JP2014212967A - 遊技媒体貸出機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が遊技終了時に、遊技媒体の貸出単位で割り切れる切りの良い遊技媒体の数をカードに記録すること。
【解決手段】遊技媒体貸出機は、遊技媒体としてのメダルを用いて遊技を行う遊技機としてのスロットマシンに隣接して設置され、そのメダルの貸し出しを行うものであり、本特徴構成は、ピタリ制御部33を備えたことにある。このピタリ制御部33は、メダルを貸し出すための所定の数値である貸出単位で割り切れる該メダルの枚数をピタリ枚数として、カード(記憶手段)に記憶する制御を行う。ピタリ制御部33は、スロットマシン11の遊技で獲得されたメダルの枚数について、貸出単位の倍数の内、獲得メダル枚数を超えない最大の枚数をピタリ枚数として、カードに記憶する第1制御を行う。また、第1制御において余り枚数が出た際に、この余り枚数のメダルを、貸出機から払い出す第2制御を行う構成とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、スロットマシン等の遊技機の各台に隣接して設置され、メダル等の遊技媒体の数をカードに記録する遊技媒体貸出機に関する。
一般的に、遊技機としての例えばスロットマシン(台)の各台の隣には、サンドと呼ばれるメダルの貸し出し並びに計数を行う遊技媒体貸出機(以降、貸出機ともいう)が設置されている。この貸出機として、特許文献1に記載の遊技用装置のように、遊技者がスロットマシンによる遊技で獲得したメダルを計数し、この計数されたメダル枚数の情報を磁気カードやIC(Integrated Circuit)カード等のカード(プリペイドカード等)に記録するものがある。
このような貸出機では、貨幣投入口から投入される貨幣の金額に応じた枚数のメダルを、所定の貸出単位で払出口から払い出すようになっている。その貸出単位は、例えば1000円で50枚と定められている。この例の場合、1000円を貸出機の貨幣投入口から投入することにより50枚のメダルが払出口から払い出される。また、カードでメダルを払い出す場合も貸出単位で行われる。例えばメダル240枚分の情報が記録されているカードを貸出機に挿入して、遊技者が1回の払出操作を行うと、貸出単位の50枚が払い出される。
このようにメダルの払い出しは貸出単位で行われるが、遊技終了時等にカードに記録されるメダル枚数は、遊技者が貸出機のメダル投入口から投入して計数される全メダル枚数(例えば476枚)なので、貸出単位(50枚)の倍数とは無関係となっている。
なお、カードへのメダル枚数の記録は、カード自体への記録と、ホールコンピュータの記憶手段への記録とがある。その記憶手段に記録する場合は、カードのID(identification)とリンクさせて記録するようになっている。
特開2002−177619号公報
ところで、上述した貸出機においては、遊技者が遊技終了時に、カードに、貸出単位の倍数の切りの良いメダル枚数を記録して残したいと思う場合に、記録対象のメダル枚数が貸出単位で割り切れる枚数ではないことが多い。この場合、遊技者は、払出操作を行っても、メダルは貸出単位で払い出されるので、払出後の記録枚数が切りの良い枚数とはならない。つまり、切りの良いメダル枚数をカードに記録することができないという問題がある。
例えば、遊技終了時のメダル枚数が476枚の場合に、遊技者が、切りの良い枚数として貸出単位の50枚で割り切れる450枚を残そうと思っても、貸出単位は例えば50枚なので、払出操作によって切りの良い枚数とならない。換言すれば、貸出単位で割り切れる枚数とならない。払出操作を1回行った場合、カードに、切りの良くない枚数の426枚がメダル枚数として記録されることになる。