JP2014212966A - 遊技媒体貸出機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が遊技終了時に、遊技媒体の払出単位で割り切れる切りの良い遊技媒体数をカードに記録すること。
【解決手段】玉貸機は、隣接設置されたパチンコ機と通信により連携して動作し、パチンコ玉Pを貸し出すための所定の数値である貸出単位と、貸出単位の所定の倍数である払出単位とを用い、次の第1〜第3制御を行うピタリ制御部33を備える。ピタリ制御部33は、パチンコ機の遊技で獲得されたパチンコ玉Pの個数について、払出単位の倍数の内、獲得玉数を超えない最大の個数をピタリ持玉数として、カードに記憶する第1制御を行う。また、第1制御で余り玉数が出た際に、この余り玉数について、貸出単位の倍数の内、その余り玉数を超えない最大の個数のパチンコ玉Pを、パチンコ機12から払い出す第2制御を行う。また、第2制御で端玉数が出た際に、この端玉数のパチンコ玉Pを、玉貸機11から払い出す第3制御を行う構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機の各台に隣接して設置され、パチンコ玉等の遊技媒体の数をカードに記録する遊技媒体貸出機に関する。
一般的に、遊技機としての例えばパチンコ機(台)の各台の隣にはサンドと呼ばれる遊技媒体貸出機としての玉貸機が設置されている。この玉貸機には、特許文献1に記載のように、パチンコ機と通信を行い連携して動作するCR(Card Reader)玉貸機がある。このCR玉貸機は、遊技者によるIC(Integrated Circuit)カード等のカード(プリペイドカード)の挿入を受け付け、ここで、通信接続されたパチンコ機の玉貸ボタンが押されると、パチンコ機から貸玉を払い出させる。
この際のパチンコ玉の払い出しは、一般的に特許文献2に記載のように、所定の貸出単位の倍数で行われる。例えば、パチンコ玉の貸出単位が25玉(1玉が4円)と定められている場合、25玉は100円に相当する。この際に、500円単位で払い出しが行われるように、その遊技場で定められている場合、25玉×5=125玉が払出単位となり、この125玉を払出単位としてパチンコ機から貸玉の払い出しが行われる。
また、CR玉貸機は、遊技者により遊技終了の操作が行われると、現在の持玉数をカードに記録し、このカードをCR玉貸機から排出する。なお、カードへの持玉数等の情報の記録は、カード自体への記録と、ホールコンピュータの記憶手段への記録とがある。その記憶手段に記録する場合は、カードのID(identification)とリンクさせて記録するようになっている。
特開2002−369962号公報 特開2012−223617号公報
ところで、上述したCR玉貸機において、遊技者が遊技終了時に、カードに、払出単位の切りの良い玉数を記録したいと思う場合に、持玉数がその切りの良い玉数でないとする。この場合、遊技者が、玉の払出操作を行っても、払出操作では玉が払出単位で払い出されるので、払出後の持玉数が切りの良い玉数にならない。この場合、切りの良い持玉数をカードに記録することができないという問題がある。
例えば、遊技終了時の持玉数が1120玉の場合に、遊技者が、切りの良い玉数として払出単位の125玉で割り切れる1000玉を残そうと思い1回の払出操作を行うとする。この場合、払出単位の例えば125玉が払い出されるので、払出後の持玉数は1120−125=995玉となって、切りの良い玉数とならない。換言すれば、払出単位で割り切れる玉数とならない。この場合、カードに、切りの良くない玉数の995玉が持玉数として記録されることになる。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、遊技者が遊技終了時に、遊技媒体の払出単位で割り切れる切りの良い遊技媒体数をカードに記録することができる遊技媒体貸出機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の遊技媒体貸出機は、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機に隣接して設置され、その遊技機と通信により連携して動作する遊技媒体貸出機であって、前記遊技媒体を貸し出すための所定の数値