JP2014202863A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【構成】イメージャ16は、フォーカスレンズ12を経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、光学像に対応する生画像データを出力する。CPU26は、シャッタボタン30shの半押し操作に応答して、フォーカスレンズ12を合焦点に相当する位置に配置する。シャッタボタン30shの再度の半押し操作が行われると、CPU26は、フォーカスレンズ12の周辺温度が変化したか否かを判別し、かつ撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する。CPU26はまた、これらの判別結果の少なくとも一方が肯定的であるときに、フォーカスレンズ12を合焦点に配置する処理を再度実行する。【効果】撮像性能が向上する。【選択図】図2

Description

この発明は、電子カメラに関し、特に焦点距離を調整する機能を有する、電子カメラに関する。
この種のカメラの一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、電源がオンされると、対物レンズの対物面に形成されたチャートを撮像して得られる画像のコントラストが最大となる位置が合焦位置として検出される。また、検出された合焦位置と合焦基準位置との差がシフト量として算出され、算出されたシフト量に基づいて基準サーチ範囲が補正される。合焦位置は、撮像モードの下でレンズ装置の周辺温度に所定温度以上の温度変化が生じたときに再度検出される。上述のシフト量は、こうして検出された合焦位置に基づいて更新される。
特開2008−249826号公報
しかし、背景技術では、繰り返し行われる合焦調整操作の合間での温度変化量が合焦調整に反映されることはなく、撮像性能に限界がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、撮像性能を高めることができる、電子カメラを提供することである。
この発明に従う電子カメラ(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、フォーカスレンズ(12)を経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、光学像に対応する電子画像を出力する撮像手段(16)、ピント調整指示に応答して、撮像手段の出力に基づきフォーカスレンズから撮像面までの距離を被写体にピントが合う距離に調整するピント調整手段(S17)、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、フォーカスレンズの周辺温度が変化したか否かを判別する温度変化判別手段(S57~S59)、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する構図変化判別手段(S37~S39, S87~S89)、および温度変化判別手段によって周辺温度が変化したと判別されるか、構図変化判別手段によって被写体の構図が変化したと判別された場合に、ピント調整手段にピント調整を行わせるピント再調整手段(S11, S15, S71)を備える。
好ましくは、温度を検出する温度検出手段(28)がさらに備えられ、温度変化判別手段は、ピント調整指示を受け付けた段階で検出した温度とピント再調整指示を受け付けた段階で検出した温度との相違が第1基準値を上回る場合に、温度変化が生じたと判別する。
好ましくは、撮像面が捉えている被写体の構図を定義するパラメータを検出するパラメータ検出手段(22, 48)がさらに備えられ、構図変化検出手段は、ピント調整指示を受け付けた段階で検出したパラメータ値とピント再調整指示を受け付けた段階で検出したパラメータ値との相違が第2基準値を上回る場合に、構図変化が生じたと判別する。
さらに好ましくは、パラメータ検出手段は撮像面に照射された光学像の輝度特性および撮像面の方向の少なくとも一方をパラメータとして検出する。
好ましくは、ピント調整指示の後の画像取得操作に応答して撮像手段から電子画像を取得する取得手段(S19, S25)がさらに備えられる。
好ましくは、ピント調整指示に応答して、撮像手段の出力に基づき撮像面の露光量を調整する露光調整手段(S13)、および構図変化判別手段によって被写体の構図が変化したと判別された場合に露光調整手段に露光調整を行わせる露光再調整手段(S11)がさらに備えられる。
この発明に従う撮像制御プログラムは、フォーカスレンズ(12)を経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、光学像に対応する電子画像を出力する撮像手段(16)を備える電子カメラ(10)のプロセッサ(26)に、ピント調整指示に応答して、撮像手段の出力に基づきフォーカスレンズから撮像面までの距離を被写体にピントが合う距離に調整するピント調整ステップ(S17)、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、フォーカスレンズの周辺温度が変化したか否かを判別する温度変化判別ステップ(S57~S59)、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する構図変化判別ステップ(S37~S39, S87~S89)、および温度変化判別ステップによって周辺温度が変化したと判別されるか、構図変化判別ステップによって被写体の構図が変化したと判別された場合に、ピント調整ステップにピント調整を行わせるピント再調整ステップ(S11, S15, S71)を実行させるための、撮像制御プログラムである。
