JP2014200544A - 除湿機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯物等の乾燥対象物を効率的に乾燥させる。【解決手段】吸込口2aから吸い込んだ空気を除湿して吹出口2bから吹き出す除湿機1であって、吸込口2aおよび吹出口2bの周囲に配置された乾燥空間形成部材(壁部)3によって、吸込口2aおよび吹出口2bを覆う乾燥空間12が形成されている。この乾燥空間12内に、吹出口2bから乾燥空気が吹き出される。そのため、乾燥空間12の内部に配置された乾燥対象物、または、乾燥空間12の一部が開放されている場合には開放部分の外側に配置された乾燥対象物に、乾燥空気を集中的に当てることができるため、乾燥対象物を効率的に乾燥させることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、吸込口から吸い込んだ空気を除湿して吹出口から吹き出す除湿機に関する。
従来の除湿機は、箱状のケーシングの外面に吸込口と吹出口が形成されており、吸込口から吸い込んだ空気を除湿して吹出口から吹き出すようになっている(例えば特許文献1参照)。除湿機は、室内の湿度を下げて室内環境を向上させるという目的以外に、洗濯物等を乾かすために使用される場合がある。
特開2011−158139号公報
しかしながら、従来の除湿機では、吹出口から室内に吹き出された乾燥空気はすぐに拡散してしまうため、吹出口の近傍に洗濯物等を配置した場合であっても、洗濯物等を効率的に乾かすことができなかった。
そこで、本発明は、洗濯物等の乾燥対象物を効率的に乾燥させることができる除湿機を提供することを目的とする。
第1の発明に係る除湿機は、吸込口から吸い込んだ空気を除湿して吹出口から吹き出す除湿機であって、前記吸込口および前記吹出口の周囲に配置された壁部によって、前記吸込口および前記吹出口を覆う乾燥空間が形成されていることを特徴とする。
この除湿機では、吸込口および吹出口の周囲に配置された壁部に囲まれた乾燥空間内に、吹出口から乾燥空気が吹き出される。そのため、乾燥空間の内部に配置された乾燥対象物、または、乾燥空間の一部が開放されている場合には開放部分の外側に配置された乾燥対象物に、乾燥空気を集中的に当てることができるため、乾燥対象物を効率的に乾燥させることができる。
なお、本発明の乾燥空間は、密閉状の空間であっても、一部が開放された空間であってもよい。
第2の発明に係る除湿機は、第1の発明において、前記乾燥空間が密閉された空間であることを特徴とする。
この除湿機では、乾燥空間が密閉空間であるため、乾燥空間内に配置した乾燥対象物をより効率的に乾燥させることができる。
第3の発明に係る除湿機は、第1または第2の発明において、前記吸込口および前記吹出口が形成された除湿機本体と、前記除湿機本体に移動可能に取り付けられ、前記除湿機本体とによって前記乾燥空間を形成する乾燥空間形成部材とを有することを特徴とする。
この除湿機では、乾燥空間形成部材を移動させることで、乾燥空間の有無を切り換えたり、乾燥空間の容積を変更したり、乾燥空間を密閉状態と一部開放状態とに切り換えたりすることができる。また、乾燥空間形成部材は除湿機本体に取り付けられているため、着脱式の場合のように無くすことがない。
第4の発明に係る除湿機は、第1または第2の発明において、前記吸込口および前記吹出口が形成された除湿機本体と、前記除湿機本体に着脱可能に取り付けられ、前記除湿機本体とによって前記乾燥空間を形成する乾燥空間形成部材とを有することを特徴とする。
この除湿機では、乾燥空間形成部材を着脱することで、乾燥空間の有無を切り換えたり、乾燥空間の容積を変更したり、乾燥空間を密閉状態と一部開放状態とに切り換えたりすることができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、吸込口および吹出口の周囲に形成された壁部に囲まれた乾燥空間内に、吹出口から乾燥空気が吹き出される。そのため、乾燥空間の内部に配置された乾燥対象物、または、乾燥空間の一部が開放されている場合には開放部分の外側に配置された乾燥対象物に、乾燥空気を集中的に当てることができるため、乾燥対象物を効率的に乾燥させることができる。
第2の発明では、乾燥空間が密閉空間であるため、乾燥空間内に配置した乾燥対象物をより効率的に乾燥させることができる。
