JP2014210228A - 膜塗工装置に設ける乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】昇降する蓋部の支承強度を高めると共に、上昇させた開放作業位置での保持強度を著しく高めることができ、また揺れや傾動も防止でき、作業者の不安も大幅に軽減できる膜塗工装置に設ける乾燥装置を提供すること。
【解決手段】膜塗工装置に設ける乾燥装置であって、塗工を終えたフィルム状の被塗工体4を搬送通過させる本体部5と、この本体部5の上部開口部を閉塞する蓋部7とからなり、この蓋部7を昇降装置20により上方へ移動させてフィルム状の被塗工体4の通し作業や支承ローラ8のメンテナンス作業が行えるように構成し、昇降する蓋部7の外側に位置する保護体12を備えると共に、この保護体12に、バー状のガイド部13を設けると共に、蓋部7にスライド係合部14を設けた昇降ガイド機構15を備え、蓋部7を上方に移動させた開放作業位置で蓋部7を係止保持する開放作業位置ロック機構18を保護体12と蓋部7とに設けた乾燥装置。
【選択図】図3
【解決手段】膜塗工装置に設ける乾燥装置であって、塗工を終えたフィルム状の被塗工体4を搬送通過させる本体部5と、この本体部5の上部開口部を閉塞する蓋部7とからなり、この蓋部7を昇降装置20により上方へ移動させてフィルム状の被塗工体4の通し作業や支承ローラ8のメンテナンス作業が行えるように構成し、昇降する蓋部7の外側に位置する保護体12を備えると共に、この保護体12に、バー状のガイド部13を設けると共に、蓋部7にスライド係合部14を設けた昇降ガイド機構15を備え、蓋部7を上方に移動させた開放作業位置で蓋部7を係止保持する開放作業位置ロック機構18を保護体12と蓋部7とに設けた乾燥装置。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えばスリット状の先端吐出孔から塗工液を吐出するノズル部に対して、フィルム状の被塗工体を搬送して表面に薄膜を塗工形成するように構成した膜塗工装置に設ける乾燥装置であって、塗工を終えたフィルム状の被塗工体を、熱風が送り込まれる本体部と蓋部とからなる乾燥室を搬送通過させて塗工膜を乾燥する乾燥装置に関するものである。
液供給部から供給された塗工液をスリット状の先端吐出孔から吐出するノズル部を有し、このノズル部の先端吐出孔から塗工液を吐出しながら、このノズル部と対向するフィルム状の被塗工体をこのノズル部に対して搬送させることで、このフィルム状の被塗工体に塗工液を膜状に塗工するように構成した膜塗工装置においては、その搬送下流側に乾燥装置を設けて塗工を終えたフィルム状の被塗工体の塗工膜を乾燥する。
このフィルム塗工の量産性を向上するには、この乾燥装置の搬送長(乾燥室長)を長くしたり乾燥機能自体を高めたりして、乾燥能力を高めて搬送スピードを上げることが望ましい。
特に、フィルム状の被塗工体の両面に塗工する場合、一旦被塗工体の片面に塗工後この塗工膜を乾燥し、更に反対面にも塗工した後この反対面の塗工膜も乾燥するため、各乾燥装置の搬送長や乾燥機能の向上による乾燥能力の向上が量産性に一層大きな影響を与える。
例えば、アルミ製又は銅製などの金属製フィルムを被塗工体とし、この表面にコバルト酸リチウムなどの正極活性物質又はグラファイトなどの負極活性物質にバインダー(NNPなどの溶媒)などを混合しこれを塗工液として、100μmオーダーの薄膜を塗工形成するリチウムイオン電池形成材を作製する場合、塗工はスピーディーに均一に行えても、この塗工後の乾燥をスピーディーに行えなければ量産性は向上されない。
このような乾燥装置は、本体部とこの本体部の上部開口部を閉塞する蓋部とからなり、例えば横長の本体部に複数の蓋部を並設した構成としたり、この本体部と蓋部とからなる乾燥室を複数並設し各乾燥室の左右の出入口部が連通するように連結した構成とするなどして、乾燥室長を長くした構成とするが、この乾燥室を構成する本体部内には、水平方向に支承ローラを多数並設架設し、この支承ローラ上に前記フィルム状の被塗工体を通紙し、このフィルム状の被塗工体を引き取り水平搬送しながら、熱風送出部からの熱風やヒータ部の熱により乾燥させるように構成したり、上下に熱風送出部を設けて非接触で搬送通過させながら乾燥するフローティング乾燥方式となるように構成している。
また、このような乾燥装置は、本体部とこの上部開口部を閉塞する蓋部で構成するが、この蓋部は上方へ開放移動することで本体部の上部開口部を開放して、前記フィルム状の被塗工体の通紙作業やこのフィルム状の被塗工体を支承する支承ローラや熱風送出部や熱風排出部などの点検・修理・交換等のメンテナンス作業が容易に行えるように構成している。
