述した、電動式O/P720が物理的に停止したか否かに係る判断基準が採用される場合、ステップS130は、「吐出圧Peopが圧力P0以上である可能性がある」ことを意味する。即ち、係る判断基準は、逆流防止の観点に立てば、より安全側へシフトした判断基準である。
吐出圧Peopが圧力P0未満になった場合(ステップS130:YES)、ECU100は、エンジン200を始動させる(ステップS140)。エンジン始動制御処理はこのように実行される。
以上説明したように、本実施形態に係るエンジン始動制御処理によれば、CDモード走行時にエンジン始動要求が生じた場合において、電動式O/P720を速やかに停止させた後、逆流防止弁760が閉弁するまでエンジン200の始動が待機される。従って、エンジン200の始動に伴って始動する機械式O/P730の吐出圧と、電動式O/P720の吐出圧との過渡的なバランスにより、電動式O/P720側へ潤滑油が逆流することが確実に防止される。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うハイブリッド車両の制御装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明は、ハイブリッド車両における内燃機関の始動制御に適用可能である。
1…ハイブリッド車両、10…ハイブリッド駆動装置、20…PCU、30…バッテリ、MG1、MG2…モータジェネレータ、100…ECU、200…エンジン、300…動力分割機構、400…入力軸、500…駆動軸、600…減速機構、700…冷却システム、720…電動式O/P、730…機械式O/P、760…逆流防止弁。

Claims (1)

  1. 内燃機関と、
    駆動軸にトルクを供給可能な回転電機と、
    前記内燃機関の動力を利用して潤滑油を循環供給する機械式オイルポンプと、
    バッテリからの電力を利用して潤滑油を循環供給する電動式オイルポンプと、
    前記電動式オイルポンプを含む前記潤滑油の循環経路に設けられ、差圧に応じて開弁すると共に閉弁時に前記電動式オイルポンプへの前記潤滑油の逆流を防止する逆流防止弁と
    を備えたハイブリッド車両を制御するハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記内燃機関が停止した状態で前記回転電機から供給される動力により前記ハイブリッド車両が走行する期間において、前記潤滑油が循環供給されるように前記電動式オイルポンプを制御すると共に、前記期間において前記内燃機関の始動が要求された場合に、前記電動式オイルポンプを停止させる第1制御手段と、
    前記期間において前記内燃機関の始動が要求された場合に、前記電動式オイルポンプの停止後又は前記逆流防止弁の閉弁後に始動するように前記内燃機関を制御する第2制御手段と
    を具備することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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