JP2014209411A - 照明装置、照明システム、及び制御方法 - Google Patents

照明装置、照明システム、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器を着脱自在に装着可能とされた照明システムに関して、消費電力の削減や安全性の向上を図ることにより製品としての信頼性の向上を図る。【解決手段】機器側マイコン42と機器側マイコン42により制御される機器機能部43とを備えた電子機器4と、電源回路20と電源回路20により生成された電源電圧に基づき発光駆動される発光部22と電子機器4を着脱自在に装着する装着部2Bとを備えた照明装置2とを備えて構成された照明システム1において、装着部2Bに装着された電子機器4の機器側マイコン42に対して前記電源電圧に基づく動作電圧が供給されるように制御して機器側マイコン42との間で認証処理を行った結果に基づき、機器機能部43に対して前記電源電圧に基づく動作電圧の供給が行われるように制御する。【選択図】図3

Description

本技術は、電子機器を着脱自在に装着可能な照明装置と、照明装置と電子機器とを備えて構成された照明システムと、照明システムにおける制御方法についての技術分野に関する。
特開2008−104022号公報 特開2010−40267号公報 特開2004−184768号公報
上記特許文献1や特許文献2などにあるように、照明装置と電子機器とが組み合わされた照明システムが知られている。
例えば特許文献1には、天井に対して取り付けられる照明装置にマルチサラウンドシステムを構成するための複数のスピーカを一体的に形成した照明システムが開示されている。
特許文献2には、照明装置とマイナスイオン発生器とを組み合わせた照明システムが開示さている。
また特許文献3には、照明装置とプロジェクタ装置とを組み合わせた照明システムが開示されている。
照明装置と電子機器とを組み合わせた照明システムとしては、照明装置に対して電子機器を着脱自在に装着可能とし、使用者が種類の異なる電子機器を自由に換装できるようなシステムが考えられる。或いは、種類が同じ電子機器であっても、機能や性能が向上された新製品としての電子機器への換装を可能とすることも考えられる。一般に、照明装置の製品ライフサイクル(モデルチェンジや大幅な機能・性能の向上が図られるサイクル)は長いため、このように電子機器を換装可能とするシステムは有効である。
しかしながら、電子機器を換装可能とするシステムは、着脱を前提としないシステムとの比較で製品の安全性や電子機器側への電力供給の面で考慮すべき点がある。
本技術では、電子機器を着脱自在に装着可能とされた照明システムに関して、消費電力の削減や安全性の向上を図ることにより製品としての信頼性の向上を図ることを目的とする。
本技術に係る照明装置は、第1に、電源回路と、前記電源回路により生成された電源電圧に基づき発光駆動される発光部と、機器側制御部と前記機器側制御部により制御される機器機能部とを備えた電子機器を着脱自在に装着する装着部と、前記装着部に装着された前記電子機器の前記機器側制御部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧が供給されるように制御して前記機器側制御部との間で認証処理を行った結果に基づき、前記機器機能部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧の供給が行われるように制御する照明側制御部とを備えるものである。
上記構成によれば、照明装置から電子機器の機器機能部への動作電圧の供給は、装着部に電子機器が装着されたのみでは行われず、認証処理の結果に基づき行われる。
第2に、上記した本技術に係る照明装置においては、前記装着部は、前記機器機能部による機能がそれぞれ異なる複数種の前記電子機器に共通構造により設けられた被装着部を装着可能に構成されていることが望ましい。
これにより、複数の種類の電子機器を換装可能となる。
第3に、上記した本技術に係る照明装置においては、前記照明側制御部は、前記認証処理が失敗した場合は、前記機器側制御部への電力供給が停止されるように制御を行うことが望ましい。
これにより、認証が失敗した電子機器に対する電力供給が完全に遮断される。
第4に、上記した本技術に係る照明装置においては、前記電源回路によって生成された電源電圧を指示された電圧レベルに変圧して出力する電圧レベル調整部を備え、前記照明側制御部は、前記電圧レベル調整部により、前記装着部に装着された前記電子機器に応じたレベルの電圧を生成させることが望ましい。
これにより、電子機器ごとに機器機能部の要求電圧レベルが異なる場合に対応可能となる。
第5に、上記した本技術に係る照明装置においては、前記照明側制御部は、装着された前記電子機器の動作状態に応じて前記発光部による発光動作を制御することが望ましい。
これにより、発光部の発光動作が電子機器の動作状態に連動して制御される。
第6に、上記した本技術に係る照明装置においては、情報処理装置との間でデータ通信を行うための通信部を備えることが望ましい。
これにより、情報処理装置と連動した動作を実現可能となる。
第7に、上記した本技術に係る照明装置においては、前記電子機器が備える前記機器機能部は、コンテンツデータの再生・出力機能、又はコンテンツデータの取得機能を有しており、前記照明側制御部は、前記通信部が前記情報処理装置から受信したコンテンツデータを前記電子機器に転送する処理、又は前記電子機器から受信したコンテンツデータを前記通信部を介して前記情報処理装置に転送する処理の何れかを実行することが望ましい。
これにより、情報処理装置に保持されたコンテンツデータを電子機器により再生・出力させたり、電子機器が取得したコンテンツデータを情報処理装置により再生・出力させることが可能となる。
第8に、上記した本技術に係る照明装置においては、前記通信部は、WiFiによる通信とWiFi以外の無線通信規格による通信とが可能に構成され、前記照明側制御部は、前記コンテンツデータが音響データである場合には前記通信部に前記WiFi以外の無線通信規格による通信を実行させることが望ましい。
これにより、音響コンテンツが再生・出力される場合に、情報処理装置がWiFi経由でインターネットに接続可能となる。
本技術に係る照明システムは、第1に、電子機器と照明装置とを備えて構成された照明システムであって、前記電子機器は、機器側制御部と、前記機器側制御部により制御される機器機能部とを備え、前記照明装置は、電源回路と、前記電源回路により生成された電源電圧に基づき発光駆動される発光部と、前記電子機器を着脱自在に装着する装着部と、前記装着部に装着された前記電子機器の前記機器側制御部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧が供給されるように制御して前記機器側制御部との間で認証処理を行った結果に基づき、前記機器機能部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧の供給が行われるように制御する照明側制御部とを備えるものである。
上記本技術に係る照明システムによっても、上記した本技術に係る照明装置と同様に、照明装置から電子機器の機器機能部への動作電圧の供給は、装着部に電子機器が装着されたのみでは行われず、認証処理の結果に基づき行われる。
第2に、上記した本技術に係る照明システムにおいては、前記装着部は、前記機器機能部による機能がそれぞれ異なる複数種の前記電子機器に共通構造により設けられた被装着部を装着可能に構成されていることが望ましい。
これにより、複数の種類の電子機器を換装可能となる。
第3に、上記した本技術に係る照明システムにおいては、前記照明側制御部は、前記認証処理が失敗した場合は、前記機器側制御部への電力供給が停止されるように制御を行うことが望ましい。
これにより、認証が失敗した電子機器に対する電力供給が完全に遮断される。
第4に、上記した本技術に係る照明システムにおいては、前記電子機器は、前記照明装置側から前記認証処理の結果に基づき供給された前記動作電圧を所定の電圧レベルに変圧して前記機器機能部に出力する変圧回路を備えることが望ましい。
これにより、電子機器ごとに要求電圧レベルが異なる場合に対応可能となる。
第5に、上記した本技術に係る照明システムにおいては、前記照明側制御部は、装着された前記電子機器の動作状態に応じて前記発光部による発光動作を制御することが望ましい。
これにより、発光部の発光動作が電子機器の動作状態に連動して制御される。
第6に、上記した本技術に係る照明システムにおいては、情報処理装置をさらに備えると共に、前記情報処理装置と前記照明側制御部との間、又は前記情報処理装置と前記機器側制御部との間でデータ通信を行うための通信部を備えることが望ましい。
これにより、情報処理装置と連動した動作を実現可能となる。
第7に、上記した本技術に係る照明システムにおいては、前記電子機器が備える前記機器機能部は、コンテンツデータの再生・出力機能、又はコンテンツデータの取得機能を有しており、前記通信部は、前記照明装置に設けられた照明側通信部であり、前記照明側制御部は、前記照明側通信部が前記情報処理装置から受信したコンテンツデータを前記電子機器に転送する処理、又は前記電子機器から受信したコンテンツデータを前記照明側通信部を介して前記情報処理装置に転送する処理の何れかを実行することが望ましい。
これにより、情報処理装置に保持されたコンテンツデータを電子機器により再生・出力させたり、電子機器が取得したコンテンツデータを情報処理装置により再生・出力させることが可能となる。
第8に、上記した本技術に係る照明システムにおいては、前記電子機器が備える前記機器機能部は、コンテンツデータの再生・出力機能、又はコンテンツデータの取得機能を有しており、前記通信部は、前記電子機器に設けられた機器側通信部であり、前記機器側制御部は、前記機器側通信部が前記情報処理装置から受信したコンテンツデータを前記機器機能部により再生・出力させる処理、又は前記機器機能部により取得させたコンテンツデータを前記機器側通信部によって前記情報処理装置に送信させる処理を実行することが望ましい。
このような構成によっても、情報処理装置に保持されたコンテンツデータを電子機器により再生・出力させたり、電子機器が取得したコンテンツデータを情報処理装置により再生・出力させることが可能となる。
第9に、上記した本技術に係る照明システムにおいては、前記通信部は、WiFiによる通信とWiFi以外の無線通信規格による通信とが可能に構成され、前記照明側制御部又は前記機器側制御部は、前記コンテンツデータが音響データである場合には前記通信部に前記WiFi以外の無線通信規格による通信を実行させることが望ましい。
これにより、音響コンテンツが再生・出力される場合に、情報処理装置がWiFi経由でインターネットに接続可能となる。
本技術によれば、照明装置側の電力出力端子に対して無駄に電力供給が為されることを防止できるため、消費電力の削減が図られる。
また、電子機器が非装着の状態では電力出力端子に電力供給されないようにできるため、使用者が誤って電力出力端子に触れるなどして感電が生じることを防止できる。
さらに、認証できない電子機器、すなわち非正規品としての電子機器には機器機能部への電力供給が行われないようにできるため、安全保証上好ましいものとできる。
これらより、本技術によれば、電子機器を着脱自在に装着可能とされた照明システムに関して、製品としての信頼性の向上を図ることができる。
第1の実施の形態の照明システムの構成概要を説明するための図である。 第1の実施の形態の照明システムを構成する照明装置、電子機器の内部構成の説明図である。 第1の実施の形態の照明システムにおいて実行される処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態の照明システムの構成を説明するための説明図である。 電子機器が有する機器機能部の構成例についての説明図である。 第2の実施の形態の照明システムを構成する情報処理装置の内部構成の説明図である。 照明装置との間で無線データ通信の接続を確立するために情報処理装置にて実行される処理を示したフローチャートである。 電子機器として音響再生装置が使用される場合に対応して情報処理装置、照明装置、電子機器で実行される処理を示したフローチャートである。 電子機器としてプロジェクタ装置が使用される場合に対応して情報処理装置、照明装置、電子機器で実行される処理を示したフローチャートである。 電子機器としてカメラ装置が使用される場合に対応して情報処理装置、照明装置、電子機器で実行される処理を示したフローチャートである。 変形例1としての照明システムの構成についての説明図である。 変形例1としての照明システムにおいて実行される処理を説明するためのフローチャートである。 変形例2としての照明システムの構成についての説明図である。 変形例2としての照明システムにおいて実行される処理を説明するためのフローチャートである。 変形例3としての照明システムの構成についての説明図である。 変形例3としての照明システムにおいて電子機器として音響再生装置が使用される場合に対応して実行される処理を示したフローチャートである。 変形例3としての照明システムにおいて電子機器としてプロジェクタ装置が使用される場合に対応して実行される処理を示したフローチャートである。 変形例3としての照明システムにおいて電子機器としてカメラ装置が使用される場合に対応して実行される処理を示したフローチャートである。
以下、本技術に係る実施の形態について説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。

