JP2014196153A - 岸壁クレーン - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動装置類、又はその駆動装置類を収納した機械室を、スライド式ブームと前記脚構造物の最上部よりもその上部が低くなるようにして、脚構造物の外側面の外側の領域に配置することにより、荷役時及び休止時に駆動装置類の位置が脚構造物に固定されるため重心位置の移動を低減し、且つ岸壁クレーンの重心位置を低くすることができるので、耐震性を向上することができる岸壁クレーンを提供する。【解決手段】吊具9に接続されたワイヤWを繰り出す、又は巻き上げるドラム10を少なくとも一つ含む第一駆動装置類14aを、海側脚部6aの支脚5aと陸側脚部6bの支脚5bを接合する機械室固定用上部ポータルタイビーム16aに固定して、シャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりも第一駆動装置類14aの上部が低くなるようにして、脚構造物3の外側面の外側となる領域RAに配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、脚構造物にスライド可能に支持されたスライド式ブームを備える岸壁クレーンに関する。
港湾や内陸地等のコンテナターミナルでは、岸壁クレーンや門型クレーンによって、船舶、鉄道及びトレーラ間のコンテナの荷役を行っている。このコンテナターミナルが空港に隣接する場合、岸壁クレーンは高さ制限を受けることがある。そのため、このようなコンテナターミナルでは、脚構造物にスライド可能に支持されたスライド式ブーム(以下、シャトルブームという)を備える岸壁クレーン(ロープロファイルクレーンともいう)が採用されている。
ここで、その岸壁クレーン1Xについて、図10及び図11を参照しながら説明する。ここで、図10における図中の表裏方向を岸壁クレーン1Xの走行方向であるx方向とし、図中の左右方向を岸壁クレーン1Xの横行方向であるy方向とする。岸壁クレーン1Xは、y方向にスライドするシャトルブーム2を支持する脚構造物3を備える。
この脚構造物3は、岸壁クレーン1Xを岸壁に沿って走行可能にする走行装置4上に設けられ、シルビーム7c(支脚接合部材)などで接合された支脚5a及び支脚5c(図示しない)を有する海側脚部6aと、同じく走行装置4上に設けられ、シルビーム7cなどで接合された支脚5b及び支脚5d(図示しない)を有する陸側脚部6bと、を備え、その海側脚部6aと陸側脚部6bを上部ポータルタイビーム(支脚接合部材)7a及び下部ポータルタイビーム(支脚接合部材)7bで接合して構成される。
また、この岸壁クレーン1Xは、シャトルブーム2上に配置された機械室15を備える。この機械室15は、トロリ8から昇降する吊具9に接続されたワイヤWを繰り出し、及び巻き上げるドラム10、ドラム10の駆動力となるモータ11、ドラム10とモータ11との間に設けられた変速機12、及びモータ11を駆動させる制御装置13などの各駆動装置類14を収納している。
次に、この岸壁クレーン1Xによる荷役作業について説明する。図10においては、岸壁クレーン1Xは、コンテナ船Sに搭載したコンテナCを吊具9で吊上げ、岸壁で待機しているトレーラTに搭載する荷役作業を行っている。又は岸壁クレーン1Xは、コンテナCをトレーラTからコンテナ船Sに積み込む荷役作業を行っている。
そして、図11に示すように、荷役作業が完了し、コンテナ船Sが離岸する際、岸壁クレーン1Xのシャトルブーム2は、y方向の海側から陸側にスライドし(図11矢印参照)休止状態となる。このシャトルブーム2のy方向の海側から陸側へのスライドは、コンテナ船Sが接岸又は離岸する際に、コンテナ船Sの船橋等とシャトルブーム2の干渉を避けるために行っている。
この岸壁クレーン1Xは、大きいもので海側脚部6aと陸側脚部6bとの間(脚幅)60m、全高50m、走行方向xの奥行き30m、シャトルブーム2の長さ110mにも及び、重量も全重で2000t、シャトルブーム2の重量が600tとなり、機械室15の重量も150tにもなる。それぞれの装置の大きさや重量が大きいため、岸壁クレーン1Xでは、構造強度や耐震性を向上させることが課題となっている。
上記の岸壁クレーン1Xは、図10に示すように、荷役する際に、シャトルブーム2をスライドすると、クレーンの全高を低くするためにシャトルブーム2上に配置した機械室15の重量が共に移動することによって、岸壁クレーン1Xの重心位置が海側に偏り、安定性が悪化してしまうので、荷役時の岸壁クレーン1Xの耐震性が低くなる。一方、機械室15をバックリーチ側に配置しても、同様の理由で今度は休止時の岸壁クレーン1Xの耐震性が低くなる。