しかし、この蓋部を後方を枢着して前側を持ち上げるようにして上方へ起伏開閉回動自在に設ける構成とすると、持ち上げた際の高さ寸法を必要とし、例えば乾燥装置(乾燥室)を両面塗工に際して上下二層に構成しなければならない場合には、更に全体の高さ寸法を要することになる。
また、前側だけでなく、左右及び後方からも作業者がメンテナンス作業を行いたい場合に後方が持ち上がっていないために作業しづらい。また、この蓋部に熱風を送風する熱風送出部や熱風排出部やヒータ部を設けて、この蓋部を上方に移動して上部開口部を開口した際には、これら上側の熱風送出部等も蓋部と共に取り払われて本体部内の支承ローラが露出して作業し易いように構成することが望ましいが、そのために後方で熱風を供給・排出する大型な配管設備も上下動でない蓋部の起伏開閉回動に伴って傾動自在に設けなければならず、非常にコスト高となる。
そこで、このような乾燥装置は、本体部内に、前記フィルム状の被塗工体を支承する支承ローラを複数架設状態に設けるか、又はフローティング乾燥方式とする場合はフィルム状の被塗工体を乾燥しながら非接触で支承する下側熱風送出部を設けた構成とし、前記蓋部は、前記フィルム状の被塗工体を乾燥する上側熱風送出部又は上側ヒータ部を備えた構成とすると共に、昇降装置により上下方向に水平状態を保って移動自在に設けて、この蓋部を昇降装置により上方へ移動することで前記本体部の上部開口部が開放状態となり前側からも後側からでも前記フィルム状の被塗工体の通し作業や前記支承ローラ若しくは前記下側熱風送出部のメンテナンス作業が容易に行えるように構成している。
しかしながら、前述のように上方に水平状態を保って昇降させて本体部の上部開口部を開放できる前記蓋部は、複数並設状態に設けるとしても、熱風送出部や更に乾燥能力を高めるためにIRヒータなどのヒータ部を備えるため重量があり、作業者はこの蓋部の下に頭を入れるようにして作業するため、上昇移動した開放作業位置での蓋部の支承強度や保護強度が心配となる。
例えば、本体部の四隅に昇降用シリンダ装置を設けると共に、この昇降をガイドする昇降ガイド機構を設けた構成とし支承強度を確保しているが、持ち上げた蓋部が作業者は傾倒するおそれがないかどうか不安とならざるを得ない構成であった。
また、支承強度が確保されているても、上昇時に揺れを生じ得る構成であるためこの不安は高まる。
例えば、本体部の四隅に昇降用シリンダ装置を立設し、この進退ロッドの先端部を蓋部に設け、更に本体部若しくは蓋部の一方にガイド杆を立設若しくは垂設し、このガイド杆に係合するスライド係合部を他方に設けた構成としているが、ガイド杆は本体部と蓋部との一方にその一端部が固定されているのみで、他端部は他方に設けたスライド係合部にスライド自在に係合しているだけの構成のため、持ち上げた蓋部が前後に揺れ得る構成であり、傾倒する不安は拭い切れない構成であった。
また更に、例えばこの昇降用シリンダ装置による支承強度を上げたり、上昇させた開放作業位置でロッドの進退動を油圧ロックする突出位置ロック機構付の昇降用シリンダ装置を用いるとしても、作業者は油圧ロックが掛かっているか否かを視認できないため、作業中の不安はやはり消えない。
本発明は、このような問題点を解決し、簡易な構成で昇降する蓋部の支承強度を高めると共に、上昇させた開放作業位置で蓋部を係止固定でき蓋部のこの位置での保持強度を著しく高めることができ、またスムーズに安定性良く昇降させて本体部(乾燥室)を開閉できると共に、揺れや傾動することも防止でき、作業者の作業中の不安な心理を大幅に軽減できる画期的な膜塗工装置に設ける乾燥装置を提供することを目的としている。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
ノズル部1の先端吐出孔2から塗工液を吐出しながら、このノズル部1と対向するフィルム状の被塗工体4をこのノズル部1に対して搬送させることで前記フィルム状の被塗工体4に塗工液を膜状に塗工するように構成した膜塗工装置に設ける乾燥装置であって、前記塗工を終えたフィルム状の被塗工体4を搬送通過させる本体部5と、この本体部5の上部開口部を閉塞する蓋部7とからなり、前記本体部5は、前記フィルム状の被塗工体4を支承する支承ローラ8を複数架設状態に設けた、又は前記フィルム状の被塗工体4を乾燥しながら非接触で支承する下側熱風送出部を設けた構成とし、前記蓋部7は、前記フィルム状の被塗工体4を乾燥する上側熱風送出部9又は上側ヒータ部11を備えた構成とすると共に、昇降装置20により上下方向に移動自在に設けて、この蓋部7を昇