<1.第1の実施の形態>
[1-1.照明システムの概要]
[1-2.照明装置及び電子機器の構成]
[1-3.第1の実施の形態の制御手法]
[1-4.第1の実施の形態のまとめ]
<2.第2の実施の形態>
[2-1.システムの構成]
[2-2.第2の実施の形態の制御手法]
[2-3.第2の実施の形態のまとめ]
<3.変形例>
[3-1.変形例1]
[3-2.変形例2]
[3-3.変形例3]
[3-4.その他の変形例]
<4.本技術>
<1.第1の実施の形態>
[1-1.照明システムの概要]

図1は、本技術に係る第1の実施の形態としての照明システム1の構成概要を説明するための図である。
本実施の形態の照明システム1は、照明装置2と、照明装置2を操作するためのリモコン(リモートコントローラ)3と、照明装置2に着脱自在に装着される電子機器4とを備えて構成される。
照明装置2は室内用の照明装置とされ、室内における天井面100に対して設けられたシーリングローゼット100Aに対して取り付けられる。
照明装置2は、室内を照らすための光を出射する発光面2Aと、電子機器4を着脱可能に装着するための装着部2Bとを有する。本例の場合、発光面2Aにおいて光が出射される領域は例えば環状(ドーナツ状)などの所定の形状で形成されており、装着部2Bは、発光面2Aにおける上記環状の出射領域の内側(つまり発光面2Aの中央部)に対して設けられており、電子機器4を発光面2Aよりも下側(室内の床面102側)に保持するように構成されている。
なお、装着部2Bを設ける位置は、装着された電子機器4によって室内への配光パターンに悪影響が及ぼされないように定めればよく、上記のような位置に限定されるべきものではない。
本システムでは、それぞれ機能の異なる複数種の電子機器4の使用を想定している。電子機器4の例としては、例えばスピーカを備えた音響再生装置、プロジェクタ装置、カメラ装置、イオン発生器、火災報知器、ホームプラネタリウム装置などを挙げることができる。
これら各種機能の異なる電子機器4には、本例の照明システム1に対応可能とするべく、共通構造による被装着部が形成されている。照明装置2における装着部2Bは、この被装着部を着脱可能に装着できるように構成されている。
着脱可能に装着するための具体的な機構としては、例えば爪部を用いた係合機構や螺合機構、磁力を用いた着脱機構などを挙げることができる。何れにせよ、電子機器4を着脱可能に装着するための構成については特定の構成に限定されず、多様な構成を採り得るものである。
照明装置2は、シーリングローゼット100Aに対して取り付けられることで、商用交流電源の入力が可能となる。照明装置2への商用交流電源の入力のON/OFFは、室内の壁面101に設けられた壁スイッチ101Aにより行われる。
[1-2.照明装置及び電子機器の構成]