である第1単位と、該第1単位の所定の倍数である第2単位とを用い、該第2単位で割り切れる該遊技媒体の個数を記憶個数として、記憶手段に記憶する制御を行う制御手段を備え、前記制御手段は、前記第2単位の倍数の内、前記遊技機の遊技で獲得された遊技媒体の個数を超えない最大の個数を記憶個数として、前記記憶手段に記憶する第1制御を行い、前記第1制御において第1の余り数が出た際に、前記第1単位の倍数の内、前記第1の余り数を超えない最大の個数の遊技媒体を、前記遊技機から払い出す第2制御を行い、前記第2制御において第2の余り数が出た際に、この第2の余り数の遊技媒体を、遊技媒体貸出機から払い出す第3制御を行うことを特徴とする。
その他の手段については後記する。
本発明によれば、遊技者が遊技終了時に、遊技媒体の払出単位で割り切れる切りの良い遊技媒体数をカードに記録することができる遊技媒体貸出機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る玉貸機の全体構成を示す斜視図である。 本実施形態の玉貸機の制御ユニットの構成等を示すブロック図である。 本実施形態の玉貸機による持玉数のピタリ記録制御の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る玉貸機11の全体構成を示す斜視図である。なお、図1に玉貸機11の「上」、「下」、「左」、「右」、「前(正面)」、「後(背面)」の各方向を矢印で示した。
本実施形態に係る玉貸機(遊技媒体貸出機)11は、パチンコ機(遊技機)12に隣接して設置され、パチンコ機12と通信を行い連携して動作するCR機であり、遊技者にパチンコ玉(遊技媒体)Pを払い出す機器である。
パチンコ機12は、玉貸機11と共に膳板13の上に載置されており、遊技盤14と、上皿15と、下皿16と、受皿17aを有する受皿ユニット17とを備えて構成されている。
遊技盤14は、遊技領域を構成する部分である。
上皿15は、遊技盤14の下に設けられ、パチンコ機12の内部の玉切りユニット(図示せず)から供給されるパチンコ玉Pを貯留するものである。上皿15には、玉貸ボタン15aと、返却ボタン15bとが設けられている。
玉貸ボタン15aは、1回の押下により、所定量単位としての例えば貸出単位{第1単位であり、本例では25玉(1玉が4円)とする}のパチンコ玉Pを上皿15へ貸し出すためのボタンである。返却ボタン15bは、上皿15にあるパチンコ玉Pを下皿16へ流下させて返却するためのボタンである。
下皿16は、上皿15の直下に設けられ、パチンコ玉Pを貯留するものである。下皿16には、下皿16の下に設けられた受皿17aにパチンコ玉Pを流下させる開閉式のシャッタ16aが設けられている。
受皿ユニット17は、遊技により獲得したパチンコ玉Pを、内部が空洞通路となった計数玉通路17bを介して玉貸機11の玉計数ユニット21へ流下させるものである。この流下により、遊技者が席を離れることなく玉計数ユニット21でパチンコ玉Pを計数できる。
この受皿ユニット17は、受皿17aの脇に、遊技者によって開閉可能な玉返却部17cを備える。遊技者が玉返却部17cを操作することにより、玉貸機11の内部を上から下へ向かって延びる図示せぬ排出側通路内をパチンコ玉Pが流下する。この流下したパチンコ玉Pは、排出側通路に連通する玉返却通路17dへ更に流下し、玉返却部17cに到達する。この到達したパチンコ玉Pを遊技者が玉返却部17cから受け取ることができる。
玉貸機11は、内部に、玉計数ユニット(計数手段)21と、カードユニット22と、玉供給ユニット23と、制御ユニット24と、ビルバリユニット25とを備えて構成されている。
玉計数ユニット21は、遊技者がパチンコ機12で獲得して受皿17aに流したパチンコ玉Pの個数をパチンコ機12毎に計数し、この計数結果を制御ユニット24へ出力する装置である。
カードユニット22は、遊技者の持玉数等のデータが記憶される図示せぬ磁気カードやICカード等のカード(プリペイドカード)に対して情報の読み取りや書き込みを行う装置である。カードユニット22は、玉貸機11の正面に露出するカード挿入口22aを備える。このカード挿入口22aにはカードが挿入され、挿入されたカードがカード挿入口22aから排出される。更に、カードユニット22で読み取ったデータは、制御ユニット24へ出力される。