降装置20により上方へ移動することで前記本体部5の上部開口部が開放状態となり前記フィルム状の被塗工体4の通し作業又は前記支承ローラ8若しくは前記下側熱風送出部のメンテナンス作業が行えるように構成し、前記本体部5を固定若しくは載置し且つ前記昇降する蓋部7の外側に位置する枠状若しくは作業用開口部を有するケース状の保護体12を備えると共に、この保護体12に、上下方向に長さを有するガイド部13若しくはガイド部13にスライド自在に係合するスライド係合部14を設けると共に、前記蓋部7に前記ガイド部13にスライド自在に係合する前記スライド係合部14若しくは前記ガイド部13を設けた昇降ガイド機構15を備えた構成とし、このガイド部13に係合したスライド係合部14をスライドさせながら、前記蓋部7を前記昇降装置20により昇降させて前記本体部5の上部開口部を開閉するように構成し、この蓋部7を上方に移動させた開放作業位置で前記蓋部7を係止保持する係止部16若しくは係止部16が係合して係止保持する係合部17を前記保護体12に設けると共に、前記蓋部7に前記係止部16が係合する前記係合部17若しくは前記係止部16を設けた開放作業位置ロック機構18を備えた構成とし、前記蓋部7が前記保護体12に固定した前記昇降ガイド機構15にガイドされて上方に移動した開放作業位置が、前記係止部16と前記係合部17との係合により前記保護体12に対して係止固定されるように構成したことを特徴とする膜塗工装置に設ける乾燥装置に係るものである。
また、前記開放作業位置ロック機構18は、前記係止部16と前記係合部17との係合部分を露出状態に構成、又は前記係止部16を露出状態に設けて係止部16の進退動が視認できるように構成して、前記係止部16と前記係合部17との係合の有無が視認できるように構成したことを特徴とする請求項1記載の膜塗工装置に設ける乾燥装置に係るものである。
また、前記開放作業位置ロック機構18は、前記保護体12及び前記蓋部7に前記係合部17を設け、この双方の係合部17に差し込み係合して蓋部7を保護体12に係止保持する前記係止部16を可動自在に前記保護体12に設けた構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の膜塗工装置に設ける乾燥装置に係るものである。
また、前記保護体12は、この保護体12に固定若しくは載置した前記本体部5に対して上方に昇降する前記蓋部7の外側に位置する柱部を有する枠状のフレーム体12で構成して、蓋部7が前後方向若しくは左右方向へ倒れ動することを阻止する保護枠に構成し、この保護体12に上下方向に長さを有するバー状の前記ガイド部13を設け、前記蓋部7にこのガイド部13にスライド自在に係合する前記スライド係合部14を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の膜塗工装置に設ける乾燥装置に係るものである。
また、前記昇降装置20は、前記保護体12若しくは前記本体部5の複数箇所に設けた各昇降用シリンダ装置20の進退ロッドを前記蓋部7に連結した構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の膜塗工装置に設ける乾燥装置に係るものである。
また、前記本体部5と前記蓋部7とからなる乾燥室を複数並設した構成とし、この各乾燥室の左右に、前記フィルム状の被塗工体4を搬送通過させる出入口部19を設け、この出入口部19が連通するように各本体部5を並設してトータル乾燥室長を長くした構成とし、前記蓋部7を上方へ移動して前記本体部5を開放作業位置に移動させた際、前記左右の出入口部19も蓋部7の移動によって分断開放状態となるように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の膜塗工装置に設ける乾燥装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、簡易な構成で昇降する蓋部の支承強度を高めると共に、上昇させた開放作業位置で蓋部を係止固定でき蓋部のこの位置での保持強度を著しく高めることができ、またスムーズに安定性良く昇降させて本体部(乾燥室)を開閉できると共に、揺れや傾動することも防止でき、作業者の作業中の不安な心理を大幅に軽減できる画期的な膜塗工装置に設ける乾燥装置となる。
また、請求項2記載の発明においては、開放作業位置ロック機構が作動し、蓋部を上昇させた開放作業位置が係止固定され保持されていることを視認できるため、一層作業者の不安を消し去ることができる。
また、請求項3記載の発明においては、更に蓋部の開放作業位置の保持強度が高まる。