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、遊技者が遊技終了時に、遊技媒体の貸出単位で割り切れる切りの良い遊技媒体の数をカードに記録することができる遊技媒体貸出機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の遊技媒体貸出機は、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機に隣接して設置され、その遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出機であって、遊技媒体を貸し出すための所定の数値である特定単位で割り切れる遊技媒体の数を記憶数として、記憶手段に記憶する制御を行う制御手段を備え、前記制御手段は、前記特定単位の倍数の内、前記遊技機の遊技で獲得された遊技媒体の数を超えない最大の数を記憶数として、前記記憶手段に記憶する第1制御を行い、前記第1制御において余り数が出た際に、この余り数の遊技媒体を、前記遊技媒体貸出機から払い出す第2制御を行うことを特徴とする。
その他の手段については後記する。
本発明によれば、遊技者が遊技終了時に、遊技媒体の貸出単位で割り切れる切りの良い遊技媒体の数をカードに記録することができる遊技媒体貸出機を提供することができる。
(a)は本発明の実施形態に係る遊技媒体貸出機の外観構成を示す正面図、(b)は遊技媒体貸出機の右側面図である。 本実施形態の遊技媒体貸出機とスロットマシンとの外観正面図である。 本実施形態の遊技媒体貸出機の構成を示し、(a)は計数メダル通路を示す斜視図、(b)は払出メダル通路を示す斜視図である。 本実施形態の遊技媒体貸出機の右側面側から見た内部構成を示す図である。 本実施形態の遊技媒体貸出機の制御ユニットの構成等を示すブロック図である。 本実施形態の遊技媒体貸出機によるメダル枚数のピタリ記録制御の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<実施形態の構成>
図1(a)は、本発明の実施形態に係る遊技媒体貸出機12の外観構成を示す正面図、(b)は遊技媒体貸出機12の右側面図である。図2は遊技媒体貸出機12とスロットマシン(遊技機)11との外観正面図である。なお、遊技媒体貸出機12は、単に、貸出機12とも記載する。
貸出機12は、図2に示すように、スロットマシン11に隣接して設置されており、本発明の特徴として、後述するように磁気カードやICカード等のカード(プリペイドカード等)に、スロットマシン11の遊技で獲得後に計数されたメダル(遊技媒体)枚数を、メダルの貸出単位(特定単位)で割り切れる切りの良い枚数として記録することができるようになっている。但し、貸出単位は、本例では1000円で50枚と定められているとする。この他、貸出単位は、例えば1000円で200枚や500枚であってもよく、任意に定めることが可能である。
スロットマシン11は、遊技者が遊技媒体としてのメダルを用いて遊技を行うものである。このスロットマシン11は、正面に、表示窓14aと、この表示窓14aの内側に配置されたリールの回転を開始するためのレバー14bと、回転したリールを停止するためのストップボタン14cとを有する遊技操作部14を備える。更に、スロットマシン11は、正面に、メダル投入口13及びメダル受け皿16が設けられており、メダル投入口13へのメダルの投入を条件に、遊技操作部14を操作する遊技者に、表示窓14aから見えるリールの回転/停止による遊技を行わせる。そして、遊技の結果に応じてメダル受け皿16へメダルの払い戻しを行う。
貸出機12は、スロットマシン11で遊技する遊技者に貨幣の投入額に応じた枚数のメダルを貸出単位で貸し出すと共に、遊技者が遊技で取得したメダルを計数し、この計数したメダル枚数を、後述のようにメダルの貸出単位で割り切れる切りの良い枚数として記録するものである。
この貸出機12は、図1(a)及び(b)に示すように、外形が縦長直方体形状を成し、内部に、制御ユニット25と、カードユニット28と、払出ホッパー26と、計数ホッパー27とを備える。また、貸出機12は、正面に露出して上方から下方に向かって順に、貨幣投入口21と、制御ユニット25の構成要素であるピタリ記録ボタン25aと、カードユニット28の構成要素であるカード挿入口28a及び操作部28bと、払出計数部22と、ノズル23とを備える。但し、ピタリ記録ボタン25aは、本実施形態の特徴要素である。