そこで、機械室を脚構造物上に配置する岸壁クレーンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の岸壁クレーンによれば、機械室を脚構造物の上部に配置することで、荷役時及び休止時の岸壁クレーンの重心位置の変化をなくし、構造的な配置を単純化して耐震性を向上させると共に、ブームに機械室を支えるための補強材を備えることなく、ブームのたわみを防止している。
しかしながら、特許文献1に記載の岸壁クレーンは、海陸方向にスライドするシャトルブームを備えるロープロファイルクレーンにおける構造の単純化と耐震性の問題を解決する上では、一応の効果を上げているが、その一方で機械室をそのまま脚構造物上に配置するだけであるため、岸壁クレーンの全高が高くなり、重心位置が高くなっているという問題がある。
特開2012−071947号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、クレーンの重心位置を低くすると共に、重心位置の移動を低減することにより、耐震性を向上することができる岸壁クレーンを提供することである。
上記の目的を解決するための本発明の岸壁クレーンは、複数の支脚で構成される脚構造物と、該脚構造物にスライド可能に支持されたスライド式ブームと、該スライド式ブームに沿って移動するトロリと、該トロリを介して昇降する吊具と、を備える岸壁クレーンにおいて、前記吊具に接続されたワイヤを繰り出し、及び巻き上げるドラムを少なくとも一つ含む駆動装置類を、前記支脚を接合する支脚接合部材に固定すると共に、前記スライド式ブームと前記脚構造物の最上部よりもその上部が低くなるようにして、前記脚構造物の外側面の外側となる領域に配置することを特徴とする。
この構成によれば、従来の構成ではスライド式ブーム上に設けられていた駆動装置類を、支脚接合部材に固定すると共に、スライド式ブームと前記脚構造物の最上部よりもその上部が低くなる位置に配置することにより、駆動装置類を岸壁クレーンの重心位置を低くなるように脚構造物に固定することができる。これにより、荷役時及び休止時に駆動装置類の位置が脚構造物に固定されるため岸壁クレーンの重心位置の移動を低減し、且つ岸壁クレーンの重心位置を低くすることができるので、岸壁クレーンの耐震性を向上することができる。
例えば、駆動装置類を収納した機械室の重量は150t程度にもなる。従来の構成では、その機械室が荷役作業や休止作業のたびに移動することで、岸壁クレーンの重心位置が移動しており、又は、岸壁クレーンの上部に設けられることで、岸壁クレーンの重心位置が高くなっていた。しかし、上記の構成によれば、その問題を解決し、岸壁クレーンの耐震性を向上することができる。
また、駆動装置類を脚構造物に固定することで、スライド式ブームの補強部材などを必要としないため、岸壁クレーンの構造を単純化することができる。加えて、駆動装置類をスライド式ブーム上から脚構造物上に移すことで、このブームのたわみを防止するための補強部材の量を減らして、スライド式ブームを軽量化することができ、スライド式ブームをスライドする機構の動力も、スライド式ブームの軽量化により、小さくすることができる。
さらに、岸壁クレーンはその構成上、荷役する際に脚構造物の内側の領域を使用して荷役するが、駆動装置類を脚構造物の外側面の外側の領域に配置するので、この内側の領域における荷役作業が妨げられることを防ぐことができ、駆動装置類を脚構造物に固定できるようになる。
その上、駆動装置類の固定のために、支脚接合部材の断面を大きくして構造強度を増す必要があり、その分支脚接合部材の強度が向上する。これにより、岸壁クレーン全体の剛性も向上することができる。
なお、ここでいう駆動装置類は、吊具に接続されたワイヤを繰り出し、及び巻き上げるドラム、ドラムの動力となるモータ、及びドラムの変速機などの各装置の集合体であり、複数のドラムを含むものなどもある。また、この駆動装置類を室内に入れずに、むき出しのままで脚構造物に固定してもよいが、駆動装置類を機械室に収納して脚構造物に固定すると各装置を防水構造などにする必要がなくなるため、好ましい。
また、上記の岸壁クレーンにおいて、前記脚構造物が、前記支脚接合部材で接合された複数の前記支脚を有して構成される海側脚部と陸側脚部とを備えると共に、前記駆動装置類を、前記海側脚部を構成する前記支脚と、前記陸側脚部を構成する前記支脚とを接合する前記支脚接合部材に固定することを特徴とすると、岸壁クレーンの重心位置をより脚構造物の中心にすることができる。
