JP2014204380A - 画像形成装置及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像処理の性能に影響を与えず、省エネモード中のログ情報を保存することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、画像形成装置のログ情報を取得する手段と、前記画像形成装置の消費電力を削減する省エネモードへの移行と前記省エネモードからの復帰を制御する省エネモード制御手段と、前記省エネモードへの移行又は前記省エネモードからの復帰に応じて前記ログ情報の保存先を切替える書込み先制御手段と、を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置及び制御方法に関する。
プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナ等の機能を備えた画像形成装置において、ジョブログやアクセスログ等のログ情報を、内部のハードディスクやネットワーク上のサーバ等に自動的に保存する技術が知られている。
特許文献1には、ネットワークを介して接続されたログ収集サーバへログ情報を転送する画像処理装置において、ログ転送によるネットワーク負荷の要因に応じて、外部のログ収集サーバへのログ転送方法を変更する画像処理装置が開示されている。
ログ情報を内部のハードディスクに保存する技術では、省エネモード等でハードディスクへの電源供給が停止すると、ログ情報を保存できない。
一方、特許文献1のように、ログ情報をネットワーク上のサーバに保存する技術では、画像処理用のデータを受信中にログ情報をサーバ装置に転送する場合等、ネットワークの競合等により、画像処理の性能に影響を与えることがある。
本発明の実施の形態は、上記問題点を鑑みてなされたものであって、画像処理の性能に影響を与えず、省エネモード中のログ情報を保存することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態は、上記問題点を鑑みてなされたものであって、画像処理の性能に影響を与えず、省エネモード中のログ情報を保存することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、一実施の形態に係る画像形成装置は、画像形成装置のログ情報を取得する手段と、前記画像形成装置の消費電力を削減する省エネモードへの移行と前記省エネモードからの復帰を制御する省エネモード制御手段と、前記省エネモードへの移行又は前記省エネモードからの復帰に応じて前記ログ情報の保存先を切替える書込み先制御手段と、を有する。
本実施の形態によれば、画像処理の性能に影響を与えず、省エネモード中のログ情報を保存することができる情報処理装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、一実施形態に係る画像形成装置100の構成を示す図である。画像形成装置100は、ソフトウェア群101と、起動部102と、ハードウェア資源103とを有する。
図1は、一実施形態に係る画像形成装置100の構成を示す図である。画像形成装置100は、ソフトウェア群101と、起動部102と、ハードウェア資源103とを有する。
ハードウェア資源103は、スキャナ124、白黒レーザプリンタ(以下、白黒LPと称す)125、カラーレーザプリンタ(以下、カラーLPと称す)126及びその他のハードウェアリソース123を含む。
起動部102は、画像形成装置100の電源投入時に最初に起動され、アプリケーション層104及びプラットフォーム層105を起動する。例えば起動部102は、アプリケーション層104及びプラットフォーム層105のプログラムを、後述するハードディスク装置等から読み出し、読み出した各プログラムをメモリ領域に転送して起動する。
ソフトウェア群101は、UNIX(登録商標)等のオペレーティングシステム(以下、OSと称す)上に起動されているアプリケーション層104とプラットフォーム層105とを含む。
アプリケーション層104は、プリンタアプリ108と、コピーアプリ109と、ファックスアプリ110と、スキャナアプリ111と、ログ転送モジュール112を含む。プリンタアプリ108は、プリンタ用のアプリケーションである。コピーアプリ109はコピー用のアプリケーションである。ファックスアプリ110はファックス用のアプリケーションである。スキャナアプリ111は、スキャナ用のアプリケーションである。また、ログ転送モジュール112は、ログ転送用のアプリケーションである。
また、プラットフォーム層105は、アプリケーション層104からの処理要求を解釈してハードウェア資源103の獲得要求を発生するコントロールサービス層106と、1つ以上のハードウェア資源103の管理を行ってコントロールサービス層106からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMと称す)129と、SRM129からの獲得要求に応じてハードウェア資源103の管理を行うハンドラ層107とを含む。
コントロールサービス層106は、一つ以上のサービスモジュールを含むように構成されている。