玉供給ユニット23は、カウント部23aと、玉貸機11の内部において当該玉貸機11の上から下に向かって延びカウント部23aに連通する玉の供給側通路(図示せず)と、カウント部23aから下に向かって延び玉返却通路17dに連通する玉の排出側通路(図示せず)と、玉貸機11の正面に露出する払出ボタン23bとを備えて構成されている。
カウント部23aは、払出ボタン23bの押下後の制御ユニット24の制御に基き、カードユニット22内に挿入されたカードに記録されている持玉のうち貸出単位「25玉」未満のパチンコ玉P(24玉以下)、又は、貸出単位「25玉」の倍数のパチンコ玉Pをカウントして、カウント部23aの下方に連通する排出側通路(図示せず)へ流下させる。
なお、貸出機12には内部に予めストックされているカードもあるが、カウント部23aは、そのストックされたカードに記録された持玉のうち貸出単位「25玉」未満、又は、貸出単位「25玉」の倍数のパチンコ玉Pをカウントして排出側通路へ流下させるようにしてもよい。
即ち、パチンコ玉Pが、図示せぬ供給側通路を流下してカウント部23aに到達し、このカウント部23aでカウントされ、このカウントによる所定数のパチンコ玉Pが図示せぬ排出側通路を介して玉返却通路17dへ流下する。この流下したパチンコ玉Pは、玉返却部17cに到達して遊技者が受け取り可能となる。
払出ボタン23bは、制御ユニット24と電気的に接続されており、所定の条件下で払出ボタン23bを押下することで、所定量のパチンコ玉がパチンコ機12から払い出され、端玉が玉返却部17cへ流下するようになっている。
ビルバリユニット25は、貨幣を識別する部位であり、玉貸機11の正面に露出する貨幣投入口25aを備えている。ビルバリユニット25は、硬貨又は紙幣を識別し、識別された識別データを、制御ユニット24に出力する。
制御ユニット24は、玉貸機11の動作を制御すると共に、パチンコ機12の制御ユニット(図示せず)に電気的に接続されており、パチンコ機12の所定の動作を制御する。
この制御ユニット24は、玉貸機11の正面に、表示操作部24aと、本発明特徴要素のピタリ終了ボタン(操作手段)24cとを露出して備え、また、図2に示すように、第1払出部31と、第2払出部32と、本発明特徴要素のピタリ制御部(制御手段)33とを備えて構成されている。
図1に示す表示操作部24aは、タッチパネル式のモニタ(例えば液晶画面)で構成されている。表示操作部24aには、遊技者の持ち玉数や遊技状態、更には、第2払出部32としての「玉貸機ボタン」、「数字ボタン」、「払出所望数」等が表示されるようになっている。数字ボタンは、「0」〜「9」までの各数字が表示され、払出所望数には、数字ボタンで押下された数字が表示される。
図2に示す第1払出部31は、遊技者の操作に基き、パチンコ玉Pを払い出すものであり、例えば全ての余り玉を払い出す。この第1払出部31は、遊技者の持ち玉が貸出単位未満(24玉以下)であり、且つ払出ボタン23bが押下された際に、全ての余り玉を玉返却部17cから払い出す処理を実行する。
即ち、第1払出部31が、全ての余り玉に相当する数のパチンコ玉Pを玉返却部17cから払い出すための信号を玉供給ユニット23へ出力し、これに応じて玉計数ユニット21が玉返却部17cから全ての余り玉を払い出す処理を行う。
第2払出部32は、遊技者の操作に基き、遊技者の所望数のパチンコ玉Pを払い出すものである。この第2払出部32は、カードユニット22内に挿入されたカードに記録されている持玉が貸出単位以上(25玉以上)であり、且つ表示操作部24aに表示された「玉貸機ボタン」が押下されると共に、払出ボタン23bが押下された際に、所望数のパチンコ玉を玉返却部17cから払い出す処理を実行する。
即ち、第2払出部32が、表示操作部24aの「払出所望数」として表示された数のパチンコ玉Pを玉返却部17cから払い出すための信号を玉供給ユニット23へ出力し、これに応じて玉返却部17cからその表示数の玉を払い出す処理を行う。
ピタリ制御部33は、ピタリ終了ボタン24cが押下された際に、払出単位(第2単位であり、本例では前述した125玉とする)の切りの良い玉数(持玉数)を、カード(記憶手段)に記録する制御を行うものである。本実施形態では、その払出単位の切りの良い玉数をカードに記録することを、ピタリ記録と表現し、このピタリ記録とする制御をピタリ制御と表現する。
