JP2014203255A - タッチパネル付き表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

タッチパネル付き表示装置及びその駆動方法 Download PDF

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【課題】タッチパネル付表示装置及びその駆動法方法において、応答速度の向上を図るとともに、消費電力を低減できるものを提供する。【解決手段】タッチパネル付表示装置10は、駆動回路部11を備えるとともに表示領域内にスタティックメモリを備える表示装置本体1と、ペンまたは指先により入力を行うためのタッチパネル2と、タッチパネル2により入力された情報を表示装置本体1の表示面52に表示させるべく、少なくともタッチパネル2から表示パネル本体1へのデータ転送を行うコントローラー21または制御部3とからなる。このコントローラー21または制御部3は、入力読み取りの各期間内にて入力が行われたX軸方向及びY軸方向の領域を検知し、このように検知された領域についてのみデータ転送を実行し、表示装置本体1の駆動回路部11は、検知された領域に対応する領域53でのみ画像信号の書き込みを行う。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置本体の表示面にタッチパネルが取り付けられた表示装置及びその駆動方法に関する。特には、ペン入力に適したタッチパネル付き表示装置及びその駆動方法に関する。
近年、インターネットへの接続や電話機能など各種機能を備えた携帯可能な端末やコンピューターが広く用いられるようになっている。特には、インターネット端末の機能及び携帯電話端末の機能などを備えたスマートフォンと呼ばれる高機能携帯端末や、タブレットコンピューターその他のモバイルコンピューターが広く普及するに至っている。また、各種の、電子ブックリーダー、電子ノート、携帯用カーナビ装置、受発注端末、携帯用ゲーム機、並びに、携帯用テレビ、DVDプレイヤーその他の携帯用画像再生機器なども一般に用いられている。これらの携帯可能な端末・機器は、表示装置と、通信及びコンピューター機能がオールインワンとなっているのが一般的であり、多くの場合、表示装置の表示面にタッチパネルが備え付けられている。
タッチパネル及び表示装置には、高速応答性が求められる。例えば、タッチパネルにペン入力を行った場合、ペンの軌跡は、すぐさま表示装置により表示されることで、通常のペンで紙に書いた場合と同様の使い勝手を実現することが要求される。
一方、上記のような携帯可能な端末・機器は、通常、これら機器に内蔵された各種のバッテリーで駆動する。ところが、バッテリー付の携帯機器の機能を向上させるに伴い、消費電力が増大し、バッテリーの性能向上が追い付かない事態が生じている。すなわち、例えば、毎日充電を行っても使用中にバッテリー切れが起きてしまうといったことが、製品の使用性能上の大きな問題となっている。
他方、電子ペーパーに代表的な電気泳動方式であると、一度表示デバイスに書き込むと再度電圧を印加しない限りデータを保持できるため、超低消費電力が実現できるが、応答速度が遅いため、動画表示が不可である他、入力情報をインプットしてから表示までにタイムラグが発生するする等の問題がある。また、焼きつき補正するためにデータ更新時に白黒反転を行う際、一瞬表示不具合が発生するという問題もある。
特許文献1においては、液晶表示装置のアレイ基板上に受光素子を配置し、先端が発光するペン(光ペン)によって入力可能とすることが記載されており、これにより、認識精度を向上し、消費電力を下げることができるとしている。特許文献2においては、表示装置本体の消費電力を低減すべく、液晶表示装置のアレイ基板上にて、画素ごとにスタティックメモリを配置することで、静止画を表示する場合にリフレッシュ動作を不要とするための構成が記載されている。また、特許文献3においては、表示画像が、動画か静止画かを判定し、動画である場合にだけアレイ基板上の全ての走査線を1フレーム内に走査することが記載されている。さらに特許文献4においては、表示装置とは別の箇所にある大型のタッチパネルを用いる場合に、「大型化に伴って電極本数が増えても、タッチ位置の検出処理を高速に行うことができるように」すべく、スキャン動作と同時に、検出したデータを制御部へ転送できるようにした構成が記載されている。
特開平10−091348 特開2010−107732 特開2006−330263 特開2011−258143