尚、プラットフォーム層105は、予め定義されている関数により、アプリケーション層104からの処理要求を受信可能にするアプリケーションプログラミングインタフェース(以下、API称す)128を有する。オペレーティングシステム(以下、OSと称す)は、アプリケーション層104及びプラットフォーム層105の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
CCS(Certificate Control Service)113のプロセスは、画像形成装置100を使用するためのユーザ認証を行う。
LCS(Log Control Service)114のプロセスは、他のコントロールサービスやアプリケーション等の他のイベント発生モジュールから受信したイベントに応じてログ情報を生成し、そのログ情報を管理する。ログ情報は、画像形成装置100の処理や操作の記録であり、画像形成装置100にログインやネットワークによるアクセスがあったことを示すアクセスログや、画像形成装置100で発生したジョブの履歴を示すジョブログ等がある。
NCS(Network Control Service)115のプロセスは、ネットワーク入出力を必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するものである。NCS115は、ネットワーク側から各プロトコルによって入手したデータを各アプリケーションに振り分けを行い、また、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。NCS115は、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器と、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)のプロトコルを使ってデータの送受信を行う。
DCS(Delivery Control Service)116のプロセスは、蓄積文書の配信等の制御を行う。
OCS(Operation panel Control Service)117のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。
FCS(FAX Control Service)118のプロセスは、アプリケーション層104からPSTN等を利用したファックス送受信、バックアップ用のメモリで管理されている各種ファックスデータの登録/引用、ファックス読み取り、ファックス受信印刷等を行うためのAPIを提供する。
ECS(Engine Control Service)119のプロセスは、スキャナ124、白黒レーザプリンタ(白黒LP)125、カラーレーザプリンタ(カラーLP)126、その他のハードウェアリソース123等の、エンジン部213の制御を行う。
MCS(Memory Control Service)120のプロセスは、メモリの取得及び開放、ハードディスク装置の利用等のメモリ制御を行う。
UCS(User information Control Service)121のプロセスは、ユーザ情報の管理を行う。
SCS(System Control Service)122のプロセスは、アプリケーション管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、ハードウェア資源管理、割り込みアプリケーション制御等の処理を行う。
SRM(System Resources Manager)129のプロセスは、スキャナ124、白黒LP125やカラーLP126等のハードウェア資源103を含むリソースを利用する上位層からの獲得要求に従って調停を行い、実行制御する。具体的には、SRM129のプロセスは、リソースが利用可能であるか(他の獲得要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば獲得要求されたリソース利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM129のプロセスは、上位層からの獲得要求に対してリソースを利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像要求、メモリ確保、ファイル生成等)を直接実施している。
また、ハンドラ層107は、後述するFCU(Fax Control Unit)の管理を行うFCUH(Fax Control Unit Handler)130と、プロセスに対するメモリの割り振り及びプロセスに割り振ったメモリの管理を行うIMH(Image Memory Handler)131とを含む。SRM129及びFCUH130は、予め定義されている関数によりハードウェア資源103に対する処理要求を送信可能とするエンジンインタフェース(以下、エンジンI/Fと称す)127を利用して、ハードウェア資源103に対する処理要求を行う。
上記構成において、例えば、NCS115を介してネットワークから印刷データを受信すると、プリンタアプリ108は、プリンタエンジンである白黒LP125又はカラーLP126を用いて、受信した印刷データを印刷することができる。
また、スキャナアプリ111は、スキャナエンジンであるスキャナ124から読込んだ画像データを、NCS115を介して、ネットワーク上のサーバ等に指定されたファイル形式で転送することができる。
