JP2014196138A - 食品容器 - Google Patents

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泰治 松村
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久太郎 池田
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Noboru Sakata
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Abstract

【課題】容器本体内に喫食用具や調味類を衛生的に且つ調理の際に邪魔にならないで収納できて、しかも保温時や湯戻しの間に熱が逃げることを防止できるようにした食品容器を提供する。【解決手段】本発明の食品容器1は、開口部3aを有し、食品を収容する容器本体3と、容器本体3の開口部3aを開封可能に封止する蓋5と、容器本体3の開口部3a内に着脱可能に支持された中蓋4とを備えた。中蓋4には喫食用具のフォーク6及び調味類のうち少なくとも一方が載置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、即席食品等の食品を容器本体内に封入し、喫食するときに熱湯を容器本体内に注湯して食品を湯戻しするための食品容器に関する。
従来、乾燥麺や乾燥米等を容器本体に封入した即席食品は、例えば、特許文献1に記載されているように、乾燥麺や乾燥米等と共にかやく類やスープ等が容器内に収納され、シート状の蓋で封止されている。また、容器本体内において、乾燥麺や乾燥米等を喫食するための喫食用具としてフォークやスプーン等が折り畳まれて収納されている食品容器が知られている。
そして、喫食に際しては、即席食品の容器本体の蓋を開封して、フォークを容器の外に取り出した後、乾燥麺または乾燥米やかやく類やスープ等の袋を開封して容器本体内に投入して湯を注いで蓋をする。所定時間経過後に蓋を開封してフォークで湯戻しされた麺や米等をほぐして喫食するようにしている。ここで、湯戻しとは、乾燥麺又は乾燥米に水や熱湯を吸収させて喫食可能な状態にすることを言う。
実用新案登録第3025386号公報
ところで、従来の上述した即席食品では、容器本体内に収容されたフォークやスプーン等を置く場所がない場合には、手で持ちながら容器本体内の乾燥麺または乾燥米やかやく類やスープ等の袋の開封と湯の注入等の調理をしなければならず煩雑であった。
また、乾燥麺または乾燥米やかやく類やスープ等の薬味類が予め袋に区分けされていない場合には、フォークやスプーン等の喫食用具は容器本体には含まれていないものが多かった。このような場合には、別にフォークや箸等を用意する必要があり、これも面倒であった。
また、容器本体に湯を投入して蓋を閉めた後、麺類がほぐれるまで数分待つ間、蓋が湯の熱で一部剥がれて熱が逃げることがあり、保温性が十分でなかった。
本発明は、このような実情に鑑みて、容器本体内に喫食用具や調味類を衛生的に且つ調理の際に邪魔にならないで収納できて、しかも保温時や湯戻しの間に熱が逃げることを防止できるようにした食品容器を提供することを目的とする。
本発明による食品容器は、開口部を有し、食品を収容する容器本体と、前記容器本体の前記開口部を開封可能に封止する蓋と、前記容器本体の前記開口部内に着脱可能に支持された中蓋とを備え、前記中蓋には喫食用具及び調味類のうち少なくとも一方が載置されている。
本発明による食品容器は、食品を収容した容器本体の開口部に中蓋を支持させ、この中蓋内に喫食用具や調味類を載置させて蓋で封止するようにしたから、食品と喫食用具や調味類とが別個に収容されていて衛生的である。更に、調理に際して中蓋を取り外し、湯を容器本体内の食品に注入した後、開口部に中蓋を設置することで容器本体を封止させて食品の加温(湯戻し)や蒸らし等の調理を行うことができる。更に容器本体に蓋をして封止させてもよい。なお、調味類とは袋入りスープや薬味類や加薬類等であり、麺類やごはん等以外の食品を含んでいる。
本発明の一態様の食品容器においては、前記中蓋は底面と、外側に傾斜するテーパ状の周面部とで形成されており、前記底面には前記喫食用具及び前記調味類のうち少なくとも一方の動きを規制するための1または複数の凸部が形成されていることが好ましい。
中蓋の底面に調味類やフォークなどの喫食用具を載置すると、1または複数の凸部に喫食用具や調味類が当接するため、食品容器の運搬時や保管時等に喫食用具や調味類が動きにくく雑音が生じたり破損したりすることを抑制できる。
本発明の一態様の食品容器においては、前記凸部は前記中蓋の前記周面部に間隔を開けて少なくとも3個設けられ、他の前記中蓋は前記凸部に載置されてスタッキング可能であることが好ましい。