即ち、簡易な構成により開放作業位置ロック機構の係止部として設ける例えばロック用シリンダ装置の進退ロッドを進退動させて、保護体と蓋部とに夫々設けた係合部の係止孔に貫通させるだけで保護体と蓋部とを係止固定できるから、このロック用シリンダ装置の保護体との取付強度に依拠する構成とならないため、極めて保持強度が向上することとなる。
また、請求項4記載の発明においては、保護体を保持枠、例えば本体部を固定若しくは載置し蓋部の前後方向の揺れを阻止するように外側に柱部を位置させたフレーム体として構成し、またこのフレーム体の柱部に上下複数箇所を固定したガイド部としてのガイド杆を設け、これに蓋部に設けたスライド係合部としてのスライドブッシュを係合し、フレーム体に固定したガイド杆に沿って蓋部を昇降するように構成したから、極めて簡易な構成で蓋部の支承強度が極めて向上する一層実用性に優れた膜塗工装置に設ける乾燥装置となる。
また、請求項5,6記載の発明においては、一層簡易な構成で実現できる実用性に優れた膜塗工装置に設ける乾燥装置となる。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
膜塗工装置によって塗工を終えたフィルム状の被塗工体4は、乾燥装置の本体部5(乾燥室)を搬送通過することでこの被塗工体4表面に塗工形成された塗工膜3が乾燥される。
即ち、乾燥装置の少なくとも蓋部7に設けた上側熱風送出部9から送り込まれた熱風で、この下方を搬送して行く前記被塗工体4の上面の塗工膜3は熱風乾燥され、例えばこの熱風は熱風排出部10から前記乾燥室外へ排出される。
例えばこの塗工膜3から、暴爆性を有したりそのまま無造作に乾燥室外へ排出できない性質の気化ガスが生じるとしても、これを熱風排出部10から熱風と共に常に排出しながら熱風乾燥することで気化ガスが乾燥室内で危険濃度となることを阻止している。
また、この熱風による表面乾燥に加えて内部から加熱乾燥するIRヒータなどのヒータ部11を更に設けても良い。
このような乾燥装置は、前述のように塗工を終えたフィルム状の被塗工体4を搬送通過させる本体部5と、この本体部5の上部開口部を閉塞する蓋部7とからななり、前記本体部5は、前記フィルム状の被塗工体4を支承する支承ローラ8を複数架設状態に設け、更に例えば下側熱風送出部や下側熱風排出部10を設けた構成としたり、又はフローティング乾燥方式とする場合は、支承ローラ8の替わりに、フィルム状の被塗工体4を乾燥しながら非接触で支承する下側熱風送出部を設けた構成とし、前記蓋部7は、前記フィルム状の被塗工体4を乾燥する上側熱風送出部9や上側ヒータ部11を備えた構成とすると共に、昇降装置20により上下方向に移動自在に設けて、この蓋部7を昇降装置20により上方へ移動することで前記本体部5の上部開口部が前後とも開放状態となり、前記フィルム状の被塗工体4の通し作業や前記支承ローラ8のメンテナンス作業などが前側からでも後側からでも行えるように構成している。
また、この蓋部7は昇降ガイド機構15によりガイドされて昇降する構成としているが、前記本体部5を固定若しくは載置し且つ前記昇降する蓋部7の外側に位置する枠状若しくは作業用開口部を有するケース状の保護体12を備えると共に、この保護体12に、上下方向に長さを有するガイド部13若しくはガイド部13にスライド自在に係合するスライド係合部14を設けると共に、前記蓋部7に前記ガイド部13にスライド自在に係合する前記スライド係合部14若しくは前記ガイド部13を設けた昇降ガイド機構15を備えた構成とし、このガイド部13に係合したスライド係合部14をスライドさせながら、前記蓋部7を前記昇降装置20により昇降させて前記本体部5の上部開口部を開閉するように構成している。
従って、単に従来例のように本体部5と蓋部7とに昇降ガイド機構15を設けた構成とせずに、剛性ある保護体12と昇降する蓋部7とに昇降ガイド機構15を設けた構成とするため、極めて支承強度が向上すると共に、この昇降する蓋部7は保護体12でその揺れや傾倒も防止され、蓋部7の下に頭を入れて作業する作業者の不安は著しく軽減されることとなる。
例えば、保護体12として構造強度が十分なフレーム体で構成し、例えばこのフレーム体12の柱部が少なくとも蓋部7の前後方向の外側に近接配設する構成として、少なくとも蓋部7の前後方向の傾倒を阻止する構成とし、この剛性あるフレーム体12に昇降装置20を設けて蓋部7をこのフレーム体12内、即ちこのフレーム体12の柱部内でスライドするようにしている。例えばこのフレーム体12に昇降ガイド機構15として例えばガイド部13を設け、このガイド部13に係合するスライド係合部14を蓋部7に設けて、フレーム体12に設けたガイド部13に沿って蓋部7をスライド自在に昇降する構成とすることで、蓋部7の支承強度を著しく高めている。
