JP2014213417A - 携帯用切断機 - Google Patents

携帯用切断機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014213417A
JP2014213417A JP2013093220A JP2013093220A JP2014213417A JP 2014213417 A JP2014213417 A JP 2014213417A JP 2013093220 A JP2013093220 A JP 2013093220A JP 2013093220 A JP2013093220 A JP 2013093220A JP 2014213417 A JP2014213417 A JP 2014213417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection hose
cutting machine
main body
coupler
liquid injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013093220A
Other languages
English (en)
Inventor
大平 洋
Hiroshi Ohira
洋 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2013093220A priority Critical patent/JP2014213417A/ja
Publication of JP2014213417A publication Critical patent/JP2014213417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D45/00Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs
    • B23D45/16Hand-held sawing devices with circular saw blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D47/00Sawing machines or sawing devices working with circular saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D47/12Sawing machines or sawing devices working with circular saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of drives for circular saw blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D59/00Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices
    • B23D59/02Devices for lubricating or cooling circular saw blades

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)

Abstract

【課題】操作性が良好であり、作業者に対する負荷が小さな切断機を得る。
【解決手段】カバー61に設けられたカバー側ホース取り付け部63にその一端が接続された接続ホース64の他端がカプラ10を構成するカプラプラグに接続される。これによって、カバー61で覆われた内部に注水がされる。カプラ10は鉛直方向(図3における上下方向)で回動自在となる。これによって、この切断機1を鉛直方向に回転させた場合においても、注水ホース100の鉛直方向における取付角度が自在となるため、切断機1を鉛直方向に回転させる動作を円滑に行うことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンジンやモーターを駆動源として動作するブレード(刃具)と共に、切断箇所への注液機構を備えた携帯用切断機に関する。
エンジンやモーターを駆動源としてブレード(刃具)を回転させ、このブレードを被切断材に当接させて切断作業を行う切断機が広く用いられている。特に、小型のエンジンや小型のモーターを駆動源とした携帯用切断機は軽量であるため、作業者がこうした切断機を持ち、被切断材の所望の箇所にブレードを当てて、切断を行うことができる。こうした切断機においては、切断と同時に切断箇所に注水も行える構成のものが用いられている。こうした構成の切断機(携帯用切断機)の構成は、例えば特許文献1に記載されている。
図5は、この切断機50の一例の構成を示す側面図である。この切断機50においては、本体51に小型、高出力のエンジン52が搭載される。エンジン52の出力軸53には、エンジン側プーリ54aが固定される。エンジン側プーリ54aから離間して、切断に用いられる略円板形状の刃具55が設けられる。刃具55の中心軸となる回転軸56は、本体51に取り付けられたアーム57の前端(図における右端)側に設けられ、刃具側プーリ54bが、この回転軸56に固定される。エンジン側プーリ54aと刃具側プーリ54bには、動力を伝達するためのベルト58が架け渡されるため、出力軸53の回転によって、刃具55が回転し、回転する刃具55によって、切断作業を行うことができる。
