JP2014209288A - キー入力検出回路およびキー入力検出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】同じ系統において、2つのキーが同時に押された場合でも、当該2つのキーを確実に検出可能なキー入力検出回路およびキー入力検出システムを提供できる。【解決手段】第一接点A、第二接点Bおよび第三接点Cを備え、制御信号SCに応じて第三接点Cに接続する接点を第一接点Aおよび第二接点Bの間で切り替える接点切り替えスイッチSW0と、一端が第三接点Cに接続され、他端に電源電圧VCCが入力される抵抗R0と、少なくとも1つの第二抵抗回路R1〜Rn−1を直列に接続し、一端が第一接点Aに、他端が第二接点Bにそれぞれ接続された抵抗直列回路と、複数のキーのそれぞれに対応して設けられ、対応するキーが押された場合にON状態となり、一端が抵抗直列回路内の対応する第二抵抗回路の接続点に接続され、他端に第二電圧が入力される複数のスイッチ回路SW1〜SWnとを備え、第一抵抗回路R0の一端の電圧を出力する。【選択図】図4A
Description
本発明は、押された(タッチされた)キーを検出するキー入力検出回路およびキー入力検出システムに関する。
コンピュータへの入力装置としては、例えば、押している期間のみON状態となるタクタイルスイッチ(tactile switch)を利用した入力装置、あるいは、指先が触れた部分を検出するタッチセンサを用いたタッチパネル等の入力装置等がある。
このような入力装置では、従来は、例えば、図12に示すように、1つのキーが押されていることを前提に構成されている。
しかし、近年、ソフトウェアの高機能化あるいは複雑化等に伴い、2つのキーを同時に押すという入力パターンを利用可能にすることが求められている。
しかしながら、従来は、2つのキーを同時に押すという入力パターンを利用可能にするために、例えば、図13に示すように、2つの系統を設けている。しかし、2つの系統を設ける場合でも、異なる系統間でしか2つのキーを検出できず、同じ系統では1つのキーしか検出することができない。
本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、同じ系統において2つのキーが同時に押されたことを検出できるキー入力検出回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るキー入力検出回路は、複数のキーのうち、同時に押された2つのキーを検出するキー入力検出回路であって、第一接点、第二接点および第三接点の3つの接点を備え、制御信号に応じて前記第三接点を前記第一接点または前記第二接点に接続する接点切り替えスイッチと、一端が前記接点切り替えスイッチの前記第三接点に接続され、他端に第一電圧が入力される第一抵抗回路と、少なくとも1つの第二抵抗回路を直列に接続した抵抗直列回路であって、一端が前記接点切り替えスイッチの前記第一接点に、他端が前記接点切り替えスイッチの前記第二接点にそれぞれ接続された前記抵抗直列回路と、前記複数のキーのそれぞれに対応して設けられ、対応するキーが押された場合にON状態となる複数のスイッチ回路であって、一端が前記抵抗直列回路内の対応する第二抵抗回路の接続点に接続され、他端に第二電圧が入力される前記複数のスイッチ回路とを備え、前記第一抵抗回路の一端の電圧を出力する。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るキー入力検出回路は、複数のキーのうち、同時に押された2つのキーを検出するキー入力検出回路であって、第一接点、第二接点および第一の電圧が入力される第三接点の3つの接点を備え、制御信号に応じて前記第三接点に接続する接点を前記第一接点および前記第二接点の間で切り替える接点切り替えスイッチと、2つの第一抵抗回路と、少なくとも1つの第二抵抗回路を直列に接続した抵抗直列回路と、前記複数のキーのそれぞれに対応して設けられ、対応するキーが押された場合にON状態となる複数のスイッチ回路であって、一端が前記抵抗直列回路内の対応する第二抵抗回路の接続点に接続され、他端に第二電圧が入力される前記複数のスイッチ回路とを備え、一方の第一抵抗回路は、前記接点切り替えスイッチの前記第一接点と、前記直列抵抗回路の一端との間に接続され、他方の第一抵抗回路は、前記接点切り替えスイッチの前記第二接点と、前記直列抵抗回路の他端との間に接続され、前記一方の第一抵抗回路と前記直列抵抗回路との接続点、および、前記他方の第一抵抗回路と前記直列抵抗回路との接続点の電圧を出力する。
上記何れかの構成のキー入力検出回路によれば、同じ系統において、2つのキーが同時に押された場合でも、当該2つのキーを確実に検出可能になる。
例えば、前記制御信号は、周期的な信号であり、各周期には、ハイレベルの期間とローレベルの期間とが含まれ、前記接点切り替えスイッチは、前記制御信号がハイレベルの期間に前記第三接点と前記第一接点とを接続し、前記制御信号がローレベルの期間に前記第三接点と前記第二接点とを接続しても良い。
上記構成のキー入力検出回路によれば、周期的に2つのキーに対応する電圧を出力可能になる。
また、前記複数の第二抵抗回路それぞれの抵抗値は、全て同じ値に設定されていても良い。
上記構成のキー入力検出回路によれば、第一抵抗回路および第二抵抗回路で構成される抵抗分圧回路において、キーと電圧との対応関係を容易に認識することが可能になる。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るキー入力検出システムは、複数のキーのうち、同時に押された2つのキーを検出するキー入力検出回路であって、第一接点、第二接点および第三接点の3つの接点を備え、制御信号に応じて前記第三接点に接続する接点を前記第一接点および前記第二接点の間で切り替える接点切り替えスイッチと、一端が前記接点切り替えスイッチの前記第三接点に接続され、他端に第一電圧が入力される第一抵抗回路と、複数の第二抵抗回路を直列に接続した抵抗直列回路であって、一端が前記接点切り替えスイッチの前記第一接点に、他端が前記接点切り替えスイッチの前記第二接点にそれぞれ接続された前記抵抗直列回路と、前記複数のキーのそれぞれに対応して設けられ、対応するキーが押された場合にON状態となる複数のスイッチ回路であって、一端が対応する前記抵抗直列回路の接続点に接続され、他端に第二電圧が入力される前記複数のスイッチ回路とを有し、前記第一抵抗回路の一端の電圧を、押された2つのキーのうちの一方を示す情報として出力するキー入力検出回路と、前記制御信号に基づいて、前記接点切り替えスイッチの前記第三接点と接続している接点が前記第一接点であるか前記第二接点であるかを判定し、前記第三接点に接続されていると判定された接点に応じたキーと電圧との対応関係を用い、前記キー入力検出回路から出力される電圧に対応するキーを特定するキー情報生成装置とを備える。
