JP2014206980A - 二層タッチスクリーン及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ITOを導電層の材料として使用しないタッチスクリーンを提供する。【解決手段】本発明は二層タッチスクリーンを開示し、透明カバーガラスと、第1透明感圧性接着剤層と、第1透明感圧性接着剤層内に設置され、第1方向に沿って延伸する複数の第1導電性ストリップを含み、第1導電性ストリップが導電糸を交差して形成される第1導電層と、第2透明感圧性接着剤層と、第1透明感圧性接着剤層内に設置され、第2方向に沿って延伸する複数の第2導電性ストリップを含み、第2導電性ストリップが導電糸を交差して形成される第2導電層と、反射防止層と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は光電分野に関し、特に二層タッチスクリーン及びその製造方法に関する。
タッチスクリーンはタッチなどの入力信号を受信する感知装置である。情報相互作用に新しい見方を与えるタッチスクリーンは、魅力のある全く新しい情報相互作用装置である。タッチスクリーン技術の発展は国内外の情報メディアの広範な関心を引き起こし、光電業界に急に現れた全く新しいハイテク産業になった。
タッチスクリーンの各領域が透光するかどうかに基づいて、インクで覆われた領域は非可視領域と呼ばれることができ、インクで覆われていない領域は可視領域と呼ばれることができる。タッチスクリーンの感知領域は通常、可視領域に設置される。
現在、ITO(酸化インジウムスズ)層はタッチスクリーンモジュールにおける極めて重要な構成部分である。タッチスクリーンの製造技術は迅速に発展しているものの、投影型容量性スクリーンを例とするITO層の基本的な製造プロセスは、近年大きな変化が発生せず、ITOのコーティング及びパターン化を不可避的に必要とする。
インジウムは高価な金属材料であり、ITOを導電層の材料として使用すると、タッチスクリーンのコストは大幅に向上する。さらに、ITO導電層をパターン化するプロセスにおいて、ITOパターンを形成するように、コーティングされたITO層全体をエッチングする必要があり、このプロセスにおいて、多くのITOがエッチング除去され、結果として貴金属の深刻な浪費、環境汚染及びコストの上昇を引き起こす。
このように、コストが比較的低い二層タッチスクリーンを提供する必要がある。
二層タッチスクリーンであって、
透明カバーガラスと、
前記透明カバーガラスの1つの表面に積層される第1透明感圧性接着剤層であって、前記第1透明感圧性接着剤層に格子状の第1凹溝が設けられ、前記透明カバーガラスの屈折率は前記第1透明感圧性接着剤層の屈折率より大きい第1透明感圧性接着剤層と、
前記第1透明感圧性接着剤層内に設置される第1導電層であって、第1方向に沿って延伸する複数の第1導電性ストリップを含み、前記第1導電性ストリップは導電糸を交差して形成され、前記導電糸は前記第1凹溝に充填される導電性材料を硬化して形成される第1導電層と、
前記第1透明感圧性接着剤層の上に積層される第2透明感圧性接着剤層であって、前記第2透明感圧性接着剤層に格子状の第2凹溝が設けられれ、前記第1透明感圧性接着剤層の屈折率は前記第2透明感圧性接着剤層の屈折率より小さくない第2透明感圧性接着剤層と、
前記第1透明感圧性接着剤層内に設置される第2導電層であって、第2方向に沿って延伸する複数の第2導電性ストリップを含み、前記第2導電性ストリップは導電糸を交差して形成され、前記導電糸は前記第2凹溝に充填される導電性材料にを硬化して形成される第2導電層と、
前記第2透明感圧性接着剤層を覆う反射防止層であって、前記第2透明感圧性接着剤層の屈折率は前記反射防止層の屈折率より大きくかつ前記反射防止層の屈折率は空気の屈折率より大きい反射防止層と、を含み、
前記第1方向と前記第2方向は平行でなく、前記第1導電性ストリップと前記第2導電性ストリップは前記透明カバーガラスの厚さ方向に互いに離隔及び絶縁される。
1つの実施形態において、前記反射防止層は熱硬化型樹脂又は紫外線硬化型樹脂で形成されてもよく、前記反射防止層の厚さは0.5μm〜5μmである。
1つ実施形態において、前記熱硬化型樹脂は質量比に従って、
50部〜80部の高分子樹脂、10部〜40部の溶剤、0.1部〜5部のレベリング剤、0.1部〜5部の消泡剤及び0.1部〜5部の可塑剤という合計数が100部である成分を含み、
前記高分子樹脂はポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記溶剤はエタノール、n−ブタノール、エチレングリコール−モノブチルエーテル、酢酸ブチル、シクロヘキサノン及びグリシジルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及びシリコーン類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種である。
1つの実施形態において、前記紫外線硬化型樹脂は質量比に従って、
60部〜80部の有機単量体、10部〜30部の希釈剤、0.01部〜1部の光開始剤、0.2部〜2部の安定剤、0.2部〜2部のレベリング剤、0.3部〜2部の消泡剤及び0.5部〜3部の可塑剤という合計数が100部である成分を含み、
前記有機単量体はアクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記希釈剤はトリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリラート、エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、1,6−ヘキサンジオールメトキシモノアクリレート及びエトキシル化ネオペンチルグリコールメトキシモノアクリレートの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記光開始剤は芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩及びフェロセン塩の中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記安定剤はヒドロキノン、p−メトキシフェノール、p−ベンゾキノン、2,6−ジ−tert−ブチルクレゾール、フェノチアジン及びアントラキノンの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及びシリコーン類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種である。
1つの実施形態において、前記第1導電層の材料は金属単体又は合金、カーボンナノチューブ、グラフェン、有機導電性高分子又はITOであり、
前記第2導電層の材料は金属単体又は合金、カーボンナノチューブ、グラフェン、有機導電性高分子又はITOである。
1つの実施形態において、前記金属は金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル及び亜鉛の中から選ばれる少なくとも1種である。
1つの実施形態において、前記導電糸の幅は0.2μm〜5μmであり、前記導電糸の厚さは1μm〜10μmであり、任意の2つの導電糸の交点は節点を構成し、任意の2つの隣接する前記節点の間の距離は50μm〜500μmである。
1つの実施形態において、前記第1透明感圧性接着剤層及び第2透明感圧性接着剤層の材料はいずれも熱硬化性樹脂又は紫外線硬化性樹脂であり、
