JP2014200833A - スポット溶接装置 - Google Patents

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Yusuke Kumagawa
雄祐 熊川
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Abstract

【課題】装置が大型化・高コスト化することなく、ワークの板厚に関わらず、2つのワークに対して片側スポット溶接を安定的に施すことができる、スポット溶接装置を提供する。【解決手段】第1ワーク11を介して第2ワーク12に対向する電極2(溶接装置本体)を設置して、第1ワーク11に形成された貫通穴部11aを介して第2ワーク12を吸着する電磁石3(吸着手段)を、第1ワーク11を介して第2ワーク12に対向するように電極2の周囲に設置している。【選択図】図1

Description

この発明は、2つのワークをスポット溶接するスポット溶接装置に関し、特に、2つのワークのうち一方のワークの側から片側スポット溶接を施すスポット溶接装置に関するものである。
従来から、スポット溶接装置において、2つのワーク(被溶接物)のうち一方のワークの側から片側スポット溶接を施すスポット溶接装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このようなスポット溶接装置は、2つのワークを挟み込むように双方のワークの側にそれぞれ電極を配置してスポット溶接を施すものに比べて、溶接の作業性が格段に向上することになる。
一方、特許文献1には、レーザービームを照射して片側スポット溶接をおこなう本体部の外周部に電磁石を配置して、電磁石の吸着力によって2つのワークを密着させた状態で、本体部によって2つのワークに対して片側スポット溶接を施す技術が開示されている。すなわち、電磁石による磁力吸着力を、電磁石に対向する第1ワークと、第1ワークを介して電磁石に対向する第2ワークと、にそれぞれ作用させることで、2つのワークを密着させた状態で、本体部によって2つのワークに対して片側スポット溶接を施している。
特許文献1のスポット溶接装置は、電磁石による磁力吸着力を、電磁石に対向する第1ワークと、第1ワークを介して電磁石に対向する第2ワークと、にそれぞれ作用させている。そのため、第1ワークの板厚が厚くなった場合に、第2ワークに対する磁気吸着力が低下して2つのワークの間に隙間が生じて溶接が不充分におこなわれてしまう問題や、電磁石の磁力吸着力を大きく設定できるように装置が大型化・高コスト化してしまう問題が生じていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、装置が大型化・高コスト化することなく、ワークの板厚に関わらず、2つのワークに対して片側スポット溶接を安定的に施すことができる、スポット溶接装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるスポット溶接装置は、第1ワークと第2ワークとをスポット溶接するスポット溶接装置であって、前記第1ワークを介して前記第2ワークに対向する溶接装置本体と、前記第1ワークを介して前記第2ワークに対向するように前記溶接装置本体の周囲の一部又は全部に設置されて、前記第1ワークに形成された貫通穴部を介して前記第2ワークを吸着する吸着手段と、を備えたものである。
本発明は、第1ワークを介して第2ワークに対向する溶接装置本体を設置して、第1ワークに形成された貫通穴部を介して第2ワークを吸着する吸着手段を、第1ワークを介して第2ワークに対向するように溶接装置本体の周囲に設置している。これにより、装置が大型化・高コスト化することなく、ワークの板厚に関わらず、2つのワークに対して片側スポット溶接が安定的に施される、スポット溶接装置を提供することができる。
この発明の実施の形態におけるスポット溶接装置の要部を示す概略断面図である。 スポット溶接装置の要部を示す概略下面図である。 変形例としての、スポット溶接装置の要部を示す概略断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1及び図2にて、スポット溶接装置1(片側スポット溶接装置)の構成・動作について説明する。
図1に示すように、スポット溶接装置1には、溶接装置本体としての電極2(電極部)や、吸着手段としての電磁石3、などが設置されている。