つまり、ピタリ終了ボタン24cは、遊技者が遊技終了時にカードに持玉数をピタリ記録したい場合に押下するボタンである。
ピタリ制御部33は、持玉数記憶部33aと、ピタリ持玉数計算部33bと、ピタリ記録制御部33cと、払出玉数計算部33dと、払出制御部33eと、端玉払出制御部33fとを備えている。
持玉数記憶部33aは、玉計数ユニット21で計算された遊技者の獲得パチンコ玉数である持玉数を記憶するものである。この記憶される持玉数は、玉計数ユニット21で持玉数が計算される度に上書きされて更新される。この更新は、ピタリ終了ボタン24cが押下されなくても常時行われる。
ピタリ持玉数計算部33bは、ピタリ終了ボタン24cが押下された際に、持玉数記憶部33aに記憶された持玉数(以降、記憶持玉数ともいう)において、払出単位の倍数の切りの良い玉数を計算するものである。例えば、遊技終了時の記憶持玉数が1120玉の場合に、ピタリ終了ボタン24cが押下されると、ピタリ持玉数計算部33bが、払出単位「125玉」の倍数の内、記憶持玉数「1120玉」を超えない最大の玉数「1000玉」を、ピタリ持玉数「1000玉」とする計算を行う。なお、ピタリ持玉数は、カードに記憶される記憶個数である。
更に、ピタリ持玉数計算部33bは、計算で得られたピタリ持玉数「1000玉」を、ピタリ記録制御部33cへ出力する。また、ピタリ持玉数計算部33bは、その計算で余り玉数が出た場合、その余り玉数を払出玉数計算部33dへ出力する。この計算例では、1120−1000=120玉が余り玉数として出力される。
また、ピタリ持玉数計算部33bは、記憶持玉数が払出単位「125玉」未満の場合は、払出単位の1倍未満なので、この場合、ピタリ持玉数をピタリ記録制御部33cへは出力せず、また、その1倍未満の玉数「124玉以下の玉数」を、余り玉数として払出玉数計算部33dへ出力する。
ピタリ記録制御部33cは、ピタリ持玉数をカードに記録する制御を行うものである。このピタリ記録制御部33cは、ピタリ持玉数計算部33bから入力されたピタリ持玉数「1000玉」をカードに記録する制御を、カードユニット22に対して行う。カードユニット22は、その記録制御に応じてカードにピタリ持玉数「1000玉」を記録する。
払出玉数計算部33dは、パチンコ機12の上皿15へ払い出す玉数(払出玉数)を計算するものである。この払出玉数計算部33dは、貸出単位「25玉」の倍数の内、ピタリ持玉数計算部33bから入力された余り玉数「120玉」を超えない最大の玉数「100玉」を、払出玉数「100玉」とする計算を行う。
更に、払出玉数計算部33dは、その払出玉数「100玉」を、払出制御部33eへ出力する。また、払出玉数計算部33dは、その計算で余り数がでた場合、この余り数を端玉数として端玉払出制御部33fへ出力する。この計算例では、120−100=20玉が端玉数として出力される。
払出制御部33eは、払出玉数「100玉」を上皿15へ払い出す制御を行うものである。この払出制御により、パチンコ機12の内部の玉切りユニット(図示せず)からパチンコ玉Pが上皿15へ払い出される。
端玉払出制御部33fは、払出玉数計算部33dから入力される端玉数のパチンコ玉Pを、玉返却部17cから返却する制御を行う。この制御は、端玉払出制御部33fが、端玉数のパチンコ玉Pを玉返却部17cから払い出すための制御(端玉払出制御)を玉供給ユニット23に行うものである。玉供給ユニット23は、その端玉払出制御に応じて玉返却部17cから端玉数「20玉」のパチンコ玉Pを払い出す処理を行う。
<実施形態の動作>
次に、本実施形態に係る玉貸機11による持玉数のピタリ記録制御の動作を、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、遊技者が図1に示すパチンコ機12の遊技を終了する際に、獲得した全てのパチンコ玉Pを受皿ユニット17から玉計数ユニット21へ流下させ、これにより玉計数ユニット21で全獲得パチンコ玉数が持玉数として計数されたとする。この計数された持玉数は、図2に示す持玉数記憶部33aに記憶される。
ステップS2において、上記ステップS1の計数処理後に、遊技者がカードに持玉数をピタリ記録したいと思い、図1に示すピタリ終了ボタン24cを押下したとする。