この発明に従う撮像制御方法は、フォーカスレンズ(12)を経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、光学像に対応する電子画像を出力する撮像手段(16)を備える電子カメラ(10)によって実行される撮像制御方法であって、ピント調整指示に応答して、撮像手段の出力に基づきフォーカスレンズから撮像面までの距離を被写体にピントが合う距離に調整するピント調整ステップ(S17)、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、フォーカスレンズの周辺温度が変化したか否かを判別する温度変化判別ステップ(S57~S59)、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する構図変化判別ステップ(S37~S39, S87~S89)、および温度変化判別ステップによって周辺温度が変化したと判別されるか、構図変化判別ステップによって被写体の構図が変化したと判別された場合に、ピント調整ステップにピント調整を行わせるピント再調整ステップ(S11, S15, S71)を備える。
この発明に従う外部制御プログラムは、フォーカスレンズ(12)を経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、光学像に対応する電子画像を出力する撮像手段(16)、およびメモリ(46)に保存された内部制御プログラムに従う処理を実行するプロセッサ(26)を備える電子カメラ(10)に供給される外部制御プログラムであって、ピント調整指示に応答して、撮像手段の出力に基づきフォーカスレンズから撮像面までの距離を被写体にピントが合う距離に調整するピント調整ステップ(S17)、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、フォーカスレンズの周辺温度が変化したか否かを判別する温度変化判別ステップ(S57~S59)、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する構図変化判別ステップ(S37~S39, S87~S89)、および温度変化判別ステップによって周辺温度が変化したと判別されるか、構図変化判別ステップによって被写体の構図が変化したと判別された場合に、ピント調整ステップにピント調整を行わせるピント再調整ステップ(S11, S15, S71)を内部制御プログラムと協働してプロセッサに実行させるための、外部制御プログラムである。
この発明に従う電子カメラ(10)は、フォーカスレンズ(12)を経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、光学像に対応する電子画像を出力する撮像手段(16)、外部制御プログラムを取り込む取り込み手段(50)、および取り込み手段によって取り込まれた外部制御プログラムとメモリ(46)に保存された内部制御プログラムとに従う処理を実行するプロセッサ(26)を備える電子カメラ(10)であって、外部制御プログラムは、ピント調整指示に応答して、撮像手段の出力に基づきフォーカスレンズから撮像面までの距離を被写体にピントが合う距離に調整するピント調整ステップ(S17)、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、フォーカスレンズの周辺温度が変化したか否かを判別する温度変化判別ステップ(S57~S59)、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する構図変化判別ステップ(S37~S39, S87~S89)、および温度変化判別ステップによって周辺温度が変化したと判別されるか、構図変化判別ステップによって被写体の構図が変化したと判別された場合に、ピント調整ステップにピント調整を行わせるピント再調整ステップ(S11, S15, S71)を内部制御プログラムと協働して実行するプログラムに相当する。
フォーカスレンズから撮像面までの距離はピント調整指示に応答して調整されるところ、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けると、フォーカスレンズの周辺温度の変化および撮像面が捉えている被写体の構図の変化が判別される。ピント調整は、少なくとも一方の判別結果が変化の発生を示す場合に再度実行される一方、いずれの判別結果も変化の発生を示さない場合に中止される。
周辺温度および被写体の構図の少なくとも一方に変化が生じた場合にピント調整を実行することで、これらの変化に起因するデフォーカスが防止される。また、周辺温度および被写体の構図のいずれにも変化が生じない場合にピント調整を中止することで、その後の指示に対する応答特性が改善される。こうして、撮像性能が向上する。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明の一実施例の基本的構成を示すブロック図である。 この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 撮像面における評価エリアの割り当て状態の一例を示す図解図である。 図2実施例に適用されるレジスタの構成の一例を示す図解図である。 図2実施例に適用される他のレジスタの構成の一例を示す図解図である。 (A)は撮像シーンの輝度特性に有意な変化が生じたときの撮像動作の一部を示すタイミング図であり、(B)はフォーカスレンズの周辺温度に有意な変化が生じたときの撮像動作の一部を示すタイミング図であり、(C)は撮像シーンの輝度特性およびフォーカスレンズの周辺温度のいずれにも有意な変化が生じなかったときの撮像動作の一部を示すタイミング図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。 この発明の他の実施例の構成を示すブロック図である。 図11実施例に適用されるその他のレジスタの構成の一例を示す図解図である。 図11実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図11実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 この発明のその他の実施例の構成を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
[基本的構成]
図1を参照して、この実施例の電子カメラは、基本的に次のように構成される。撮像手段1は、フォーカスレンズ6を経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、光学像に対応する電子画像を出力する。ピント調整手段2は、ピント調整指示に応答して、撮像手段1の出力に基づきフォーカスレンズ6から撮像面までの距離を被写体にピントが合う距離に調整する。温度変化判別手段3は、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、フォーカスレンズ6の周辺温度が変化したか否かを判別する。構図変化判別手段4は、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する。ピント再調整手段5は、温度変化判別手段3によって周辺温度が変化したと判別されるか、構図変化判別手段4によって被写体の構図が変化したと判別された場合に、ピント調整手段2にピント調整を行わせる。
フォーカスレンズ6から撮像面までの距離はピント調整指示に応答して調整されるところ、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けると、フォーカスレンズ6の周辺温度の変化および撮像面が捉えている被写体の構図の変化が判別される。ピント調整は、少なくとも一方の判別結果が変化の発生を示す場合に再度実行される一方、いずれの判別結果も変化の発生を示さない場合に中止される。
周辺温度および構図の少なくとも一方に変化が生じた場合にピント調整を実行することで、これらの変化に起因するデフォーカスが防止される。また、周辺温度および構図のいずれにも変化が生じない場合にピント調整を中止することで、その後の指示に対する応答特性が改善される。こうして、撮像性能が向上する。
[実施例]
図2を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、ドライバ18aおよび18bによってそれぞれ駆動されるフォーカスレンズ12および絞りユニット14を含む。これらの部材を経た光学像は、イメージャ16の撮像面に照射され、光電変換を施される。これによって、光学像に対応する電荷が生成される。
CPU26はマルチタスクOSの制御の下で複数のタスクを並列的に実行するCPUであり、実行されるタスクとしては撮像タスク,輝度変化判別タスクおよび温度変化判別タスクが準備される。
撮像タスクの下で、CPU26は、動画取り込みの実行をドライバ18c,前処理回路20および後処理回路36に命令し、動画表示の実行をLCDドライバ38に命令する。ドライバ18cは、図示しないSG(Signal Generator)から周期的に発生する垂直同期信号Vsyncに応答して、撮像面を露光し、かつ撮像面で生成された電荷をラスタ走査態様で読み出す。イメージャ16からは、読み出された電荷に基づく生画像データが周期的に出力される。
前処理回路20は、イメージャ16から出力された生画像データにディジタルクランプ,画素欠陥補正,ゲイン制御などの処理を施す。これらの処理を施された生画像データは、メモリ制御回路32を通してSDRAM34の生画像エリア34aに書き込まれる。
後処理回路36は、生画像エリア34aに格納された生画像データをメモリ制御回路30を通して読み出し、読み出された生画像データに色分離処理,白バランス調整処理およびYUV変換処理を施す。これによって生成されたYUV形式の画像データは、メモリ制御回路32によってSDRAM34のYUV画像エリア34bに書き込まれる。
LCDドライバ38は、YUV画像エリア34bに格納された画像データをメモリ制御回路32を通して繰り返し読み出し、読み出された画像データに基づいてLCDモニタ40を駆動する。この結果、撮像面で捉えられたシーンを表すリアルタイム動画像(スルー画像)がモニタ画面に表示される。
図3を参照して、撮像面の中央には評価エリアEVAが割り当てられる。評価エリアEVAは水平方向および垂直方向の各々において16分割され、256個の分割エリアが評価エリアEVAを形成する。また、図2に示す前処理回路20は、上述した処理に加えて、生画像データを簡易的にYデータに変換する簡易Y変換処理を実行する。
AE評価回路22は、前処理回路20によって生成されたYデータのうち評価エリアEVAに属するRGBデータを、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に積分する。これによって、256個の積分値つまり256個のAE評価値が、垂直同期信号Vsyncに応答してAE評価回路22から出力される。
