JP2014211269A - ガステーブルコンロ - Google Patents

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Fuminari Yamamoto
文成 山本
資正 垣内
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資正 垣内
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隆之 小松
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Abstract

【課題】バーナ燃焼用の一次空気を供給する開口部や熱気を排出する開口部を設けた場合にも、ねずみがこれらの開口部を経由してガスコンロ本体内部に侵入することが抑制され、ねずみ侵入による不都合の発生が抑制されたガステーブルコンロを提供する。【解決手段】ガスコンロ本体01の上面に被着されたトッププレート02に形成したバーナ用開口34を介して、コンロバーナ31の外周に形成された炎孔部33がトッププレート02の上方に突出して配設され、コンロバーナ31に供給される一次空気が流入する吸気用開口部51、及び、ガスコンロ本体02内の熱気を排出する熱気排出用開口部52をガスコンロ本体に備え、コンロバーナ31とバーナ用開口34の間、及び、吸気用開口部51、及び、熱気排出用開口部52の何れの箇所においても、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能に構成される。【選択図】図4

Description

本発明は、 ガスコンロ本体の上面に被着されたトッププレートに形成したバーナ用開口を介して、コンロバーナの外周に形成された炎孔部が前記トッププレートの上方に突出して配設され、前記コンロバーナに供給される一次空気が流入する吸気用開口部、及び、前記ガスコンロ本体内の熱気を排出する熱気排出用開口部をガスコンロ本体に備えたガステーブルコンロに関する。
上記のようなガステーブルコンロとして、ガステーブルコンロ内に、熱源としてグリルバーナを有するグリル庫が設けてあり、ガスコンロ本体の前面の略中央部に形成されたグリル庫の前面開口部を閉塞するグリル扉を備え、ガスコンロ本体の前面のグリル扉の両側に、コンロバーナおよびグリルバーナの操作部15が設けられたガステーブルコンロが知られている(例えば、特許文献1参照)。
なお、特許文献1のガステーブルコンロは、特許文献1の図1に示されるガステーブルコンロの全体斜視図から判断すると、卓上設置式のガステーブルコンロである。
卓上設置式のガステーブルコンロに限らず、キッチンカウンタに組み込んで設置される組み込み設置式のガスコンロにおいても、特許文献1のように熱源としてグリルバーナを有するグリル庫を備えるグリル付ガスコンロと、熱源としてのグリルバーナ及びグリル庫を備えないガスコンロとに大別される。なお、以下本書においては、この熱源としてのグリルバーナ及びグリル庫を備えないガスコンロをグリル無しガスコンロと称するものとする。
一般的に、グリル付ガスコンロとグリル無しガスコンロを製造する場合、グリル付ガスコンロ及びグリル無しガスコンロ両者のガスコンロの構成部品の共用化が図られることで、製造コストが低減されるものである。
そして、特許文献1のような卓上設置式のガステーブルコンロでは、前後左右の側面を有し上方に開口する本体と、本体の上方への開口を閉塞する天板とでケーシングが構成されるのであるが、前後左右の側面を有し上方に開口する本体のうち、前の側面に関してはグリル付ガステーブルコンロとグリル無しガステーブルコンロとで別態様の構成とするものの、後及び左右の側面に関してはグリル付ガステーブルコンロ及びグリル無しガステーブルコンロ両者のガステーブルコンロの構成部品の共用化が図られることが多い。
つまり、グリル付ガステーブルコンロに用いられる前の側面に関しては、グリル庫の前面に被調理物を出し入れするための開口部に対応する開口部を備えるように構成し、グリル無しガステーブルコンロに用いられる前の側面に関しては、グリル庫の前面に被調理物を出し入れするための開口部に対応する開口部は備えないように構成するのである。
特開2012−042106号公報
