JP2014210026A - ナースコールシステム - Google Patents

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching

Abstract

【課題】同報呼び出しの対象でありながら鳴らなかった携帯端末を所持する看護師が患者からの呼び出しに気付かないままになってしまうことを防止できるようにする。
【解決手段】同報呼び出し制御部24において複数の携帯端末10に対する同報呼び出しの実行を指示した後、何れかの携帯端末10から応答の返信があったとき、応答の返信をした携帯端末10以外の非応答端末に対して呼出履歴記録コマンドを送信して呼出履歴情報を記録するように制御する呼出履歴記録制御部25を備え、複数の非応答端末の中に、PBX7の呼び出し遅延により鳴らなかった携帯端末10が含まれている場合でも、当該鳴らなかった携帯端末10にも呼出履歴情報が記録されるようにして、同報呼び出しの対象でありながら鳴らなかった携帯端末10でも呼出履歴を確認することができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ナースコールシステムに関し、特に、1回のナースコールに対応して複数の携帯端末に対する呼び出しを同時に行う機能を備えたナースコールシステムに用いて好適なものである。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が医師または看護師のサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、単に「患者」と言う)が呼出ボタン等を押下することによって医者、看護師または介護師(以下、単に「看護師」と言う)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、ベッドサイドやトイレ、浴室などに設置するナースコール子機と、ナースセンタに設置するナースコール親機とを備えて構成されている。さらに、看護師が携帯するPHS(Personal Handyphone System)等の携帯端末とPBX(Private Branch Exchange:構内交換機)とを組み合わせたナースコールシステムも提供されている。
従来、携帯端末を採用したナースコールシステムにおいて、例えば、1人の患者からの呼び出しで複数の携帯端末を鳴らし、最初に携帯端末で応答した看護師が患者と通話できるようになされたシステムが提供されている。ここで、複数の携帯端末を同時に鳴らすようにしたものが存在する(例えば、特許文献1の段落[0005]参照)。このような同報呼び出しの仕組みは、例えば一人の患者を複数の看護師でサポートするチームナーシングを行う場合などに有効である。
特開2010−162151号公報
しかしながら、複数の携帯端末を同時に鳴らすように設計されたシステムであっても、実際にはPBXにおける動作処理の遅延により、複数の携帯端末に対する呼び出しは一定の遅延時間を置いて順次に行われる。そのため、ある携帯端末にて応答が行われて通話が開始されると、それ以降はPBXから残りの携帯端末への呼び出しが停止され、着信せずに呼出音が鳴らない携帯端末が発生する。これにより、携帯端末が鳴らなかった看護師は担当の患者からの呼び出しがあったことに気付かないままになってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ナースコールシステムにおいて複数の携帯端末に対して同報呼び出しが行われたにもかかわらず、呼び出しの対象でありながら鳴らなかった携帯端末を所持する看護師が患者からの呼び出しに気付かないままになってしまうことを防止できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、複数の携帯端末に対する同報呼び出しの実行を指示した後、何れかの携帯端末から応答の返信があったとき、応答の返信をした携帯端末以外の携帯端末に対して呼出履歴情報を送信して記録するように制御している。
上記のように構成した本発明によれば、同報呼び出しの対象とされた複数の携帯端末のうち、応答をしなかった携帯端末には呼出履歴情報が送信されて記録される。そのため、応答をしなかった携帯端末の中に、呼び出し遅延により鳴らなかった携帯端末が含まれている場合でも、当該鳴らなかった携帯端末にも呼出履歴情報が記録される。これにより、呼び出しの対象でありながら鳴らなかった携帯端末でも呼出履歴を確認することができ、当該携帯端末を所持する看護師が患者からの呼び出しに気付かないままになってしまうことを防止できる。
本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。 本実施形態によるナースコール親機の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態による同報呼び出しコマンドおよび呼出履歴記録コマンドの構成例を示す図である。 本実施形態によるナースコール親機、PBXおよび携帯端末の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。
