JP2014201991A - 構造物の支柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】穴を掘ることができない場所への設置を容易にする。
【解決手段】支柱本体1の下端又はその近傍に設けられた荷重受け部2と、支柱本体1の周方向に分割されると共に組み合わされて支柱本体1の周囲を囲み、荷重受け部2に荷重を掛けるウエイトユニット3を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、穴を掘ることができない場所に立てるのに適した構造物の支柱に関する。
オーニング等の風による影響を受けやすい構造物を設置する場合、転倒防止と強風によって吹き飛ばされるのを防止するために、地面に穴を掘り、コンクリートを打設して基礎を作り支柱の下端部を固定する。なお、このようなオーニングとして、例えば特許文献1に開示されたものがある。
実開平7−25122号公報
しかしながら、上記のオーニングの施工方法では、穴を掘ることができない場所、例えば建物の屋上等にはオーニングを設置することができない。ここで、屋上に穴を掘る代わりに木枠を組んでコンクリートを流し込むことで基礎を形成し、この基礎に支柱を固定することで、穴を掘らなくてもオーニングの設置は可能になるが、この場合には木枠を組んでコンクリートを打設することから基礎の施工工事が大掛かりなものとなる。また、予め基礎を工場で形成しておき、この基礎を屋上に運び込むことで現場でのコンクリート打設工事を不要にできるが、この場合には重量物である基礎を現場まで運搬する必要があり、やはり施工工事が大掛かりなものとなる。特にオーニングのように風に煽られる構造のものを設置する場合には、所定の吹き上げ荷重に耐えるように設計する必要があることから基礎が大きなものとなり、工場で製造した基礎を施工現場に搬入するのには大変な労力が必要である。
このように穴を掘ることができない場所にオーニング等の構造物を気軽に設置することができないために、消費者に潜在的なニーズがあったとしても、そのニーズをうまく顕在化させて消費行動に結び付けることができないでいる。
本発明は、穴を掘ることができない場所への設置が容易な構造物の支柱を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の構造物の支柱は、支柱本体の下端又はその近傍に設けられた荷重受け部と、支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて支柱本体の周囲を囲み、荷重受け部に荷重を掛けるウエイトユニットを備えるものである。したがって、ウエイトユニットの荷重が荷重受け部を介して支柱本体に掛かり、支柱本体を安定させる。ウエイトユニットは支柱本体の周方向に分割されており、支柱本体を立てた後でその周囲に組み付けることができる。
また、請求項2記載の構造物の支柱は、ウエイトユニットが、複数のウエイトを周方向に組み合わせて支柱本体を囲むウエイト組みを上下に複数段積み重ねたものであり、ウエイトの組み合わせ位置には水平方向への外れを防ぐ外れ防止手段が設けられているものである。したがって、ウエイト組みを積み重ねた状態では、各段のウエイト組みのウエイトが外れることはない。また、積み重ねるウエイト組みの段数を変えることで、ウエイトユニットの重さを調節することができる。
また、請求項3記載の構造物の支柱は、各段のウエイト組みの水平方向へのずれを防ぐずれ防止手段を備えるものである。したがって、積み重ねた後でウエイト組みが水平方向にずれるのを防止することができる。
また、請求項4記載の構造物の支柱は、ずれ防止手段が、上段のウエイト組みの底面と下段のウエイト組みの上面のうち、いずれか一方に設けられた凹部と、もう一方に設けられ、凹部に挿入される凸部を備えており、凹部の幅は凸部の幅よりも広く、凹部内で凸部が移動できる範囲で上下のウエイト組みの積層時の位相をずらすことが可能になっている。
また、請求項5記載の構造物の支柱は、ずれ防止手段が、ウエイト組みを上下方向に貫通する貫通孔と、上下の段で揃えられた貫通孔に挿入されるピンを備えるものである。したがって、ウエイト組みを積み重ねて揃えた各段の貫通孔にピンを挿入することで、上下の段のウエイト組みの水平方向へのずれを防止することができる。
