JP2014195505A - 中性子捕捉療法装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中性子線の照射精度の向上を図ることができる中性子捕捉療法装置を提供する。
【解決手段】本発明は、患者50へ中性子線Nを照射する中性子捕捉療法装置1であって、荷電粒子線Rを出射するサイクロトロン2と、荷電粒子線Rが照射されることにより中性子線Nを生成するターゲット7及び走査電磁石6等と、ターゲット7に照射される荷電粒子線Rの電流値を検出する電流モニタ5と、荷電粒子線Rの照射によりターゲット7から発生するガンマ線の線量を検出するガンマ線検出部11及び線量算出部21と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、中性子捕捉療法装置に関する。
がん治療等における放射線治療の1つとして、中性子線の照射により腫瘍の治療を行う中性子捕捉療法がある。中性子捕捉療法では、患者へ腫瘍集積性を持たせた中性子捕捉元素化合物を事前に投与する。その後、患者の腫瘍に対して中性子線を照射することにより、中性子と中性子捕捉元素化合物が反応して放射線が発生し、腫瘍の治療が行われる。
このような中性子捕捉療法に関する技術文献として、国際公開第2012/014671号公報がある。この公報には、荷電粒子線をターゲットに照射することにより、中性子線を生成する中性子線生成部と、中性子線の照射中に荷電粒子線の照射線量をリアルタイムで測定するための測定手段を備えた中性子線照射装置が示されている。
国際公開第2012/014671号公報
前述した従来の装置では、中性子線の照射中に荷電粒子線の照射線量をリアルタイムで測定することにより中性子線の照射精度の向上を図っている。しかしながら、中性子線の生成前の荷電粒子線の照射状況しか測定しておらず、未だ改善の余地がある。
そこで、本発明は、中性子線の照射精度の向上を図ることができる中性子捕捉療法装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、被照射体へ中性子線を照射する中性子捕捉療法装置であって、荷電粒子線を出射する加速器と、荷電粒子線が照射されることにより中性子線を生成するターゲットを有する中性子線生成部と、ターゲットに照射される荷電粒子線の電流値を検出する電流値検出手段と、荷電粒子線の照射により中性子線生成部から発生するガンマ線の線量を測定するガンマ線量測定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る中性子捕捉療法装置によれば、ターゲットに照射される荷電粒子線の電流値を検出すると共に、荷電粒子線の照射により中性子線生成部で発生するガンマ線の線量を測定するので、中性子線の生成前の荷電粒子線の照射状況と中性子線の生成後のガンマ線の発生状況の両方を検出することができ、荷電粒子線の照射状況のみを検出していた従来の場合と比べて、中性子線の照射精度を向上させることができる。
本発明に係る中性子捕捉療法装置において、電流値検出手段の検出結果とガンマ線量測定手段の測定結果に基づいて、中性子線生成部で生成された中性子線の線量を算出する中性子線算出手段を更に備えてもよい。
この中性子捕捉療法装置によれば、電流値検出手段の検出結果とガンマ線量測定手段の測定結果に基づいて、患者に向かう中性子線の線量を算出することができるので、治療計画に沿った中性子線の線量であるか否かを判定することが可能となり、中性子線の照射精度の向上に有利である。
本発明に係る中性子捕捉療法装置において、中性子線算出手段の算出結果に基づいてターゲットに対する荷電粒子線の照射を制御する制御手段を更に備えてもよい。
この中性子捕捉療法装置によれば、中性子線算出手段の算出結果に基づいてターゲットに対する荷電粒子線の照射を制御するので、治療計画に沿った線量となるように中性子線の照射制御を行うことができ、患者に照射する中性子線の照射精度を向上させることができる。
本発明に係る中性子捕捉療法装置において、電流値検出手段の検出結果とガンマ線量測定手段の測定結果に基づいて、中性子線の生成が正常であるか異常であるかを判定する判定手段を更に備えてもよい。
この中性子捕捉療法装置によれば、電流値検出手段の検出結果とガンマ線量測定手段の測定結果に基づいて、中性子線の生成が正常であるか異常であるかを判定するので、荷電粒子線の照射線量に比べてガンマ線の線量が多すぎる場合など、中性子線の生成に異常が生じたことを検知することができる。
また、本発明に係る中性子捕捉療法装置において、判定手段は、中性子線の生成が異常であると判定した場合、ターゲットに対する荷電粒子線の照射を停止してもよい。