図1に示すように、本実施形態のナースコールシステムは、ナースコール親機1、制御機2、廊下灯3、壁埋込形子機4、ハンド形子機5、ハンディナースコール主装置6、構内交換機(PBX)7、無線基地局8および携帯端末(例えば、PHS端末)10を備えて構成されている。
ナースコール親機1は、患者(ナースコール子機)からの呼び出しに対する応答の操作または患者(ナースコール子機)の呼び出しの操作を行うためのものであり、例えばナースセンタに設置される。制御機2は、ナースコール親機1と廊下灯3との間に配置され、通話やデータの送受信に関する制御を行う。
廊下灯3は、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が看護師の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことが表示されるようになっている。この廊下灯3は、病室内の患者が看護師を呼び出したときに、廊下を歩いている看護師が応答するための復旧ボタンを備えている。
壁埋込形子機4は、病室の各ベッドサイドの壁に埋め込み設置される。この壁埋込形子機4は、廊下灯3に接続されている。ハンド形子機5は、壁埋込形子機4に接続される。以下では、壁埋込形子機4およびハンド形子機5をまとめてナースコール子機4,5と記す。
壁埋込形子機4は、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン、患者が呼び出されたときに応答するための復旧ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカ、ハンド形子機5を接続するための接続端子を備えている。ハンド形子機5は、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカを備えている。
ハンディナースコール主装置6は、PBX7を介して、看護師が所持する携帯端末10との間で通話やデータの送受信に関する制御を行う。このハンディナースコール主装置6は、例えば病院内の通信センタに設置され、ナースコール親機1と接続されている。無線基地局8は、携帯端末10との間で通話やデータの無線通信をするためのものであり、PBX7と接続されている。
以上のように構成されたナースコールシステムは、患者が使用するナースコール子機4,5からの呼び出しに対し、ナースセンタに設置されたナースコール親機1、病室の外壁などに設置された廊下灯3、看護師が所持する携帯端末10で応答可能に成されている。
図2は、ナースコール親機1の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、ナースコール親機1は、その機能構成として、管理情報記憶部11、第1のインタフェース部21、第2のインタフェース部22、呼出受付部23、同報呼び出し制御部24および呼出履歴記録制御部25を備えている。
なお、上記各機能ブロック21〜25は、ハードウェア構成、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、上記各機能ブロック21〜25は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。
管理情報記憶部11は、患者に関する情報(以下、患者情報という)と、看護師に関する情報(以下、看護師情報という)と、ナースコールの呼び出し先に関する情報(以下、呼出先情報という)とをナースコールに関する管理情報として記憶している。
本実施形態において患者情報は、例えば、患者の氏名、病室の部屋番号、患者が使用しているベッドを識別するベッド番号、患者を識別するための患者ID、使用するナースコール子機4,5を識別するための子機IDなどの各種情報を含む。また、看護師情報は、例えば、看護師の氏名、看護師を識別するための看護師ID、担当する患者を識別するための患者ID、使用する携帯端末10を識別するための端末IDなどの各種情報を含む。
呼出先情報は、患者(例えば、患者ID)と、当該患者からのナースコールに対応して呼び出しを行う担当看護師(例えば、看護師ID)と、当該担当看護師が所持する携帯端末10の端末IDおよび呼出先に関する情報(内線番号など)とを関連付けて記憶したものである。一人の患者を複数の看護師でサポートするチームナーシングを行う場合は、一人の患者と複数の看護師と各看護師が所持する複数の携帯端末10の呼出先とがグルーピングされて記憶される。
第1のインタフェース部21は、制御機2との間で通信を行うものである。第2のインタフェース部22は、ハンディナースコール主装置6との間で通信を行うものである。