また、駆動装置類の荷重を海側脚部と陸側脚部の両方に分散することができるので、より岸壁クレーンの重心位置を安定させることができる。さらに、脚構造物の下方に位置して、海側脚部の支脚と陸側脚部の支脚を接合する支脚接合部材に駆動装置類を固定すると、より岸壁クレーンの重心位置が下方に下がり、耐震性を向上することができる。
一方、上記の目的を解決するための本発明の岸壁クレーンは、複数の支脚で構成される脚構造物と、該脚構造物にスライド可能に支持されたスライド式ブームと、該スライド式ブームに沿って移動するトロリと、該トロリを介して昇降する吊具と、を備える岸壁クレーンにおいて、前記吊具に接続されたワイヤを繰り出し、及び巻き上げるドラムを少なくとも一つ含む駆動装置類を、前記支脚に固定すると共に、前記スライド式ブームと前記脚構造物の最上部よりもその上部が低くなるようにして、前記脚構造物の外側面の外側となる領域に配置することを特徴とする。
この構成によれば、前述した効果と同様に、荷役時及び休止時に駆動装置類の位置が脚構造物に固定されるため重心位置の移動を低減し、且つ岸壁クレーンの重心位置を低くすることができるので、岸壁クレーンの耐震性を向上することができる。
その上、上記の岸壁クレーンにおいて、前記駆動装置類を、前記ドラムを少なくとも一つ含む一方の駆動装置類と、他方の駆動装置類に区分し、その両方を、前記スライド式ブームを挟んで互いに反対側になるように配置することを特徴とすると、複数に区分した駆動装置類で岸壁クレーンの重量バランスを取ることができるので、より重心位置を安定させて、耐震性を向上することができる。
特に、区分した一方の駆動装置類と他方の駆動装置類を同じ高さに配置すると、岸壁クレーンの左右の重量バランスが整い、重心位置を安定することができる。
本発明によれば、駆動装置類、又はその駆動装置類を収納した機械室を、スライド式ブームと前記脚構造物の最上部よりもその上部が低くなるようにして、脚構造物の外側面の外側の領域に配置することにより、荷役時及び休止時に駆動装置類の位置が脚構造物に固定されるため重心位置の移動を低減し、且つ岸壁クレーンの重心位置を低くすることができるので、岸壁クレーンの耐震性を向上することができる。
また、駆動装置類、又はその駆動装置類を収納した機械室を、脚構造物に固定することで、スライド式ブームの補強部材などを必要としないため、岸壁クレーンの構造を単純化することができる。加えて、駆動装置類をスライド式ブーム上から脚構造物上に移すことで、このブームのたわみを防止するための補強部材の量を減らして、スライド式ブームを軽量化することができ、スライド式ブームをスライドする機構の動力も、スライド式ブームの軽量化により、小さくすることができる。
本発明に係る第一の実施の形態の岸壁クレーンの荷役時の状態を示す側面図である。 図1のIIで示す矢視図(正面図)である。 図1に示す岸壁クレーンの休止時の状態を示す側面図である。 本発明に係る第二の実施の形態の岸壁クレーンを示す側面図である。 図4のVで示す矢視図(正面図)である。 本発明に係る第三の実施の形態の岸壁クレーンを示す側面図である。 図6のVIIで示す矢視図(正面図)である。 本発明に係る第四の実施の形態の岸壁クレーンを示す側面図である。 図8のIXで示す矢視図(正面図)である。 従来の岸壁クレーンの荷役時の状態を示す側面図である。 従来の岸壁クレーンの休止時の状態を示す側面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の岸壁クレーンについて、図面を参照しながら説明する。なお、図1における図中の表裏方向を岸壁クレーンの走行方向であるx方向とし、図中の左右方向を岸壁クレーンの横行方向であるy方向とし、図中の上下方向を鉛直方向であるz方向とする。
まず、本発明に係る第一の実施の形態の岸壁クレーンについて、図1〜図3を参照しながら説明する。この岸壁クレーン(ロープロファイルクレーン)1は、図10に示す従来の岸壁クレーン1Xの構成からシャトルブーム(スライド式ブーム)2上に配置された機械室15を脚構造物3に移した構成、つまり、複数の支脚5a〜支脚5dで構成される脚構造物3と、脚構造物3にスライド可能に支持されたシャトルブーム2と、シャトルブーム2に沿って移動するトロリ8と、トロリ8を介して昇降する吊具9と、を備える構成に、図1に示すように、吊具9に接続されたワイヤを繰り出し、及び巻き上げるドラム10を少なくとも一つ含む第一駆動装置類14aを収納した第一機械室15aを、海側脚部6aの支脚5aと、陸側脚部6bの支脚5bとを接合する機械室固定用上部ポータルタイビーム(支脚接合部材)16aに固定すると共に、シャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりも低い位置、つまりシャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりも高い位置RAを除いた、脚構造物3の外側面の外側となる領域RBに配置して構成される。
