JP2014203821A - 照明具 - Google Patents

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壽士 山崎
Hisashi Yamazaki
壽士 山崎
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Abstract

【課題】複数連結して所望の長さに延長することができると共に、発光素子が発する光を遮ることなく、光にムラやばらつきのないものを提供する。
【解決手段】照明具は、発光素子20を搭載した基板2と、基板2の両端部に取り付けられたコネクタ3、4とを有し、コネクタ3、4により連結可能に構成されている。基板2は、複数の発光素子20を一定のピッチごとに搭載し、コネクタ3、4は、相手方コネクタ3、4と嵌合接続する嵌合部と、基板2の端部が挿し込まれる挿込部とを備え、複数の照明具1が連結された際、コネクタ3、4によって連結されている箇所を挟んで両隣に位置する発光素子20間のピッチが、一定のピッチと同一に構成される。また、挿込部には、基板2の発光素子搭載面側に、発光素子20からの光を遮断することなく外部に出射させるための切欠部が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、照明用又は表示用の照明具に関するものであり、特に、所望の長さに延長可能であって、光にムラやばらつきがないものに関する。
従来から、照明用の光源として、電球などに変わって発光ダイオード(LED)が用いられている。
この発光ダイオードは、消費電力が少なく、また寿命も長いことから、様々な照明用の光源として、又は信号機などの表示用の光源として用いられている。
このような照明として、例えば、基板の両端に配線用コネクタを設け、当該LED照明用プリント基板を連結しても、LED素子の間隔が等間隔となるLED照明用プリント基板が提案されている。(特許文献1)。
特開2007−103886号公報
しかし、上述のLED照明用プリント基板は、LED素子のピッチ間隔が狭いと、LED照明用プリント基板を連結した際に、コネクタがLED素子に近付き過ぎることになり、LED素子が発する光をコネクタが遮ってしまうという問題があった。
また、むき出しのプリント基板では、水や埃、発光素子が発する熱など、取り付ける場所等が制限され、使い勝手がよくなかった。
さらに、LED照明用プリント基板を複数、連結しても、取付場所の長さが必ずしも、LED照明用プリント基板の正数倍の長さであるとは限らず、長さの微調整がきかなかった。
そこで本発明は、上述の課題を解決した照明具であって、複数連結して所望の長さに延長することができると共に、発光素子が発する光を遮ることなく、光にムラやばらつきのないものを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る照明具は、発光素子を搭載した基板と、上記基板の両端部に取り付けられたコネクタと、を有し、上記コネクタにより、連結可能に構成された照明具であって、上記基板は、複数の発光素子を一定のピッチごとに搭載し、上記コネクタは、相手方コネクタと嵌合接続する嵌合部と、上記基板の端部が挿し込まれる挿込部と、を備え、上記コネクタによって複数の照明具が連結された際、上記コネクタによって連結されている箇所を挟んで両隣に位置する発光素子間のピッチが、上記一定のピッチと同一に構成され、上記挿込部には、上記基板の発光素子搭載面側に、上記発光素子からの光を遮断することなく外部に出射させるための切欠部が設けられていることを特徴とする。
また、上記コネクタは、上記嵌合部により、相手方コネクタと着脱可能に嵌合接続するものとしてもよい。
また、上記コネクタは、相手方コネクタと脱離不能に係合する係合部を備えるものとしてもよい。
また、上記係合部は、上記コネクタの発光素子搭載面側に備えられているものとしてもよい。
また、上記基板は、樹脂によって覆われており、上記基板と上記挿込部との間がシーリングされ、上記嵌合部には、上記基板内部への浸水を防止する防水加工が施されているものとしてもよい。
また、上記基板は、一端側に電源へ通じる配線がなされ、所定数の発光素子を一組としたユニットを複数、並列に接続してなり、上記基板が上記ユニット間で切断された際、上記電源へ通じる側の回路が閉回路を構成するものとしてもよい。