図2は、照明システム1を構成する照明装置2、電子機器4の内部構成の説明図である。なお、この図ではリモコン3も併せて示している。
照明装置2には、電源回路20、発光駆動部21、発光部22、変圧回路23、照明側マイコン(マイクロコンピュータ)24、リモコン受光部25、装着検知部26、スイッチSW1、スイッチSW2、電源入力端子Tin、電力出力端子Tm-out、電力出力端子Ts-out、及びデータ通信端子Ttsが設けられている。
電源回路20には、電源入力端子Tinを介して商用交流電源が入力される。
電源回路20は、AC−DCコンバータを備え、入力された商用交流電源に基づき所定レベルの直流電圧を生成する。
電源回路20により生成された直流電圧は発光駆動部21、変圧回路23、及びスイッチSW2に供給される。
スイッチSW2は、照明側マイコン24からの指示に応じて、電源回路20から電力出力端子Tm-outへの電力供給をON/OFFする。なお、スイッチSW2は初期状態ではOFFである。
発光駆動部21は、電源回路20より供給された直流電圧を動作電圧として入力し、照明側マイコン24からの指示に基づき、発光部22を構成する発光素子を発光駆動するための駆動信号を生成する。
本例の場合、発光部22を構成する発光素子はLED(発光ダイオード)とされる。これに対応し、発光駆動部21には上記直流電圧に基づき所定レベルによる定電流を生成するための定電流回路が設けられ、該定電流回路による出力電流に基づき上記駆動信号が生成される。
本例の場合、発光部22には複数のLEDが設けられており、発光駆動部21は、駆動信号を与えるLEDの選択することで、発光部22の発光量を調整する(調光制御)。
この発光部22が発光することに応じて、図1で説明した発光面2Aから光が出射される。
なお、発光部22は、メンテナンス性等を考慮し、照明装置2に対して着脱可能に構成することもできる。
変圧回路23は、電源回路20から供給された直流電圧を所定のレベルに変圧する。変圧された直流電圧は照明側マイコン24に供給されると共に、スイッチSW1に供給される。
スイッチSW1は、照明側マイコン24からの指示に応じて、変圧回路23から電力出力端子Ts-outへの電力供給をON/OFFする。なお、スイッチSW1も先のスイッチSW2と同様、初期状態ではOFFである。
照明側マイコン24は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びワーク領域としてのRAM(Random Access Memory)を備えて構成され、照明装置2の全体制御を行う。
照明側マイコン24に対してはリモコン受光部25が接続されている。リモコン受光部25は赤外線受光部とされ、リモコン3より発せられた赤外線信号を受光して操作入力信号を得る。照明側マイコン24は、リモコン受光部25で得られた操作入力信号に基づき、発光駆動部21に対し前述した調光制御を実行するように指示を行う。また、消灯を指示する操作入力信号に応じては、発光部22の全発光素子を消灯させるように発光駆動部21に指示を行う。
また、照明側マイコン24に対しては、装着検知部26が接続されている。
装着検知部26は、照明装置2に対する電子機器4の装着を検出する。本例における装着検知部26は、照明装置2に対する電子機器4の着/脱に応じて動作する機構部と、該機構部の動作に応じてON/OFFされるスイッチとで構成される。具体的には、例えば電子機器4の着脱に応じて押し引きされる機構部と、該機構部の押し引きに連動してON/OFFされるスイッチとで構成される。
照明側マイコン24に対しては、このような装着検知部26によって電子機器4の着/脱状態を表すように生成される検出信号が与えられる。
また、照明側マイコン24には、後述する機器側マイコン42との間でデータ通信を行うためのデータ通信端子Ttsが接続されている。
続いて、電子機器4について説明する。
電子機器4には、変圧回路41、機器側マイコン42、機器機能部43、電力入力端子Tm-in、電力入力端子Ts-in,及びデータ通信端子Ttkが設けられている。
変圧回路41は、電力入力端子Tm-inより入力される直流電圧を所定レベルに変圧して機器機能部43に出力する。具体的に、変圧回路41は、電力入力端子Tm-inより入力される直流電圧を機器機能部43の要求電圧レベルに変圧して出力する。
機器機能部43は、機器側マイコン42による制御対象とされる各部の構成を包括的に表したものである。この機器機能部43には、電子機器4としての機能を実現するための主たる構成が含まれる。例えば、電子機器4が音響再生装置である場合には、機器機能部43にはスピーカやアンプ等の音響再生機能を実現するための構成が設けられる。或いは、電子機器4がカメラ装置である場合には、撮像光学系や画像処理部等の撮像画像データを得る機能を実現するための構成が設けられる。
機器側マイコン42は、CPU、ROM、RAMを備えて構成され、機器機能部43を制御する。機器側マイコン42は、電力入力端子Ts-inより入力される直流電圧によって動作する。
機器側マイコン42には、照明側マイコン24との間でデータ通信を行うためのデータ通信端子Ttkが接続されている。
また、機器側マイコン42が有する上記ROMには、後述する認証処理で用いられる認証情報が格納されている。本例の場合、認証情報としては少なくとも認証キーの情報が格納される。
ここで、照明装置2側に設けられた電力出力端子Tm-out,電力出力端子Ts-out,データ通信端子Tts、及び電子機器4側に設けられた電力入力端子Tm-in,電力出力端子Ts-in,データ通信端子Ttkについて、「電力出力端子Tm-outと電力入力端子Tm-in」「電力出力端子Ts-outと電力入力端子Ts-in」「データ通信端子Ttsとデータ通信端子Ttk」のそれぞれは、照明装置2に対して電子機器4が装着されることに応じて接続される。すなわち、照明装置2に電子機器4が装着されることに応じて、照明装置2側から電子機器4側への電力供給(動作電圧の供給)、及び照明側マイコン24と機器側マイコン42との間でのデータ通信を行うことが可能な状態になる。
[1-3.第1の実施の形態の制御手法]

図3を参照して、第1の実施の形態の制御手法について説明する。
図3は、照明システム1において実行される処理を説明するためのフローチャートである。図3において「照明装置」として示す処理は、照明側マイコン24がROMに格納されたプログラムに基づき実行する処理であり、「電子機器」として示す処理は機器側マイコン42がROMに格納されたプログラムに基づき実行する処理である。
なお、この図3に示す処理が開始されるにあたっては、前述した壁スイッチ101AがONの状態にあり、照明装置2に対して商用交流電源が入力された状態にあるとする。
先ず、照明装置側においては、ステップS101で電子機器4が装着されるまで待機する。すなわち、装着検知部26による検出信号に基づき、電子機器4の装着が検知されるまで待機する。
電子機器4が装着された場合には、ステップS102でスイッチSW1をONとする。このようにスイッチSW1がONとされることで、電力出力端子Ts-outから電力入力端子Ts-inを介しての機器側マイコン42への動作電圧の供給が開始される。すなわち、機器側マイコン42が起動する。
このように動作電圧の供給に応じて起動された機器側マイコン42は、先ずステップS201でスタートアップ処理を実行する。そして、スタートアップ処理が完了したことに応じて、ステップS202で照明装置2側に認証要求を行う。
照明装置2側では、図中のステップS103で、上記ステップS202による電子機器4からの認証要求が為されるまで待機しており、当該認証要求が為されたことに応じ、ステップS104で電子機器4側に認証情報の送信要求を行う。
電子機器4側では、図中のステップS203で上記ステップS104による照明装置2側からの送信要求が為されるまで待機しており、当該送信要求が為されたことに応じ、ステップS204で認証情報を照明装置2側に送信し、処理を終了する。
照明装置2側では、図中のステップS105で電子機器4側からの上記認証情報が受信されるまで待機している。
上記認証情報が受信された場合は、ステップS106で認証処理を実行し、ステップS107で認証が成功したか否かを判別する。
認証が成功しなかった(認証失敗)との否定結果が得られた場合は、ステップS108に進みスイッチSW1をOFFとして処理を終了する。このようにスイッチSW1がOFFとされることで、認証に失敗した電子機器4に対する電力供給が完全に絶たれる。
一方、認証が成功したとの肯定結果が得られた場合は、ステップS109に進みスイッチSW2をONとして処理を終了する。このようにスイッチSW2がONとされることで、認証が成功した電子機器4には、機器機能部43への電力供給が為される。
[1-4.第1の実施の形態のまとめ]

上記のように第1の実施の形態では、照明側マイコン24が、装着部2Bに装着された電子機器4の機器側マイコン42に対して動作電圧が供給されるように制御して機器側マイコン42との間で認証処理を行い、該認証処理の結果に基づき、電子機器4の機器機能部43に対する動作電圧の供給が行われるように制御を行っている。
これによれば、照明装置2から電子機器4の機器機能部43への動作電圧の供給は、装着部2Bに電子機器4が装着されたのみでは行われず、認証処理の結果に基づき行われる。
従って、照明装置2の電力出力端子Tm-outに対して無駄に電力供給が為されることを防止できるため、消費電力の削減が図られる。
また、電子機器4が非装着の状態では電力出力端子Tm-outに電力供給されないようにできるため、使用者が誤って電力出力端子Tm-outに触れるなどして感電が生じることを防止できる。
さらに、認証できない電子機器4、すなわち非正規品としての電子機器4には機器機能部43への電力供給が行われないようにできるため、安全保証上好ましいものとできる。
これらより、本実施の形態によれば、電子機器を着脱自在に装着可能とされた照明システムに関して、製品としての信頼性の向上を図ることができる。
また、本実施の形態では、機器機能部43による機能がそれぞれ異なる複数種の電子機器4に共通構造による被装着部が設けられた上で、装着部2Bは、この被装着部を装着可能に構成されている。
これにより、複数の種類の電子機器4を自由に換装できる照明システムを実現できる。
さらに、本実施の形態では、照明側マイコン24が、電子機器4側との認証処理が失敗した場合には機器側制御部43への電力供給が停止されるように制御を行っている。
これにより、認証が失敗した電子機器に対する電力供給が完全に遮断され、さらなる消費電力の削減が図られる。
さらにまた、本実施の形態では、電子機器4が、認証処理の結果に基づき供給された動作電圧を所定の電圧レベルに変圧して機器機能部43に出力する変圧回路41を備えている。
ここで、本実施の形態のように複数種の電子機器4を自由に換装できるシステムとした場合には、電子機器4ごとに要求電圧レベルが異なる場合があることを考慮すべきである。上記のような変圧回路41を設けることで、電子機器4ごとに要求電圧レベルが異なる場合に対応することができる。
また、電子機器4側で要求電圧レベルに応じた変圧が行われるので、照明装置2側が装着される電子機器4ごとに変圧を行うための構成を備える必要がなくなる。このため、照明装置2の部品点数の削減が図られ、装置の小型化やコスト削減が図られる。
<2.第2の実施の形態>
[2-1.システムの構成]