図1を参照して、溶接装置本体としての電極2は、第1ワーク11(第1被溶接物)を介して第2ワーク12(第2被溶接物)に対向するものであって、不図示の電源部に接続されている。そして、電源部から電極2に所定の電圧が印加されることで、電極2に対向する位置で、第1ワーク11と第2ワーク12とにスポット溶接(片側スポット溶接)が施されることになる。
このように、本実施の形態におけるスポット溶接装置1は、2つのワーク11、12(被溶接物)のうち一方のワーク11の側に電極2を配置して片側スポット溶接を施すものであるため、2つのワークを挟み込むように双方のワークの側にそれぞれ電極を配置してスポット溶接を施すものに比べて、溶接の作業性が格段に向上することになる。
なお、本実施の形態では、図2(A)に示すように、電極2を円柱状に形成したが、電極2の形状はこれに限定されることなく、例えば、電極2を多角柱状に形成することもできる。
吸着手段としての電磁石3は、第1ワーク11(第1被溶接物)を介して第2ワーク12(第2被溶接物)に対向するように電極2(溶接装置本体)の周囲に設置されている。また、電磁石3(吸着手段)は、第1ワーク11に形成された貫通穴部11a(切欠部)を介して第2ワーク12を磁力によって吸着できるように構成されている。
詳しくは、電磁石3(吸着手段)には、第1ワーク11の貫通穴部11aを介して第2ワーク12に直接的に接触する突起部3aが形成されている。そして、不図示の電源部から電磁石3に所定の電圧が印加されることで、突起部3aを含めて電磁石3の底部に磁力吸着力が生じて、第2ワーク12が突起部3aに直接的に吸着されるとともに、第1ワーク11も電磁石3(突起部3a以外の底部である。)に直接的に吸着されることになる。なお、第2ワーク12には、突起部3a以外の電磁石3の底部から第1ワーク11を介した間接的な磁力吸着力も作用することになる。
このように、本実施の形態では、電磁石3による磁力吸着力を、電磁石3に対向する第1ワーク11と、第1ワーク11を介して電磁石3に対向する第2ワーク12と、にそれぞれ直接的に作用させている。そのため、第1ワーク11の板厚が厚くなった場合であっても、第2ワーク12に対する磁気吸着力が低下して2つのワーク11、12の間に隙間が生じて溶接が不充分におこなわれてしまう問題や、電磁石3の磁力吸着力を大きく設定できるように装置1が大型化・高コスト化してしまう問題が、生じにくくなる。すなわち、電磁石3による磁力吸着力によって第1ワーク11と第2ワーク12とを密着させた状態で、良好な片側スポット溶接を安定的におこなうことができる。
特に、画像形成装置(例えば、特許第3304149号公報参照)においては、狭い空間において複数のワークをそれぞれ溶接して頑丈な本体フレームを形成する必要があるため、本実施の形態におけるスポット溶接装置1を用いることが有用になる。
なお、図2(A)〜(C)を参照して、電磁石3の突起部3a(又は、第1ワーク11の貫通穴部11a)の形状、位置、個数は、種々の形態のものに設定することができる。
また、電磁石3は、図2(A)〜(C)に示すように電極2(溶接装置本体)の周囲の全部に設置することもできるし、図2(D)に示すように電極2(溶接装置本体)の周囲の一部に設置することもできる。
また、本実施の形態では、電磁石3による磁力吸着力によって、第2ワーク12が突起部3aに直接的に吸着されるとともに、第1ワーク11も電磁石3(突起部3a以外の底部)に直接的に吸着されるように構成した。
これに対して、電磁石3による磁力吸着力が突起部3aのみから生じるように構成して、第2ワーク12のみを突起部3aに直接的に吸着するように構成することもできる。その場合も、電磁石3に吸着された状態の第2ワーク12に対して、第1ワーク11が自重と電極2の押圧とによって密着されることになるため、上述した本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
ここで、本実施の形態において、電磁石3(吸着手段)は、第2ワーク12(及び、第1ワーク11)に対する吸着力をオン・オフできるように構成されている。詳しくは、不図示の電源部から電磁石3に所定の電圧が供給されると電磁石3の磁力吸着力がオン状態になり、電源部からの電磁石3への電圧供給が停止されると電磁石3の磁力吸着力がオフ状態になる。