上記のようなネットワークを利用した画像処理を行なっている間に、例えば、ログ転送モジュール112が、LCS114から受信したログ情報を、NCS115を介してネットワーク上のサーバに送信すると、上記画像処理の性能に影響を与えることがある。例えば、NCS115がログ情報をサーバに送信すると、ログ情報を送信している期間は上記印刷データを受信できないので、印刷データの受信速度が遅くなり、印刷データが出力されるまでの時間が長くなる場合がある。また、同様に、上記画像データの送信速度が遅くなり、ネットワーク上のサーバ等にデータを保存するまでの時間が長くなる場合がある。従って、画像処理中は、ログ情報をネットワークに送信しないことが望ましい。
尚、図1では、画像形成装置100として、複合機の一例を示したが、画像形成装置100は、プリンタ、スキャナ等、ネットワークを利用して画像処理を行う各種機器を含む。
<ハードウェア構成>
図2は、画像形成装置100の一実施の形態におけるハードウェア構成図を示している。画像形成装置100は、コントローラボード200と、オペレーションパネル209と、FCU210と、エンジン部213とを含む。エンジン部213は、例えば、図1のスキャナ124、白黒LP125、カラーLP126等を含む。
図2は、画像形成装置100の一実施の形態におけるハードウェア構成図を示している。画像形成装置100は、コントローラボード200と、オペレーションパネル209と、FCU210と、エンジン部213とを含む。エンジン部213は、例えば、図1のスキャナ124、白黒LP125、カラーLP126等を含む。
また、コントローラボード200は、CPU201と、ASIC206と、ハードディスク装置(以下、HDDと称す)208と、システムメモリ202と、ローカルメモリ207と、ノースブリッジ(以下、NBと称す)203と、サウスブリッジ(以下、SBと称す)204と、NIC214(Network Interface Card)と、USBインタフェース211と、IEEE1394インタフェース212と、セントロニクスインタフェース215とを含む。
オペレーションパネル209は、コントローラボード200のASIC206に接続されている。また、SB204と、NIC214と、USBインタフェース211と、IEEE1394インタフェース212と、セントロニクスインタフェース215は、NB203にPCIバスで接続されている。また、FCU210と、エンジン部213は、コントローラボード200のASIC206にPCIバスで接続されている。
尚、コントローラボード200は、ASIC206にローカルメモリ207、HDD208等が接続されると共に、CPU201とASIC206とがCPUチップセットのNB203を介して接続されている。このように、NB203を介してCPU201とASIC206とを接続すれば、CPU201のインタフェースが公開されていない場合に対応できる。
また、ASIC206とNB203とは、PCIバスを介して接続されているのではなく、AGP(Accelerated Graphic Port)205を介して接続されている。このように、図1のアプリケーション層104やプラットフォーム層105を形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC206とNB203とを低速のPCIバスではなく、AGP205を介して接続し、パフォーマンスの低下を防いでいる。
CPU201は、画像形成装置100の全体制御を行うものである。CPU201は、CCS113、LCS114、NCS115、DCS116、OCS117、FCS118、ECS119、MCS120、UCS121、SCS122、SRM129、FCUH130、IMH131をOS上にそれぞれプロセスとして起動して実行させる。さらに、アプリケーション層104を形成するプリンタアプリ108、コピーアプリ109、ファックスアプリ110、スキャナアプリ111、ログ転送モジュール112を同様に起動して実行させる。
NB203は、CPU201、システムメモリ202、SB204及びASIC206を接続するためのブリッジである。システムメモリ202は、画像形成装置100の描画用メモリ等として用いるメモリである。SB204は、NB203とPCIバス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。また、ローカルメモリ207は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるメモリである。システムメモリ202又はローカルメモリ207は、以下の説明で、単にメモリ、又は記憶領域と表現する場合がある。
ASIC206は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD208は、画像の蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積等を行うためのストレージである。また、オペレーションパネル209は、ユーザからの入力操作を受け付けると共に、ユーザに向けた表示を行う操作部である。
<機能構成>
図3は、一実施形態に係る画像形成装置100の機能構成を示す図である。画像形成装置100は、ログ管理手段301、書込み先制御手段302、省エネモード制御手段303、通信手段304、ストレージ手段305、電源制御手段306を有する。
図3は、一実施形態に係る画像形成装置100の機能構成を示す図である。画像形成装置100は、ログ管理手段301、書込み先制御手段302、省エネモード制御手段303、通信手段304、ストレージ手段305、電源制御手段306を有する。