AF評価回路24は、前処理回路20によって生成されたYデータのうち評価エリアEVAに属するYデータの高周波成分を、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に積分する。これによって、256個の積分値つまり256個のAF評価値が、垂直同期信号Vsyncに応答してAF評価回路24から出力される。
AE評価値22から出力された256個のAE評価値は撮像シーンの輝度特性を示し、AF評価値24から出力された256個のAF評価値は撮像シーンの合焦特性を示す。
キー入力装置30に設けられたシャッタボタン30shが非操作状態にあるとき、CPU26は、AE評価回路22から出力された256個のAE評価値に基づいて簡易AE処理を実行し、適正EV値を算出する。算出された適正EV値を定義する絞り量および露光時間はドライバ18bおよび18cに設定され、これによってスルー画像の輝度が大まかに調整される。
温度センサ28はフォーカスレンズ12の周辺温度を継続的に検知し、検知された周辺温度をCPU26に与える。シャッタボタン30shが半押しされると、CPU26は、輝度変化判別タスクおよび温度変化判別タスクの下で厳格AE処理およびAF処理の実行/中止を制御するべく、AE評価回路22から出力された256個のAE評価値を図4に示すレジスタRGST1に書き込み、温度センサ28によって検知された周辺温度を図5に示すレジスタRGST2に書き込む。
レジスタRGST1は2つのカラムを有し、取得された256個のAE評価値はこの2つのカラムに交互に書き込まれる。レジスタRGST2もまた2つのカラムを有し、取得された温度はこの2つのカラムに交互に書き込まれる。
今回の半押し操作が電源投入後の1回目の操作であれば、CPU26は、レジスタRGST1およびRGST2の記述に関係なく、フラグFLGlumおよびGLGtempを“1”に設定する。これによって、厳格AE処理およびAF処理の実行が要求される。
これに対して、今回の半押し操作が電源投入後の2回目以降の操作であれば、CPU26は、前回の半押し操作に応答して取得されたAE評価値と今回の半押し操作に応答して取得されたAE評価値との差分絶対値を分割エリア毎に算出し、さらに前回の半押し操作に応答して取得された周辺温度と今回の半押し操作に応答して取得された周辺温度との差分絶対値を“ΔTEMP”として算出する。
AE評価値について算出された256個の差分絶対値の少なくとも1つが基準値REF_Lを上回れば、CPU26は、撮像シーンの輝度特性(=撮像面が捉える構図)に有意な変化が生じたとみなし、厳格AE処理およびAF処理の両方の実行を要求するべくフラグFLGlumを“1”に設定する。これに対して、算出された256個の差分絶対値のいずれもが基準値REF_L以下であれば、CPU26は、撮像シーンの輝度特性(=撮像面が捉える構図)に有意な変化は生じていないとみなし、厳格AE処理の中止を要求するべくフラグFLGlumを“0”に設定する。
また、周辺温度について算出された差分絶対値ΔTEMPが基準値REF_Tを上回れば、CPU26は、フォーカスレンズ12の周辺温度に有意な変化が生じたとみなし、AF処理の実行を要求するべくフラグFLGtempを“1”に設定する。これに対して、差分絶対値ΔTEMPが基準値REF_T以下であれば、CPU26は、フォーカスレンズ12の周辺温度に有意な変化は生じていないとみなし、AF処理の中止を要求するべくフラグFLGtempを“0”に設定する。
撮像タスクに戻って、CPU26は、フラグFLGlumが“1”を示すときフラグFLGtempの値に関係なく厳格AE処理およびAF処理の両方を実行し、フラグFLGlumが“0”でかつフラグFLGtempが“1”を示すとき厳格AE処理を中止するとともにAF処理を実行し、そしてフラグFLGlumおよびFLGtempの両方が“0”を示すとき厳格AE処理およびAF処理の両方を中止する。
厳格AE処理では、レジスタRGST1に記述された最新の256個のAE評価値を参照して最適EV値が算出され、算出された最適EV値を定義する絞り量および露光時間がドライバ18bおよび18cに設定される。これによって、スルー画像の輝度が厳格に調整される。
AF処理では、フォーカスレンズ12がドライバ18aによって光軸方向に移動され、これと並列してAF評価回路22から繰り返し出力された256個のAF評価値に基づいて合焦点が探索され、そして探知された合焦点にフォーカスレンズ12が配置される。これによって、スルー画像の鮮鋭度が改善される。
シャッタボタン30shが全押しされると、CPU26は、動画表示の中止をLCDドライバ38に命令する。LCDモニタ40の表示は、スルー画像から黒画像に更新される。CPU26は続いて、静止画取り込み処理を1回だけ実行する。この結果、シャッタボタン30shが全押しされた時点のシーンを表す1フレームの画像データがYUV画像エリア34bから記録画像エリア34cに退避される。
静止画取り込み処理が完了すると、CPU26は、記録処理の実行をメモリI/F42に命令する。メモリI/F42は、記録画像エリア34cに格納された1フレームの画像データをメモリ制御回路32を通して読み出し、読み出された画像データを収めた画像ファイルを記録媒体44に記録する。動画表示は、メモリI/F42による記録が完了した後に再開される。
したがって、前回のシャッタボタン30shの半押しから今回のシャッタボタン30shの半押しまでの期間に撮像シーンの輝度特性に有意な変化が生じた場合(FLGlum=1)、簡易AE処理から記録処理までの一連の処理は図6(A)に示す要領で実行される。これによって、記録される画像の品質を高めることができる。