本発明によると、同じ系統において、2つのキーが同時に押された場合でも、当該2つのキーを確実に検出可能なキー入力検出回路およびキー入力検出システムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
実施の形態1について、図1〜図6を基に説明する。
実施の形態1について、図1〜図6を基に説明する。
図1は、TV(Television)200およびDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ100の外観を示す外観図である。図2は、リモコン300の外観を示す外観図である。
本実施の形態では、キー入力検出回路は、タクタイルスイッチを備えたDVDプレーヤ100に搭載されている場合を例に説明する。DVDプレーヤ100は、TV200上に動画を表示する映像音響機器である。キー110は、DVDプレーヤ100の装置本体に設けられ、DVDプレーヤ100を操作するためのキーである。
DVDプレーヤ100は、図1に示すように、表面に、複数のキー110を備えている。TV200に表示されたOSD(On Screen Display)画面を、DVDプレーヤ100の装置本体に設けられたキー110あるいはリモコン300を用いて操作することにより、動画の再生、録画の予約等を実行可能である。
なお、本実施の形態のキー入力検出回路が搭載される機器は、DVDプレーヤ100に限られるものではなく、図2に示すリモコン300、あるいは、タブレット端末等に用いられるタッチパッド式のキーを備えたハードウェアキーボード等、任意の端末であってもよい。
[1−1.全体構成]
図3は、DVDプレーヤ100の構成のうち、図2に示すキー110の入力に関する部分の構成を示すブロック図である。
図3は、DVDプレーヤ100の構成のうち、図2に示すキー110の入力に関する部分の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、DVDプレーヤ100は、押されたキー110を検出するKeyPCB(Process Control Block)120と、KeyPCB120からの信号に基づいて、押されたキー110を認識するMainPCB130(キー情報認識装置に相当)とを備えている。
[1−1−1.KeyPCB120の構成]
KeyPCB120は、図3に示すように、キー入力検出回路121と、キー情報生成回路(キー情報生成装置に相当)122とを備えている。
KeyPCB120は、図3に示すように、キー入力検出回路121と、キー情報生成回路(キー情報生成装置に相当)122とを備えている。
キー入力検出回路121は、押されたキー110がどのキー110であるかを検出する回路である。本実施の形態のキー入力検出回路121は、1つのキー110のみがタッチされている場合に加え、2つのキー110が同時に押された場合も検出できる。
先ず、キー入力検出回路121の構成について、図4Aを基に説明する。図4Aは、キー入力検出回路121の一例を示す回路図である。
キー入力検出回路121は、図4Aに示すように、接点切り替えスイッチSW0(以下、「スイッチSW0」と略称する)と、第一抵抗回路R0(以下、「抵抗R0」と略称する)と、第二抵抗回路R1〜Rn−1(nは2以上の整数)(以下、「抵抗R1〜Rn−1」と略称する)と、スイッチ回路SW1〜SWn(以下、「スイッチSW1〜SWn」と略称する)とを備えて構成されている。
より具体的には、スイッチSW0は、第一接点A、第二接点B、第三接点Cを備え、制御信号に応じて第三接点Cに接続する接点を第一接点Aおよび第二接点Bの間で切り替えるスイッチである。スイッチSW0は、第一接点Aに抵抗Rn−1の一端が、第二接点Bに抵抗R1の一端が、第三接点Cに抵抗R0の他端がそれぞれ接続されている。
ここで、制御信号は、クロック信号のように、周期的な信号であり、各周期には、ハイレベル“1”の期間とローレベル“0”の期間とが含まれる。制御信号の周期は、DVDプレーヤ100の操作者が、キーをタッチしている期間に比べて相当短い周期である。
本実施の形態のスイッチSW0は、例えば、制御信号SCが“0”の場合は、第三接点Cを第一接点Aに接続する。一方、本実施の形態のスイッチSW0は、制御信号SCが“1”の場合は、第三接点Cを第二接点Bに接続する。なお、スイッチSW0は、制御信号SCが“1”の場合に、第三接点Cと第一接点Aとを接続し、制御信号SCが“0”の場合に、第三接点Cと第二接点Bとを接続してもよい。また、制御信号SCは、他の用途で用いられる制御信号SCを流用するように構成すれば、制御信号SCを受け付けるための特別な端子を追加する必要がなくなる。
抵抗R0は、一端に電源電圧VCC(第一電圧)が印加され、他端にスイッチSW0の第三接点Cが接続されている。
抵抗R1〜Rn−1は、この順に直列に接続されて、抵抗直列回路を構成している。本実施の形態では、抵抗R1〜Rn−1の抵抗値は、全て同じ値、例えば、抵抗R0の抵抗値に設定されている。抵抗直列回路の一端に位置する抵抗R1の一端は、スイッチSW0の第二接点Bに接続されている。抵抗直列回路の他端に位置する抵抗Rn−1の一端は、スイッチSW0の第一接点Aに接続されている。
スイッチSW1〜SWnは、1つの接点を備えるスイッチである。スイッチSW1〜SWnは、それぞれ、DVDプレーヤ100の各キー110に対応している。押されたキー110に対応するスイッチはON状態となり、タッチされていないキー110に対応するスイッチは、OFF状態となる。
スイッチSW1は、一端が抵抗R1の一端およびスイッチSW0の第二接点Bに接続され、他端に接地電圧(第二電圧)が入力されている。スイッチSWk(k=2〜n−1)は、一端が抵抗Rkと抵抗R(k+1)との接続ノードに接続され、他端に接地電圧が入力されている。スイッチSWnは、一端が抵抗Rn−1の一端およびスイッチSW0の第一接点Aに接続され、他端に接地電圧が入力されている。
スイッチSW0と抵抗R0との接続ノードの電圧VSKが、タッチされているキー110を示す電圧として、キー情報生成回路122に出力される。
キー情報生成回路122は、キー入力検出回路121の検出結果である電圧VSKを用いて、タッチされているキー110がどのキー110であるかを判定する。
