JP2014202990A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】SDギャップ変動に起因する濃度ムラを抑制した画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置300は、像担持体が1回転する間に、検出された電流値を一定間隔でサンプリングする動作を、検出を開始するタイミングを変えて複数回実行して、複数回の各々の回ごとサンプリングされた電流値をし、記憶された電流値のうち、各々の回ごとにサンプリングされた電流値を補間することで、1回転する間の補間電流値を各々の回ごとに算出し、各々の回ごとに算出された1回転する間の補間電流値から、同位相での補間電流値の平均値を用いて、印加される現像バイアス電圧を補正するために作成された補正テーブルを用いて補正された現像バイアス電圧を用いて画像を形成する。
【選択図】図14

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、電子写真技術を利用した複写機やプリンタの現像方式として、磁性体(現像マグネット)を内蔵した、通常現像スリーブとされる現像剤担持体に、直流電圧成分にサイン波、矩形波、または三角波等の交流電圧成分を重畳した現像バイアス電圧を印加する方式が採用されている。直流電圧成分は主に現像画像の濃度に寄与し、交流電圧成分は主に現像画像のコントラストに寄与している。
この現像方式においては、像担持体や現像剤担持体、または両者間の間隙(SDギャップ)を保持するスペーサローラの偏心により、像担持体及び現像剤担持体間のSDギャップが周期的に変動してしまう場合がある。
この場合、像担持体と現像剤担持体との電界強度が周期的に変化し、その結果現像画像の濃度が変化してしまう。
こうした問題を解決するため、現像バイアスの交流成分の電流を検出し、その検出値に従い直流成分の電圧を逐次変動させることで、SDギャップ変動に起因する濃度ムラや変動を低減させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、検出した現像バイアス交流電圧の電流成分をFFT解析して、感光体ドラムや現像スリーブの偏心起因の周波数成分を抽出し、抽出した周波数成分を打ち消す逆相の成分を演算し、画像形成時にドラム周期に同期して所定位相をずらしたタイミングで編心起因の周波数成分を打ち消す逆相成分の出力を現像バイアスへ重畳させることでSDギャップ変動に起因する濃度ムラといった画像不良を低減させる技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−54487号公報 特開2008−287075号公報
しかしながら、特許文献1記載の画像形成装置では、画像濃度変動の要因であるSDギャップ変動を現像バイアスのAC電流で検出し、画像濃度を変化させる現像バイアスのDC電圧を逐次補正するため画像濃度変動は補正できるが、現像バイアスのAC電流とDC電圧は直接の相関性はなく、この場合のフィードバック制御はループを成していない。
言い換えればフィードバックループが電気的に閉じていないため、補正量を大きくすると制御が発振する可能性が高くなる。逆に補正量を小さくすると十分に補正効果が得られない可能性が高くなる。
また検出した交流電圧の電流成分の変動を逐次直流電圧で補正しているが、交流電圧の電流成分は感光ドラムや現像スリーブの偏芯だけではなく様々な要因の変動を反映しているため、不要な変動までも補正しようと直流電圧を変動させてしまうことになり、制御が不安定となる要因になりえる。
また、特許文献2記載の画像形成装置のように、現像バイアス交流電圧の電流成分をFFT解析して、感光体ドラムや現像スリーブの偏心起因の周波数成分を抽出するには複雑なFFT解析回路が必要となるためコストアップ要因となるという課題がある。
本発明の目的は、SDギャップ変動に起因する濃度ムラを抑制した画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体に対向して配置され前記像担持体に担持された静電潜像を現像する現像剤を担持する現像剤担持体と、前記像担持体と前記現像剤担持体との間に現像電界を形成するための現像バイアス電圧を前記現像剤担持体に印加する印加手段と、前記像担持体と前記現像剤担持体とが回転中に、前記像担持体と前記現像剤担持体との間の静電容量に比例する電流値を検出する電流値検出手段と、前記像担持体の回転位相を検出する位相検出手段と、前記像担持体が1回転する間に、前記位相検出手段により検出された回転位相に同期して、前記電流値検出手段により検出された電流値を一定間隔でサンプリングする動作を、検出を開始するタイミングを変えて複数回実行して、前記複数回の各々の回ごとサンプリングされた電流値を記憶部に記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された電流値のうち、各々の回ごとにサンプリングされた電流値を補間することで、1回転する間の補間電流値を各々の回ごとに算出する補間電流値算出手段と、前記補間電流値算出手段により、各々の回ごとに算出された1回転する間の補間電流値から、同位相での補間電流値の平均値を算出する平均値算出手段と、前記平均値算出手段により算出された平均値を用いて、前記印加手段により印加される現像バイアス電圧を補正するための補正テーブルを作成する作成手段と、前記作成手段により作成された補正テーブルを用いて補正された前記現像バイアス電圧を用いて画像を形成する画像形成手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、像担持体の周期の変動のみを抽出して、抽出した変動量に応じた補正値を現像バイアス電圧へフィードバックさせるので、SDギャップ変動に起因する濃度ムラを抑制した画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を含む画像形成システムの概略構成を示す図である。 図1における作像部の概略構成を示す図である。 図1における画像形成装置の現像高圧基板及び制御基板の概略構成を示す図である。 現像ACバイアス電圧と現像DCバイアス電圧とを重畳した現像バイアス電圧の波形を示す図である。 図2における現像スリーブに現像バイアスが印加されたときのAC電流検出回路の出力波形を示した図である。 図2における感光ドラムの電位と現像DCバイアス電圧Vdcとの関係を示す図である。 現像バイアスAC電流変動波形と、そのFFT解析結果を示す図である。 図8(A)は、通常プリント時には回転している現像スリーブの回転を停止した状態のAC電流波形とドラムホームポジションの信号を示す図であり、(B)は、感光ドラムの回転を停止した状態のAC電流波形とドラムホームポジションの信号を示す図である。 図3におけるAC電流検出回路が検出した現像バイアスのAC電流波形、感光ドラムのホームポジションとの位相関係、及び現像バイアスAC電流の検出タイミングを説明する図である。 図9で示した3種類のサンプリングデータを結んだ現像バイアスAC電流の変動曲線を示す図である。 ホームポジション基準と同期をとった変動曲線を示す図である。 図11に示したホームポジション基準と同期をとった各変動曲線をまとめて示した図である。 図13(A)は、変動曲線を平均して求めた現像バイアスAC電流波形例を示す図であり、(B)は、図13(A)に示される現像バイアスAC電流波形を補正した現像DCバイアス電圧の波形を示す図であり、(C)は、補正する前の現像DCバイアス電圧の波形を示す図である。 図3におけるCPUにより実行される印刷処理の手順を示すフローチャートである。 図14におけるステップS106のプロファイル取得処理の手順を示すフローチャートである。 画像濃度10%の全面ハーフトーンの画像を出力した際の画像の明度をホームポジションセンサHPに同期して副走査方向に測定した値をプロットしたものであり、画像濃度のムラを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置300を含む画像形成システム100の概略構成を示す図である。
図1において、画像形成システム100は、シート給送装置301、画像形成装置300、操作部302、リーダスキャナ303、及び後処理装置304により構成される。
画像形成システム100は、ユーザにより操作部302または不図示の外部ホストPCにて設定されたシート処理設定と、リーダスキャナ303または外部ホストPCより送られる画像情報に基づき、シートの給紙搬送、画像形成、後処理を実施し、印刷物を出力する。この画像形成装置における一連の処理を以下に説明する。また、以下の説明では、画像を形成することを単に印刷する、と表現することがある。
シート給送装置301は、2段の給紙部311、312より構成されており、各給紙部に構成される複数枚のシートを積載する収納庫11、372にシート束を格納し、ここから随時シート給紙を行う。
シート給送装置301の天面には、重送紙を排出するエスケープトレイ101が備えられている。満載検知102は、エスケープトレイ101への排出紙の満載を検知するために設けられている。
給紙動作は各給紙部に設けられた吸着搬送部361、362により行われる。本実施の形態では、エア給紙制御のため吸着搬送部361,362には不図示ファンが複数配置されている。
給紙動作時には収納庫11、372内のシートに対して、搬送方向上流から、シート間に空気を送り込むようにファンが制御される。シートが捌かれると無端ベルト内部に配置されたシート吸引用のファンにより無端ベルトに吸い付けられて給紙搬送される。
