JP2014202009A - ミニショベルの油圧ホース配策構造 - Google Patents

ミニショベルの油圧ホース配策構造 Download PDF

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琢也 松井
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Abstract

【課題】可変脚の収縮、拡張に伴う油圧ホースの踊りの発生を抑えることができるミニショベルの油圧ホース配策構造の提供。【解決手段】本発明は、センタジョイント5と、左走行装置6、右走行装置7とを接続する第1油圧ホース群8、第2油圧ホース群9を、センタフレーム1と、左サイドフレーム2及び右サイドフレーム3とを含む走行フレームに配策するミニショベルの油圧ホース配策構造において、収縮、拡張に伴う左サイドフレーム2の移動に追従して移動し、第1油圧ホース群8の滑動を許容させながら第1油圧ホース群8を分散しないように拘束する第1拘束部材10と、収縮、拡張に伴う右サイドフレーム3の移動に追従して移動し、第2油圧ホース群9の滑動を許容させながら第2油圧ホース群9を分散しないように拘束する第2拘束部材11とを備えた構成にしてある。【選択図】図2

Description

本発明は、スイベルジョイントと走行装置とを接続する油圧ホースを走行フレームに配策するミニショベルの油圧ホース配策構造に関する。
この種の従来技術として特許文献1に示されるものがある。この特許文献1には、ミニショベルの油圧ホース配策構造が開示されている。すなわち、特許文献1には、スイベルジョイントが設けられるセンタフレームと、このセンタフレームの両側に配置され、収縮、拡張が可能な一対の可変脚を形成する左サイドフレーム、右サイドフレーム、すなわち一対のトラックフレームとを有する走行フレームと、一方のトラックフレームに設けられ左走行モータを含む左走行装置と、他方のトラックフレームに設けられ、右走行モータを含む右走行装置とを備えたミニショベルが開示されている。
また、この特許文献1に示される従来技術は、センタフレームに設けられ、一対の通し穴を有し、スイベルジョイントを囲むように配置される丸胴、すなわち円筒状の支持筒体を備えるとともに、一端をスイベルジョイントに接続され、他端を左走行装置に接続される複数の油圧ホースを含む第1油圧ホース群、及び一端をスイベルジョイントに接続され、他端を右走行装置に接続される複数の油圧ホースを含む第2油圧ホース群を備えている。エンジンによって駆動される油圧ポンプから吐出された圧油が、スイベルジョイント、及び第1油圧ホース群、第2油圧ホース群に含まれる各油圧ホースを介して、左走行装置の左走行モータ、右走行装置の右走行モータのそれぞれに供給されることにより、左走行装置、右走行装置が駆動する。これらの左走行装置と右走行装置の駆動により、一対のトラックフレームのそれぞれに、ローラ、アイドルスプロケット等を介して巻回された履帯が駆動して、走行が行われる。
スイベルジョイントに一端が接続される第1油圧ホース群は、上述した円筒状の支持筒体の一方の通し穴に挿通されて他端が左走行装置に接続されるように配策されている。同様に、スイベルジョイントに一端が接続される第2油圧ホース群は、上述した円筒状の支持筒体の他方の通し穴に挿通されて他端が右走行装置に接続されるように配策されている。
特開2002−294743号公報
上述した従来技術にあっては、可変脚の収縮、拡張動作である一対のトラックフレーム、すなわち左サイドフレーム、右サイドフレームの移動に伴って、スイベルジョイントと左走行装置とを接続する第1油圧ホース群に含まれるいずれかの油圧ホースが、あるいはスイベルジョイントと右走行装置とを接続する第2油圧ホース群に含まれるいずれかの油圧ホースが、同じ群に含まれる他の油圧ホースよりも外方に膨らんで突出してしまう状態、いわゆる油圧ホースの踊りを生じ、踊りを生じた油圧ホースがスイベルジョイントが設けられるセンタフレームのエッジ部等に繰り返し接触して、該当する油圧ホースが損傷する懸念がある。