さらに、キー情報生成回路122は、タッチされていると判定したキー110を示すキー情報を生成し、MainPCB130に出力する。本実施の形態のキー情報生成回路122は、2つのキー情報を重畳させたキー信号SKをMainPCB130に出力できる。具体的な構成については後述するが、キー情報生成回路122は、例えば、第一のキー情報については、キー信号SKのDCレベル(オフセット電圧)を、押されている第一のキーに応じた電圧値(基準レベルに対する電圧値)とすることで、第一のキー情報をキー信号SKに含ませる。さらに、キー情報生成回路122は、第二のキー情報については、キー信号SKをPWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)信号とし、当該PWM信号のデューティ比を、第二のキー情報に対応するデューティ比とすることにより、第二のキー情報をキー信号SKに含ませる。
本実施の形態では、キー情報生成回路122は、キー110が1つのみ押されている場合は、第一のキー情報をキー信号SKに含ませ、キー110が2つ以上押されている場合は、第一のキー情報と第二のキー情報とをキー信号SKに含ませるように構成されているが、これに限るものではない。キー情報生成回路122は、キー110が1つのみ押されている場合に、キーを示すキー情報以外の情報をキー信号SKに含ませるように構成されていてもよい。
また、キー情報生成回路122は、DCレベルの検出のため、各キー110に対応させるデューティ比の範囲が設定されている。デューティ比の範囲は、例えば、10%〜90%である。
[1−1−2.MainPCB130の構成]
MainPCB130は、キー情報生成回路122から出力されたキー信号SKからキー情報を読み取る。
MainPCB130は、キー情報生成回路122から出力されたキー信号SKからキー情報を読み取る。
MainPCB130は、図3に示すように、キー信号SKの読み取りに関する構成として、A/D変換回路131と、LPF(Low Pass Filter、ローパスフィルタ)132と、プロセッサ133とを備えている。なお、図示しないが、MainPCB130は、KeyPCB120から出力されるキー信号SKを受け付ける入力端子を備えている。
A/D変換回路131は、MainPCB130の入力端子が受け付けたキー信号SKをA/D変換し、A/D変換後の信号(第一の信号)をLPF132およびプロセッサ133に出力する。A/D変換回路131は、キー信号SKのDCレベルをサンプリング(A/D変換)する。
LPF132は、A/D変換回路131から出力された信号を積分し、積分後の信号(第二の信号)をプロセッサ133に出力する。
プロセッサ133は、上述したように、KeyPCB120から送信されるキー信号SKには、1つのキー情報または2つのキー情報が含まれるため、2つのキー情報を読み取るように構成されている。
具体的には、プロセッサ133は、A/D変換回路131からの信号の電圧値(DCレベル、例えば、第一の信号のハイレベルでの電圧)から、1つ目のキー情報を取得する。さらに、プロセッサ133は、A/D変換回路131によるA/D変換後の信号(第一の信号)のDCレベルとLPF132を通過した後の信号(第二の信号)のDCレベルとの差から、デューティ比を求める。プロセッサ133は、デューティ比を用いて、2つ目のキー情報を取得する。
[1−2.KeyPCB120およびMainPCB130の各部の動作]
次に、KeyPCB120およびMainPCB130の動作について、図4B〜図5を基に説明する。
次に、KeyPCB120およびMainPCB130の動作について、図4B〜図5を基に説明する。
[1−2−1.押されたキー110の検出]
KeyPCB120において、押されたキー110を検出する動作について、図4B〜図4Eを基に説明する。ここでは、(1)第一のキーと第二のキーの2つのキー110が同時に押された場合の動作、および、(2)1つのキー110のみが押された場合の動作について説明する。
KeyPCB120において、押されたキー110を検出する動作について、図4B〜図4Eを基に説明する。ここでは、(1)第一のキーと第二のキーの2つのキー110が同時に押された場合の動作、および、(2)1つのキー110のみが押された場合の動作について説明する。
(1)2つのキー110が同時にタッチされている場合の動作について、図4Bおよび図4Cを基に説明する。図4Bおよび図4Cでは、スイッチSW3に対応するキー110(第一のキー)とスイッチSW2に対応するキー110(第二のキー)とがタッチされている場合について示している。
キー入力検出回路121は、時分割で2つのキー110を交互に検出する。
スイッチSW0が第一接点Aに接続している状態では、図4Bに示すように、タッチされているスイッチSW2とSW3のうち、第一接点Aに近い側のスイッチSW3と電源電圧との間の経路に電流が流れる。このとき、出力信号の電圧VSKは、VCC×(R3+R4+・・・Rn−1)/(R0+R3+R4+・・・+Rn−1)=VCC×(n−3)/(n−2)となる。なお、タッチされているスイッチをスイッチSWiとして一般化すると、出力信号の電圧VSKは、以下の式1で表される。
スイッチSW0が第二接点Bに接続している状態では、図4Cに示すように、タッチされているスイッチSW2とSW3のうち、第二接点Bに近い側のスイッチSW2と電源電圧との間の経路に電流が流れる。このとき、出力信号の電圧は、VCC×R1/(R0+R1)=VCC×1/2となる。なお、タッチされているスイッチをスイッチSWjとして一般化すると、出力信号の電圧VSKは、以下の式2で表される。VCC×(R1+・・・+Rj−1)/(R0+R1+・・・+Rj−1)=VCC×(j−1)/jとなる。
キー情報生成回路122は、キー入力検出回路121からの出力信号の電圧VSKに基づいて、押されているキーを判定する。
ここで、式1および式2に示すように、スイッチSW0の第三接点Cに接続されている接点が第一接点Aである場合のキーと電圧との対応関係(式1)と、第三接点Cに接続されている接点が第二接点Bである場合のキーと電圧との対応関係(式2)は異なる。キー情報生成回路122は、接続されている接点の対応関係と、キー入力検出回路121からの出力信号の電圧VSKとを用いることで、2つのキーを判定する。
詳細には、キー情報生成回路122は、制御信号SCのレベルから、スイッチSW0の第三接点Cに接続されている接点が第一接点Aであるか第二接点Bであるかを判定する。キー情報生成回路122は、例えば、制御信号SCが“0”の期間は、第三接点Cと第一接点Aとが接続している期間であると判定する。この場合、キー情報生成回路122は、式1を用いて、キー入力検出回路121からの出力信号の電圧VSKを解析し、タッチされているスイッチを特定する。キー情報生成回路122は、例えば、制御信号SCが“1”の期間は、第三接点Cと第二接点Bとが接続している期間であると判定する。この場合、キー情報生成回路122は、式2を用いて、キー入力検出回路121からの出力信号の電圧VSKを解析し、タッチされているスイッチを特定する。
