JP2014200713A - 粉体塗装装置 - Google Patents

粉体塗装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014200713A
JP2014200713A JP2013076871A JP2013076871A JP2014200713A JP 2014200713 A JP2014200713 A JP 2014200713A JP 2013076871 A JP2013076871 A JP 2013076871A JP 2013076871 A JP2013076871 A JP 2013076871A JP 2014200713 A JP2014200713 A JP 2014200713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder coating
hose
transport
coating apparatus
hoses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013076871A
Other languages
English (en)
Inventor
海住 晴久
Haruhisa Umizumi
晴久 海住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
Priority to JP2013076871A priority Critical patent/JP2014200713A/ja
Publication of JP2014200713A publication Critical patent/JP2014200713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

【課題】複数の搬送ホースを接続した粉体塗料の搬送通路を備える粉体塗装装置において、搬送ホースの接続部分の内面に段差が生じないようにする。【解決手段】複数の搬送ホース15を接続した粉体塗料の搬送通路を備える粉体塗装装置において、搬送ホース15の接続部分の外面側に接続チューブ16を被せ、接続チューブ16の内面側で搬送ホース15aと搬送ホース15bとの接合端面を互いに突き合わせ、搬送ホース15a,15bの接続部分の内面に段差が生じないようにした。【選択図】図2