搬送後のシートは給紙部311であれば、上部搬送部317にて継続して搬送される。下給紙部312であれば、下部搬送部318にて継続して搬送され、上部搬送部317と合流する合流搬送部319にそれぞれ継続して搬送可能に構成されている。
各搬送部には図示していないが、それぞれ搬送用のステッピングモータを有している。それらモータを搬送制御部が制御し、各搬送部に設けられたステッピングモータの駆動は機械的に伝達され各部の搬送ローラを回転させることでシート搬送を行っている。
また合流搬送部319には、搬送路を挟んで対向して発信素子308及び受光素子310が配置され、これらで重送検知センサを構成する。
シート給送装置301は、画像形成装置300からのシート要求情報に従い、各収納庫のシートを順次給紙搬送する。シート給送装置301は、画像形成装置300との受渡し部にある搬送センサ350までシートを搬送し、シート給送装置301から画像形成装置へ受渡し準備完了を通知する。
画像形成装置300は、シート給送装置301からの準備完了を受け、受渡し要求を通知する。シート給送装置301は、受渡し要求の通知ごとに、順次画像形成装置へシートを1枚ずつ搬送する。
シート給送装置301から繰り出されたシート先端が、画像形成装置300の最上流の搬送ローラニップに到達した時点で、画像形成装置300の搬送ローラにより引き抜かれて排出される。
シート給送装置301は、画像形成装置300により要求されたシート枚数の搬送を行った時点で給紙動作を終了する。そして、シートを画像形成装置300により引抜き排出後に動作を終了し、スタンバイ状態となる。
画像形成装置300は、前述のシート給送装置301に対して、受渡し要求を通知すると共に、1枚ずつシートをシート給送装置301より引き抜き、順次画像形成を行う。
ユーザにより画像形成装置に対して動作設定を行うための操作部302と、原稿画像を読み取るためのリーダスキャナ303が画像形成装置300の上部に配置されている。
画像形成装置300に接続されているシート給送装置301からシートを受けとった後、各搬送部を制御しシート搬送を行う。フラッパー353は、発信素子308及び受光素子310にてシートの重送を検知した場合はエスケープトレイ101へ、シートが重送していなかった場合は作像部307へと搬送路を選択する。
シートが重送していた場合は、エスケープトレイ101へシートは排紙される。シートが重送していなかった場合は、画像基準センサ305でのシート検知を起点として、作像部307にて受信した画像データに基づく画像形成動作を行う。
本実施の形態ではエスケープトレイ101へシートを排出するエスケープ搬送部333を画像形成装置300に持ったが、シート給送装置301に持ってもよい。
続いてレーザースキャナー7の半導体レーザの点灯、光量制御が実施されると共に、不図示ポリゴンミラーを回転制御するスキャナモータが制御され、画像データに基づいたレーザ光により、像担持体である感光ドラム1に潜像画像が形成される。
トナーボトル351からトナーが給送される現像器3が感光ドラム1の潜像画像にトナーを現像し、現像されたトナー画像が中間転写ベルト8へ感光ドラム1により1次転写される。
中間転写ベルト8に転写されたトナー画像はシートに2次転写されることでシートにトナー画像が形成される。2次転写後のシートは定着部13に搬送され、定着部13は熱と圧力とをシートに加え、トナーを溶融しシートに定着させる。
定着後のシートは、裏面を継続して印字するか、シートの表裏反転が必要な場合は反転搬送部309へ搬送され、印刷終了であれば下流の排紙装置へ継続搬送される。
後処理装置304は、画像形成装置300の下流側に接続され、画像形成後のシートに対して、操作部302にてユーザにより設定された、折り、ステイプル、及び穴あけなど所望の後処理を実施し、排紙トレイ360へ順次印刷物を出力する。
図2は、図1における作像部307の概略構成を示す図である。
図2において画像形成装置300は、感光ドラム1の周囲に、1次帯電器2、現像器3、1次転写ローラ4、クリーニング部5、前露光部6を配置した構造を有する。
現像器3は、感光ドラム1に対向して配置され感光ドラム1に担持された静電潜像を現像する現像剤を担持する現像剤担持体である現像スリーブ3aを備えている。
感光ドラム1の回転中心と現像スリーブ3aの回転中心とは、装置筐体及びスペーサによって固定されており、所定の距離を確保している。
回転する感光ドラム1に、レーザースキャナー7によって形成された静電潜像は、現像器3によってトナー像が現像される。感光ドラム1はドラムモータM1によって回転駆動され、ドラムホームポジションセンサHPが感光ドラム1の回転を検出する。