本発明によれば、複数の照明具を連結して所望の長さの照明具を得ることができると共に、発光素子のピッチ間隔を同一とすることができる。これにより、ムラのない光で対象物を照らすことができる。
また、発光素子からの光がコネクタによって遮られることがない。
本発明の実施形態に係る照明具を示した外観斜視図である。 本実施形態において、コネクタを示した外観斜視図であって、(a)雄型のコネクタ、(b)雌型のコネクタである。 本実施形態に係る照明具を連結した状態を示した外観斜視図である。 本実施形態において、基板を示した外観斜視図である。 本実施形態における回路図である。 本実施形態において、雄型のコネクタを構成する部材を示した外観斜視図であって、(a)ハウジングを嵌合部側から見た図、(b)ハウジングを基板に接続する側から見た図、である。 本実施形態において、雄型のコネクタを構成するコンタクトを示した外観斜視図である。 本実施形態において、雄型のコネクタと基板との取付部分を示した断面図である。 本実施形態に係る雌型のコネクタを構成する部材を示した外観斜視図であって、(a)ハウジングを嵌合部側から見た図、(b)ハウジングを基板に接続する側から見た図、である。 本実施形態に係る雌型のコネクタを構成するコンタクトを示した外観斜視図である。 本実施形態において、雌型のコネクタと基板との取付部分を示した断面図である。 本実施形態に係る照明具を複数、連結させた状態を示す断面図である。 本実施形態に係る照明具において、電源コードに接続するコネクタの形状を示した(a)外観斜視図、(b)断面図である。 本実施形態に係る照明具において、電源コードに接続する他のコネクタの形状を示した(a)外観斜視図、(b)断面図である。 本実施形態に係る照明具の取付例を示した外観斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る照明具について、図を参照して説明する。
本実施形態に係る照明具1は、図1に示されるように、一方向に長さを有する平板状の照明具であって、主に間接照明として、壁面や棚等の取付面に取り付けて使用される。
この照明具1は、回路基板21上に発光素子20を搭載した基板2と、基板2の両端部に取り付けられたコネクタ3、4とから構成されている。
図2に示されるように、基板の両端部に取り付けられたコネクタ3、4は、複数の照明具1の連結を担う部材であって、夫々、雄型又は雌型の嵌合構造を有している。これにより、図3に示されるように、一の照明具1の雄型のコネクタ3と他の照明具1の雌型のコネクタ4を雌雄嵌合させることで、複数の照明具1を一本に連結させることができる。
また、図1に示されるように、基板2の発光素子20は、照明具1の長さ方向に一定のピッチで配置されている。また、図3に示されるように、この一定のピッチ間隔は、コネクタ3、4によって複数の照明具1が一方向に連結された際に、コネクタ3、4を挟んで隣接する発光素子20間のピッチ間隔とも同じである。
したがって、複数の照明具1を連結した場合においても、複数の照明具1の連結部分も含めた全ての発光素子20のピッチ間隔が同一に構成される。その結果、複数の照明具1を連結して使用しても、光にムラがなく、美観上優れた演出を行うことができる。
続いて、本実施形態に係る照明具1を構成する基板2及びコネクタ3、4について、部材ごとに詳述する。
基板2は、図4に示されるように、発光素子20を含む各種の電子部品を搭載した回路基板21と、回路基板21を覆う透明な樹脂チューブ22とから構成されている。
発光素子20は、本例では発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)であり、特に、一の発光素子20中にRGB(Red; Green; Blue)の三原色を個別に発する3つのLEDチップ20a(図5参照)が収められたものが用いられている。
この3つのLEDチップ20aが発する光は混色され、混色された光が外部に出射される。そして、この3つのLEDチップ20aの出力を適宜に調整することにより、白色を含めた様々な色の光を発光素子20から出射させることができる。
回路基板21は、発光素子20を含む各種の電子部品を搭載し、銅箔等のプリント配線によって当該各種の電子部品による電子回路が形成されたプリント基板である。本例では特に、可撓性を有するフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)が用いられており、取付面の曲面形状等に沿って適宜に撓ませることができる。