前記第1透明感圧性接着剤層の厚さは1μm〜10μmであり、前記第2透明感圧性接着剤層の厚さは1μm〜10μmである。
1つの実施形態において、前記透明カバーガラスの材料はアルミノケイ酸塩ガラス又はソーダライムガラスであり、前記透明カバーガラスの厚さは0.3mm〜1.2mmであり、前記透明カバーガラスの前記第1透明感圧性接着剤層と対向する表面のSi−O−基は第1透明感圧性接着剤層と結合する。
1つの実施形態において、前記透明カバーガラスの前記第1透明感圧性接着剤層と対向する表面の粗さは2nm〜8nmである。
二層タッチスクリーンの製造方法は、
透明カバーガラスを提供し、かつ前記透明カバーガラスの1つの表面に対して表面処理を行うステップと、
前記透明カバーガラスの表面処理を経た表面に感圧性接着剤を塗布し、第1透明感圧性接着剤層を形成し、前記透明カバーガラスの屈折率は前記第1透明感圧性接着剤層の屈折率より大きいステップと、
前記第1透明感圧性接着剤層に格子状の第1凹溝を形成し、前記第1凹溝に導電性材料を充填して硬化させ、前記第1透明感圧性接着剤層内に設置される第1導電層を形成し、前記第1導電層は第1方向に沿って延伸する複数の第1導電性ストリップを含み、前記第1導電性ストリップのそれぞれは前記第1凹溝に収容されかつ互いに交差する複数の導電糸を含むステップと、
前記第1透明感圧性接着剤層に前記感圧性接着剤を塗布し、第2透明感圧性接着剤層を形成し、前記第1透明感圧性接着剤層の屈折率は前記第2透明感圧性接着剤層の屈折率より小さくないステップと、
前記第2透明感圧性接着剤層に格子状の第2凹溝を形成し、前記第2凹溝に導電性材料を充填して硬化させ、前記第2透明感圧性接着剤層内に設置される第2導電層を形成し、前記第2導電層は第2方向に沿って延伸する複数の第2導電性ストリップを含み、前記第2導電性ストリップのそれぞれは前記第2凹溝に収容されかつ互いに交差する複数の導電糸を含み、前記第1方向と前記第2方向は平行でなく、前記第1導電性ストリップと前記第2導電性ストリップは前記透明カバーガラスの厚さ方向に互いに離隔及び絶縁されるステップと、
前記第2透明感圧性接着剤層上に反射防止層を形成し、前記第2透明感圧性接着剤層の屈折率は前記反射防止層の屈折率より大きくかつ前記反射防止層の屈折率は空気の屈折率より大きいステップと、を含む。
1つの実施形態において、前記格子状の第1凹溝は、
第1インプリント型を提供するステップであって、前記第1インプリント型は第1インプリント面を含み、前記第1インプリント面に格子状の第1凸状パターンが設けられるステップと、前記第1インプリント面を前記第1透明感圧性接着剤層に圧接するステップと、第1透明感圧性接着剤層を硬化するステップと、第1インプリント型を取り外すステップと、から形成され、
前記格子状の第2凹溝は、
第2インプリント型を提供するステップであって、前記第2インプリント型は第2インプリント面を含み、前記第2インプリント面に格子状の第2凸状パターンが設けられるステップと、前記第2インプリント面を前記第2透明感圧性接着剤層に圧接するステップと、前記第2透明感圧性接着剤層を硬化するステップと、第2インプリント型を取り外すステップと、から形成される。
1つの実施形態において、前記第1凸状パターン及び第2凸状パターンはいずれも複数の交差する凸部を含み、前記凸部の幅は0.2μm〜5μmであり、前記凸部の厚さは1μm〜10μmであり、任意の2つの凸部が交差する交点は節点を構成し、任意の2つの隣接する前記節点の間の距離は50μm〜500μmである。
1つの実施形態において、前記反射防止層は、
前記第2透明感圧性接着剤層に熱硬化型樹脂又は紫外線硬化型樹脂を塗布するステップと、その後、硬化して前記反射防止層を形成するステップとから形成される。。
1つの実施形態において、前記熱硬化型樹脂は質量比に従って、
50部〜80部の高分子樹脂、10部〜40部の溶剤、0.1部〜5部のレベリング剤、0.1部〜5部の消泡剤及び0.1部〜5部の可塑剤という合計数が100部である成分を含み、
前記高分子樹脂はポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記溶剤はエタノール、n−ブタノール、エチレングリコール−モノブチルエーテル、酢酸ブチル、シクロヘキサノン及びグリシジルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及び有機ケイ素類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種である。
1つの実施形態において、前記紫外線硬化型樹脂は質量比に従って、
60部〜80部の有機単量体、10部〜30部の希釈剤、0.01部〜1部の光開始剤、0.2部〜2部の安定剤、0.2部〜2部のレベリング剤、0.3部〜2部の消泡剤及び0.5部〜3部の可塑剤という合計数が100部である成分を含み、
前記有機単量体はアクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記希釈剤はトリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリラート、エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、1,6−ヘキサンジオールメトキシモノアクリレート及びエトキシル化ネオペンチルグリコールメトキシモノアクリレートの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記光開始剤は芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩及びフェロセン塩の中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記安定剤はヒドロキノン、p−メトキシフェノール、p−ベンゾキノン、2,6−ジ−tert−ブチルクレゾール、フェノチアジン及びアントラキノンの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及び有機ケイ素類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
前記可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種である。
従来のタッチスクリーンに対して、この二層タッチスクリーンは、第1凹溝及び第2凹溝内に充填される導電性材料が形成する第1導電層及び第2導電層によってITO層を取って代わり、このプロセスは追加のエッチング技術が不要であり、光透過率及び導電性を保証すると同時に、比較的低い材料コストを有するため、コストを低下させることができる。
1つの実施形態の二層タッチスクリーンの一部の模式的な分解図である。 図1のように示す二層タッチスクリーンの模式的な断面図である。 図1に示す二層タッチスクリーンの導電性ストリップの基本格子の模式図である。 図1に示す二層タッチスクリーンの導電性ストリップの基本格子の模式図である。 図1に示す二層タッチスクリーンの導電性ストリップの基本格子の模式図である。 図1に示す二層タッチスクリーンの導電性ストリップの基本格子の模式図である。 図1に示す二層タッチスクリーンの反射防止層の片側の入射光の模式的な反射である。 図1に示す二層タッチスクリーンの製造方法のフローチャートである。 図1に示す二層タッチスクリーンの製造過程における様々な状態の模式図である。