また、図1では図示しないが、第一駆動装置類14aに含まれない制御装置13などを含む第二駆動装置類14bを収納した第二機械室15bを、海側脚部6aの支脚5aと、陸側脚部6bの支脚5bとを接合する機械室固定用上部ポータルタイビーム(支脚接合部材)16bに固定すると共に、シャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりも低い位置、つまりシャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりも高い位置RAを除いた、脚構造物3の外側面の外側となる領域RCに配置して構成される。
加えて、従来の駆動装置類14を第一駆動装置類(一方の駆動装置類)14aと第二駆動装置類(他方の駆動装置類)14bに区分せずに、機械室15に収納し、機械室固定用上部ポータルタイビーム16aに固定してもよいが、ここではさらに、図2に示すように、駆動装置類14の各装置を一方の第一駆動装置類14aと他方の第二駆動装置類14bに区分して、その両方を、シャトルブーム2を挟んで互いに反対側になるように配置して構成することを特徴とする。
第一駆動装置類14aは、ドラム10、モータ11、及び変速機12を含む装置の集合体であり、第二駆動装置類14bは、第一駆動装置類14aに含まれない制御装置13を含む装置の集合体である。この第一駆動装置類14aを収納する第一機械室15aを脚構造物3の一方の外側となる領域RBに配置すると共に、第二駆動装置類14bを収納する第二機械室15bを領域RBに対して、シャトルブーム2を挟んで反対側の他方の外側の領域RCに配置する。
なお、この第一の実施の形態では、岸壁クレーン1の駆動装置類14を第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bとに区分したが、本発明はこれに限定されない。例えば、駆動装置類14を三つ以上に区分してもよい。また、第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bを左右逆に配置してもよい。さらに、トロリ8がワイヤにより横行する場合は、トロリ8を横行させるワイヤの繰り出し、及び巻き上げを行うドラム、ドラムの駆動力となるモータ、及びドラムとモータの間に設けられた変速機を第一駆動装置類14a又は第二駆動装置類14bのどちらか一方に入れてもよく、また、二つのドラムによって吊具9を昇降させる場合は、第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bのそれぞれにそのドラムを備えてもよい。
従来では、駆動装置類14を収納した機械室15は、150tもの重量があり、それを支えるためには構造強度を補強する必要があったが、駆動装置類14を第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bに区分し、それぞれを第一機械室15aと第二機械室15bに収納することで、その重量を低減することにより、それらを支えるための構造を単純化することができる。
また、この第一の実施の形態では、第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bの重量を、岸壁クレーン1の左右のバランスを取るように区分する。例えば、第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bを配置しない場合に、岸壁クレーン1の外側面の外側の領域RC側の重量が重い場合は、その領域RC側に配置される第二駆動装置類14bの重量を第一駆動装置類14aよりも重くして調節するとよい。この実施の形態では、第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bのそれぞれを同程度の重量として、岸壁クレーン1の重量バランスを調節している。
加えて、この第一の実施の形態では、区分した第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bを同じ高さに配置することで、岸壁クレーン1の左右の重量バランスを整えて、岸
壁クレーン1の重心位置を安定させることができる。
