JP2014213422A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014213422A5 JP2014213422A5 JP2013093878A JP2013093878A JP2014213422A5 JP 2014213422 A5 JP2014213422 A5 JP 2014213422A5 JP 2013093878 A JP2013093878 A JP 2013093878A JP 2013093878 A JP2013093878 A JP 2013093878A JP 2014213422 A5 JP2014213422 A5 JP 2014213422A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- duty ratio
- rotation
- control means
- speed mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 9
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 230000003247 decreasing Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000001960 triggered Effects 0.000 description 1
Description
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、半導体スイッチング素子をPWM制御することにより駆動されるモータと、モータの起動及び回転を調整するためのトリガと、モータによって先端工具を回転させる動力伝達機構と、モータの回転を制御する制御手段を有する電動工具であって、制御手段はトリガが引かれてから半導体スイッチング素子を高いデューティ比にてPWM制御してモータを駆動し、所定時間が経過したらデューティ比を高い値から低い値に変更した状態でモータを駆動するようにした。この構成により高い出力のモータを連続駆動させることによる温度上昇や機械的なストレスから電動工具を効果的に保護することができ、信頼性が高くて寿命が長い電動工具を実現できる。
本発明の一つの特徴によれば、半導体スイッチング素子をPWM制御することにより駆動されるモータと、モータの起動及び回転を調整するためのトリガと、モータによって先端工具を回転させる動力伝達機構と、モータの回転を制御する制御手段を有する電動工具であって、制御手段はトリガが引かれてから半導体スイッチング素子を高いデューティ比にてPWM制御してモータを駆動し、所定時間が経過したらデューティ比を高い値から低い値に変更した状態でモータを駆動するようにした。この構成により高い出力のモータを連続駆動させることによる温度上昇や機械的なストレスから電動工具を効果的に保護することができ、信頼性が高くて寿命が長い電動工具を実現できる。
本発明の他の特徴によれば、モータまたは半導体スイッチング素子に流れる電流値を検出する電流検出手段を設け、所定時間が経過後において電流検出手段によって検出された電流値が閾値を下回った時に制御手段は低いデューティ比から高いデューティ比に切り換える。高いデューティ比は100%であり、低いデューティ比は80%以下が好ましい。このようにモータのデューティ比を落としながら回転させるので、従来ならば100%デューティで連続稼働させても熱的にも機械的にも問題ない程度の出力のモータしか使えないところを、それよりも10%以上高い高出力のモータを電動工具に採用することができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、制御手段は、低いデューティ比によるモータ制御と高いデューティ比によるモータ制御を交互に切り換えるようにした。この切り替えのタイミングは、電流値を見る方法、時間間隔で設定する方法、出力軸からの反力にて決定する方法など種々が考えられるが、低いデューティ比と高いデューティ比を一定の時間間隔毎に行うようにすれば、新たな検出手段や制御機器を追加すること無く容易に実現できる。
本発明のさらに他の特徴によれば、モータと、モータの起動及び回転を調整するためのトリガと、モータによって先端工具を回転させる動力伝達機構と、モータの回転を制御する制御手段を有する電動工具であって、制御手段は、トリガが引かれてからモータを高速モードにて駆動し、その後にモータを高速モードから低速モードに落とした状態で駆動するように構成した。この構成により高い出力のモータを連続駆動させることによる温度上昇や機械的なストレスから電動工具を効果的に保護することができ、信頼性が高くて寿命が長い電動工具を実現できる。このモードを切り換えることによる回転数を下げる制御は、例えば、モータの進角を小さくしたり、モータの通電角を切り替えたり、モータのコイルを切り替えることによって実行できる。
本発明によれば、出力の高いモータを用いて、連続駆動出力を制限しながら高速で締め付け作業を完了させる電動工具を提供できる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
Claims (16)
- 半導体スイッチング素子をPWM制御することにより駆動されるモータと、
前記モータの起動及び回転を調整するためのトリガと、
前記モータによって先端工具を回転させる動力伝達機構と、
前記モータの回転を制御する制御手段と、を有する電動工具であって、
前記制御手段は、前記トリガが引かれてから前記半導体スイッチング素子を高いデューティ比にてPWM制御して前記モータを駆動し、
その後に前記デューティ比を高い値から低い値に変更した状態で前記モータを駆動することを特徴とする電動工具。 - 前記デューティ比の高い値から低い値への変更は、前記トリガが引かれてから所定時間だけ経過した後に行われることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