作業者は、本体51の中央付近に取り付けられたフロントハンドル59と、本体の後端側に取り付けられたリヤハンドル60を把持してこの切断機50を支え、回転する刃具55を被切断材に当接させて、切断作業を行うことができる。この際、刃具55の約半分を覆うように、カバー61が設けられている。カバー61によって、切断作業の際に発生した粉塵が作業者側に飛散することが抑制される。エンジン52の出力(出力軸53の回転速度)は、作業者がリヤハンドル60に隣接して設けられたスロットルレバー62を操作し、そのストローク量によって調整することができる。
また、このカバー61で覆われた内部には、粉塵を更に抑制するために、注水(注液)ができる構成とされる。また、この注水によって切断箇所を冷却することもできる。このため、カバー61に設けられたカバー側ホース取り付け部63には、合成樹脂等で形成され屈曲が自在で内部を水が流れる接続ホース64の一端が接続される。この接続ホース64に水(液体)を供給するためには、この切断機50の外部において一端が水道栓に接続された注水ホース(注液ホース)100が用いられる。一般的には、注水ホース100も合成樹脂等の材料で屈曲自在とされ、その長さは、切断機50の使用の態様に応じて適宜設定が可能である。
この切断機50を使用する際には注水ホース100がこの切断機50に取り付けられ注水が行われるが、この切断機50が停止中でかつこの切断機50を運搬するような場合には、注水ホース100は取り外される。このため、注水ホース100の切断機50への脱着は特に容易に行われるような構成とされる。このため、この注水ホース100と接続ホース64との接続には、カプラ80が用いられる。カプラ80は、切断機50側に固定されたカプラプラグ(プラグ)81と、注水ホース100の他端に固定されたカプラソケット(ソケット)82とで構成される。
図6は、この切断機50におけるカプラ80周辺の構成を、カプラソケット82がカプラプラグ81に装着された状態において示す図である。図6(a)はその上面図(図5における上側から見た図)であり、図6(b)はその側面図(図5における紙面手前側から見た図)である。ここで、カプラプラグ81は本体51側に取り付けられ、カプラソケット82は、切断機50とは別体とされた注水ホース100に取り付けられる。この切断機50の使用時においては、カプラソケット82は、カプラプラグ81に対して、図5、6に示されるように嵌合して装着される。
カプラプラグ81は固定ステー65に固定され、固定ステー65は、本体51の下部に固定されたロアガード66に固定されている。図6において、接続ホース64側は透視図が示されている。カプラプラグ81の右端にはホースジョイント811が設けられ、接続ホース64は図6中右側からこのホースジョイント811に装着される。この状態で、ロックナット812が、接続ホース64を外周側から締める形態でカブラプラグ81に螺合して固定される。この際に、固定ステー65も、ロックナット812によってカプラプラグ81に固定される。固定ステー65の本体51に近い側は屈曲した形状とされ、この屈曲した部分がネジ67によって、ロアガード66と共に本体51に固定される。この構成により、カプラプラグ81は本体51に固定される。
一方、図6において、この切断機50に取り付けられる注水ホース100の右端には、カプラソケット82が固定される。注水ホース100のカプラソケット82への取付は、接続ホース64のカプラプラグ81への取付と同様である。すなわち、カプラソケット82の左側に設けられたホースジョイント(図示せず)に注水ホース100が左側から装着された構造がロックナット821によって固定される。また、カプラソケット82のカプラプラグ81への装着は、カプラソケット82をカプラプラグ81側に押し込むだけでこれらが嵌合し、この際に水がOリングによってシールされた状態で接続されるように構成される。
上記の切断機50においては、図6の形態で本体51に固定されたカプラプラグ81(カプラ80)が用いられることによって、注水ホース100の脱着を容易に行うことができる。注水ホース100は、この切断機50を使用する場合においてのみ装着され、例えば停止中の切断機50を運搬する場合等においては、装着されない。
この切断機50においては、上記の構成により、切断時においては注水ホース100が装着され水が供給されることによってカバー61内に注水がなされるために、粉塵の飛散が抑制される。こうした構成は、例えば被切断材がコンクリート等、粉塵を発生しやすい場合には特に有効である。この際、切断箇所の冷却も行われる。また、作業環境近くにある水道栓に注水ホース100を取り付けて使用することができるために、様々な場所で使用をする携帯用切断機として、こうした構成は極めて有効である。
特開2012−232442号公報
実際に切断作業を行なう際には、刃具55を回転させた状態で刃具55の位置を調整することが必要となる。この際、切断機50を単に平行移動するだけではなく、例えば切断機50自身を水平方向で回転させて向きを変える動作も場合によっては必要となる。上記の構成において切断機50に接続される注水ホース100は屈曲自在であるものの、こうした動作を行う場合には、注水ホース100の存在によってその動作が制限されるため、作業性が悪くなる場合があった。また、注水ホース100の曲げ抵抗によって切断機50移動や回転の際の作業者の負荷が大きくなる場合もあった。更に、この際の注水ホース100の変形によって水の流れが阻害される場合もあった。