また、前回のシャッタボタン30shの半押しから今回のシャッタボタン30shの半押しまでの期間に撮像シーンの輝度特性に有意な変化は生じなかったものの、この期間にフォーカスレンズ12の周辺温度に有意な変化が生じた場合(FLGlum=0&FLGtemp=1)、簡易AE処理から記録処理までの一連の処理は図6(B)に示す要領で実行される。これによって、周辺温度の変化に起因するデフォーカスを防止でき、かつシャッタボタン30shの全押しを受け付ける時期を厳格AE処理に掛かる時間だけ早めることができる。
さらに、前回のシャッタボタン30shの半押しから今回のシャッタボタン30shの半押しまでの期間に撮像シーンの輝度特性およびフォーカスレンズ12の周辺温度のいずれにも有意な変化が生じなかった場合(FLGlum=0&FLGtemp=0)、簡易AE処理から記録処理までの一連の処理は図6(C)に示す要領で実行される。これによって、シャッタボタン30shの全押しを受け付ける時期を厳格AE処理およびAF処理に掛かる時間だけ早めることができる。
撮像タスクは図7〜図8に示すように構成され、輝度変化判別タスクは図9に示すように構成され、温度変化判別タスクは図10に示すように構成される。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ46に記憶される。
図7を参照して、ステップS1では動画取り込みを開始し、ステップS3では動画表示を開始する。ステップS1の処理の結果、撮像面で捉えられたシーンを表す生画像データがイメージャ16から出力され、これに対応するYUV形式の画像データが後処理回路36から出力される。また、ステップS3の処理の結果、後処理回路36から出力された画像データに基づくスルー画像がLCDモニタ40に表示される。
ステップS5ではシャッタボタン30shが半押しされたか否かを判別し、判別結果がNOである限り、ステップS7で簡易AE処理を繰り返す。簡易AE処理では、AE評価回路22から出力された256個のAE評価値を参照して適正EV値が算出され、算出された適正EV値を定義する絞り量および露光時間がドライバ18bおよび18cにそれぞれ設定される。これによって、スルー画像の輝度が大まかに調整される。
ステップS5の判別結果がNOからYESに更新されると、フラグFLGlumおよびFLGtempの値が確定するまでステップS9で待機する。フラグFLGlumおよびFLGtempの値が確定すると、フラグFLGlumの値が“1”であるか否かをステップS11で判別し、フラグFLGtempの値が“1”であるか否かをステップS15で判別する。
ステップS11の判別結果がYESであれば、ステップS13およびS17で厳格AE処理およびAF処理を実行し、その後にステップS19に進む。ステップS11の判別結果がNOでかつステップS15の判別結果がYESであれば、ステップS17でAF処理を実行し、その後にステップS19に進む。ステップS11の判別結果およびステップS15の判別結果のいずれもがNOであれば、厳格AE処理およびAF処理のいずれも実行することなくステップS19に進む。
厳格AE処理では、レジスタRGST1に書き込まれた最新の256個のAE評価値を参照して最適EV値が算出され、算出された最適EV値を定義する絞り量および露光時間がドライバ18bおよび18cにそれぞれ設定される。これによって、スルー画像の輝度が厳格に調整される。
また、AF処理では、フォーカスレンズ12の移動と並列してAF評価回路22から繰り返し出力された256個のAF評価値に基づいて合焦点が探索され、探知された合焦点にフォーカスレンズ12が配置される。これによって、スルー画像の鮮鋭度が改善される。
ステップS19ではシャッタボタン30shが全押しされたか否かを判別し、ステップS21ではシャッタボタン30shの操作が解除されたか否かを判別する。ステップS21の判別結果がYESであればステップS5に戻り、ステップS19の判別結果がYESであればステップS23で動画表示を中止する。LCDモニタ40の表示は、ステップS23の処理によってスルー画像から黒画像に更新される。
ステップS25では静止画取り込みを実行し、ステップS27では記録処理の実行をメモリI/F42に命令する。ステップS25の処理の結果、シャッタボタン30shが全押しされた時点のシーンを表す1フレームの画像データがYUV画像エリア34bから記録画像エリア34cに退避される。また、ステップS27の処理の結果、メモリI/F42は、記録画像エリア34cに格納された1フレームの画像データをメモリ制御回路32を通して読み出し、読み出された画像データを収めた画像ファイルを記録媒体44に記録する。記録処理が完了すると、ステップS29で動画表示を再開してからステップS5に戻る。
図9を参照して、ステップS31ではシャッタボタン30shが半押しされたか否かを繰り返し判別する。判別結果がNOからYESに更新されるとステップS33に進み、AE評価回路22から出力された最新の256個のAE評価値をレジスタRGST1に書き込む。書き込みが完了すると、今回の半押し操作が電源投入後の1回目の操作であるか否かをステップS35で判別する。判別結果がYESであれば、厳格AE処理およびAF処理の両方の実行を要求するべく、ステップS43でフラグFLGlumを“1”に設定する。
これに対して判別結果がNOであれば、ステップS37に進み、前回のステップS33の処理によって取得されたAE評価値と今回のステップS33の処理によって取得されたAE評価値との差分絶対値を分割エリア毎に算出する。ステップS39では算出された256個の差分絶対値の少なくとも1つが基準値REF_Lを上回るか否かを判別する。