なお、本実施の形態では、押されている2つのキーを交互に(時分割で)検出するとしているが、制御信号SCの周期は、DVDプレーヤ100の操作者がタッチしている期間に比べて相当短いため(例えば、1msec)、時分割であっても十分に検出できると考えられる。また、タッチしていることが確実な場合にのみ検出できるように、一定回数同じスイッチがタッチされていることが検出された場合に、当該スイッチがタッチされていると判定するように構成してもよい。
(2)1つのキー110がタッチされている場合の動作について、図4Dおよび図4Eを基に説明する。図4Dおよび図4Eでは、スイッチSW3に対応するキー110がタッチされている場合について示している。
図4Dおよび図4Eは、1つのキー110のみが押された場合のキー入力検出回路121の動作を説明するための図である。
1つのキー110がタッチされている場合でも、スイッチSW0は、制御信号SCにより、所定の周期で第一接点Aと第二接点Bとの間で切り替えられる。なお、第一接点Aに接続されている場合は、出力信号の電圧VSKは、図4Bの場合と同様に、VCC×(n−3)/(n−2)となる。
第二接点Bに接続されている場合は、出力信号の電圧VSKは、図4Eより、VCC×2/3となる。
このとき、キー情報生成回路122では、スイッチSW0の切り替えに拘わらず、同じキー110が検出されることから、タッチされているキー110が1つであると判定することが可能である。
[1−2−2.キー情報の生成]
KeyPCB120において、1または複数のキー情報を含むキー信号SKを生成する動作について、図5を基に説明する。
KeyPCB120において、1または複数のキー情報を含むキー信号SKを生成する動作について、図5を基に説明する。
図5は、本実施の形態において、キー情報生成回路122が生成するキー信号SKの一例を示す波形図である。
図5において、期間t0〜t1は、1つのキー110がタッチされている期間である。キー情報生成回路122は、キー信号SKとして、押されているキー110に対応する電圧V1(DCレベル)を有する信号を生成する。
期間t1〜t2は、2つのキー110がタッチされている期間である。キー情報生成回路122は、キー信号SKとして、振幅が、1つ目のキー110(例えば、第一のキー)に対応する電圧V1であり、デューティ比が、2つ目のキー110(例えば、第二のキー)に対応する値となるPWM信号を生成する。図5において、期間t1〜t2のデューティ比は、例えば、75%である。なお、ここでの1つ目のキーおよび2つ目のキーそれぞれは、押されている2つのキーの一方であり、第一接点Aに接続されているときに検出されるキーを、1つ目のキーとし、第二接点Bに接続されているときに検出されるキーを、2つ目のキーとしても良いし、その逆であってもよい。
期間t2〜t3は、何れのキー110も押されていない期間であり、DCレベルが0となっている。
期間t3〜t4は、1つのキー110がタッチされている期間である。キー情報生成回路122は、キー信号SKとして、押されているキー110に対応する電圧V1(DCレベル)を有する信号を生成する。
期間t4〜t5は、2つのキー110がタッチされている期間である。キー情報生成回路122は、キー信号SKとして、振幅が、1つ目のキー110に対応する電圧V2であり、デューティ比が、2つ目のキー110に対応する値となるPWM信号を生成する。図5において、期間t4〜t5のデューティ比は、例えば、50%である。
[1−2−3.キー情報の読み取り]
MainPCB130において、KeyPCB120から出力されたキー信号SKから、1または複数のキー情報を読み取る動作について、図6を基に説明する。
MainPCB130において、KeyPCB120から出力されたキー信号SKから、1または複数のキー情報を読み取る動作について、図6を基に説明する。
図6は、図5に示すキー信号SKがMainPCB130に入力された場合において、A/D変換回路131およびLPF132を通過した後の信号を示す波形図である。
プロセッサ133は、上述したように、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルから、1つ目のキー情報を求め、デューティ比から、2つ目のキー情報を求める。デューティ比は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルとの差から求めることができる。なお、上記差が0の場合(デューティ比が100%の場合)は、2つ目のキー情報を含まない場合(=キー情報が1つの場合)である。
図6において、時刻t0〜t1は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルは電圧V1となり、LPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルも電圧V1となる。プロセッサ133は、電圧V1に対応するキー110の情報を、1つ目のキー情報として求める。また、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルとの差が0であることから、キー信号SKには、1つのキー情報しか含まれていないことが分かる。
時刻t1〜t2は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルは、電圧V1となり、LPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルは、電圧V1−ΔV1(PWM信号の積分値)となる。A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルとの差ΔV1から、デューティ比を求めることができる。具体的には、デューティ比=(V1−ΔV1)×100/V1となる。このデューティ比から、2つ目のキー情報を求めることができる。
期間t2〜t3は、何れのキー110も押されていない期間であり、キー信号SKのDCレベルが0となっている。
時刻t3〜t4は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルは電圧V2となり、LPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルも電圧V2となる。プロセッサ133は、電圧V2に対応するキー110の情報を、1つ目のキー情報として求める。また、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルとの差が0であることから、キー信号SKには、1つのキー情報しか含まれていないことが分かる。