図4は、第2の実施の形態の照明システム5の構成を説明するための図である。
なお、以下の説明において、既に説明済みとなった部分については同一符号を付して説明を省略し、主にこれまでの説明と異なる部分のみを説明していく。
第2の実施の形態の照明システム5は、照明装置2’、リモコン3、電子機器4、及び情報処理装置50を備えて構成される。
照明装置2’は、第1の実施の形態の照明装置2との比較でWiFi(Wireless Fidelity)通信部27と無線通信部28が追加された点が異なる。
これらWiFi通信部27、無線通信部28は、照明側マイコン24と接続されて、照明側マイコン24と外部機器が有する制御部(本実施の形態の場合は情報処理装置50が有するCPU51)との間で無線データ通信を行うために設けられる。
WiFi通信部27は、IEEE802.11規格に従った無線データ通信を行う。
無線通信部28は、WiFi以外の無線通信規格に従った無線データ通信を行うもので、本例ではブルートゥース(Bluetooth:登録商標)規格による無線データ通信を行う。
本実施の形態の照明側マイコン24、機器側マイコン42は、それぞれ先の図3に示した処理を含めた第1の実施の形態で説明したものと同様の処理を実行する。さらに、これら照明側マイコン24、機器側マイコン42は、図8〜図10に示す処理も実行するが、これについては後に改めて説明する。
ここで、本実施の形態の照明システム5は、電子機器4として音響再生装置、プロジェクタ装置、及びカメラ装置の3種の機器に対応可能とされている。
図5により、音響再生装置、プロジェクタ装置、カメラ装置としての電子機器4の内部構成を説明する。なお、図5では機器側マイコン42と機器機能部43のみを抽出して示している。
図5Aに示す音響再生装置の場合は、機器機能部43の内部にはD/Aコンバータ43A、アンプ43B、スピーカ43Cが設けられる。この場合の機器側マイコン42は、データ通信端子Ttkを介して入力された圧縮オーディオデータをデコードすると共に、デコードして得られたオーディオデータをD/Aコンバータ43Aに出力する。D/Aコンバータ43Aで得られたオーディオデータに基づくアナログオーディオ信号はアンプ43Bにより増幅された後、スピーカ駆動信号としてスピーカ43Cに与えられる。
図5Bに示すプロジェクタ装置の場合は、機器機能部43の内部には表示制御部43Dと光学系43Eとが設けられる。図のように光学系43E内には、光源部43Fや表示パネル43Gが設けられる。表示パネル43Gは、例えば液晶表示パネルとされる。
この場合の機器側マイコン42は、データ通信端子Ttkを介して入力された圧縮画像データをデコードすると共に、デコードして得られた画像データを表示制御部43Dに出力する。表示制御部43Dは、入力された画像データに基づき表示パネル43Gの表示動作を制御する。光学系43Eにおいては、光源部43Fから出射された光が表示パネル43Gを介することで、上記画像データに応じた光強度変調を受ける。このように強度変調を受けた光が不図示の投射レンズを介して所定の対象物(例えば壁面101の近傍に設置されたスクリーン)に投射され、画像表示が為される。
なお、表示制御部43Dは、機器側マイコン42からの指示に基づき光源部43Fの点灯/消灯制御や調光制御等も実行する。
図5Cに示すカメラ装置の場合、機器機能部43の内部には撮像部43Hと画像処理部43Iとが設けられる。撮像部43Hは、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどで構成された撮像素子や、撮像素子の撮像面に被写体からの光を結像させるためのカメラ光学系、撮像素子の読出回路、読出回路で得られた撮像画像信号をA/D変換して撮像画像データを得るA/Dコンバータを備える。
画像処理部43Iは、撮像部43Hで得られた撮像画像データに所定の画像処理を施すと共に、画像処理後の撮像画像データを例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などの所定の静止画形式やAVCHD(Advanced Video Codec High Definition)形式等の所定の動画形式でエンコードして画像データファイル(圧縮画像データ)を生成する。
この場合の機器側マイコン42は、画像処理部43Iで得られた圧縮画像データを入力し、データ通信端子Ttkを介して出力する処理を実行する。
また、この場合の機器側マイコン42は、画像処理部43Iに対し各種画像処理についてのパラメータを指示したり、撮像部43Hに対し焦点距離や絞りなどを調整させるための制御等も実行する。
図6は、照明システム5を構成する情報処理装置50の内部構成の説明図である。
情報処理装置50は、例えばスマートフォンやタブレット端末、PC(パーソナルコンピュータ)等の各種コンピュータ装置で実現できる。
図6において、情報処理装置50のCPU51は、ROM52に記憶されているプログラム、又は記憶部58からRAM53にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM53には、CPU51が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU51、ROM52、及びRAM53は、バス54を介して相互に接続されている。このバス54にはまた、入出力インタフェース55も接続されている。
入出力インタフェース55には、タッチパネル56Aや各種入力デバイスを有する入力部56と、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなる表示部57Aやスピーカなどよりなる音響出力部57Bを有する出力部57と、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)などより構成される記憶部58と、WiFi通信部59と、無線通信部60とが接続されている。
WiFi通信部59は、IEEE802.11規格に従った無線データ通信を行う。
WiFi通信部59は、外部の無線LAN(Local Area Network)ルータとの間で接続を確立することで、インターネットに接続可能とされる。また、WiFi通信部59は、同じWiFi規格による無線データ通信を行う照明装置2’のWiFi通信部27との間で通信を行うことができる。
無線通信部60は、WiFi以外の無線通信規格に従った無線データ通信を行うもので、本例ではブルートゥース(Bluetooth:登録商標)規格による無線データ通信を行う。従って、照明装置2’が有する無線通信部28との間で通信を行うことができる。
ここで、上記のように第2の実施の形態の照明システム5では、照明装置2’と電子機器4との間、及び照明装置2’と情報処理装置50との間で通信を行うことが可能とされている。このようなシステム構成とした上で、第2の実施の形態では、情報処理装置50と照明装置2’に装着された電子機器4とを連動させた動作を実現する。
具体的に、音響再生装置としての電子機器4が装着された場合に対応しては、情報処理装置50で再生指示された音響コンテンツを電子機器4によって再生・出力(放音)させる。また、プロジェクタ装置としての電子機器4が装着された場合に対応しては、情報処理装置50で再生指示された画像コンテンツを電子機器4によって再生・出力(表示)させる。さらに、カメラ装置としての電子機器4が装着された場合に対応しては、電子機器4により撮像された画像コンテンツを情報処理装置50に再生・出力(表示)させる。
このとき、音響再生装置やプロジェクタ装置としての電子機器4が用いられる場合に対応して再生されるコンテンツデータは、情報処理装置50における記憶部58に記憶される。図中ではこれをコンテンツデータ58Aと表している。
また、記憶部58には、上記のような電子機器4と情報処理装置50とを連動させた動作を実現するにあたってのユーザインタフェースとして機能するアプリ(アプリケーションプログラム)58Bも記憶される。使用者は、このアプリ58Bを起動させることにより表示部58B上に表れる画像とタッチパネル56Aなどの入力デバイスとで実現されるGUI(Graphical User Interface)を利用して、上記のようなコンテンツの再生・出力動作に係る各種の操作入力を行うことが可能とされる。
このアプリ58Bは、例えばインターネット上の所定のサーバ装置からダウンロードされるなどして、記憶部58に記憶される。
本例の場合、アプリ58Bとしては電子機器4の種類ごとに用意される。すなわち、音響再生装置としての電子機器4に対応する音響再生装置用アプリ、プロジェクタ装置としての電子機器4に対応するプロジェクタ装置用アプリ、及びカメラ装置としての電子機器4に対応するカメラ装置用アプリの3種である。アプリ58Bは、これら3種のアプリを包括的に表している。
[2-2.第2の実施の形態の制御手法]