この押下により、ステップS3において、ピタリ持玉数計算部33bがピタリ持玉数を計算する。この計算後、ステップS4において、余り玉数が有るか否かが判定される。
例えば、上記ステップS1の記憶持玉数が「1250玉」であったとすると、上記ステップS3のピタリ持玉数計算部33bでは、払出単位「125玉」の倍数の内、記憶持玉数「1250玉」を超えない最大の玉数「1250玉」を、ピタリ持玉数「1250玉」とする計算が行われる。
この場合、持玉数「1250玉」が払出単位「125玉」で割り切れるので余り玉数は出ない。従って、上記ステップS4の判定結果はNoとなり、ステップS5において、ピタリ記録制御部33cが、ピタリ持玉数「1250玉」をカードに記録する制御を行う。この制御によりカードユニット22が、カードにピタリ持玉数「1250玉」を記録する。
一方、上記ステップS1で記憶持玉数が「1320玉」であったとすると、上記ステップS3のピタリ持玉数計算部33bでは、払出単位「125玉」の倍数の内、記憶持玉数「1320玉」を超えない最大の玉数「1250玉」を、ピタリ持玉数「1250玉」とする計算が行われる。
この場合、持玉数「1320玉」が払出単位「125玉」で丁度割り切れないので、割り切れる「1250玉」と余り玉数「70玉」が出る。この際、ピタリ持玉数「1250玉」も計算されている。
従って、上記ステップS4の判定結果はYesとなり、ステップS6において、ピタリ持玉数計算部33bが余り玉数「70玉」を払出玉数計算部33dへ出力する。同時に、ピタリ記録制御部33cが、ピタリ持玉数「1250玉」をカードに記録する制御を行い、カードユニット22がカードにピタリ持玉数「1250玉」を記録する。
次に、ステップS7において、払出玉数計算部33dが、ピタリ持玉数計算部33bから入力された余り玉数から払出玉数を計算する。この計算結果、ステップS8において、端玉数が有るか否かが判定される。
例えば、上記ステップS6において払出玉数計算部33dへ出力される余り玉数が「50玉」であるとすると、上記ステップS7での払出玉数計算部33dによる払出玉数の計算では、貸出単位「25玉」の倍数の内、ピタリ持玉数計算部33bから入力された余り玉数「50玉」を超えない最大の玉数「50玉」を、払出玉数「50玉」とする計算が行われる。
この場合、余り玉数「50玉」が貸出単位「25玉」で割り切れるので余り玉数は出ない。従って、上記ステップS8の判定結果はNoとなり、ステップS9において、払出制御部33eが、払出玉数「50玉」を上皿15へ払い出す制御を行う。これによって、パチンコ機12から上皿15へパチンコ玉Pが50玉払い出される。
この払い出されたパチンコ玉Pで遊技者は遊技を行うことが可能となる。或いは、遊技者がシャッタ16aを開けて下皿16に流下させて取得し、このパチンコ玉Pで景品に交換することも可能となる。
一方、上記ステップS6において払出玉数計算部33dへ出力される余り玉数が「70玉」であるとすると、上記ステップS7での払出玉数計算部33dによる払出玉数の計算では、貸出単位「25玉」の倍数の内、ピタリ持玉数計算部33bから入力された余り玉数「70玉」を超えない最大の玉数「50玉」を、払出玉数「50玉」とする計算が行われる。この場合、70−50=20玉の端玉数が出る。この際、払出玉数「50玉」も計算されている。
従って、上記ステップS8の判定結果はYesとなり、ステップS10において、払出玉数計算部33dが端玉数「20玉」を端玉払出制御部33fへ出力する。同時に、払出制御部33eが、払出玉数「50玉」を上皿15へ払い出す制御を行い、これによりパチンコ機12から上皿15へパチンコ玉Pが50玉払い出される。
ステップS11においては、端玉払出制御部33fが、払出玉数計算部33dから入力される端玉数「20玉」のパチンコ玉Pを、玉返却部17cから返却する制御を玉供給ユニット23に行う。この制御により、玉供給ユニット23が端玉数「20玉」を流下させ、この流下した端玉数「20玉」のパチンコ玉Pが玉返却部17cから払い出される。この払い出されたパチンコ玉Pを、遊技者は遊技に使用したり景品に交換したりすることが可能となる。
<実施形態の効果>