本発明の上記目的、特徴及び利点をより明らかにするために、以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳細に説明する。以下の説明において多くの特定の詳細は本発明を十分に理解するために記載されている。しかし、本発明はここで説明する形態と異なる多くのその他の形態で実施でき、当業者は本発明の意味から逸脱しない状況では同様の改善を行うことができるため、本発明は以下に開示される具体的な実施形態に制限されるものではない。
図1に示す1つの実施形態の二層タッチスクリーン100は、透明カバーガラス10、第1透明感圧性接着剤層20、第1導電層30、第2透明感圧性接着剤層40、第2導電層50及び反射防止層60を含む。
透明カバーガラス10の屈折率は第1透明感圧性接着剤層20の屈折率より大きく、第1透明感圧性接着剤層20の屈折率は第2透明感圧性接着剤層40の屈折率より小さくなく、第2透明感圧性接着剤層40の屈折率は反射防止層60の屈折率より大きくかつ反射防止層60の屈折率は空気の屈折率より大きい。
透明カバーガラス10はアルミノケイ酸塩ガラス又はソーダライムガラスであってもよく、透明カバーガラス10の厚さは0.3mm〜1.2mmであってもよい。
本実施形態において、透明カバーガラス10の第1透明感圧性接着剤層20と対向する表面のSi−O−基は第1透明感圧性接着剤層20と結合する。
透明カバーガラス10の第1透明感圧性接着剤層20と対向する表面の粗さは2nm〜8nmである。
1つの好ましい実施形態において、透明カバーガラス10の厚さは0.5mm〜0.7mmである。
図2を参照し、第1透明感圧性接着剤層20は透明カバーガラス10の1つの表面に積層され、第1透明感圧性接着剤層20に格子状の第1凹溝32が設けられ、第1導電層30は第1透明感圧性接着剤層20内に設置される。
第2透明感圧性接着剤層40は第1透明感圧性接着剤層20の上に積層され、第2透明感圧性接着剤層40に格子状の第2凹溝52が設けられ、第2導電層50は第2透明感圧性接着剤層40内に設置される。
第1透明感圧性接着剤層20の材料は熱硬化性樹脂又は紫外線硬化性樹脂であってもよく、第2透明感圧性接着剤層40の材料は熱硬化性樹脂又は紫外線硬化性樹脂であってもよい。
紫外線硬化性樹脂は一般的に、プレポリマー、単量体、光開始剤及び助剤を含み、各成分のモル比は、30〜50%:40〜60%:1〜6%:0.2〜1%である。そのうち、プレポリマーは、エポキシアクリレート、ポリウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリエステルアクリレート及びアクリル樹脂等から選ばれ、単量体は、単官能基、二官能基及び三官能基及び多官能基から選ばれ、開始剤は、ベンゾフェノン及びデオキシベンゾイン等から選ばれ、助剤は添加してもよく、添加しなくてもよく、一般的に接着剤として使用され、一般的な助剤は、ヒドロキノン、p−メトキシフェノール、p−ベンゾキノン及び2,6−ジ−tert−ブチルクレゾール等を含む。
第1透明感圧性接着剤層20の厚さは1μm〜10μmであってもよい。第2透明感圧性接着剤層40の厚さは1μm〜10μmであってもよい。
1つの好ましい実施形態において、第1透明感圧性接着剤層20の厚さは2μm〜5μmである。
1つの好ましい実施形態において、第2透明感圧性接着剤層40の厚さは2μm〜5μmである。
第1導電層30は第1方向に沿って延伸する複数の第1導電性ストリップを含み、第1導電性ストリップは導電糸を交差して形成され、導電糸は第1凹溝32に充填される導電性材料を硬化して形成される。
第2導電層50は第2方向に沿って延伸する複数の第2導電性ストリップを含み、第2導電性ストリップは導電糸を交差して形成され、導電糸は第2凹溝52に充填される導電性材料を硬化して形成される。
図1を参照し、第1方向と第2方向は平行でなく、第1導電性ストリップと第2導電性ストリップは透明カバーガラス10の厚さ方向に互いに離隔及び絶縁される。
導電性材料は金属、カーボンナノチューブ、グラフェン、導電性高分子又は酸化インジウムスズであってもよい。
金属は金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル及び亜鉛の中から選ばれる少なくとも1種である。
導電糸の幅は0.2μm〜5μmであってもよく、導電糸の厚さは1μm〜10μmであってもよく、任意の2つの導電糸の交点は節点を構成し、任意の2つの隣接する節点の間の距離は50μm〜500μmであってもよい。
1つの好ましい実施形態において、導電糸のそれぞれの幅は0.5μm〜2μmであり、導電糸の厚さは2μm〜5μmである。
図3a〜図3dは本実施形態の二層タッチスクリーンの導電性ストリップの基本格子の模式図である。図3a〜図3dを参照し、導電性ストリップを構成する基本格子は正多角形、例えば正方形、菱形、正六角形等であってもよく、又はランダムな格子パターンであってもよいことを分かる。第1導電層30及び第2導電層50はそれぞれ第1軸方向導電性ユニット及び第2軸方向導電性ユニットと対応し、第1軸方向導電性ユニット及び第2軸方向導電性ユニットは互いに絶縁する第1軸方向導電パターン及び第2軸方向導電パターンに分離される。
反射防止層60の材料は熱硬化型樹脂又は紫外線硬化型樹脂であり、反射防止層60の厚さは0.5μm〜5μmである。
1つのより好ましい実施形態において、反射防止層60の厚さは1μm〜2μmである。
本実施形態において、熱硬化型樹脂は質量比に従って、50部〜80部の高分子樹脂、10部〜40部の溶剤、0.1部〜5部のレベリング剤、0.1部〜5部の消泡剤及び0.1部〜5部の可塑剤という合計数が100部である成分を含む。
高分子樹脂はポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
溶剤はエタノール、n−ブタノール、エチレングリコール−モノブチルエーテル、酢酸ブチル、シクロヘキサノン及びグリシジルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
レベリング剤は樹脂のレベリング性を改善し、収縮及びピンホール等の被膜欠陥の発生を防止することに用いられ、被膜を滑らかにさせ、かつ光沢度を向上させることができる。レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
消泡剤は製造及び使用過程における塗料の気泡の発生を防止及び除去し、被膜のピンホールの発生を防止することに用いられる。消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及び有機ケイ素類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。そのうちの1つの実施形態において、消泡剤はリン酸トリブチル消泡剤、プロピレングリコール脂肪酸エステル消泡剤及びポリメチルシロキサン消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
可塑剤の作用としては重合体分子間の作用力を弱め、これによって接着剤の柔軟性を向上させ、内部応力を緩和させ、これによって接着剤の衝撃強度を向上させる。可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