時刻t4〜t5は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルは、電圧V2となり、LPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルは、電圧V2−ΔV2(PWM信号の積分値)となる。A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルとの差ΔV2から、デューティ比を求めることができる。具体的には、デューティ比=(V2−ΔV2)×100/V2となる。このデューティ比から、2つ目のキー情報を求めることができる。
[1−3.まとめ(効果等)]
本実施の形態によれば、1本の信号ラインで複数のキー情報を送ることが可能になる。信号ラインが1つであることから、従来の機器との間で、物理構成的に互換性を備えることができる。これにより、端子とA/D変換回路の増加が回避される。
本実施の形態によれば、1本の信号ラインで複数のキー情報を送ることが可能になる。信号ラインが1つであることから、従来の機器との間で、物理構成的に互換性を備えることができる。これにより、端子とA/D変換回路の増加が回避される。
また、MainPCB130の構成を、A/D変換回路131の出力ノードにLPF132を備える構成としたので、A/D変換回路131を追加することなく、複数のキー情報を重畳させたキー信号SKの読み取りが可能になる。
また、本実施の形態のキー入力検出回路121は、同時に押された2つのキー110を検出できる。ここで、例えば、図13に示す従来のキー入力検出回路510の場合、押されたキー110のうち、電源電圧VCCに最も近いキー110のみが検出できる。これは、電源電圧VCCに最も近いキー110に対応するスイッチと、その他のキー110に対応するスイッチとの間では、電圧差が0となり、電流が流れないためである。
このため、2つのキー110が同時に押されたことを検出するためには、図14に示すように、例えば、複数のキー110を2つの系統に分類し、系統別にキー入力検出回路610を備える等が考えられる。しかし、この場合でも、1つの系統につき1つのキー110しか検出できない。また、系統が異なるキー110の間でしか2つのキー110が同時に押されたことを検出できないため、検出パターンに制約がある。さらに、系統が2つになることで、MainPCB620の入力端子が2つ必要になる。
これに対し、本実施の形態のキー入力検出回路121は、三路スイッチSW0を1つ追加するという簡素な構成で、2つのキー110が同時に押されたことを確実に検出できる。また、本実施の形態のキー入力検出回路121は、MainPCB130側のポートを追加する必要がない。
なお、本実施の形態では、キー情報生成回路122は、2つのキー情報を送る構成としたが、1つのキーのみが検出されている場合は、1つのキー情報と、キー情報以外の他の第一の情報とを含むキー信号SKを生成しても良い。
(実施の形態2)
実施の形態2について、図7および図8を基に説明する。
実施の形態2について、図7および図8を基に説明する。
本実施の形態では、実施の形態1とは、キー情報生成回路122で生成されるキー信号SKの構成が異なる場合について説明する。具体的には、実施の形態1では、DC信号(0Hzの低周波信号)にPWM信号を重畳したが、本実施の形態では、低周波信号(>0Hz)にPWM信号を重畳させる場合について説明する。
本実施の形態のキー入力検出回路は、実施の形態1と同様に、タクタイルスイッチを備えたDVDプレーヤに搭載されている。また、当該DVDプレーヤは、押されたキー110を検出するKeyPCBと、KeyPCBからの信号に基づいて、押されたキー110を認識するMainPCB130とを備えている。
[2−1.KeyPCB]
KeyPCBは、キー入力検出回路121と、キー情報生成回路122とを備えている。キー入力検出回路121の構成は、実施の形態1と同じである。
KeyPCBは、キー入力検出回路121と、キー情報生成回路122とを備えている。キー入力検出回路121の構成は、実施の形態1と同じである。
キー情報生成回路122は、実施の形態1と同様に、キー入力検出回路121の検出結果である電圧VSKを用いて、タッチされているキー110がどのキー110であるかを判定する。
さらに、キー情報生成回路122は、タッチされていると判定したキー110を示すキー情報を生成し、MainPCB130に出力する。
本実施の形態では、キー情報生成回路122は、低周波信号にPWM信号を重畳させてキー信号SKを生成する。このため、本実施の形態のキー情報生成回路122は、図示しないが、PWM発生回路を備えている。図7は、本実施の形態のキー情報生成回路122により生成されるキー信号SKの一例を示す波形図である。
図7において、時刻t0〜t1は、1つのキー110が押されている期間である。キー情報生成回路122は、時刻t0〜t1は、キー信号SKとして、押されたキー110に対応するDCレベルを有する低周波信号を生成する。ここで、DCレベルは、低周波信号のピーク値、電圧の平均値、電圧の積分値、電圧の中間値等、任意の電圧であってもよい。
時刻t1以降は、2つのキー110が押されている期間である。キー情報生成回路122は、低周波信号に、PWM信号を重ね合わせる。重ね合わせた後の信号(キー信号SK)は、低周波信号のDCレベルがDCレベルとなるように、GND側に突出した波形となっている。
[2−2.MainPCB130]
MainPCB130は、キー情報生成回路122から出力されたキー信号SKからキー情報を読み取る。
MainPCB130は、キー情報生成回路122から出力されたキー信号SKからキー情報を読み取る。
MainPCB130は、図3に示すように、キー信号SKの読み取りに関する構成として、A/D変換回路131と、LPF132と、プロセッサ133とを備えている。
図8は、図6に示すキー信号SKがMainPCB130に入力された場合において、A/D変換回路131およびLPF132を通過した後の信号を示す波形図である。
プロセッサ133は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルから、1つ目のキー情報を求め、デューティ比から、2つ目のキー情報を求める。デューティ比は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルとの差から求めることができる。なお、上記差が0の場合(デューティ比が100%の場合)は、2つ目のキー情報を含まない場合(=キー情報が1つの場合)である。
図8において、時刻t0〜t1は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルが同じになる。プロセッサ133は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルに対応するキー110の情報を、1つ目のキー情報として求める。また、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルとの差が0であることから、キー信号SKには、1つのキー情報しか含まれていないことが分かる。