タッチパネル機能を液晶表示パネルなどの表示装置本体に持たせる場合、特には、メモリ機能をも表示装置本体に持たせる場合、応答速度を容易に挙げることができる。しかし、アレイ基板上などに光センサーデバイスなどを作成するためプロセスが追加されるなどの問題がある。また、光ペンを用いる場合、高輝度LEDのコストが追加される他、光で書き込みするため違和感などの問題点があった。
本発明は、表示装置本体と、表示装置本体の表示面に取り付けられたタッチパネルとからなるタッチパネル付表示装置及びその駆動法方法において、応答速度の向上を図るとともに、消費電力を低減できるものを提供しようとするものである。
本発明のタッチパネル付表示装置は、駆動回路部を備えるとともに表示領域内にスタティックメモリを備える表示装置本体と、ペンまたは指先により入力を行うためのタッチパネルと、タッチパネルにより入力された情報を表示装置本体の表示面に表示させるべく、少なくともタッチパネルから表示パネル本体へのデータ転送を行うコントローラーまたは制御部とからなり、このコントローラーまたは制御部は、入力読み取りの各期間内にて入力が行われたX軸方向及びY軸方向の領域を検知し、このように検知された領域についてのみデータ転送を実行し、表示装置本体の駆動回路部は、検知された領域に対応する領域でのみ画像信号の書き込みを行うことを特徴とする。
本発明のタッチパネル付表示装置の駆動方法は、駆動回路部を備えるとともに表示領域内にスタティックメモリを備える表示装置本体と、ペンまたは指先により入力を行うためのタッチパネルと、タッチパネルにより入力された情報を表示装置本体の表示面に表示させるべく、少なくともタッチパネルから表示パネル本体へのデータ転送を行うコントローラーまたは制御部とからなるタッチパネル付表示装置を駆動する方法であって、このコントローラーまたは制御部は、入力読み取りの各期間内にて入力が行われたX軸方向及びY軸方向の領域を検知し、このように検知された領域についてのみデータ転送を実行し、表示装置本体の駆動回路部は、検知された領域に対応する領域でのみ画像信号の書き込みを行うことを特徴とする。
応答速度の向上を図るとともに、消費電力を低減することができる。
一実施形態のタッチパネル付表示装置における、タッチパネル及び表示装置本体の構成を模式的に示す分解図であり、ペン入力、及び表示面の部分書き換えの様子を模式的に示す。 図1のタッチパネル付表示装置についての模式的な積層断面斜視図である。FPCは折り返さない状態で示している。 一実施形態における、各画素の色領域の構成を示す部分拡大図である。 一実施形態における、ペン書きモード(単色モード)でのゲートパルス関連の波形図である。 一実施形態における、多色入力モードでのゲートパルス関連の波形図である。 画素メモリの構成例を示す回路図である。 表示装置本体のゲートパルス発生回路についての模式的な回路図である。
本発明の一の実施形態になるタッチパネル付表示装置及びその駆動方法について、図1〜9を用いて説明する。ここでは、表示装置が液晶表示パネルからなるとして説明するが、場合によっては、有機EL表示パネルなどの他のマトリクス表示装置からなるものであっても良い。
図1〜2に一例を示すように、表示装置10には、周縁部に駆動IC11を備えた液晶表示パネル1と、コントローラー21を備え、液晶表示パネル1の表示面52に取り付けられるタッチパネル2と、プロセッサー及びメモリを有するコンピュータ部としての制御部3と、バッテリー4とが備えられ、これらが、一つの板状のケーシング中にまとめられている。タッチパネル2は、例えば、硬化後に弾性を有する接着剤を介して、液晶パネル1の表示面に貼り付けられている。本実施形態において、液晶表示パネル1は、反射型または半透過型であり、駆動IC11は、1つまたは複数の駆動ICチップにまとめられて液晶表示パネルの本体の一つまたは複数の辺に沿った棚状接続部に、フレキシブル配線基板(FPC)11Aとともに実装される。液晶表示パネル1の各画素ドットには、TFT素子12及び画素電極が備えられ、そのソース電極及びゲート電極がそれぞれ信号線13及び走査線14に接続されている。また、各画素ドットには、画素メモリ15が備えられる。この画素メモリ15は、TFT素子12を形成する一連の工程により、同時に、アレイ基板16上に形成されたものである。この画素メモリ15により、各画素ドットに書き込まれた画像信号(電圧レベル)は、次の書き込みが行われるまで保持される。