ドラムホームポジションセンサHPは、感光ドラム1の回転位相を検出する位相検出手段に対応し、感光ドラム1が1周するごとに検出信号を発生し、ドラムの回転位相を検出することができる。なお、ドラムホームポジションとは、感光ドラム1のホームポジションである。
現像器3の現像スリーブ3aは現像スリーブモータM3によって回転駆動される。現像されたトナー像は1次転写ローラ4で中間転写ベルト8に転写され、2次転写部9に送られる。
中間転写ベルト8はITBモータM8によって駆動される。2次転写部9は中間転写ベルト8のトナー像Tを搬送されたシートSに転写する。クリーナーモータM5はクリーナを駆動する。
図3は、図1における画像形成装置300の現像高圧基板200及び制御基板205の概略構成を示す図である。
図3において、画像形成装置300には、現像高圧基板200、制御基板205が装備されている。
現像高圧基板200には、AC高圧駆動回路201、ACトランス202、DC高圧回路203、AC電流検出回路204、リップル成分増幅回路209、コンデンサC1、コンデンサC2、及び出力抵抗Rが実装されている。
AC高圧駆動回路201及びDC高圧回路203は、感光ドラム1と現像スリーブ3aとの間に現像電界を形成するための現像バイアス電圧を現像スリーブ3aに印加する印加手段に対応する。
制御基板205には、A/D変換回路206、D/A変換回路207、及びCPU208が実装されている。
現像高圧基板200において、AC高圧駆動回路201は、現像ACバイアス電圧を生成し、DC高圧回路203が生成した現像DCバイアス電圧を重畳して、現像スリーブ3aに供給する。なお、図中のα、βについては後述する。
図4は、現像ACバイアス電圧と現像DCバイアス電圧とを重畳した現像バイアス電圧の波形を示す図である。
図4に示されるように、本実施の形態の画像形成装置300では、現像バイアス電圧は周波数2.7kHz、振幅1500Vの矩形波である現像ACバイアス電圧に300Vの現像DCバイアス電圧(Vdc)を重畳している。このように、交流電圧と直流電圧とを重畳した現像バイアス電圧を印加される。
現像スリーブ3aと感光ドラム1が形成するSDギャップは、電気的な等価回路としては静電容量であり、図3ではSD間容量CLとして表している。本実施の形態における画像形成装置300ではSD間容量CLは、概ね250pF程度である。
ACトランス202から現像スリーブ3aを介して感光ドラム1に流れる現像バイアスのAC電流成分は、AC電流検出回路204によって検出される。このように、AC電流検出回路204は、AC高圧駆動回路201及びDC高圧回路203により印加された現像バイアス電圧によって流れる交流成分の電流値を検出する。このAC電流検出回路204は、感光ドラム1と現像スリーブ3aとの間の静電容量に比例する電流値を検出する電流値検出手段に対応する。
図5は、図2における現像スリーブ3aに現像バイアスが印加されたときのAC電流検出回路204の出力波形を示した図である。
現像バイアス駆動信号がオンされると、現像スリーブ3aに現像バイアスが印加され、SD間容量CLにAC電流が流れる。この電流はAC電流検出回路204から出力(図3のαポイント)され、リップル成分増幅回路209によりリップル成分だけが増幅されて出力(図3のβポイント)される。また、同図に示されるように、リップル成分の周期は、感光ドラム1の回転周期である1.95Hzとなっている。
リップル成分増幅回路209では、A/D変換回路206の許容入力電圧範囲に合わせて、所定電圧以上または所定電圧以下の電圧をクランプしてA/D変換回路206に出力している。
SDギャップが変動すると、SDギャップによって形成される静電容量CLが変動するため、現像バイアスAC電流の変動として検出できる。
図6は、図2における感光ドラム1の電位と現像DCバイアス電圧Vdcとの関係を示す図である。
本実施の形態に係る画像形成装置300では、トナーは負に帯電するため感光ドラム1の電位が高い側でより多くのトナーが現像される。Vdが感光ドラム1の帯電電位(暗部電位)、Vdcが現像DCバイアス電圧、Vlが露光部の電位(明部電位)を表している。VdとVdcの差であるVcontが大きいほど現像性は上がることになる。
一方SDギャップが広がると現像性は下がる。このとき、SD間静電容量CLは小さくなり、検出される現像バイアスAC電流は減少するため、Vdcを下げることでVcontを確保して現像性を高めれば良い。
逆にSDギャップが狭くなると現像性は上がる。この時SD間静電容量CLは大きくなり、現像バイアスAC電流は増加するため、Vdcを上げてVcontを小さくして現像性を落とせば良い。
制御基板205において、A/D変換回路206は、AC電流検出回路204から出力されるAC電流検出信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、CPU208に伝達する。