図7〜図10を参照して、第2の実施の形態の制御手法について説明する。
図7のフローチャートは、照明装置2’との間で無線データ通信の接続を確立するために情報処理装置50(CPU51)において実行される処理を示している。
ここでは、先ずWiFiによる通信接続確立のための処理を説明する。
CPU51は、先ずステップS301で、接続可能機器の探索のための処理を行う。すなわち、WiFi通信部59によって通信可能な機器を探索させる。
次いで、ステップS301による探索結果に基づき、ステップS302で照明装置2’が検出されたか否かを判別する。照明装置2’のWiFi通信部27には所定のSSID(Service Set ID)が設定されており、ステップS302では当該SSIDが検出されたか否かを判別することで照明装置2’が検出されたか否かを判別する。
上記所定のSSIDが検出されず、照明装置2’が検出されなかったとの否定結果が得られた場合は処理を終了する。
一方、上記所定のSSIDが検出され、照明装置2’が検出されたとの肯定結果が得られた場合は、ステップS303に進んで過去未接続か否か、すなわち過去に照明装置2’との間でWiFi接続を確立した履歴があるか否かを判別する。
過去未接続であるとの肯定結果が得られた場合は、ステップS304に進んで初回接続処理を実行する。具体的には、表示部57A上に所定の入力画面を表示させる等の処理を実行して、使用者に上記検出されたSSIDに対応するセキュリティキー(暗号化キー)を入力させると共に、入力されたセキュリティキーをWiFi通信部59によって照明装置2’側に送信させる。入力されたセキュリティキーが正しければ、照明装置2’側とのWiFi接続が確立する。これに応じて処理を終了する。なお、入力されたセキュリティキーが正しくなかった場合は接続が確立されないため、再度セキュリティキーを入力させる等の所定の処理を実行する。
また、ステップS303で過去未接続ではないとの否定結果が得られた場合は、ステップS305に進んで接続処理を実行する。すなわち、過去未接続でなければ過去に照明装置2’に対応する正しいセキュリティキーが入力されているため、当該セキュリティキーをWiFi通信部59によって照明装置2’に送信させて接続を確立する。接続が確立されたら処理を終了する。
なお、無線通信部28、60によるブルートゥース接続については、SSIDが例えば機器の型番情報などとされ、セキュリティキーが例えば4桁の数字などのパスワード情報となる点を除き、上記により説明したWiFi接続の確立の場合とほぼ同様の手順で接続確立(ペアリング)が行われる。
図7で説明した接続確立のための処理は、使用者により入力部56を介して指示が為されたことに応じて実行する。或いは、数分おきなどの所定の周期で実行することもできる。
図8〜図10のフローチャートは、電子機器4として音響再生装置、プロジェクタ装置、カメラ装置が使用される場合に対応して情報処理装置50、照明装置2’、電子機器4で実行される処理をそれぞれ示している。
これら図8〜図10において、「照明装置」として示す処理は照明装置2’の照明側マイコン24がROMに格納されたプログラムに基づき実行する。また、「情報処理装置」と示す処理は、CPU51がアプリ58Bとしてのプログラムに基づき実行する。また、「電子機器」と示す処理は、図8の場合は音響再生装置としての電子機器4が備える機器側マイコン42が、図9の場合はプロジェクタ装置としての電子機器4が備える機器側マイコン42が、図10の場合はカメラ装置としての電子機器4が備える機器側マイコン42がそれぞれROMに格納されたプログラムに基づき実行する。
なお、図8〜図10に示す処理が開始される時点では、既に対応する種類の電子機器4が照明装置2’に装着済みとされ、且つ照明装置2’と情報処理装置50との間の無線通信接続(WiFi、ブルートゥースの双方)が確立された状態にあるとする。
また、図8に示す処理が開始されるにあたっては、既に情報処理装置50において音響再生装置用アプリを起動された状態にあるとする。同様に、図9、図10に示す処理が開始されるにあたっては、それぞれプロジェクタ装置用アプリ、カメラ装置用アプリを起動された状態にあるとする。
先ず、図8において、情報処理装置50のCPU51は、ステップS401で照明装置2’に対する通知処理を実行する。このステップS401の通知処理としては、音響再生装置用アプリが起動されたことを照明側マイコン24に通知する。また、これと共に、照明側マイコン24に対し、WiFi接続の解除を指示する。
照明装置2’では、ステップS401で為された指示に応じ、ステップS501でWiFi接続を解除するための処理を実行する。すなわち、WiFi通信部27に情報処理装置50との間で確立されていた接続を解除させる指示を行う。
これにより、情報処理装置50との間の無線通信の手段が、WiFi以外の無線通信手段(本例ではブルートゥース)に限られる。換言すれば、情報処理装置50は、前述した無線LANルータを介したインターネットへのアクセスが可能な状態とされる。これは、音響コンテンツの再生時にネットサーフィン(WEBページの閲覧)を行うといった使用法を想定したものである。
情報処理装置50では、ステップS401の通知処理を実行すると、ステップS402でコンテンツの再生指示が為されるまで待機する。すなわち、記憶部58にコンテンツデータ58Aとして記憶されたオーディオデータについて再生指示が為されるまで待機する。
そして、オーディオデータの再生指示があった場合は、ステップS403で指示されたコンテンツを無線通信部60経由で照明装置2’に送信させる処理を実行する。すなわち、再生指示されたオーディオデータを記憶部58から読み出すと共に、読み出したオーディオデータを無線通信部60によって照明装置2’側に送信させる。このステップS403の送信処理を実行したことに応じて、CPU51は処理を終了する。
照明装置2’では、情報処理装置50側から送信されたオーディオデータが受信されたことに応じ、ステップS502で電子機器4側への転送処理を実行し、処理を終了する。この転送処理は、無線通信部28で受信されたオーディオデータをデータ通信端子Tts経由で機器側マイコン42に送信する処理となる。
電子機器4では、照明装置2’側から転送されたオーディオデータが受信されたことに応じ、ステップS601で再生処理を実行し、処理を終了する。この再生処理は、受信されたオーディオデータをデコードしてA/Dコンバータ43Aに出力する処理となる。
上記のような処理により、情報処理装置50で再生指示された音響コンテンツが、照明装置2’に装着された音響再生装置としての電子機器4によって再生・出力される。
また、音響コンテンツが再生される場合に対応して、情報処理装置50から照明装置2’へのコンテンツデータの送信がWiFi以外の無線通信規格による通信で行われる。
続いて、プロジェクタ装置の場合を説明する。
図9において、CPU51は、ステップS701で通知処理を実行する。このステップS701の通知処理は、プロジェクタ装置用アプリが起動されたことを照明側マイコン24及び機器側マイコン42に通知するための処理となる。具体的に、CPU51は、照明側マイコン24に対してアプリが起動されたことを表す起動通知を行うと共に、当該起動通知を機器側マイコン42に転送する指示を行う。
照明装置2’では、ステップS701で為された上記指示に応じ、ステップS801で上記起動通知を機器側マイコン42に転送する(図中「通知処理」)。
電子機器4では、ステップS801で照明装置2’側から転送された通知に応じて、ステップS901でスタンバイ処理を実行する。このスタンバイ処理は、機器機能部43を画像表示可能な状態に起動させるための処理であり、具体的には、機器機能部43内の光源部43Fを点灯させるなどの所定の処理を実行する。
これにより、プロジェクタ装置用アプリの起動に応じて、プロジェクタ装置としての電子機器4が備える機器機能部43がスタンバイ状態に移行する。
情報処理装置50では、ステップS701の通知処理を実行すると、ステップS702でコンテンツの再生指示が為されるまで待機する。すなわち、記憶部58にコンテンツデータ58Aとして記憶された画像データについて再生指示が為されるまで待機する。なお、ここでは画像データは動画像データであるとする。
画像データの再生指示があった場合は、ステップS703で指示されたコンテンツをWiFi通信部59経由で照明装置2’側に送信させる処理を実行する。すなわち、再生指示された画像データを記憶部58から読み出すと共に、読み出した画像データをWiFi通信部59によって照明装置2’側に送信させる。このステップS703の送信処理を実行したことに応じ、CPU51は処理を終了する。
なお、画像データ(動画像データ)の送信をWiFi経由で行うのは、ブルートゥース経由とする場合よりも転送レート的に有利なためである。但し、無線通信部60の通信規格がWiFiと同等以上の転送レートを有するものであれば、画像データの送信は無線通信部60経由で行うこともできる。
照明装置2’では、情報処理装置50側から送信された画像データが受信されたことに応じ、ステップS803で電子機器4側への転送処理を実行し、処理を終了する。この転送処理は、WiFi通信部27で受信された画像データをデータ通信端子Tts経由で機器側マイコン42に送信する処理となる。
電子機器4では、照明装置2’側から転送された画像データが受信されたことに応じ、ステップS902で照明装置2’側に対する連動指示を行う。
この連動指示は、発光部22の発光動作を電子機器4の動作状態に応じて制御させるための指示である。この場合の連動指示としては、発光部22を減光(或いは消灯)させる旨の指示を行う。
照明装置2’では、電子機器4側からの上記連動指示に応じて、ステップS803で連動処理を実行する。具体的には、上記連動指示に応じて、発光部22を減光(或いは消灯)させるように発光駆動部21に指示を行う。
このように発光部22を減光させる連動処理が実行されることで、プロジェクタ装置を用いた画像コンテンツの視聴に適した室内環境を使用者に提供できる。
電子機器4では、ステップS802で照明装置2’側に対して連動指示を行った後、ステップS903で再生処理を実行し、処理を終了する。この場合の再生処理は、受信された画像データをデコードし表示制御部43Dに出力して、当該画像データに基づく画像を表示パネル43G上を表示させる処理となる。
上記のような処理により、情報処理装置50で再生指示された画像コンテンツが、照明装置2’に装着されたプロジェクタ装置としての電子機器4によって再生・出力される。
続いて、カメラ装置の場合を説明する。
図10において、CPU51は、ステップS1001で撮像開始指示が為されるまで待機する。すなわち、入力部56を介した使用者からの撮像開始指示が行われるまで待機する。
撮像開始指示が為された場合は、ステップS1002で通知処理を行う。このステップS1002の通知処理は、撮像開始指示が為されたことを照明側マイコン24及び機器側マイコン42に通知するための処理となる。具体的に、CPU51は、照明側マイコン24に対して撮像開始指示が為されたことを表す撮像開始通知を行うと共に、当該撮像開始通知を機器側マイコン42に転送する指示を行う。
照明装置2’では、ステップS1002で為された上記指示に応じ、ステップS1101で上記撮像開始通知を機器側マイコン42に転送する(図中「通知処理」)。
電子機器4では、ステップS1101で照明装置2’側から転送された通知に応じて、ステップS1201で撮像画像送信処理を実行する。すなわち、撮像部43Hによる撮像画像データの生成と画像処理部43Iによる撮像画像データに基づく画像データ(圧縮画像データ)の生成とを実行させると共に、生成された画像データをデータ通信端子Ttk経由で照明側マイコン24に送信する処理を実行する。
照明装置2’では、電子機器4側から画像データが受信されたことに応じ、ステップS1102で転送処理を行い、処理を終了する。この転送処理は、受信された画像データを情報処理装置50側に転送する処理である。当該転送処理では、画像データをWiFi通信部27経由で情報処理装置50側に転送する。
情報処理装置50では、照明装置2’側から画像データが受信されたことに応じ、ステップS1003で画像表示処理を実行して処理を終了する。この画像表示処理は、WiFi通信部59で受信された画像データをデコードして表示部57Aに表示させる処理となる。
上記のような処理により、照明装置2’に装着されたカメラ装置としての電子機器4によって取得された画像コンテンツが、情報処理装置50で再生・出力される。
なお、上記では、連動処理がプロジェクタ装置としての電子機器4が装着された場合に対応してのみ実行されるものとしたが、連動処理は、他の種類の電子機器4が装着された場合にも実行可能なものである。例えば、音響再生装置の場合であれば、再生される音響コンテンツの曲調等に応じて発光部22の調光制御を行ったり、またカメラ装置の場合であれば、撮像に十分な明るさを確保するために、撮像開始に応じて発光部22の発光量を増大させる等の制御を行うこともできる。
[2-3.第2の実施の形態のまとめ]