判別結果がYESであれば、撮像シーンの輝度特性(=撮像面が捉える構図)に有意な変化が生じたとみなし、厳格AE処理およびAF処理の両方の実行を要求するべくステップS43でフラグFLGlumを“1”に設定する。これに対して判別結果がNOであれば、撮像シーンの輝度特性(=撮像面が捉える構図)に有意な変化は生じていないとみなし、厳格AE処理の中止を要求するべくステップS41でフラグFLGlumを“0”に設定する。
ステップS41またはS43の処理が完了すると、シャッタボタン30shの操作が解除されたか否かをステップS45で繰り返し判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS31に戻る。
図10を参照して、ステップS51ではシャッタボタン30shが半押しされたか否かを繰り返し判別する。判別結果がNOからYESに更新されるとステップS53に進み、温度センサ28によって検知されたフォーカスレンズ12の周辺温度をレジスタRGST2に書き込む。書き込みが完了すると、今回の半押し操作が電源投入後の1回目の操作であるか否かをステップS55で判別する。判別結果がYESであれば、AF処理の実行を要求するべくステップS63でフラグFLGtempを“1”に設定する。
これに対して判別結果がNOであれば、ステップS57に進み、前回のステップS53の処理によって取得された周辺温度と今回のステップS53の処理によって取得された周辺温度との差分絶対値を“ΔTEMP”として算出する。ステップS59では算出された差分絶対値ΔTEMPが基準値REF_Tを上回るか否かを判別する。
判別結果がYESであれば、フォーカスレンズ12の周辺温度に有意な変化が生じたとみなし、AF処理の実行を要求するべくステップS63でフラグFLGtempを“1”に設定する。これに対して判別結果がNOであれば、フォーカスレンズ12の周辺温度に有意な変化は生じていないとみなし、AF処理の中止を要求するべくステップS61でフラグFLGtempを“0”に設定する。
ステップS61またはS63の処理が完了すると、シャッタボタン30shの操作が解除されたか否かをステップS65で繰り返し判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS51に戻る。
以上の説明から分かるように、イメージャ16は、フォーカスレンズ12を経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、光学像に対応する生画像データを出力する。CPU26は、シャッタボタン30shの半押し操作(=ピント調整指示)に応答して、フォーカスレンズ12を合焦点に相当する位置(=被写体にピントが合う位置)に配置する(S17)。シャッタボタン30shの再度の半押し操作(=ピント再調整指示)が行われると、CPU26は、フォーカスレンズ12の周辺温度が変化したか否かを判別し(S57~S59)、かつ撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する(S37~S39)。CPU26はまた、これらの判別結果の少なくとも一方が肯定的であるときに、フォーカスレンズ12を合焦点に配置する処理を再度実行する(S11, S15, S71)。
フォーカスレンズ12の配置はピント調整指示に応答して調整されるところ、ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けると、フォーカスレンズ12の周辺温度の変化および撮像面が捉えている被写体の構図の変化が判別される。ピント調整は、少なくとも一方の判別結果が変化の発生を示す場合に再度実行される一方、いずれの判別結果も変化の発生を示さない場合に中止される。
周辺温度および構図の少なくとも一方に変化が生じた場合にピント調整を実行することで、これらの変化に起因するデフォーカスが防止される。また、周辺温度および構図のいずれにも変化が生じない場合にピント調整を中止することで、その後の操作に対する応答特性が改善される。こうして、撮像性能が向上する。
図11を参照して、他の実施例では、撮像方向を継続的に検知する方向センサ48と、シャッタボタン30shが半押しされた時点の撮像方向を登録するためのレジスタRGST3とが追加される。図12に示すように、レジスタRGST3は2つのカラムを有し、シャッタボタン30shが半押しされた時点の撮像方向はこの2つのカラムに交互に書き込まれる。また、CPU26によって実行される撮像タスクは図13に示すように部分的に修正される。さらに、CPU26は、図14に示す方向変化判別タスクを追加的に実行する。
図13を参照して、ステップS13に続くステップS71では、フラグFLGdrctが“1”を示すか否かを判別する。後述するように、フラグFLGdrctは、電源が投入された後の1回目のシャッタボタン30shの半押しに応答して“1”に設定され、さらに前回のシャッタボタン30shの半押しから今回のシャッタボタン30shの半押しまでの期間に撮像方向(=撮像面が捉える構図)に有意な変化が生じたときに“1”に設定される。フラグFLGdrctはまた、前回のシャッタボタン30shの半押しから今回のシャッタボタン30shの半押しまでの期間に撮像方向(=撮像面が捉える構図)に有意な変化が生じなかったときに“0”に設定される。
フラグFLGdrctが“1”であれば、AF処理を実行するべくステップS17に進む。これに対して、フラグFLGdrctが“0”であれば、周辺温度に有意な変化が生じたか否かを判別するべくステップS15に進む。
