JP2014202993A - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Koichi Washisu
晃一 鷲巣
英之 浜野
Hideyuki Hamano
英之 浜野
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Junichi Saito
潤一 斎藤
暁彦 上田
Akihiko Ueda
暁彦 上田
嘉人 玉木
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嘉人 玉木
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Abstract

【課題】専用の位置検出手段を設けなくても、レンズ位置を算出できる撮像装置およびその制御方法を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、圧縮コイルばね16a、16bにより弾性的に支持されたAF(オートフォーカス)レンズ12と、光学系を通して被写体を撮像する撮像素子110を備える。AFレンズ12の駆動は、永久磁石17およびコイル19a、19bを用いて行われる。駆動部112は、駆動指示部111aからの駆動指示情報に従い、撮像信号を用いて算出される被写体像のコントラスト評価値に基づいてコイル19a、19bの通電制御によりAFレンズ12を駆動する。位置算出部111eは、駆動情報からAFレンズ12の位置を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に関し、特に、被写体像のコントラスト評価値に基づいて合焦動作を制御する技術に関する。
撮像装置のAF(オートフォーカス)制御では、被写体像のコントラストを評価して合焦動作を行うコントラストAF(TV−AFとも称する)が知られており、現在のデジタルコンパクトカメラでは主流となる技術である。フォーカスレンズの位置を検出し、位置情報をコントラスト評価値と関連付けてレンズの駆動制御を行う技術は、特許文献1に開示されている。
一方、レンズ駆動システムにてAFレンズ位置を検出する専用の検出手段を無くした構成は、装置の小型化に寄与する。
特開昭63−215268公報
しかしながら、フォーカスレンズの位置検出手段(エンコーダ等)を備えていない構成では、位置検出情報を利用して被写体までの距離を知る事が出来ない。そのため、至近撮影時の調光制御等のように、被写体までの距離を利用した様々な撮影条件の制御を行えないという問題があった。
そこで本発明は、専用の位置検出手段を設けなくても、レンズ位置を算出できる撮像装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る装置は、弾性部材によって駆動範囲内にて釣り合い支持された光学部材を含む光学系を備える撮像装置であって、前記光学系の光軸に沿って前記光学部材を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、前記光学系を通過した光を光電変換して被写体の像信号を出力する撮像手段と、前記撮像手段が出力した像信号を用いて被写体像のコントラスト評価値を算出する評価値算出手段と、前記駆動手段の駆動情報から前記光学部材の位置を算出する位置算出手段を備える。前記駆動制御手段は、前記評価値算出手段が算出する前記コントラスト評価値および前記位置算出手段が算出する前記光学部材の位置を取得して合焦位置を判定し、前記光学部材の駆動方向を切り替える。
本発明によれば、専用のレンズ位置検出手段を用いることなく、レンズ位置を算出することができる。
本発明の第1実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。 図1の撮像装置の全体構成図である。 コイル通電量とAFレンズの位置との関係を説明する図である。 撮像装置の合焦動作の例を説明する図である。 撮像装置の合焦動作の例を説明するフローチャートである。 コイル通電量とAFレンズの位置との関係を示す図である。 コイルの通電制御処理の例を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。 駆動部の構成例を示す回路図である。 コイルの通電制御処理の例を説明するフローチャートである。 コイルの通電制御処理の別例を説明するフローチャートである。
以下に本発明の各実施形態を説明する。各実施形態に係る撮像装置は、撮像画像から求めた被写体像のコントラスト評価値(以下、単に評価値という)を用いて合焦制御を行い、焦点調節用レンズ(フォーカスレンズ)を駆動する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置のAF(Auto Focus)レンズ駆動部分を示す図である。図1(A)は、撮像装置が備えるAFレンズの駆動機構部および制御部を例示する。図1(B)は、図1(A)のA−A線での断面矢視図である。図2は、レンズ駆動機構部を備えた撮像装置全体の構成例を示す図である。
