JP2014206246A - 配管接合構造及びその配管接合構造を有する熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管同士の接合強度の確保及びコストアップの抑制をしながら、配管の破損を抑制する配管接合構造及びその配管接合構造を有する熱交換器を提供する。【解決手段】第1の管1及び第1の管1の内側に接続される第2の管2を有し、第1の管1と第2の管2の接続部分が接合されて形成される配管接合部3を有する配管接合構造において、第1の管1は、配管接合部3側を中心側に突出させて形成された凹部4を有しているものである。【選択図】図1

Description

本発明は、配管接合構造及びその配管接合構造を有する熱交換器に関するものである。
圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器などを有する冷凍サイクル装置には、地球温暖化係数が低く、引火しないため安全性を確保することができるなどといった観点から、たとえば二酸化炭素冷媒が採用されることがある。
しかし、冷媒として二酸化炭素を用いる場合には、従来のフロンなどと比較すると著しく配管内部の冷媒圧力が高くなる。
ここで、たとえば二酸化炭素冷媒などのように冷媒圧力が高い場合には、耐圧の観点から、高耐圧の設計が必要となる。特に、冷凍サイクル装置の冷媒回路のうち、配管同士の接合部は、配管と配管との接続部分であり、配管同士の接合部以外と比較すると構造上、配管の破損などといった問題が生じやすい箇所である。
そこで、セラミック材の筒状体とステンレス鋼の筒状体との加熱接合時において、セラミック材の筒状体とステンレス鋼の筒状体との接続部分と、この接続部分からステンレス鋼の筒状体側にはみ出している部分とに、ロー材料からなるロー材層を設けるようにした配管接合構造が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術は、セラミック材の筒状体及びステンレス鋼の筒状体の肉厚を、配管接合部の方が、配管接合部以外の部分よりも薄くしたものである。
これにより、ステンレス鋼などのセラミック材との熱膨張係数の差が大きい金属材であっても、接合強度などを確保しているものである。
特開平7−172948号公報(たとえば、図1参照)
特許文献1に記載の技術は、配管接合部の薄肉化をして接合強度を高くすることができるが、セラミック材の筒状体及びステンレス鋼の筒状体の単体の耐圧強度を低下させてしまうという課題があった。これにより、セラミック材の筒状体及びステンレス鋼の筒状体を流れる冷媒の圧力が作用することで、セラミック材の筒状体及びステンレス鋼の筒状体の応力集中部などから、セラミック材の筒状体及びステンレス鋼の筒状体が破損してしまう可能性がある。
すなわち、特許文献1に記載の技術は、配管同士の接合強度を向上させることはできるが、配管自体が冷媒圧力によって破損してしまう可能性があるという課題がある。
このような事態を避けるには、金属管に低弾性率かつ高強度材を用いることも考えられる。しかし、金属管の材料変更により、配管接合部、さらには、熱交換器などの冷凍サイクル装置の設計自由度を低下させ、コストアップしてしまう可能性がある。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、配管同士の接合強度の確保及びコストアップの抑制をしながら、配管の破損を抑制する配管接合構造及びその配管接合構造を有する熱交換器を提供することを目的としている。
本発明に係る配管接合構造は、第1の管及び第1の管の内側に接続される第2の管を有し、第1の管と第2の管の接続部分が接合されて形成される配管接合部を有する配管接合構造において、第1の管は、配管接合部側を中心側に突出させて形成された凹部を有しているものである。
本発明に係る配管接合構造によれば、上記構成を有しているので、配管同士の接合強度の確保及びコストアップの抑制をしながら、配管の破損を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る配管接合構造の説明図である。 図1に示すI−Iにおける断面図である。 図1に示すII−IIにおける断面図である。 図1に示すIII−IIIにおける断面図である。 本発明の実施の形態2に係る配管接合構造の説明図である。 本発明の実施の形態3に係る配管接合構造の説明図である。 本発明の実施の形態4に係る配管接合構造の説明図である。 本発明の実施の形態5に係る熱交換器の概要構成例図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る配管接合構造100の説明図である。図2は、図1に示すI−Iにおける断面図である。図3は、図1に示すII−IIにおける断面図である。図4は、図1に示すIII−IIIにおける断面図である。