また、請求項6記載の構造物の支柱は、貫通孔が周方向にずれた位置に一対設けられており、上下の段のウエイト組みの位相を揃える場合には上下の段の一対の貫通孔の位置が揃えられて少なくとも一方の貫通孔の連続孔にピンが挿入され、上下の段のウエイト組みの位相をずらす場合には上下の段の異なる貫通孔の位置が揃えられてその連続孔にピンが挿入されるものである。
また、請求項7記載の構造物の支柱は、ウエイトの外周面には、ウエイトの周方向の組み合わせラインと類似のダミー溝が設けられているものである。したがって、ウエイトユニットの表面に現れた組み合わせラインが目立たなくなる。
さらに、請求項8記載の構造物の支柱は、ウエイトユニットが、支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて支柱本体の周囲を囲み、荷重受け部に荷重を掛けるベースと、ベース上に嵌め込まれ、複数のウエイトを周方向に組み合わせて支柱本体を囲むウエイト組みを備えるものである。
請求項1記載の構造物の支柱では、施工場所に穴をあけずに支柱を建てることができる。そのため、例えば屋内、建物の屋上、バルコニー等の穴をあけ難い場所に支柱をしっかりと建てることができる。また、支柱本体を立てた後でその周囲にウエイトユニットを組み付けることができるので、組み付け作業が容易である。また、施工現場には、ばらばらの状態のウエイトを運び込むことができるので、運び込む資材一つ一つの重さが軽くなり、運搬が容易である。さらに、予め製造されたウエイトを組み付けてウエイトユニットを作るので、現場で型枠を組んでコンクリートを流し込んで基礎を形成する場合に比べて、施工作業自体が容易になると共に、現場で大量のコンクリートを使用することもないので準備や後片付けも容易である。
また、請求項2記載の構造物の支柱では、積み重ねるウエイト組みの段数を変えることでウエイトユニットの重さを調節することができるので、様々な支柱への適用が可能で汎用性に優れている。
また、請求項3記載の構造物の支柱では、各段のウエイト組みの水平方向へのずれを防ぐずれ防止手段を備えているので、ウエイトユニットを組み付けた後で例えば物が当たる等の外力を受けた場合にウエイト組みが水平方向にずれてしまうのを防止することができる。
また、請求項4記載の構造物の支柱では、ウエイト組みを積み重ねる際にその位相をずらすことができるので、各段のウエイト組みの位相をずらした場合と位相を揃えた場合とでウエイトユニットとしての表面のデザインを変えることができる。
また、請求項5記載の構造物の支柱では、ウエイト組みを上下方向に貫通する貫通孔と、上下の段で揃えられた貫通孔に挿入されるピンを備えているので、ウエイト組みを積み重ねて揃えた各段の貫通孔にピンを挿入するだけで、上下の段のウエイト組みが水平方向にずれてしまうのを防止することができる。
また、請求項6記載の構造物の支柱では、各段のウエイト組みの位相をずらした場合と位相を揃えた場合とでそれぞれ各段のウエイト組みが水平方向にずれるのを防止することができる。
また、請求項7記載の構造物の支柱では、ウエイトの外周面には、ウエイトの周方向の組み合わせラインと類似のダミー溝が設けられているので、ウエイトユニットの表面に現れる組み合わせラインを目立たなくすることができ、デザイン性を向上させることができる。
さらに、請求項8記載の構造物の支柱では、ウエイトユニットが、支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて支柱本体の周囲を囲み、荷重受け部に荷重を掛けるベースと、ベース上に嵌め込まれ、複数のウエイトを周方向に組み合わせて支柱本体を囲むウエイト組みを備えているので、ウエイトユニットを所謂縦割りタイプにすることができ、デザインの幅を広げることができる。
