JP6181404B2 - 構造物の支柱 - Google Patents
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Description
さらに、請求項7記載の構造物の支柱は、支柱本体の下端又はその近傍に設けられた荷重受け部と、支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて支柱本体の周囲を囲み、荷重受け部に荷重を掛けるウエイトユニットを備え、ウエイトの外周面には、ウエイトの周方向の組み合わせラインと類似のダミー溝が設けられていることを特徴とする。
さらに、請求項8記載の構造物の支柱は、支柱本体の下端又はその近傍に設けられた荷重受け部と、支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて支柱本体の周囲を囲み、荷重受け部に荷重を掛けるウエイトユニットを備え、各段のウエイト組みの水平方向へのずれを防ぐずれ防止手段を備え、ずれ防止手段は、ウエイト組みを上下方向に貫通する貫通孔と、上下の段で揃えられた貫通孔に挿入されるピンを備え、貫通孔は周方向にずれた位置に一対設けられており、上下の段のウエイト組みの位相を揃える場合には上下の段の一対の貫通孔の位置が揃えられて少なくとも一方の貫通孔の連続孔にピンが挿入され、上下の段のウエイト組みの位相をずらす場合には上下の段の異なる貫通孔の位置が揃えられてその連続孔にピンが挿入されることを特徴とする。
また、積み重ねるウエイト組みの段数を変えることでウエイトユニットの重さを調節することができるので、様々な支柱への適用が可能で汎用性に優れている。しかも、ウェイトは、凹凸を上から嵌め合わせるように積むだけで、複数のウエイトを組み合わせて水平方向への外れが防止される。また、ウエイト組みを分解する場合には、ウエイトを持ち上げるだけで、組み合わされた他のウエイトから取り外すことができる。
また、各段のウエイト組みの水平方向へのずれを防ぐずれ防止手段を備えているので、ウエイトユニットを組み付けた後で例えば物が当たる等の外力を受けた場合にウエイト組みが水平方向にずれてしまうのを防止することができる。
さらに、ウエイト組みを積み重ねる際にその位相をずらすことができるので、各段のウエイト組みの位相をずらした場合と位相を揃えた場合とでウエイトユニットとしての表面のデザインを変えることができる。
さらに、請求項7記載の構造物の支柱では、施工場所に穴をあけずに支柱を建てることができる。そのため、例えば屋内、建物の屋上、バルコニー等の穴をあけ難い場所に支柱をしっかりと建てることができる。また、支柱本体を立てた後でその周囲にウエイトユニットを組み付けることができるので、組み付け作業が容易である。また、施工現場には、ばらばらの状態のウエイトを運び込むことができるので、運び込む資材一つ一つの重さが軽くなり、運搬が容易である。さらに、予め製造されたウエイトを組み付けてウエイトユニットを作るので、現場で型枠を組んでコンクリートを流し込んで基礎を形成する場合に比べて、施工作業自体が容易になると共に、現場で大量のコンクリートを使用することもないので準備や後片付けも容易である。しかも、ダミー溝によってウエイトユニットの表面に現れる組み合わせラインを目立たなくすることができ、デザイン性を向上させることができる。
さらに、請求項8記載の構造物の支柱では、施工場所に穴をあけずに支柱を建てることができる。そのため、例えば屋内、建物の屋上、バルコニー等の穴をあけ難い場所に支柱をしっかりと建てることができる。また、支柱本体を立てた後でその周囲にウエイトユニットを組み付けることができるので、組み付け作業が容易である。また、施工現場には、ばらばらの状態のウエイトを運び込むことができるので、運び込む資材一つ一つの重さが軽くなり、運搬が容易である。さらに、予め製造されたウエイトを組み付けてウエイトユニットを作るので、現場で型枠を組んでコンクリートを流し込んで基礎を形成する場合に比べて、施工作業自体が容易になると共に、現場で大量のコンクリートを使用することもないので準備や後片付けも容易である。また、ずれ防止手段により、ウエイトユニットを組み付けた後で例えば物が当たる等の外力を受けた場合にウエイト組みが水平方向にずれてしまうのを防止することができる。加えて、ウエイト組みを積み重ねて揃えた各段の貫通孔にピンを挿入するだけで、上下の段のウエイト組みが水平方向にずれてしまうのを防止することができる。しかも、ウエイトユニットを所謂縦割りタイプにすることができ、デザインの幅を広げることができる。
2 荷重受け部
3 ウエイトユニット
4 ウエイト
5 ウエイト組み
6 外れ防止手段
9 ずれ防止手段
9a ずれ防止手段の凹部
9b ずれ防止手段の凸部
10,11 ずれ防止手段の貫通孔
12 ずれ防止手段のピン
13 組み合わせライン
14 ダミー溝
17 ベース
Claims (8)
- 支柱本体の下端又はその近傍に設けられた荷重受け部と、
前記支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて前記支柱本体の周囲を囲み、前記荷重受け部に荷重を掛けるウエイトユニットを備え、
前記ウエイトユニットは、複数のウエイトを周方向に組み合わせて前記支柱本体を囲むウエイト組みを上下に複数段積み重ねたものであり、前記ウエイトの組み合わせ位置には互いに噛み合う凹部と凸部より構成され水平方向への外れを防ぐ外れ防止手段が設けられ、前記凹部と凸部との嵌め合わせ及び取り外しは上下方向からは可能であるが、水平方向からは不能となっており、