このような本実施形態の玉貸機11は、パチンコ玉Pを用いて遊技を行うパチンコ機12に隣接して設置され、そのパチンコ機12と通信により連携して動作するものであり、本特徴構成は、ピタリ制御部33を備えたことにある。ピタリ制御部33は、パチンコ玉Pを貸し出すための所定の数値である貸出単位(第1単位)と、この貸出単位の所定の倍数である払出単位(第2単位)とを用い、払出単位で割り切れる該パチンコ玉Pの個数をピタリ持玉数(記憶個数)として、カード(記憶手段)に記憶する制御を行う。
ピタリ制御部33は、パチンコ機12の遊技で獲得されたパチンコ玉Pの個数について、払出単位の倍数の内、獲得玉数を超えない最大の個数をピタリ持玉数(記憶個数)として、カードに記憶する第1制御を行う。また、第1制御において余り玉数(第1の余り数)が出た際に、この余り玉数について、貸出単位の倍数の内、その余り玉数を超えない最大の個数のパチンコ玉Pを、パチンコ機12から払い出す第2制御を行う。また、第2制御において端玉数(第2の余り数)が出た際に、この端玉数のパチンコ玉Pを、玉貸機11から払い出す第3制御を行う構成とした。
この構成によれば、遊技者が遊技終了時に、払出単位の倍数の切りの良い持玉数をカードに記憶して残すことができるので、遊技者に遊技の止め時の契機を与えたり、遊技者の気持ちを割り切った気分にしたりすることができる。
また、カードに払出単位の倍数の切りの良い持玉数を残せるので、この残った払出単位の倍数の持玉数から、換金額を把握し易くすることができる。
上記ではピタリ制御部33は、パチンコ機12で獲得されたパチンコ玉Pの計数を行う計数手段としての玉計数ユニット21を備える玉貸機11に設けられる構成として説明した。
しかし、計数手段を備えず、カードが使用できる構成の玉貸機において、同様にピタリ制御部33を設けても、上記同様の効果を得ることができる。
また、パチンコ機12で獲得されたパチンコ玉Pの個数から、ピタリ持玉数を求めてカードに記憶させる命令の操作が行われるピタリ終了ボタン(操作手段)24cを備える構成とした。
この構成によれば、遊技者がピタリ終了ボタン24cを押すことにより、ピタリ制御部33が、上記ピタリ持玉数を求めてカードに記憶する制御を行う。従って、遊技者が、カードにピタリ持玉数を記憶することを任意に選択することができる。
上記の玉貸機11では、操作手段としてピタリ終了ボタン24cが設けられた構成としたが、表示操作部24aに、「ピタリ終了ボタン」を表示させてもよい。
更には、ピタリ記録ボタン24cがない場合、表示操作部24aのモニタにピタリ記録モードを表示してこれを遊技者が選択し、このピタリ記録モードにおいて、遊技者が払出ボタン23bを押下してピッタリ記録を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ピタリ制御部33が、端玉数のパチンコ玉Pを玉貸機11から払い出す制御を行った際に、玉返却部17cから端玉が払い出される構成とした。この他に、玉貸機11が周知構成のノズル(図示せず)を備え、このノズルから端玉を、パチンコ機12の上皿15へ払い出す構成としてもよい。
また、上記実施形態では、ピタリ制御部33は、記憶持玉数が「1320玉」の場合に、ピタリ持玉数が「1250玉」となった場合、余り玉数「70玉」のうち「50玉」をパチンコ機12から上皿15へ払い出し、端玉数「20玉」を玉返却部17cから払い出す制御を行うようにしたが、この払い出し制御を、余り玉数「70玉」をパチンコ機12から払い出さないで、全て玉返却部17cから払い出すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、記憶手段としてICカード等のカードを用いたが、この代わりに、同様の機能を有するICコインを使用し、カードユニット22の代わりにICコインリーダライタを用いてICコインに対してピタリ持玉数等の情報の読み書きを行うようにしてもよい。
また、記憶手段としてのカードやICコインへの情報の記憶は、カードやICコイン自体に記憶してもよく、また、カードやICコインに登録されたID情報をキーとして、遊技媒体貸出機に通信回線で接続されたサーバに情報を読み書きしてもよい。