なお、図1は、第1の管1及び第2の管2の長手方向と平行な縦断面図である。図2は、図1に示す第1の管1の配管接合部3の紙面上側に形成されている凹部4の形成位置における水平断面図である。また、図3は、図1に示す凹部4の形成位置よりも紙面上側における水平断面図である。さらに、図4は、図1に示す配管接合部3よりも紙面下側の位置における第2の管2の水平断面図である。
本実施の形態に係る配管接合構造100は、配管同士(第1の管1及び第2の管2)の接合強度の確保及びコストアップの抑制をしながら、配管の破損を抑制する改良が加えられたものである。
配管接合構造100は、図1に示す紙面上側の第1の管1に、第1の管1の内側に挿入される第2の管2が接続されて構成されたものである。すなわち、後述する凹部4の形成位置を除いて、第1の管1の内径が、第2の管2の外径よりも大きくなっており、第1の管1の内側に第2の管2を挿入することができるようになっている。
第1の管1は、第2の管2が差し込まれる部分である配管接合部3と、第2の管2が第1の管1に差し込まれた状態において第2の管2の端部に対応する位置に形成される凹部4とを有しているものである。そして、第1の管1は、第2の管2に連通するように接続され、第2の管2とともに冷媒流路5を形成している。
配管接合部3は、第1の管1の内表面のうち、第2の管2の外表面とが重なり合う部分(重合部分)であり、ロー付け、或いは溶接などによって接合がなされている部分である。このロー付け、或いは溶接などをしやすくするために、第1の管1は、熱伝導性を確保しやすい材料で構成するとよく、たとえばアルミ合金、銅、およびステンレスなどで構成するとよい。
凹部4は、図1に示すように、第1の管1の外側からみたとき第1の管1に凹状に形成され第1の管1の内側からみたとき凸状に形成されている。すなわち、凹部4は、第1の管1の外径側から内径側に向かって突出するように形成されたくびれた部分である。第1の管1の外側から冷媒流路5側に向かって突出し、第1の管1は、凹部4の形成位置において第1の管1の中心側に縮径しているということである。
ここで、第1の管1のうちの凹部4を境として配管接合部3とは反対側の部分の外径寸法をD1とする(図3参照)。また、凹部4における第1の管1の外径寸法をD1aとする(図2参照)。また、第2の管2の外径寸法をD2とする(図4参照)。なお、図2のd1aは、凹部4における第1の管1の内径寸法であり、図4のd2は、第2の管2の内径寸法である。
このとき、外径寸法D1a及び外径寸法D1が、「外径寸法D1a<外径寸法D1」の関係を満たすように第1の管1は形成されている。なお、本実施の形態1では、「外径寸法D1>外径寸法D2」となっている。
図示省略の圧縮機などで圧縮された冷媒は、配管接合部3の冷媒流路5を通ることにより、配管接合部3の内面に、冷媒圧力が均等に作用する。この際、配管接合部3の溶接箇所には冷媒圧力による応力が作用することになるが、第1の管1には「外径寸法D1a<外径寸法D1」の関係を満たすように凹部4が形成されているため、剛性向上効果がもたらされる。
これにより、凹部4が形成されていない従来の配管接合構造と比較すると、「配管接合部3に作用する応力、及び第1の管1及び第2の管2の配管接合部3側の部分に作用する応力」によって、「配管接合部3の変形、及び、第1の管1及び第2の管2の配管接合部3側の部分の変形」を抑制することができる。
このように、配管接合構造100は、第1の管1及び第2の管2の破損を抑制することができる。そして、この第1の管1及び第2の管2に、熱交換器などの冷凍サイクル装置が接続されている場合には、この熱交換器などの冷凍サイクル装置などの破損を抑制することができる。
第1の管1は、図2に示すように、凹部4の形成位置において、水平断面形状が円形に形成されているものである。より詳細には、第1の管1を内側から見たとき、第1の管1の円筒状に形成されている内表面が、凹部4の形成位置にて、内径方向に向かって縮径しているということである。これにより、凹部4の形成位置とそれ以外の部分で、応力集中を低減させることができ、第1の管1及び第2の管2の耐圧強度を確保できるようになっている。
また、第1の管1は、図1に示すように、凹部4が曲面で形成されているため、凹部4の形成位置とそれ以外の部分で、応力集中を低減させる効果をより一層得ることができ、第1の管1及び第2の管2の耐圧強度をより確保できる構造となっている。
なお、本実施の形態1では、予め凹部4が形成された第1の管1に、第2の管2を接続してから、ロー付け、或いは溶接などによって接合をするものとして説明するがそれに限定されるものではない。たとえば、第1の管1と第2の管2とを接続してから凹部4を形成してもよい、すなわち後加工をすることで配管接合構造100を構成してもよい。