また、この蓋部7を上方に移動させた開放作業位置で前記蓋部7を係止保持する係止部16若しくは係止部16が係合して係止保持する係合部17を前記保護体12に設けると共に、前記蓋部7に前記係止部16が係合する前記係合部17若しくは前記係止部16を設けた開放作業位置ロック機構18を備えた構成とし、前記蓋部7が前記保護体12に固定した前記昇降ガイド機構15にガイドされて上方に移動した開放作業位置が、前記係止部16と前記係合部17との係合により前記保護体12に対して係止固定されるように構成としている。即ち、蓋部7は上昇した開放作業位置で保護体12に係止固定されるため、この蓋部7のこの位置での保持強度も極めて向上することとなる。
従って、昇降時の支承強度も開放作業位置の保持強度も向上し、しかもこの蓋部7は保護体12により傾倒も防止されるため、簡易な構成にして極めて強度が向上し、作業者の不安も著しく軽減される膜塗工装置に設ける乾燥装置となる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、巻取ロール21から引き出したフィルム状の被塗工体4を塗工用のノズル部1と対向する支持ローラ22などを介して引き出し搬送し、このノズル部1の先端吐出孔2から塗工液を吐出させて、この支持ローラ22で支承されている被塗工体4の片面にこの塗工液を塗工した後、乾燥装置の本体部5と蓋部7とからなる乾燥室を水平搬送通過させて乾燥し、前記回収ロール23に巻き取る膜塗工装置に設ける乾燥装置に本発明を適用したものである。
即ち、本実施例のこの乾燥装置は、ノズル部1の先端吐出孔2から塗工液を吐出しながら、このノズル部1と対向するフィルム状の被塗工体4をこのノズル部1に対して搬送させることで前記フィルム状の被塗工体4に塗工液を膜状に塗工するように構成した膜塗工装置の搬送下流側に設けて、膜塗工装置により片面に塗工を終えたフィルム状の被塗工体4を搬送通過させ乾燥させる構成としている。
具体的には、前記塗工を終えたフィルム状の被塗工体4を搬送通過させる本体部5と、この本体部5の上部開口部を閉塞する蓋部7とからなり、この本体部5と蓋部7とからなる乾燥室を左右の出入口部19が連通するように連結してトータルの乾燥室長を長く確保した構成としたもので、この並設する各本体部5の上部開口部を各蓋部7で開閉自在に閉塞し横方向に長い乾燥室長を有する構成としている。
この本体部5は、前記フィルム状の被塗工体4を支承する支承ローラ8を複数架設状態に設けた、又は前記フィルム状の被塗工体4を乾燥しながら非接触で支承する下側熱風送出部を設けた構成としている。
具体的には、本実施例では、各本体部5には、支承ローラ8を搬送方向に多数並設し、これにフィルム状の被塗工体4を支承させて搬送する構成とし、この本体部5にも下側熱風排出部10を設けた構成としている。
また蓋部7は、前記フィルム状の被塗工体4を乾燥する上側熱風送出部9と上側熱風排出部10を備えた構成とすると共に、IRヒータなどのヒータ部11をも備えた構成としている。
また、このように重量のある蓋部7を昇降装置20により上下方向に移動自在に設けて、この蓋部7を昇降装置20により上方へ移動することで前記本体部5の上部開口部が前後とも開放状態となり、作業者が前側からも後側からも前記フィルム状の被塗工体4の通し作業や前記支承ローラ8のメンテナンス作業が容易に行えるように構成している。
更に具体的に説明すると、前記本体部5と前記蓋部7とからなる乾燥室を複数並設した構成とし、この各乾燥室の左右に、前記フィルム状の被塗工体4を搬送通過させる出入口部19を設け、前記蓋部7を上方へ移動して前記本体部5を開放作業位置に移動させた際、前記左右の出入口部19も蓋部7の上動によって分断開放状態となるように構成している。
即ち、本体部5は、横方向に複数連結してトータルして長い乾燥室を形成するもので、この各区画乾燥室となる各本体部5の上部開口部を各蓋部7が夫々上下方向に開閉移動自在に閉塞した構成とし、この各蓋部7を上方へ開放移動することでその区画部分が開口してその本体部5内の前記フィルム状の被塗工体4を支承する前記支承ローラ8が露出し、また左右の出入口部19もその上側が開放し、このフィルム状の被塗工体4の通紙作業や、このフィルム状の被塗工体4を取り去ることで支承ローラ8が交換自在に露出する構成としている。