図7は、現像バイアスAC電流変動波形と、そのFFT解析結果を示す図である。
図7(A)は、通常印刷時など感光ドラム1、現像スリーブ3a、及び中間転写ベルト8など作像系の駆動部がすべて回転している場合の現像バイアスAC電流波形とドラムホームポジションの信号を示す図である。
図7(A)に示されるグラフは、横軸が時間軸で縦軸が現像バイアスAC電流検出値を示している。同図には、感光ドラム1の回転周期で現像バイアスAC電流が変動していることが示されている。
図7(B)は、現像バイアスAC電流波形をFFT解析した結果を示す図である。
本実施の形態に係る画像形成装置300における感光ドラム1の回転周期は1.95Hzであり、これを基本周期として2倍の3.91Hz、3倍の5.86Hz、4倍の7.81Hzが強く検出されていることが示されている。
このドラム周期以外で検出されている5.33Hzが現像スリーブ3aの回転周期であり、7.03Hz、及び7.88Hzは現像スリーブ3aの不図示の駆動系の回転周期である。これらは感光ドラム1の回転周期起因の変動に比較して1/3以下であることが確かめられた。
図8(A)は、通常プリント時には回転している現像スリーブ3aの回転を停止した状態の現像バイアスAC電流波形とドラムホームポジションの信号を示す図である。
現像スリーブ3aに起因する周波数成分がないため、ほとんどが感光ドラム1の周期の変動のみであり、感光ドラム1の周期で同じ波形が繰り返されている。
ここで、現像バイアスAC電流の変動要因の中では、感光ドラム1の回転周期に起因するものがほとんどであることがわかる。現像スリーブ3aによる変動が除かれているため、変動の振幅は図7(A)と比較して、おおむね1〜2割程度減少している。
図8(B)は、感光ドラム1の回転を停止した状態の現像バイアスAC電流波形とドラムホームポジションの信号を示す図である。
図7(B)のパワースペクトルからもわかるように、図8(B)では、現像バイアスAC電流変動の大部分は感光ドラム起因であったことより、変動の振幅は通常時の1/4程度に収まっている。また当然ながら感光ドラム1の回転周期とは関係なく、これらの周波数成分を感光ドラム1の周期で補正することはできないことがわかる。
図9は、図3におけるAC電流検出回路204が検出した現像バイアスのAC電流波形、感光ドラム1のホームポジションとの位相関係、及び現像バイアスAC電流の検出タイミングを説明する図である。横軸は時間軸であり縦軸は現像バイアスAC電流値を示している。
図9において、実線で示した波形が実際の感光ドラム1の回転周期Tに起因する現像バイアスAC電流の変動を示している。一方、破線で示した波形は、感光ドラム1の回転周期変動の12倍の周波数変動が乗った波形である。
図9(A)は、感光ドラム1のホームポジションを検出してからT/36後に、T/12周期で繰り返すタイミングで取得したサンプリングデータを結んだ現像バイアスAC電流の変動を示す図である。
図9(A)において、サンプリングデータは丸印で示されており、現像バイアスAC電流の変動は、実際の感光ドラム1の回転周期変動に起因した現像バイアスAC電流の変動に対し上側にオフセットした変動となっている。
図9(B)は、感光ドラム1のホームポジションを検出してから2T/36後に、T/12周期で繰り返すタイミングで取得したサンプリングデータを結んだ現像バイアスAC電流の変動を示す図である。
図9(B)において、サンプリングデータは四角印で示されており、現像バイアスAC電流の変動は、実際の感光ドラム1の回転周期変動に起因した現像バイアスAC電流の変動に対し下側にオフセットした変動となっている。
図9(C)は、感光ドラム1のホームポジションを検出してから3T/36後に、T/12周期で繰り返すタイミングで取得したサンプリングデータを結んだ現像バイアスAC電流の変動を示す図である。
図9(C)において、サンプリングデータは三角印で示されており、現像バイアスAC電流の変動は、実際の感光ドラム1の回転周期変動に起因した現像バイアスAC電流の変動とほとんど差のない変動となっている。
つまり、感光ドラム1の回転周期の整数倍の周波数変動が乗った場合、複数回転に渡ってサンプリングを実施しても感光ドラム1の回転周期の常に同じ位置に整数倍の周波数変動のピークが来る場合があり、そのようなノイズを取り除けないことがわかる。
そこで本実施の形態では、まず感光ドラム1の回転毎に、検出するタイミングを変えてサンプリングポイントを変更し、複数回転分の現像バイアスAC電流のサンプリングを実施する。このように、本実施の形態では、AC電流検出回路204により検出された電流値を一定間隔でサンプリングする動作を、検出を開始するタイミングを変えて複数回実行する。