また、ミニショベルは一般に車高が低く、これに伴って地面からの走行フレームの高さ位置が低くなる傾向にあるが、上述した従来技術にあっては、可変脚の収縮、拡張に伴う上述した油圧ホースの踊りによって走行中に、踊りを生じた油圧ホースが地上の障害物に干渉し、これによって該当する油圧ホースが損傷する懸念もある。
本発明は、上述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、可変脚の収縮、拡張に伴う油圧ホースの踊りの発生を抑えることができるミニショベルの油圧ホース配策構造を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、スイベルジョイントが設けられるセンタフレーム、及びこのセンタフレームの両側に配置され、収縮、拡張が可能な一対の可変脚を形成する左サイドフレーム、右サイドフレームを有する走行フレームと、上記左サイドフレームに設けられ、左走行モータを含む左走行装置、及び上記右サイドフレームに設けられ、右走行モータを含む右走行装置と、一端を上記センタジョイントに接続され、他端を上記左走行装置に接続される複数の油圧ホースを含む第1油圧ホース群、及び一端を上記センタジョイントに接続され、他端を上記右走行装置に接続される複数の油圧ホースを含む第2油圧ホース群とを備えたミニショベルに設けられ、上記第1油圧ホース群と上記第2油圧ホース群を、上記走行フレームに配策するミニショベルの油圧ホース配策構造において、上記収縮、拡張に伴う上記左サイドフレームの移動に追従して移動し、上記第1油圧ホース群の滑動を許容させながら上記第1油圧ホース群を分散しないように拘束する第1拘束部材と、上記収縮、拡張に伴う上記右サイドフレームの移動に追従して移動し、上記第2油圧ホース群の滑動を許容させながら上記第2油圧ホース群を分散しないように拘束する第2拘束部材とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、可変脚の収縮、拡張動作である左サイドフレーム、右サイドフレームの移動に際し、第1拘束部材及び第2拘束部材が追従して移動する。このとき、第1拘束部材の移動に際し、スイベルジョイントと左走行装置とを接続する第1油圧ホース群が、第1拘束部材によって滑動を許容されながら分散しないように拘束される。同様に、第2拘束部材の移動に際し、スイベルジョイントと右走行装置とを接続する第2油圧ホース群が、第2拘束部材によって滑動を許容されながら分散しないように拘束される。これらにより、第1油圧ホース群に含まれる油圧ホース、及び第2油圧ホース群に含まれる油圧ホースが外方に膨らんで突出してしまう状態の発生、すなわち油圧ホースの踊りの発生を抑えることができる。
また本発明は、上記発明において、上記第1拘束部材は、上記左サイドフレームに取り付けられる第1取付け部と、この第1取付け部に連設され、上記センタフレームの背面板の左右方向に沿う方向に延設される第1延設部と、この第1延設部に固定され、上記第1油圧ホース群が挿入され、この第1油圧ホース群の滑動を許容させながら上記第1油圧ホース群を分散しないように拘束する第1拘束枠とを含み、上記第2拘束部材は、上記右サイドフレームに取り付けられる第2取付け部と、この第2取付け部に連設され、上記センタフレームの背面板の左右方向に沿う方向に延設される第2延設部と、この第2延設部に固定され、上記第2油圧ホース群が挿入され、この第2油圧ホース群の滑動を許容させながら上記第2油圧ホース群を分散しないように拘束する第2拘束枠とを含む構成にしてある。
また本発明は、上記発明において、上記センタフレームの上記背面板の左右方向に沿う方向の上記第1拘束部材の摺動を可能に、上記第1拘束部材を保持する第1保持部と、上記センタフレームの上記背面板の左右方向に沿う方向の上記第2拘束部材の摺動を可能に、上記第2拘束部材を保持する第2保持部とを備えたことを特徴としている。