この回路基板21では、図5に示されるように、複数の発光素子20が直並列に接続されている。
回路基板21において、抵抗素子Rを挟んで直列に接続された発光素子20は、二つ一組で一つのユニットUを構成しており、回路基板21の長さ方向に沿って、複数のユニットUが並列に接続されている。
また、この回路基板21の両端部では、銅箔等からなるプリント配線の終端が、正負一対の端子211、212を構成している。そして、この端子211、212を介して、外部電源から回路基板21へ電流を供給したり、コネクタ3、4によって接続された複数の照明具1間を通電状態としたりすることができる。
このように、回路基板21の一端側に、正負一対の端子211、212が設けられることから、回路基板21の一端部側のみ、任意に照明具1を間に連結して、外部電源と接続させることで、照明具1に電流を供給することができる。
このような回路基板21の構成により、照明具1は、基板2をユニットU間で切断して、ユニットU単位の所望の長さで使用することができるようになっている。即ち、ユニットU間で切断した場合、外部電源へ通じる側の回路は閉回路を構成し、点灯可能となっている。
樹脂チューブ22は、図4に示されるように、断面が長方形状からなり、内部に中空の貫挿孔22aを有した透明な樹脂製チューブである。回路基板21が透明な樹脂チューブ22で覆われることにより、水分や埃による不具合を防ぐとともに、発光素子20から出射される光を透過させ、外部を照らすことができる。
以上の構成からなる基板2は、回路基板21上、発光素子20が一定のピッチ間隔で搭載されている。さらに、回路基板21は、その両端部において、最も端部寄りの発光素子20と回路基板21の終端部分との間の距離が、隣接する発光素子20間のピッチ間隔の半分の長さよりも僅かに短く構成されている。
これにより、基板2の端部に取り付けられたコネクタ3、4によって複数の照明具1が連結された際、当該連結された箇所を挟んで両隣に位置する発光素子20間のピッチが、他の隣接する発光素子20間のピッチと同一に構成される。なお、最も端部寄りの発光素子20と回路基板21の終端部分との間の距離について、隣接する発光素子20間のピッチ間隔の半分の長さよりも僅かに短くしているのは、嵌合するコネクタ3、4の長さを考慮したものである。
コネクタ3は、図6及び図7に示されるように、雄型の嵌合構造を有しており、基板2の一端部に取り付けられると共に、雌型のコネクタ4と前後方向に嵌合接続して、複数の照明具1の連結を可能とする部材である。
このコネクタ3は、基板2の回路基板21に設けられている端子211、212と接触して通電するコンタクト32と、当該コンタクト32を保持するハウジング31とから構成される。
ハウジング31は、一方側が、雌型のコネクタ4と着脱可能に嵌合接続する嵌合部311を構成し、他方側が、基板2の端部が挿し込まれる挿込部312を構成している。また、発光素子20の搭載面側であって、ハウジング31の上端部には、コネクタ4の係合孔413に係合する係合爪313が設けられている。
なお、このハウジング31は、プラスチック等の電気絶縁性材料を射出成形等して作製することができる。
嵌合部311は、図6(a)に示されるように、コネクタ4との嵌合方向に向かって開口した断面コの字形状からなる。この嵌合部311は、コネクタ4の嵌合部411の形状に即して、コネクタ4との嵌合方向に沿って凹んで設けられた嵌合孔311aと、嵌合孔311aを四角形の枠状に囲う枠体311bとを有している。
嵌合孔311aは、奥に設けられた仕切壁314によって挿込孔312aと仕切られており、この仕切壁314には、コンタクト32が嵌挿される嵌挿孔314aが形成されている。この嵌挿孔314aには、コンタクト32の嵌挿部322が挿込部312側から嵌挿される。
また、嵌合孔311a内あるいは枠体311bの内周面には、外部からの水分の侵入を防止するための防水樹脂315、316が取り付けられている。照明具1を複数、連結し、コネクタ3の嵌合部311とコネクタ4の嵌合部41とを嵌合させた際、防水樹脂315、316は嵌合突起411aの外周面あるいは嵌合溝411bに当接して、嵌合部分から基板2内へ水分が侵入するのを防ぐ。