この熱硬化型樹脂の熱硬化温度は100℃〜180℃であり、硬化時間は5min〜30minであり、粘度は500cps〜5000cpsである。
紫外線硬化型樹脂は質量比に従って、60部〜80部の有機単量体、10部〜30部の希釈剤、0.01部〜1部の光開始剤、0.2部〜2部の安定剤、0.2部〜2部のレベリング剤、0.3部〜2部の消泡剤及び0.5部〜3部の可塑剤という合計数が100部である成分を含む。
より良い流動性を提供するように、有機単量体はアクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテル等の低粘度材料であってもよい。
希釈剤は、一方、希釈の役割を果たし、接着剤液に施工に便利である粘度を有させ、他方、また架橋の役割を果たす。希釈剤は粘度、接着力、柔軟性、硬さ及び硬化速度を改善する役割を果たすことができる。希釈剤はトリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリラート、エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、1,6−ヘキサンジオールメトキシモノアクリレート及びエトキシル化ネオペンチルグリコールメトキシモノアクリレートの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
光開始剤の作用としては、コロイドが紫外線エネルギーを吸収した後、分解を経てフリーラジカル又はイオンを発生し、さらに有機単量体の重合を引き起こしてネットワーク構造を架橋し、これによって材料を接着させる役割を果たす。光開始剤は芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩及びフェロセン塩の中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
安定剤は保存時の重合の発生確率を減少させ、樹脂の貯蔵安定性を向上させることができる。安定剤はヒドロキノン、p−メトキシフェノール、p−ベンゾキノン、2,6−ジ−tert−ブチルクレゾール、フェノチアジン及びアントラキノンの中から選ばれる少なくとも1種である。
レベリング剤は樹脂のレベリング性を改善し、収縮及びピンホール等の被膜欠陥の発生を防止することに用いられ、被膜を滑らかにさせ、かつ光沢度を向上させることができる。レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
消泡剤は製造及び使用過程における塗料の気泡の発生を防止及び除去し、被膜のピンホールの発生を防止することに用いられる。消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及び有機ケイ素類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。そのうちの1つの実施形態において、消泡剤はリン酸トリブチル消泡剤、プロピレングリコール脂肪酸エステル消泡剤及びポリメチルシロキサン消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
可塑剤の作用としては、重合体分子間の作用力を弱め、これによって接着剤の柔軟性を向上させ、内部応力を緩和させ、これによって接着剤の衝撃強度を向上させる。可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
この紫外線硬化型樹脂の硬化波長は400nmより小さく、粘度は500cps〜5000cpsである。
二層タッチスクリーン表面の反射光を減少させるために、透明カバーガラス10、第1透明感圧性接着剤層20、第2透明感圧性接着剤層40及び反射防止層60を屈折率の大きさに従って順次に積み重ねる。図4を参照し、光線は空気から反射防止層60に入射し、次に第2透明感圧性接着剤層40、第1透明感圧性接着剤層20及び透明カバーガラス10に順次に入射する。空気の屈折率がn=1.0であり、透明カバーガラス10の屈折率がn=1.52であり、第1透明感圧性接着剤層20の屈折率がnであり、第2透明感圧性接着剤層40の屈折率がnであり、反射防止層60の屈折率がnであると仮定する。光の反射損失を減少させるために、n、n、n、n及びnは、n<n<n≦n<nという条件を満たす必要がある。n=n即ち第1透明感圧性接着剤層20及び第2透明感圧性接着剤層40は同じ種類の材料であるか、nがnより小さい必要がある。
第1透明感圧性接着剤層20、第2透明感圧性接着剤層40及び反射防止層60の屈折率はいずれも1.52より小さいべきであり、かつ第2透明感圧性接着剤層40の屈折率は第1透明感圧性接着剤層20の屈折率より大きくないべきであり、反射防止層60の屈折率は第2透明感圧性接着剤層40の屈折率より小さい。
本実施形態において、第1透明感圧性接着剤層20の材料はPMMA紫外線接着剤(硬化後の屈折率n=1.49)であり、第2透明感圧性接着剤層40の材料はポリビニルイソブチルエーテル紫外線接着剤(硬化後の屈折率n=1.44)であり、反射防止層60の材料は熱硬化型ポリテトラフルオロエチレン(硬化後の屈折率n=1.35)である。もう1つの実施形態において、第2透明感圧性接着剤層40の材料は第1透明感圧性接着剤層と同じであってもよく、いずれもPMMA紫外線接着剤であり、その他の材料は不変である。
従来のタッチスクリーンに対して、この二層タッチスクリーンは第1凹溝32及び第2凹溝52内に充填される導電性材料が形成する第1導電層30及び第2導電層50によってITOを取って代わり、このプロセスは追加のエッチング技術が不要であり、光透過率及び導電性を保証すると同時に、比較的低い材料コストを有するため、コストを低下させることができる。
本実施形態において、第1導電層30及び第2導電層50の材料は銀であり、さらに導電性ユニットの導電性を保証する。
透明カバーガラス10、第1透明感圧性接着剤層20、第2透明感圧性接着剤層40及び反射防止層60を屈折率の大きさに従って順次に積み重ねることによって、透過率が比較的高い二層タッチスクリーン100を得るので、従来の二層タッチスクリーンに対して、この二層タッチスクリーン100の透過率は比較的高い。
このほか、この第1導電層30及び第2導電層50を利用する二層タッチスクリーン100は従来の大型タッチパネルのITOによって引き起こされる応答が遅い等の問題を解決することができる。同時に、第1導電層30及び第2導電層50がそれぞれ第1透明感圧性接着剤層20及び第2透明感圧性接着剤層40内に設置されるため、第1導電層30及び第2導電層50のスクラッチを回避することができる。
第1導電層30及び第2導電層50を利用する二層タッチスクリーン100はブリッジング構造が不要であり、プロセスが簡単であり、効率及び歩留まりを向上させることに有利である。
第2導電層50に塗布する反射防止層60は保護の役割を果たすことができ、第2導電層50がスクラッチされることを防止する。
図5及び図6a〜図6hに示す上記二層タッチスクリーン100の製造方法は、以下のようなステップを含む。
S10:透明カバーガラス10を提供し、かつ透明カバーガラス10の1つの表面に対して表面処理を行うステップ。
図6aに示す透明カバーガラス10を提供し、かつ透明カバーガラス10の1つの表面に対して表面処理を行い、図6bに示す透明カバーガラス10を得る。
具体的な表面処理過程としては、透明カバーガラス10の粘着力を増やすように、プラズマ洗浄機で透明カバーガラス10の1つの表面を洗浄及び粗化させ、透明カバーガラス10の表面の粗さを2nm〜8nmとし、及び透明カバーガラス10の表面のSi−O−基を露出させる。