上記のように第2の実施の形態では、照明装置2’が、情報処理装置50との間でデータ通信を行うための通信部を備える。
これにより、情報処理装置50と連動した動作を実行する照明システムを実現できる。
また、第2の実施の形態では、機器機能部43がコンテンツデータの再生・出力機能、又はコンテンツデータの取得機能を有しており、照明側マイコン24が、前記通信部が情報処理装置50から受信したコンテンツデータを電子機器4に転送する処理、又は電子機器4から受信したコンテンツデータを前記通信部を介して情報処理装置50に転送する処理の何れかを実行するようにしている。
これにより、情報処理装置50に保持されたコンテンツデータを電子機器4により再生・出力させたり、電子機器4が取得したコンテンツデータを情報処理装置50により再生・出力させるといったことが可能となり、照明システムについて画期的且つ斬新な使用法を提供できる。
さらに、第2の実施の形態では、前記通信部が、WiFiによる通信とWiFi以外の無線通信規格による通信とが可能に構成されており、照明側マイコン24が、コンテンツデータが音響データである場合には前記通信部にWiFi以外の無線通信規格による通信を実行させるようにしている。
これにより、音響コンテンツが再生・出力される場合には、情報処理装置50がWiFi経由でインターネットに接続可能となり、音響コンテンツを聴取しながらWEBページの閲覧を行うという使用法を実現できる。
さらにまた、第2の実施の形態では、照明側マイコン24が、装着された電子機器4の動作状態に応じて発光部22による発光動作を制御するようにしている。
このように発光部22の発光動作が電子機器4の動作状態に連動して制御されることで、電子機器4の機能を十分に発揮させたり、また娯楽性を増すなどといった効果を得ることができる。
なお、本例において、照明側マイコン24が実行するプログラムは、装着される電子機器4の種類ごとに用意されているものではなく、全種類の電子機器4に対応する1つのプログラムのみが格納されている。これは、換言すれば、アプリ58Bや電子機器4側のプログラムの設計が、照明装置2’側のプログラムを基準に設計されていることを意味する。
これによれば、新たな種類の電子器機が照明システムの対応器機として追加されたり、或いは同種類の電子器機であっても性能が向上されるなどして新たな機能が追加された機器が対応器機として追加された場合にも、照明装置2’側のプログラムの書き換えを行わずに済むようにできる。
<3.変形例>

なお、本技術は上記により説明した具体例に限定されるべきものではなく、多様な変形例が考えられるものである。
以下、各変形例について説明する。
[3-1.変形例1]

変形例1は、機器機能部43の要求電圧レベルに係る変形例である。
これまでの説明では、電子機器4が変圧回路41を備えることで、機器機能部43に適正なレベルの直流電圧が供給されるようにしたが、変形例1は、装着された電子機器4に応じた適正なレベルによる直流電圧を照明装置側で生成することで、電子機器4側の変圧回路41を省略可能とするものである。
図11は、変形例1としての照明システム6の構成についての説明図である。
この照明システム6では、照明装置2に代えて照明装置2−1が、電子機器4に代えて電子機器4−1がそれぞれ設けられる。照明装置2と照明装置2−1との違いは、電源回路20で生成された直流電圧が電圧レベル調整部29を介してスイッチSW2に供給される点である。また、電子機器4と電子機器4−1との違いは、変圧回路41が省略され、電力入力端子Ts-inからの入力電圧が機器機能部43に供給される点である。
照明装置2−1が備える電圧レベル調整部29は、電源回路20から供給された直流電圧のレベルを照明側マイコン24からの指示に応じたレベルに変圧して出力する。
図12は、変形例1としての照明システム6において実行される処理を説明するためのフローチャートである。「照明装置」と表す処理は照明装置2−1の照明側マイコン24が、「電子機器」と示す処理は電子機器4−1の機器側マイコン42がそれぞれROMに格納されたプログラムに基づき実行するものである。
なお、以下では、既に説明済みとなった処理と同様の処理については同一のステップ番号を付して説明を省略し、主に第1の実施の形態の場合と異なる部分のみを説明する。
図のように照明装置2−1側では、先の図3で示したステップS101〜S107と同様の処理が行われる。また、電子機器4−1側においても、図3で示したステップS201〜S204と同様の処理が実行される。
但し、この場合の電子機器4−1で実行されるステップS204の処理において、機器側マイコン42は、認証情報として認証キーの情報と共に機器機能部43の要求電圧レベル情報を送信する。この要求電圧レベル情報は、例えば機器側マイコン42のROMに格納されており、機器側マイコン42は該ROMから要求電圧レベル情報を読み出して上記認証情報として照明装置2−1側に送信する。
この場合における照明側マイコン24は、ステップS107で認証が成功したとの肯定結果が得られた場合は、ステップS1301で要求レベルによる電圧生成を電圧レベル調整部29に指示する。
これにより、認証が成功した場合には、次のステップS109でスイッチSW2がONとされることで、機器機能部43に対して要求電圧レベルによる直流電圧が供給される。
この変形例1のように、照明装置側で機器機能部が要求するレベルの電圧生成を行うことによっても、電子機器の種類によって機器機能部の要求電圧レベルが異なる場合に対応可能となる。
変形例1によれば、変圧回路41が不要となることで、電子機器4−1の部品点数の削減が図られ、従って装置の小型化やコスト削減が図られる。
[3-2.変形例2]

変形例2は、認証処理時の電源供給に係る変形例である。
図13は、変形例2としての照明システム7の構成についての説明図である。
この照明システム7では、照明装置2に代えて照明装置2−2が、電子機器4に代えて電子機器4−2がそれぞれ設けられる。照明装置2’は、照明装置2との比較で、電源回路20で生成された直流電圧が電圧レベル調整部29を介してスイッチSW2に供給される点と、スイッチSW1及び電力出力端子Ts-outが省略された点が異なる。また、電子機器4−2は、電子機器4との比較で、変圧回路41に代えて出力切換部46が設けられる点と、電力入力端子Ts-inが省略された点が異なる。
電子機器4−2が備える出力切換部46は、電力入力端子Tm-inからの入力電圧のレベルに応じて上記入力電圧の出力先を切り換える。具体的に、入力電圧が第1レベルであるときは入力電圧を機器側マイコン42に出力し、入力電圧が第2レベルであるときは入力電圧に基づき生成した上記第1レベルによる直流電圧を機器側マイコン42に出力すると共に、上記第2レベルによる直流電圧を機器機能部43に出力する。
ここで、上記第1レベルとは、機器側マイコン42の要求電圧レベルであり、上記第2レベルとは、機器機能部43の要求電圧レベルである。
図14は、変形例2としての照明システム7において実行される処理を説明するためのフローチャートである。
この場合の照明側マイコン24は、ステップS101で電子機器4−2が装着されたことに応じて、ステップS1401で電圧レベル調整部29に第1レベルによる電圧生成を指示する。
そして、続くステップS1402で、スイッチSW2をONとする。これにより、電子機器4−2の出力切換部46には機器側マイコン42の要求電圧レベルとしての第1レベルによる直流電圧が入力され、これに応じて出力切換部46から機器側マイコン42に対して第1レベルによる直流電圧が供給される。すなわち、機器側マイコン42が起動する。
電子機器4−2側では、ステップS201〜S204の処理が実行されるが、この場合もステップS204の送信処理では、変形例1の場合と同様に認証情報として要求電圧レベル情報も送信する。
照明装置2−2側では、ステップS1402の処理を実行したことに応じてステップS103〜S107の処理が実行される。この場合、ステップS107で認証が成功しなかったとの否定結果が得られた場合は、ステップS1403でスイッチSW2をOFFとする。これにより、認証が失敗した場合には電子機器4−2への電力供給が完全にOFFとされる。
一方、認証が成功したとの肯定結果が得られたことに応じては、ステップS1404で第2レベルによる電圧生成を電圧レベル調整部29に指示する。これにより、電子機器4−2の出力切換部46には機器機能部43の要求電圧レベルとしての第2レベルによる直流電圧が入力され、これに応じて出力切換部46から機器機能部43に対して第2レベルによる直流電圧が供給される。すなわち、機器機能部43が動作可能な状態となる。
この変形例2によっても、機器機能部43への動作電圧の供給が、認証処理の結果に基づき行われるようにできる。
なお、この点からも理解されるように、照明装置から電子機器の機器機能部への動作電圧の供給が認証処理の結果に基づき行われるようにするための手法は、先の第1の実施の形態で説明したものに限定されず、多様な手法が考えられるものである。
なお、この変形例2や、先に説明した変形例1は、第2の実施の形態にも適用可能なものである。
[3-3.変形例3]