AFレンズ12は、撮像光学系を構成する可動光学素子であり、撮影光軸(以下、単に光軸という)11に沿って移動可能である。保持枠13はAFレンズ12を保持する保持部材である。ガイド軸14は、保持枠13を光軸11に沿う方向に摺動可能な状態で支持する。ガイド軸14を支持する支持軸15a、15bは、図2に示す鏡筒21に設けられる。
圧縮コイルばね16a、16bは弾性手段であって、支持軸15a、15bと保持枠13との間にガイド軸14と同軸に配置される。永久磁石(以下、単に磁石という)17は保持枠13に固定されており、矢印17aの方向に着磁された磁性体である。複数の電磁コイル(以下、単にコイルという)19a、19bはAFレンズ12の駆動機構部を構成する。第1のコイル19aと第2のコイル19bはコア18の周りに巻かれた固定コイルである。第2のコイル19bは、第1のコイル19aよりも撮像素子110側に配置されている。
磁石17とコイル19a、19bはリニア駆動モータを構成しており、本実施形態では固定コイルに対し、磁石17を保持枠13と共に移動させる可動磁石方式をとる。可動磁石方式では、磁石17の光軸11に沿う方向の長さを短くすることができる。
撮像素子110は、AFレンズ12を含む撮像光学系を介して被写体からの光を受光し、光電変換により被写体の撮像信号を出力する。CPU(中央演算処理装置)111は、図2に示すカメラ本体部24に設けられており、撮像装置全体を制御する。CPU111がメモリから制御プログラムを読み出して実行する。これにより、駆動指示部111a、評価値算出部111b、関連付け部111c、制御部111d、位置算出部111e、撮影制御部111fの各機能が実現される。
駆動指示部111aは、制御部111dとともにAFレンズ12の駆動制御を行う。駆動指示部111aは制御部111dからの制御指令に従い、駆動部112に対して各コイル19a、19bの通電制御を指示する。この指示は駆動制御信号の出力によって行われ、駆動制御情報としてコイル19a、19bの駆動制御量を含む。駆動部112は、駆動指示部111aが出力する駆動制御信号に従ってAFレンズ12の移動を制御する。具体的には、駆動部112は、駆動指示部111aが出力する駆動制御信号に基づいて駆動電圧を決定し、各コイル19a、19bに印加する。これにより、各コイル19a、19bに電流が流れ、AFレンズ12の駆動力が発生する。
評価値算出部111bは、撮像素子110が出力する撮像信号に基づいて、被写体像のコントラストに関する評価値を算出する。関連付け部111cは、コイル19a、19bの駆動制御情報と、評価値算出部111bが出力する評価値とを関連付けて不図示の記憶部に記憶することで、両者を対応付ける。具体的には、駆動制御情報の示す駆動制御量として各コイル19a、19bの通電量と、その時点での評価値とが対応付けられる。
制御部111dは、関連付け部111cの出力および評価値算出部111bの出力に基づいて駆動指示部111aを制御する。つまり、制御部111dは、評価値算出部111bの算出した評価値の情報と、関連付け部111cによって当該評価値に関連付けられた駆動制御情報を取得し、駆動指示部111aに対して各コイル19a、19bの通電制御に係る制御指令を通知する。
姿勢検出部113は撮像装置の姿勢を検出し、検出信号をCPU111に出力する。姿勢検出部113は加速度計等を使用し、重力に対する撮影装置の方向を検出することにより、AFレンズ12に加わる駆動負荷の変化を検出する。
位置算出部111eは、駆動制御情報、つまり駆動指示部111bの出力と、姿勢検出部113の姿勢検出情報に基づいて、AFレンズ12bの位置情報を算出する。撮影制御部111fは、位置算出部111eによって算出されたAFレンズの位置情報から被写体位置(撮像装置から被写体までの距離)を求め、それを撮影条件に反映させる。
AFレンズ12は、圧縮コイルばね16aおよび16bの弾性力に逆らって駆動されるので、そのレンズ位置によりコイル19a、19bの駆動負荷電流が変化する事になる。その為、負荷量によりAFレンズ位置を検出可能である。負荷量の検出については、駆動指示部111aの駆動制御情報を利用し、当該情報と姿勢検出情報から位置算出部111eがAFレンズ12の位置を算出する。但し、このような検出処理に限らず、位置算出部111eが駆動部112の情報と姿勢検出情報を取得してAFレンズ12の位置を算出してもよい。更にはコイル19a、19bに流れる電流を、抵抗等で直接検出し、その検出情報と姿勢検出情報により位置算出部111eがAFレンズ12の位置を算出してもよい。