中蓋の底面に設けた凸部にフォークなどの喫食用具や調味類が当接することで、喫食用具や調味類が動きにくくなり、しかも、複数の中蓋をまとめてスタッキング(重ねる)する際、凸部に上側の中蓋の底面が載置されて重ね合わせた中蓋同士がはまり込まないように規則正しく積層させることができる。
本発明の一態様の食品容器においては、前記中蓋の底面には、前記中蓋を前記容器本体から取り出す時に把持可能な中央突起が設けられていることが好ましい。
調理に際し、蓋を開封して中蓋の中央の突起部をつまんで持ち上げれば、喫食用具や調味類を持ち上げなくても容器本体内に湯を注入することができ、さらに、注湯後に中蓋を容器本体に戻す場合にも突起部をつまんで持ち上げることで、同様に、喫食用具や調味類を持ち上げる必要がなくなる。
本発明の一態様の食品容器においては、前記中蓋の前記周面部は、前記底面から上端開口に向けて外側に傾斜する第一テーパ面と、前記第一テーパ面の上端から拡径する段差部と、前記段差部から前記上端開口に向けて前記第一テーパ面より小さい角度で傾斜する第二テーパ面とを有しており、前記中蓋は前記段差部でスタッキング可能であることが好ましい。
ここで、第一テーパ面より小さい角度で傾斜する第二テーパ面とは、中蓋の側面図において、中蓋の鉛直方向に対する第一テーパ面の傾斜角度よりも、中蓋の鉛直方向に対する第二テーパ面の傾斜角度が小さいことを意味する。
中蓋を容器本体に挿入すると、容器本体の内側面に中蓋の段差部が当接して保持され、その下側に食品を収納した空間を形成する。また、中蓋のスタッキングに際して底面の凸部だけでなく、周面部の上端開口に上の中蓋の段差部が載置されて積層させることで、中蓋の集積と取り外しが容易になる。
本発明の一態様の食品容器においては、前記中蓋の前記周面部の前記上端開口にはフランジ部が形成され、前記フランジ部は、前記容器本体の前記開口部の内側に位置することが好ましい。
中蓋の周面部の上端開口にフランジ部を設けたことで、容器本体に中蓋を着座させる際、容器本体の開口部にフランジ部が当接して係止され、安定して保持できる。
本発明による食品容器は、食品を収容した容器本体の開口部内に中蓋を載置させ、この中蓋内に前記喫食用具及び前記調味類のうち少なくとも一方を載置させたから、食品と前記喫食用具及び前記調味類のうち少なくとも一方が容器本体と中蓋に別個に収容されて衛生的である。更に、湯を容器本体内の食品に注入して開口部に中蓋を設置することで封止させて食品の加温や蒸らし(湯戻し)が十分行え、加温時に喫食用具を手で持つ必要もなく邪魔にならない。
また、中蓋は底面とテーパ状の周面部とで形成され、底面に前記喫食用具及び前記調味類のうち少なくとも一方の動きを規制するための1または複数の凸部が形成されている。このため、中蓋の底面にフォークなどの喫食用具を、例えば、折り曲げ状態等で載置すると、凸部に前記喫食用具及び前記調味類のうち少なくとも一方が当接し、食品容器の運搬時や保管時等に前記喫食用具及び前記調味類のうち少なくとも一方が動きにくく雑音が生じたり破損したりすることを防止できる。
本発明の実施形態による即席食品容器の蓋を分離して示す中央断面図である。 図1に示す中蓋の平面図である。 図1に示す中蓋の側面図である。 中蓋のスタッキング状態を示す部分正面図である。 中蓋に折り曲げたフォークを載置した状態を示す平面図である。 (a)はフォークの折り曲げ状態を示す正面図と側面図、(b)はフォークを組み立てた正面図である。 変形例による中蓋の平面図である。 図7に示す中蓋の側面図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図6を参照して詳細に説明する。
本実施形態による食品容器は、例えば、乾燥麺や乾燥米等の即席麺が収納された即席食品容器1である。
本発明の実施形態による即席食品容器1は、図1に示すように、即席麺等の食品2を収容する紙製の容器本体3と、容器本体3の開口部3aに収容された中蓋4と、容器本体3の開口部3aを加熱シールする蓋5とを備えている。また、中蓋4内には喫食用具として、例えば、2つに折り畳んだフォーク6が載置されている。
容器本体3は、例えば、紙製(表面にポリエチレン等が積層された耐水性を有する紙)であり、円形板状の底部7とその周囲に形成された逆円錐台形状の側面8とを備えており、側面8は底部7から開口部3aに向けて外側に傾斜するテーパ面に形成されている。そして、側面8の開口部3aには径方向外側に延びるフランジ部8aがリング状に形成されている。
容器本体3は、合成樹脂で形成されてもよく、例えば、ポリプロピレンPPやポリエチレンPE等からなり、圧空成形、真空成形、または射出成形等によって製造されてもよい。
中蓋4は、図2及び図3に示すように、円板状の底面10と、その周囲に一体に形成された逆円錐台形状の周面部11とを備えている。周面部11は、底面10から上端開口4aに向けて外側に傾斜する第一テーパ面12と、第一テーパ面12の上端から径方向外側に拡径する段差部13と、段差部13から上端開口4aに向けて内側に傾斜する第二テーパ面14とで形成されている。