最近、日本国内において、ねずみ、特にクマネズミによる被害が発生している模様である。そして、特許文献1のような卓上設置式のガステーブルコンロでは、コンロバーナ燃焼用の一次空気を供給する、または、コンロバーナ燃焼によるコンロ本体内部の温度上昇を抑制するために熱気を排出するなどの目的で、ねずみがコンロ本体内部に侵入可能な種々の開口部が形成されているものであり、ねずみがこれら開口部からコンロ本体内部に侵入してコンロ本体内部に敷設されている電線などをかじった場合には上記電線の断線や上記電線間の短絡によりガステーブルコンロの動作不良などの不都合が生じる虞があり、改善が望まれていた。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、コンロバーナ燃焼用の一次空気を供給する開口部やコンロ本体内部の温度上昇を抑制するために熱気を排出する開口部をガステーブルコンロに設けた場合にも、ねずみがこれらの開口部を経由してガスコンロ本体内部に侵入することが抑制され、ねずみ侵入による不都合の発生が抑制されたガステーブルコンロを提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明によるガステーブルコンロは、ガスコンロ本体の上面に被着されたトッププレートに形成したバーナ用開口を介して、コンロバーナの外周に形成された炎孔部が前記トッププレートの上方に突出して配設され、前記コンロバーナに供給される一次空気が流入する吸気用開口部、及び、前記ガスコンロ本体内の熱気を排出する熱気排出用開口部をガスコンロ本体に備えており、請求項1に記載の発明によるガステーブルコンロは、前記コンロバーナと前記バーナ用開口の間、及び、前記吸気用開口部、及び、前記熱気排出用開口部の何れの箇所においても、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能に構成される点を特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、コンロバーナと前記バーナ用開口の間、及び、前記吸気用開口部、及び、前記熱気排出用開口部の何れの箇所においても、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能に構成されるので、頭の直径が10mmより大きいねずみは、コンロバーナと前記バーナ用開口の間、及び、前記吸気用開口部、及び、前記熱気排出用開口部の何れの箇所からもガステーブルコンロ内に侵入できないことになり、ねずみがガステーブルコンロ内に侵入することによる不都合の発生が抑制できる。
なお、日本国内における保険所が発行している多くの文献から、ねずみの頭の直径は、10mmより大きい場合がほとんどであると推察されており、頭の直径が10mm以下のねずみが存在しないということは確実ではないものの、コンロバーナと前記バーナ用開口の間、及び、前記吸気用開口部、及び、前記熱気排出用開口部の何れの箇所においても、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能に構成すれば、ほとんどの場合、ねずみが、コンロバーナと前記バーナ用開口の間、及び、前記吸気用開口部、及び、前記熱気排出用開口部の何れの箇所からもガステーブルコンロ内に侵入できないことになる。
因みに、ガステーブルコンロには、ガステーブルコンロ内部と通じる間隙は多数形成されるものであるが、コンロバーナと前記バーナ用開口の間、及び、前記吸気用開口部、及び、前記熱気排出用開口部を除く間隙は直径が10mmより大きい鋼球を通過不能に構成することは一般的に容易である。
一方、一般的に、コンロバーナはガスコンロ本体内の所定のコンロバーナ止着用の位置に止着され、バーナ用開口が形成されるトッププレートは、このトッププレートの外周縁がガスコンロ本体の前後左右の側面上端縁と位置決めされて、ガスコンロ本体の上方に被着されるものであるから、コンロバーナと前記バーナ用開口の間において、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能とするためには、ガスコンロ本体内へのコンロバーナの取り付け精度、及び、ガスコンロ本体へのトッププレートの被着に係る寸法精度が製造工程において適切に管理する必要が生じる。