本実施形態において、タッチパネル2には、X方向の電極線22及びY方向の電極線23が格子状に配列されており、静電容量方式などにより、タッチパネルペン5のペン先、または、指先の位置が検知される。タッチパネル2のコントローラー21は、例えば、X方向の各電極線22にパルス信号を印加し、Y方向の各電極線23から受信される波形信号に基づき、各交点のレベル信号(ディジタル信号)を生成する。このコントローラー21は、このようなレベル信号に基づき、所定の読み取り期間内にタッチパネルペン5などによって入力が行われた矩形状の領域について、検知する。すなわち、タッチ入力が行われた矩形状の領域についての、X軸方向の最大値及び最小値と、Y軸方向の最大値及び最小値とを検知して、出力する。また、このコントローラー21は、タッチ入力が行われた領域からの信号のみ、制御部3へと転送を行うパーシャル転送を実行する。
制御部3は、液晶表示パネル1の表示面に表示される画像が静止画である場合、タッチ入力が行われた矩形領域に対応する表示面52上の特定の表示領域53についてのみ、書き換えを実行するよう駆動IC11への指令を行う。図示の例では、ペン先や指先による軌跡51が含まれる最小限の矩形領域に対応して、表示面52上の特定の表示領域53についてのみ書き換えが行われる。また、制御部3は、タッチ入力を表示する領域に背景の模様やノート罫線などの静止画像がある場合には、この静止画像とタッチ入力による曲線や点などとを合成した画像信号を生成して、駆動IC11へと送る。駆動IC11中には、パーシャル・アドレス指定回路が設けられており、指令を受けた信号線のアドレス範囲または走査線のアドレス範囲でのみ、書き込み動作を行う。すなわち、上記の特定の表示領域53に対応するX軸方向領域53X及びY軸方向領域53Yについてのみ走査線または信号線のアドレス指定がなされて、画像信号の入力またはゲートパルスの入力が行われる。
なお、タッチ入力としては、ペン先や指先の軌跡51により、手書き文字、線図、点などの入力の他、例えば親指と人差し指による、特定の表示対象の拡大、縮小または移動を行うためのタッチ入力も含まれる。このような2点タッチによる入力の場合も、タッチ入力が行われた矩形状の領域についての、X軸方向の最大値及び最小値と、Y軸方向の最大値及び最小値とを検知され、同様に、拡大などを行う特定の表示領域53についてのみ、書き込み動作を行うようにすることができる。例えば、表示面52の一部に表示された小さな写真を、拡大する場合、拡大後の写真を表示する表示領域53についてのみ、書き込みを行うことができる。
次に、図3〜5を用い、表示装置の各画素にて、各原色(赤(R)、緑(G)、青(B))について4ビットの「面積階調」表示を行うものである場合を説明する。
図3に示すように、カラーフィルタは、各画素において、3つの原色(R, G, B)に塗り分けられている。そして、各原色の領域には、面積の異なる2つの画素電極18-1及び18-2が割り当てられており、これら2つの画素電極には、隣り合う2つの走査線14-11及び14-12が、それぞれ割り当てられている。すなわち、各画素中、各原色の領域には、表示面積が互いに異なる2つの画素ドットが割り当てられており、画素ドットごとに、スイッチング素子(TFT素子)12及び画素メモリ15並びに画素電極18が備えられている。画素メモリ15は、各画素ドットに書き込まれた画素電極電位を、次の書き込みまで保持するためのスタティックメモリである。
図示の例において、各画素内の各原色の領域中、一方の画素ドットの画素電極18-1は面積の大きい口の字状であり、他方の画素ドットの画素電極18-2は、この口の字状の内部に嵌め込まれる、べたの矩形状である。各画素ドットには、オンオフいずれか(2ビット値)の画像信号が書き込まれる。また、隣り合う一対の走査線14-11及び14-12の入力端には、同一のシフトレジスタSRからゲートパルスを入力できるように、それぞれ、NAND素子17A及びNOT素子17Bからなるオンオフ選択部17が備えられており、これらオンオフ選択部17は、それぞれのオンオフ選択配線19-1及び19-2に接続している。
図4に示す一連のパルス波形は、ペン書きモード(単色モード)でのゲートパルス入力に関するものである。ペン書きモードは、黒、赤、緑及び青のうちの1つの色で手書きの文字や線図などを入力するのに対応するものである。例えば、白色の背景に黒色の線を描く場合、ノーマリブラックの構成において、タッチ入力が行われた点に対応する画素では、画素の全ての画素ドットの入力値が1(ハイレベル)から0(ローレベル)に書き換えられる。なお、2つの原色の組み合わせを用いることで、黄色、赤紫、及び、青緑のモノクロ表示を行うこともできる。