こうした問題を解消するためには、想定される切断機50の動きに対応できるように、接続する注水ホース100を充分に長くすることが有効である。しかしながら、作業者がこの切断機50を作業中に移動、回転させる際には、接続された注水ホース100も切断機50と共に移動、回転させることになる。この場合において、作業中にはこの注水ホース100の内部は水で満たされているため、注水ホース100は、その全長が長い場合には特に重くなる。
このため、上記の構成の切断機を使用するにあたり、その操作性は良好ではなく、作業者に対する負荷は大きかった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、上記の問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の携帯用切断機は、本体に設置された駆動源によって駆動された刃具によって被切断材を切断可能であり、前記本体の外部から液体を供給するための注液ホースが装着される注液ホース装着部を前記本体に具備し、前記刃具を覆うカバーの内部に対して注液が行われる携帯用切断機であって、前記注液ホース装着部に装着された前記注液ホースの前記本体に対する取付角度が可変とされたことを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、前記注液ホース装着部は、前記本体に対して回動自在の状態で前記本体に取り付けられたことを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、前記注液ホース装着部は、前記本体に固定された注液ホース装着部本体と、当該注液ホース装着部本体に対する取付角度が可変とされた注液ホース装着部先端部とを具備し、前記注液ホースは、前記注液ホース装着部先端部に装着され、前記注液ホース装着部先端部から前記注液ホース装着部本体まで前記液体が流通する構成とされたことを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、前記注液ホース装着部は、プラグとソケットが組み合わされて構成されるカプラにおける前記プラグ、前記ソケットのうちの一方を具備することを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、前記駆動源はエンジンであることを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、前記刃具は、中心軸の回りで回転する略円板形状であることを特徴とする
本発明は以上のように構成されているので、操作性が良好であり、作業者に対する負荷が小さな切断機を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る切断機において使用されるカプラ周囲の構成を示す上面図(a)、側面図(b)である。 本発明の第1の実施の形態に係る切断機において使用されるカプラ周囲の構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る切断機が使用される際の形態を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る切断機において使用されるカプラの構成を示す断面図である。 従来の切断機が使用される際の形態を示す側面図である。 従来の切断機において使用されるカプラ周囲の構成を示す上面図(a)、側面図(b)である。
本発明の実施の形態となる携帯用切断機(切断機)について説明する。この切断機においては、切断の作業時に切断箇所に注液がなされる。このため、この切断機に対しても、本体に取り付けられた注液ホース装着部に対して、外部から液体(水)を供給するための注液ホース(注水ホース)が装着される。ここで、この注液ホース装着部周囲の構成、あるいは注液ホース装着部自身に特徴がある。この構造によって、本体に対する注液ホースの取付角度が可変とされる。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る切断機においては、図5、6に記載の構成と同様のカプラが使用されるが、カプラの本体への取付方法が異なっている。図1は、この切断機におけるカプラ10周辺の構成を図6に対応して示す図であり、図1(a)はその上面図、図1(b)はその側面図である。この切断機におけるカプラ10及びその周辺以外の構成は、図5に示された切断機50と同様である。すなわち、この切断機内においては、カバー61に設けられたカバー側ホース取り付け部63にその一端が接続された接続ホース64の他端がカプラ10を構成するカプラプラグ(プラグ:注液ホース装着部)11に接続される。これによって、カバー61で覆われた内部に注水がなされる。
この切断機においては、接続ホース64が取り付けられたカプラプラグ(注液ホース装着部)11が、保治具15を用いて固定ステー20に取り付けられる。固定ステー20は、本体51の下部に固定されたロアガード66に固定されている。この切断機の使用時においては、注水ホース100に取り付けられたカプラソケット(ソケット)12は、この状態のカプラプラグ11に装着される。図1は、カプラソケット12がカプラプラグ11に装着された状態を示している。図6のカプラ80と同様に、接続ホース64はロックナット111を用いてカプラプラグ11に固定され、注水ホース100はロックナット121を用いてカプラソケット12に固定される。