なお、防水樹脂315、316は、嵌合孔311a内あるいは枠体311bの内周面に予め設けた凹み等に嵌め込んで取り付けるようにしてもよいし、接着剤等で接着させてもよい。
挿込部312は、図6(b)に示されるように、基板2の挿込方向に向かって開口した断面略コの字形状からなり、基板2を左右両側端部と底面側から保持する。
この挿込部312は、基板2の挿込方向に沿って凹んで設けられた挿込孔312aと、基板2の形状に即して、挿込孔312aを略四角形の枠状に覆い、挿込孔312a内に挿し込まれた基板2を保持する枠体312bからなる。
挿込孔312aは、奥に設けられた仕切壁314によって嵌合孔311aと仕切られており、仕切壁314には、コンタクト32が嵌挿される嵌挿孔314aが形成されている。
なお、挿込部312に基板2を挿し込むことにより、コネクタ3を基板2に取り付けた際、基板2と挿込孔312aの内周面あるいは枠体312bとの間をシーリングしておき、挿込部312から基板2内へ水分が侵入するのを防ぐようにしてもよい。
また、挿込部312の上端部であって、挿し込まれる基板2の発光素子20の搭載面側には、発光素子20が発する光を遮断することなく、外部に出射させるための切欠部312cが形成されている。
この切欠部312cにより、特に発光素子20間のピッチ間隔を狭く構成した場合でも、複数の照明具1が接続される際において、基板2の最も端部寄りに位置し、コネクタ3、4に最も近い発光素子20が発する光がコネクタ3、4によって遮られることを防ぐことができる。
係合爪313は、ハウジング31の上端部において、中央部分からコネクタ4との嵌合方向に向かって延出した棒状の部材であり、先端部は鉤爪形状からなる。この係合爪313は、コネクタ4の係合孔413に係合し、コネクタ3、4の嵌合部311、411によって嵌合接続した照明具1同士が脱離するのを防ぐ。
コンタクト32は、導電性を有し、縦長の略平板状に構成された金属製の部材であり、一端が回路基板21の端子211、212に接触して取り付けられると共に、他端がコネクタ3の嵌挿孔314aに嵌挿されて、ハウジング31内に保持される。このコンタクト32により、コンタクト32が接触して取り付けられた回路基板21と外部電源、あるいは当該回路基板2と接続された他の照明具1との間の電気的接続が確立される。
このコンタクト32は、図7に示されるように、基板接触部321、嵌挿部322、及び抜止部323から構成される。
基板接触部321は、コンタクト32の一端側によって構成され、回路基板21の端子211、212に接触して取り付けられる。
また、嵌挿部322は、コンタクト32の他端側によって構成され、コネクタ3の嵌挿孔314bに嵌挿されると共に、コンタクト32が取り付けられている照明具1が他の照明具1と連結された際に、当該他の照明具1のコネクタ4内のコンタクト42と接触する。
また、抜止部323は、コンタクト32の中央部分から下方へ斜めに延び出した平板状の部分によって構成され、先端部が仕切壁314に当接して、コンタクト32が嵌挿孔314aから基板2の挿込方向に抜け出るのを防ぐ。
このような構成からなるコネクタ3が基板2に取り付けられた状態を図8に示す。
コネクタ3の挿込部312の挿込孔312aには、基板2の一端部が挿し込まれている。また、基板2の回路基板21の端子211、212には夫々、コンタクト32の基板接触部321が接触して取り付けられており、コンタクト32の嵌挿部322は、挿込部312側から嵌挿孔314aに嵌挿され、嵌合孔311a内に突き出ている。さらに、コンタクト32の抜止部323の先端部は、仕切壁314に嵌合部311側から当接して、コンタクト32が挿込部312側に抜け出るのを防いでいる。
コネクタ4は、図9及び図10に示されるように、雌型の嵌合構造を有しており、基板2の一端部に取り付けられると共に、雄型のコネクタ3と前後方向に嵌合接続して、複数の照明具1の連結を可能とする部材である。
このコネクタ4は、基板2の回路基板21に設けられている端子211、212と接触して通電するコンタクト42と、絶縁性部材からなり、当該コンタクト42を保持するハウジング41とから構成される。
ハウジング41は、一方側が、雄型のコネクタ3と着脱可能に嵌合接続する嵌合部411を構成し、他方側が、基板2の端部が挿し込まれる挿込部412を構成している。また、発光素子20の搭載面側であって、ハウジング41の上端部には、コネクタ3の係合爪313と係合する係合孔413が設けられている。