呼出受付部23は、ナースコール子機4,5からの呼び出しを受け付けて、所定の報知処理を行う。すなわち、呼出受付部23は、ナースコール子機4,5から廊下灯3および制御機2を介して送られてくる呼出信号を、第1のインタフェース部21を介して受信する。そして、受信した呼出信号によって伝えられる子機情報(呼び出しを行ったナースコール子機4,5を特定するための子機IDなど)に基づいて、管理情報記憶部11を参照することにより、呼び出しを行った患者を特定する。
そして、呼出受付部23は、特定した患者に関する患者情報の一部(例えば、氏名、部屋番号、ベッド番号など)を管理情報記憶部11から読み出し、患者情報のポップアップ画面を生成して図示しないディスプレイに表示させる。また、呼出受付部23は、ナースコール親機1の図示しないスピーカから呼出音を鳴らして看護師に対する報知を行う。
また、呼出受付部23は、ナースコール子機4,5から受信した呼出信号を同報呼び出し制御部24に供給し、携帯端末10への呼び出しを指示する。この指示を受けて、同報呼び出し制御部24は、第2のインタフェース部22を介してハンディナースコール主装置6に同報呼び出しコマンドを送信する。これにより、ハンディナースコール主装置6によってPBX7および無線基地局8を介して複数の携帯端末10に対する同報呼び出しが行われる。
同報呼び出し制御部24は、呼出受付部23により特定された患者に対応する呼出先情報を管理情報記憶部11から読み出し、当該読み出した呼出先情報に基づいて、チームナーシングのためにグルーピングされた複数の携帯端末10に対して同報呼び出しを実行する。具体的には、同報呼び出し制御部24は、複数の携帯端末10に対する同報呼び出しの実行を指示する同報呼び出しコマンドを、ハンディナースコール主装置6を介してPBX7に送信することにより、同報呼び出しを実行する。
PBX7は、ナースコール親機1からハンディナースコール主装置6を介して同報呼び出しコマンドを受信したとき、当該同報呼び出しコマンドで示されている複数の携帯端末10に対する呼び出しを実行する。このときPBX7は、複数の携帯端末10に対する呼び出しを一定の遅延時間を置いて順次実行する。
PBX7からの呼び出しに対して、何れかの携帯端末10にて応答が行われると、応答が行われた携帯端末10(以下、応答端末という)から通話開始要求の応答信号が送られてくる。PBX7は、応答信号を受信すると、それ以降は携帯端末10に対する呼び出し動作を停止し、ハンディナースコール主装置6を介してナースコール親機1に対して応答信号を送信する。この後、ナースコール親機1からハンディナースコール主装置6およびPBX7を介して応答端末に通話開始承諾の承認信号が送られて、通話が開始される。
呼出履歴記録制御部25は、応答端末から応答信号を受信したとき、同報呼び出しの対象とされた複数の携帯端末10のうち応答端末以外の携帯端末10(以下、非応答端末という)に対して呼出履歴情報を送信し、当該呼出履歴情報を非応答端末に記録するように制御する。すなわち、呼出履歴記録制御部25は、呼出履歴の記録を指示する呼出履歴記録コマンドを、ハンディナースコール主装置6およびPBX7を介して複数の非応答端末に送信することにより、呼出履歴情報の非応答端末への記録を実行する。
ここで、非応答端末は、実際に呼び出しが行われたけれども看護師が応答をしなかった携帯端末10と、PBX7における順次呼び出し動作による呼び出し遅延によって、応答端末において応答が行われるまでの間に呼び出しが行われなかった(呼出音が鳴らなかった)携帯端末10とを含む。同報呼び出しの対象とされた複数の携帯端末10は同報呼び出し制御部24が把握しており、何れか1つの応答端末は呼出履歴記録制御部25が受信した応答信号により把握できるので、呼出履歴記録制御部25はどの携帯端末10が非応答端末であるかを把握することが可能である。
図3は、同報呼び出し制御部24が発生する同報呼び出しコマンドおよび呼出履歴記録制御部25が発生する呼出履歴記録コマンドの構成例を示す図である。図3(a)は同報呼び出しコマンドの構成を示し、図3(b)は呼出履歴記録コマンドの構成を示している。図3に示すように、何れのコマンドも、コマンドの種別を表すコマンドコードと、コマンドの実行に必要なパラメータとから構成されている。
図3(a)に示すように、同報呼び出しコマンドのパラメータには、ナースコール子機4,5からの呼び出しが行われた呼出時刻と、呼び出しを行ったナースコール子機4,5を表す子機IDと、同報呼び出しの対象とするn個(nは2以上の整数)の携帯端末10を表す端末IDおよびその呼出先とが記述される。なお、子機IDの代わりに、管理情報記憶部11において子機IDに関連付けて記憶されている患者IDまたは患者名などを用いてもよい。
この同報呼び出しコマンドがナースコール親機1からハンディナースコール主装置6を介してPBX7に送信されると、PBX7は、パラメータとして記述されているn個の携帯端末10に対して同報呼び出しコマンドを送信して呼び出しを順次実行する。なお、PBX7から携帯端末10に送信する同報呼び出しコマンドのパラメータには、少なくとも呼出時刻と子機IDがあればよく、端末IDおよびその呼出先の情報は不要である。