時刻t2以降は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルとの差は、ΔV3となる。この差ΔV3から、デューティ比を求めることができる。具体的には、デューティ比=(V3−ΔV3)×100/V3となる。このデューティ比から、2つ目のキー情報を求めることができる。
なお、本実施の形態では、キー情報生成回路122は、低周波信号にPWM信号を重ね合わせてキー信号SKを生成することから、MainPCB130のプロセッサ133は、PWM信号の頂部分で(DCレベルの期間に)、信号の差分を取得する必要がある。
[2−3.まとめ等]
本実施の形態で説明したように、キー情報生成回路122を低周波信号にPWM信号を重畳するように構成しても、複数のキー情報を含むキー信号SKを生成することが可能である。
本実施の形態で説明したように、キー情報生成回路122を低周波信号にPWM信号を重畳するように構成しても、複数のキー情報を含むキー信号SKを生成することが可能である。
また、実施の形態1と同様に、1本の信号ラインで複数のキー情報を送ることが可能になり、従来の機器との間で、物理構成的に互換性を備えることができる。
また、実施の形態1と同様に、キー情報生成回路122は、2つのキー情報を含むキー信号SKではなく、1つのキー情報とキー情報以外の他の第一の情報とを含むキー信号SKを生成しても良い。
(実施の形態3)
実施の形態3について、図9および図10を基に説明する。
実施の形態3について、図9および図10を基に説明する。
上記実施の形態1および実施の形態2では、キー情報生成回路122は、2つのキー情報を含むキー信号SKを生成する場合について説明したが、本実施の形態では、キー情報生成回路122は、少なくとも1つのキー情報を含む3つの情報を含むキー信号SKを生成する場合について説明する。
本実施の形態のキー入力検出回路は、実施の形態1および実施の形態2と同様に、タクタイルスイッチを備えたDVDプレーヤに搭載されている。また、当該DVDプレーヤは、押されたキー110を検出するKeyPCBと、KeyPCBからの信号に基づいて、押されたキー110を認識するMainPCB130とを備えている。
[3−1.KeyPCB]
KeyPCBは、キー入力検出回路121と、キー情報生成回路122とを備えている。キー入力検出回路121の構成は、実施の形態1と同じである。
KeyPCBは、キー入力検出回路121と、キー情報生成回路122とを備えている。キー入力検出回路121の構成は、実施の形態1と同じである。
キー情報生成回路122は、実施の形態1と同様に、キー入力検出回路121の検出結果である電圧VSKを用いて、タッチされているキー110がどのキー110であるかを判定する。
さらに、キー情報生成回路122は、タッチされていると判定したキー110を示すキー情報を生成し、MainPCB130に出力する。
さらに、本実施の形態のキー情報生成回路122は、時分割で2種類のデューティ比のPWM信号を交互に出力することで、3つのキー情報を備えるキー信号SKを生成する。図9は、本実施の形態におけるキー情報の一例を示す波形図である。
図9において、時刻t0〜t1は、2つのキー110が押されている期間である。キー情報生成回路122は、時刻t0〜t1は、キー信号SKとして、1つ目のキー110に対応するDCレベル(振幅)と、2つ目のキー110に対応するデューティ比を持つキー信号SKを生成している。
時刻t1以降は、2つのキー110が押され、かつ、さらに他の情報をキー信号SKに含ませる場合について図示している。
時刻t1以降は、2つのキー情報と他の情報とが含まれる場合を示している。キー情報生成回路122は、1つ目のキー110に対応するDCレベル(振幅)を持つPWM信号を生成する。さらに、キー情報生成回路122は、時刻ti〜t(i+2)(i=奇数)の間を2分割し、前半の期間に第一のデューティ比(2つ目のキー情報に対応)のPWM信号を、後半の期間に第二のデューティ比(他の情報に対応)のPWM信号を生成する。
このように構成すれば、少なくとも1つのキー情報と、複数の他の情報(2つ目のキー情報を含んでいてもよい)とを含むキー情報を生成できる。なお、時刻ti〜t(i+2)の間をさらに複数の期間に分割し、分割した期間毎にデューティ比を変更すれば、さらに多くの情報を含ませることも可能である。
[3−2.MainPCB130]
MainPCB130は、キー情報生成回路122から出力されたキー信号SKからキー情報を読み取る。
MainPCB130は、キー情報生成回路122から出力されたキー信号SKからキー情報を読み取る。
MainPCB130は、図3に示すように、キー信号SKの読み取りに関する構成として、A/D変換回路131と、LPF132と、プロセッサ133とを備えている。なお、MainPCB130は、キー情報が時分割でデューティ比が切り替えられることから、LPF132の時定数を、時分割で追従して変更するように構成する。
図10は、図9に示すキー信号SKがMainPCB130に入力された場合において、A/D変換回路131およびLPF132を通過した後の信号を示す波形図である。
プロセッサ133は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルから、1つ目のキー情報を求め、1つ目のデューティ比から、2つ目のキー情報を求め、2つ目のデューティ比から、他の情報を読み取る。各デューティ比は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルとの差から求めることができる。なお、上記差が0の場合(デューティ比が100%の場合)は、キー情報が1つの場合である。
図10において、時刻t0〜t1は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルとLPF132を通過した後のキー信号SKのDCレベルとの差がΔV4となる。プロセッサ133は、A/D変換後のキー信号SKのDCレベルに対応するキーの情報を、1つ目のキー情報として求める。また、差ΔV4から求められるデューティ比から、2つ目のキー情報を求めることができる。
時刻t1以降は、キー信号SKに2つのキー情報と他の情報とが含まれている。時刻ti〜t(i+2)におけるPWM信号のDCレベルから、1つ目のキー情報を求めることができる。また、時刻ti〜t(i+1)における差ΔV5から、1つ目のデューティ比を求めることができる。さらに、時刻t(i+1)〜t(i+2)における差ΔV6から、2つ目のデューティ比を求めることができる。
[3−3.まとめ等]