Description

この発明は、粉体塗料の搬送通路を形成する搬送ホースを備える粉体塗装装置に関するものである。
粉体塗装は有機溶剤を含まず、被塗装物に付着しなかったオーバースプレー粉を回収して再使用することができるので、環境にやさしい塗装として、近年多くの製品に採用されている。
当初はガードレール、照明器具等の道路資材から始まり、冷蔵庫、エアコンの室外機、学校の椅子や机の塗装、あるいは、ワイパー、コイルスプリング、ナンバープレート等の車部品の塗装にも多く採用されている。最近では、車体ボディーのトップクリアーにも粉体塗装が使用されている。
粉体塗装は、一般に二つに大別される。一つ目は、粉体塗料に電荷を与えて、被塗装物に粉体塗料を静電気的に付着させる静電粉体塗装である。二つ目は、加熱した被塗装物を、流動する粉体塗料層に浸漬して、粉体塗料を予熱した被塗装物に付着させる流動浸漬塗装と呼ばれるものである。
一つ目の静電粉体塗装は、一般に、冷蔵庫、電子レンジ、ガードレール、消火器の塗装等に広く使用されている。
二つ目の流動浸漬塗装は、粉体塗料として、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩ビ等の熱可塑性のものが使用され、特に、フェンス、水回り製品の籠、自転車の籠等、厚膜塗装に多く用いられている。
また、別な粉体塗装として、鋳鉄管や撚線ワイヤ等を予熱した後、予熱した鋳鉄管や撚線ワイヤ等に静電塗装ガンから粉体塗料を吹き付けて粉体塗料を付着させる塗装方法もある。
上記のような粉体塗装では、粉体塗料の搬送通路を搬送ホースによって形成することが多い。
例えば、静電粉体塗装では、塗料タンクから塗装ガンに粉体塗料を搬送する搬送通路に、搬送ホースを使用する。
ところが、搬送ホースには、通常、曲がりがあるため、この曲がり部分を通過する粉体塗料と搬送ホースの内面との間に、粉体塗料が搬送ホースの曲がり部分に固着し易い。
また、粉体塗料を塗料タンクから吸引装置(インジェクター)によって吸引して搬送ホース内に供給した場合、吸引装置(インジェクター)の出口部分、即ち、搬送ホースの入り口部分で粉体塗料が固着しやすい。
搬送ホース内で粉体塗料の固着量が増えると、搬送ホース内で閉塞が生じ、閉塞部分の搬送ホースを交換する必要が生じる。
また、搬送ホース内を通過する粉体塗料が硬質である場合には、搬送ホースの内面が、粉体塗料との摩擦により、摩耗して破損しやすくなる。これにより、摩耗した搬送ホースを交換しなければならない。
ところで、搬送ホース1を機器に接続したり、搬送ホース1同士を接続する場合には、通常、図5に示すようなホースジョイント2が使用されている(特許文献1)。
ホースジョイント2には、搬送ホース1の接続端部に挿し込むジョイント部3が設けられており、このジョイント部3を搬送ホース1の接続端部に挿し込むことにより、搬送ホース1の接続が行われている。
特開2001−335826号公報
ところで、上記のようなホースジョイント2を使用して搬送ホース1を接続した場合、ホースジョイント2の部分で搬送ホース1の内部に段差部4が生じる。
この段差部4が搬送ホース1内を通過する粉体塗料Aの通過抵抗となり、段差部4によって、ガン先から吐出する粉体塗料Aの量が変動したり、搬送エアー量は変動したりして、被塗装物への粉体塗料Aの付き回りが変化することがあった。
また、段差部4に粉体塗料Aが固着して、搬送ホース1の内部を閉塞したり、固着した粉体塗料Aが塗装中に剥がれて塗装面にブツができるといった問題もあった。
そこで、この発明は、搬送ホースを接続する場合に、搬送ホースの内面に段差が生じないようにすることを技術的課題とするものである。
前記の課題を解決するために、この発明は、複数の搬送ホースを接続した粉体塗料の搬送通路を備える粉体塗装装置において、搬送ホースの接続部分の外面側に接続チューブを被せ、接続チューブの内面側で搬送ホースと搬送ホースとの接合端面を互いに突き合わせ、搬送ホースの接続部分の内面に段差が生じないようにしたものである。
上記搬送ホースと搬送ホースとの接合端面を垂直面にすることにより、突き合わせ面に段差が生じないようにしている。
上記接続チューブは、搬送ホースと同素材により形成してもよいし、別素材によって形成してもよい。また、接続チューブを熱収縮チューブによって形成してもよい。
塗装ガンと粉体塗料タンクとの間の搬送ホースを分割して、上記接続チューブを使用して、接続部分の内面に段差が生じないように分割した搬送ホースを接続することができる。
また、分割した搬送ホースの素材を互いに異種材料によって形成することもできる。
この発明の粉体塗装装置は、以上のように、搬送ホースとして、接続部分の内面に段差が生じないように接続したものを使用するので、搬送ホースを部分的に交換しても、接続部分に粉体塗料が固着しにくく、搬送ホース内を通過する粉体塗料の流れ性、搬送スピードに変化を生じさせることがないので、安定した塗装を行える。
この発明の第1の実施形態を示す概略図である。 図1の実施形態の搬送ホースの接続部分の拡大断面図である。 この発明の第2の実施形態を示す概略図である。 図3の実施形態の搬送ホースの接続部分の拡大断面図である。 従来の搬送ホースの接続部分の拡大断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、流動式の粉体塗料タンク10から粉体塗料Aをインジェクター11によって吸引して、塗装ガン12に粉体塗料Aをエアー搬送して吐出する粉体塗装装置に使用する粉体搬送装置を示している。塗装ガン12としては、ガン先端にコロナ電極を備えたコロナ静電式塗装ガン、ガン本体内に摩擦チューブを備える摩擦帯電式静電塗装ガンがある。
粉体塗料タンク10は、下部が多孔質板13によって仕切られ、多孔質板13の下方から除湿除油されたコンプレサーエアー14が導入されている。多孔質板13から吐出される流動エアーにより、粉体塗料タンク10内の粉体塗料Aは、除湿され流動状態になって分散している。
粉体塗料タンク10の上部には、粉体塗料タンク10内の粉体塗料Aを吸引して、搬送ホース15を介して、粉体塗料Aを塗装ガン12にエアー搬送するインジェクター11が設置されている。
搬送ホース15は、途中で湾曲しており、湾曲部分を通過する際に、粉体塗料Aが搬送ホース15の内面に強く接触するため、湾曲部分で搬送ホース15が摩耗する。
このため、図1に示す実施形態では、搬送ホース15を湾曲部分で分割して、摩耗した搬送ホース15を交換できるように、湾曲部分で2本の搬送ホース15a,15bを接続するようにしている。
2本の搬送ホース15a,15bの接続は、搬送ホース15a,15bの外面側に接続チューブ16を被せ、接続チューブ16の内面側で搬送ホース15aと搬送ホース15bとの接合端面を互いに突き合わせ、搬送ホース15a,15bの接続部分の内面に段差が生じないようにしている。
搬送ホース15aと搬送ホース15bとの接合端面は、いずれも垂直に切断し、突き合わせ面に段差が生じないようにしている。
接続チューブ16は、例えば、ポリエチレン、ナイロン、4弗化エチレン等、搬送ホース15と同じ素材によって形成することができる。また、接続チューブ16を搬送ホース15と別素材の硬質の樹脂、又は軟質の樹脂で形成することもできる。また、接続チューブ16を、熱収縮性フィルム材料で形成するようにしてもよい。
次に、図3に示す塗装ガン12は、ガン先に、垂直方向に並ぶ多数本の分岐する搬送ホース15を有する摩擦帯電式のものである。
分岐する多数本の搬送ホース15は、摩擦効果を増大し、粉体塗料の固着を少なくするために4弗化エチレンによって形成しているが、反面、消耗も著しい。
特に、両側寄りに位置する搬送ホース15は、大きく湾曲するため、湾曲部分の搬送ホース15が損傷しやすい。
このため、図4に示す実施形態では、丸印で囲んだ両側寄りに位置する搬送ホース15を3分割して接続し、3分割した搬送ホース15a,15b,15cのうち、消耗部分の搬送ホース15a,15b,15cを交換できるようにしている。
この図4に示す実施形態においても、搬送ホース15a,15b,15cの接続部分の外面側に接続チューブ16を被せ、接続チューブ16の内面側で搬送ホース15a,15b,15cの接合端面を互いに突き合わせ、搬送ホース15a,15b,15cの接続部分の内面に段差が生じないようにしている。
図4に示す実施形態のように、搬送ホース15a,15b,15cを3分割した場合、両側の搬送ホース15a,15cと中央の搬送ホース15bとで材質を変更することも可能である。例えば、両側の搬送ホースを、4弗化エチレン製にして、中央の搬送ホースをポリエチレン製にすることもできる。
A 粉体塗料
10 粉体塗料タンク
11 インジェクター
12 塗装ガン
13 多孔質板
14 コンプレサーエアー
15,15a,15b,15c 搬送ホース
16 接続チューブ