加えて、この第一の実施の形態では、駆動装置類14の耐久性を考慮して、第一駆動装置類14aを第一機械室15aに、第二駆動装置類14bを第二機械室15bにそれぞれ収納する構成としたが、それぞれを第一機械室15a又は第二機械室15bに収納せずに、むき出しのまま機械室固定用上部ポータルタイビーム16a又は機械室固定用上部ポータルタイビーム16bに固定してもよい。その場合は、各装置を防水仕様にする必要があるが、第一機械室15a及び第二機械室15bを必要としない分、岸壁クレーン1を軽量化することができる。
さらに、この第一の実施の形態では、第一機械室15aのx方向の幅D1を小さくし、第一機械室15aの突出する長さを短くするために、従来では、回転軸がx方向になるように横に設けられていたドラム10を、ドラム10の回転軸がz方向になるように縦に配置する。ドラム10がドラム10の回転軸がx方向となるように横に配置されると、脚構造物3の側面からの突出する長さが長くなり、余計なモーメントが発生する。よって、この実施の形態では、第一機械室15aのx方向の幅D1を狭くするために、ドラム10を縦に配置することが好ましい。
機械室固定用上部ポータルタイビーム16aは、図1に示すように、脚構造物3の上方(シャトルブーム2が配置される岸壁からの高さと同程度の高さ)に配置され、海側脚部6aの支脚5aと陸側脚部6bの支脚5bとを接合する支脚接合部材であり、y方向に延在する部材である。また、この機械室固定用上部ポータルタイビーム16aは、図10に示す上部ポータルタイビーム7aよりも、図2に示すように断面が大きく形成され、第一機械室15aを固定可能な高さH1を有して構成される。なお、機械室固定用上部ポータルタイビーム16bは機械室固定用上部ポータルタイビーム16aと同様の構成のため、説明は省略する。
この高さH1は第一機械室15aの高さと同程度の高さである。第一機械室15aは収納される装置に応じた所定の高さに設定することができる。しかし、図10に示す従来の岸壁クレーン1Xに設けられる上部ポータルタイビーム7aの高さでは、第一機械室15aの高さの方が大きくなってしまい、そのままでは第一機械室15aを安全に固定することができない。そこで、第一機械室15aを固定する機械室固定用上部ポータルタイビーム16aは第一機械室15aの高さと同程度の高さH1を有するように形成すると、第一機械室15aをしっかりと固定できる。
この海側脚部6aの支脚5aと陸側脚部6bの支脚5bとを接合する機械室固定用上部ポータルタイビーム16aに第一機械室15aを固定することにより、岸壁クレーン1の重心位置をより脚構造物3の中心にすることができる。また、第一駆動装置類14aの荷重を海側脚部6aと陸側脚部6bの両方に分散することができるので、より岸壁クレーン1の重心位置を安定させることができる。
次に、この岸壁クレーン1の動作について、説明する。岸壁クレーン1がコンテナ船Sから揚げ荷役、又はコンテナ船Sに積み荷役する場合は、図1に示すように、シャトルブーム2をy方向の海側にスライドする。このとき、本発明では、第一機械室15a及び第二機械室15bがそれぞれ機械室固定用上部ポータルタイビーム16a及び機械室固定用上部ポータルタイビーム16bに固定されて、その位置は動かないため、岸壁クレーン1における重心位置の移動は少なくなる。
そして、第一機械室15a及び第二機械室15bは、シャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりも低い位置で、且つ脚構造物3の外側面の外側となる領域RB及び領域RCに
配置されるので、荷役作業の邪魔になることは無く、円滑に荷役作業を行うことができる。
一方、荷役作業が完了し休止する場合は、図3に示すように、シャトルブーム2をy方向の陸側にスライドする。このときも、第一機械室15a及び第二機械室15bがそれぞれ機械室固定用上部ポータルタイビーム16a及び機械室固定用上部ポータルタイビーム16bに固定され、その位置は動かないため、岸壁クレーン1における重心位置の移動は少なくなる。
上記の構成によれば、150tもの重量がある駆動装置類14を区分した第一駆動装置類14aを収納した第一機械室15aと、第二駆動装置類14bを収納した第二機械室15bとを、岸壁クレーン1の重心位置を低くするように脚構造物3に固定することができる。これにより、荷役時及び休止時に両方合わせて150tもの重量を有する第一機械室15aと第二機械室15bの位置が脚構造物3に固定されるため岸壁クレーン1の重心位置の移動を低減し、且つ岸壁クレーン1の重心位置を低くすることができるので、岸壁クレーン1の耐震性を向上することができる。