図2(a)は、図1(b)におけるA−A方向の断面を示す図であり、図2(b)は、図2(a)における破線で囲まれた領域を拡大した断面図である。ここでは、カプラプラグ11の取り付け構造が示されている。保治具15は、図1(a)、図2(a)に示されるように、保治具15a(図2(a)における保治具15の左側の部分)、保治具15b(図2(a)における保治具15の右側の部分)が組み合わされて構成される。保治具15a、15bは共に略半円筒形状の内面をもち、円筒形状の外面をもつカプラプラグ11は、保治具15a、15bに挟持されて固定される。保治具15a、15bが上下の2箇所でそれぞれネジ16、ナット17を用いて固定されることによって、固定具15(15a、15b)とカプラプラグ11が一体化されて固定される。
一方で、断面がコの字状である固定ステー20は、固定ステー20側からロアガード66に設けられた連通穴18を通して、ネジ19によって本体51に固定される。この構成によって、固定ステー20は、ロアガード66と共に本体51に固定される。
図2に示されるように、保治具15aの左側内面には凹部151が形成され、これに対応する箇所の外面が突出し、固定ステー20に取り付けられる保治具取り付け部152となっている。保治具取り付け部152の左端には、更に左側(固定ステー20側)に向かって突出した凸部153が形成され、凹部151側から保治具取り付け部152、凸部153を左右方向で貫通する連通穴154が形成されている。
図2(b)において、固定ステー20側にも、連通穴201が形成されており、この連通穴201内を保治具15aの凸部153が貫通する。凸部153の高さ(図2(b)における左右方向の長さ)は、固定ステー20の厚さよりも大きくされる。このため、保治具15が固定ステー20に取り付けられた状態では、凸部153の先端(左端)は、固定ステー20の表面から距離Dだけ突出する。
この形態において、保治具15aの凹部151側から連通穴201を貫通するネジ21よりも大きな外径をもつナット22をネジ21の先端に取り付けることによって、保治具15は固定ステー20に取り付けられる。ただし、ネジ21を軸として保治具15を回動自在とすることができる。このため、この構成においては、保治具15に固定されたカプラ10は、図1、図2(a)において矢印で示されるように、回動自在となる。
図3は、図1、2に記載の構成を具備する切断機1による被切断材Sを切断する作業の際の形態を示す側面図である。この図は従来の切断機50における図5に対応する。図示されるように、図1、2の構成のカプラ10、固定ステー20等を用いることにより、カプラ10は鉛直方向(図3における上下方向)で回動自在となる。これによって、この切断機1を鉛直方向に回転させた場合においても、注水ホース100の鉛直方向における取付角度が自在となるため、切断機1を鉛直方向に回転させる動作を円滑に行うことができる。なお、この動きの際に接続ホース64が屈曲するが、図示されるように、切断機1内における接続ホース64の長さに裕度をもたせることによって、この動きに対応することができる。
このため、この切断機1の操作性は良好であり、作業者に対する負荷も小さくなる。こうした効果は、この切断機1が、作業者がこれを保持して使用する携帯用切断機である場合において、特に顕著である。また、こうした効果は、図1、2に示されるように、通常知られるカプラにおけるプラグの本体に対する固定方法を、従来の構造(図6)から変えただけの単純な構成で得られる。
(第2の実施の形態)
前記の切断機1においては、カプラプラグ(注液ホース装着部)11を本体51に対して回動自在とすることによって、注水ホース100の取付角度が可変とされた。ここで、カプラ10(カプラプラグ11)自身の構造は従来の切断機50に使用されたカプラ80と同様であった。この場合、注水ホース100の取付角度と同時に、接続ホース64の取付角度も変動した。これに対して、注水ホース100の取付角度のみが可変となるようなカプラを用いることもできる。
図4は、注水ホース100の取付角度が可変となるようなカプラ30の構成を示す部分断面図である。図4(a)〜(c)はその取付角度が異なる3種類の場合の形態を示している。ここで、カプラプラグ31側においては、その中心軸に沿った断面図が示されている。注水ホース100(カプラソケット12)側の構成は、図6、図1に記載の構成と同様であるため、説明を省略する。
ここで用いられるカプラプラグ31(注液ホース装着部)においては、その左端部に設けられたカプラプラグ先端部(注液ホース装着部先端部)311にカプラソケット12が装着される。また、接続ホース64は、カプラプラグ本体(注液ホース装着部本体)312の右端に設けられたジョイント313に装着される。カプラプラグ先端部311とカプラプラグ本体312との間にはボールジョイント構造が設けられ、カプラプラグ先端部311のカプラプラグ本体312に対する取り付け角度は可変とされる。このボールジョイント構造の内部を水が流れる構成とされる。