また、前記吸気用開口部は、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能な孔一つだけで構成したのでは、一般的にコンロバーナへの一次空気が不足するから、その開口面積がコンロバーナへの一次空気が十分に吸引できる面積となるように、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能な孔が複数形成されることになる。
上述のように、ガステーブルコンロを適切に構成することで、ねずみがガステーブルコンロ内に侵入することによる不都合の発生が抑制できるものであり、請求項1に記載の発明によれば、コンロバーナ燃焼用の一次空気を供給する開口部やガスコンロ本体内部の温度上昇を抑制するために熱気を排出する開口部をガステーブルコンロに設けた場合にも、ねずみがガステーブルコンロ内に侵入することによる不都合の発生が抑制できる。
請求項2に記載の発明によるガステーブルコンロは、請求項1に記載のガステーブルコンロにおいて、前記吸気用開口部が、直径が10mmより大きい鋼球が通過可能に形成された大寸法の吸気用開口部を、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能な小寸法の開口を具備する吸気用開口部閉塞体にて閉塞して構成される点を特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1による効果に加えて、ガステーブルコンロに直径が10mmより大きい鋼球が通過可能に形成された大寸法の吸気用開口部を備える場合に、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能な小寸法の開口を具備する吸気用開口部閉塞体によってこの大寸法の吸気用開口部を閉塞することで、この大寸法の吸気用開口部において直径が10mmより大きい鋼球が通過不能とすることができるので、頭の直径が10mmより大きいねずみは、大寸法の吸気用開口部が形成された箇所からガステーブルコンロ内に侵入できないことになり、ねずみがガステーブルコンロ内に侵入することによる不都合の発生が抑制できる。
因みに卓上設置式のガステーブルコンロでは、調理容器から落ちる煮汁等がガスコンロ本体内に侵入することを防止するためにガスコンロ本体の上面全体がトッププレートにより覆われるが、調理容器から落ちる煮汁等がガスコンロ本体の下面から侵入し難いため、一般的にガスコンロ本体の下面には、ガスコンロ本体内に通じる大きな開口を有している。
そして、多くのガステーブルコンロにおいて、特にねずみの侵入を防止する必要がなく、ガスコンロ本体の下面を特に覆う必要がない場合、ガスコンロ本体の下面は特に覆わない態様とすることでガステーブルコンロを低コストに構成できるものであり、特にねずみの侵入を防止する必要がある場合には、ガスコンロ本体の主要部品をねずみの侵入を防止する必要がない態様のガステーブルコンロと共用し低コスト化を図りながら、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能な小寸法の開口を具備する吸気用開口部閉塞体によって、ガスコンロ本体内に通じる上述の大きな開口を閉塞することで、頭の直径が10mmより大きいねずみがガスコンロ本体の下面からガステーブルコンロ内に侵入できないことになり、ねずみがガステーブルコンロ内に侵入することによる不都合の発生が抑制できるものである。
要するに、請求項2に記載の発明によれば、請求項1による効果に加えて、特にねずみの侵入を防止する必要がないガステーブルコンロと構成部品の共用化が行え、ガステーブルコンロを低コストに構成できる。
請求項3に記載の発明によるガステーブルコンロは、請求項1または請求項2に記載のガステーブルコンロにおいて、前記熱気排出用開口部が、直径が10mmより大きい鋼球が通過可能に形成された大寸法の熱気排出用開口部を、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能な小寸法の開口を具備する或いは開口が形成されていない熱気排出用開口部閉塞体にて閉塞して構成される点を特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2いずれかによる効果に加えて、直径が10mmより大きい鋼球が通過可能に形成された大寸法の熱気排出用開口部をガステーブルコンロに備えるガスコンロ本体用ケーシングを流用してガスコンロ本体を構成し、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能な小寸法の開口を具備する或いは開口が形成されていない熱気排出用開口部閉塞体によってこの大寸法の熱気排出用開口部を閉塞することで、この大寸法の熱気排出用開口部において直径が10mmより大きい鋼球が通過不能とすることができるので、頭の直径が10mmより大きいねずみは、大寸法の熱気排出用開口部が形成された箇所からガステーブルコンロ内に侵入できないことになり、ねずみがガステーブルコンロ内に侵入することによる不都合の発生が抑制できる。