また、第一機械室15aと第二機械室15bを脚構造物3に固定することで、シャトルブーム2の補強部材などを必要としないため、岸壁クレーン1の構造を単純化することができる。加えて、第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bをシャトルブーム2上から脚構造物3上に移すことで、このシャトルブーム2に発生していたたわみを防止するための補強部材の量を減らして、シャトルブーム2を軽量化することができ、シャトルブーム2をスライドする機構の動力も、シャトルブームの軽量化により、小さくすることができる。
シャトルブーム2上の第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bを脚構造物3上に移すことで、さらに、シャトルブーム2を軽量化することで、支脚5aと支脚5cとを接合する海側脚タイビーム(図示しない支脚接合部材)や支脚5bと支脚5dとを接合する陸側脚タイビーム(支脚接合部材)7d及び7eに掛かる荷重を低減するため、それらの支脚接合部材の耐久性も向上することができる。
さらに、岸壁クレーン1はその構成上、荷役する際に脚構造物3の内側の領域を使用して荷役するが、第一機械室15aと第二機械室15bを脚構造物3の外側面の外側の領域RB及び領域RCに配置ので、この内側の領域における荷役作業が妨げられることを防ぐことができ、第一機械室15aと第二機械室15bを脚構造物3に固定できるようになる。
その上、第一機械室15aと第二機械室15bの固定のために、機械室固定用上部ポータルタイビーム16aと機械室固定用上部ポータルタイビーム16bの断面を大きくして構造強度を増す必要があり、その分、機械室固定用上部ポータルタイビーム16aと機械室固定用上部ポータルタイビーム16bの強度が向上する。これにより、岸壁クレーン1全体の剛性も向上することができる。
なお、この実施の形態のワイヤWとシーブSVの構成については、一例であり、この構成に限定されない。
次に、本発明に係る第二の実施の形態の岸壁クレーン20について、図4及び図5を参照しながら説明する。この岸壁クレーン20は、図4に示すように、吊具9に接続されたワイヤWを繰り出す、又は巻き上げるドラム10を含む第一駆動装置類14aを収納する第一機械室15aを、海側脚部6aの支脚5aと陸側脚部6bの支脚5bを接合する機械
室固定用下部ポータルタイビーム(支脚接合部材)21aに固定して、シャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりも低い位置で、且つ、脚構造物3の外側面の外側となる領域RBに配置して構成される。
また、図4では図示しないが、第二駆動装置類14bを収納する第二機械室15bを、海側脚部6aの支脚5aと陸側脚部6bの支脚5bを接合する機械室固定用下部ポータルタイビーム(支脚接合部材)21bに固定して、シャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりも低い位置で、且つ、脚構造物3の外側面の外側となる領域RCに配置して構成される。
加えて、図5に示すように、駆動装置類14の各装置を一方の第一駆動装置類14aと他方の第二駆動装置類14bに区分して、第一駆動装置類14aを収納する第一機械室15aを脚構造物3の一方の外側となる領域RBに配置すると共に、第二駆動装置類14bを収納する第二機械室15bを領域RBに対して、シャトルブーム2を挟んで反対側の他方の外側の領域RCに配置して構成することを特徴とする。
この第二の実施の形態でも、第一の実施の形態と同様に、第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bの重量を、岸壁クレーン1の左右のバランスを取るように区分することにより、岸壁クレーン1の重量バランスを調節している。また、区分した第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bを同じ高さに配置することで、岸壁クレーン1の左右の重量バランスを整えて、岸壁クレーン1の重心位置を安定させることができる。
機械室固定用下部ポータルタイビーム21aは、図4に示すように、脚構造物3の下方(シルビーム7cよりも上方で、上部ポータルタイビーム7aよりも下方の高さ)に配置され、海側脚部6aの支脚5aと陸側脚部6bの支脚5bとを接合する支脚接合部材であり、y方向に延在する部材である。