図3に示す例では、第二テーパ面14は内側に傾斜するテーパ面であるが、第一テーパ面12よりも傾斜角が小さければ外側に傾斜する構成であってもよい。
なお、段差部13は中蓋4の上端開口4a近傍に形成されている。中蓋4において、上端開口4a近傍に段差部13を形成して拡径することで成形時の型抜きを安定して行える。
また、中蓋4の内面には、底面10と周面部11との境界に内側に凸をなす凸部16が同一高さで1または間隔を開けて複数、ここでは3個形成されている。各中蓋4に形成される凸部16の間隔は各々異なっており、図4に示すように、複数の中蓋4をスタッキングさせた際、下側の中蓋4の凸部16の上に上側の中蓋4の底面10が載置可能であり、凸部16同士が嵌合されないようになっている。しかも、下側の中蓋4の周面部11における上端開口4aの上に上側の中蓋4の段差部13が載置されることで、複数の中蓋4は積層される。なお、凸部16が1個または2個の場合、上側の中蓋4が安定する程度に長く形成する必要がある。
また、底面10の中央には中央突起17が突出して形成され、この中央突起17を喫食者が把持することで容器本体3から中蓋4を取り外し及び取り付けすることができる。中央突起17は中蓋4の上端開口4aと同程度の高さまで延ばすことが可能であり、上端開口4aより低くてもよい。中蓋4は、例えば、耐熱性の高いポリプロピレンPPのシートからなり、真空圧空成型、真空成型、圧空成型等によって製造可能であり、熱による変形を防止している。
また、喫食用具としてのフォーク6は、図5に示すように折り畳んだ状態で中蓋4内に載置可能とされている。このフォーク6について図6(a)及び(b)により説明する。このフォーク6は先割れ部19及び柄20によって二つ折り可能とされており、先割れ部19と柄20とはヒンジ21によって回動可能に接続されている。そして、柄20には先端に突起部20aが形成され、先割れ部19の基端に突起部20aを嵌合可能な凹部19aが形成されている。そのため、先割れ部19と柄20を接合すると、柄20の突起部20aが先割れ部19の凹部19aに嵌合されて直線状になる。
そして、フォーク6を適宜角度、例えば、鋭角に折り曲げた状態で、中蓋4の底面10に載置することで中央突起17と凸部16との間に収まり、運搬時等に食品容器1を動かす際に、中蓋4内でフォーク6が移動すると凸部16と中央突起17との少なくともいずれかに当接することで移動が阻止される。そのため、フォーク6が移動する際の雑音が抑えられ、フォーク6の損傷も防止できる。
また、フォーク6は、例えば、耐熱性の高いポリプロピレンPPを用いてインジェクション成型によって製造することが好ましい。
上述のように本実施形態による食品容器1によれば、食品2を収容した容器本体3の開口部3aに中蓋4を設置し、中蓋4内にフォーク6を折り曲げ状態で載置させたから、食品2とフォーク6が別個に収容されて衛生的である。また、調理用の湯を容器本体3内の食品2に注入して食品2の乾燥麺が加温されてほぐれるまで待つ間、フォーク6を中蓋4に載置できるから、手で持つ必要がなく邪魔にならず衛生的である。しかも容器本体3内の湯の熱に関わらず、中蓋4で容器本体3を密封できるため、閉じた蓋5が剥がれることを防止できると共に、蓋5を閉じなくても封止できる。
また、中蓋4を容器本体3から取り外す際、底面10に設けた中央突起17を持ち上げることで容易に容器本体3から離脱でき、中蓋4の装着も容易である。
また、中蓋4は底面10に設けた3個の凸部16と周面部11に設けた段差部13によって複数の中蓋4同士を積層してスタッキングすることができ、複数のスタッキングポイントを備えたからスタッキングが安定する。しかも、スタッキングに際し、中蓋4の周面部11に段差部13を設けて上下の中蓋4を、間隙を開けて積層したから、中蓋4の取り外しを安定して行える。
しかも、スタッキングに際して、中蓋4の底面10に設けた3個の凸部16はそれぞれ間隔が相違することで互いに嵌合することがなく、互いの取り外しが容易である。
なお、容器本体3に中蓋4を設けたことで、蓋5の材質としてその強度や遮光性についてより弱い材質(スペックダウン)を採用することができ、しかも容器本体3に湯を投入した後、中蓋4で密封できるので再閉時に蓋5は再閉しなくてもよく、或いは封止性の弱い材質を採用することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り種々の変更や置換等が可能である。以下、本発明の変形例について説明するが、上述した実施形態と同一または同様な部分、部品等には同一の符号を用いて説明を省略する。
次に本発明の実施形態による中蓋4の変形例を図7及び図8により説明する。