なお、このハウジング41は、プラスチック等の電気絶縁性材料を射出成形等して作製することができる。
嵌合部411は、図9(a)に示されるように、コネクタ3との嵌合方向に向かって突出した嵌合突起411aと、嵌合突起411aを四角形の枠状に囲う枠体411bと、嵌合突起411aと枠体411bの間に設けられた嵌合溝411cとからなる。
嵌合突起411aの基底部あるいは嵌合溝411cの溝底は、仕切壁414によって挿込部412と仕切られている。また、この仕切壁414には、コンタクト42が嵌挿される嵌挿孔414aが形成されており、この嵌挿孔414aに、コンタクト42の嵌挿部422が挿込部412側から嵌挿される。
挿込部412は、図9(b)に示されるように、基板2の挿込方向に向かって開口した断面略コの字形状からなり、基板2を左右両側端部と底面側から保持する。
この挿込部412は、基板2の挿込方向に沿って凹んで設けられた挿込孔412aと、基板2の形状に即して、挿込孔412aを略四角形の枠状に囲い、挿込孔412a内に挿し込まれた基板2を保持する枠体412bからなる。
挿込孔412aは、奥に設けられた仕切壁414によって嵌合突起411aと仕切られており、仕切壁414には、コンタクト42が嵌挿される嵌挿孔414aが形成されている。
なお、挿込部412に基板2を差し込むことにより、コネクタ4を基板2に取り付けた際、基板2と挿込孔412aの内周面あるいは枠体412bとの間をシーリングしておき、挿込部312から基板2内へ水分が侵入するのを防ぐようにしてもよい。
また、挿込部412の上端部であって、挿し込まれる基板2の発光素子20の搭載面側には、発光素子20が発する光を遮断することなく、外部に出射させるための切欠部412cが形成されている。
この切欠部412cにより、特に発光素子20間のピッチ間隔を狭く構成した場合でも、複数の照明具1が接続される際において、基板2の最も端部寄りに位置し、コネクタ3、4に最も近い発光素子20の近くに取り付けられる場合でも、発光素子20が発する光がコネクタ3、4によって遮られることを防ぐことができる。
係合孔413は、ハウジング41の上端部において、コネクタ3との嵌合方向に貫通した枠状に囲われた孔である。この係合孔413は、コネクタ4の係合爪313と係合し、コネクタ3、4の嵌合部311、411によって嵌合接続した照明具1同士が脱離するのを防ぐ。
コンタクト42は、導電性を有し、縦長の略平板状に構成された金属製の部材であり、一端が回路基板21の端子211、212に接触して取り付けられると共に、他端がコネクタ4の嵌挿孔414aに嵌挿されて、ハウジング41内に保持される。これにより、コンタクト42が接触して取り付けられた回路基板21と外部電源、あるいは当該回路基板2と接続された他の照明具1との間の電気的接続が確立される。
このコンタクト42は、図10に示されるように、基板接触部421、嵌挿部422、及び抜止部423から構成される。
基板接触部421は、コンタクト42の一端側によって構成され、回路基板21の端子211、212に接触して取り付けられる。
また、嵌挿部422は、コンタクト42の他端側によって構成される。この嵌挿部422は、左右両側端部を折り返してなり、当該折り返された部分の間隙にはコンタクト32の平板状の嵌挿部322が挿込可能となっている。この嵌挿部422は、コネクタ4の嵌挿孔411bに嵌挿されると共に、コンタクト42が取り付けられている照明具1が他の照明具1と接続された際に、当該他の照明具1のコネクタ3内のコンタクト32と接触する。
また、抜止部423は、コンタクト42の嵌挿部422側の先端から下方へ斜めに延び出した平板状の部分であって、先端部が仕切壁414に当接して、コンタクト42が嵌挿孔414aから基板2の挿込方向に抜け出るのを防ぐ。
このような構成からなるコネクタ4が基板2に取り付けられた状態を図11に示す。
コネクタ4の挿込部412の挿込孔412aには、基板2の一端部が挿し込まれている。また、基板2の回路基板21の端子211、212には夫々、コンタクト42の基板接触部421が接触して取り付けられており、コンタクト42の嵌挿部422は、挿込部412側から嵌挿孔414aに嵌挿され、嵌合孔411a内に突き出ている。さらに、コンタクト42の抜止部423の先端部は、仕切壁414に嵌合部411側から当接して、コンタクト42が挿込部412側に抜け出るのを防いでいる。