変形例3は、第2の実施の形態に係る変形例である。
図15は、変形例3としての照明システム8の構成についての説明図である。
第2の実施の形態の照明システム5との違いは、照明装置2’と電子機器4のそれぞれに代えて、照明装置2’からWiFi通信部27と無線通信部28とを省略した照明装置2と、電子機器4にWiFi通信部44と無線通信部45とを追加した電子機器4’が設けられた点である。すなわち、情報処理装置50との間の無線データ通信を、照明装置側ではなく電子機器側が行うものである。
図16〜図18のフローチャートは、電子機器4’として音響再生装置、プロジェクタ装置、カメラ装置が使用される場合に対応して照明システム8において実行される処理をそれぞれ示している。
なお、これら図16〜図18においても、先の図8〜図10と同様に、既に照明装置2に電子機器4’が装着済みとされ、且つ電子機器4’と情報処理装置50との間の無線通信接続(WiFi、ブルートゥースの双方)が確立されていると共に、情報処理装置50において電子機器4’の種類に対応したアプリが起動された状態にあるとする。
これら図16〜図18に示すように、音響再生装置、プロジェクタ装置、カメラ装置の何れの場合も、情報処理装置50による処理は図8〜図10に示したものと同様となる。但しこの場合、通知や指示及びデータの送信先が電子機器4’(WiFi通信部44、無線通信部45)となる。
図16に示す音響再生装置の場合、電子機器4’では、情報処理装置50側からの通知(S401:アプリ起動通知)に応じて、ステップS1501でWiFi接続を解除するための処理を実行する。すなわち、WiFi通信部44に情報処理装置50との間で確立されていた接続を解除させる指示を行う。
また、電子機器4’では、情報処理装置50側から無線通信部60経由で送信されたオーディオデータが無線通信部45で受信されたことに応じ、ステップS601で該受信されたコンテンツについての再生処理を実行する。
また、図17に示すプロジェクタ装置の場合、電子機器4’では、情報処理装置50側からの通知(S701:アプリ起動通知)に応じて、ステップS901でスタンバイ処理を実行する。
また、この場合の電子機器4’では、情報処理装置50側からWiFi通信部59経由で送信された画像データがWiFi通信部44で受信されたことに応じ、ステップS902で照明装置2に対して連動指示を行い、続くステップS903で受信したコンテンツについての再生処理を実行する。
照明装置2では、上記連動指示に応じて、ステップS803で連動処理を実行する。
また、図18に示すカメラ装置の場合、電子機器4’では、情報処理装置50側からの通知(S1001:撮像開始通知)に応じて、ステップS1201で撮像画像送信処理を実行する。但し、この場合の撮像画像送信処理は、画像処理部43Iで得られた圧縮画像データをWiFi通信部44経由で情報処理装置50側に送信する処理となる。
上記のような変形例3によっても、第2の実施の形態の場合と同様の効果が得られる。
[3-4.その他の変形例]

これまでの説明では、電子機器の例として音響再生装置やプロジェクタ装置、カメラ装置等を挙げたが、これらはあくまで一例を示したに過ぎず、本技術における電子機器としてはこれらに限定されるべきものではない。
本技術における電子機器としては、天井付近に取り付けられることでより機能を発揮できるものが好適である。
また、照明側マイコン24と機器側マイコン42との間のデータ通信が有線により行われる場合を例示したが、無線により行うこともできる。
このとき、照明側マイコン24と機器側マイコン42との間の無線データ通信は、NFC(Near Field Communication)により行うことができる。
また、照明装置2側から機器側マイコン42への認証のための電力供給についても、有線ではなく無線で行うことができる。例えば、上記のNFCの技術を用いることで、認証処理に係る電力供給とデータ通信とを非接触で行うことができる。
また、図1や図4、及び図11の例では、照明側マイコン24と機器側マイコン42とに同レベルの動作電圧が供給されるものとしたが、これらは異なる場合も考えられる。そこで、スイッチSW1と電力出力端子Ts-outとの間、又は機器側マイコン42と電力入力端子Ts-inとの間に変圧回路を設けることもできる。
また、連動処理についても、先に例示したものに限定されない。例えばイオン発生器や火災報知器などの場合、その動作開始/停止に応じて発光部22を所定の点滅パターンで発光させるなどの制御を行うことが考えられる。
また、第2の実施の形態では、電子機器で再生・出力されるコンテンツが、情報処理装置50に予め記憶されたコンテンツとされる場合を例示したが、いわゆるストリーミング再生のようにインターネット上の所定のサーバ装置からデータを読み出しつつそれを電子機器側に転送するようにしてもよい。
<4.本技術>