貨幣投入口21は、遊技者により投入される紙幣又は硬貨による貨幣(本例では紙幣とする)の投入口である。
カードユニット28は、操作部28bの操作に応じて、カード挿入口28aに挿入されたカードにメダル枚数の情報を書き込んで記録したり、カードの記録情報を読み取ったりする装置である。このカードの書き込み及び読み取りの情報は、制御ユニット25へ出力される。また、カード挿入口28aは、操作部28bの操作に応じて、挿入されたカードを排出する動作も行う。
操作部28bは、操作ボタン及び操作可能な液晶画面を備え、貨幣投入口21への紙幣投入又はカード挿入口28aへのカード挿入後に、遊技者がメダルの払出操作を行う装置である。例えば、操作部28bで1回の払出操作が行われると、貸出単位「50枚」のメダルがノズル23から払い出される。
また、操作部28bでは、後述の計数後のメダル枚数を、カード挿入口28aに挿入されたカードに書き込んで記録する操作が行われる。
また、貸出機12には内部に予めストックされているカードがあり、遊技者の貨幣投入に応じたメダル枚数が、そのカードに記憶されるが、このカードを使用してメダルの払い出しや、メダル枚数の記録を行ってもよい。
ノズル23は、ノズル本体23aとノズルトップ23bから構成され、払出ホッパー26から払い出されるメダルを、スロットマシン11のメダル受け皿16(図2参照)に誘導する。
払出ホッパー26は、制御ユニット25の制御指示により所定枚数のメダルを払い出す。この払い出されたメダルは、ノズル23を介してメダル受け皿16(図2参照)へ払い出される。
払出計数部22は、図3(a)に示すように、遊技者が計数のために投入するメダルを受ける計数メダル受皿部24と、計数メダル受皿部24から計数ホッパー27までの計数メダル通路(矢印P1で示し、以降、計数メダル通路P1ともいう)の少なくとも一部と、図3(b)に示すように、払出ホッパー26{図1(b)参照}からノズルトップ23bまでの払出メダル通路Pの少なくとも一部とを一体の部材として構成したものである。
計数メダル受皿部24は、図3(a)に示すように上方側に開口する開口部を有する。開口部は、払出計数部22の上部に設けられ、鉛直方向の上向きに開口しており、遊技者が計数のために投入するメダルを受ける部分である。なお、開口部は、上向きではなく、斜め上方向に開口していてもよい。
計数ホッパー27は、計数メダル受皿部24に投入されたメダルの枚数を計数し、このメダルの枚数を制御ユニット25に伝える。
但し、貸出機12においては、図1(b)に示す払出ホッパー26と計数ホッパー27との位置が上下逆構成の場合もある。この構成の場合も、下方の払出ホッパー26からノズル23へメダルが払い出され、上方の計数ホッパー27で計数メダル受皿部24に投入されたメダルの枚数が計数される。
なお、図3の斜視図において、貸出機12の「上」、「下」、「左」、「右」、「前(正面)」、「後(背面)」の各方向を矢印で示した。他の図についてもそれにならうものとする。
更に、貸出機12は、図4に内部構成を示すように、計数ホッパー27の上端にオートスタートセンサ(以降、単にセンサとも略す)27aを備え、計数ホッパー27の下方に下方向誘導部29を備える。
センサ27aは、計数メダル受皿部24から投入されたメダルがセンサ27aの近傍を通過すると、そのメダルを検知して検知信号を制御ユニット25(図1参照)へ送出する。その検知信号に応じて制御ユニット25(図1参照)が計数ホッパー27の計数動作を始動する制御を行う。
また、計数メダル通路P1で示すように、計数メダル受皿部24から入ったメダルは、計数ホッパー27を通過し、更に下方向誘導部29から下方へ向かい、回収コンベア41へ排出される。回収コンベア41は、図4において、上記の「左」及び「右」の方向に延びており、計数ホッパー27で計数後に回収されるメダル、又は、スロットマシン11から回収されるメダルを、図示せぬメダル循環補給装置まで運搬する。メダル循環補給装置は、メダルの自動回収及び自動補給を行うものとして周知であり、回収したメダルを再びスロットマシン11及び貸出機12へ補給する。