また本発明は、上記発明において、上記第1保持部は、上記第1拘束部材の上記第1延設部に形成された第1長穴と、上記センタフレームの上記背面板に設けられ、上記第1長穴に挿入される第1突起部とを含み、上記第2保持部は、上記第2拘束部材の上記第2延設部に形成された第2長穴と、上記センタフレームの上記背面板に設けられ、上記第2長穴に挿入される第2突起部とを含むことを特徴としている。
また本発明は、上記発明において、上記センタフレームに設けられ、周面に上記第1油圧ホース群が挿通する第1通し穴と上記第2油圧ホース群が挿通する第2通し穴とを有し、上記スイベルジョイントを囲むように配置される丸胴を備え、上記第1保持部の上記第1突起部は、上記第1長穴の上下方向の寸法である幅寸法よりも大きな外径を有する大径部と、この大径部の前面に形成され、上記第1長穴に挿入されて上記大径部よりも小さな外径を有する小径部とを有する第1段付きボスから成り、上記第2保持部の上記第2突起部は、上記第2長穴の上下方向の寸法である幅寸法よりも大きな外径を有する大径部と、この大径部の前面に形成され、上記第2長穴に挿入されて上記大径部よりも小さな外径を有する小径部とを有する第2段付きボスから成り、上記第1保持部は、上記第1段付きボスの上記小径部に形成されたねじ穴に螺合する第1ボルトと、この第1ボルトに装着され、上記第1長穴の上記幅寸法よりも大きな外径を有する第1ワッシャとを含み、上記第2保持部は、上記第2段付きボスの上記小径部に形成されたねじ穴に螺合する第2ボルトと、この第2ボルトに装着され、上記第2長穴の上記幅寸法よりも大きな外径を有する第2ワッシャとを含むことを特徴としている。
本発明のミニショベルの配策構造は、収縮、拡張に伴う左サイドフレームの移動に追従して移動し、第1油圧ホース群の滑動を許容させながら第1油圧ホース群を分散しないように拘束する第1拘束部材と、収縮、拡張に伴う右サイドフレームの移動に追従して移動し、第2油圧ホース群の滑動を許容させながら第2油圧ホース群を分散しないように拘束する第2拘束部材とを備えたことから、これらの第1拘束部材と第2拘束部材とによって、可変脚の収縮、拡張に伴う油圧ホースの踊りの発生を抑えることができる。これにより、従来生じる懸念のあった踊りを生じた油圧ホースのセンタフレームのエッジ部等への接触による当該油圧ホースの損傷、及び踊りを生じた油圧ホースの地上の障害物への干渉による当該油圧ホースの損傷を防ぐことができる。したがって本発明は、従来に比べて油圧ホースの耐久性を向上させることができ、信頼性の高いミニショベルを実現させることができる。
本発明に係るミニショベルの油圧ホース配策構造の一実施形態を示す図で、可変脚を形成するサイドフレームを拡張させた状態を示す平面図である。 図1に示す状態の背面図である。 本実施形態を示す図で、可変脚を形成するサイドフレームを縮小させた状態を示す平面図である。 図3に示す状態の要部を縦断面して示した背面図である。 油圧ホース、及び第1拘束部材と第2拘束部材を除いた状態を示す本実施形態の分解斜視図である。 本実施形態に備えられる第1拘束部材を示す斜視図である。 本実施形態に備えられる第1段付きボスを示す斜視図である。 可変脚を形成するサイドフレームの収縮状態から拡張状態への移行に伴う本実施形態の形態変化を示す図で、(a)図は収縮状態における形態を示す図、(b)図は収縮状態から拡張状態へ変化する途中の形態を示す図、(c)図は拡張状態における形態を示す図である。
以下、本発明に係るミニショベルの油圧ホース配策構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る油圧ホース配策構造の一実施形態が設けられるミニショベルは、例えば走行に際して拡張され、トラック等による運搬時に収縮される可変脚を有するものである。