同報呼び出しコマンドによって呼び出しが行われた携帯端末10では、着信音が鳴り、同報呼び出しコマンドのパラメータとして記述されている呼出時刻と子機IDとが呼出履歴情報として内部メモリに記録される。看護師は、内部メモリに記録された呼出履歴情報を携帯端末10の画面に表示させて確認することが可能である。
一方、図3(b)に示すように、呼出履歴記録コマンドのパラメータには、ナースコール子機4,5からの呼び出しが行われた呼出時刻と、呼び出しを行ったナースコール子機4,5を表す子機IDと、呼出履歴記録の対象とするn−1個の非応答端末を表す端末IDおよびその呼出先とが記述される。さらに、呼出履歴情報の記録指示に基づく呼出履歴であることを特定可能にする特定情報をパラメータとして記述するのが好ましい。その理由は以下の通りである。
上述したように、呼出履歴記録の対象とするn−1個の非応答端末の中には、応答端末において応答が行われるまでの間に呼び出しが行われなかった(呼出音が鳴らなかった)携帯端末10だけでなく、実際に呼び出しが行われたけれども看護師が応答をしなかった携帯端末10も含まれている。後者の携帯端末10では、同報呼び出しコマンドに基づく呼出履歴情報と、呼出履歴記録コマンドに基づく呼出履歴情報とが重複して内部メモリに記録されることになる。
そこで、呼出履歴記録コマンドのパラメータの一部として、呼出履歴情報の記録指示に基づく呼出履歴であることを特定可能にする特定情報を記述して非応答端末に送信し、当該特定情報も含めて呼出履歴情報を非応答端末に記録するようにする。このようにすれば、内部メモリに記録された呼出履歴情報を携帯端末10の画面に表示させたときに、同じ呼出時刻で同じ子機IDの呼出履歴が2つあっても、そのうちの一方が呼出履歴記録コマンドに基づくものであることを特定情報から看護師が容易に判断することができる。
特定情報は、同報呼び出しコマンドのパラメータとして記述された呼出履歴情報に含まれていない情報であれば何でもよく、所定の文字、数字、記号あるいはそれらの任意の組み合わせであってもよいし、所定の図形等であってもよい。また、特定の意味を持った情報であってもよい。例えば、特定情報は、応答端末を特定することが可能な応答端末情報(例えば、応答端末の端末ID)とするのがより好ましい。非応答端末を所持する看護師が、画面に表示させた呼出履歴情報の一部として応答端末情報を見ることにより、どの看護師が応答をしたのかを確認することができるようになるからである。
なお、呼出履歴記録コマンドがナースコール親機1からハンディナースコール主装置6を介してPBX7に送信されると、PBX7は、パラメータとして記述されているn−1個の携帯端末10に対して呼出履歴記録コマンドを送信して呼出履歴情報の記録を順次実行する。なお、PBX7から携帯端末10に送信する呼出履歴記録コマンドのパラメータには、少なくとも呼出時刻と子機IDと特定情報があればよく、端末IDおよびその呼出先の情報は不要である。
呼出履歴記録コマンドが送信されたn−1個の非応答端末では、着信音は鳴らず、パラメータとして記述されている呼出時刻と子機IDと特定情報とが呼出履歴情報として内部メモリに記録される。看護師は、内部メモリに記録された呼出履歴情報を携帯端末10の画面に表示させて確認することが可能である。
図4は、上記のように構成した本実施形態によるナースコール親機1、PBX7および携帯端末10の動作例を示すフローチャートである。なお、図4に示すフローチャートは、ナースコール子機4,5からの呼び出しが発生したときに開始する。
まず、呼出受付部23がナースコール子機4,5から呼出信号を受信すると、同報呼び出し制御部24は、呼出受付部23からの指示を受けて、ハンディナースコール主装置6を介してPBX7に同報呼び出しコマンドを送信する(ステップS1)。PBX7は、ハンディナースコール主装置6から受信した同報呼び出しコマンドのパラメータで示されているn個の携帯端末10に対して、同報呼び出しコマンドを送信して呼び出しを順次実行する(ステップS2)。
呼び出しが行われた携帯端末10では、着信音が鳴り、呼出時刻と呼び出しを行ったナースコール子機4,5の子機IDとが呼出履歴情報として内部メモリに記録される。また、呼び出しに対して何れかの携帯端末10にて応答が行われると、その応答端末からPBX7およびハンディナースコール主装置6を介してナースコール親機1に通話開始要求の応答信号が送信される(ステップS3)。図4の例では、PBX7から3番目の携帯端末10まで同報呼び出しコマンドを送信したタイミングで、2番目に同報呼び出しコマンドが送信された携帯端末10において応答が行われた状態を示している。