図2に示す撮像装置の全体構成にて、鏡筒21は、撮像光学系を構成する光学部材を保持する。光学部材は、レンズ21a、21b、AFレンズ12、光学ローパスフィルタ22等である。鏡筒21は、カメラ本体部24に支持されており、CPU111によりズーム制御、シャッタ制御、沈胴制御が行われる。絞り兼用シャッタ23は、絞り値に応じた可変開口型のシャッタである。カメラ本体部24は、撮像素子110、CPU111、駆動部112、姿勢検出部113、および背面液晶モニタ25を備える。
図1においてAFレンズ12は、圧縮コイルばね16a、16bによって、光軸11の両方向から付勢されている。これにより、AFレンズ12は、撮像光学系の駆動範囲内で弾性的に釣り合い支持される。その釣り合い中心に相当する中立位置は、例えばカメラ本体部24から2mの距離にある被写体にピントが合う位置に調整されている。釣り合い中心がこの中立位置に調整されている理由は、最も被写体がいる可能性の高いピント位置にAFレンズ12を釣り合わせておくことによって、合焦までに要する時間を短くするためである。
コイル19a、19bに電流が流れると、当該電流と磁石17の磁束との関係から駆動力が発生する。この駆動力によって、AFレンズ12が光軸11に沿って移動する(図2の矢印12a参照)。しかし、保持枠13は圧縮コイルばね16a、16bに挟まれているので、図1の左右両端方向に駆動されると、圧縮コイルばね16a、16bのばね力は、その駆動量(変位)に比例して大きくなる。
そして、このばね力に見合う駆動力を与えることによって、AFレンズ12が所望の位置に駆動される。この駆動力は、コイル19a、19bに流す駆動電流と比例しているため、コイル19a、19bに流す電流値からAFレンズ12の位置を検出できる。
ガイド軸14には粘度の高いオイルが塗布されている。圧縮コイルばね16a、16bによる振動は、このオイルにより安定的に制動される。シリコーン製のダンパー部材等をAFレンズ12と固定部との間に設けることによって、圧縮コイルばね16a、16bによる振動を制動する構成にしてもよい。
前述したように、本実施形態の撮像装置は、コイル19a、19bを固定コイルとし、磁石17を保持枠13と共に移動させる可動磁石方式をとる。磁石17の光軸方向の長さを短くできるというメリットがある反面、コイルが長くなり駆動に使われないコイル部分の抵抗値が駆動効率を低下させる可能性がある。そこで、本実施形態においては、コイル部を2つのコイル19aと19bに分け、適宜使い分けることによって、駆動に使われないコイル部分を少なくし、効率を高めることができる。
図3は、各コイル19a、19bの通電量とAFレンズ12の位置との関係を説明する図である。図3に示すグラフの横軸はAFレンズ12の位置を示し、縦軸はコイル19a、19bの通電量を示す。尚、本実施形態にてAFレンズ12の位置を専用のセンサで検出する必要はなく、駆動制御量に相当するコイル通電量とレンズ位置との関係が1対1に対応していることで、レンズ位置が特定される。
縦線で示す境界19cは、コイル19aと19bとの境界に相当し、圧縮コイルばね16a、16bで挟まれて釣り合っているAFレンズ12の中立位置を示す。この中立位置は、最も被写体がいる可能性の高いピント位置である。駆動部112がCPU111の指示に従ってコイル19a、19bを通電することによって、圧縮コイルばね16a、16bの付勢力に抗する駆動力が保持枠13に働く。これにより、AFレンズ12は中立位置19cを挟んで、図3の左側の矢印37aに示す方向または右側の矢印37bに示す方向に駆動される。
以下に、コイル19a、19bに与える駆動電流について説明する。保持枠13に加わる駆動力は、各コイルの駆動電流と比例する。また、AFレンズ12の位置変化量と、AFレンズ12の位置に応じて増加する圧縮コイルばね16a、16bのばね力とは比例する。従って、各コイルの駆動電流を制御することによって、AFレンズ12の位置を定めることができる。
保持枠13が、圧縮コイルばね16a、16bによって釣り合い状態にある時の磁石17とコイル19a、19bの位置関係を、図1(B)に示す。図1(B)に示すように、磁石17は中立位置にてコイル19aと19bの境界19cが磁石17の中央部に対応する位置関係で保持枠13に固定されている。従って、磁石17の各々の端部と境界19cとの距離は等しい。具体的には、磁石17の左端部と境界19cとの間の領域36aに関する光軸方向の長さと、磁石17の右端部と境界19cとの領域36bに関する光軸方向の長さが等しい。
図3に示す例では、領域36aと領域36bとを合わせた領域に相当する範囲、つまり、縦線で示す境界35aから境界35bまでの範囲が、磁石17のコイル19a、19bへの投影範囲である。すなわち、磁石17は、保持枠13が釣り合い状態にある場合、両コイルに跨がる状態にある。磁石17が2つのコイルを跨いでいる状態で、例えば一方のコイル19aのみに駆動電圧を印加してAFレンズ12を矢印37a方向に駆動する場合を想定する。この場合に駆動力が発生するのは、コイル19aに対向する磁石17における領域36aのみである。