さらに具体的に、スポット溶接をおこなう前に電磁石3の磁力吸着力をオン状態にして、スポット溶接装置1に2つのワーク11、12をセットする。そして、スポット溶接装置1によって2つのワーク11、12に対するスポット溶接が完了すると、電磁石3の磁力吸着力をオフ状態にして、スポット溶接装置1から溶接された2つのワーク11、12を取り外す。
このように、電磁石3(吸着手段)の吸着力をオン・オフできるように構成することで、一連の溶接作業を効率化することができる。
なお、本実施の形態では、貫通穴11aを介して第2ワーク12を吸着する吸着手段として電磁石3を用いたが、吸着手段はこれに限定されることなく、例えば、吸着手段として永久磁石を用いることもできるし、エアー吸引を用いた吸着手段を用いることもできる。
また、本実施の形態では、溶接装置本体として電極2を用いたが、溶接装置本体としてレーザービームを照射するものを用いることもできる(例えば、特許文献1参照)。
さらに、本実施の形態では、第1ワーク11の貫通穴部11aに入り込むように、電磁石3(吸着手段)の側に突起部3aを設けた。
これに対して、図3に示すように、第1ワーク11の貫通穴部11aに入り込むように、第2ワーク12の側に突出部12aを設けることもできる。すなわち、電磁石3(吸着手段)は、第2ワーク12に形成された突出部12aが第1ワーク11の貫通穴部11aを介して接触することになる。第2ワーク12の突出部12aは、曲げ加工、半抜き加工、エンボス加工、絞り加工などによって形成することもできるし、カシメピンなど別部品との接合加工によって形成することもできる。そして、このように構成した場合であっても、本実施の形態のものと同様に、電磁石3による磁力吸着力によって第1ワーク11と第2ワーク12とを密着させた状態で、良好な片側スポット溶接を安定的におこなうことができる。
以上説明したように、本実施の形態では、第1ワーク11を介して第2ワーク12に対向する電極2(溶接装置本体)を設置して、第1ワーク11に形成された貫通穴部11aを介して第2ワーク12を吸着する電磁石3(吸着手段)を、第1ワーク11を介して第2ワーク12に対向するように電極2の周囲に設置している。これにより、スポット溶接装置1が大型化・高コスト化することなく、ワーク11、12の板厚に関わらず、2つのワーク11、12に対して片側スポット溶接を安定的に施すことができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 スポット溶接装置(片側スポット溶接装置)、
2 電極(溶接装置本体)、
3 電磁石(吸着手段)、
3a 突起部、
11 第1ワーク、
11a 貫通穴部、
12 第2ワーク、
12a 突出部。
特開2010−110767号公報

Claims (6)

  1. 第1ワークと第2ワークとをスポット溶接するスポット溶接装置であって、
    前記第1ワークを介して前記第2ワークに対向する溶接装置本体と、
    前記第1ワークを介して前記第2ワークに対向するように前記溶接装置本体の周囲の一部又は全部に設置されて、前記第1ワークに形成された貫通穴部を介して前記第2ワークを吸着する吸着手段と、
    を備えたことを特徴とするスポット溶接装置。
  2. 前記吸着手段は、前記第1ワークの前記貫通穴部を介して前記第2ワークに接触する突起部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のスポット溶接装置。
  3. 前記吸着手段は、前記第2ワークに形成された突出部が前記第1ワークの前記貫通穴部を介して接触することを特徴とする請求項1に記載のスポット溶接装置。
  4. 前記吸着手段は、前記第2ワークに対する吸着力をオン・オフできるように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスポット溶接装置。
  5. 前記吸着手段は、電磁石であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスポット溶接装置。
  6. 前記溶接装置本体は、電極であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスポット溶接装置。
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