透明カバーガラス10のはアルミノケイ酸塩ガラス又はソーダライムガラスであってもよく、透明カバーガラス10の厚さは0.3mm〜1.2mmであってもよい。
1つの好ましい実施形態において、透明カバーガラス10の厚さは0.5mm〜0.7mmである。
本実施形態において、透明カバーガラス10は厚さが0.7mmのアルミノケイ酸塩強化ガラスである。
S20:透明カバーガラス10の表面処理を経た表面に感圧性接着剤を塗布し、第1透明感圧性接着剤層20を形成するステップ。
透明カバーガラス10の表面処理を経た表面に感圧性接着剤を塗布し、図6cに示す第1透明感圧性接着剤層20が塗布された透明カバーガラス10を得る。
透明カバーガラス10の屈折率は第1透明感圧性接着剤層20の屈折率より大きい。感圧性接着剤は熱硬化性樹脂又は紫外線硬化性樹脂であってもよい。
紫外線硬化性樹脂は一般的にプレポリマー、単量体、光開始剤及び助剤を含み、各成分モル比は、30〜50%:40〜60%:1〜6%:0.2〜1%である。そのうち、プレポリマーは、エポキシアクリレート、ポリウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリエステルアクリレート及びアクリル樹脂等から選ばれ、単量体は、単官能基、二官能基及び三官能基及び多官能基から選ばれ、開始剤は、ベンゾフェノン及びデオキシベンゾイン等から選ばれ、助剤は添加してもよく、添加しなくてもよく、一般的に接着剤として使用され、一般的な助剤は、ヒドロキノン、p−メトキシフェノール、p−ベンゾキノン及び2,6−ジ−tert−ブチルクレゾール等を含む。
第1透明感圧性接着剤層20の厚さは1μm〜10μmである。
1つの好ましい実施形態において、第1透明感圧性接着剤層20の厚さは2μm〜5μmである。
本実施形態において、透明カバーガラス10の表面処理を経た表面に厚さが5μmのPMMA紫外線接着剤を塗布し、第1透明感圧性接着剤層20を形成する。
S30:第1透明感圧性接着剤層20に格子状の第1凹溝32を形成し、第1凹溝32に導電性材料を充填して硬化させ、第1透明感圧性接着剤層20内に設置される第1導電層30を形成するステップ。
第1導電層30は第1方向に沿って延伸する複数の第1導電性ストリップを含み、第1導電性ストリップは導電糸を交差して形成され、導電糸は第1凹溝32に充填される導電性材料を硬化して形成される。
図6d及び図6eを参照し、格子状の第1凹溝32は、第1インプリント型200を提供するステップであって、第1インプリント型200は第1インプリント面を含み、第1インプリント面に格子状の第1凸状パターン210が設けられるステップと、第1インプリント面を第1透明感圧性接着剤層20に圧接するステップと、第1透明感圧性接着剤層20を硬化するステップと、第1インプリント型200を取り外すステップと、から形成される。
そのうち、第1導電層30の厚さは第1凹溝32の深さより大きくない。
第1凸状パターン210は複数の交差する凸部を含み、凸部の幅は0.2μm〜5μmであり、凸部の厚さは1μm〜10μmであり、任意の2つの凸部が交差する交点は節点を構成し、任意の2つの隣接する節点の間の距離は50μm〜500μmである。
導電性材料は金属、カーボンナノチューブ、グラフェン、導電性高分子又は酸化インジウムスズであってもよい。
金属は金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル及び亜鉛の中から選ばれる少なくとも1種である。
S40:第1透明感圧性接着剤層20上に上記感圧性接着剤を塗布し、第2透明感圧性接着剤層40を形成するステップ。
第1透明感圧性接着剤層20の屈折率は第2透明感圧性接着剤層40の屈折率より小さくない。
第2透明感圧性接着剤層40の厚さは1μm〜10μmである。
1つの好ましい実施形態において、第2透明感圧性接着剤層40の厚さは2μm〜5μmである。
本実施形態において、第1透明感圧性接着剤層20の表面に厚さが5μmのポリビニルイソブチルエーテル紫外線接着剤を塗布し、第2透明感圧性接着剤層40を形成する。
感圧性接着剤の具体的な成分は上記の通りである。
S50:第2透明感圧性接着剤層40に格子状の第2凹溝52を形成し、第2凹溝52に導電性材料を充填して硬化させ、第2透明感圧性接着剤層40内に設置される第2導電層50を形成するステップ。
第2導電層50は第2方向に沿って延伸する複数の第2導電性ストリップを含み、第2導電性ストリップは導電糸を交差して形成され、導電糸は第2凹溝52に充填される導電性材料を硬化して形成される。
図1を参照し、第1方向と第2方向は平行でなく、第1導電性ストリップと第2導電性ストリップは透明カバーガラス10の厚さ方向に互いに離隔及び絶縁される。
図6f及び図6gを参照し、S50において、格子状の第2凹溝52を形成するステップは、以下のとおりであってもよい。
第2インプリント型300を提供するステップであって、第2インプリント型300は第2インプリント面を含み、第2インプリント面に格子状の第2凸状パターン310が設けられるステップと、第2インプリント面を第2透明感圧性接着剤層40に圧接するステップと、第2透明感圧性接着剤層40を硬化するステップと、第2インプリント型300を取り外すステップ。
そのうち、第2導電層50の厚さは第2凹溝52の深さより大きくない。
第2凸状パターン310は複数の交差する凸部を含み、凸部の幅は0.2μm〜5μmであり、凸部の厚さは1μm〜10μmであり、任意の2つの凸部が交差する交点は節点を構成し、任意の2つの隣接する節点の間の距離は50μm〜500μmである。
導電性材料は金属、カーボンナノチューブ、グラフェン、導電性高分子又は酸化インジウムスズであってもよい。
金属は金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル及び亜鉛の中から選ばれる少なくとも1種である。
図3a〜図3dは本実施形態の二層タッチスクリーンの導電格子線の基本格子の模式図である。図3a〜図3dを参照し、格子線を構成する基本格子は正多角形、例えば正方形、菱形、正六角形等であってもよく、又はランダムな格子パターンであってもよい。第1導電層30及び第2導電層50はそれぞれ第1軸方向導電性ユニット及び第2軸方向導電性ユニットと対応し、第1軸方向導電性ユニット及び第2軸方向導電性ユニットは互いに絶縁する第1軸方向導電パターン及び第2軸方向導電パターンに分離される。
S60:第2透明感圧性接着剤層40上に反射防止層60を形成するステップ。
図6hを参照し、第2透明感圧性接着剤層40に熱硬化型樹脂又は紫外線硬化型樹脂を塗布し、硬化後、反射防止層60を形成する。
第2透明感圧性接着剤層40の屈折率は反射防止層60の屈折率より大きくかつ反射防止層60の屈折率は空気の屈折率より大きい。
反射防止層60の材料は熱硬化型樹脂又は紫外線硬化型樹脂であり、反射防止層60の厚さは0.5μm〜5μmである。
1つのより好ましい実施形態において、反射防止層60の厚さは1μm〜2μmである。
本実施形態において、熱硬化型樹脂は質量比に従って、50部〜80部の高分子樹脂、10部〜40部の溶剤、0.1部〜5部のレベリング剤、0.1部〜5部の消泡剤及び0.1部〜5部の可塑剤という合計数が100部である成分を含む。
高分子樹脂はポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