第3の発明では、乾燥空間形成部材を移動させることで、乾燥空間の有無を切り換えたり、乾燥空間の容積を変更したり、乾燥空間を密閉状態と一部開放状態とに切り換えたりすることができる。また、乾燥空間形成部材は除湿機本体に取り付けられているため、着脱式の場合のように無くすことがない。
第4の発明では、乾燥空間形成部材を着脱することで、乾燥空間の有無を切り換えたり、乾燥空間の容積を変更したり、乾燥空間を密閉状態と一部開放状態とに切り換えたりすることができる。
本発明の実施形態に係る除湿機の斜視図であって、乾燥空間を形成していない状態の図である。 一部が開放された乾燥空間を形成した状態の除湿機の斜視図である。 密閉状の乾燥空間を形成した状態の除湿機の斜視図である。 図1の除湿機の内部構造を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る除湿機の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る除湿機の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る除湿機の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態の除湿機1は、除湿機本体2と、除湿機本体2に移動可能に取り付けられた乾燥空間形成部材3とを有する。
除湿機本体2は、楕円筒状に形成されており、その上面には、吸込口2aと吹出口2bが形成されている。吸込口2aおよび吹出口2bは、除湿機本体2の外周端に沿った円弧状に形成されており、除湿機本体2の上面を2分割した領域内にそれぞれ配置されている。吹出口2bは、径方向外側に向かって空気を吹き出すように形成されている。
図4に示すように、除湿機本体2の内部には、ファン4、吸着部材5、凝縮器6、ヒーター7、循環ファン8等が収納されている。吸着部材5は、例えばシリカゲル等の吸着材で構成された円盤状の部材であって、図示しないモーターによって回転駆動される。また、除湿機本体2の内部には、ファン4の駆動により吸込口2aから吸い込まれた室内空気を、吸着部材5の除湿領域5aと凝縮器6にそれぞれ通過させた後、吹出口2bから吹き出させる除湿流路9と、循環ファン8の駆動により発生した空気流を、ヒーター7、吸着部材5の再生領域5b、凝縮器凝縮器6の順で通過させて循環させる再生流路10とが形成されている。以下、再生流路10内の空気を循環空気と呼ぶ。
ファン4の駆動により、吸込口2aから室内空気が吸い込まれて、吸い込まれた空気の一部が吸着部材5の除湿領域5aを通過する。空気が除湿領域5aを通過する際に、この空気に含まれる水分が吸着部材5に吸収される。これにより、吸着部材5の除湿領域5aを通過した空気は、乾燥空気となって吹出口2bから吹き出される。そして、吸着部材5の回転により、吸着部材5の水分を保持している部分は再生領域5bまで移動する。
循環ファン8からヒーター7に送られた再生空気はヒーター7で加熱された後、吸着部材5の再生領域5bを通過する。吸着部材5を高温の再生空気が通過することで、吸着部材5の保持していた水分が気化される。これにより、吸着部材5の再生領域5bを通過した再生空気は、吸着部材5から放出された水分を含んだ状態で凝縮器6に送られる。
凝縮器6に供給された再生空気は、吸込口2aから吸い込まれた空気によって冷却され、再生空気に含まれる水分が凝縮する。凝縮水は、除湿機本体2に着脱可能に設けられたトレイ11に貯留される。そして、凝縮器6で水分を放出した再生空気は、再び循環ファン8に吸い込まれる。また、吸着部材5の回転により、吸着部材5のうち水分が放出された領域は、除湿領域5aまで移動して再び水分を吸着する。
乾燥空間形成部材3は、例えばシリコーン樹脂等の柔軟性を有する材料で構成されており、除湿機本体2の外径とほぼ同径の楕円筒状に形成されている。乾燥空間形成部材3は、その筒軸方向一端部が除湿機本体2の上面と側面との境界部に固定されており、乾燥空間形成部材3の上下方向長さは、除湿機本体2の上下方向長さの略4/5程度である。