因みに、グリル付ガステーブルコンロ及びグリル無しガステーブルコンロ両者のガステーブルコンロの構成部品の共用化を行う場合、グリル付ガステーブルコンロにおいて一般的にガスコンロ本体の後部に備えることになるグリル庫からの排気路からの熱によってガスコンロ本体内に生じる熱気をガスコンロ本体の外に排出するため、グリル付ガステーブルコンロのガスコンロ本体の後の側面に大寸法の熱気排出用開口部を備えることがある。
そして、グリル付ガステーブルコンロにおいて、特にねずみの侵入を防止する必要がなく、グリル付ガステーブルコンロのガスコンロ本体の後の側面に大寸法の熱気排出用開口部を備える場合、ガスコンロ本体の主要部品をねずみの侵入を防止する必要がない態様のグリル付ガステーブルコンロと共用し低コスト化を図りながら、グリル付ガステーブルコンロのガスコンロ本体の後の側面に大寸法の熱気排出用開口部を備えた場合に、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能な小寸法の開口を具備する或いは開口が形成されていない熱気排出用開口部閉塞体によってこの大寸法の熱気排出用開口部を閉塞することで、この大寸法の熱気排出用開口部において直径が10mmより大きい鋼球が通過不能とすることができるので、頭の直径が10mmより大きいねずみは、大寸法の熱気排出用開口部が形成された箇所からガステーブルコンロ内に侵入できないことになり、ねずみがガステーブルコンロ内に侵入することによる不都合の発生が抑制できるものである。
要するに、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2いずれかにによる効果に加えて、特にねずみの侵入を防止する必要がないガステーブルコンロ、たとえば、グリル付ガステーブルコンロと構成部品と共用し低コスト化が行え、ガステーブルコンロを低コストに構成できる。
本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、コンロバーナ燃焼用の一次空気を供給する開口部やガスコンロ本体内部の温度上昇を抑制するために熱気を排出する開口部をガステーブルコンロに設けた場合にも、ねずみがガステーブルコンロ内に侵入することによる不都合の発生が抑制できる。
請求項2に記載の発明によれば、特にねずみの侵入を防止する必要がないガステーブルコンロと構成部品の共用化が行え、ガステーブルコンロを低コストに構成できる。
請求項3に記載の発明によれば、特にねずみの侵入を防止する必要がないガステーブルコンロ、たとえば、グリル付ガステーブルコンロと構成部品と共用し低コスト化が行え、ガステーブルコンロを低コストに構成できる。
本発明のガステーブルコンロの一実施例を示す斜視図 本発明のガステーブルコンロの一実施例を示す底面図 本発明のガステーブルコンロの一実施例を示す背面図 本発明のガステーブルコンロの一実施例を示す後下方から見た斜視図 本発明のガステーブルコンロの一実施例におけるガスコンロ本体の製造工程を示す平面図 本発明のガステーブルコンロの別の実施例を示す背面図
本発明にかかるガステーブルコンロの一実施形態について、図面に基づいて説明する。
本発明にかかるガステーブルコンロの一実施形態としての卓上設置式のガステーブルコンロAは、図1に示すようにガスコンロ本体01の上面がトッププレート02で覆われており、円筒状の外形(本実施形態では外径66mm)を有するブンゼン式の左バーナ(コンロバーナ)31および右バーナ(コンロバーナ)32の2口のガスバーナを備えており、トッププレート02に形成したバーナ用開口34を介して、夫々のガスバーナの外周に形成された炎孔部33をトッププレート02の上方に突出させている。