これにより、設計自由度向上にもつながり、軽量化および低コスト化も期待できる。
また、本実施の形態1では、第1の管1に凹部4が1つ形成されている場合を例に説明したが、それに限定されるものではない。たとえば、第1の管1の長手方向に沿って複数の凹部4が形成されていてもよい。これによっても、従来の配管接合構造と比較すると、作用する応力が集中してしまうことを抑制し、剛性向上効果を得ることができる。また、複数の凹部4を形成した場合には、凹部4における外径寸法D1aは、同じでもよいし、それぞれが異なっていてもよい。
第2の管2は、図1に示す紙面下側の配管であり、第1の管1の内側に接続された後に、ロー付け、或いは溶接などによって第1の管1と接合がなされるものである。第2の管2は、第2の管2の端部が、第1の管1に形成される凹部4のうちの配管接合部3側と対向するように、第1の管1に接続されているものである。
第2の管2も、第1の管1と同様に、熱伝導性を確保しやすい材料で構成するとよく、たとえばアルミ合金、銅、およびステンレスなどで構成するとよい。
[本実施の形態1に係る配管接合構造100の有する効果]
本実施の形態1に係る配管接合構造100は、第1の管1及び第2の管2を有し、第1の管1に「外径寸法D1a<外径寸法D1」を満たすような凹部4が形成されており、第1の管1及び第2の管2同士の接合強度の確保及びコストアップの抑制をしながら、第1の管1及び第2の管2同士の破損を抑制することができる。
より詳細には、次の通りである。
第2の管2を第1の管1に嵌め込む構成のため、凹部4によって第1の管1と第2の管2とが確実に位置決めされ、第1の管1と第2の管2との接合をより確実とすることができ、第1の管1及び第2の管2の接合強度を確保することができる。また、凹部4が形成するものであり、材料変更などを要しないため、コストアップの抑制をすることができる。さらに、「外径寸法D1a<外径寸法D1」の関係を満たすように凹部4が形成されているので、剛性向上効果がもたらされ、第1の管1及び第2の管2の破損を抑制することができる。
本実施の形態1に係る配管接合構造100は、凹部4のみ外径を小さくするため、省スペース化を図ることができると共に、余計な補強部材を取り付けることもないので、第1の管1の重量が増加することを抑制することができる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る配管接合構造101の説明図である。本実施の形態2では、実施の形態1と相違する部分について中心に説明するものとし、共通する部分については同一符号を付している。
実施の形態2においても、「外径寸法D1a<外径寸法D1」の関係を満たすように第1の管1は形成されているが、次の点で実施の形態1とは異なっている。
第1の管1のうちの凹部4を境として配管接合部3とは反対側の部分の外径寸法をD1とし、凹部4における第1の管1の外径寸法をD1aとし、第2の管2の外径をD2とする。
実施の形態2では、第1の管1の外径寸法D1と等しい外径寸法D2の第2の管2が、第1の管1に接続されている。すなわち、実施の形態1では、「外径寸法D1>外径寸法D2」となっていたが、本実施の形態2では、「外径寸法D1=外径寸法D2」となっている。
また、第1の管1の配管接合部3の形成位置において、第1の管1の径が広がる方向に拡管などの加工がなされている。
[本実施の形態2に係る配管接合構造101の有する効果]
本実施の形態2に係る配管接合構造101は、第1の管1と第2の管2とのが「外径寸法D1=外径寸法D2」を満たしていても、第1の管1の配管接合部3の形成位置において、第1の管1の径が広がる方向に拡管などがなされることにより、実施の形態1に係る配管接合構造100と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る配管接合構造102の説明図である。本実施の形態3では、実施の形態1、2と相違する部分について中心に説明するものとし、共通する部分については同一符号を付している。
実施の形態3においては、実施の形態1と同様に、「外径寸法D1a<外径寸法D1」の関係を満たすように第1の管1は形成されているが、実施の形態1、2とは異なり、図6に示すように、凹部4の水平断面形状が円形状ではなく、四角形状となっている。これにより、第1の管1の凹部4の形成時における、加工性を向上させることができる。
[本実施の形態3に係る配管接合構造102の有する効果]
本実施の形態3に係る配管接合構造102は、実施の形態1と同様の効果を得ることができるとともに、凹部4の水平断面形状を四角形状としたので、加工性を向上させることができるようになっている。
実施の形態4.