図10は、図9で示した3種類のサンプリングデータを補間するために直線で結んだ現像バイアスAC電流の変動曲線を示す図である。
図10(A)は、感光ドラム1のホームポジションを検出してからT/36後に、T/12周期で繰り返すタイミングで取得したサンプリングデータを結んだ現像バイアスAC電流の変動を示す図である。
図10(B)は、感光ドラム1のホームポジションを検出してから2T/36後に、T/12周期で繰り返すタイミングで取得したサンプリングデータを結んだ現像バイアスAC電流の変動を示す図である。
図10(C)は、感光ドラム1のホームポジションを検出してから3T/36後に、T/12周期で繰り返すタイミングで取得したサンプリングデータを結んだ現像バイアスAC電流の変動を示す図である。
AC電流のサンプリングはドラム1周期分の時間に渡って行われる。続いて、図10に示されるような、1回転毎に取得したサンプリングデータを結んだ変動曲線を算出し、各変動曲線をそれぞれ感光ドラム1のホームポジション基準と同期をとる。
図11は、ホームポジション基準と同期をとった変動曲線を示す図である。
図11(A)は、図10(A)で示したAC電流検出値を結んだ変動曲線において、感光ドラム1のホームポジションからサンプリング開始するまでのディレイ分(T/36)を、次のホームポジションを検出してからのディレイ分(T/36)を用いて感光ドラム1のホームポジション基準と同期をとったAC電流検出値の変動曲線を示す図である。
図11(B)は、図10(B)で示したAC電流検出値を結んだ変動曲線において、感光ドラム1のホームポジションからサンプリング開始するまでのディレイ分(2T/36)を、次のホームポジションを検出してからのディレイ分(2T/36)を用いて感光ドラム1のホームポジション基準と同期をとったAC電流検出値の変動曲線を示す図である。
図11(C)は、図10(C)で示したAC電流検出値を結んだ変動曲線において、感光ドラム1のホームポジションからサンプリング開始するまでのディレイ分(3T/36)を、次のホームポジションを検出してからのディレイ分(3T/36)を用いて感光ドラム1のホームポジション基準と同期をとったAC電流検出値の変動曲線を示す図である。
図12は、図11に示したホームポジション基準と同期をとった各変動曲線をまとめて示した図である。
図12に示されるように、変動曲線を感光ドラム1の位相毎に平均化する。こうして変動曲線を同位相で平均化することで感光ドラム1の回転周期Tに起因する現像バイアスAC電流の平均値Isns_avgが算出される。
以上の手法を用いることで、感光ドラム1の回転周期Tに起因する現像バイアスAC電流の平均値Isns_avgは、感光ドラム1の回転周期の整数倍の周波数変動だけでなく、その他のランダムな周波数変動も取り除いたものとなる。
サンプリングタイミングを変更することなく、単純にサンプリング数を増加させても感光ドラム1の回転周期の整数倍の周波数変動のピークが重なってしまい、感光ドラム1の回転周期の整数倍の周波数変動を取り除くことはできない。
本実施の形態では、3通りのサンプリングタイミングを用いているが、サンプリングタイミングをより多くとったほうが感光ドラム1の回転周期Tに起因する現像バイアスAC電流の変動曲線の検出精度が上がることは言うまでもない。
こうして算出した現像バイアスAC電流の平均値Isns_avgより、同じくドラムホームポジションセンサHPに同期して現像DCバイアスの出力制御信号の補正テーブルを作成する。補正した現像DCバイアスの値Vdcは、次式で表される。
Vdc=Vdc_ref−α・Isns_avg
ここで、各項は以下のとおりである。
Vdc_ref:通常の濃度制御で算出される現像DCバイアス電圧
α:予め定められた係数
図13(A)は、変動曲線を平均して求めた現像バイアスAC電流波形例を示す図である。
図13(B)は、図13(A)に示される現像バイアスAC電流波形を補正した現像DCバイアス電圧の波形を示す図である。
図13(C)は、補正する前の現像DCバイアス電圧の波形(Vdc_ref)を示す図である。なお、ここでは一例としてVdc_refを400Vとしている。
図13(A)(B)に示されるように、現像バイアスAC電流の変動と逆位相に現像DCバイアス電圧をドラム回転位相に同期して補正するようになっている。
図14は、図3におけるCPU208により実行される印刷処理の手順を示すフローチャートである。
図14において、電源が投入されると、各駆動部、各種作像系の初期調整が実施され((ステップS101)、スタンバイ状態となる(ステップS102)。
印刷が開始されると(ステップS103でYES)、ドラムモータM1、ITBモータM8、クリーナーモータM5、現像スリーブモータM3をそれぞれオンにする(ステップS104)。