本発明の構造物の支柱の第1の実施形態を示す斜視図である。 同構造物の支柱の荷重受け部を示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。 同構造物の支柱の組み付け手順を示し、1段目のウエイト組みを組み合わせる様子を示す斜視図である。 同構造物の支柱の組み付け手順を示し、2段目のウエイト組みを組み合わせる様子を示す斜視図である。 上下2段のウエイト組みをその位相を揃えて積み重ねた状態を一部切断して示す斜視図である。 ずれ防止手段の貫通孔とピンの位置関係を示し、(A)は上下の段のウエイト組みの位相を揃えて上下の段の貫通孔の位置を揃え、一方の貫通孔の連続孔に長尺のピンを挿入した様子を示す概念図、(B)は上下の段のウエイト組みの位相を同じ方向にずらして上下の段の異なる貫通孔の位置を揃え、2段分の長さのピンを挿入した様子を示す概念図である。 同構造物の支柱の組み付け手順を示し、最上段のウエイト組みに蓋を被せる様子を示す斜視図である。 各段のウエイト組みの位相をずらして積み重ねた状態の構造物の支柱を示す斜視図である。 上下2段のウエイト組みをその位相をずらして積み重ねた状態を一部切断して示す斜視図である。 本発明の構造物の支柱の第2の実施形態を示し、そのずれ防止手段を上から見た状態の斜視図である。 同構造物の支柱のずれ防止手段の下から見た状態の斜視図である。 同構造物の支柱のずれ防止手段を示し、凹部に凸部が挿入されている様子を示す図である。 本発明の構造物の支柱の第3の実施形態を示す斜視図である。 同構造物の支柱のウエイトユニットを示す分解斜視図である。 同ウエイトユニットのベースを示す分解斜視図である。 本発明の構造物の支柱の第4の実施形態を示す斜視図である。 同構造物の支柱のウエイトユニットを示す分解斜視図である。 ずれ防止手段の変形例を示し、上下の段のウエイト組みの位相を交互に反対方向にずらして上下の段の異なる貫通孔の位置を揃え、揃った貫通孔の連続孔に長尺のピンを挿入した様子を示す概念図である。
以下、本発明の構成を図面に示す形態に基づいて詳細に説明する。本実施形態ではオーニングの支柱を例に説明するが、適用可能な構造物はオーニングには限られず、例えばパラソル等にも適用可能である。また、屋外の構造物には勿論、展示会場等の屋内に設置する構造物にも適用可能である。
図1〜図9に本発明の構造物の支柱の実施形態の一例を示す。構造物の支柱(以下、単に支柱という)は、支柱本体1の下端又はその近傍に設けられた荷重受け部2と、支柱本体1の周方向に分割されると共に組み合わされて支柱本体1の周囲を囲み、荷重受け部2に荷重を掛けるウエイトユニット3を備えている。本実施形態のウエイトユニット3は、複数のウエイト4を周方向に組み合わせて支柱本体1を囲むウエイト組み5を上下に複数段積み重ねたものであり、ウエイト4の組み合わせ位置には水平方向への外れを防ぐ外れ防止手段6が設けられている。
本実施形態の荷重受け部2は板状の部材であり、支柱本体1の下端に設けられている。荷重受け部2には筒状部7が例えば溶接により固着されており、筒状部7を支柱本体1の下端に挿入し固定することで荷重受け部2を支柱本体1の下端に固定している。即ち、本実施形態では荷重受け部2の上に支柱本体1が立てられており、荷重受け部2は支柱本体1を倒れ難くする機能も有している。
本実施形態のウエイトユニット3は円筒形状を成しており、ウエイトユニット3を構成するウエイト組み5は2分割されて一対のウエイト4より構成されている。本実施形態では各ウエイト4を同形状にしているが、別形状にしても良い。各ウエイト4を同形状にすることで、ウエイト4の種類数を最小にして製造コストを安くすることができる。各段のウエイト組み5を構成する一対のウエイト4は円弧状を成しており、互いの両端を突き合わせるようにして組み合わされる。各ウエイト4の外周面の下部には凹み4aが設けられており、各段のウエイト組み5を積み重ねると各段の境目に溝8が形成される。
本実施形態の外れ防止手段6は、互いに噛み合う凹部6aと凸部6bより構成されている。凹部6aはウエイト4の一側の端部4bに、凸部6bはウエイト4の反対側の端部4cにそれぞれ設けられており、2つのウエイト4を組み合わせる際に互いに対向するもの同士で嵌め合わされる。凹部6a及び凸部6bはウエイト4の内側から外側に向けて設けられており、嵌め合わせ及び取り外しは上下方向からは可能であるが、水平方向からは不能となっている。即ち、2つのウエイト4を組み合わせる際に片方の凸部6bをもう片方の凹部6aに嵌め込むことで、水平方向への外れが防止される。
ウエイトユニット3は複数段のウエイト組み5より構成されており、ウエイトユニット3の重さはウエイト組み5の段数を増減することで調整される。ウエイト組み5は、各段のウエイト組み5の水平方向へのずれを防ぐずれ防止手段9を備えている。本実施形態では各ウエイト組み5を構成する2つのウエイト4の両方にずれ防止手段9をそれぞれ設けているが、いずれか一方にのみ設けるようにしても良く、更には各段のずれを考慮しなくても良い場合にはずれ防止手段9を設けなくても良い。