すなわち、本実施形態に係る油圧ホース配策構造は、図1−6に示すように、スイベルジョイント5が設けられるセンタフレーム1、及びこのセンタフレーム1の両側に配置され、収縮、拡張が可能な一対の可変脚を形成する左サイドフレーム2、右サイドフレーム3を有する走行フレームを備えている。これらの左サイドフレーム2及び右サイドフレーム3は、油圧シリンダ15の伸縮動作により走行フレームの左右方向、すなわち幅方向に移動する。
また、本実施形態は、左サイドフレーム2に設けられ、左走行モータを含む左走行装置6と、右サイドフレーム3に設けられ、右走行モータを含む右走行装置7とを備えている。
また、本実施形態は、一端をセンタジョイント5に接続され、他端を左走行装置6に接続される複数の油圧ホースを含む第1油圧ホース群8と、一端をセンタジョイント5に接続され、他端を右走行装置7に接続される複数の油圧ホースを含む第2油圧ホース群9とを備えている。
本実施形態は、第1油圧ホース群8と第2油圧ホース群9を、センタフレーム1及び左サイドフレーム2、右サイドフレーム3を含む走行フレームに配策するものであって、収縮、拡張に伴う左サイドフレーム2の移動に追従して移動し、第1油圧ホース群8の滑動を許容させながら第1油圧ホース群8を分散しないように拘束する第1拘束部材10を備えている。また、収縮、拡張に伴う右サイドフレーム3の移動に追従して移動し、第2油圧ホース群9の滑動を許容させながら第2油圧ホース群9を分散しないように拘束する第2拘束部材11を備えている。
図1−5に示すように、第1拘束部材10は、左サイドフレーム2の側板2aに取り付けられる第1取付け部10aと、この第1取付け部10aに連設され、センタフレーム1の背面板1aの左右方向に沿う方向に延設される第1延設部10bと、この第1延設部10bに固定され、第1油圧ホース群8が挿入され、この第1油圧ホース群8の滑動を許容させながら第1油圧ホース群8を分散しないように拘束する第1拘束枠10cとを含んでいる。
同様に、第2拘束部材11は、右サイドフレーム3の側板3aに取り付けられる第2取付け部11aと、この第2取付け部11aに連設され、センタフレーム1の背面板1aの左右方向に沿う方向に延設される第2延設部11bと、この第2延設部11bに固定され、第2油圧ホース群9が挿入され、この第2油圧ホース群9の滑動を許容させながら第2油圧ホース群9を分散しないように拘束する第2拘束枠11cとを含んでいる。
また、本実施形態は、センタフレーム1の背面板1aの左右方向に沿う方向の第1拘束部材10の摺動を可能に、第1拘束部材10を保持する第1保持部を備えている。同様に、センタフレーム1の背面板1aの左右方向に沿う方向の第2拘束部材10の摺動を可能に第2拘束部材10を保持する第2保持部を備えている。
第1保持部は、第1拘束部材10の第1延設部10bに形成された第1長穴10dと、センタフレーム1の背面板1aに設けられ、第1長穴10dに挿入される第1突起部とを含んでいる。同様に、第2保持部は、第2拘束部材11の第2延設部11bに形成された第2長穴11dと、センタフレーム1の背面板1aに設けられ、第2長穴11dに挿入される第2突起部とを含んでいる。
また本実施形態は、図5に示すように、センタフレーム1に設けられ、周面に第1油圧ホース群8が挿通する第1通し穴4aと、第2油圧ホース群9が挿通する第2通し穴4bとを有し、図1に示すように、スイベルジョイント5を囲むように配置される丸胴4を備えている。
上述した第1保持部の第1突起部は例えば、図5,7に示すように、第1拘束部材10の第1長穴10dの上下方向の寸法である幅寸法よりも大きな外径を有する大径部12aと、この大径部12aの前面に形成され、第1長穴10dに挿入されて大径部12aよりも小さな外径を有する小径部12bとを有する第1段付きボス12から成っている。
同様に、上述した第2保持部の第2突起部は例えば、第2拘束部材11の第2長穴11dの上下方向の寸法である幅寸法よりも大きな外径を有する大径部と、この大径部の前面に形成され、第2長穴11dに挿入されて大径部よりも小さな外径を有する小径部とを有する第2段付きボス13から成っている。