溶剤はエタノール、n−ブタノール、エチレングリコール−モノブチルエーテル、酢酸ブチル、シクロヘキサノン及びグリシジルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
レベリング剤は樹脂のレベリング性を改善し、収縮及びピンホール等の被膜欠陥の発生を防止することに用いられ、被膜を滑らかにさせ、かつ光沢度を向上させることができる。レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
消泡剤は製造及び使用過程における塗料の気泡の発生を防止及び除去し、被膜のピンホールの発生を防止することに用いられる。消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及び有機ケイ素類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。そのうちの1つの実施形態において、消泡剤はリン酸トリブチル消泡剤、プロピレングリコール脂肪酸エステル消泡剤及びポリメチルシロキサン消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
可塑剤の作用としては、重合体分子間の作用力を弱め、これによって接着剤の柔軟性を向上させ、内部応力を緩和させ、これによって接着剤の衝撃強度を向上させる。可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
この熱硬化型樹脂の熱硬化温度は100℃〜180℃であり、硬化時間は5min〜30minであり、粘度は500cps〜5000cpsである。
紫外線硬化型樹脂は質量比に従って、60部〜80部の有機単量体、10部〜30部の希釈剤、0.01部〜1部の光開始剤、0.2部〜2部の安定剤、0.2部〜2部のレベリング剤、0.3部〜2部の消泡剤及び0.5部〜3部の可塑剤という合計数が100部である成分を含む。
より良い流動性を提供するように、有機単量体はアクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテル等の低粘度材料であってもよい。
希釈剤は、一方、希釈の役割を果たし、接着剤液に施工に便利である粘度を有させ、他方、架橋の役割を果たす。希釈剤は粘度、接着力、柔軟性、硬さ及び硬化速度を改善する役割を果たすことができる。希釈剤はトリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリラート、エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、1,6−ヘキサンジオールメトキシモノアクリレート及びエトキシル化ネオペンチルグリコールメトキシモノアクリレートの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
光開始剤の作用としては、コロイドが紫外線エネルギーを吸収した後、分解を経てフリーラジカル又はイオンを発生し、さらに有機単量体の重合を引き起こしてネットワーク構造を架橋し、これによって材料を接着させる役割を果たす。光開始剤は芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩及びフェロセン塩の中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
安定剤は保存時の重合の発生確率を減少させ、樹脂の貯蔵安定性を向上させることができる。安定剤はヒドロキノン、p−メトキシフェノール、p−ベンゾキノン、2,6−ジ−tert−ブチルクレゾール、フェノチアジン及びアントラキノンの中から選ばれる少なくとも1種である。
レベリング剤は樹脂のレベリング性を改善し、収縮及びピンホール等の被膜欠陥の発生を防止することに用いられ、被膜を滑らかにさせ、かつ光沢度を向上させることができる。レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
消泡剤は製造及び使用過程における塗料の気泡の発生を防止及び除去し、被膜のピンホールの発生を防止することに用いられる。消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及び有機ケイ素類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。そのうちの1つの実施形態において、消泡剤はリン酸トリブチル消泡剤、プロピレングリコール脂肪酸エステル消泡剤及びポリメチルシロキサン消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
可塑剤の作用としては、重合体分子間の作用力を弱め、これによって接着剤の柔軟性を向上させ、内部応力を緩和させ、これによって接着剤の衝撃強度を向上させる。可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
この紫外線硬化型樹脂の硬化波長は400nmより小さく、粘度は500cps〜5000cpsである。
二層タッチスクリーン表面の反射光を減少させるために、透明カバーガラス10、第1透明感圧性接着剤層20、第2透明感圧性接着剤層40及び反射防止層60を屈折率の大きさに従って順次に積み重ねる。図4を参照し、光線は空気から反射防止層60に入射し、次に第2透明感圧性接着剤層40、第1透明感圧性接着剤層20及び透明カバーガラス10に順次に入射する。空気の屈折率がn=1.0であり、透明カバーガラス10の屈折率がn=1.52であり、第1透明感圧性接着剤層20の屈折率がnであり、第2透明感圧性接着剤層40の屈折率がnであり、反射防止層60の屈折率がnであると仮定する。光の反射損失を減少させるために、n、n、n、n及びnは、n<n<n≦n<nという条件を満たす必要がある。n=n即ち第1透明感圧性接着剤層20及び第2透明感圧性接着剤層40は同じ種類の材料であるか、nがnより小さい必要がある。
第1透明感圧性接着剤層20、第2透明感圧性接着剤層40及び反射防止層60の屈折率はいずれも1.52より小さいべきであり、かつ第2透明感圧性接着剤層40の屈折率は第1透明感圧性接着剤層20の屈折率より大きくないべきであり、反射防止層60の屈折率は第2透明感圧性接着剤層40の屈折率より小さい。
本実施形態において、第1透明感圧性接着剤層20の材料はPMMA紫外線接着剤(硬化後の屈折率n=1.49)であり、第2透明感圧性接着剤層40の材料はポリビニルイソブチルエーテル紫外線接着剤(硬化後の屈折率n=1.44)であり、反射防止層60の材料は熱硬化型ポリテトラフルオロエチレン(硬化後の屈折率n=1.35)である。もう1つの実施形態において、第2透明感圧性接着剤層40の材料は第1透明感圧性接着剤層と同じであってもよく、いずれもPMMA紫外線接着剤であり、その他の材料は不変である。
従来のタッチスクリーンに対して、この二層タッチスクリーンは第1凹溝32及び第2凹溝52内に充填される導電性材料が形成する第1導電層30及び第2導電層50によってITOを取って代わり、このプロセスは追加のエッチング技術が不要であり、光透過率及び導電性を保証すると同時に、比較的低い材料コストを有するため、コストを低下させることができる。
本実施形態において、第1導電層30及び第2導電層50の材料は銀であり、さらに導電性ユニットの導電性を保証する。