以上の部材によって構成される照明具1は、コネクタ3、4によって複数、相互に連結させることができ、これにより所望の長さに延長させることができる。
複数の照明具1を連結させる場合には、図12に示されるように、一の照明具1のコネクタ3と、他の照明具1のコネクタ4とを嵌合させる。詳細には、コネクタ3の嵌合孔311a内にコネクタ4の嵌合突起411aが嵌合すると共に、コネクタ3の枠体311bがコネクタ4の嵌合溝411bに嵌まり込み、これにより、コネクタ3、4が嵌合した状態となる。
このようにコネクタ3、4を嵌合させた状態において、コネクタ3のコンタクト32の嵌挿部322は、コネクタ4のコンタクト42の嵌挿部422に挿し込まれ、互いに接触している。これにより、一の照明具1と他の照明具1が電気的に接続された状態となっている。
また、コネクタ3の係合爪313はコネクタ4の係合孔413に係合し、コネクタ3、4同士が脱離しないようになっている。なお、係合爪313と係合孔413による係合は、係合爪313の鉤爪状の先端部を押し下げながら、嵌合接続しているコネクタ3、4を、互いと離間する向きに引っ張ることで解除することができる。
また、コネクタ3の防水樹脂315、316は、コネクタ4の嵌合突起411aの外周面あるいは嵌合溝411bに当接して、嵌合部分から基板2内へ水分が侵入するのを防いでいる。
以上の本実施形態に係る照明具1によれば、複数の照明具1を連結して所望の長さの照明具を得ることができるし、必要に応じて基板2をユニット単位で切断することで、より細かい要求に応じた長さの照明具1を得ることができる。
また、連結部分を含め、全ての隣り合う発光素子20間のピッチ間隔を同一とすることができるため、ムラのない光で対象物を照らすことができる。
また、コネクタ3、4に切欠部312c、412cが設けられていることから、特に発光素子20間のピッチ間隔が狭い場合であっても、コネクタ3、4に近いに位置に搭載されている発光素子20が発する光が遮られることがない。
さらに、基板2が樹脂チューブ22で覆われていると共に、挿込部312、412におけるシーリングや、防水樹脂314、315による防水加工によって、基板2内部に水分が侵入することもないため、不具合を起こすことなく、様々な場所に取り付けることができる。
以上の本実施形態に係る照明具1は、図13又は図14に示されるように、所望の長さに連結されると共に、連結された複数の照明具1のうちの終端の照明具1の一端部が外部電源に接続される。ここで、外部電源との接続には別途のコネクタ4、5が用いられるが、連結された複数の照明具1のうちの終端の照明具1の一端部は、取付場所等の事情によって雄型のコネクタ3である場合もあれば、雌型のコネクタ4である場合もある。そのため、コネクタ3、4夫々の場合に備えて、雄型のコネクタ3に対応したコネクタ5と、雌型のコネクタ4に対応したコネクタ6が用意されている。
図13は、雄型のコネクタ3に外部電源を接続するためのコネクタ5、及びコネクタ3とコネクタ5の接続構造を示している。
コネクタ5は、コネクタ3の嵌合部311と嵌合する嵌合部511を備えている。この嵌合部511には、コネクタ3の嵌合部311から突き出たコンタクト32の嵌挿部322が挿し込まれることにより、コンタクト32と電気的に接続するコンタクト52が設けられている。このコンタクト52の他端は、外部電源につながるリード線53と接続しており、これにより、照明具1に電力が供給される。
図14は、雌型のコネクタ4に外部電源を接続するためのコネクタ6、及びコネクタ4とコネクタ6の接続構造を示している。
コネクタ6は、コネクタ4の嵌合部411と嵌合する嵌合部611を備えている。この嵌合部611には、コネクタ4の嵌合部411から突き出たコンタクト42の嵌挿部422に挿し込まれることにより、コンタクト42と電気的に接続するコンタクト62が設けられている。このコンタクト62の他端は、外部電源につながるリード線63と接続しており、これにより、照明具1に電力が供給される。
以上の本実施形態に係る照明具1は、基板2の裏面側、即ち、発光素子20が搭載されている側と反対の側を、取付面に直接、接着剤等で接着させて取り付けることができるほか、図15に示されるように、所定の取付部材を用いて取付面に取り付けるようにしてもよい。
即ち、図15の例では、基板2の形状に即して、一端が開口した断面コの字形状に形成されたレール7を用いている。