上述した第1保持部は、図7に示すように第1段付きボス12の小径部12bに形成されたねじ穴12b1に螺合する図2,5に示す第1ボルト21と、この第1ボルト21に装着され、第1長穴10dの幅寸法よりも大きな外径を有する第1ワッシャ22とを含んでいる。
同様に、第2保持部は、第2段付きボス13の小径部に形成されたねじ穴に螺合する第2ボルトと、この第2ボルトに装着され、第2長穴11dの幅寸法よりも大きな外径を有する第2ワッシャとを含んでいる。
なお、図1,5に示すように、第1拘束部材10の第1取付け部10aは、左サイドフレーム2の側板2aに形成したねじ穴2bに、第1取付け部10aに形成した第1ボルト穴10eに挿入されるボルト20を螺合させることによって、左サイドフレーム2の側板2aに固定される。
同様に、第2拘束部材11の第2取付け部11aは、右サイドフレーム3の側板3aに形成したねじ穴に、第2取付け部11aに形成した第2ボルト穴に挿入されるボルト23を螺合させることによって、右サイドフレーム3の側板3aに固定される。
また、第1拘束部材10の第1拘束枠10c、及び第2拘束部材11の第2拘束枠11cのそれぞれは、丸パイプ材をn字状に折り曲げて形成してある。
さらに、図3,4に示すように、第1拘束部材10の長さ寸法と、第2拘束部材11の長さ寸法は、可変脚を形成する左サイドフレーム2と右サイドフレーム3とを収縮状態にしたときに、第1延設部10bの端部と、この端部に対向する第2延設部11bの端部との間に、第1拘束部材10と第2拘束部材11との干渉を生じさせないように隙間25を形成する長さ寸法に設定してある。
このように構成した本実施形態も、図示しないエンジンによって駆動される図示しない油圧ポンプから吐出された圧油が、スイベルジョイント5、及び第1油圧ホース群8、第2油圧ホース群9に含まれる各油圧ホースを介して左走行装置6の左走行モータ、右走行装置7の右走行モータのそれぞれに供給されることにより、左走行装置6、右走行装置7が駆動する。これらの左走行装置6と右走行装置7の駆動により、左サイドフレーム2、右サイドフレーム3のそれぞれに図示しないローラ、アイドラスプロケット等を介して巻回された図示しない左右の履帯が駆動して走行が行われる。
また、例えば走行に際しては、図1,2に示すように、油圧シリンダ15を伸長させ、可変脚を形成する左サイドフレーム2と右サイドフレーム3とを拡張させた状態に保たれる。また例えばトラック等に搭載して運搬する際には、図3,4に示すように、油圧シリンダ15を収縮させ、左サイドフレーム2と右サイドフレーム3とを収縮させた状態に保たれる。
例えば、走行フレームを収縮させた状態から拡張させた状態へ移行させるに際して、第1拘束部材10と、第1段付きボス12との相対的な位置関係は、図8の(a)(b)(c)図のように変化する。
走行フレームを収縮させた状態では、図8の(a)図及び図4に示すように、例えば第1拘束部材10の第1長穴10bの左端部に第1段付きボス12が位置する形態となる。
走行フレームを収縮させた状態から拡張させた状態へと移行させる間は、図8の(b)図に示すように、左サイドフレーム2の移動に追従する第1拘束部材10の摺動によって、第1拘束部材10の第1長穴10bの両端部間に第1段付きボス12が位置する形態となる。
走行フレームを拡張させた状態となると、図8の(c)図、及び図2に示すように、例えば第1拘束部材10の第1長穴10bの右端部に第1段付きボス12が位置する形態となる。
なお、第2拘束部材10と第2段付きボス13との位置関係は、上述とは逆の関係となる。すなわち、走行フレームを収縮させた状態では、図4に示すように、例えば第2拘束部材11の第2長穴11bの右端部に第2段付きボス13が位置する形態となり、拡張させた状態では、図2に示すように、例えば第2拘束部材11の第2長穴11bの左端部に第2段付きボス13が位置する形態となる。この間、右サイドフレーム3の移動に追従して第2拘束部材11は摺動する。