透明カバーガラス10、第1透明感圧性接着剤層20、第2透明感圧性接着剤層40及び反射防止層60を屈折率の大きさに従って順次に積み重ねることによって、透過率が比較的高い二層タッチスクリーン100を得るので、従来の二層タッチスクリーンに対して、この二層タッチスクリーン100の透過率は比較的高い。
このほか、この第1導電層30及び第2導電層50を利用する二層タッチスクリーン100は従来の大型タッチパネルのITOによって引き起こされる応答が遅い等の問題を解決することができる。同時に、第1導電層30及び第2導電層50がそれぞれ第1透明感圧性接着剤層20及び第2透明感圧性接着剤層40内に設置されるため、第1導電層30及び第2導電層50のスクラッチを回避することができる。
第1導電層30及び第2導電層50を利用する二層タッチスクリーン100はブリッジング構造が不要であり、プロセスが簡単であり、効率及び歩留まりを向上させることに有利である。
第2導電層50に塗布する反射防止層60は保護の役割を果たすことができ、第2導電層50がスクラッチされることを防止する。
上述した実施形態は本発明のいくつかの実施形態を表現するに過ぎず、その説明はより具体的かつ詳細であるが、本発明の特許の範囲を限定するものとして理解することができない。当業者にとっては、本発明の構想から逸脱しない前提下で、さらに若干の変形及び改善を行うことができ、これらはいずれも本発明の保護範囲に属することに留意すべきである。このため、本発明の特許の保護範囲は添付の特許請求の範囲を基準とするべきである。
10 透明カバーガラス
20 第1透明感圧性接着剤層
30 第1導電層
32 第1凹溝
40 第2透明感圧性接着剤層
50 第2導電層
52 第2凹溝
60 反射防止層
100 二層タッチスクリーン
200 第1インプリント型
210 第1凸状パターン
300 第2インプリント型
310 第2凸状パターン

Claims (16)

  1. 二層タッチスクリーンであって、
    透明カバーガラスと、
    前記透明カバーガラスの1つの表面に積層される第1透明感圧性接着剤層であって、前記第1透明感圧性接着剤層に格子状の第1凹溝が設けられ、前記透明カバーガラスの屈折率は前記第1透明感圧性接着剤層の屈折率より大きい第1透明感圧性接着剤層と、
    前記第1透明感圧性接着剤層内に設置される第1導電層であって、第1方向に沿って延伸する複数の第1導電性ストリップを含み、前記第1導電性ストリップは導電糸を交差して形成され、前記導電糸は前記第1凹溝に充填される導電性材料を硬化して形成される第1導電層と、
    前記第1透明感圧性接着剤層上に積層される第2透明感圧性接着剤層であって、前記第2透明感圧性接着剤層に格子状の第2凹溝が設けられ、前記第1透明感圧性接着剤層の屈折率は前記第2透明感圧性接着剤層の屈折率より小さくない第2透明感圧性接着剤層と、
    前記第2透明感圧性接着剤層内に設置される第2導電層であって、第2方向に沿って延伸する複数の第2導電性ストリップを含み、前記第2導電性ストリップは導電糸を交差して形成され、前記導電糸は前記第2凹溝に充填される導電性材料を硬化して形成される第2導電層と、
    前記第2透明感圧性接着剤層を覆う反射防止層であって、前記第2透明感圧性接着剤層の屈折率は前記反射防止層の屈折率より大きくかつ前記反射防止層の屈折率は空気の屈折率より大きい反射防止層と、を含み、
    前記第1方向と前記第2方向は平行でなく、前記第1導電性ストリップと前記第2導電性ストリップは、前記透明カバーガラスの厚さ方向に互いに離隔及び絶縁される二層タッチスクリーン。
  2. 前記反射防止層の材料は熱硬化型樹脂又は紫外線硬化型樹脂であり、前記反射防止層の厚さは0.5μm〜5μmであることを特徴とする請求項1に記載の二層タッチスクリーン。
  3. 前記熱硬化型樹脂は質量比に従って、
    50部〜80部の高分子樹脂、10部〜40部の溶剤、0.1部〜5部のレベリング剤、0.1部〜5部の消泡剤及び0.1部〜5部の可塑剤という合計数が100部である成分を含み、
    前記高分子樹脂はポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記溶剤はエタノール、n−ブタノール、エチレングリコール−モノブチルエーテル、酢酸ブチル、シクロヘキサノン及びグリシジルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及び有機ケイ素類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項2に記載の二層タッチスクリーン。
  4. 前記紫外線硬化型樹脂は質量比に従って、
    60部〜80部の有機単量体、10部〜30部の希釈剤、0.01部〜1部の光開始剤、0.2部〜2部の安定剤、0.2部〜2部のレベリング剤、0.3部〜2部の消泡剤及び0.5部〜3部の可塑剤という合計数が100部である成分を含み、
    前記有機単量体はアクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記希釈剤はトリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリラート、エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、1,6−ヘキサンジオールメトキシモノアクリレート及びエトキシル化ネオペンチルグリコールメトキシモノアクリレートの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記光開始剤は芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩及びフェロセン塩の中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記安定剤はヒドロキノン、p−メトキシフェノール、p−ベンゾキノン、2,6−ジ−tert−ブチルクレゾール、フェノチアジン及びアントラキノンの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及び有機ケイ素類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項2に記載の二層タッチスクリーン。
  5. 前記第1導電層の材料は金属単体、合金、カーボンナノチューブ、グラフェン、有機導電性高分子又はITOであり、
    前記第2導電層の材料は金属単体、合金、カーボンナノチューブ、グラフェン、有機導電性高分子又はITOであることを特徴とする請求項1に記載の二層タッチスクリーン。
  6. 前記金属は金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル及び亜鉛の中から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項5に記載の二層タッチスクリーン。
  7. 前記第1及び第2透明感圧性接着剤層の前記導電糸のそれぞれの幅は0.2μm〜5μmであり、前記導電糸の厚さは1μm〜10μmであり、任意の2つの導電糸の交点は節点を構成し、任意の2つの隣接する前記節点の間の距離は50μm〜500μmであることを特徴とする請求項1に記載の二層タッチスクリーン。
  8. 前記第1透明感圧性接着剤層及び第2透明感圧性接着剤層の材料はいずれも熱硬化性樹脂又は紫外線硬化性樹脂であり、