上記のように2階調のモノクロ表示が行われる際、1つの画素に関連する2つの走査線14-11及び14-12には、同時にゲートパルスが入力される。そのため、オンオフ選択配線19-1及び19-2には、タッチ入力を書き込んで行く期間の全体にわたって、NAND素子17をオン状態とする電位が供給される。そのためゲートパルスの波長のパルス幅は、クロックパルスCLKのパルス幅に等しくなっている。
図5に示す一連のパルス波形は、多色モード(通常モード)でのゲートパルス入力に関するものである。多色モードは、タッチ入力を表示する領域以外で表示画像が置き換えられた場合や、タッチ入力の表示領域中に、背景などとして、多数の色による画像を表示する場合に行われる。
図6には、画素メモリ15の構成の一具体例を示す。これは、フローティングノードの数をなるべく少なくするように設計されたものであり、3つのスイッチング素子SW-A、SW-B、SW-Gと、2つのNot素子とによる非常にシンプルな構成となっている。ゲートパルスがオンのとき、画素メモリ15のゲートパルス作動スイッチ(TFT素子)SW-Gがオンとなり、信号線1がオン電位(1;ハイレベル電位)であるならば、スイッチSW-Bのゲートがオン電位、スイッチSW-Aのゲートがオフ電位(0;ローレベル電位)となる。その結果、画素電極18には、オン電位VLC_Bが独立電源から供給され続ける。また、ゲートパルスがオンのとき、信号線1がオフ電位(0)であるならば、第2給電スイッチSW-Bのゲートがオフ電位(0)、第1給電スイッチSW-Aのゲートがオン電位(1)となる。その結果、画素電極18には、オフ電位VLC_Aが独立電源から供給され続ける。ここで、画素電極18への給電を独立電源より行ったのは、第1給電スイッチSW-A及び第2給電スイッチSW-Bが、片チャンネルTFTであるため、対向(共通)電極電圧Vcomとのずれが発生するのを防ぐためである。なお、独立電源からの給電に代えて、第1給電スイッチSW-Aと、第2給電スイッチSW-Bとの間にインバーター回路を追加することもできる。
図7には、液晶表示パネル1の駆動IC11中にあるゲートパルス発生回路について模式的に示す。上述のオンオフ選択部17とオンオフ選択配線19-1及び19-2とが存在することから、シフトレジスタ19の数は、走査線14の数の半分となっている。液晶表示パネル1の表示面の全面に動画を表示する場合などには、全面書き換えを行うべく、先頭のシフトレジスタSR-1にスタートパルスが入り、パルスシフトにより、最終段のシフトレジスタまで順次作動を行う。そして、オンオフ選択部17の作動と組み合わさって、先頭の走査線14から最終段の走査線14にまで、順次ゲートパルスが入力されていく。
表示面の一部にのみ動画を表示する場合、及び、一部にのみ、新たにタッチ入力された曲線などを表示する場合、表示面中の特定の矩形領域内についてのみ、画像データの書き換えが行われる。そのため、このような部分書き換えモードの場合、ゲートパルス発生回路は、特定の範囲のアドレスに対応するシフトレジスタSRだけを作動させる。すなわち、開始アドレスに対応するシフトレジスタ(SR-2)にスタートパルスSTVを入力し、終了アドレスに対応するシフトレジスタ(SR-3)では、次段のシフトレジスタ(SR-4)へのパルスシフトが行われない。このようにして、特定の矩形領域に対応するY軸領域53Y内でのみスキャン動作が行われる。
特には、図4のようなペン書きモード(単色モード)である場合、オンオフ選択配線OEV-1及びOEV-2には、同期したパルス信号が入力される。すなわち、あるシフトレジスタ19-2からのゲートパルスが、対をなす2つの走査線14-21及び14-22に同時に送られる。なお、部分書き換えモードの場合、特定の矩形領域に対応するX軸領域内でのみ書き換えが行われるように、対応するアドレス範囲の信号線にのみ、画像信号の入力が行われる。
上記の実施形態によると、表示装置本体のアレイ基板内に画素メモリを内蔵し、表示切替するまでデータを保持し続けるものであるため、タッチパネル用のコントローラー21または制御部3から、表示装置本体に内臓される駆動IC11へと、フレームごとに画像データを転送する必要がない。また、駆動IC11へと書き込む領域を指定し部分領域表示にも対応可能である。特には、タッチ入力が行われた領域のみを指定し、この領域に対応する表示面上の領域についてのみ、書き込みによる画像表示の更新を行うようにすることができる。