本実施形態にあっては、油圧シリンダ15の伸縮動作に伴う可変脚の収縮、拡張動作である左サイドフレーム2及び右サイドフレーム3の移動によって、第1拘束部材10の第1延設部10bに形成された第1長穴10d内を第1段付きボス12が相対的に移動し、また第2拘束部材11の第2延設部11bに形成された第2長穴11d内を第2段付きボス13が相対的に移動する。これにより、左サイドフレーム2の移動に追従して第1拘束部材10が摺動し、右サイドフレーム3の移動に追従して第2拘束部材11が摺動する。
この間、スイベルジョイント5と左走行装置6を接続する第1油圧ホース群8が第1拘束部材10の第1拘束枠10cによって、滑動を許容されながら分散しないように拘束される。同様に、スイベルジョイント5と右走行装置7を接続する第2油圧ホース群9が第2拘束部材11の第2拘束枠11cによって、滑動を許容されながら分散しないように拘束される。
これらにより、本実施形態によれば、第1油圧ホース群8に含まれる油圧ホース、及び第2油圧ホース群9に含まれる油圧ホースが外方に膨らんで突出してしまう状態の発生、すなわち油圧ホースの踊りの発生を抑えることができる。したがって、踊りを生じた油圧ホースのセンタフレーム1のエッジ部等への接触による当該油圧ホースの損傷、及び踊りを生じた油圧ホースの地上の障害物への干渉による当該油圧ホースの損傷を防ぐことができる。これによって、本実施形態は、スイベルジョイント5と、左走行装置6及び右走行装置7とを接続する油圧ホースの耐久性を向上させることができ、信頼性の高いミニショベルを実現させることができる。
また、本実施形態は、第1拘束部材10の第1拘束枠10c、及び第2拘束部材11の第2拘束枠11cのそれぞれが、丸パイプ材から成ることから、第1油圧ホース群8及び第2油圧ホース群9のそれぞれに含まれる油圧ホースが第1拘束枠10c、第2拘束枠11cに接触しても、該当する油圧ホースに損傷を生じさせることがない。
なお、上記実施形態では、第1保持部を構成する第1段付きボス12を1つだけ設けてあるが、この第1段付きボス12を複数設けてもよい。同様に、上記では第2保持部を構成する第2段付きボス13を1つだけ設けてあるが、この第2段付きボス13を複数設けてもよい。
また、上記実施形態では、第1拘束部材10の第1拘束枠10c、及び第2拘束部材11の第2拘束枠11cを、丸パイプ材によって構成したが、このような丸パイプ材に代えて、例えば折り曲げ形成した板状の枠体の内面に、ウレタンラバーを貼着させ、油圧ホース群8,9に含まれる油圧ホースがウレタンラバーに接触可能となる構成としてもよい。
1 センタフレーム
1a 背面板
2 左サイドフレーム
2a 側板
2b ねじ穴
3 右サイドフレーム
3a 側板
4 丸胴
4a 第1通し穴
4b 第2通し穴
5 スイベルジョイント
6 左走行装置
7 右走行装置
8 第1油圧ホース群
9 第2油圧ホース群
10 第1拘束部材
10a 第1取付け部
10b 第1延設部
10c 第1拘束枠
10d 第1長穴
10e 第1ボルト穴
11 第2拘束部材
11a 第2取付け部
11b 第2延設部
11c 第2拘束枠
11d 第2長穴
12 第1段付きボス(第1突起部)
12a 大径部
12b 小径部
12b1 ねじ穴
13 第2段付きボス(第2突起部)
15 油圧シリンダ
20 ボルト
21 第1ボルト
22 第1ワッシャ
23 ボルト
25 隙間

Claims (5)

  1. スイベルジョイントが設けられるセンタフレーム、及びこのセンタフレームの両側に配置され、収縮、拡張が可能な一対の可変脚を形成する左サイドフレーム、右サイドフレームを有する走行フレームと、
    上記左サイドフレームに設けられ、左走行モータを含む左走行装置、及び上記右サイドフレームに設けられ、右走行モータを含む右走行装置と、
    一端を上記センタジョイントに接続され、他端を上記左走行装置に接続される複数の油圧ホースを含む第1油圧ホース群、及び一端を上記センタジョイントに接続され、他端を上記右走行装置に接続される複数の油圧ホースを含む第2油圧ホース群とを備えたミニショベルに設けられ、