各段の前記ウエイト組みの水平方向へのずれを防ぐずれ防止手段を備え、
前記ずれ防止手段は、上段の前記ウエイト組みの底面と下段の前記ウエイト組みの上面のうち、いずれか一方に設けられた凹部と、もう一方に設けられ、前記凹部に挿入される凸部を備えており、前記凹部の幅は前記凸部の幅よりも広く、前記凹部内で前記凸部が移動できる範囲で上下の前記ウエイト組みの積層時の位相をずらすことが可能である
ことを特徴とする構造物の支柱。 - 支柱本体の下端又はその近傍に設けられた荷重受け部と、
前記支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて前記支柱本体の周囲を囲み、前記荷重受け部に荷重を掛けるウエイトユニットとを備え、かつ
前記ウエイトユニットは、各段のウエイト組みの水平方向へのずれを防ぐずれ防止手段を備え、
前記ずれ防止手段は、上段のウエイト組みの底面と下段のウエイト組みの上面のうち、いずれか一方に設けられた凹部と、もう一方に設けられ、前記凹部に挿入される凸部を備えており、前記凹部の幅は前記凸部の幅よりも広く、前記凹部内で前記凸部が移動できる範囲で前記上下のウエイト組みの積層時の位相をずらすことが可能であることを特徴とする構造物の支柱。 - 前記ずれ防止手段は、前記ウエイト組みを上下方向に貫通する貫通孔と、上下の段で揃えられた前記貫通孔に挿入されるピンを備えることを特徴とする請求項1または2記載の構造物の支柱。
- 前記貫通孔は周方向にずれた位置に一対設けられており、上下の段の前記ウエイト組みの位相を揃える場合には上下の段の前記一対の貫通孔の位置が揃えられて少なくとも一方の貫通孔の連続孔に前記ピンが挿入され、上下の段の前記ウエイト組みの位相をずらす場合には上下の段の異なる前記貫通孔の位置が揃えられてその連続孔に前記ピンが挿入されることを特徴とする請求項3記載の構造物の支柱。
- 前記ウエイトの外周面には、前記ウエイトの前記周方向の組み合わせラインと類似のダミー溝が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の構造物の支柱。
- 前記ウエイトユニットは、前記支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて前記支柱本体の周囲を囲み、前記荷重受け部に荷重を掛けるベースと、前記ベース上に嵌め込まれ、複数のウエイトを周方向に組み合わせて前記支柱本体を囲むウエイト組みを備えることを特徴とする請求項1または2記載の構造物の支柱。
- 支柱本体の下端又はその近傍に設けられた荷重受け部と、
前記支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて前記支柱本体の周囲を囲み、前記荷重受け部に荷重を掛けるウエイトユニットを備え、
前記ウエイトの外周面には、前記ウエイトの前記周方向の組み合わせラインと類似のダミー溝が設けられている
ことを特徴とする構造物の支柱。 - 支柱本体の下端又はその近傍に設けられた荷重受け部と、
前記支柱本体の周方向に分割されると共に組み合わされて前記支柱本体の周囲を囲み、前記荷重受け部に荷重を掛けるウエイトユニットを備え、
前記各段のウエイト組みの水平方向へのずれを防ぐずれ防止手段を備え、
前記ずれ防止手段は、前記ウエイト組みを上下方向に貫通する貫通孔と、上下の段で揃えられた前記貫通孔に挿入されるピンを備え、
前記貫通孔は周方向にずれた位置に一対設けられており、上下の段の前記ウエイト組みの位相を揃える場合には上下の段の前記一対の貫通孔の位置が揃えられて少なくとも一方の貫通孔の連続孔に前記ピンが挿入され、上下の段の前記ウエイト組みの位相をずらす場合には上下の段の異なる前記貫通孔の位置が揃えられてその連続孔に前記ピンが挿入される
ことを特徴とする構造物の支柱。
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JP2013080098A JP6181404B2 (ja) | 2013-04-08 | 2013-04-08 | 構造物の支柱 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013080098A JP6181404B2 (ja) | 2013-04-08 | 2013-04-08 | 構造物の支柱 |
Publications (2)
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JP2014201991A JP2014201991A (ja) | 2014-10-27 |
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Family Applications (1)
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JP2013080098A Active JP6181404B2 (ja) | 2013-04-08 | 2013-04-08 | 構造物の支柱 |
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