乾燥空間形成部材3は、図1に示すように、除湿機本体2の側面に沿わせて配置できる。乾燥空間形成部材3は、図1の状態から裏返すことで、図2に示すように、除湿機本体2の上方に自立した状態で配置される。これにより、除湿機本体2の上方に、吸込口2aと吹出口2bを覆うと共に、上方が開放された乾燥空間12が形成される。さらに、図2の状態から、乾燥空間形成部材3の上端(開口端)を閉じることで、図3に示すように、密閉状の乾燥空間12が形成される。乾燥空間形成部材3の開口端を閉じる方法は特に限定されるものではない。例えば、乾燥空間形成部材3の開口端に設けられたジッパーによって閉じるようになっていてもよい。
乾燥空間形成部材3を図2に示す状態(一部が開放された乾燥空間12を形成する状態)にして除湿運転を行うことで、吹出口2bから吹き出された空気は、乾燥空間形成部材3によって流れ方向が誘導される。そのため、除湿機1を室内に干した洗濯物の下方に配置することで、洗濯物に乾燥空気を集中的に当てて、洗濯物を効率的に乾かすことができる。また、洗濯物からの水分を含んだ湿度の高い空気は重力により乾燥空間12内に流れ込んで、吸込口2aに吸い込まれるため、より効率的に洗濯物を乾かすことができる。
また、乾燥空間形成部材3を図3に示す状態(密閉状の乾燥空間12を形成する状態)にして除湿運転を行うことで、乾燥空間12内の空気を効率的に除湿できるため、吹出口2bおよび吸込口2aを塞がないように除湿機本体2の上面に乾燥対象物を配置して、乾燥空間12内に乾燥対象物を収容することで、この乾燥対象物を効率的に乾燥させることができる。
また、乾燥空間形成部材3を図1に示す状態(乾燥空間12を形成しない状態)にして除湿運転を行うことで、吹出口2bから吹き出された乾燥空気は、室内に拡散されるため、室内全体の湿度をほぼ均一に下げることができる。
本実施形態の除湿機1では、吸込口2aおよび吹出口2bの周囲に配置された乾燥空間形成部材(壁部)3に囲まれた乾燥空間12内に、吹出口2bから乾燥空気が吹き出される。そのため、乾燥空間12の内部に配置された乾燥対象物、または、乾燥空間12の一部が開放されている場合には開放部分の外側に配置された乾燥対象物に、乾燥空気を集中的に当てることができるため、乾燥対象物を効率的に乾燥させることができる。
また、本実施形態の除湿機1は、密閉状の乾燥空間12を形成できるため、密閉状の乾燥空間12内に乾燥対象物を配置することで、一部が開放された乾燥空間12内に乾燥対象物を配置する場合に比べて、乾燥対象物をより効率的に乾燥させることができる。
また、本実施形態の乾燥空間形成部材3は、除湿機本体2に取り付けられているため、着脱式の場合のように無くすことがない。
また、本実施形態では、乾燥空間形成部材3を移動させる(裏返す)ことで、乾燥空間12の有無の切り換えを行うことができる。そのため、乾燥空間12を形成しない場合には、室内全体を除湿することができる。
また、本実施形態では、乾燥空間12を形成する状態(図2および図3の状態)の乾燥空間形成部材3は、上端が開閉可能となっている。そのため、乾燥空間12内に乾燥対象物を出し入れしやすい。また、一部が開放された乾燥空間12を形成する状態で除湿機1を使用した場合、室内に干した洗濯物に対して下方から乾燥空気を当てることができるため、洗濯物を効率的に乾かすことができる。
また、本実施形態では、乾燥空間12が除湿機本体2の上方に形成されるため、除湿機1の設置面積を増加させることなく、乾燥空間12を形成できる。
また、本実施形態では、吸込口2aと吹出口2bの大きさ(開口面積)がほぼ同じであるため、大きさが異なっている場合に比べて、風量の調整がしやすい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成は、上記実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上記実施形態では、吸込口2aと吹出口2bの大きさ(開口面積)がほぼ同じであるが、異なっていてもよい。吹出口2bが吸込口2aよりも大きい場合には、広い面積を均一に乾燥できる。吹出口2bが吸込口2aよりも小さい場合には、吹き出される乾燥空気の風速が大きいため、局所的に迅速に乾燥させることができる。
上記実施形態では、除湿機本体2は、楕円筒状に形成されているが、除湿機本体2の形状は、これに限定されるものではなく、例えば直方体状であってもよい。
上記実施形態では、乾燥空間形成部材3は、除湿機本体2の側面に沿って配置された状態から裏返すことで乾燥空間12を形成するが、除湿機本体に移動可能に取り付けられ、乾燥空間を形成する乾燥空間形成部材の構成は、これに限定されない。