- 前記モータまたは前記半導体スイッチング素子に流れる電流値を検出する電流検出手段を設け、
前記電流検出手段によって検出された電流値が閾値を下回った時に前記制御手段は前記低いデューティ比から前記高いデューティ比に切り換えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。 - 前記高いデューティ比は100%であり、前記低いデューティ比は80%以下であることを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
- 前記制御手段は、前記低いデューティ比によるモータ制御と高いデューティ比によるモータ制御を交互に切り換えることを特徴とする請求項3又は4に記載の電動工具。
- 前記低いデューティ比と高いデューティ比の交互の切り替えは一定の時間間隔毎に行われることを特徴とする請求項5に記載の電動工具。
- 半導体スイッチング素子をPWM制御することにより駆動されるモータと、
前記モータの起動及び回転を調整するためのトリガと、
前記モータによって先端工具を回転させる動力伝達機構と、
前記モータの回転を制御する制御手段と、を有する電動工具であって、
前記制御手段は、前記半導体スイッチング素子を高いデューティ比によるPWM制御によって前記モータを回転させることを特徴とする電動工具。 - 前記制御手段は、前記トリガが引かれて前記モータが回転を開始して所定時間が経過したら前記デューティ比を高い値から低い値に変更した状態で前記モータを駆動することを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
- 前記モータまたは前記半導体スイッチング素子に流れる電流値を検出する電流検出手段を設け、
前記所定時間が経過後において前記電流検出手段によって検出された電流値が閾値を下回った時に前記制御手段は前記低いデューティ比から前記高いデューティ比に切り換えることを特徴とする請求項8に記載の電動工具。 - モータと、
前記モータの起動及び回転を調整するためのトリガと、
前記モータによって先端工具を回転させる動力伝達機構と、
前記モータの回転を制御する制御手段と、を有する電動工具であって、
前記制御手段は、前記トリガが引かれてから前記モータを高速モードにて駆動し、
その後に前記モータの回転特性を高速モードから低速モードに切り換えた状態で駆動することを特徴とする電動工具。 - 前記モータの高速モードから低速モードへの切り換えは、前記トリガが引かれてから所定時間だけ経過した後に行われることを特徴とする請求項10に記載の電動工具。
- 前記モータに流れる電流値を検出する電流検出手段を設け、
前記電流検出手段によって検出された電流値が閾値を下回った時に前記制御手段は前記高速モードから前記低速モードに切り換えることを特徴とする請求項10又は11に記載の電動工具。 - 前記制御手段は、前記低速モードと高速モードによるモータ駆動を交互に切り換えることを特徴とする請求項11又は12に記載の電動工具。
- モータと、
前記モータの起動及び回転を調整するためのトリガと、
前記モータによって先端工具を回転させる動力伝達機構と、
前記モータの回転を制御する制御手段と、を有する電動工具であって、
前記制御手段は、前記トリガが引かれると前記モータを回転させ、前記回転の途中で前記モータのPWM制御のデューティ比を下げるか、又は、前記モータの回転特性を高速モードから低速モードに切り換えるように制御することを特徴とする電動工具。 - 前記制御手段は、前記トリガが引かれて前記モータが回転を開始して所定時間が経過したら前記デューティ比を高い値から低い値に変更するか、又は、前記モータの回転特性を高速モードから低速モードに切り換えることを特徴とする請求項14に記載の電動工具。
- 前記モータの回転方向を正回転又は逆回転に切り替える切替スイッチを有し、
前記制御手段は、前記切替スイッチにより前記モータの回転方向が逆回転に設定されたら、前記制御手段により前記モータを駆動することを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の電動工具。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013093878A JP6107385B2 (ja) | 2013-04-26 | 2013-04-26 | 電動工具 |
US14/786,212 US10171011B2 (en) | 2013-04-26 | 2014-04-25 | Electric tool |
DE212014000108.0U DE212014000108U1 (de) | 2013-04-26 | 2014-04-25 | Elektrowerkzeug |
PCT/JP2014/062212 WO2014175470A1 (en) | 2013-04-26 | 2014-04-25 | Electric tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013093878A JP6107385B2 (ja) | 2013-04-26 | 2013-04-26 | 電動工具 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014213422A JP2014213422A (ja) | 2014-11-17 |
JP2014213422A5 true JP2014213422A5 (ja) | 2016-04-14 |
JP6107385B2 JP6107385B2 (ja) | 2017-04-05 |
Family