更に、記憶手段として携帯電話機を用いてもよい。これは周知技術であり、遊技媒体貸出機で計数された玉数等の情報を、携帯電話機を介してサーバに読み書き可能となっている。この技術では、貸出機の携帯用リーダライタ部に遊技者の携帯電話機をかざし操作することで、携帯電話機内部のICチップの製造番号等のIDに対応付けてサーバに遊技者を登録する。この登録後に、遊技者が上述したピタリ記録の操作を行うことにより、サーバに登録された遊技者のIDにピタリ持玉数が対応付けられて記憶される。この記憶後、遊技者が再度、携帯用リーダライタ部に携帯電話機をかざし操作して払出操作を行うことにより、IDに対応付けて登録してある持玉数の中から所定数のパチンコ玉を貸出機から払い出すことができる。
また、上記実施形態では、CR機能のパチンコ機12及び玉貸機11に、本特徴構成のピタリ制御部33を適用した例を説明したが、遊技媒体としてメダルを用いる遊技機としてのCRスロットマシンにも同様に適用することができる。つまり、CRスロットマシン本体に隣接して設置され、その本体と互いに通信を行う遊技媒体貸出機にも同様に適用することができる。
以上で本実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれに限定されるものではなく、具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
11 玉貸機(遊技媒体貸出機)
12 パチンコ機(遊技機)
13 膳板
14 遊技盤
15 上皿
15a 玉貸ボタン
15b 返却ボタン
16 下皿
16a シャッタ
17 受皿ユニット
17a 受皿
17b 計数玉通路
17c 玉返却部
17d 玉返却通路
21 玉計数ユニット(計数手段)
22 カードユニット
22a カード挿入口
23 玉供給ユニット
23a カウント部
23b 払出ボタン
24 制御ユニット
24a 表示操作部
24c ピタリ終了ボタン(操作手段)
25 ビルバリユニット
25a 貨幣投入口
31 第1払出部
32 第2払出部
33 ピタリ制御部(制御手段)
33a 持玉数記憶部
33b ピタリ持玉数計算部
33c ピタリ記録制御部
33d 払出玉数計算部
33e 払出制御部
33f 端玉払出制御部

Claims (3)

  1. 遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機に隣接して設置され、その遊技機と通信により連携して動作する遊技媒体貸出機であって、
    前記遊技媒体を貸し出すための所定の数値である第1単位と、該第1単位の所定の倍数である第2単位とを用い、該第2単位で割り切れる該遊技媒体の個数を記憶個数として、記憶手段に記憶する制御を行う制御手段
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記第2単位の倍数の内、前記遊技機の遊技で獲得された遊技媒体の個数を超えない最大の個数を記憶個数として、前記記憶手段に記憶する第1制御を行い、
    前記第1制御において第1の余り数が出た際に、前記第1単位の倍数の内、前記第1の余り数を超えない最大の個数の遊技媒体を、前記遊技機から払い出す第2制御を行い、
    前記第2制御において第2の余り数が出た際に、この第2の余り数の遊技媒体を、遊技媒体貸出機から払い出す第3制御を行う
    ことを特徴とする遊技媒体貸出機。
  2. 前記遊技機の遊技で獲得された遊技媒体の個数を計数する計数手段
    を備え、
    前記制御手段は、前記計数手段で計数された遊技媒体の個数から前記記憶個数を求めて、前記第1〜第3制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体貸出機。
  3. 前記第1〜第3制御を開始させるための操作が行われる操作手段
    を備え、
    前記操作手段で遊技者による操作が行われた際に、前記制御手段が、前記第1〜第3制御を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技媒体貸出機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016007250A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム

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