なお、本技術は以下のような構成を採ることもできる。
(1)
電源回路と、
前記電源回路により生成された電源電圧に基づき発光駆動される発光部と、
機器側制御部と前記機器側制御部により制御される機器機能部とを備えた電子機器を着脱自在に装着する装着部と、
前記装着部に装着された前記電子機器の前記機器側制御部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧が供給されるように制御して前記機器側制御部との間で認証処理を行った結果に基づき、前記機器機能部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧の供給が行われるように制御する照明側制御部とを備える
照明装置。
(2)
前記装着部は、
前記機器機能部による機能がそれぞれ異なる複数種の前記電子機器に共通構造により設けられた被装着部を装着可能に構成されている
前記(1)に記載の照明装置。
(3)
前記照明側制御部は、
前記認証処理が失敗した場合は、前記機器側制御部への電力供給が停止されるように制御を行う
前記(1)又は(2)に記載の照明装置。
(4)
前記電源回路によって生成された電源電圧を指示された電圧レベルに変圧して出力する電圧レベル調整部を備え、
前記照明側制御部は、
前記電圧レベル調整部により、前記装着部に装着された前記電子機器に応じたレベルの電圧を生成させる
前記(1)乃至(3)の何れかに記載の照明装置。
(5)
前記照明側制御部は、
装着された前記電子機器の動作状態に応じて前記発光部による発光動作を制御する
前記(1)乃至(4)の何れかに記載の照明装置。
(6)
情報処理装置との間でデータ通信を行うための通信部を備える
前記(1)乃至(5)の何れかに記載の照明装置。
(7)
前記電子機器が備える前記機器機能部は、
コンテンツデータの再生・出力機能、又はコンテンツデータの取得機能を有しており、
前記照明側制御部は、
前記通信部が前記情報処理装置から受信したコンテンツデータを前記電子機器に転送する処理、又は前記電子機器から受信したコンテンツデータを前記通信部を介して前記情報処理装置に転送する処理の何れかを実行する
前記(6)に記載の照明装置。
(8)
前記通信部は、
WiFiによる通信とWiFi以外の無線通信規格による通信とが可能に構成され、
前記照明側制御部は、
前記コンテンツデータが音響データである場合には前記通信部に前記WiFi以外の無線通信規格による通信を実行させる
前記(7)に記載の照明装置。
(9)
電子機器と照明装置とを備えて構成された照明システムであって、
前記電子機器は、
機器側制御部と、
前記機器側制御部により制御される機器機能部とを備え、
前記照明装置は、
電源回路と、
前記電源回路により生成された電源電圧に基づき発光駆動される発光部と、
前記電子機器を着脱自在に装着する装着部と、
前記装着部に装着された前記電子機器の前記機器側制御部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧が供給されるように制御して前記機器側制御部との間で認証処理を行った結果に基づき、前記機器機能部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧の供給が行われるように制御する照明側制御部とを備える
照明システム。
(10)
前記装着部は、
前記機器機能部による機能がそれぞれ異なる複数種の前記電子機器のそれぞれに共通構造により設けられた被装着部を装着可能に構成されている
前記(9)に記載の照明システム。
(11)
前記照明側制御部は、
前記認証処理が失敗した場合は、前記機器側制御部への電力供給が停止されるように制御を行う
前記(9)又は(10)に記載の照明システム。
(12)
前記電子機器は、
前記照明装置側から前記認証処理の結果に基づき供給された前記動作電圧を所定の電圧レベルに変圧して前記機器機能部に出力する変圧回路を備える
前記(9)乃至(11)の何れかに記載の照明システム。
(13)
前記照明側制御部は、
装着された前記電子機器の動作状態に応じて前記発光部による発光動作を制御する
前記(9)乃至(12)の何れかに記載の照明システム。
(14)
情報処理装置をさらに備えると共に、
前記情報処理装置と前記照明側制御部との間、又は前記情報処理装置と前記機器側制御部との間でデータ通信を行うための通信部を備える
前記(9)乃至(13)の何れかに記載の照明システム。
(15)
前記電子機器が備える前記機器機能部は、
コンテンツデータの再生・出力機能、又はコンテンツデータの取得機能を有しており、 前記通信部は、
前記照明装置に設けられた照明側通信部であり、
前記照明側制御部は、
前記照明側通信部が前記情報処理装置から受信したコンテンツデータを前記電子機器に転送する処理、又は前記電子機器から受信したコンテンツデータを前記照明側通信部を介して前記情報処理装置に転送する処理の何れかを実行する
前記(14)に記載の照明システム。
(16)
前記電子機器が備える前記機器機能部は、
コンテンツデータの再生・出力機能、又はコンテンツデータの取得機能を有しており、 前記通信部は、
前記電子機器に設けられた機器側通信部であり、
前記機器側制御部は、
前記機器側通信部が前記情報処理装置から受信したコンテンツデータを前記機器機能部により再生・出力させる処理、又は前記機器機能部により取得させたコンテンツデータを前記機器側通信部によって前記情報処理装置に送信させる処理を実行する
前記(14)に記載の照明システム。
(17)
前記通信部は、
WiFiによる通信とWiFi以外の無線通信規格による通信とが可能に構成され、
前記照明側制御部又は前記機器側制御部は、
前記コンテンツデータが音響データである場合には前記通信部に前記WiFi以外の無線通信規格による通信を実行させる
前記(15)又は(16)に記載の照明システム。
1,5,6,7,8…照明システム、2,2−1,2−2,2’…照明装置、2B…装着部、4,4−1,4−2,4’…電子機器、20…電源回路、22…発光部、24…照明側マイコン、29…電圧レベル調整部、SW1,SW2…スイッチ、41…変圧回路、42…機器側マイコン、43…機器機能部、27,44…WiFi通信部、28,45…無線通信部、50…情報処理装置

Claims (18)

  1. 電源回路と、
    前記電源回路により生成された電源電圧に基づき発光駆動される発光部と、
    機器側制御部と前記機器側制御部により制御される機器機能部とを備えた電子機器を着脱自在に装着する装着部と、
    前記装着部に装着された前記電子機器の前記機器側制御部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧が供給されるように制御して前記機器側制御部との間で認証処理を行った結果に基づき、前記機器機能部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧の供給が行われるように制御する照明側制御部とを備える
    照明装置。
  2. 前記装着部は、
    前記機器機能部による機能がそれぞれ異なる複数種の前記電子機器に共通構造により設けられた被装着部を装着可能に構成されている
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記照明側制御部は、
    前記認証処理が失敗した場合は、前記機器側制御部への電力供給が停止されるように制御を行う
    請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記電源回路によって生成された電源電圧を指示された電圧レベルに変圧して出力する電圧レベル調整部を備え、
    前記照明側制御部は、
    前記電圧レベル調整部により、前記装着部に装着された前記電子機器に応じたレベルの電圧を生成させる
    請求項1に記載の照明装置。
  5. 前記照明側制御部は、
    装着された前記電子機器の動作状態に応じて前記発光部による発光動作を制御する
    請求項1に記載の照明装置。
  6. 情報処理装置との間でデータ通信を行うための通信部を備える
    請求項1に記載の照明装置。
  7. 前記電子機器が備える前記機器機能部は、
    コンテンツデータの再生・出力機能、又はコンテンツデータの取得機能を有しており、
    前記照明側制御部は、
    前記通信部が前記情報処理装置から受信したコンテンツデータを前記電子機器に転送する処理、又は前記電子機器から受信したコンテンツデータを前記通信部を介して前記情報処理装置に転送する処理の何れかを実行する
    請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記通信部は、
    WiFiによる通信とWiFi以外の無線通信規格による通信とが可能に構成され、
    前記照明側制御部は、
    前記コンテンツデータが音響データである場合には前記通信部に前記WiFi以外の無線通信規格による通信を実行させる
    請求項7に記載の照明装置。
  9. 電子機器と照明装置とを備えて構成された照明システムであって、
    前記電子機器は、
    機器側制御部と、
    前記機器側制御部により制御される機器機能部とを備え、
    前記照明装置は、
    電源回路と、
    前記電源回路により生成された電源電圧に基づき発光駆動される発光部と、
    前記電子機器を着脱自在に装着する装着部と、
    前記装着部に装着された前記電子機器の前記機器側制御部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧が供給されるように制御して前記機器側制御部との間で認証処理を行った結果に基づき、前記機器機能部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧の供給が行われるように制御する照明側制御部とを備える
    照明システム。
  10. 前記装着部は、
    前記機器機能部による機能がそれぞれ異なる複数種の前記電子機器のそれぞれに共通構造により設けられた被装着部を装着可能に構成されている
    請求項9に記載の照明システム。
  11. 前記照明側制御部は、
    前記認証処理が失敗した場合は、前記機器側制御部への電力供給が停止されるように制御を行う
    請求項9に記載の照明システム。
  12. 前記電子機器は、
    前記照明装置側から前記認証処理の結果に基づき供給された前記動作電圧を所定の電圧レベルに変圧して前記機器機能部に出力する変圧回路を備える
    請求項9に記載の照明システム。
  13. 前記照明側制御部は、
    装着された前記電子機器の動作状態に応じて前記発光部による発光動作を制御する
    請求項9に記載の照明システム。
  14. 情報処理装置をさらに備えると共に、
    前記情報処理装置と前記照明側制御部との間、又は前記情報処理装置と前記機器側制御部との間でデータ通信を行うための通信部を備える
    請求項9に記載の照明システム。
  15. 前記電子機器が備える前記機器機能部は、
    コンテンツデータの再生・出力機能、又はコンテンツデータの取得機能を有しており、 前記通信部は、
    前記照明装置に設けられた照明側通信部であり、
    前記照明側制御部は、
    前記照明側通信部が前記情報処理装置から受信したコンテンツデータを前記電子機器に転送する処理、又は前記電子機器から受信したコンテンツデータを前記照明側通信部を介して前記情報処理装置に転送する処理の何れかを実行する
    請求項14に記載の照明システム。
  16. 前記電子機器が備える前記機器機能部は、
    コンテンツデータの再生・出力機能、又はコンテンツデータの取得機能を有しており、 前記通信部は、
    前記電子機器に設けられた機器側通信部であり、
    前記機器側制御部は、
    前記機器側通信部が前記情報処理装置から受信したコンテンツデータを前記機器機能部により再生・出力させる処理、又は前記機器機能部により取得させたコンテンツデータを前記機器側通信部によって前記情報処理装置に送信させる処理を実行する
    請求項14に記載の照明システム。
  17. 前記通信部は、
    WiFiによる通信とWiFi以外の無線通信規格による通信とが可能に構成され、
    前記照明側制御部又は前記機器側制御部は、
    前記コンテンツデータが音響データである場合には前記通信部に前記WiFi以外の無線通信規格による通信を実行させる
    請求項15又は請求項16に記載の照明システム。
  18. 機器側制御部と前記機器側制御部により制御される機器機能部とを備えた電子機器と、電源回路と前記電源回路により生成された電源電圧に基づき発光駆動される発光部と前記電子機器を着脱自在に装着する装着部とを備えた照明装置とを備えて構成された照明システムにおける制御方法であって、
    前記装着部に装着された前記電子機器の前記機器側制御部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧が供給されるように制御して前記機器側制御部との間で認証処理を行った結果に基づき、前記機器機能部に対して前記電源電圧に基づく動作電圧の供給が行われるように制御する
    制御方法。
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