また、この機械室固定用下部ポータルタイビーム21aは、図10に示す下部ポータルタイビーム7bよりも、図5に示すように断面が大きく形成され、第一機械室15aを固定可能な高さH2を有して構成される。この高さH2は第一の実施の形態と同様に第一機械室15aの高さと同程度の高さである。なお、機械室固定用下部ポータルタイビーム21bは同様の構成のため説明は省略する。
なお、この第二の実施の形態では、第一の実施の形態と同様に、第一機械室15aの幅D2を狭くするために、ドラム10がドラム10の回転軸がy方向になるように横に配置されることが好ましい。
この構成によれば、第一の実施の形態の岸壁クレーン1と同様の効果に加えて、第一駆動装置類14aを収納した第一機械室15aと、第二駆動装置類14bを収納した第二機械室15bを脚構造物3の下方に配置することにより、岸壁クレーン20の重心位置を下げることができる。これにより、荷役時、又は休止時の岸壁クレーン20の耐震性をより向上することができる。
次に、本発明に係る第三の実施の形態の岸壁クレーン30について、図6及び図7を参照しながら説明する。この岸壁クレーン30は、図6に示すように、吊具9に接続されたワイヤWを繰り出し、及び巻き上げるドラム10を含む第一駆動装置類14aを収納する第一機械室15aを、機械室固定用支脚31aに固定して、シャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりもその上部が低くなるようにして、脚構造物3の外側面の外側となる領域RBに配置して構成される。
また、図6には図示しないが、第二駆動装置類14bを収納する第二機械室15bを、機械室固定用支脚31cに固定して、シャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりもその上部が低くなるようにして、脚構造物3の外側面の外側となる領域RCに配置して構成される。
加えて、第一及び第二の実施の形態と同様に、図7に示すように、駆動装置類14の各装置を一方の第一駆動装置類14aと他方の第二駆動装置類14bに区分して、この第一駆動装置類14aを収納する第一機械室15aを脚構造物3の一方の外側となる領域RBに配置すると共に、第二駆動装置類14bを収納する第二機械室15bを領域RBに対して、シャトルブーム2を挟んで反対側の他方の外側の領域RCに配置して構成することを特徴とする。
この第三の実施の形態でも、第一の実施の形態と同様に、第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bの重量を、岸壁クレーン1の左右のバランスを取るように区分することにより、岸壁クレーン1の重量バランスを調節している。また、区分した第一駆動装置類14aと第二駆動装置類14bを同じ高さに配置することで、岸壁クレーン1の左右の重量バランスを整えて、岸壁クレーン1の重心位置を安定させることができる。
機械室固定用支脚31aは、図10に示す支脚5aよりも、図6に示すように断面が大きく形成され、第一機械室15aを固定可能な奥行き幅D3を有して構成される。この奥行き幅D3は第一機械室15aの奥行き幅と同程度の幅である。なお、機械室固定用支脚31c(図示しない)は同様の構成のため説明は省略する。
この第三の実施の形態では、第一と第二の実施の形態と同様の理由で、第一機械室15aの幅D4を狭くするために、ドラム10がドラム10の回転軸がz方向になるように縦に配置される。
この構成によれば、第一及び第二の実施の形態で説明した効果と同様に、荷役時及び休止時に第一駆動装置類14aを収納した第一機械室15aと第二駆動装置類14bを収納した第二機械室15bの位置が脚構造物3に固定されるため岸壁クレーン30の重心位置の移動を低減し、且つ岸壁クレーン30の重心位置を低くすることができるので、岸壁クレーン30の耐震性を向上することができる。
なお、この実施の形態では、第一機械室15aと第二機械室15bを、海側脚部6aの機械室固定用支脚31aと機械室固定用支脚31cに固定したが、陸側脚部6bの支脚5bと支脚5d(図示しない)の断面を大きく形成した機械室固定用支脚に固定する構成としてもよい。
次に、本発明に係る第四の実施の形態の岸壁クレーン40について、図8及び図9を参照しながら説明する。この岸壁クレーン40は、図8に示すように、吊具9に接続されたワイヤWを繰り出し、及び巻き上げるドラム10を含む駆動装置類14を収納する機械室15を、陸側脚部6bの支脚5bと支脚5dを接合する機械室固定用中部陸側脚タイビーム(支脚接合部材)41に固定して、シャトルブーム2と脚構造物3の最上部よりも機械室15の上部が低くなるようにして、脚構造物3の外側面の外側となる領域RDに配置して構成される。