    前記第1透明感圧性接着剤層の厚さは1μm〜10μmであり、前記第2透明感圧性接着剤層の厚さは1μm〜10μmであることを特徴とする請求項1に記載の二層タッチスクリーン。
  9. 前記透明カバーガラスの材料はアルミノケイ酸塩ガラス又はソーダライムガラスであり、前記透明カバーガラスの厚さは0.3mm〜1.2mmであり、前記透明カバーガラスの前記1つの表面のSi−O−基は第1透明感圧性接着剤層と結合することを特徴とする請求項1に記載の二層タッチスクリーン。
  10. 前記透明カバーガラスの前記1つの表面の粗さは2nm〜8nmであることを特徴とする請求項1に記載の二層タッチスクリーン。
  11. 二層タッチスクリーンの製造方法であって、
    透明カバーガラスを提供し、かつ前記透明カバーガラスの1つの表面に対して表面処理を行うステップと、
    前記透明カバーガラスの前記表面処理を経た表面に感圧性接着剤を塗布し、第1透明感圧性接着剤層を形成し、前記透明カバーガラスの屈折率は前記第1透明感圧性接着剤層の屈折率より大きいステップと、
    前記第1透明感圧性接着剤層に格子状の第1凹溝を形成し、前記第1凹溝に導電性材料を充填して硬化させ、前記第1透明感圧性接着剤層内に設置される第1導電層を形成し、前記第1導電層は第1方向に沿って延伸する複数の第1導電性ストリップを含み、前記第1導電性ストリップのそれぞれは前記第1凹溝に収容されかつ互いに交差する複数の導電糸を含むステップと、
    前記第1透明感圧性接着剤層に前記感圧性接着剤を塗布し、第2透明感圧性接着剤層を形成し、前記第1透明感圧性接着剤層の屈折率は前記第2透明感圧性接着剤層の屈折率より小さくないステップと、
    前記第2透明感圧性接着剤層に格子状の第2凹溝を形成し、前記第2凹溝に導電性材料を充填して硬化させ、前記第2透明感圧性接着剤層内に設置される第2導電層を形成し、前記第2導電層は第2方向に沿って延伸する複数の第2導電性ストリップを含み、前記第2導電性ストリップのそれぞれは前記第2凹溝に収容されかつ互いに交差する複数の導電糸を含み、前記第1方向と前記第2方向は平行でなく、前記第1導電性ストリップと前記第2導電性ストリップは前記透明カバーガラスの厚さ方向に互いに離隔及び絶縁されるステップと、
    前記第2透明感圧性接着剤層上に反射防止層を形成し、前記第2透明感圧性接着剤層の屈折率は前記反射防止層の屈折率より大きくかつ前記反射防止層の屈折率は空気の屈折率より大きいステップと、を含む二層タッチスクリーンの製造方法。
  12. 前記格子状の第1凹溝は、
    第1インプリント型を提供するステップであって、前記第1インプリント型は第1インプリント面を含み、前記第1インプリント面に格子状の第1凸状パターンが設けられるステップと、前記第1インプリント面を前記第1透明感圧性接着剤層に圧接するステップと、前記第1透明感圧性接着剤層を硬化するステップと、第1インプリント型を取り外すステップとによって形成され、
    前記格子状の第2凹溝は、
    第2インプリント型を提供するステップであって、前記第2インプリント型は第2インプリント面を含み、前記第2インプリント面に格子状の第2凸状パターンが設けられるステップと、前記第2インプリント面を前記第2透明感圧性接着剤層に圧接するステップと、前記第2透明感圧性接着剤層を硬化するステップと、第2インプリント型を取り外すステップとによって形成されることを特徴とする請求項11に記載の二層タッチスクリーンの製造方法。
  13. 前記第1凸状パターン及び第2凸状パターンはいずれも複数の交差する凸部を含み、前記凸部のそれぞれの幅は0.2μm〜5μmであり、前記凸部のそれぞれの厚さは1μm〜10μmであり、任意の2つの凸部が交差する交点は節点を構成し、任意の2つの隣接する前記節点の間の距離は50μm〜500μmであることを特徴とする請求項12に記載の二層タッチスクリーンの製造方法。
  14. 前記反射防止層は、
    前記第2透明感圧性接着剤層に熱硬化型樹脂又は紫外線硬化型樹脂を塗布し、前記樹脂を硬化して前記反射防止層を形成するステップによって形成されることを特徴とする請求項11に記載の二層タッチスクリーンの製造方法。
  15. 前記熱硬化型樹脂は質量比に従って、
    50部〜80部の高分子樹脂、10部〜40部の溶剤、0.1部〜5部のレベリング剤、0.1部〜5部の消泡剤及び0.1部〜5部の可塑剤という合計数が100部である成分を含み、
    前記高分子樹脂はポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記溶剤はエタノール、n−ブタノール、エチレングリコール−モノブチルエーテル、酢酸ブチル、シクロヘキサノン及びグリシジルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及び有機ケイ素類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項14に記載の二層タッチスクリーンの製造方法。
  16. 前記紫外線硬化型樹脂は質量比に従って、
    60部〜80部の有機単量体、10部〜30部の希釈剤、0.01部〜1部の光開始剤、0.2部〜2部の安定剤、0.2部〜2部のレベリング剤、0.3部〜2部の消泡剤及び0.5部〜3部の可塑剤という合計数が100部である成分を含み、
    前記有機単量体はアクリレート、エポキシ樹脂及びビニルエーテルの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記希釈剤はトリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリラート、エトキシル化トリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、1,6−ヘキサンジオールメトキシモノアクリレート及びエトキシル化ネオペンチルグリコールメトキシモノアクリレートの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記光開始剤は芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム塩及びフェロセン塩の中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記安定剤はヒドロキノン、p−メトキシフェノール、p−ベンゾキノン、2,6−ジ−tert−ブチルクレゾール、フェノチアジン及びアントラキノンの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記レベリング剤はポリアクリレート、酢酸酪酸セルロース、ニトロセルロース及びポリビニルブチラールの中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記消泡剤はリン酸エステル類消泡剤、脂肪酸エステル類消泡剤及び有機ケイ素類消泡剤の中から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記可塑剤はフタル酸エステル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル及びトリメリテートの中から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項14に記載の二層タッチスクリーンの製造方法。
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