次いで、感光ドラム1、中間転写ベルト8、クリーニング部5、現像スリーブ3aをそれぞれ回転駆動し、1次帯電器2、前露光部6、レーザースキャナー7など各種作像系を動作させ(ステップS105)、後述するSDギャップ変動のプロファイル取得処理を行う(ステップS106)。このプロファイル取得処理では、現像DCバイアス電圧の補正テーブルが取得される。
そして、現像バイアスをオンにして(ステップS107)、現像スリーブ3aと感光ドラム1間に現像バイアスを印加する。このとき現像バイアスのDC分は、現像DCバイアス電圧の補正テーブルに従い、ドラムホームポジションセンサHPの検出信号に同期して出力される。
続いて作像動作を開始し(ステップS108)、それと同期してシートを搬送し(ステップS109)、転写部にてトナー像をシートに転写する(ステップS110)。次いで、定着部13にてシートへトナー像を定着し(ステップS111)、シートを機外へ排紙する(ステップS112)。上記ステップS108は、作成された補正テーブルを用いて補正された現像バイアス電圧を用いて画像を形成する画像形成手段に対応する。
次いで、印刷が終了か否か判別する(ステップS113)。ステップS113の判別の結果、印刷が終了していない場合は(ステップS113でNO)、上記ステップS109に戻る。
一方、ステップS113の判別の結果、印刷が終了した場合は(ステップS113でYES)、1次帯電器2、前露光部6、レーザースキャナー7など各種作像系を停止させる(ステップS114)。
そして、ドラムモータM1、ITBモータM8、クリーナーモータM5、現像スリーブモータM3をそれぞれオフにして(ステップS115)、ステップS102のスタンバイ状態に戻る。
図15は、図14におけるステップS106のプロファイル取得処理の手順を示すフローチャートである。
図15において、まず現像バイアスをオンにする(ステップS201)。続いて現像バイアスAC電流を図3に示すAC電流検出回路204、A/D変換回路206で、ドラムホームポジションセンサHPに同期して、CPU208でサンプリングし、CPU208のメモリ(記憶部)に記憶する(ステップS202)。このステップS202は、感光ドラム1が1回転する間に、ドラムホームポジションセンサHPにより検出された回転位相に同期して、AC電流検出回路204により検出された電流値を一定間隔でサンプリングする動作を、検出を開始するタイミングを変えて複数回実行して、複数回の各々の回ごとサンプリングされた電流値をメモリに記憶する記憶手段に対応する。
続いて1回転毎に取得したサンプリングデータを直線で補間することで現像バイアスAC電流の変動曲線を算出し(ステップS203)、各サンプリングの変動曲線をそれぞれ感光ドラム1のホームポジションセンサHPの検出位置を基準として同期をとる。上記ステップS203は、各々の回ごとにサンプリングされた電流値を補間することで、1回転する間の変動曲線(補間電流値)を各々の回ごとに算出する補間電流値算出手段に対応する。
複数回転分の現像バイアスAC電流の変動曲線をドラムホームポジションセンサHPの検出位置から所定の位相毎に、同位相の電流値を平均化する平均化処理を行う(ステップS204)。このステップS204は、各々の回ごとに算出された1回転する間の補間電流値から、同位相での補間電流値の平均値を算出する平均値算出手段に対応する。
平均化された複数回転分の現像バイアスAC電流の変動曲線から、現像DCバイアスの出力制御信号の補正テーブルを作成する(ステップS205)。補正したDCバイアスの計算式は上述したとおりである。このステップS205は、算出された平均値を用いて、AC高圧駆動回路201及びDC高圧回路203により印加される現像バイアス電圧を補正するための補正テーブルを作成する作成手段に対応する。
こうして作成された現像DCバイアス電圧の補正テーブルをCPU208のメモリに記憶し(ステップS206)、現像バイアスをオフにして(ステップS207)、本処理を終了する。
上記ステップS202における現像バイアスのAC電流のサンプリングでは、ドラムホームポジションセンサHPの検出位置を基準として、感光ドラム1の回転毎にサンプリングポイントを変更し、複数回転分の現像バイアスAC電流をサンプリングする。
サンプリングタイミングは取り除きたい周波数変動以下(短い周期)であることが望ましく、本実施の形態では一例として感光ドラム1の回転周期Tの1/12であるT/12とした。
なお、作成された補正テーブルは、CPU208のメモリでもCPU周辺回路であるRAMやASIC、FPGA内のレジスタに記憶してもよい。
図16は、画像濃度10%の全面ハーフトーンの画像を出力した際の画像の明度をホームポジションセンサHPに同期して副走査方向に測定した値をプロットしたものであり、画像濃度のムラを示す図である。図14において、横軸は時間軸で縦軸は明度を示している。