本実施形態のずれ防止手段9は、ウエイト組み5を上下方向に貫通する貫通孔10,11と、上下の段で揃えられた貫通孔10,11に挿入されるピン12を備えている。貫通孔10,11は周方向にずれた位置に一対設けられている。一対の貫通孔10,11はウエイト4の径方向中央位置に周方向に並んで設けられている。
ここでは、先ず最初に図1に示すように各段のウエイト組み5の位相(周方向の向き)を揃える場合について説明する。各段のウエイト組み5の位相を揃える場合、上下の段の一対の貫通孔10,11の位置は揃えられ、少なくとも一方の貫通孔10,11の連続孔にピン12が挿入される(図5,図6(A))。本実施形態では、片方の貫通孔10の連続孔に長尺のピン12が挿入されている。
なお、本実施形態では、ピン12の長さを、全ての段のウエイト組み5を1本で貫通する長さ(全段分の長さ)にしているが、必ずしもこの長さに限られない。例えば、ピン12の長さを2段分の長さにしても良いし、その他の長さでも良い。即ち、各段のウエイト組み5の水平方向へのずれを防止することができれば、ピン12の長さは特に限定されない。なお、全段分の長さ以外の長さのピン12を使用する場合には、両方の貫通孔10,11の連続孔に高さをずらしてピン12を挿入する。例えば2段分の長さのピン12を使用する場合には、両方の貫通孔10,11の連続孔に1段ずつ高さをずらしてピン12を挿入する。貫通孔10,11の連続孔の一方に対し、最初に1段分の長さのスペーサ用ピンを挿入することで、各貫通孔10,11の連続孔に1段ずつ高さをずらしてピン12を挿入することできる。
ウエイト4の外周面には、ウエイト4の周方向の組み合わせライン13と類似のダミー溝14が設けられている。ダミー溝14を設けることで、ウエイトユニット3の表面に現れる組み合わせライン13を目立たなくすることができ、デザイン性を向上させることができる。本実施形態では所定間隔で複数のダミー溝14が設けられている。ただし、組み合わせライン13が目立たない場合や目立っても構わない場合等にはダミー溝14を設けなくても良い。本実施形態では、各ダミー溝14の間が平面になっており、ウエイト組み5の外周は多数の平面より構成されている。
最上段のウエイト組み5の上には蓋15が被せられている。蓋15は支柱本体1の周方向に分割されると共に組み合わされて最上段のウエイト組み5と支柱本体1との間の隙間を塞いでいる。本実施形態では、蓋15は2分割されて一対の板状部材16より構成されている。蓋15は最上段のウエイト組み5の上面に例えば接着剤により固着されている。
次に、支柱の施工手順について説明する。支柱本体1に荷重受け部2を取り付けた後、支柱本体1を所定の位置に立てる(図1)。そして、荷重受け部2の上にウエイトユニット3を組み立てる。先ず最初に、最下段(1段目)のウエイト組み5を組み付ける(図3)。ウエイト組み5は周方向に分割された2つのウエイト4より構成されているので、支柱本体1を立てた状態で後からその周囲を囲むように組み付けることができる。
次に、最下段のウエイト組み5の上に2段目のウエイト組み5を組み付ける(図4)。このとき、上下の段のウエイト組み5の位相を揃える場合には、上下の段のずれ防止手段9の各貫通孔10,11の位置を揃えるようにウエイト組み5を積み重ねる(図5)。そして、全ての段のウエイト組み5を組み付けて積み重ねた後、各段のずれ防止手段9の貫通孔が連続する孔(連続孔)にピン12を挿入する(図6(A))。本実施形態では上述の通り片方の貫通孔10の列にピン12を挿入する。長尺のピン12をウエイトユニット3に上下に貫通させることで、各段のウエイト組み5の水平方向へのずれを防止することができる。ただし、もう一方の貫通孔11にピン12を挿入しても良いし、貫通孔10,11の両方に2本のピン12を挿入しても良い。
また、本実施形態では、各段の2つのウエイト4のそれぞれにずれ防止手段9が設けられているので、ウエイトユニット3全体としては2本のピン12によって各段のウエイト組み5の水平方向へのずれが防止されている。
その後、最上段のウエイト組み5の上面に蓋15を被せて接着剤で固定することで(図7)、支柱が完成する(図1)。各段のウエイト組み5の外周は多数の平面で形成されており、また、各段のウエイト組み5の境目には溝8が形成されているので、ウエイトユニット3の外周面をタイル張りのようなデザインにすることができる。