図14を参照して、ステップS81ではシャッタボタン30shが半押しされたか否かを繰り返し判別する。判別結果がNOからYESに更新されるとステップS83に進み、方向センサ48によって検知された撮像方向をレジスタRGST3に書き込む。書き込みが完了すると、今回の半押し操作が電源投入後の1回目の操作であるか否かをステップS85で判別する。判別結果がYESであれば、AF処理の実行を要求するべくステップS93でフラグFLGdrctを“1”に設定する。
これに対して判別結果がNOであれば、ステップS87に進み、前回のステップS83の処理によって取得された撮像方向と今回のステップS83の処理によって取得された撮像方向との差分絶対値を“ΔDRCT”として算出する。ステップS89では算出された差分絶対値ΔDRCTが基準値REF_Dを上回るか否かを判別する。
判別結果がYESであれば、撮像方向(=撮像面が捉える構図)に有意な変化が生じたとみなし、AF処理の実行を要求するべくステップS93でフラグFLGdrctを“1”に設定する。これに対して判別結果がNOであれば、撮像方向(=撮像面が捉える構図)に有意な変化は生じていないとみなし、AF処理の実行要求を保留とするべくステップS91でフラグFLGdrctを“0”に設定する。
ステップS91またはS93の処理が完了すると、シャッタボタン30shの操作が解除されたか否かをステップS95で繰り返し判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS81に戻る。
この実施例によれば、屋内において静止物体のみを捉えるようにディジタルカメラ10を三脚で固定し、前回のシャッタボタン30shの半押しから今回のシャッタボタン30shの半押しまでの期間に光源の明るさを変更すると、フラグFLGlumは“1”を示し、フラグFLGdrctは“0”を示す。この結果、フォーカスレンズ12の周辺温度に有意な変化が生じない限り、AF処理は中止される。これによって、シャッタボタン30shの全押しに対する応答特性がさらに向上する。
なお、この実施例では、マルチタスクOSおよびこれによって実行される複数のタスクに相当する制御プログラムは、フラッシュメモリ46に予め記憶される。しかし、図15に示すように通信I/F50をディジタルカメラ10に設け、一部の制御プログラムを内部制御プログラムとしてフラッシュメモリ46に当初から準備する一方、他の一部の制御プログラムを外部制御プログラムとして外部サーバから取得するようにしてもよい。この場合、上述の動作は、内部制御プログラムおよび外部制御プログラムの協働によって実現される。
また、この実施例では、CPU26によって実行される処理を上述の要領で複数のタスクに区分するようにしている。しかし、各々のタスクをさらに複数の小タスクに区分してもよく、さらには区分された複数の小タスクの一部を他のタスクに統合するようにしてもよい。また、各々のタスクを複数の小タスクに区分する場合、その全部または一部を外部サーバから取得するようにしてもよい。
10 …ディジタルカメラ
12 …フォーカスレンズ
16 …イメージャ
20 …前処理回路
22 …AE評価回路
26 …CPU
28 …温度センサ
48 …方向センサ

Claims (10)

  1. フォーカスレンズを経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、前記光学像に対応する電子画像を出力する撮像手段、
    ピント調整指示に応答して、前記撮像手段の出力に基づき前記フォーカスレンズから前記撮像面までの距離を前記被写体にピントが合う距離に調整するピント調整手段、
    前記ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、前記フォーカスレンズの周辺温度が変化したか否かを判別する温度変化判別手段、
    前記ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、前記撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する構図変化判別手段、および
    前記温度変化判別手段によって周辺温度が変化したと判別されるか、前記構図変化判別手段によって被写体の構図が変化したと判別された場合に、前記ピント調整手段にピント調整を行わせるピント再調整手段を備える、電子カメラ。
  2. 温度を検出する温度検出手段をさらに備え、
    前記温度変化判別手段は、前記ピント調整指示を受け付けた段階で検出した温度と前記ピント再調整指示を受け付けた段階で検出した温度との相違が第1基準値を上回る場合に、温度変化が生じたと判別する、請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記撮像面が捉えている被写体の構図を定義するパラメータを検出するパラメータ検出手段をさらに備え、
    前記構図変化検出手段は、前記ピント調整指示を受け付けた段階で検出したパラメータ値と前記ピント再調整指示を受け付けた段階で検出したパラメータ値との相違が第2基準値を上回る場合に、構図変化が生じたと判別する、請求項1または2記載の電子カメラ。
  4. 前記パラメータ検出手段は前記撮像面に照射された光学像の輝度特性および前記撮像面の方向の少なくとも一方を前記パラメータとして検出する、請求項3記載の電子カメラ。
  5. 前記ピント調整指示の後の画像取得操作に応答して前記撮像手段から電子画像を取得する取得手段をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載の電子カメラ。
  6. 前記ピント調整指示に応答して、前記撮像手段の出力に基づき前記撮像面の露光量を調整する露光調整手段、および