ログ管理手段301は、各アプリケーションやシステムのログを収集する手段で、例えば、LCS114等を含む。
省エネモード制御手段303は、画像形成装置100の消費電力を削減する省エネモードへの移行及び省エネモードからの復帰を制御する手段で、例えば、SCS122等を含む。尚、本実施形態では、省エネモード制御手段303は、省エネモード時に、少なくともHDD208への電力の供給を停止させて、画像形成装置100の消費電力の削減を行う。
通信手段304は、ネットワーク307を介してサーバ装置308と通信を行う手段で、例えば、NCS115等を含む。通信手段304は、サーバ装置308の通信手段309と例えば、FTP等のプロトコルを使ってログ情報を転送し、サーバ装置308のストレージ手段310にログ情報を保存する。
ストレージ手段305は、各種データやプログラム等を蓄積する手段で、例えば、HDD208等を含む。尚、HDD208は、ストレージ手段305の一例であって、ストレージ手段305は、電源の供給が停止してもデータが消えない各種記憶装置を含む。ストレージ手段305は、例えば、SSD(Solid State Drive)や、ブルーレイ、DVD等のディスク装置や、USBインタフェース211やIEEE1394インタフェース212等に接続された外部記憶装置又は外部記憶媒体を含む。
書込み先制御手段302は、ログ管理手段301が収集したログ情報の保存先を、ストレージ手段305又はサーバ装置308に切替える手段で、例えば、ログ転送モジュール112等を含む。
書込み先制御手段302は、省エネモード制御手段303から省エネモード移行通知を受信すると、ログ情報の保存先をストレージ手段305からサーバ装置308に切替える。従って、画像形成装置100は、省エネモード中のログ情報をストレージ手段305には保存せず、サーバ装置308に保存する。そのため、画像形成装置100は、省エネモード中にHDD208等のストレージ手段305への電源の供給が停止しても、ログ情報を保存することができる。
また、書込み先制御手段302は、省エネモード制御手段303から通常モード復帰通知を受信すると、ログ情報の保存先をストレージ手段305に切替える。従って、画像形成装置100は、省エネモードから復帰すると、ログ情報をサーバ装置308には保存せずに、ストレージ手段305に保存する。そのため、ログ情報はネットワーク307に送信されないので、前述した、ネットワークを利用した画像処理の処理時間に影響を与えない。
電源制御手段306は、省エネモード制御手段303からの要求に応じて、ストレージ手段305への電力の供給を制御する手段で、例えば、MCS120等を含む。或いは、電源制御手段306は、ハードウェアで構成されていても良いし、HDD208等のストレージ手段に組み込まれていても良い。本実施の形態では、電源制御手段306は、省エネモードのときにHDD208への電力の供給を停止する。
尚、上記構成は一例であって、本発明の範囲を制限するものではない。例えば、省エネモード制御手段303について、SCS122に含まれるとしたが、他のサービスやアプリケーションに含まれても良いし、別に新たなサービスやアプリケーションを設けても良い。ログ管理手段301、書込み先制御手段302手段等についても同様である。
ここで、画像形成装置100の省エネモードについて説明する。画像形成装置100は、例えば、ユーザの操作に従って、画像形成装置100の少なくとも1つ以上のユニットへの電力の供給を停止させ、消費電力を削減する省エネモードへの移行が可能である。電力供給を停止させるユニットの組み合わせは、システムの構成やシステムの要求に応じて任意の組み合わせであって良い。本実施の形態では、省エネモードにおいて、少なくともHDD208への電力の供給を停止する。そのため、省エネモードでは、HDD208へのデータの書き込みはできなくなるが、サーバ装置308へのデータの書き込みは可能である。画像形成装置100は、ユーザ操作以外にも、システム設定等により、待機状態で一定時間(例えば、5分以上)経過した場合や、一定時間帯(深夜等)になった場合に、省エネモードに移行するものであっても良い。
また、省エネモード中の画像形成装置100は、ユーザの操作等により、通常モードに復帰することができる。通常モードでは、HDD208への電力の供給が行われ、すぐに画像処理等の動作が可能である。
以上、上記構成により、画像形成装置100が省エネモードに移行するとログ情報の保存先がサーバ装置308に切り替わり、省エネモードから通常モードに復帰するとログ情報の保存先がストレージ手段305に切り替わる。従って、画像形成装置100は、省エネモードのログ情報をサーバ装置308に保存可能であり、通常モードではログ情報をストレージ手段305に保存するので画像処理の性能に影響を与えない。
次に、図4に、省エネモードへの移行時のシーケンスチャートを示す。尚、図4では、ストレージ手段305及び電源制御手段306を合わせて、「ストレージ手段/電源制御手段」として表記している。また、画像形成装置100は、シーケンスチャートの開始時に通常モードであるものとする。