PBX7は、2番目の携帯端末10から応答信号を受信すると、まだ呼び出しを行っていない4番目以降の携帯端末10に対する呼び出し動作を停止する。また、PBX7は、既に呼び出しを行っている1番目と3番目の携帯端末10に対して着信停止を指示する着信停止コマンドを送信することにより、1番目と3番目の携帯端末10に対する着信動作を停止させる(ステップS4)。この場合、2番目の携帯端末10が応答端末、1番目および3番目以降の携帯端末10が非応答端末ということになる。
ナースコール親機1は、ステップS3で応答端末から送信された応答信号を受信すると、ハンディナースコール主装置6およびPBX7を介して応答端末に通話開始承諾の承認信号を送信する(ステップS5)。これにより、ナースコール親機1と応答端末(2番目の携帯端末10)との間に通話状態が確立され、ナースコール親機1を通じてナースコール子機4,5と応答端末との間で通話が開始される(ステップS6)。
その後、呼出履歴記録制御部25は、ハンディナースコール主装置6を介してPBX7に対して呼出履歴記録コマンドを送信する(ステップS7)。PBX7は、この呼出履歴記録コマンドのパラメータとして記述されているn−1個の非応答端末に対して呼出履歴記録コマンドを順次送信することにより、呼出履歴情報の非応答端末への記録を順次実行する(ステップS8)。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、複数の携帯端末10に対する同報呼び出しの実行を指示した後、何れかの携帯端末10から応答の返信があったとき、応答の返信をした携帯端末10以外の非応答端末に対して呼出履歴情報を送信して記録するようにしている。
このように構成した本実施形態によれば、同報呼び出しの対象とされた複数の携帯端末10のうち、1つの応答端末を除く残りの非応答端末には呼出履歴情報が送信されて記録される。そのため、複数の非応答端末の中に、PBX7の呼び出し遅延により鳴らなかった携帯端末10が含まれている場合でも、当該鳴らなかった携帯端末10にも呼出履歴情報が記録される。これにより、呼び出しの対象でありながら鳴らなかった携帯端末10でも呼出履歴を確認することができ、当該携帯端末10を所持する看護師が患者からの呼び出しに気付かないままになってしまうことを防止することができる。
なお、上記実施形態では、呼出履歴記録制御部25の機能をナースコール親機1が備える例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、呼出履歴記録制御部25の機能をハンディナースコール主装置6が備えてもよいし、PBX7が備えてもよい。
呼出履歴記録制御部25の機能をPBX7が備える場合、応答端末において応答が行われるまでの間に呼び出しを行わなかった携帯端末10(図4に示したフローチャートの例では、4番目以降の携帯端末10)に対してのみ呼出履歴記録コマンドを送信するようにしてもよい。このようにすれば、何れの携帯端末10においても同報呼び出しコマンドによる呼出履歴情報と呼出履歴記録コマンドによる呼出履歴情報とが重ねて記録されることはなくなる。この場合、呼出履歴記録コマンドの中に特定情報を含ませることは不要である。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール親機
6 ハンディナースコール主装置
7 構内交換機(PBX)
10 携帯端末
24 同報呼び出し制御部
25 呼出履歴記録制御部

Claims (4)

  1. 1回のナースコールに対応して複数の携帯端末に対する呼び出しを同時に行う同報呼び出し機能を備えたナースコールシステムであって、
    上記複数の携帯端末に対する同報呼び出しの実行を指示する同報呼び出し制御部と、
    上記複数の携帯端末のうち何れかの携帯端末から応答の返信があったとき、上記複数の携帯端末のうち上記応答の返信をした携帯端末以外の携帯端末に対して呼出履歴情報を送信して記録するように制御する呼出履歴記録制御部とを備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 上記呼出履歴記録制御部は、上記呼出履歴情報の記録指示に基づく呼出履歴であることを特定可能にする特定情報を上記呼出履歴情報の一部として上記携帯端末に送信し、上記特定情報も含めて上記呼出履歴情報を上記携帯端末に記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
  3. 上記特定情報は、上記応答の返信をした携帯端末を特定することを可能にする応答端末情報であることを特徴とする請求項2に記載のナースコールシステム。
  4. 上記呼出履歴記録制御部は、上記応答の返信をした携帯端末以外の携帯端末のうち、上記応答の返信を受信するまでの間に呼び出しを行わなかった携帯端末に対してのみ呼出履歴情報を送信して記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
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