Claims (6)

  1. 複数の搬送ホースを接続した粉体塗料の搬送通路を備える粉体塗装装置において、搬送ホースの接続部分の外面側に接続チューブを被せ、接続チューブの内面側で搬送ホースと搬送ホースとの接合端面を互いに突き合わせ、搬送ホースの接続部分の内面に段差が生じないようにした粉体塗装装置。
  2. 上記搬送ホースと搬送ホースとの接合端面が垂直面である請求項1記載の粉体塗装装置。
  3. 上記接続チューブが熱収縮チューブである請求項1又は2に記載の粉体塗装装置。
  4. 塗装ガンと粉体塗料タンクとの間に、請求項1〜3に記載の接続された搬送ホースを備えるコロナ帯電式の粉体塗装装置。
  5. 請求項1〜3に記載の接続された搬送ホース内にて摩擦帯電を行う摩擦帯電式の粉体塗装装置。
  6. 接続する搬送ホースと搬送ホースが互いに異種材料からなる請求項1〜5のいずれかに記載の粉体塗装装置。
JP2013076871A 2013-04-02 2013-04-02 粉体塗装装置 Pending JP2014200713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013076871A JP2014200713A (ja) 2013-04-02 2013-04-02 粉体塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013076871A JP2014200713A (ja) 2013-04-02 2013-04-02 粉体塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014200713A true JP2014200713A (ja) 2014-10-27

Family

ID=52351670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013076871A Pending JP2014200713A (ja) 2013-04-02 2013-04-02 粉体塗装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014200713A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS572058Y2 (ja) * 1978-09-26 1982-01-13
JPS6113097Y2 (ja) * 1979-10-03 1986-04-23
JPH07323922A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Nordson Kk 粉体の供給搬送方法とその装置
JPH1194146A (ja) * 1997-09-25 1999-04-09 Mesco Inc 雨水等の接続管
JPH11325374A (ja) * 1998-03-12 1999-11-26 Nippon Mentec Kk 合成樹脂製保護管の接続方法
JP2002168381A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Mitsui Chemicals Inc 熱収縮性管継ぎ手および管接合部
JP2008279340A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Asahi Sunac Corp 摩擦帯電式静電塗装装置
JP2012016638A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Asahi Sunac Corp 粉体搬送装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS572058Y2 (ja) * 1978-09-26 1982-01-13
JPS6113097Y2 (ja) * 1979-10-03 1986-04-23
JPH07323922A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Nordson Kk 粉体の供給搬送方法とその装置
JPH1194146A (ja) * 1997-09-25 1999-04-09 Mesco Inc 雨水等の接続管
JPH11325374A (ja) * 1998-03-12 1999-11-26 Nippon Mentec Kk 合成樹脂製保護管の接続方法
JP2002168381A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Mitsui Chemicals Inc 熱収縮性管継ぎ手および管接合部
JP2008279340A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Asahi Sunac Corp 摩擦帯電式静電塗装装置
JP2012016638A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Asahi Sunac Corp 粉体搬送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10527206B2 (en) Pipe-joining method for building hydrocarbon pipelines, in particular, underwater pipelines
US5518546A (en) Apparatus for coating substrates with inductively charged resinous powder particles
JP2014200713A (ja) 粉体塗装装置
CN102671792B (zh) 涂漆装置和方法
JP5959488B2 (ja) 粉体塗装方法
JP5294122B2 (ja) 管体塗装方法
JP5708503B2 (ja) 酸洗設備用スプレーヘッダおよびその製造方法
WO2020130476A3 (ko) 내식성 및 피로특성이 우수한 도금강판 용접부재의 제조방법
JP2013022504A (ja) 巻付けグリップの製造方法
JP2013233501A (ja) 粉体塗装方法
JPS6029630B2 (ja) 内面保護被膜を有する筒状体
JP2016059892A (ja) 塗装マスキング方法
JPS58137457A (ja) 静電粉体塗装ガン
CN103406247A (zh) 耐磨层涂覆方法
JP6033256B2 (ja) 粉体塗装方法
JP4293683B2 (ja) 樹脂被覆の補完方法
JP3396709B2 (ja) 静電塗装用摩擦帯電ガン
JPS6230831B2 (ja)
TWI727214B (zh) 內表面上具有塗層之管件及其製造方法
JP4815422B2 (ja) 静電粉体塗装装置
KR102005724B1 (ko) 피도물의 곡선형 이송구조를 갖는 도장부스
JPWO2019088052A1 (ja) ウェブの製造方法、帯電制御方法及び帯電制御装置
EP0764058A1 (fr) Bain fluidise electrostatique avec electrode semi-conductrice
JPH0724368A (ja) 静電粉体塗装用のホース
JP4657749B2 (ja) 粉体塗装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170328