ジョイント313からカプラプラグ本体312側に向かって、内部を水が流れる連通穴314が形成されている。カプラプラグ本体312には、この連通穴314の左側に接続された形態で、部分的に球形の内面を具備する球形穴315が形成されている。この球形穴315の内部で球形穴315の内面と接するような部分的に球形の表面を具備するポールプラグ316が設置される。ボールプラグ316における球形の表面でない箇所からその中心を通り反対側まで連通穴317が形成されている。ボールプラグ316が球形穴315の内部で回動することによって、連通穴317の連通穴314に対する角度は、図4(a)〜(c)に示されるように変化するが、いずれの場合においても、このボールプラグ316における連通穴317から球形穴315、連通穴314の間で水を流すことができる。また、球形穴315の左側は、水を外部に漏らさないためのシール318によって封止され、シール318の外側には蓋319が取り付けられる。
カプラプラグ先端部311は、このボールプラグ316に固定され、カプラプラグ先端部311から連通穴317に向かって水が流れる構成とされる。このため、カプラプラグ先端部311の取付角度も、図4(a)〜(c)に示されるように変化させることができる。このため、カプラプラグ先端部311にカプラソケット12を装着すれば、図4(a)〜(c)のどの場合においても、注水ホース100側から接続ホース64側まで水を流すことができる。
なお、この構成のカプラ30(カプラプラグ本体312)を本体51に固定するためには、図6に示された従来の固定方式を同様に用いることができる。上記の構成により、この場合には、カプラプラグ31自身が回動しない従来の固定方式を用いた場合でも、本体51に対する注水ホース100の取付角度が可変となる。これによって、前記の切断機1と同様に、操作性を良好とし、作業者に対する負荷を小さくすることができる。
この場合においては、カプラプラグ本体312よりも水が流れる下流側は全て本体51に対して固定されるため、本体51に対する注水ホース100の取付角度が変わった場合でも、接続ホース64に対する影響は全く生じない。このため、接続ホース64に対する負荷は小さくなる。また、第1の実施の形態においては、注水ホース100の取付角度は鉛直方向においてのみ可変であったのに対し、図4の構成のカプラ30が用いられた場合には、可動範囲はボールプラグ316と球形穴315の形状によって制限されるものの、全ての方向における取付角度が可変となる。
また、上記の例では、球形穴315とボールプラグ316とが組み合わされたボールジョイント構造が用いられるものとしたが、同様にカプラプラグ先端部311の取付角度を変化させることができる構成で水を流すことができる限りにおいて、これらの構成は任意である。例えば、球形穴315とボールプラグ316の代わりに、中心軸が図6における紙面と垂直方向となる円筒形状の穴と、部分的に円筒形状のプラグを用いれば、プラグが紙面と垂直な軸の回りに回動可能となるため、第1の実施の形態と同様に、鉛直方向における注水ホース100の取付角度を可変とすることができる。
このように、本体51側に取り付けられたカプラプラグ(注液ホース装着部)において、本体51に固定されたカプラプラグ本体(注液ホース装着部本体)と、カプラプラグ本体に対する取付角度が可変とされたカプラプラグ先端部(注液ホース装着部先端部)を用い、カプラプラグ先端部からカプラプラグ本体の間で水を流通させる構成とすることによって、上記の切断機の操作性を向上させることができる。
なお、上記の例においては、注水ホースと切断機側との接続には、プラグとソケットとで構成されるカプラが用いられ、切断機側にプラグが、注水ホース側にソケットが取り付けられる構成とした。しかしながら、切断機側にソケットが、注水ホース側にプラグを取り付けた場合においても、同様の構成を実現することができ、同様の効果を奏することは明らかである。あるいは、注水ホースと切断機側との接続方法は任意である。
また、上記の例では、刃具が回転する略円板形状であるものとしたが、例えば、刃具が往復直線運動をする場合においても、これを覆うカバーが設けられ、このカバーの内部に注水がなされる構成を具備する切断機であれば、同様の構成が有効であることは明らかである。
また、上記の例では、刃具を駆動するのは高出力のエンジンであるとしたが、バッテリ等を電源とするモーターを用いた場合であっても、同様である。
更に、上記の例では、切断部に水が供給され、このために水道栓に接続された注水ホースが用いられるものとしたが、粉塵の抑制や切断箇所の冷却を行う場合に、水以外の液体を用いることもできる。こうした場合においても、切断機の外部からホース(注液ホース)を用いてこの液体を供給する限りにおいて、上記の構成は有効である。
1、50 切断機(携帯用切断機)
10、80、30 カプラ
11、31、81 カプラプラグ(プラグ:注液ホース装着部)
12、82 カプラソケット(ソケット)
15、15a、15b 保治具
16、21、67 ネジ
17、22 ナット
20、65 固定ステー
51 本体
52 エンジン
53 出力軸
54a エンジン側プーリ
54b 刃具側プーリ
55 刃具
56 回転軸
57 アーム
58 ベルト
59 フロントハンドル
60 リヤハンドル
61 カバー
62 スロットルレバー
63 カバー側ホース取り付け部
64 接続ホース
66 ロアガード
100 注水(注液)ホース
111、121、812、821 ロックナット
151 凹部
152 保治具取り付け部
153 凸部
154、201、314、317 連通穴
311 カプラプラグ先端部(注液ホース装着部先端部)
312 カプラプラグ本体(注液ホース装着部本体)
313 ジョイント
315 球形穴
316 ポールプラグ
318 シール
319 蓋
811 ホースジョイント
S 被切断材