例えば図5(a)に示すように、乾燥空間形成部材103が除湿機本体102に上下方向にスライド可能に埋設されており、乾燥空間形成部材103を上方に移動させることで、吸込口102aおよび吹出口102bを覆う乾燥空間112を形成するようになっていてもよい。なお、図示は省略するが、除湿機本体102は乾燥空間形成部材103を上方に移動させた状態で固定できるようになっている。
また例えば、乾燥空間形成部材が除湿機本体の外面に上下方向にスライド可能に取り付けられており、乾燥空間形成部材を上方に移動させることで、乾燥空間を形成するようになっていてもよい。
上記実施形態では、乾燥空間形成部材3は、例えばシリコーン樹脂などの柔軟性を有する材料で形成されているが、例えば合成樹脂や金属など、剛性の高い材料で形成されていてもよい。
上記実施形態では、乾燥空間形成部材3は、除湿機本体2に移動可能に取り付けられているが、乾燥空間形成部材は、除湿機本体に着脱可能に取り付けられており、除湿機本体に取り付けられたときに乾燥空間を形成するようになっていてもよい。乾燥空間形成部材を着脱式とすることにより、乾燥空間形成部材の構造(形状、材質等)の制約が少なくなるため、乾燥により適した構造にできる。
例えば図5(b)に示すように、除湿機本体202の上面に乾燥空間形成部材203を載せることで、吸込口202aおよび吹出口202bを覆う乾燥空間212を形成するようになっていてもよい。なお、この乾燥空間形成部材203は、密閉状の乾燥空間212を形成できるように下方だけが開口した直方体状に形成されているが、一部が開放された乾燥空間を形成する形状であってもよい。具体的には、例えば、乾燥空間形成部材203の上面が開口または網等で形成されていてもよい。また、乾燥空間形成部材203は、乾燥空間を一部開放状態と密閉状態とに切り換え可能となっていてもよい。
上記実施形態では、吸込口2aおよび吹出口2bは、除湿機本体2の上面に形成されており、乾燥空間12は除湿機本体2の上方に形成されるが、この構成に限定されるものではない。以下、3つの具体例を図6(a)〜図7(a)を用いて説明する。
第1の具体例としては、例えば図6(a)に示すように、吸込口302aおよび吹出口302bが除湿機本体302の側面に形成されており、乾燥空間312が除湿機本体302の横に形成されてもよい。この場合、乾燥空間形成部材の側面の長さを長くすることで、除湿機本体の大きさに関わらず、乾燥空間を水平方向に大きくできるため、より多くの乾燥対象物を乾燥させることが可能となる。図6(a)では吸込口302aと吹出口302bが、左右に並んでいるが、上下に並んでいてもよい。また、図6(a)の乾燥空間形成部材303は、密閉状の乾燥空間312を形成する形状であるが、一部が開放された乾燥空間312を形成する形状であってもよい。また、乾燥空間形成部303は、乾燥空間を一部開放状態と密閉状態とに切り換え可能となっていてもよい。一部開放型の乾燥空間312を形成する場合、乾燥空間形成部材303の上面または側面は、開口していてもよいが、網等の通風可能な材料で形成されていてもよい。密閉型の乾燥空間312を形成する場合、乾燥空間形成部材303は、下面が閉塞されていてもよいが、下面が開口または網等で形成されており、床面と除湿機本体302と乾燥空間形成部材303とによって密閉状の乾燥空間312が形成されるようになっていてもよい。この構成によると、乾燥空間形成部材303よりも大きいマット等の上に乾燥空間形成部材303を載せることでマット等を部分的に乾燥させることができる。また、乾燥空間形成部材303の下面が開口している場合には、例えば靴などを床面に配置した状態のまま乾燥空間形成部材303で覆って乾燥させることができる。
第2の具体例としては、例えば図6(b)に示すように、吸込口402aおよび吹出口402bが除湿機本体402の下面に形成されており、乾燥空間412が除湿機本体402の下方に形成されてもよい。
この乾燥空間形成部材403は、密閉状の乾燥空間412を形成する形状であっても、一部が開放された乾燥空間412を形成する形状であってもよい。また、乾燥空間形成部材403は、乾燥空間を一部開放状態と密閉状態とに切り換え可能となっていてもよい。密閉型の乾燥空間412を形成する場合、乾燥空間形成部材403の下面は、閉塞されていてもよいが、下面が開口または網等で形成されており、床面と除湿機本体402と乾燥空間形成部材403とによって密閉状の乾燥空間412が形成されるようになっていてもよい。この構成によると、乾燥空間形成部材403よりも大きいマット等の上に除湿機1を載せることでマット等を部分的に乾燥させることができる。また、乾燥空間形成部材403の下面が開口している場合には、例えば靴などを床面に配置した状態のまま乾燥空間形成部材403で覆って乾燥させることができる。