このレール7は、全長が基板2の長さよりも僅かに短く、開口部分が基板2を嵌め込むための嵌合部71を構成しており、当該嵌合部71に基板2を嵌合させることができる。
コネクタ3、4が取り付けられた照明具1をレール7に取り付けると、コネクタ3、4の部分を除いた基板2の部分だけがレール7の嵌合部71に嵌合し、コネクタ3、4はレールの両端から外側にはみ出す。コネクタ3、4は、基板2よりも外形寸法が大きいため、レール7からはみ出させることで、不必要にレール7を大きくなって、照明具1の取付面を制限することがないようになっている。
嵌合部71に照明具1が嵌め込まれたレール7の他面側を取付面に接着等することにより、照明具1の撓みを防いで、確実に取付面に取り付けることができる。
なお、以上の本実施形態において、コネクタ3、4による連結構造は、特に上記のものに限られず、既知の各種の構造により、連結させるものとしてもよい。
また、コンタクト32、42をコネクタ3、4内に保持する方法は、圧入や引っ掛け(ランス)、溶着など、各種の方法によって行うことができる。
また、防水樹脂315、316は、雄型のコネクタ3側に設けるものとしたが、雌型のコネクタ4側に設けるものとしてもよいし、双方に設けるものとしてもよい。
また、基板2について、ユニットUの数や、ユニットUを構成する発光素子20の数、基板2事態の長さ等は特に限定されない。
また、基板2をユニットU単位で切断した場合には、切断箇所を適宜、シーリングやキャップ等で封止するとよい。
また、発光素子20には、上述したLED以外の各種のLEDを用いることができる。
また、端部における発光素子20と基板2端部との間の距離は、基板2における発光素子20間のピッチ間隔の約半分であるが、その正確な長さは、コネクタ3、4の形状によって決まる。したがって、コネクタ3、4が連結している部分の長さを考慮し、複数の照明具1を連結した状態において、連結箇所を挟んで隣り合う発光素子20間のピッチ間隔が、他の発光素子20間のピッチ間隔と同じとなるように設計すればよい。
1 照明具
2 基板
20 発光素子
21 回路基板
211 端子
212 端子
22 樹脂チューブ
3 コネクタ
31 ハウジング
311 嵌合部
312 挿込部
313 係合爪
314 仕切壁
32 コンタクト
321 基板接触部
322 嵌挿部
323 抜止部
4 コネクタ
41 ハウジング
411 嵌合部
412 挿込部
413 係合孔
414 仕切壁
42 コンタクト
421 基板接触部
422 嵌挿部
423 抜止部

Claims (6)

  1. 発光素子を搭載した基板と、
    上記基板の両端部に取り付けられたコネクタと、を有し、
    上記コネクタにより、連結可能に構成された照明具であって、
    上記コネクタは、
    上記基板の端部が挿し込まれる挿込部、を備え、
    上記挿込部には、上記基板の発光素子搭載面側に、上記発光素子からの光を遮断することなく外部に出射させるための切欠部が設けられている、
    ことを特徴とする照明具。
  2. 上記コネクタは、上記嵌合部により、相手方コネクタと着脱可能に嵌合接続する、
    請求項1記載の照明具。
  3. 上記コネクタは、相手方コネクタと脱離不能に係合する係合部を備える、
    請求項1又は2記載の照明具。
  4. 上記係合部は、上記コネクタの発光素子搭載面側に備えられている、
    請求項3記載の照明具。
  5. 上記基板は、樹脂によって覆われており、
    上記基板と上記挿込部との間がシーリングされ、
    上記嵌合部には、上記基板内部への浸水を防止する防水加工が施されている、
    請求項1乃至4いずれかの項に記載の照明具。
  6. 上記基板は、一端側に電源へ通じる配線がなされ、
    所定数の発光素子を一組としたユニットを複数、並列に接続してなり、
    上記基板が上記ユニット間で切断された際、上記電源へ通じる側の回路が閉回路を構成する、
    請求項1乃至5いずれかの項に記載の照明具。
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CN106870991A (zh) * 2017-04-13 2017-06-20 广州东霖电子有限公司 一种防水拼接灯条及防水拼接灯条装置

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