本実施の形態のキー情報生成回路122は、時分割でデューティ比を切り替えることにより、少なくとも1つのキー情報と、複数の他の情報(2つ目のキー情報を含んでいてもよい)とを含むキー情報を生成できる。
本実施の形態のキー情報生成回路122は、時分割でデューティ比を切り替えることにより、少なくとも1つのキー情報と、複数の他の情報(2つ目のキー情報を含んでいてもよい)とを含むキー情報を生成できる。
また、実施の形態1および実施の形態2と同様に、1本の信号ラインで複数のキー情報を送ることが可能になり、従来の機器との間で、物理構成的に互換性を備えることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4について、図11を基に説明する。
実施の形態4について、図11を基に説明する。
本実施の形態では、上記実施の形態1〜実施の形態3とは、MainPCB140の構成が異なる場合について説明する。
本実施の形態のキー入力検出回路は、実施の形態1〜実施の形態3と同様に、タクタイルスイッチを備えたDVDプレーヤ400に搭載されている。また、当該DVDプレーヤ400は、押されたキー110を検出するKeyPCB120と、KeyPCB120からの信号に基づいて、押されたキー110を認識するMainPCB140とを備えている。なお、KeyPCB120の構成は、実施の形態1〜実施の形態3の何れかと同じである。
本実施の形態のMainPCB140は、キー情報生成回路122から出力されたキー信号SKからキー情報を読み取る。
図11は、本実施の形態のDVDプレーヤ400の構成のうち、キー信号SKの入力に関する部分の構成を示すブロック図である。
図11に示すように、本実施の形態のMainPCB140は、LPF141と、第一A/D変換回路142および第二A/D変換回路143の2つのA/D変換回路と、プロセッサ133とを備えている。
LPF141は、MainPCB140の入力端子からの信号を積分し、第二A/D変換回路143に出力する。
第一A/D変換回路142は、LPF141からの信号をA/D変換し、プロセッサ133に出力する。
第二A/D変換回路143は、MainPCB140の入力端子からの信号をA/D変換し、プロセッサ133に出力する。
本実施の形態のMainPCB140は、実施の形態1のMainPCB130とは、構成が異なるが、プロセッサ133に入力される信号は、結果的に同じになる。
したがって、本実施の形態においても、1本の信号ラインで複数のキー情報を送ることが可能になる。信号ラインが1つであることから、従来の機器との間で、物理構成的に互換性を備えることができる。
また、本実施の形態のキー入力検出回路121は、実施の形態1と同様に、同時に押された2つのキーを検出できる。
(実施の形態5)
実施の形態5について、図12を基に説明する。
実施の形態5について、図12を基に説明する。
本実施の形態では、実施の形態1〜4とは、キー入力検出回路121の構成が異なる場合について説明する。
本実施の形態のキー入力検出回路は、実施の形態1と同様に、タクタイルスイッチを備えたDVDプレーヤに搭載されている。また、当該DVDプレーヤは、押されたキー110を検出するKeyPCBと、KeyPCBからの信号に基づいて、押されたキー110を認識するMainPCB130とを備えている。MainPCB130の構成は、実施の形態1〜4と同じである。
本実施の形態のKeyPCB720は、キー入力検出回路721と、キー情報生成回路122とを備えている。キー情報生成回路122の構成は、実施の形態1と同じである。
図12は、本実施の形態におけるキー入力検出回路721の構成の一例を示す回路図である。
本実施の形態のキー入力検出回路721は、図12に示すように、接点切り替えスイッチSW0と、2つの抵抗R0と、抵抗直列回路(抵抗R1〜Rn−1)と、スイッチSW1〜SWnとを備えて構成されている。スイッチSW1〜SWnの構成は、実施の形態1と同じである。
接点切り替えスイッチSW0は、第三接点Cに電源電圧VCCが入力され、第一接点Aに1つの抵抗R0の一端が、第二接点Bに他の抵抗R0の一端が接続されている。
1つの抵抗R0は、一端が第一接点Aに、他端が抵抗直列回路の一端に接続されている。他の抵抗R0は、一端が第二接点Bに、他端が抵抗直列回路の他端に接続されている。また、1つの抵抗R0の他端と他の抵抗R0の他端とが接続され、当該接続点の電圧が出力電圧となる。
本実施の形態のキー入力検出回路721は、実施の形態1と同様に、1つの系統内で、同時に押された2つのキー110を検出できる。つまり、実施の形態1〜4のキー入力検出回路721とは回路構成が異なるが、他の実施の形態と同じキー信号SKが生成される。
また、本実施の形態によれば、上記実施の形態1〜4と同様に、1本の信号ラインで複数のキー情報を送ることが可能になる。信号ラインが1つであることから、従来の機器との間で、物理構成的に互換性を備えることができる。
さらに、本実施の形態によれば、上記実施の形態1〜4と同様に、MainPCB130の構成を、A/D変換回路131の出力ノードにLPF132を備える構成としたので、A/D変換回路131を追加することなく、複数のキー情報を重畳させたキー信号SKの読み取りが可能になる。
(他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態に係るキー入力検出回路について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
以上、本発明の実施の形態に係るキー入力検出回路について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
(1)上述した各実施の形態のキー入力検出回路121において、抵抗R0〜Rn−1は、抵抗素子であっても良いし、NOS型トランジスタ等を用いて構成された抵抗回路等であっても良い。
(2)上述した各実施の形態では、キー入力検出回路121は、n−1個の第二抵抗回路と、n個のスイッチ回路とを備えたが、これに限るものではない。スイッチ回路の個数は、2以上であればよい。また、第二抵抗回路R1〜Rn−1の全ての接続点にスイッチ回路が設けられている必要はない。
(3)また、上記のDVDプレーヤのうち、キー情報生成回路あるいはMainPCBの一部は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムとして構成されても良い。ROMあるいはRAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