    上記第1油圧ホース群と上記第2油圧ホース群を、上記走行フレームに配策するミニショベルの油圧ホース配策構造において、
    上記収縮、拡張に伴う上記左サイドフレームの移動に追従して移動し、上記第1油圧ホース群の滑動を許容させながら上記第1油圧ホース群を分散しないように拘束する第1拘束部材と、
    上記収縮、拡張に伴う上記右サイドフレームの移動に追従して移動し、上記第2油圧ホース群の滑動を許容させながら上記第2油圧ホース群を分散しないように拘束する第2拘束部材とを備えたことを特徴とするミニショベルの油圧ホース配策構造。
  2. 請求項1に記載のミニショベルの油圧ホース配策構造において、
    上記第1拘束部材は、上記左サイドフレームに取り付けられる第1取付け部と、この第1取付け部に連設され、上記センタフレームの背面板の左右方向に沿う方向に延設される第1延設部と、この第1延設部に固定され、上記第1油圧ホース群が挿入され、この第1油圧ホース群の滑動を許容させながら上記第1油圧ホース群を分散しないように拘束する第1拘束枠とを含み、
    上記第2拘束部材は、上記右サイドフレームに取り付けられる第2取付け部と、この第2取付け部に連設され、上記センタフレームの背面板の左右方向に沿う方向に延設される第2延設部と、この第2延設部に固定され、上記第2油圧ホース群が挿入され、この第2油圧ホース群の滑動を許容させながら上記第2油圧ホース群を分散しないように拘束する第2拘束枠とを含むことを特徴とするミニショベルの油圧ホース配策構造。
  3. 請求項2に記載のミニショベルの油圧ホース配策構造において、
    上記センタフレームの上記背面板の左右方向に沿う方向の上記第1拘束部材の摺動を可能に、上記第1拘束部材を保持する第1保持部と、
    上記センタフレームの上記背面板の左右方向に沿う方向の上記第2拘束部材の摺動を可能に、上記第2拘束部材を保持する第2保持部とを備えたことを特徴とするミニショベルの油圧ホース配策構造。
  4. 請求項3に記載のミニショベルの油圧ホース配策構造において、
    上記第1保持部は、上記第1拘束部材の上記第1延設部に形成された第1長穴と、上記センタフレームの上記背面板に設けられ、上記第1長穴に挿入される第1突起部とを含み、
    上記第2保持部は、上記第2拘束部材の上記第2延設部に形成された第2長穴と、上記センタフレームの上記背面板に設けられ、上記第2長穴に挿入される第2突起部とを含むことを特徴とするミニショベルの油圧ホース配策構造。
  5. 請求項4に記載のミニショベルの油圧ホース配策構造において、
    上記センタフレームに設けられ、周面に上記第1油圧ホース群が挿通する第1通し穴と上記第2油圧ホース群が挿通する第2通し穴とを有し、上記スイベルジョイントを囲むように配置される丸胴を備え、
    上記第1保持部の上記第1突起部は、上記第1長穴の上下方向の寸法である幅寸法よりも大きな外径を有する大径部と、この大径部の前面に形成され、上記第1長穴に挿入されて上記大径部よりも小さな外径を有する小径部とを有する第1段付きボスから成り、
    上記第2保持部の上記第2突起部は、上記第2長穴の上下方向の寸法である幅寸法よりも大きな外径を有する大径部と、この大径部の前面に形成され、上記第2長穴に挿入されて上記大径部よりも小さな外径を有する小径部とを有する第2段付きボスから成り、
    上記第1保持部は、上記第1段付きボスの上記小径部に形成されたねじ穴に螺合する第1ボルトと、この第1ボルトに装着され、上記第1長穴の上記幅寸法よりも大きな外径を有する第1ワッシャとを含み、
    上記第2保持部は、上記第2段付きボスの上記小径部に形成されたねじ穴に螺合する第2ボルトと、この第2ボルトに装着され、上記第2長穴の上記幅寸法よりも大きな外径を有する第2ワッシャとを含むことを特徴とするミニショベルの油圧ホース配策構造。
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