変形例による中蓋22は周面部23に段差部13が設けられておらず、実施形態による周面部11の第一テーパ面12と同様に、底面10から上端開口22aに向かって外側に傾斜する一様なテーパ面によって形成されている。しかも、周面部23の上端開口22aには小幅なフランジ部23aが全周に形成されている。
この場合、容器本体3の開口部3a近くの内面に中蓋22が嵌装されてフランジ部23aと周面部23の下部が当接して支持される。中蓋22のフランジ部23aが容器本体3の側面8の内面の開口部3a近傍に当接し、側面8の内面に周面部23の下部が当接する。
そのため、この変形例でも、中蓋22は周面部23が容器本体3の内面に面接触しないから、容易に取り付けと取り外しができる。
なお、例えば、喫食用具としてフォーク6を2つに折り曲げた状態で中蓋4内に載置したが、折り曲げることなく延ばした使用状態で載置してもよく、或いは3つ折り等多数折りの形状で載置してもよい。
また、喫食用具はフォーク6に限定されず、スプーンや箸等、適宜の道具を載置することができる。その際、スープの袋やかやくの袋等、喫食用具以外の物品を調味類と定義して、調味類を中蓋4内に載置することもできる。また、調味類は喫食用具に代えて中蓋4、22に載置させてもよい。
また、中蓋4,22の底面10に形成する凸部16は周面部11、23の内面に形成したが、凸部16は周面部11、23から離間していてもよく、フォーク6等の喫食用具を凸部16によって位置ズレを抑えるよう支持できると共に、中蓋4、22をスタッキングできればよい。
また、上述した実施形態等では、中蓋4、22をスタッキングする部材として、底面10の凸部16と周面部11の段差部13とを設けたが、いずれか一方だけ設けてもよい。
また、上述した実施形態や変形例では、食品容器1を逆円錐台形状の容器本体3や中蓋4、22を有するものとして説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、例えば、断面逆四角錐台形状や逆六角錐台形状等の多角形錐台形状の容器本体3や中蓋4、22を用いてもよい。
本発明による食品容器1は、即席麺等の食品2を収納した容器本体3の開口部3aに中蓋4、22を載置し、中蓋4,22に喫食用具や調味類を載置することで、調理時に喫食用具が邪魔にならず、衛生的である。しかも、中蓋4、22の底面10に凸部16を設けたから、喫食用具が凸部16に当接して運搬時等に移動することを抑える。中蓋4、22の周面部に形成した段差部13や凸部16に他の中蓋4、22を載置することでスタッキングできる。
1 食品容器
2 食品
3 容器本体
4、22 中蓋
5 蓋
6 フォーク
7 底部
8 側面
10 底面
11、23 周面部
13 段差部
16 凸部
17 中央突起
19 先割れ部
20 柄

Claims (6)

  1. 食品容器であって、
    開口部を有し、食品を収容する容器本体と、
    前記容器本体の前記開口部を開封可能に封止する蓋と、
    前記容器本体の前記開口部内に着脱可能に支持された中蓋とを備え、
    前記中蓋には喫食用具及び調味類のうち少なくとも一方が載置されている
    ことを特徴とする食品容器。
  2. 請求項1に記載された食品容器であって、
    前記中蓋は底面と、外側に傾斜するテーパ状の周面部とで形成されており、
    前記底面には前記喫食用具及び前記調味類のうち少なくとも一方の動きを規制するための1または複数の凸部が形成されている
    ことを特徴とする食品容器。
  3. 請求項2に記載された食品容器であって、
    前記凸部は前記中蓋の前記周面部に間隔を開けて少なくとも3個設けられ、他の前記中蓋は前記凸部に載置されてスタッキング可能である
    ことを特徴とする食品容器。
  4. 請求項2または3に記載された食品容器であって、
    前記中蓋の底面には、前記中蓋を前記容器本体から取り出す時に把持可能な中央突起が設けられている
    ことを特徴とする食品容器。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか一項に記載された食品容器であって、
    前記中蓋の前記周面部は、
    前記底面から上端開口に向けて外側に傾斜する第一テーパ面と、
    前記第一テーパ面の上端から拡径する段差部と、
    前記段差部から前記上端開口に向けて前記第一テーパ面より小さい角度で傾斜する第二テーパ面とを有しており、
    前記中蓋は前記段差部でスタッキング可能である
    ことを特徴とする食品容器。
  6. 請求項2から請求項4のいずれか一項に記載された食品容器であって、
    前記中蓋の前記周面部の前記上端開口にはフランジ部が形成され、
    前記フランジ部は、前記容器本体の前記開口部の内側に位置する
    ことを特徴とする食品容器。
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