図3中の直線32aのように、コイル19aの電流を増加させていくと、磁石17が矢印37a方向に移動するにつれて、コイル19aに対向する磁石17の領域が増加していく。コイル19aの通電によるだけでなく、磁石17の移動によっても駆動力が増加する。従って、コイル19aの通電量と駆動力とは比例関係にならなくなってしまう。これを防ぐために、CPU111は、図3のように、AFレンズ12を矢印37a方向に駆動する時に、コイル19bにもコイル19aと同じ電流を直線33bのように印加する。これにより、磁石17の領域36bにおいても駆動力が発生する。このように、CPU111が、常に磁石17の全領域で駆動力が発生するようにコイルの通電を制御することにより、コイル通電量とAFレンズ12の位置との比例関係が保たれる。
但し、磁石17の端が境界19cから抜けた時、すなわち、コイル19aに対応する範囲内に磁石17の全領域が入った場合には、コイル19bの通電は無駄になる。従って、その場合には、図3の線分34bに示すように、コイル19bの通電量を徐々に減らす制御が行われる。コイル19bの通電量を徐々に減らす理由は、急激に通電を切ることで連続性の無いAFレンズの挙動や好ましくない電気的ノイズ、音が発生するのを防ぐためである。
AFレンズ12を矢印37b方向に移動させる場合のコイルの通電は、AFレンズ12を矢印37a方向に移動させる場合のコイルの通電と同様である。すなわち、CPU111は、直線32bで示すようにコイル19bに駆動電圧を印加して、圧縮コイルばね16a、16bのばね力に対抗する駆動力を与える。そして、磁石17が境界19cにかかっている状態の時には、CPU111は、直線33aで示すようにコイル19aにも駆動で電圧を印加して駆動力不足を補う。磁石17の全領域がコイル19bに対応する範囲内に入った場合には、CPU111は、線分34aのように、コイル19aの通電量を徐々に減らす。
磁石17が境界19cを跨いでいる状態の時には、CPU111は、コイル19a、19bの双方に通電する必要がある。しかし、この状態において、圧縮コイルばね16a、16bのばね力は小さく、各々のコイル19a、19bの通電量は少なくて済むので大きな電力消費にはならない。そして、磁石17の全領域がコイル19a、19bのいずれかの領域に入った場合には、その領域における圧縮コイルばねの大きなばね力と対抗する電流を与える必要がある。しかし、通電するコイルは19a、19bのいずれか一方のみであるので、電力増加を抑えることができる。
上述の通電制御を行って、コイル19a、19bの通電量とAFレンズ12の位置との比例関係が保たれるようにした状態における、撮像装置の合焦動作について以下に説明する。
図4は、撮像装置の合焦動作例を説明する図である。図4に示すグラフの横軸は、AFレンズ12を光軸11に沿って駆動する際の経過時間である。縦軸は、AFレンズ12の位置である。直線42は、AFレンズ12の初期位置であって、圧縮コイルばね16a、16bでAFレンズ12が釣り合っている位置を示す。例えば、直線42は、被写体がカメラから2mの距離にある時に合焦させるAFレンズ位置である。直線43は、例えば被写体がカメラから5mの距離にある時に合焦させるAFレンズ位置である。
コイル19a、19bには、高周波の交番信号も重畳させており、これによりAFレンズ12は、図4に示すように、例えば30Hzで振動する。これは、ウォブリングと呼ばれる技術である。制御部111dは、この時の評価値算出部111bが算出した評価値の変化に基づいて、現在の被写体に対しAFレンズ12を合焦させるための駆動方向を判別する(波形41a)。制御部111dは、駆動方向を判別すると、判別された方向にAFレンズ12を移動させるようにコイル19a、19bに駆動電圧を印加する制御を行う(波形41b)。
評価値算出部111bの算出する評価値が増加している間、制御部111dは、この動作を継続するように駆動指示部111aに指示する。AFレンズ12が被写体に対して合焦位置を通過すると、制御部111dは、ウォブリング動作によって、合焦のための駆動方向が変化したと判断する。制御部111dが合焦のための駆動方向が変化したと判断した場合、駆動指示部111aは、コイル19a、19bに対して逆方向の通電を行い、AFレンズ12の位置を戻す(波形41c)。その後、制御部111dは、ウォブリング動作に応じた、評価値算出部111bが出力する評価値の変化に基づいて、AFレンズ12の駆動方向を切り替えるように駆動指示部111aに指示する。これにより、被写体に対して常に合焦するように駆動制御が行われる。