言い換えれば、このように本体部5の凹部内には、水平方向に支承ローラ8を多数並設架設し、この支承ローラ8上に前記フィルム状の被塗工体4を通紙し、このフィルム状の被塗工体4を引き取り水平搬送するように構成するが、この本体部5の蓋部7を開放移動することでその蓋部7で閉塞していた部分(区画部分)の本体部5の上部開口部が開放し、前記フィルム状の被塗工体4の通紙作業やこのフィルム状の被塗工体4を支承する支承ローラ8の点検・修理・交換等のメンテナンスが容易に行えるように構成している。
本実施例では、本体部5を載置固定し且つこの本体部5に対して昇降する蓋部7を囲む枠状の保護体12を備えた構成としている。
具体的には、本実施例では、フレーム体12で構成し、左右の柱部は本体部5及び蓋部7の外側に近接位置し、少なくとも前後方向の揺れは阻止する構成としている。
即ち、フレーム体12の四隅の柱部を蓋部7の前後方向の外側に近接するように配置させる構成として、蓋部7の昇降の妨げとならずに、また左右の本体部5の出入口部19を連通するように連結する構成の妨げとならずに、前後方向の蓋部7の万一の傾倒を阻止し得る構成としている。
また、このフレーム体12は、四隅の柱部や横桟部などで構成され、これら骨材の強度を高めて全体として剛性のあるフレーム構造体とし、これに本体部5を載置固定すると共に、これに蓋部7を昇降自在に設ける構成として、安定性も高く設置強度の高いフレーム体12としている。
また、本実施例は、各本体部5毎にこれを載置固定するフレーム体12とし、このフレーム体12の左右の柱部が前後ともに昇降する蓋部7の外側に近接配設するように構成したもので、このようなフレーム体12に設けられた本体部5と蓋部7とからなる乾燥室をフレーム体12毎移動設置して順次連結して所定乾燥室長の本装置を工場に容易に設置できるようにしている。
本実施例は、この保護体12(フレーム体12)に、上下方向に長さを有するガイド部13若しくはガイド部13にスライド自在に係合するスライド係合部14を設けると共に、前記蓋部7に前記ガイド部13にスライド自在に係合する前記スライド係合部14若しくは前記ガイド部13を設けた昇降ガイド機構15を備えた構成とし、このガイド部13に係合したスライド係合部14をスライドさせながら、前記蓋部7を前記昇降装置20により昇降させて前記本体部5の上部開口部を開閉するように構成している。
具体的には、本実施例では、保護体12の柱部に上下方向に長さを有するバー状の前記ガイド部13、即ちガイド杆13を設け、前記蓋部7にこのガイド部13にスライド自在に係合する前記スライド係合部14を設けている。
即ち、単に従来例のように本体部5と蓋部7とに昇降ガイド機構15を設けた構成とせずに、剛性ある保護体12と昇降する蓋部7とに昇降ガイド機構15を設けた構成している。
更に説明すれば、保護体12を前述のように剛性が高く、設置強度が高く安定性に優れたフレーム体12で構成し、このフレーム体12の柱部を蓋部7の前後方向の外側に近接した構成とし、この剛性あるフレーム体12に昇降装置20を設けて蓋部7をこのフレーム体12内、即ちこのフレーム体12の柱部間内でスライドするようにしている。
この昇降装置20は、昇降用シリンダ装置20をこのフレーム体12の底部横桟部上の四隅に立設し、その進退ロッドの上端部を蓋部7に設けた取付部に連結している。
また、このフレーム体12に昇降ガイド機構15として例えばガイド部13を設け、このガイド部13に係合するスライド係合部14を蓋部7に設けて、フレーム体12に設けたガイド部13に沿って蓋部7をスライド自在に昇降する構成とすることで、蓋部7の支承強度を著しく高めている。
更に説明すると、本実施例では、フレーム体12の各柱部に、ガイド部13としてガイド杆13(スライドバー13)を上下方向に固定している。即ち、剛性のあるフレーム体12の柱部に上下二箇所止め状態にスライドバー13を固定している。
また、このスライドバー13にスライド自在に係合するスライド係合部14としてベアリングなどを内装したスライドブッシュ14を蓋部7の取付部に設けて、蓋部7がフレーム体12に固定してあるスライドバー13に沿ってガイドされて昇降するように構成している。
本実施例では、この昇降ガイド機構15をフレーム体12の四箇所に設けているため、極めて支承強度が向上すると共に、スムーズな昇降動作となる。
また、本実施例では、この蓋部7を上方に移動させた開放作業位置で前記蓋部7を係止保持する係止部16若しくは係止部16が係合して係止保持する係合部17を前記保護体12に設けると共に、前記蓋部7に前記係止部16が係合する前記係合部17若しくは前記係止部16を設けた開放作業位置ロック機構18を備えた構成とし、前記蓋部7が前記保護体12に固定した前記昇降ガイド機構15にガイドされて上方に移動した開放作業位置が、前記係止部16と前記係合部17との係合により前記保護体12に対して係止固定されるように構成している。