この機械室固定用中部陸側脚タイビーム41は、図9に示すように、脚構造物3の中部(シルビーム7cよりも上方で、ビーム支持用タイビーム7eよりも下方)に配置され、陸側脚部6bの支脚5bと支脚5dとを接合する支脚接合部材であり、x方向に延在する部材である。なお、この第四の実施の形態では、シルビーム7cよりも上方に機械室固定
用中部陸側脚タイビーム41を設けたが、シルビーム7cに機械室15を固定する構成としてもよい。
この構成によれば、バックリーチで荷役できなくなるが、駆動装置類14を収納する機械室15を岸壁クレーン40の重心位置を低くなるように脚構造物3に固定することができる。これにより、荷役時及び休止時に駆動装置類14の位置が脚構造物3に固定されるため岸壁クレーン40の重心位置の移動を低減し、且つ岸壁クレーン40の重心位置を低くすることができるので、岸壁クレーン40の耐震性を向上することができる。
上記の第一から第四の実施の形態では、本発明を適用すると最も効果の高い、ロープロファイルクレーンを例に説明したが、本発明を起伏するビームを備えた岸壁クレーンに適用することが可能であることは言うまでも無い。
本発明の岸壁クレーンは、駆動装置類、又はその駆動装置類を収納した機械室を、スライド式ブームと前記脚構造物の最上部よりもその上部が低くなるようにして、脚構造物の外側面の外側の領域に配置することにより、荷役時及び休止時に駆動装置類の位置が脚構造物に固定されるため重心位置の移動を低減し、且つ岸壁クレーンの重心位置を低くすることができるので、脚構造物にスライド可能に支持されたシャトルブームを備えるロープロファイルクレーンに利用することができ、そのロープロファイルクレーンの耐震性を向上することができる。
1、20、30、40、1X 岸壁クレーン
2 シャトルブーム(スライド式ブーム)
3 脚構造物
4a、4b 走行装置
5a〜5d 支脚
6a 海側脚部
6b 陸側脚部
7a 上部ポータルタイビーム(支脚接合部材)
7b 下部ポータルタイビーム(支脚接合部材)
7c シルビーム(支脚接合部材)
7d、7e 陸側脚タイビーム(支脚接合部材)
8 トロリ
9 吊具
10 ドラム
11 モータ
12 変速機
13 制御装置
14 駆動装置類
14a 第一駆動装置類
14b 第二駆動装置類
15 機械室
15a 第一機械室
15b 第二機械室
16a、16b 機械室固定用上部ポータルタイビーム(支脚接合部材)
21a、21b 機械室固定用下部ポータルタイビーム(支脚接合部材)
31a、31b 機械室固定用支脚
41 機械室固定用中部陸側脚タイビーム(支脚接合部材)

Claims (4)

  1. 複数の支脚で構成される脚構造物と、該脚構造物にスライド可能に支持されたスライド式ブームと、該スライド式ブームに沿って移動するトロリと、該トロリを介して昇降する吊具と、を備える岸壁クレーンにおいて、
    前記吊具に接続されたワイヤを繰り出し、及び巻き上げるドラムを少なくとも一つ含む駆動装置類を、前記支脚を接合する支脚接合部材に固定すると共に、前記スライド式ブームと前記脚構造物の最上部よりもその上部が低くなるようにして、前記脚構造物の外側面の外側となる領域に配置することを特徴とする岸壁クレーン。
  2. 前記脚構造物が、前記支脚接合部材で接合された複数の前記支脚を有して構成される海側脚部と陸側脚部とを備えると共に、
    前記駆動装置類を、前記海側脚部を構成する前記支脚と、前記陸側脚部を構成する前記支脚とを接合する前記支脚接合部材に固定することを特徴とする請求項1に記載の岸壁クレーン。
  3. 複数の支脚で構成される脚構造物と、該脚構造物にスライド可能に支持されたスライド式ブームと、該スライド式ブームに沿って移動するトロリと、該トロリを介して昇降する吊具と、を備える岸壁クレーンにおいて、
    前記吊具に接続されたワイヤを繰り出し、及び巻き上げるドラムを少なくとも一つ含む駆動装置類を、前記支脚に固定すると共に、前記スライド式ブームと前記脚構造物の最上部よりもその上部が低くなるようにして、前記脚構造物の外側面の外側となる領域に配置することを特徴とする岸壁クレーン。
  4. 前記駆動装置類を、前記ドラムを少なくとも一つ含む一方の駆動装置類と、他方の駆動装置類に区分し、その両方を、前記スライド式ブームを挟んで互いに反対側になるように配置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の岸壁クレーン。
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