また、図8に示すように上下の段のウエイト組み5の位相をずらす場合には、上下の段のずれ防止手段9の異なる貫通孔10,11の位置を揃えるようにウエイト組み5を積み重ねる(図9)。図9では各段のウエイト組み5の位相を同じ方向にずらして下段の貫通孔10に上段の貫通孔11を揃えるようにしているが、下段の貫通孔11に上段の貫通孔10を揃えるようにしても良い。そして、2段積み重ねた状態で、揃えられた貫通孔10,11が連続する孔(連続孔)に2段分の長さのピン12を挿入する。ピン12を2段分のウエイト組み5に貫通させることで、この2段のウエイト組み5の水平方向へのずれが防止される。
同様にして2段目のウエイト組み5の上に3段目のウエイト組み5を積み重ね、揃えられた貫通孔10,11の連続孔に別のピン12を挿入する(図6(B))。このように異なる貫通孔10,11を揃えながら各段のウエイト組み5を積み重ねることで、各段のウエイト組み5を位相を同じ方向にずらしながら積み重ねることができる。そして、全ての段のウエイト組み5を積み重ねた後、最上段のウエイト組み5の上面に蓋15を被せて接着剤で固定することで、支柱が完成する(図8)。各段のウエイト組み5の外周は多数の平面で形成されており、また、各段のウエイト組み5の境目には溝8が形成されているので、ウエイトユニット3の外周面をレンガを積んだようなデザインにすることができる。
本発明では、ウエイト4の集合体であるウエイトユニット3の重さを荷重受け部2に掛けることができるので、その重さで支柱本体1を安定させることができる。そのため、例えば屋内、建物の屋上、バルコニー等の穴を掘ることができない場所にも支柱をしっかりと建てることができる。また、たとえ穴を掘ることが可能であったとしてもその作業が大掛かりになるため実質的には穴を掘ることができないと言えるような場所(例えば、コンクリート面、タイル・石・レンガ等を敷き詰めた面等のように硬い面等)にも支柱をしっかりと且つ簡単に建てることができる。
したがって、いままでオーニング等の構造物を設置したいと思っていたがその設置をあきらめていた消費者の需要を喚起して消費に繋げることが可能になる。即ち、潜在的なニーズを顕在化させて消費行動に結び付けることができる。
施工現場には、ばらばらの状態のウエイト4が運び込まれる。そのため、予め完成させた大型の基礎を運び込む場合に比べて、運び込む資材の一つ一つが軽くなり、資材の運搬が容易である。特に本実施形態では、ウエイト4の重さは作業者が一人で運搬できる重さに抑えられているので、資材の運搬が容易であり、例えば狭い場所や段差がある場所の通り抜けが容易であり、施工場所の選択の自由度が向上する。
また、予め製造されたウエイト4を積み上げるので、現場で型枠を組んでコンクリートを流し込んで基礎を形成する場合に比べて、施工作業自体が容易になると共に、現場で大量のコンクリートを使用することもないので準備や後片付けも容易である。
また、使用するウエイト4の形状を全て同じにしているので、1種類のウエイト4を準備すれば足り、必要な資材の種類を減らすことができて製造コストをより一層抑えることができる。
また、支柱本体1を立てた後で、ウエイト組み5の数を変えて重さ調節することができるので、使い勝手に優れている。
さらに、ウエイトユニット3として積み重ねるウエイト組み5の段数を変更するだけで、様々な構造物の支柱に対応することができ、汎用性に優れている。
また、各段のウエイト組み5を積み重ねる際に位相をずらすだけでウエイトユニット3のデザインを変えることができるので、この点からも汎用性に優れている。
また、2つのウエイト4を組み付けたウエイト組み5を積み重ねることでウエイトユニット3を形成しているので、ウエイトユニット3の分解が容易であり、支柱の撤去も容易である。
なお、上述の説明では、上下の段のウエイト組み5の位相をずらす場合、図6(B)に示すように、各段のウエイト組み5の位相を同じ方向にずらしていたが、位相をずらす方向を変えても良い。例えば図18に示すように、位相をずらす方向を1段毎に交互に変えても良い。この場合には、全ての段についていずれか一方の貫通孔10,11を連続させることができるので、1列に揃った連続孔に全段分の長さのピン12を挿入することができる。即ち、1本の長尺のピン12を使用して各段のウエイト組み5の水平方向へのずれを防止することができる。