ID=50933464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013093878A Active JP6107385B2 (ja) | 2013-04-26 | 2013-04-26 | 電動工具 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10171011B2 (ja) |
JP (1) | JP6107385B2 (ja) |
DE (1) | DE212014000108U1 (ja) |
WO (1) | WO2014175470A1 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014091196A (ja) | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Makita Corp | 打ち込み工具 |
JP6284417B2 (ja) * | 2014-04-16 | 2018-02-28 | 株式会社マキタ | 打ち込み工具 |
US10406662B2 (en) * | 2015-02-27 | 2019-09-10 | Black & Decker Inc. | Impact tool with control mode |
JP6481856B2 (ja) | 2015-03-12 | 2019-03-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電動工具 |
JP6600960B2 (ja) * | 2015-03-30 | 2019-11-06 | 工機ホールディングス株式会社 | 往復動工具 |
US10994393B2 (en) * | 2016-01-14 | 2021-05-04 | Koki Holdings Co., Ltd. | Rotary impact tool |
KR101939474B1 (ko) * | 2017-07-07 | 2019-01-16 | 엘지전자 주식회사 | 모터 구동 장치 |
EP3501740A1 (de) * | 2017-12-20 | 2019-06-26 | HILTI Aktiengesellschaft | Setzverfahren für schraubverbindung mittels schlagschrauber |
AU2019101751A4 (en) * | 2018-02-19 | 2020-11-05 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Impact tool |
US10835972B2 (en) | 2018-03-16 | 2020-11-17 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Blade clamp for power tool |
USD887806S1 (en) | 2018-04-03 | 2020-06-23 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Jigsaw |
CN213646136U (zh) | 2018-04-03 | 2021-07-09 | 米沃奇电动工具公司 | 电动工具 |
CN110417331B (zh) * | 2018-04-28 | 2021-11-19 | 南京德朔实业有限公司 | 电动工具 |
US11027404B2 (en) * | 2018-07-19 | 2021-06-08 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Lubricant-impregnated bushing for impact tool |
CN215789518U (zh) * | 2018-12-10 | 2022-02-11 | 米沃奇电动工具公司 | 冲击工具 |
EP3898101A4 (en) * | 2018-12-21 | 2022-11-30 | Milwaukee Electric Tool Corporation | HIGH TORQUE IMPACT TOOL |
JP2021008018A (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インパクト工具 |
JP7386027B2 (ja) * | 2019-09-27 | 2023-11-24 | 株式会社マキタ | 回転打撃工具 |
JP7320419B2 (ja) | 2019-09-27 | 2023-08-03 | 株式会社マキタ | 回転打撃工具 |
JP7178591B2 (ja) * | 2019-11-15 | 2022-11-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インパクト工具、インパクト工具の制御方法及びプログラム |
USD948978S1 (en) | 2020-03-17 | 2022-04-19 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Rotary impact wrench |
TWI781422B (zh) * | 2020-07-08 | 2022-10-21 | 車王電子股份有限公司 | 衝擊式電動工具的控制方法 |
US11855567B2 (en) | 2020-12-18 | 2023-12-26 | Black & Decker Inc. | Impact tools and control modes |
CN115551679A (zh) * | 2021-02-25 | 2022-12-30 | 创科无线普通合伙 | 具有可变输出的动力工具 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05104454A (ja) * | 1991-10-15 | 1993-04-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 電動工具 |