ログ管理手段301は、取得したログ情報を書込み先制御手段302へ送信する(ステップS401)。ログ情報を送信するタイミングは、所定間隔で定期的に送信しても良いし、所定の事象に応じて逐次送信しても良い。ログ情報を受信した書込み先制御手段302は、通常モードの場合、ストレージ手段305に受信したログ情報を保存する(ステップS402)。
次に、例えば、ユーザの操作等により、省エネモードへの移行事由が発生すると(ステップS403)、省エネモード制御手段303は、書込み先制御手段302に省エネモードへの移行を通知する省エネモード移行通知を送信する(ステップS404)。書込み先制御手段302は、省エネモード移行通知を受信すると、ログ情報の保存先をサーバ装置308に切替え(ステップS405)、省エネモード制御手段303に省エネモード移行応答を送信する。
省エネモード制御手段303は、省エネモード移行応答を受信すると、電源制御手段306に電源OFF通知を送信する(ステップS407)。電源OFF通知を受信した電源制御手段306は、ストレージ手段305への電力の供給を停止し(ステップS408)、省エネモード制御手段303に電源OFF応答を送信する(ステップS409)。
書込み先制御手段302は、ステップS405以降にログ情報を受信すると(ステップS410)、通信手段304を介してサーバ装置308にログ情報を保存する(ステップS411)。
次に、図5に省エネモードからの復帰時のシーケンスチャートを示す。尚、図5においても、ストレージ手段305及び電源制御手段306を合わせて、「ストレージ手段/電源制御手段」として表記している。
ユーザの操作等により、省エネモードからの復帰事由が発生すると(ステップS501)、省エネモード制御手段303は、電源制御手段306に電源ON通知を送信する(ステップS502)。電源ON通知を受信した電源制御手段306は、ストレージ手段305への電力の供給を開始し(ステップS503)、省エネモード制御手段303に電源ON応答を送信する(ステップS504)。
電源ON応答を受信した省エネモード制御手段303は、書込み先制御手段302に通常モード復帰通知を送信する(ステップS505)。通常モード復帰通知を受信した書込み先制御手段302は、ログ情報の保存先をストレージ手段305に切替え(ステップS506)、省エネモード制御手段303に通常モード復帰応答を送信する(ステップS507)。
書込み先制御手段302は、ステップS505以降にログ情報を受信すると(ステップS508)、ログ情報をストレージ手段305に保存する(ステップS509)。
尚、上記図4及び図5に示したシーケンスチャートは一例であって、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、省エネモード移行応答(S406)、電源OFF応答(S409)、電源ON応答(S504)、通常モード復帰応答(S507)等の応答メッセージは必要に応じて、その一部又は全部を省略しても良い。また、電源OFF通知(S407)や通常モード復帰通知(S505)を、上記応答メッセージを待たずに送信しても良い。
以上、本実施の形態によれば、画像処理でネットワークを利用する可能性がある通常モード時にはストレージ手段305にログ情報を保存し、画像処理を行わない省エネモード時にはネットワークを介して接続されたサーバ装置308にログ情報を保存する。
そのため、画像処理の性能に影響を与えず、省エネモード中のログ情報を保存することができる。
301 ログ管理手段
302 書込み先制御手段
303 省エネモード制御手段
304 通信手段
305 ストレージ手段
302 書込み先制御手段
303 省エネモード制御手段
304 通信手段
305 ストレージ手段
Claims (5)
- 画像形成装置のログ情報を取得する手段と、
前記画像形成装置の消費電力を削減する省エネモードへの移行と前記省エネモードからの復帰を制御する省エネモード制御手段と、
前記省エネモードへの移行又は前記省エネモードからの復帰に応じて前記ログ情報の保存先を切替える書込み先制御手段と、
を有する画像形成装置。 - 前記ログ情報を保存するサーバ装置と通信する手段を有し、
前記書込み先制御手段は、前記省エネモードへの移行に応じて前記ログ情報の保存先を前記サーバ装置に切替える請求項1に記載の画像形成装置。 - ストレージ手段を有し、
前記書込み先制御手段は、前記省エネモードからの復帰に応じて前記ログ情報の保存先を前記ストレージ手段に切替える請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記省エネモード制御手段は、前記省エネモードにおいて、前記ストレージ手段への電力の供給を停止させる請求項3に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置の消費電力を削減する省エネモードへの移行に応じてログ情報の保存先をサーバ装置に切替えるステップと、
前記省エネモードからの復帰に応じて前記ログ情報の保存先をストレージ手段に切替えるステップと、
を有する画像形成装置の制御方法。
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JP2018181247A (ja) * | 2017-04-21 | 2018-11-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
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