JP2014196105A - 空調用レジスタ - Google Patents
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Abstract
Description
なお、以下の記載においては、車両の進行方向(前進方向)を前方とし、後進方向を後方とし、高さ方向を上下方向として説明する。また、車幅方向(左右方向)については、車両を後方から見た場合を基準として方向を規定する。
ケース10は、空調装置の通風ダクト(図示略)と、インストルメントパネルに設けられた開口(図示略)とを繋ぐためのものであり、上流側リテーナ11、下流側リテーナ12及びベゼル13を備えている。ケース10は、両端が開放され、かつ横方向の寸法が縦方向の寸法よりも大きな四角筒状をなしている。このケース10の内部空間は、空調用空気Aの流路(以下「通風路20」という)とされている。
下流側フィン群は、1つの下流側メインフィン(以下「メインフィン」という)31と一対の下流側補助フィン(以下「補助フィン」という)33,35とからなる。これらのメインフィン31及び両補助フィン33,35は、それぞれ通風路20内で第1方向(車幅方向)へ延びる横長の板状体によって構成されている。
図1及び図6に示すように、操作ノブ40は、吹出口14からの空調用空気Aの吹き出し方向を調整する際に乗員によって操作される部材であり、上記メインフィン31上に、第1方向(車幅方向)へのスライド可能に外嵌されている。操作ノブ40は、メインフィン31と一緒に、支軸32を支点として第2方向(上下方向)へ傾動可能であり、また、メインフィン31上をスライドすることで、第1方向(車幅方向)へ変位可能である。操作ノブ40の上流端には、上流側へ向けて延びる二股状のフォーク部41が設けられている。このフォーク部41は、操作ノブ40の第1方向(車幅方向)への動き(スライド)を上流側フィン50に伝達するためのものである。フォーク部41は、操作ノブ40の第2方向(上下方向)の傾動に拘わらず、第2壁部22に対し常に平行な状態となるように、操作ノブ40に傾動可能に支持されている。
図1、図4及び図5に示すように、上流側フィン群は、通風路20内の下流側フィン群よりも上流側に配列された複数の上流側フィンからなる。各上流側フィンは、それぞれ通風路20内で第2方向(上下方向)へ延びる板状体によって構成されている。複数の上流側フィンは、第1方向(車幅方向)には等間隔で互いに平行に離間した状態で配設されている。
図1及び図2に示すように、連動機構60は、メインフィン31が第2壁部22に対し平行な状態から傾動された場合、そのメインフィン31の上流端に近い側の補助フィン33,35を第2壁部22に対し平行な状態にし、遠い側の補助フィン35,33を、その下流端が通風路20の内側へ迫り出すように傾斜させるためのものである。
伝達軸63,65のカム孔68,69に対する係合は、次の条件を満たすように行なわれている。
(ii)図9及び図10に示すように、メインフィン31が下流側ほど低くなるように、第2壁部22に対し傾斜した状態では、伝達軸63は第1孔部68Aに位置し、伝達軸65は第2孔部69Bに位置する。
図4〜図6に示すように、シャットダンパ70は、ケース10内の上流側フィン群よりも上流側で通風路20を開閉するためのものである。シャットダンパ70は、通風路20に直交する面に対応して、第2方向(上下方向)よりも第1方向(車幅方向)に細長い長方形の板状をなす本体部71と、本体部71の周囲に装着されたシール部72とを備えている。
図1、図3及び図6に示すように、ダンパ駆動機構80は、シャットダンパ70を傾動させて通風路20を開閉するための機構であり、ケース10を挟み、第1方向(車幅方向)について、上記連動機構60とは反対側に設けられている。ダンパ駆動機構80は、操作ダイヤル81及び回動伝達部82を備えている。操作ダイヤル81は、ケース10に対し、第2方向(上下方向)への回動可能に支持されている。操作ダイヤル81の一部は、ベゼル13の窓部13Aを通じて下流側へ露出している。
図4及び図5の二点鎖線は、シャットダンパ70が閉位置にあるときの状態を示している。この状態では、通風路20がシャットダンパ70によって閉塞される。通風路20での空調用空気Aの流通が遮断され、吹出口14からの空調用空気Aの吹き出しが停止される。