図16(A)は、従来の何も補正しない状態での濃度ムラを示し、図16(B)は本実施の形態で説明した補正を施した状態での濃度ムラを示している。
図16(B)に示されるように、従来と比較して、画像濃度ムラが補正されている。この様に、現像バイアス交流電流の検出開始タイミングを1回転毎に変更し、現像バイアス交流電流の検出値をドラム回転基準と同期をとった後に位相毎に平均化する。
そして、SDギャップ変動のプロファイルを取得して、AC電流の変動と逆位相に現像バイアスのDC電圧をドラム回転位相に同期して補正、出力することで、感光ドラム1の偏芯に起因するSDギャップの変動による濃度ムラを低減することができる。
なお本実施の形態では印刷開始時にSDギャップ変動のプロファイルを取得し、補正テーブルを作成しているが、プロファイル取得タイミングはこれに限らず、電源投入時や、装置のドア開閉後、印刷処理間、または所定の枚数を印刷した後などに行ってもよい。
このように、本実施の形態は、現像バイアス交流電圧の電流成分の検出タイミングを変えることで、感光ドラム1の周期とは別の要因である感光ドラム1の周期変動の整数倍の周波数変動をキャンセルし、感光ドラム1の周期の変動のみを抽出して、抽出した変動量に応じた補正値を現像バイアスへフィードバックさせて、SDギャップ変動に起因する濃度ムラを抑制することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、現像バイアス交流電圧の電流成分の電流値を感光ドラム1の1回転毎に取得するタイミングを変えて電流値を検出し、補間して同位相ごとに平均値を算出することで、感光体ドラム周期とは別の要因をキャンセルし、感光体ドラム周期の変動のみを抽出している。
その結果、抽出した変動量に応じた補正値を現像バイアスへフィードバックさせることができるので、SDギャップ変動に起因する濃度ムラを抑制させた画像形成装置を提供することができる。
1 感光ドラム
3 現像器
3a 現像スリーブ
200 現像高圧基板
208 CPU
204 AC電流検出回路
209 リップル成分増幅回路
300 画像形成装置

Claims (3)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体に対向して配置され前記像担持体に担持された静電潜像を現像する現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体との間に現像電界を形成するための現像バイアス電圧を前記現像剤担持体に印加する印加手段と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体とが回転中に、前記像担持体と前記現像剤担持体との間の静電容量に比例する電流値を検出する電流値検出手段と、
    前記像担持体の回転位相を検出する位相検出手段と、
    前記像担持体が1回転する間に、前記位相検出手段により検出された回転位相に同期して、前記電流値検出手段により検出された電流値を一定間隔でサンプリングする動作を、検出を開始するタイミングを変えて複数回実行して、前記複数回の各々の回ごとサンプリングされた電流値を記憶部に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶された電流値のうち、各々の回ごとにサンプリングされた電流値を補間することで、1回転する間の補間電流値を各々の回ごとに算出する補間電流値算出手段と、
    前記補間電流値算出手段により、各々の回ごとに算出された1回転する間の補間電流値から、同位相での補間電流値の平均値を算出する平均値算出手段と、
    前記平均値算出手段により算出された平均値を用いて、前記印加手段により印加される現像バイアス電圧を補正するための補正テーブルを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された補正テーブルを用いて補正された前記現像バイアス電圧を用いて画像を形成する画像形成手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電流値検出手段は、前記印加手段により印加された現像バイアス電圧によって流れる交流成分の電流値を検出することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記印加手段は、交流電圧と直流電圧とを重畳した現像バイアス電圧を印加し、
    前記補正テーブルは、前記直流電圧を制御するためのテーブルであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
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