関連付け部111cは、位置算出部111eが算出するAFレンズ12の現在位置と評価値算出部111bが算出する評価値とを常に関連付けており、その結果を次の駆動に反映させる。具体的には、CPU111は、評価値に対するAFレンズ12の位置が一旦定まると、短い期間において次回に同じ評価値が得られた場合には、一旦関連付けられたAFレンズ位置にAFレンズ12を駆動する。これにより、CPU111は、合焦動作の修正を早期に実行する。
図5は、撮像装置の合焦動作の例を説明するフローチャートである。撮像装置は、例えば、録画が開始されたこと等をトリガとして、合焦動作を開始する。まず、CPU111が、コイル19a、19bに交番電流を流して、AFレンズ12のウォブリング動作を開始させる(S501)。次に、評価値算出部111bは、ウォブリング動作中のAFレンズ位置(AFレンズ12の光軸方向の異なる2か所の位置)において、撮像素子110が出力する像信号に基づいて評価値を算出する(S502)。
次に、制御部111dは、S502で求めた2か所の位置の評価値の大小に基づいて、順方向にAFレンズ12を駆動すると合焦位置に近くなるか否かを判断する(S503)。順方向とは、被写体側の方向である。CPU111が、順方向にAFレンズ12を駆動すると合焦位置に近くなると判断した場合は、S504に進む。そして、CPU111は、順方向にAFレンズ12を移動させる制御を行う(S504)。また、CPU111が、逆方向にAFレンズ12を駆動すると合焦位置に近くなると判断した場合は、S505に進む。そして、CPU111は、逆方向にAFレンズ12を移動させる制御を行う(S505)。逆方向とは、撮像素子側の方向である。
次に、CPU111が、録画停止等の合焦動作の停止指示が行われたか否かを判断する(S506)。合焦動作の停止指示が行われない場合は、S502に戻る。合焦動作の停止指示がなされた場合は、処理を終了する。
図1を用いて説明したように圧縮コイルばね16a、16bの付勢力があるため、AFレンズの位置はコイル19a、19bに流れる電流値と比例している。よって、その電流値を測定することでAFレンズ12の位置を検出できる。しかしながら、実際には撮像装置の姿勢は変化する場合があり、ユーザはカメラの撮影レンズを上に向けて撮影したり、逆に、下に向けて撮影したりすることもある。そのような場合、圧縮コイルばね16a、16bの付勢力ばかりでなく、AFレンズ12を重力に抗して駆動させる際の駆動力も必要になってくる。そのため、コイル19a、19bに流れる電流値の測定だけでは、AFレンズ12の正確な位置検出が難しくなる。本実施形態では、姿勢検出部113がカメラ姿勢、例えば上向きや下向きの状態を検出し、その向きに応じた重力の変化からAFレンズ12に加わる重力負荷を算出する。つまり、姿勢検出部113の検出結果と、駆動指示部111aから得られるコイル19a、19bの駆動量(電流値)に基づいて位置算出部111eはAFレンズ12の位置を算出する。
図6のグラフを参照して、位置算出処理を説明する。横軸はAFレンズ12の位置を示し、縦軸はコイル19a、19bの駆動電流、つまり駆動部112によりコイル19a、19bに流す電流の合計値を示す。
直線61は、圧縮コイルばね16a、16bの弾性力とそれに釣り合う為のコイル19a、19bの駆動力との関係を表している。直線61は、縦軸と横軸との交点を通る一次関数式で表され、つまり、駆動量とレンズ位置とが比例関係にある場合を例示する。これは、圧縮コイルばね16a、16bのばね力およびコイル19a、19bと磁石17の特性から求まる推力より予め得られる。ここで駆動指示部111aが指示する電圧値を、コイル19a、19bの合計抵抗値で除算することにより、コイル合計電流62が計算できる。この電流値と、図6の直線61との交点63により、AFレンズ12の位置64が算出される。
しかしながら、カメラ姿勢が変化した場合、例えば、ユーザが撮影レンズを上に向けた場合には、圧縮コイルばね16a、16bによる駆動負荷の他に、被駆動部(AFレンズ12等)の重量とその時の重力状態で求まる駆動負荷が加わる。カメラの姿勢が判明すれば、重力状態で求まる駆動負荷を推定できるので、姿勢検出部113の検出結果から重力による駆動負荷が求まる。この負荷と、圧縮コイルばね16a、16bの駆動負荷と合計から直線65が求められる。直線65は、撮像装置の姿勢変化に伴う重力状態が撮像光学系に影響を及ぼす場合を例示し、縦軸の切片が直線61と異なる一次関数式で表される。したがって、コイル合計電流62が求められると、それと直線65との交点66よりAFレンズ12の位置67が求まる。交点63の位置64からオフセット分を差し引いた位置が交点66の位置67として算出される。