また、この開放作業位置ロック機構18は、前記係止部16と前記係合部17との係合部分を露出状態に構成、又は前記係止部16を露出状態に設けて係止部16の進退動が視認できるように構成して、前記係止部16と前記係合部17との係合の有無が視認できるように構成している。
具体的には、この開放作業位置ロック機構18は、前記保護体12及び前記蓋部7に前記係合部17を設け、この双方の係合部17に差し込み係合して蓋部7を保護体12に係止保持する前記係止部16を可動自在に前記保護体12に設けた構成としている。
更に説明すると、本実施例では、前述したフレーム体12の上部横桟部にロック用シリンダ装置24を設け、水平方向に進退する進退ロッド16を前記係止部16としている。
また、このフレーム体12の上部横桟部には、このロック用シリンダ装置24(進退ロッド16)を設けるだけでなく、この進退ロッド16が貫通する貫通係止孔を設けた板状の係合部17を設けている。
また、蓋部7にもこれと同様の板状の係合部17を設け、上昇して開放作業位置で双方の係合部17の係止孔が連通状態となり、この双方に進退ロッド16が突出貫通して係止固定するように構成している。これを複数箇所に設けると共に、露出視認状態にフレーム体12の上部に設けているため、極めて保持強度が向上すると共に、この開放作業位置ロック機構18の係止部分も視認でき、貫通係止固定したロック状態が一目でわかり、また前述のように剛性あるフレーム体12に支持され、これに囲まれているように視認されるため、作業者の不安は大幅に軽減されることとなる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 ノズル部
2 先端吐出孔
3 塗工膜
4 フィルム状の被塗工体
5 本体部
7 蓋部
8 支承ローラ
9 熱風送出部
10 熱風排出部
11 ヒータ部
12 保護体(フレーム体)
13 ガイド部
14 スライド係合部
15 昇降ガイド機構
16 係止部
17 係合部
18 開放作業位置ロック機構
19 出入口部
20 昇降装置(昇降用シリンダ装置)
2 先端吐出孔
3 塗工膜
4 フィルム状の被塗工体
5 本体部
7 蓋部
8 支承ローラ
9 熱風送出部
10 熱風排出部
11 ヒータ部
12 保護体(フレーム体)
13 ガイド部
14 スライド係合部
15 昇降ガイド機構
16 係止部
17 係合部
18 開放作業位置ロック機構
19 出入口部
20 昇降装置(昇降用シリンダ装置)
Claims (6)
- ノズル部の先端吐出孔から塗工液を吐出しながら、このノズル部と対向するフィルム状の被塗工体をこのノズル部に対して搬送させることで前記フィルム状の被塗工体に塗工液を膜状に塗工するように構成した膜塗工装置に設ける乾燥装置であって、前記塗工を終えたフィルム状の被塗工体を搬送通過させる本体部と、この本体部の上部開口部を閉塞する蓋部とからなり、前記本体部は、前記フィルム状の被塗工体を支承する支承ローラを複数架設状態に設けた、又は前記フィルム状の被塗工体を乾燥しながら非接触で支承する下側熱風送出部を設けた構成とし、前記蓋部は、前記フィルム状の被塗工体を乾燥する上側熱風送出部又は上側ヒータ部を備えた構成とすると共に、昇降装置により上下方向に移動自在に設けて、この蓋部を昇降装置により上方へ移動することで前記本体部の上部開口部が開放状態となり前記フィルム状の被塗工体の通し作業又は前記支承ローラ若しくは前記下側熱風送出部のメンテナンス作業が行えるように構成し、前記本体部を固定若しくは載置し且つ前記昇降する蓋部の外側に位置する枠状若しくは作業用開口部を有するケース状の保護体を備えると共に、この保護体に、上下方向に長さを有するガイド部若しくはガイド部にスライド自在に係合するスライド係合部を設けると共に、前記蓋部に前記ガイド部にスライド自在に係合する前記スライド係合部若しくは前記ガイド部を設けた昇降ガイド機構を備えた構成とし、このガイド部に係合したスライド係合部をスライドさせながら、前記蓋部を前記昇降装置により昇降させて前記本体部の上部開口部を開閉するように構成し、この蓋部を上方に移動させた開放作業位置で前記蓋部を係止保持する係止部若しくは係止部が係合して係止保持する係合部を前記保護体に設けると共に、前記蓋部に前記係止部が係合する前記係合部若しくは前記係止部を設けた開放作業位置ロック機構を備えた構成とし、前記蓋部が前記保護体に固定した前記昇降ガイド機構にガイドされて上方に移動した開放作業位置が、前記係止部と前記係合部との係合により前記保護体に対して係止固定されるように構成したことを特徴とする膜塗工装置に設ける乾燥装置。