図7は、実施の形態4に係る配管接合構造103の説明図である。本実施の形態4では、実施の形態1〜3と相違する部分について中心に説明するものとし、共通する部分については同一符号を付している。
実施の形態4においては、実施の形態1と同様に、第1の管1と第2の管2とが「外径寸法D1>外径寸法D2」の関係を満たすように形成され、第1の管1が「外径寸法D1a<外径寸法D1」の関係を満たすように形成されている。
一方、実施の形態4では、凹部4の内径減少率が、凹部4が最も縮径する位置(図7のS参照)を境として異なっている。
すなわち、実施の形態4では、第1の管1には、配管接合部3側に形成される第1湾曲部4Aと、第1湾曲部4Aから連続して形成され、第1の管1の内径の減少率が第1湾曲部4Aと比較すると小さい第2湾曲部4Bとを有する凹部4が形成されている。
第1湾曲部4Aは、配管接合部3側から凹部4が最も縮径する位置Sにかけて縮径している。すなわち、紙面下から上に向かうにつれ、第1の管1の径が減少している。
第2湾曲部4Bは、凹部4よりも上側の外径寸法がD1である部分と、凹部4との接続位置から凹部4が最も縮径する位置Sにかけて縮径している。すなわち、紙面上から下に向かうにつれ、第1の管1の径が減少している。
ここで、本実施の形態4では、第1の管1の長手方向における単位長さあたりの、第1湾曲部4Aの内径減少率及び第2湾曲部4Bの内径減少率であるが、内径減少率及び第2湾曲部4Bの方が小さくなっている。これにより、第1の管1及び第2の管2を流れる冷媒の圧力損失を低減させることができ、熱交換器などの冷凍サイクル装置の性能向上が見込める。
なお、凹部4における第1の管1の内径寸法をd1aとし、第2の管2の内径をd2とする。このとき、「d1a=d2」を満たすように第1の管1及び第2の管2を形成してもよい。これにより、第1の管1及び第2の管2を流れる冷媒の圧力損失を低減させることができ、熱交換器などの冷凍サイクル装置の性能向上が見込める。
なお、本実施の形態1〜4は、適宜組み合わせてもよい。たとえば、実施の形態2の配管接合構造101に、実施の形態3の配管接合構造102を組み合わせ、長手方向に平行な方向における断面を図5の態様としながら、凹部4における水平断面形状を図6の態様となるように構成してもよいということである。
[本実施の形態4に係る配管接合構造103の有する効果]
本実施の形態4に係る配管接合構造103は、実施の形態1と同様の効果を得ることができるとともに、冷媒の圧力損失を低減させることができる。
実施の形態5.