図4〜図6は、メインフィン31が第2壁部22に対し平行な状態にされた空調用レジスタを示している。
これに対し、伝達軸65のカム孔69での係合位置は、第1孔部69Aと第2孔部69Bとの境界部分から第2孔部69Bの上流端に近づく側へ変化する。そのため、カム部材66の上記傾動がカム孔69を通じて伝達軸65に伝達される。伝達軸65が第2孔部69Bの壁面から上向きの力を受けて上方へ動き、アーム64が支軸36を支点として、時計回り方向へ傾動させられる。支軸36を介してアーム64に連結された下側の補助フィン35は、その支軸36を支点として、同方向へ傾動させられる。
(1)補助フィン33,35を通風路20の第2壁部22に接近した箇所に配置して第1壁部21に支持し、メインフィン31を両補助フィン33,35間に配置して第1壁部21に支持する(図4)。第1孔部68A,69A及び第2孔部68B,69Bからなる一対のカム孔68,69が設けられたカム部材66をケース10に支持する。メインフィン31の傾動を、伝達機構90を介してカム部材66に伝達する(図8)。
そのため、カム部材66を伝達部材として機能させ、カム孔68,69を被係合部として機能させることができる。メインフィン31が第2壁部22に対し平行な状態から傾動されると、それに伴い軸28を支点としてカム部材66を傾動させ、一対のカム孔68,69を軸28の周りで旋回させ、カム孔68,69における補助フィン33,35毎の伝達軸63,65の位置を変化させる。伝達軸63,65が第2孔部68B,69Bに位置するときには、カム部材66の傾動を補助フィン33,35に伝達し、第1孔部68A,69Aに位置するときには、カム部材66の傾動を補助フィン33,35に伝達しないようにすることができる。
<伝達機構90について>
・この機構として、上記実施形態では、メインフィン31に設けられたアーム59及び伝達軸61と、カム部材66に設けられた長孔67とからなるものが採用されたが、これ以外の機構が採用されてもよい。
・カム部材66における各カム孔68,69は、カム部材66を貫通していない溝部(カム溝)によって構成されてもよい。
・本発明は、車室内においてインストルメントパネルとは異なる箇所、例えばダッシュボードに設けられる空調用レジスタにも適用可能である。
・本発明は、吹出口が縦長となるように配置される薄型の空調用レジスタにも適用可能である。この場合、上下方向が第1方向となり、車幅方向(左右方向)が第2方向となる。
Claims (2)
- 第1方向に相対向する一対の第1壁部と、前記第1方向に直交する第2方向に相対向する一対の第2壁部とにより、前記第2方向よりも前記第1方向に長い筒状に形成され、内部空間を空調用空気の通風路として有するケースと、
前記通風路内の前記第2壁部に接近した箇所で前記第1方向に延び、支軸により前記第1壁部に対し、前記第2方向への傾動可能に支持された一対の補助フィンと、
前記両補助フィン間で前記第1方向に延び、支軸により前記第1壁部に対し、前記第2方向への傾動可能に支持されたメインフィンと、
前記メインフィン及び前記両補助フィンの間に設けられ、前記メインフィンが前記第2壁部に対し平行な状態から傾動されたときには、前記メインフィンの上流端から遠い側の前記補助フィンを、その下流端が前記通風路の内側へ向けて迫り出すように前記第2壁部に対し傾斜させる連動機構とを有し、
前記連動機構は、前記補助フィン毎の前記支軸から偏倚した箇所に設けられた係合部と、前記補助フィン毎の前記係合部がそれぞれ係合される一対のカム孔又は一対のカム溝からなる一対の被係合部を有する伝達部材と、前記メインフィンの前記支軸から偏倚した箇所に設けられ、かつ前記伝達部材に係合される軸からなり、前記メインフィンの傾動を前記伝達部材に伝達することにより、前記メインフィンに連動して前記伝達部材を傾動させる伝達軸とを備えることを特徴とする空調用レジスタ。 - 前記メインフィン上には、操作ノブが前記第1方向へのスライド可能に外嵌されており、
前記メインフィンが前記第2壁部に対し、採り得る最大角度傾斜させられた状態では、前記操作ノブの一部が、同メインフィンの上流端から遠い側の前記補助フィンの下流側に位置する請求項1に記載の空調用レジスタ。
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