次に、図10〜図12に基づき本発明の構造物の支柱の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態との相違点を中心に説明し、第1の実施形態の構造物の支柱と同一の部材には同一の符号を付してそれらの詳しい説明を省略する(以下、同様)。
本実施形態のずれ防止手段9は、凹凸の嵌め合わせより構成されている。具体的には、ウエイト4の上面の外周縁に設けられた堤部(凸)4dと、底面の凹み4aより構成されている。各ウエイト組み5を積み重ねると、下段のウエイト組み5の堤部4dが上段のウエイト組み5の凹み4aに嵌まり込み、各段のウエイト組み5の水平方向へのずれを防止することができる。
また、本実施形態のずれ防止手段9は、上段のウエイト組み5の底面と下段のウエイト組み5の上面のうち、いずれか一方に設けられた凹部9aと、もう一方に設けられ、凹部9aに挿入される凸部9bを備えている。本実施形態では、ウエイト組み5の底面に凹部9aを設け(図11)、上面に凸部9bを設けている(図10)が、上面に凹部9aを設け、底面に凸部9bを設けるようにしても良い。
本実施形態の凹部9aはウエイト4の底面の凹み4aの内側に、凸部9bはウエイト4の上面の堤部4dの内側にそれぞれ設けられている。したがって、各ウエイト組み5を積み重ねて下段の堤部4dを上段の凹み4aに嵌め込むと、下段の凸部9bが上段の凹部9aに入り込む(図12)。
凹部9aの幅(周方向の長さ)は凸部9bの幅(周方向の長さ)よりも広くなっており、凹部9a内で凸部9bが移動できる範囲で上下のウエイト組み5の積層時の位相をずらすことが可能になっている。本実施形態では、上下の段のウエイト組み5の位相をθ=15度ずらすことできるように凹部9aの幅を広くしているが、θの大きさはこれに限られない。
本実施形態では、ずれ防止手段9としての堤部4dと凹み4aを嵌め合わせることで、各段のウエイト組み5の水平方向へのずれを防止することができると共に、上段の凹部9a内で下段の凸部9bを移動させることで、各段のウエイト組み5の位相をずらしてウエイトユニット3の表面のデザインを変えることができる。
次に、図13〜図15に基づき本発明の構造物の支柱の第3の実施形態について説明する。なお、図14では手前側のウエイト4を仮想線で記載している。
本実施形態のウエイトユニット3は、支柱本体1の周方向に分割されると共に組み合わされて支柱本体1の周囲を囲み、荷重受け部2に荷重を掛けるベース17と、ベース17上に嵌め込まれ、複数のウエイト4を周方向に組み合わせて支柱本体1を囲むウエイト組み5を備えている。
本実施形態のベース17は円筒形状をなしており、2分割されて一対の半割体18より構成されている。本実施形態では各半割体18を同形状にしているが、別形状にしても良い。各半割体18を同形状にすることで、半割体18の種類数を最小にして製造コストを安くすることができる。半割体18の一側の端部には凹部18aが、反対側の端部には凸部18bがそれぞれ設けられており、2つの半割体18を組み合わせる際に互いに対向するもの同士で嵌め合わされる。
本実施形態のウエイト組み5は円錐形状をなし、6分割されて6つのウエイト4より構成されている。ただし、ウエイト組み5の形状は円錐形状に限られず、分割数も6つに限られない。また、本実施形態では各ウエイト4を同形状にしているが、別形状にしても良い。各ウエイト4を同形状にすることで、ウエイト4の種類数を最小にして製造コストを安くすることができる。
ウエイト4の底部には、ベース17に上から嵌め込む凹部19が形成されている。また、ウエイト4の上面には蓋15を嵌め込む堤部20が設けられている。
次に、支柱の施工手順について説明する。支柱本体1に荷重受け部2を取り付けた後、支柱本体1を所定の位置に立てる。そして、荷重受け部2の上にウエイトユニット3を組み立てる。先ず最初に、荷重受け部2の上にベース17を組み付ける。ベース17は周方向に分割された2つの半割体18より構成されているので、支柱本体1を立てた状態で後からその周囲を囲むように組み付けることができる。
次に、ベース17の上にウエイト組み5を組み付ける(図14)。各ウエイト4の底部の凹部19をベース17に上から嵌め込ながら支柱本体1の周囲を囲むように並べることで、ウエイト組み5を組み付けることができる。