図8は、実施の形態5に係る熱交換器7の概要構成例図である。本実施の形態5では、実施の形態1〜4と相違する部分について中心に説明するものとし、共通する部分については同一符号を付している。
熱交換器7は、第1冷媒8が流れる第1冷媒流路を有する扁平状の第1枝管12と、第2冷媒9が流れる第2冷媒流路を有する扁平状の第2枝管13と、第1枝管12の一方の端部側に接続された管状の第1主管10A及び第1枝管12の他方の端部側に接続された管状の第1主管10Bと、第2枝管13の一方の端部側に接続された管状の第2主管11A及び第2枝管13の他方の端部側に接続された管状の第2主管11Bとを有している。
なお、第1枝管12及び第2枝管13は、6列の枝管で構成されている場合を一例に示している。また、以下の説明においては、第1主管10A、10Bをまとめて第1主管10と称し、第2主管11A、11Bをまとめて第2主管11と称する。
熱交換器7は、熱伝導性の良い材質、たとえば、アルミ合金、銅およびステンレスなどで構成され、押し出し成形、引抜き成形することによって構成するとよい。
また、第1主管10及びおよび第2主管11の円周側面には、それぞれ第1枝管12または第2枝管13の端部を差し込む差込み口15が設けられている。そして、第1枝管12と第1主管10とを接続する、及び、第2枝管13と第2主管11とを接続するつなぎ部16には、アルミ−シリコン系などのロー材を用いてロー付けされる。
第1枝管12及び第2枝管13は、ロー付け部17を構成しており、第1枝管12を流れる第1冷媒8と、第2枝管13を流れる第2冷媒9との間で熱交換する構成となっている。また、第1主管10及び第2主管11は、配管14とロー付けあるいは溶接などによって接合がなされており、熱交換器7を搭載するヒートポンプ機器などの冷熱システムの冷媒回路と接続されている。
ここで、実施の形態1〜4で説明した第1の管1が、第1主管10及び第2主管11に対応している。また、実施の形態1で説明した第2の管2が、配管14に対応している。すなわち、第1主管10及び第2主管11は、「外径寸法D1a<外径寸法D1」の関係を満たすように形成されている。
なお、第1冷媒8及び第2冷媒9の両方ともに二酸化炭素などの動作圧力がフロン冷媒と比較すると高い冷媒が用いられている場合には、第1主管10、第2主管11及び配管14の全てについて、実施の形態1〜4で説明した配管接合構造100〜103を具備させてもよいが、それに限定されるものではない。第1冷媒8にたとえば二酸化炭素冷媒などの動作圧力が高い冷媒を採用し、第2冷媒9にたとえばフロン冷媒などといった第1冷媒8と比較すると動作圧力の低い冷媒が採用されている場合には、第1主管10及び第1主管10に接続されている配管14についてのみ実施の形態1〜4で説明した配管接合構造100〜103を具備させるようにし、第2主管11及び第2主管11に接続される配管14については配管接合構造100〜103を具備させなくてもよい。
[本実施の形態5に係る熱交換器7の有する効果]
本実施の形態5に係る熱交換器7は、実施の形態1〜4に係る配管接合構造100〜103を有しているので、実施の形態1〜4に係る配管接合構造100〜103の有する効果と同様の効果を得ることができる。
1 第1の管、2 第2の管、3 配管接合部、4 凹部、4A 第1湾曲部、4B 第2湾曲部、5 冷媒流路、7 熱交換器、8 第1冷媒、9 第2冷媒、10、10A、10B 第1主管、11、11A、11B 第2主管、12 第1枝管、13 第2枝管、14 配管、15 差込み口、16 つなぎ部、17 ロー付け部、100〜103 配管接合構造。

Claims (9)

  1. 第1の管及び前記第1の管の内側に接続される第2の管を有し、前記第1の管と前記第2の管の接続部分が接合されて形成される配管接合部を有する配管接合構造において、
    前記第1の管は、
    前記配管接合部側を中心側に突出させて形成された凹部を有している
    ことを特徴とする配管接合構造。
  2. 前記凹部は、
    前記凹部の形成位置における前記第1の管の外径が、前記第1の管のうち、前記凹部の形成位置を境にして前記配管接合部とは反対側の部分における外径よりも小さくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の配管接合構造。
  3. 前記凹部は、
    前記第1の管の長手方向に垂直な断面において、円形状となるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の配管接合構造。
  4. 前記凹部は、
    前記第1の管の長手方向に垂直な断面において、四角形状となるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の配管接合構造。
  5. 前記凹部のうちの最も外径が小さくなる位置を境にして、前記配管接合部側の部分を第1湾曲部とし、前記配管接合部とは反対側の部分を第2湾曲部としたとき、
    前記凹部は、
    前記第1湾曲部よりも前記第2湾曲部の方が内径減少率が小さくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の配管接合構造。
  6. 前記第1の管及び前記第2の管は、
    前記凹部の前記第1の管の内径が、前記第2の管の内径と等しくなるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の配管接合構造。
  7. 前記凹部が曲面で形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の配管接合構造。
  8. 前記第1の管及び前記第2の管は、
    前記凹部の形成位置を境にして前記配管接合部とは反対側の部分の前記第1の管の外径が、前記第2の管の外径と等しくなるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の配管接合構造。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の配管接合構造を有する熱交換器。
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