JP3373648B2 (ja) * | 1994-05-26 | 2003-02-04 | 松下電工株式会社 | インパクト回転工具 |
US5831402A (en) * | 1996-03-15 | 1998-11-03 | Yang; Tai-Her | Double direction actuating type tool of loose forward and loose backward assisting style |
US20030089511A1 (en) * | 2001-11-12 | 2003-05-15 | Yukio Tsuneda | Electric tool |
JP2005066785A (ja) | 2003-08-26 | 2005-03-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 電動工具 |
ZA200703455B (en) | 2006-04-28 | 2008-05-28 | Unex Corp | Power-driven torque intensifier |
JP5333881B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2013-11-06 | 日立工機株式会社 | 電動工具 |
KR20090030562A (ko) | 2007-09-20 | 2009-03-25 | 엘지전자 주식회사 | 광대역 무선 접속 시스템에서 자원할당을 위한 패킷전송방법 |
JP5116490B2 (ja) * | 2008-01-08 | 2013-01-09 | 株式会社マキタ | モータ制御装置とそれを用いた電動工具 |
US8627900B2 (en) * | 2008-05-29 | 2014-01-14 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Electric power tool |
JP5112956B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2013-01-09 | 株式会社マキタ | 充電式電動工具 |
JP5464014B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-04-09 | 日立工機株式会社 | 電動工具 |
JP5395773B2 (ja) * | 2010-09-27 | 2014-01-22 | パナソニック株式会社 | 充電式電動工具 |
-
2013
- 2013-04-26 JP JP2013093878A patent/JP6107385B2/ja active Active
-
2014
- 2014-04-25 WO PCT/JP2014/062212 patent/WO2014175470A1/en active Application Filing
- 2014-04-25 DE DE212014000108.0U patent/DE212014000108U1/de not_active Expired - Lifetime
- 2014-04-25 US US14/786,212 patent/US10171011B2/en active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014213422A5 (ja) | ||
US10171011B2 (en) | Electric tool | |
US10183384B2 (en) | Power tool | |
US10644634B2 (en) | Electric power tool | |
US10562160B2 (en) | Impact tool and method of controlling impact tool | |
US9246416B2 (en) | Braking apparatus for three-phase brushless motor, and motor-driven appliance provided with same | |
US10348227B2 (en) | Electric power tool | |
JP6701533B2 (ja) | 電動工具 | |
US9768713B2 (en) | Electric tool | |
US20160111984A1 (en) | Power tool | |
US11637523B2 (en) | Power tool and control method of the same | |
JP2015188996A5 (ja) | ||
JPWO2014084158A1 (ja) | インパクト工具 | |
US20120319627A1 (en) | Braking Device for a Universal Motor | |
JP2013111734A (ja) | 電動工具 | |
JP2011005588A (ja) | 電動工具 | |
JP2008296323A5 (ja) | ||
JP2015009289A (ja) | 電動工具 | |
US11949362B2 (en) | Power tool including conduction angle control | |
JP5724353B2 (ja) | 電動ポンプ用ブラシレスモータの制御装置 | |
WO2013060434A3 (de) | Lüfter | |
JP2010074923A (ja) | モータ制御装置 | |
JP2010148222A (ja) | 誘導性負荷駆動方法および誘導性負荷駆動回路 | |
TH68931B (th) | อุปกรณ์ควบคุมเครื่องยนต์ | |
TH140362A (th) | อุปกรณ์ควบคุมเครื่องยนต์ |