尚、図6において、カメラを真上に向けた場合の最大姿勢差により直線61を補正した直線65を利用することにより、コイル19a、19bに流す最大電流が求められる。なぜならばAFレンズ12の駆動範囲は予め分かっており、その最大駆動端におけるコイル19a、19bに流れる電流値は直線65を逆算して求められるからである。そこで、前記最大電流をコイル19a、19bの制限値として設定しておけば、コイル19a、19bにそれ以上の電流が流れることはないので、安全なシステム設計となる。具体的には最大電流が0.2Aであり、コイル19a、19bの各コイル抵抗が20Ωの場合、駆動指示部111aが±4V以上の駆動電圧をコイル19a、19bに印加しない回路設計とする。
図7は、AFレンズ12の位置算出およびコイル19a、19bの通電制御について要点を説明するフローチャートである。以下の処理は、例えば録画開始時等のように、合焦動作を行う際に開始する。
S701で位置算出部111eは、駆動指示部111aの駆動指示情報、つまりコイル19a、19bの駆動量(合計)を読み込む。S702で位置算出部111eは、S701で取得した駆動量の合計を、その時点で稼働しているコイルの抵抗で除算することにより、コイル19a、19bに流す電流総量を算出する。具体的には、一方のコイル、例えば、コイル19aしか稼働させていない場合、当該コイルの抵抗値を用いる。また、コイル19a、19b共に稼働させている場合には、両者の抵抗値の総和を用いる。
S703で位置算出部111eは姿勢検出部113の検出情報(姿勢情報)を読み込む。S704で位置算出部111eは、図6の直線61を姿勢情報に基づいて直線65に補正する。直線61はコイル電流とレンズ位置の一次関数式で表され、そのY切片(縦軸との交点)を姿勢情報で補正する処理が実行される。S705では、補正した一次関数式を用いて位置算出部111eがAFレンズ12の位置を算出する。算出されたAFレンズ12の位置は撮影条件の制御に用いられるが、コイル19a、19bの駆動切り替えにも用いられる。コイル19a、19bの境界近傍に磁石17が位置する場合にはコイル19a、19bともに稼働され、それ以外の場合には磁石17とコイル19a、19bとの位置関係にしたがって、いずれかのコイルが選択されて稼働される。
S706で制御部111dは、S705で求めたAFレンズ12の位置に基づき、コイル19a、19bと磁石17の位置関係を把握し、磁石17がコイル19bに対向していない場合、S709に処理を進める。また、磁石17がコイル19bに対向している場合にはS707に処理を進める。
S707で制御部111dは、S705で求めたAFレンズ12の位置に基づき、コイル19a、19bと磁石17の位置関係を把握し、磁石17がコイル19aに対向していない場合、S710に処理を進める。また、磁石17がコイル19aに対向している場合にはS708に処理を進める。図7中の所定値とは判定用の閾値である。
S708では駆動指示部111aから駆動部112への駆動指示情報に従ってコイル19a、19bが共に駆動される。評価値算出部111bの出力に基づいてAFレンズ12が移動した後、S701に戻る。S709では、コイル19aのみが駆動され、評価値算出部111bの出力に基づいてAFレンズ12が移動した後、S701に戻る。S710ではコイル19bのみが駆動され、評価値算出部111bの出力に基づいてAFレンズ12が移動した後、S701に戻る。
本実施形態では、コイル19a、19bの駆動情報に応じて、AFレンズ12の位置を算出し、更にカメラの姿勢変化に対応したレンズ位置の補正を行うことで、駆動制御の精度を向上させている。得られたAFレンズ12の位置情報は、撮影条件制御やコイル19a、19bの駆動切り替えに反映される。
以上のように、本実施形態では、弾性部材により釣り合い支持された光学系の光学素子であるAFレンズ12が、駆動部112により光軸方向に沿って移動する。撮像素子110は、光学系を通過した光を光電変換して被写体の像信号を出力し、この像信号を用いて被写体像のコントラスト評価値が評価値算出部111bにより算出される。位置算出部111eは、駆動部112の駆動情報(駆動指示部111aから駆動部112への駆動指示情報)を取得し、AFレンズ12の位置情報を算出する。さらには、光学系の姿勢を検出する姿勢検出部113を備えており、位置算出部111eは駆動部112の駆動情報と姿勢情報(検出情報)を取得し、光学系の位置情報に係る補正処理を実行する。
本実施形態によれば、AFレンズに係る専用の位置検出手段を用いることなく、駆動情報から位置を算出することができる。
[第2実施形態]
次に、図8ないし図11を参照して本発明の第2実施形態を説明する。図8と図1との相違点は以下のとおりである。
・駆動部112の出力が直接、位置算出部111eに入力されること。
・コイル19a、19bの境界、および圧縮コイルばね16a、16bによるAFレンズ12の釣り合い位置が変更されていること。