その後、ウエイト組み5の上面に蓋15を被せて接着剤で固定することで、支柱が完成する(図13)。この支柱ではウエイトユニット3が所謂縦割りタイプとなり、ウエイトユニット3のデザインの幅を広げることができる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上述の説明では、荷重受け部2を支柱本体1の下端に設けていたが、必ずしも下端に設ける必要はなく、下端の近傍即ちウエイトユニット3の荷重を受けることができる位置に設けていれば良い。
また、上述の説明では、ウエイトユニット3を円筒形状にしていたが、必ずしも円筒形状に限られない。例えば、図16及び図17に示すように四角柱形状にしても良いし、五角柱形状、六角柱形状、八角柱形状等でも良い。また、外周面が垂直な筒形状に限られず、円錐形状、角錐形状、円形状、卵形状、エンタシス形状等でも良い。
さらに、上述の説明では支柱本体1とウエイトユニット3の間をそのまま空けていたが、モルタルや砂等を入れて埋めても良い。この場合には現場での施工作業に手間が増えてしまうものの、支柱本体1とウエイトユニット3をより確実に一体化することができると共に、支柱本体1の荷重受け部2に掛かる重さをより重くすることができる。
1 支柱本体
2 荷重受け部
3 ウエイトユニット
4 ウエイト
5 ウエイト組み
6 外れ防止手段
9 ずれ防止手段
9a ずれ防止手段の凹部
9b ずれ防止手段の凸部
10,11 ずれ防止手段の貫通孔
12 ずれ防止手段のピン
13 組み合わせライン
14 ダミー溝
17 ベース

Claims (8)

  1. 支柱本体の下端又はその近傍に設けられた荷重受け部と、前記支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて前記支柱本体の周囲を囲み、前記荷重受け部に荷重を掛けるウエイトユニットを備えることを特徴とする構造物の支柱。
  2. 前記ウエイトユニットは、複数のウエイトを周方向に組み合わせて前記支柱本体を囲むウエイト組みを上下に複数段積み重ねたものであり、前記ウエイトの組み合わせ位置には水平方向への外れを防ぐ外れ防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の構造物の支柱。
  3. 前記各段のウエイト組みの水平方向へのずれを防ぐずれ防止手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造物の支柱。
  4. 前記ずれ防止手段は、上段のウエイト組みの底面と下段のウエイト組みの上面のうち、いずれか一方に設けられた凹部と、もう一方に設けられ、前記凹部に挿入される凸部を備えており、前記凹部の幅は前記凸部の幅よりも広く、前記凹部内で前記凸部が移動できる範囲で前記上下のウエイト組みの積層時の位相をずらすことが可能であることを特徴とする請求項3記載の構造物の支柱。
  5. 前記ずれ防止手段は、前記ウエイト組みを上下方向に貫通する貫通孔と、上下の段で揃えられた前記貫通孔に挿入されるピンを備えることを特徴とする請求項3記載の構造物の支柱。
  6. 前記貫通孔は周方向にずれた位置に一対設けられており、上下の段の前記ウエイト組みの位相を揃える場合には上下の段の前記一対の貫通孔の位置が揃えられて少なくとも一方の貫通孔の連続孔に前記ピンが挿入され、上下の段の前記ウエイト組みの位相をずらす場合には上下の段の異なる前記貫通孔の位置が揃えられてその連続孔に前記ピンが挿入されることを特徴とする請求項5記載の構造物の支柱。
  7. 前記ウエイトの外周面には、前記ウエイトの前記周方向の組み合わせラインと類似のダミー溝が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の構造物の支柱。
  8. 前記ウエイトユニットは、前記支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて前記支柱本体の周囲を囲み、前記荷重受け部に荷重を掛けるベースと、前記ベース上に嵌め込まれ、複数のウエイトを周方向に組み合わせて前記支柱本体を囲むウエイト組みを備えることを特徴とする請求項1記載の構造物の支柱。
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