ガステーブルコンロAにおいて左バーナ(コンロバーナ)31および右バーナ(コンロバーナ)32より前方側に位置している、ガスコンロ本体01の前の側面07に設けた前面パネル40には、左バーナ(コンロバーナ)31の点消火操作を行うための左点消火操作部41および右バーナ(コンロバーナ)32の点消火操作を行うための右点消火操作部42が設けられており、ガステーブルコンロA内には、左点消火操作部41および右点消火操作部42の操作に基づいて、図示しないガスバルブの開閉および図示しないイグナイタの発停により左バーナ(コンロバーナ)31および右バーナ(コンロバーナ)32の点消火の制御を行うように構成されている。
図2、図4に示すように、ガスコンロ本体01の下面には左バーナ(コンロバーナ)31及び右バーナ(コンロバーナ)32に供給される一次空気が流入する吸気用開口部51を備える。
詳述すると、ガスコンロ本体01の下面は大きく開口して形成された大寸法の吸気用開口部71を備え、大寸法の吸気用開口部71が、直径10mmより大きい鋼球が通過不能な小寸法の開口(本実施形態では、直径5.5mmの円形の孔)83が多数穿設された吸気用開口部閉塞体81によって閉塞されている。
また、ガスコンロ本体01用ケーシング03の製造工程において、図5(a)に示すように、ガスコンロ本体01の後の側面04、左の側面05、右の側面06が直線状に連接されたカラー鋼板を、折り曲げ位置08(図1、図2、図4も併せて参照。)においてベンダーを用いて折り曲げ加工され、図5(b)に示すように、前方(図における下側)が開放した平面視コの字状の枠体が形成され、先ず、後の側面04、左の側面05、右の側面06が形成され、そして、上記前方が開放した平面視コの字状の枠体にガスコンロ本体01の前の側面07となる部分が前方から止着されて、ガスコンロ本体01のケーシング03が形成される。なお、この状態において、ガスコンロ本体01のケーシング03の上方及び下方は大きく開口しており、ガスコンロ本体01のケーシング03の上方の開口はトッププレート02によって覆われることになる。
ガステーブルコンロAを使用して調理容器から煮汁等が落下したときにも、ガスコンロ本体01のケーシング03の下方の開口からは、この煮汁等が侵入するおそれがないものであり、ガスコンロ本体01のケーシング03の下方の開口は、ほとんどの機種では、そのまま、左バーナ(コンロバーナ)31及び右バーナ(コンロバーナ)32に供給される一次空気が流入する吸気用開口部51となる。
さらに説明を加えると、ほとんどのガステーブルコンロは、使用状態において、ガスコンロ本体のケーシングの下方が大きく開口していることによる不具合は生じないが、ガスコンロ本体内へのねずみの侵入を抑制する一部の機種、たとえば、本実施形態のガステーブルコンロAにおいては、図2、図4に示すように、大寸法の吸気用開口部71が、直径10mmより大きい鋼球が通過不能な小寸法の開口83(本実施形態においては、直径5.5mmの円形の孔。)が多数穿設された吸気用開口部閉塞体81によって閉塞されて、左バーナ(コンロバーナ)31及び右バーナ(コンロバーナ)32に供給される一次空気が流入する吸気用開口部51となる。
本実施形態のガステーブルコンロAは、左バーナ(コンロバーナ)31及び右バーナ(コンロバーナ)32に供給される一次空気が流入する吸気用開口部51が、大寸法の吸気用開口部71が上述の吸気用開口部閉塞体81によって閉塞されて構成されているので、ねずみがガスコンロ本体01内に侵入することによる不都合の発生が抑制できるものである。
因みに、ねずみの頭の直径は、日本国内の保健所が発行している多くの文献から、10mmより大きい場合がほとんどであると推察され、吸気用開口部閉塞体81に設けられた小寸法の開口83(本実施形態では直径5.5mmの円孔)の直径は10mm以下とすることで、ねずみがガスコンロ本体01内に侵入することによる不都合の発生が適切に抑制できると考えられるが、他の小動物のガスコンロ本体01内への侵入も併せて抑制することを勘案して、本実施形態では、吸気用開口部閉塞体81に設けられた小寸法の開口83としての円孔の直径を5.5mmとしてある。
さらに説明を加えると、本実施形態におけるガステーブルコンロAはグリル無しガステーブルコンロであるが、ガスコンロ本体01のケーシング03のうち、後の側面04及び左の側面05及び右の側面06は、本実施形態とは別形態のグリル付ガステーブルコンロと共用されることが考慮されている。そして、本実施形態とは別形態のグリル付ガステーブルコンロにおいては、グリル庫からの排気路からの熱によってガスコンロ本体内に生じる熱気をガスコンロ本体の外に排出するため、グリル付ガステーブルコンロのガスコンロ本体の後の側面に大寸法の熱気排出用開口部を備える。