さらに、上記キー情報生成装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしても良い。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしても良い。また、本発明は、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしても良いし、上記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしても良い。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリなどに記録したものとしても良い。また、これらの非一時的な記録媒体に記録されている上記デジタル信号であるとしても良い。
また、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしても良い。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、上記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、上記マイクロプロセッサは、上記コンピュータプログラムに従って動作するとしても良い。
また、上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記非一時的な記録媒体に記録して移送することにより、または上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしても良い。
さらに、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
上記実施の形態のキー情報生成装置は、タクタイルスイッチあるいはタッチパネル等を備えた、DVDプレーヤ等の音響映像機器、音響映像機器等のリモコン、ハードウェアキーボード、スクリーンキーボード等に適用できる。
100、400 DVDプレーヤ
110 キー
120 KeyPCB
121 キー入力検出回路
122 キー情報生成回路
130、140 MainPCB
131、142、143 A/D変換回路
132、141 LPF
133 プロセッサ
200 TV
300 リモコン
510、610 キー入力検出回路
520、620 MainPCB
A 第一接点
B 第二接点
C 第三接点
SK キー信号
SC 制御信号
110 キー
120 KeyPCB
121 キー入力検出回路
122 キー情報生成回路
130、140 MainPCB
131、142、143 A/D変換回路
132、141 LPF
133 プロセッサ
200 TV
300 リモコン
510、610 キー入力検出回路
520、620 MainPCB
A 第一接点
B 第二接点
C 第三接点
SK キー信号
SC 制御信号
Claims (5)
- 複数のキーのうち、同時に押された2つのキーを検出するキー入力検出回路であって、
第一接点、第二接点および第三接点の3つの接点を備え、制御信号に応じて前記第三接点を前記第一接点または前記第二接点に接続する接点切り替えスイッチと、
一端が前記接点切り替えスイッチの前記第三接点に接続され、他端に第一電圧が入力される第一抵抗回路と、
少なくとも1つの第二抵抗回路を直列に接続した抵抗直列回路であって、一端が前記接点切り替えスイッチの前記第一接点に、他端が前記接点切り替えスイッチの前記第二接点にそれぞれ接続された前記抵抗直列回路と、
前記複数のキーのそれぞれに対応して設けられ、対応するキーが押された場合にON状態となる複数のスイッチ回路であって、一端が前記抵抗直列回路内の対応する第二抵抗回路の接続点に接続され、他端に第二電圧が入力される前記複数のスイッチ回路とを備え、
前記第一抵抗回路の一端の電圧を出力する
キー入力検出回路。 - 複数のキーのうち、同時に押された2つのキーを検出するキー入力検出回路であって、
第一接点、第二接点および第一の電圧が入力される第三接点の3つの接点を備え、制御信号に応じて前記第三接点に接続する接点を前記第一接点および前記第二接点の間で切り替える接点切り替えスイッチと、
2つの第一抵抗回路と、
少なくとも1つの第二抵抗回路を直列に接続した抵抗直列回路と、
前記複数のキーのそれぞれに対応して設けられ、対応するキーが押された場合にON状態となる複数のスイッチ回路であって、一端が前記抵抗直列回路内の対応する第二抵抗回路の接続点に接続され、他端に第二電圧が入力される前記複数のスイッチ回路とを備え、
一方の第一抵抗回路は、前記接点切り替えスイッチの前記第一接点と、前記直列抵抗回路の一端との間に接続され、
他方の第一抵抗回路は、前記接点切り替えスイッチの前記第二接点と、前記直列抵抗回路の他端との間に接続され、
前記一方の第一抵抗回路と前記直列抵抗回路との接続点、および、前記他方の第一抵抗回路と前記直列抵抗回路との接続点の電圧を出力する
キー入力検出回路。 - 前記制御信号は、周期的な信号であり、各周期には、ハイレベルの期間とローレベルの期間とが含まれ、
前記接点切り替えスイッチは、前記制御信号がハイレベルの期間に前記第三接点と前記第一接点とを接続し、前記制御信号がローレベルの期間に前記第三接点と前記第二接点とを接続する
請求項1または2に記載のキー入力検出回路。 - 前記複数の第二抵抗回路それぞれの抵抗値は、全て同じ値に設定されている
請求項1〜3の何れか1項に記載のキー入力検出回路。 - 複数のキーのうち、同時に押された2つのキーを検出するキー入力検出回路であって、
第一接点、第二接点および第三接点の3つの接点を備え、制御信号に応じて前記第三接点に接続する接点を前記第一接点および前記第二接点の間で切り替える接点切り替えスイッチと、
一端が前記接点切り替えスイッチの前記第三接点に接続され、他端に第一電圧が入力される第一抵抗回路と、
複数の第二抵抗回路を直列に接続した抵抗直列回路であって、一端が前記接点切り替えスイッチの前記第一接点に、他端が前記接点切り替えスイッチの前記第二接点にそれぞれ接続された前記抵抗直列回路と、
前記複数のキーのそれぞれに対応して設けられ、対応するキーが押された場合にON状態となる複数のスイッチ回路であって、一端が対応する前記抵抗直列回路の接続点に接続され、他端に第二電圧が入力される前記複数のスイッチ回路とを有し、
前記第一抵抗回路の一端の電圧を、押された2つのキーのうちの一方を示す情報として出力する
キー入力検出回路と、
前記制御信号に基づいて、前記接点切り替えスイッチの前記第三接点と接続している接点が前記第一接点であるか前記第二接点であるかを判定し、
前記第三接点に接続されていると判定された接点に応じたキーと電圧との対応関係を用い、前記キー入力検出回路から出力される電圧に対応するキーを特定する
キー情報生成装置とを備える
キー入力検出システム。
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