例えば、表示装置本体のリフレッシュレートが60Hzである場合に、1フレーム期間は16.6msec(ミリ秒)であるが、タッチ入力面及び表示面の1/3の領域を指定すれば、16.6msec/3=5.52msecで表示切替可能である。そのため、ペン入力→表示までのタイムラグが小さくなり、ユーザーは、それだけ、スムーズにペン入力されている感覚を持つことができる。なお、上述の読み取り期間は、適宜に、1フレーム期間または複数のフレーム期間に相当する期間とすることができる。
上記の実施形態の説明においては、タッチパネルについて、表示装置本体の表示面に取り付けられるものとして説明したが、表示面とは別の場所に設けられる、タッチパッドやディジタイザーなどであってもよい。このような場合、タッチ入力面の全体を、表示面の一部に対応させることもできる。すなわち、1つの読み取り期間内に、仮にタッチ入力面の全体にわたってタッチ入力が行われたとしても、表示面の一部の矩形領域にて、タッチ入力の内容を表示することができる。
上記の実施形態の説明においては、各画素に6個の画素ドットが配置され、3原色のそれぞれについて4ビット(面積切り替えによる4階調)の表示を行うとした。しかし、例えば、各画素の各原色部分が3個の画素ドットからなり、各原色部分について8階調の表示を行うこともできる。
上記の実施形態の説明においては、画素ドットごとに画素メモリをなす回路が設けられるとして説明したが、複数の画素ドットに1つの画素メモリが設けられるのでも良い。
1…液晶表示パネル; 10…タッチパネル付き表示装置; 11…駆動IC;
12…TFT素子; 13…信号線; 14…走査線;
15…画素メモリ; 16…アレイ基板; 17…オンオフ選択部;
18…画素電極; 19…オンオフ選択配線; 2…タッチパネル;
21…コントローラー; 22…X方向の電極線; 23…Y方向の電極線;
3…制御部; 4…バッテリー; 5…タッチパネルペン
51…タッチ入力の軌跡; 52…表示面; 53…表示面中の部分領域;
SR…シフトレジスタ

Claims (4)

  1. 駆動回路部を備えるとともに表示領域内にスタティックメモリを備える表示装置本体と、
    ペンまたは指先により入力を行うためのタッチパネルと、
    タッチパネルにより入力された情報を表示装置本体の表示面に表示させるべく、少なくともタッチパネルから表示パネル本体へのデータ転送を行うコントローラーまたは制御部とからなり、
    このコントローラーまたは制御部は、入力読み取りの各期間内にて入力が行われたX軸方向及びY軸方向の領域を検知し、このように検知された領域についてのみデータ転送を実行し、表示装置本体の駆動回路部は、検知された領域に対応する表示領域でのみ画像信号の書き込みを行うことを特徴とするタッチパネル付表示装置。
  2. 表示面の各画素にて、一組をなす複数の画素ドットにより面積階調表示が可能であり、濃淡のある画像を表示するためには、面積階調表示を行うように画素ドットごとに書き込みが行われ、
    タッチパネルにより入力された情報を表示する際には、このための表示領域中にて、前記の一組をなす複数の画素ドットに同一の画像信号が書き込まれて、2階調のモノクロ表示が行われることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル付表示装置。
  3. タッチパネルにより入力された情報が、手書き文字、線図、点、またはその他のペン入力可能な内容であり、この内容が、前記表示領域中にて、いずれかの原色、白、黒、または、2つの原色の混合色により表示されることを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル付表示装置。
  4. 駆動回路部を備えるとともに表示領域内にスタティックメモリを備える表示装置本体と、ペンまたは指先により入力を行うためのタッチパネルと、タッチパネルにより入力された情報を表示装置本体の表示面に表示させるべく、少なくともタッチパネルから表示パネル本体へのデータ転送を行うコントローラーまたは制御部とからなるタッチパネル付表示装置を駆動する方法であって、このコントローラーまたは制御部は、入力読み取りの各期間内にて入力が行われたX軸方向及びY軸方向の領域を検知し、このように検知された領域についてのみデータ転送を実行し、表示装置本体の駆動回路部は、検知された領域に対応する領域でのみ画像信号の書き込みを行うことを特徴とするタッチパネル付表示装置の駆動方法。
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