尚、第2実施形態において第1実施形態と同様の部分については既に使用した符号を用いることにより、それらの詳細な説明を省略する。
前述したようにAFレンズ12の駆動負荷は、コイル19a、19bに流す電流により検出できる。第1実施形態ではコイル19a、19bに流す電流値については、駆動指示部111aが出力する電圧を位置算出部111eが読み込み、AFレンズ12の位置に応じてコイル19a、19bまたはそれら両方の抵抗値で除算することで算出される。これに対し、第2実施形態では、駆動部112が発生する駆動電圧を位置算出部111eが読み込み、AFレンズ12の位置に応じてコイル19a、19bまたはそれら両方の抵抗値で除算することで各コイルの電流値が算出される。
図9に示すように駆動部112を構成し、共通の固定抵抗91の両端に発生する電圧96によりコイル19a、19bに流れる電流総和値を求めることができる。その結果から、AFレンズ12の位置を算出できる。尚、図9において4つで一組のトランジスタTr1ないし4はHブリッジ回路をそれぞれ構成し、コイル19aと19bをそれぞれ駆動する。各トランジスタのゲート92a、92b、93a、93b、94a、94b、95a、95bには、駆動指示部111aからの制御信号が入力される。高段側の各トランジスタTr1およびTr3は電源端子(Vbat)に接続され、低段側の各トランジスタTr2およびTr4は固定抵抗91を介して接地(GND)されている。
図8において、圧縮コイルばね16aと16bの間で挟持されるAFレンズ12は、その釣り合い位置19cが、駆動範囲の中心ではなく、偏った位置に設定されている。図8の例では、カメラのズーム光学系のワイド(広角)位置におけるピント至近端に、釣り合い位置19cが設定されている。図8に示す釣り合い位置19cより、矢印37b側に示す範囲は、カメラのズーム光学系のワイド位置におけるピント調整範囲である。よって、ワイド状態においてはコイル19bのみ駆動すればピント調整可能になる。
一方、ズーム光学系のテレ(望遠)位置においてAFレンズ12を全域で駆動させるためには、コイル19a、19bの両方とも駆動が必要である。本実施形態では、第1実施形態のようにAFレンズ12の位置を算出して各コイルの駆動を切り替えるのではなく、コイルの負荷に応じて各コイルの駆動切り替えが行われる。
図10を参照して、コイルの駆動切り替え処理を説明する。図10は、コイル19a、19bの負荷に応じた切り替えを主として説明するフローチャートである。以下の処理は、例えば録画開始操作等のように、合焦動作の開始信号をトリガとして開始する。
S1001で制御部111dは、カメラのズーム光学系の状態がワイドであるか否かを判定する。判定の結果、ワイドの場合にはS1006に進み、そうでない場合にはS1002に進む。S1002で駆動指示部111aは、コイル19a、19bへの印加電圧の状態を判定する。その結果、印加電圧が正(AFレンズ12を、無限遠側にピントが合う方向に移動させるときの電圧方向)であって、且つ印加電圧の絶対値が所定値以上である場合にはS1005に処理を進める。この条件を満たさない場合にはS1003に処理を進める。所定値とは判定用の閾値電圧(例えば2.5V)であり、予め設定されている。
S1003で駆動指示部111aは、コイル19a、19bの駆動電圧の状態を判定する。その結果、印加電圧が負(AFレンズ12を、至近側にピントが合う方向に移動させるときの電圧方向)であって、且つ印加電圧の絶対値が判定用の所定値(例えば2.5V)以上である場合にはS1006に進む。この条件を満たさない場合には、S1004に進む。
S1004では、駆動部112によりコイル19a、19bがともに通電され、S1001に処理を戻す。また、S1005では、駆動部112によりコイル19aのみが通電され、S1001に処理を戻す。S1006では、駆動部112によりコイル19bのみが通電され、S1001に処理を戻す。
この様にコイル19a、19bに与える駆動電圧を判別することにより、稼働させるコイルを簡単に決定できる。また、使用頻度の高いワイド状態の時には、コイル19bのみが使用されるので、コイル19aの抵抗成分により無駄に電力を消費することは無くなる。
第2実施形態では、コイル19a、19bの負荷を直接求めてAFレンズ12の位置を算出する。得られたAFレンズ12の位置は、撮影条件制御やコイル19a、19bの切り替え処理に反映される。
図11は、コイル19a、19bの切り替えを更に簡略化させた例を説明するフローチャートである。S1001でズーム光学系の状態がワイドと判定された場合、S1006へ処理を進め、コイル19bのみ通電される。その他のズーム状態では、S1004へ処理を進め、コイル19a、19b共に通電される。この処理により、簡単な構成でコイル19a、19bの切り替えが可能となり、使用頻度の高いワイド状態にて電力消費の少ないシステムを構築できる。