この中性子捕捉療法装置によれば、中性子線の生成が異常であると判定した場合、ターゲットに対する荷電粒子線の照射を停止するので、治療計画に沿わない線量の中性子線が患者に照射されることを抑制できる。
また、本発明に係る中性子捕捉療法装置において、中性子線生成部で生成された中性子線を減速させる減速材と、減速材を囲むように設けられた遮蔽体と、を更に備え、ガンマ線量測定手段は、ガンマ線を検出するガンマ線検出部を有し、ガンマ線検出部は、ターゲットの周囲で減速材より荷電粒子線の上流側に設けられていてもよい。
この中性子捕捉療法装置によれば、ガンマ線検出部がターゲットの周囲で減速材より荷電粒子線の上流側に設けられているので、中性子線生成部から発生したガンマ線が他の部材に遮られる前に検出することができる。このことは、ガンマ線の検出精度の向上に寄与する。また、ガンマ線検出部のメンテナンスも容易となる。
或いは、本発明に係る中性子捕捉療法装置において、中性子線生成部で生成された中性子線を減速させる減速材と、減速材を囲むように設けられた遮蔽体と、を更に備え、ガンマ線量測定手段は、ガンマ線を検出するガンマ線検出部を有し、ガンマ線検出部は、減速材と遮蔽体の間に設けられていてもよい。
この中性子捕捉療法装置によれば、中性子線が内部を進行する減速材と減速材を囲む遮蔽体の間にガンマ線検出部が設けられているので、ガンマ線を中性子線の進行方向で捉えることができ、中性子線の測定に有利なガンマ線の検出を行うことができる。また、この中性子捕捉療法装置では、ガンマ線の検出漏れを抑えることができるので、異常状態の検知漏れを抑制できる。
また、本発明に係る中性子捕捉療法装置において、中性子線の照射野を整形するための開口を有するコリメータと、中性子線の線量を測定する中性子線量測定手段と、を更に備え、中性子量測定手段は、中性子線を検出する中性子線検出部を有し、中性子線検出部は、コリメータの内部に設けられ、開口に露出していてもよい。
この中性子捕捉療法装置によれば、中性子線を検出する中性子線検出部がコリメータ内部に設けられ、中性子線が通過するコリメータの開口に露出しているので、中性子線の進路を遮ることなく、患者に向かう中性子線の検出を行うことができる。
本発明に係る中性子捕捉療法装置によれば、中性子線の照射精度を向上させることができる。
第1の実施形態に係る中性子捕捉療法装置を示す図である。 コリメータ内部に設けられた中性子線検出部を示す断面図である。 (a)ガンマ線の量及び陽子の量の関係に基づく異常判定を説明するための図である。(b)中性子の量と陽子の量の関係に基づく異常判定を説明するための図である。 第2の実施形態に係る中性子捕捉療法装置を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1に示されるように、第1の実施形態に係る中性子捕捉療法装置1は、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT:Boron Neutron Capture Therapy)を用いたがん治療などを行うために用いられる装置であり、例えばホウ素(10B)が投与された患者(被照射体)50の腫瘍へ中性子線Nを照射する。
中性子捕捉療法装置1は、サイクロトロン2を備えている。サイクロトロン2は、陰イオン等の荷電粒子を加速して、荷電粒子線Rを作り出す加速器である。本実施形態において、荷電粒子線Rは陰イオンから電荷を剥ぎ取って生成した陽子ビームである。このサイクロトロン2は、例えば、ビーム半径40mm、60kW(=30MeV×2mA)の荷電粒子線Rを生成する能力を有している。なお、加速器は、サイクロトロンに限られず、シンクロトロンやシンクロサイクロトロン、ライナックなどであってもよい。
サイクロトロン2から出射された荷電粒子線Rは、中性子線生成部Mへ送られる。中性子線生成部Mは、ビームダクト3とターゲット7とからなる。サイクロトロン2から出射された荷電粒子線Rは、ビームダクト3を通り、ビームダクト3の端部に配置されたターゲット7へ向かって進行する。このビームダクト3に沿って複数の四極電磁石4、電流モニタ(電流値検出手段)5、及び走査電磁石6が設けられている。複数の四極電磁石4は、例えば電磁石を用いて荷電粒子線Rのビーム軸調整を行うものである。
電流モニタ5は、ターゲット7に照射される荷電粒子線Rの電流値(つまり、電荷,照射線量率)をリアルタイムで検出するものである。電流モニタ5は、荷電粒子線Rに影響を与えずに電流測定可能な非破壊型のDCCT(DC Current Transformer)が用いられている。電流モニタ5は、検出結果を後述する制御部20に出力する。なお、「線量率」とは、単位時間当たりの線量を意味する。