    前記構図変化判別手段によって被写体の構図が変化したと判別された場合に前記露光調整手段に露光調整を行わせる露光再調整手段をさらに備える、請求項1ないし5のいずれかに記載の電子カメラ。
  7. フォーカスレンズを経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、前記光学像に対応する電子画像を出力する撮像手段を備える電子カメラのプロセッサに、
    ピント調整指示に応答して、前記撮像手段の出力に基づき前記フォーカスレンズから前記撮像面までの距離を前記被写体にピントが合う距離に調整するピント調整ステップ、
    前記ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、前記フォーカスレンズの周辺温度が変化したか否かを判別する温度変化判別ステップ、
    前記ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、前記撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する構図変化判別ステップ、および
    前記温度変化判別ステップによって周辺温度が変化したと判別されるか、前記構図変化判別ステップによって被写体の構図が変化したと判別された場合に、前記ピント調整ステップにピント調整を行わせるピント再調整ステップを実行させるための、撮像制御プログラム。
  8. フォーカスレンズを経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、前記光学像に対応する電子画像を出力する撮像手段を備える電子カメラによって実行される撮像制御方法であって、
    ピント調整指示に応答して、前記撮像手段の出力に基づき前記フォーカスレンズから前記撮像面までの距離を前記被写体にピントが合う距離に調整するピント調整ステップ、
    前記ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、前記フォーカスレンズの周辺温度が変化したか否かを判別する温度変化判別ステップ、
    前記ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、前記撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する構図変化判別ステップ、および
    前記温度変化判別ステップによって周辺温度が変化したと判別されるか、前記構図変化判別ステップによって被写体の構図が変化したと判別された場合に、前記ピント調整ステップにピント調整を行わせるピント再調整ステップを備える、撮像制御方法。
  9. フォーカスレンズを経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、前記光学像に対応する電子画像を出力する撮像手段、および
    メモリに保存された内部制御プログラムに従う処理を実行するプロセッサを備える電子カメラに供給される外部制御プログラムであって、
    ピント調整指示に応答して、前記撮像手段の出力に基づき前記フォーカスレンズから前記撮像面までの距離を前記被写体にピントが合う距離に調整するピント調整ステップ、
    前記ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、前記フォーカスレンズの周辺温度が変化したか否かを判別する温度変化判別ステップ、
    前記ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、前記撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する構図変化判別ステップ、および
    前記温度変化判別ステップによって周辺温度が変化したと判別されるか、前記構図変化判別ステップによって被写体の構図が変化したと判別された場合に、前記ピント調整ステップにピント調整を行わせるピント再調整ステップを前記内部制御プログラムと協働して前記プロセッサに実行させるための、外部制御プログラム。
  10. フォーカスレンズを経た被写体の光学像が照射される撮像面を有し、前記光学像に対応する電子画像を出力する撮像手段、
    外部制御プログラムを取り込む取り込み手段、および
    前記取り込み手段によって取り込まれた外部制御プログラムとメモリに保存された内部制御プログラムとに従う処理を実行するプロセッサを備える電子カメラであって、
    前記外部制御プログラムは、
    ピント調整指示に応答して、前記撮像手段の出力に基づき前記フォーカスレンズから前記撮像面までの距離を前記被写体にピントが合う距離に調整するピント調整ステップ、
    前記ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、前記フォーカスレンズの周辺温度が変化したか否かを判別する温度変化判別ステップ、
    前記ピント調整指示を受け付けた後にピント再調整指示を受け付けた場合に、前記撮像面が捉えている被写体の構図が変化したか否かを判別する構図変化判別ステップ、および
    前記温度変化判別ステップによって周辺温度が変化したと判別されるか、前記構図変化判別ステップによって被写体の構図が変化したと判別された場合に、前記ピント調整ステップにピント調整を行わせるピント再調整ステップを前記内部制御プログラムと協働して実行するプログラムに相当する、電子カメラ。
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