Claims (6)

  1. 本体に設置された駆動源によって駆動された刃具によって被切断材を切断可能であり、前記本体の外部から液体を供給するための注液ホースが装着される注液ホース装着部を前記本体に具備し、前記刃具を覆うカバーの内部に対して注液が行われる携帯用切断機であって、
    前記注液ホース装着部に装着された前記注液ホースの前記本体に対する取付角度が可変とされたことを特徴とする携帯用切断機。
  2. 前記注液ホース装着部は、前記本体に対して回動自在の状態で前記本体に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の携帯用切断機。
  3. 前記注液ホース装着部は、前記本体に固定された注液ホース装着部本体と、当該注液ホース装着部本体に対する取付角度が可変とされた注液ホース装着部先端部とを具備し、
    前記注液ホースは、前記注液ホース装着部先端部に装着され、前記注液ホース装着部先端部から前記注液ホース装着部本体まで前記液体が流通する構成とされたことを特徴とする請求項1に記載の携帯用切断機。
  4. 前記注液ホース装着部は、プラグとソケットが組み合わされて構成されるカプラにおける前記プラグ、前記ソケットのうちの一方を具備することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の携帯用切断機。
  5. 前記駆動源はエンジンであることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の携帯用切断機。
  6. 前記刃具は、中心軸の回りで回転する略円板形状であることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の携帯用切断機。
JP2013093220A 2013-04-26 2013-04-26 携帯用切断機 Pending JP2014213417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013093220A JP2014213417A (ja) 2013-04-26 2013-04-26 携帯用切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013093220A JP2014213417A (ja) 2013-04-26 2013-04-26 携帯用切断機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014213417A true JP2014213417A (ja) 2014-11-17

Family

ID=51939677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013093220A Pending JP2014213417A (ja) 2013-04-26 2013-04-26 携帯用切断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014213417A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7339822B2 (ja) 2019-09-12 2023-09-06 株式会社マキタ パワーカッタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7339822B2 (ja) 2019-09-12 2023-09-06 株式会社マキタ パワーカッタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6334144B2 (ja) 往復動式作業工具
US20220272906A1 (en) Pole saw
US5186394A (en) Remote controlled freely pivotal nozzle
US20160221088A1 (en) Power tool
JP6239800B1 (ja) 線材成形機
US20130037290A1 (en) Power-Driven Hand Tool
JP2011062770A (ja) 電動工具
KR101237779B1 (ko) 공작기계용 선회형 헤드
JP2006207184A (ja) 旋回装置の油脂給排構造
KR101308041B1 (ko) 공작기계용 3축 밀링헤드
JP2014213417A (ja) 携帯用切断機
JP6615675B2 (ja) アタッチメントおよび作業工具
JP6113003B2 (ja) 手持ち式電動工具
JP4451344B2 (ja) ハンドル
JP2010274385A (ja) 電動工具
JP2014237399A (ja) リモートコントロール装置
JP2014144502A (ja) 切削液供給装置
KR20170064404A (ko) 텐덤 와이어 일체형 서보모터
JP5371799B2 (ja) 操作レバー取付構造
JP5720312B2 (ja) 携帯用作業機
CN112917267B (zh) 一种聚乙烯管材成型系统及成型工艺
JP2017196853A (ja) 切断工具及びサブベース
JP5856496B2 (ja) 切削液供給装置
JP2014190363A (ja) エンジンのベルトテンション調整装置
CN209954765U (zh) 一种打锥机