本実施形態では、駆動部112の駆動情報として、コイル19a、19bの駆動電圧や、固定抵抗91の両端の電圧を検出することで各コイルに流れる電流を算出する。これにより、専用の位置検出手段を設けなくても、AFレンズ12の位置を算出できる。
12:AFレンズ
16a、16b:圧縮コイルばね
17:永久磁石
19a、19b:コイル
110:撮像素子
111a:駆動指示部
111b:評価値算出部
111c:関連付け部
111d:制御部
111e:位置算出部
112:駆動部
113:姿勢検出部

Claims (9)

  1. 弾性部材によって駆動範囲内にて釣り合い支持された光学部材を含む光学系を備える撮像装置であって、
    前記光学系の光軸に沿って前記光学部材を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、
    前記光学系を通過した光を光電変換して被写体の像信号を出力する撮像手段と、
    前記撮像手段が出力した像信号を用いて被写体像のコントラスト評価値を算出する評価値算出手段と、
    前記駆動手段の駆動情報から前記光学部材の位置を算出する位置算出手段を備え、
    前記駆動制御手段は、前記評価値算出手段が算出する前記コントラスト評価値および前記位置算出手段が算出する前記光学部材の位置を取得して合焦位置を判定し、前記光学部材の駆動方向を切り替えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記光学系の姿勢を検出する姿勢検出手段を備え、
    前記位置算出手段は、前記駆動手段の駆動情報および前記姿勢検出手段の姿勢情報を取得して前記光学部材の位置を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記位置算出手段は、前記姿勢情報を用いて、前記駆動情報と前記光学部材の位置との関係を補正して前記光学部材の位置を算出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記駆動制御手段が出力する前記光学部材の駆動情報と前記コントラスト評価値とを対応付けて記憶手段に記憶する対応付け手段を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記駆動手段は、複数のコイル、および磁石を有し、
    前記駆動制御手段は、前記位置算出手段が算出する前記光学部材の位置に従って、前記光学部材を駆動するコイルを選択する制御を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記光学部材は、前記弾性部材による釣り合いの位置が駆動範囲の中心に設定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記位置算出手段は、前記コイルの駆動電圧を前記駆動手段から取得し、前記光学部材を駆動するコイルの抵抗値で除算することで当該コイルの電流値を算出し、算出した電流値と一次関数の関係をもつ前記光学部材の位置を算出することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 前記光学部材は、前記弾性部材による釣り合いの位置が駆動範囲にて偏った位置に設定され、
    前記光学系の広角の状態で選択される前記コイルの数が、前記光学系の望遠の状態で選択される前記コイルの数よりも少ないことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 弾性部材によって駆動範囲内にて釣り合い支持された光学部材を含む光学系と、駆動手段を制御して前記光学部材を前記光学系の光軸に沿って駆動させる駆動制御手段とを備える撮像装置にて実行される制御方法であって、
    前記撮像装置が備える撮像手段が、前記光学系を通過した光を光電変換して被写体の像信号を出力するステップと、
    前記駆動制御手段が、前記撮像手段の出力した像信号を用いて被写体像のコントラスト評価値を算出するステップと、
    前記駆動手段の駆動情報から前記光学部材の位置を算出するステップと、
    前記駆動制御手段により、前記コントラスト評価値および前記光学部材の位置を取得して合焦位置を判定し、前記光学部材の駆動方向を切り替えるステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016090845A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 キヤノン株式会社 撮像装置

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