図1に示す制御ユニット25は、貸出機12における各種制御を行う。この制御ユニット25は、図5に示すように、本発明特徴要素のピタリ制御部(制御手段)33を備えて構成されている。
ピタリ制御部33は、ピタリ記録ボタン25aが押下された際に、貸出単位の倍数の切りの良いメダル枚数を、カード(記憶手段)に記録する制御を行うものである。本実施形態では、その貸出単位の倍数の切りの良いメダル枚数をカードに記録することを、ピタリ記録と表現し、このピタリ記録とする制御をピタリ制御と表現する。
つまり、ピタリ記録ボタン25aは、遊技者が遊技終了時にカードにメダル枚数をピタリ記録したい場合に押下するボタンである。
ピタリ制御部33は、メダル枚数記憶部33aと、ピタリ枚数計算部33bと、ピタリ記録制御部33cと、余りメダル払出制御部33dとを備えている。
メダル枚数記憶部33aは、計数ホッパー27で計算されたメダル枚数を記憶するものである。
ピタリ枚数計算部33bは、ピタリ記録ボタン25aが押下された際に、メダル枚数記憶部33aに記憶されたメダル枚数(以降、記憶メダル枚数ともいう)において、貸出単位の倍数の切りの良いメダル枚数を計算するものである。例えば、遊技終了時の記憶メダル枚数が476枚の場合に、ピタリ記録ボタン25aが押下されると、ピタリ枚数計算部33bが、貸出単位「50枚」の倍数の内、記憶メダル枚数「476枚」を超えない最大のメダル枚数「450枚」を、ピタリ枚数「450枚」とする計算を行う。なお、ピタリ枚数は、カードに記憶される記憶枚数である。
更に、ピタリ枚数計算部33bは、計算で得られたピタリ枚数「450枚」を、ピタリ記録制御部33cへ出力する。また、ピタリ枚数計算部33bは、その計算で余り枚数が出た場合、その余り枚数を余りメダル払出制御部33dへ出力する。この計算例では、476−450=26枚が余り枚数として出力される。
また、ピタリ枚数計算部33bは、記憶メダル枚数が貸出単位「50枚」未満の場合は、貸出単位の1倍未満なので、この場合、ピタリ枚数をピタリ記録制御部33cへは出力せず、また、その1倍未満のメダル枚数「49枚以下のメダル枚数」を、余り枚数として余りメダル払出制御部33dへ出力する。
ピタリ記録制御部33cは、ピタリ枚数をカードに記録する制御を行うものである。このピタリ記録制御部33cは、ピタリ枚数計算部33bから入力されたピタリ枚数「450枚」をカードに記録する制御を、カードユニット28に対して行う。カードユニット28は、その記録制御に応じてカードにピタリ枚数「450枚」を記録する。
余りメダル払出制御部33dは、ピタリ枚数計算部33bから入力される余り枚数「26枚」のメダルを、払出ホッパー26を介してノズル23から払い出す制御を行う。この制御は、余りメダル払出制御部33dが、余り枚数「26枚」のメダルをノズル23から払い出すための制御(メダル払出制御)を払出ホッパー26に行うものである。払出ホッパー26は、そのメダル払出制御に応じた余り枚数「26枚」のメダルをノズル23から払い出す処理を行う。
<実施形態の動作>
次に、本実施形態に係る貸出機12によるメダル枚数のピタリ記録制御の動作を、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、遊技者が図2に示すスロットマシン11の遊技で獲得した全てのメダルを、図3(a)に示す貸出機12の計数メダル受皿部24へ投入し、これにより計数ホッパー27で全獲得メダル枚数が計数されたとする。この計数されたメダル枚数は、図5に示すメダル枚数記憶部33aに記憶される。
ステップS2において、上記ステップS1の計数処理後に、遊技者がカードにメダル枚数をピタリ記録したいと思い、ピタリ記録ボタン25aを押下したとする。
この押下により、ステップS3において、ピタリ枚数計算部33bがピタリ枚数を計算する。この計算後、ステップS4において、余り枚数が有るか否かが判定される。
例えば、上記ステップS1の記憶メダル枚数が「450枚」であったとすると、上記ステップS3のピタリ枚数計算部33bでは、貸出単位「50枚」の倍数の内、記憶メダル枚数「450枚」を超えない最大のメダル枚数「450枚」を、ピタリ枚数「450枚」とする計算が行われる。