- 前記開放作業位置ロック機構は、前記係止部と前記係合部との係合部分を露出状態に構成、又は前記係止部を露出状態に設けて係止部の進退動が視認できるように構成して、前記係止部と前記係合部との係合の有無が視認できるように構成したことを特徴とする請求項1記載の膜塗工装置に設ける乾燥装置。
- 前記開放作業位置ロック機構は、前記保護体及び前記蓋部に前記係合部を設け、この双方の係合部に差し込み係合して蓋部を保護体に係止保持する前記係止部を可動自在に前記保護体に設けた構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の膜塗工装置に設ける乾燥装置。
- 前記保護体は、この保護体に固定若しくは載置した前記本体部に対して上方に昇降する前記蓋部の外側に位置する柱部を有する枠状のフレーム体で構成して、蓋部が前後方向若しくは左右方向へ倒れ動することを阻止する保護枠に構成し、この保護体に上下方向に長さを有するバー状の前記ガイド部を設け、前記蓋部にこのガイド部にスライド自在に係合する前記スライド係合部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の膜塗工装置に設ける乾燥装置。
- 前記昇降装置は、前記保護体若しくは前記本体部の複数箇所に設けた各昇降用シリンダ装置の進退ロッドを前記蓋部に連結した構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の膜塗工装置に設ける乾燥装置。
- 前記本体部と前記蓋部とからなる乾燥室を複数並設した構成とし、この各乾燥室の左右に、前記フィルム状の被塗工体を搬送通過させる出入口部を設け、この出入口部が連通するように各本体部を並設してトータル乾燥室長を長くした構成とし、前記蓋部を上方へ移動して前記本体部を開放作業位置に移動させた際、前記左右の出入口部も蓋部の移動によって分断開放状態となるように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の膜塗工装置に設ける乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013087430A JP2014210228A (ja) | 2013-04-18 | 2013-04-18 | 膜塗工装置に設ける乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013087430A JP2014210228A (ja) | 2013-04-18 | 2013-04-18 | 膜塗工装置に設ける乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014210228A true JP2014210228A (ja) | 2014-11-13 |
Family
ID=51930431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013087430A Pending JP2014210228A (ja) | 2013-04-18 | 2013-04-18 | 膜塗工装置に設ける乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014210228A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104399646A (zh) * | 2014-10-31 | 2015-03-11 | 天下石仓(天津)有限公司 | 石材背网涂覆传送装置 |
CN105972967A (zh) * | 2016-06-27 | 2016-09-28 | 湖州吉昌丝绸有限公司 | 一种脱水机的导布支架 |
CN108355911A (zh) * | 2018-02-09 | 2018-08-03 | 合肥科盟信息技术有限公司 | 具有成品筛选功能的智能自动化生产线 |
CN110404725A (zh) * | 2019-08-09 | 2019-11-05 | 郭颂 | 一种筒状机械零部件外表面上色喷涂处理系统 |
-
2013
- 2013-04-18 JP JP2013087430A patent/JP2014210228A/ja active Pending
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