そのため、本実施形態のガステーブルコンロAのガスコンロ本体01のケーシング03の後の側面04には、図3に示すように、大寸法の熱気排出用開口部72が形成されているものであり、この大寸法の熱気排出用開口部72は、その寸法が直径24mmの鋼球が通過可能に開口しているものであり、そのままでは、頭の直径が10mmより大きいねずみがガスコンロ本体01内に侵入できることになるから、この大寸法の熱気排出用開口部72を開口部が形成されていない熱気排出用開口部閉塞体82によって閉塞して、熱気排出用開口部52としてある。
上述のように、本実施形態のガステーブルコンロAでは、一般的に多く生産されて低コストに製造されるグリル付ガステーブルコンロのコンロ本体との構成部品の共用化を図りながら、大寸法の熱気排出用開口部72を、開口部が形成されていない熱気排出用開口部閉塞体82によって閉塞して、熱気排出用開口部52としてあるので、熱気排出用開口部52からガスコンロ本体01内にねずみが侵入することがないように低コストで構成できるものである。
なお、実施形態のガステーブルコンロAでは、トッププレート02に形成したバーナ用開口34と左バーナ(コンロバーナ)31の間に形成されることになる隙間の寸法、及び、トッププレート02に形成したバーナ用開口34と右バーナ(コンロバーナ)32の間に形成される隙間の寸法の何れの寸法も、、直径が10mmより大きい鋼球がガスコンロ本体01内に不能な寸法としてあり、これらの隙間からねずみがガスコンロ本体01内に侵入することによる不都合の発生も抑制されている。
〔別実施形態〕
上記実施形態では、ガスコンロ本体01用のケーシング03の後の側面04に形成された大寸法の熱気排出用開口部72を開口部が形成されていない熱気排出用開口部閉塞体82によって閉塞して、熱気排出用開口部52としてあるが、図6に示すように、ガスコンロ本体01のケーシング03の後の側面04に形成された大寸法の熱気排出用開口部72を、小寸法の開口83(例えば、直径10mm以下の円孔)が穿設された熱気排出用開口部閉塞体82によって閉塞して、熱気排出用開口部52としてもよい。
A ガステーブルコンロ
01 ガスコンロ本体
02 トッププレート
03 ケーシング
04 後の側面
05 左の側面
06 右の側面
07 前の側面
08 折り曲げ位置
31 左バーナ(コンロバーナ)
32 右バーナ(コンロバーナ)
33 炎孔部
34 バーナ用開口
40 前面パネル
41 左点消火操作部
42 右点消火操作部
51 吸気用開口部
52 熱気排出用開口部
71 大寸法の吸気用開口部
72 大寸法の熱気排出用開口部
81 吸気用開口部閉塞体
82 熱気排出用開口部閉塞体
83 小寸法の開口

Claims (3)

  1. ガスコンロ本体の上面に被着されたトッププレートに形成したバーナ用開口を介して、コンロバーナの外周に形成された炎孔部が前記トッププレートの上方に突出して配設され、
    前記コンロバーナに供給される一次空気が流入する吸気用開口部、及び、前記ガスコンロ本体内の熱気を排出する熱気排出用開口部をガスコンロ本体に備えたガステーブルコンロにおいて、
    前記コンロバーナと前記バーナ用開口の間、及び、前記吸気用開口部、及び、前記熱気排出用開口部の何れの箇所においても、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能に構成されることを特徴とするガステーブルコンロ。
  2. 前記吸気用開口部が、直径が10mmより大きい鋼球が通過可能に形成された大寸法の吸気用開口部を、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能な小寸法の開口を具備する吸気用開口部閉塞体にて閉塞して構成されることを特徴とする請求項1に記載のガステーブルコンロ。
  3. 前記熱気排出用開口部が、直径が10mmより大きい鋼球が通過可能に形成された大寸法の熱気排出用開口部を、直径が10mmより大きい鋼球が通過不能な小寸法の開口を具備する或いは開口が形成されていない熱気排出用開口部閉塞体にて閉塞して構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガステーブルコンロ。
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