この場合、メダル枚数「450枚」が貸出単位「50枚」で割り切れるので余り枚数は出ない。従って、上記ステップS4の判定結果はNoとなり、ステップS5において、ピタリ記録制御部33cが、ピタリ枚数「450枚」をカードに記録する制御を行う。この制御によりカードユニット28が、カードにピタリ枚数「450枚」を記録する。
一方、上記ステップS1で記憶メダル枚数が「476枚」であったとすると、上記ステップS3のピタリ枚数計算部33bでは、貸出単位「50枚」の倍数の内、記憶メダル枚数「476枚」を超えない最大のメダル枚数「450枚」を、ピタリ枚数「450枚」とする計算が行われる。
この場合、メダル枚数「476枚」が貸出単位「50枚」で割り切れないので、割り切れる「450枚」と余り枚数「26枚」が出る。
従って、上記ステップS4の判定結果はYesとなり、ステップS6において、ピタリ枚数計算部33bが余り枚数「26枚」を余りメダル払出制御部33dへ出力する。同時に、ピタリ記録制御部33cが、ピタリ枚数「450枚」をカードに記録する制御を行い、カードユニット28がカードにピタリ枚数「450枚」を記録する。
次に、ステップS7において、余りメダル払出制御部33dが、ピタリ枚数計算部33bから入力された余り枚数「26枚」のメダルを、払出ホッパー26を制御してノズル23からスロットマシン11のメダル受け皿16へ払い出す。
この払い出されたメダルで遊技者は遊技を行うことが可能となる。或いは、遊技者がその払出メダルを景品に交換することも可能となる。
<実施形態の効果>
このような本実施形態の貸出機12は、遊技媒体としてのメダルを用いて遊技を行う遊技機としてのスロットマシン11に隣接して設置され、そのメダルの貸し出しを行うものであり、本特徴構成は、ピタリ制御部33を備えたことにある。ピタリ制御部33は、メダルを貸し出すための所定の数値である貸出単位(特定単位)で割り切れる該メダルの枚数(数)をピタリ枚数(記憶数)として、カード(記憶手段)に記憶する制御を行う。
ピタリ制御部33は、スロットマシン11の遊技で獲得されたメダルの枚数について、貸出単位の倍数の内、獲得メダル枚数を超えない最大の枚数をピタリ枚数として、カードに記憶する第1制御を行う。また、第1制御において余り枚数(余り数)が出た際に、この余り枚数のメダルを、貸出機12から払い出す第2制御を行う構成とした。
この構成によれば、遊技者が遊技終了時に、貸出単位の倍数の切りの良いメダル枚数をカードに記憶して残すことができるので、遊技者に遊技の止め時の契機を与えたり、遊技者の気持ちを割り切った気分にしたりすることができる。
また、カードに貸出単位の倍数の切りの良いメダル枚数を残せるので、この残った貸出単位の倍数のメダル枚数から、交換できる特殊景品の数量を把握し易くすることができる。
更に、遊技者が余り枚数に対応する景品の取得を望まない場合に、カードに記録されたメダル枚数に、余り枚数が出ないようにすることができる。
上記ではピタリ制御部33は、スロットマシン11での獲得メダルの計数を行う計数手段としての計数ホッパー27を備える貸出機12に設けられる構成として説明した。
しかし、計数手段を備えず、カードが使用できる構成の遊技媒体貸出機において、同様にピタリ制御部33を設けても、上記同様の効果を得ることができる。
また、スロットマシン11で獲得されたメダルの枚数から、ピタリ枚数を求めてカードに記憶させる命令の操作が行われるピタリ記憶ボタン(操作手段)25aを通常の記憶ボタンとは別に備える構成とした。
この構成によれば、遊技者がピタリ記録ボタン25aを押すことにより、ピタリ制御部33が、上記ピタリ枚数を求めてカードに記憶する制御を行う。従って、遊技者が、カードにピタリ枚数を記憶することを任意に選択することができる。
上記の貸出機12では、操作手段としてピタリ記録ボタン25aが設けられた構成としたが、操作部28bの液晶画面に、操作可能な「ピタリ記録ボタン」を表示させてもよい。