第3の具体例としては、例えば図7に示すように、除湿機本体(502、602、702)の側面または上面に形成された凹部(513、613、713)の内面に吸込口(502a、602a、702a)および吹出口(502b、602b、702b)が形成されており、乾燥空間(512、612、712)が除湿機本体の内部に形成されてもよい。この場合、凹部の周面が、本発明の「壁部」に相当する。
除湿機本体に形成された凹部の底面に吸込口と吹出口を設ける場合、図7(a)のように、乾燥空間形成部材を設けずに凹部513によって乾燥空間512を形成することが可能である。図7(a)では、除湿機本体502の側面に形成された吸込口502aと吹出口502bが、左右に並んでいるが、上下に並んでいてもよい。また、図7(a)では吸込口502aと吹出口502bが、凹部513の底面に形成されているが、吸込口と吹出口の一方または両方が、凹部513の周面(側面)に形成されていてもよい。吸込口と吹出口の両方を凹部513の周面に形成する場合、吸込口と吹出口は、同一面に形成されても、直交する2面に形成されても、対向する2面に形成されてもよい。
また、除湿機本体に形成された凹部の底面に吸込口と吹出口を設ける場合、図7(b)に示すように、凹部613の周面に沿ってスライド移動可能な乾燥空間形成部材603が除湿機本体602に取り付けられていてもよい。乾燥空間形成部材603を凹部613の底面から離れる方向(図7(b)では上方)に移動させることで、乾燥空間612の容積を増大させることができる。
除湿機本体に形成された凹部の底面に吸込口と吹出口を設ける場合、図7(c)に示すように、凹部713の開口を開閉可能な乾燥空間形成部材703が除湿機本体702に取り付けられていてもよい。この乾燥空間形成部材703は、蛇腹状に折り畳み可能に形成されており、伸長させることで凹部の開口を塞ぐことができる。つまり、乾燥空間形成部材703を移動させることで、乾燥空間712を一部開放状態と密閉状態とに切り換えることができる。
除湿機の内部構造は、吸込口から吸い込んだ空気を除湿して吹出口から吹き出すことができるものであれば、上記実施形態以外の構成であってもよい。
本発明を利用すれば、洗濯物等の乾燥対象物を効率的に乾燥させることができる。
1 除湿機
2 102、202、302、402、502、602、702 除湿機本体
2a、102a、202a、302a、402a、502a、602a、702a 吸込口
2b、102b、202b、302b、402b、502b、602b、702b 吹出口
3 103、203、303、403、503、603、703 乾燥空間形成部材(壁部)
12、112、212、312、412、512、612、712 乾燥空間
513、613、713 凹部(壁部)

Claims (4)

  1. 吸込口から吸い込んだ空気を除湿して吹出口から吹き出す除湿機であって、
    前記吸込口および前記吹出口の周囲に配置された壁部によって、前記吸込口および前記吹出口を覆う乾燥空間が形成されていることを特徴とする除湿機。
  2. 前記乾燥空間が密閉された空間であることを特徴とする請求項1に記載の除湿機。
  3. 前記吸込口および前記吹出口が形成された除湿機本体と、
    前記除湿機本体に移動可能に取り付けられ、前記除湿機本体とによって前記乾燥空間を形成する乾燥空間形成部材とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の除湿機。
  4. 前記吸込口および前記吹出口が形成された除湿機本体と、
    前記除湿機本体に着脱可能に取り付けられ、前記除湿機本体とによって前記乾燥空間を形成する乾燥空間形成部材とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の除湿機。
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