更には、ピタリ記録ボタン25aがない場合、操作部28bの液晶画面にピタリ記録モードを表示してこれを遊技者が選択し、このピタリ記録モードにおいて、遊技者が貸出機12の外面に設けられている図示せぬメダルの払出ボタンを押下してピッタリ記録を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、記憶手段として磁気カードやICカード等のカードを用いたが、この代わりに、同様の機能を有するICコインを使用し、カードユニット28の代わりにICコインリーダライタを用いてICコインに対してピタリ枚数等の情報の読み書きを行うようにしてもよい。
また、記憶手段としてのカードやICコインへの情報の記憶は、カードやICコイン自体に記憶してもよく、また、カードやICコインに登録されたID情報をキーとして、遊技媒体貸出機に通信回線で接続されたサーバに情報を読み書きしてもよい。
更に、記憶手段として携帯電話機を用いてもよい。これは周知技術であり、遊技媒体貸出機で計数されたメダル枚数等の情報を、携帯電話機を介してサーバに読み書き可能となっている。この技術では、貸出機の携帯用リーダライタ部に遊技者の携帯電話機をかざし操作することで、携帯電話機内部のICチップの製造番号等のIDに対応付けてサーバに遊技者を登録する。この登録後に、遊技者が上述したピタリ記録の操作を行うことにより、サーバに登録された遊技者のIDにピッタリ枚数が対応付けられて記憶される。この記憶後、遊技者が再度、携帯用リーダライタ部に携帯電話機をかざし操作して払出操作を行うことにより、IDに対応付けて登録してあるメダル枚数の中から所定枚数のメダルを貸出機から払い出すことができる。
以上で本実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれに限定されるものではなく、具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
11 スロットマシン(遊技機)
12 遊技媒体貸出機
13 メダル投入口
14 遊技操作部
14a 表示窓
14b レバー
14c ストップボタン
16 メダル受け皿
21 貨幣投入口
22 払出計数部
23 ノズル
23a ノズル本体
23b ノズルトップ
24 計数メダル受皿部
25 制御ユニット
25a ピタリ記録ボタン(操作手段)
26 払出ホッパー
27 計数ホッパー
27a オートスタートセンサ
28 カードユニット
28a カード挿入口
29 下方向誘導部
33 ピタリ制御部(制御手段)
33a メダル枚数記憶部
33b ピタリ枚数計算部
33c ピタリ記録制御部
33d 余りメダル払出制御部

Claims (3)

  1. 遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機に隣接して設置され、その遊技媒体の貸し出しを行う遊技媒体貸出機であって、
    遊技媒体を貸し出すための所定の数値である特定単位で割り切れる遊技媒体の数を記憶数として、記憶手段に記憶する制御を行う制御手段
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記特定単位の倍数の内、前記遊技機の遊技で獲得された遊技媒体の数を超えない最大の数を記憶数として、前記記憶手段に記憶する第1制御を行い、
    前記第1制御において余り数が出た際に、この余り数の遊技媒体を、前記遊技媒体貸出機から払い出す第2制御を行う
    ことを特徴とする遊技媒体貸出機。
  2. 前記遊技機の遊技で獲得された遊技媒体の数を計数する計数手段
    を備え、
    前記制御手段は、前記計数手段で計数された遊技媒体の数から前記記憶数を求めて、前記第1及び第2制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体貸出機。
  3. 前記第1及び第2制御を開始させるための操作が行われる操作手段
    を備え、
    前記操作手段で遊技者による操作が行われた際に、前記制御手段が、前記第1及び第2制御を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技媒体貸出機。
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