具体的には、電流モニタ5は、ターゲット7に照射される荷電粒子線Rの電流値を精度よく検出するため、四極電磁石4による影響を排除すべく、四極電磁石4より下流側(荷電粒子線Rの下流側)で走査電磁石6の直前に設けられている。すなわち、走査電磁石6はターゲット7に対して常時同じところに荷電粒子線Rが照射されないように走査するため、電流モニタ5を走査電磁石6よりも下流側に配設するには大型の電流モニタ5が必要となる。これに対し、電流モニタ5を走査電磁石6よりも上流側に設けることで、電流モニタ5を小型化することができる。
走査電磁石6は、荷電粒子線Rを走査し、ターゲット7に対する荷電粒子線Rの照射制御を行うものである。この走査電磁石6は、荷電粒子線Rのターゲット7に対する照射位置を制御する。
中性子捕捉療法装置1は、荷電粒子線Rをターゲット7に照射することにより中性子線Nを発生させ、患者50に向かって中性子線Nを出射する。中性子捕捉療法装置1は、ターゲット7、遮蔽体9、減速材8、コリメータ10、ガンマ線検出部11を備えている。
また、中性子捕捉療法装置1は、制御部20を備えている。制御部20は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]等から構成されており、中性子捕捉療法装置1を総合的に制御する電子制御ユニットである。
ターゲット7は、荷電粒子線Rの照射を受けて中性子線Nを生成するものである。ここでのターゲット7は、例えば、ベリリウム(Be)やリチウム(Li)、タンタル(Ta)、タングステン(W)により形成され、例えば直径160mmの円板状を成している。
減速材8は、ターゲット7で生成された中性子線Nのエネルギーを減速させるものである。減速材8は、中性子線Nに含まれる速中性子を主に減速させる第1の減速材8Aと、中性子線Nに含まれる熱外中性子を主に減速させる第2の減速材8Bと、からなる積層構造を有している。
遮蔽体9は、発生させた中性子線N、及び当該中性子線Nの発生に伴って生じたガンマ線等を外部へ放出されないよう遮蔽するものである。遮蔽体9は、減速材8を囲むように設けられている。遮蔽体9の上部及び下部は、減速材8より荷電粒子線Rの上流側に延在しており、これらの延在部にガンマ線検出部11が設けられている。
コリメータ10は、中性子線Nの照射野を整形するものであり、中性子線Nが通過する開口10aを有する。コリメータ10は、例えば中央に開口10aを有するブロック状の部材である。
ガンマ線検出部11は、荷電粒子線Rの照射により中性子線生成部Mから発生するガンマ線をリアルタイムで検出するものである。ガンマ線検出部11としては、シンチレータや電離箱、その他様々なガンマ線検出機器を採用することができる。本実施形態において、ガンマ線検出部11は、ターゲット7の周囲で減速材8より荷電粒子線Rの上流側に設けられている。
ガンマ線検出部11は、荷電粒子線Rの上流側に延在する遮蔽体9の上部及び下部の内側にそれぞれ配置されている。なお、ガンマ線検出部11の数は特に限定されず、一つであってもよく、三つ以上であってもよい。ガンマ線検出部11を三つ以上設けるときは、ターゲット7の外周を囲むように所定間隔で設けることができる。ガンマ線検出部11は、ガンマ線の検出結果を制御部20に出力する。ガンマ線検出部11は、特許請求の範囲に記載のガンマ線検出部に相当する。
図2は、コリメータ10の内部に設けられた中性子線検出器12を示す断面図である。図2に示されるように、コリメータ10の内部には、コリメータ10の開口10aを通過する中性子線Nをリアルタイムで検出するための中性子線検出器12が設けられている。中性子線検出器12は、コリメータ10に形成された貫通孔10b(開口10aと直交する方向に形成された貫通孔)中に少なくともその一部が設けられている。中性子線検出器12は、例えばシンチレータ13、ライトガイド14、光検出器15を有している。
シンチレータ13は、入射した中性子線Nを光に変換する蛍光体である。シンチレータ13は、入射した中性子線Nの線量に応じて内部結晶が励起状態となり、シンチレーション光を発生させる。シンチレータ13は、コリメータ10の貫通孔10b内に設けられており、コリメータ10の開口10aに露出している。シンチレータ13は、開口10a内の中性子線Nがシンチレータ13に入射することで発光する。シンチレータ13は、特許請求の範囲に記載の中性子線検出部に相当する。
ライトガイド14は、シンチレータ13で生じた光を伝達する部材である。ライトガイド14は、例えば、フレキシブルな光ファイバーの束などから構成されている。光検出器15は、ライトガイド14を通じて伝達された光を検出するものである。光検出器15としては、例えば光電子増倍管や光電管など各種の光検出機器を採用することができる。光検出器15は、光検出時に電子信号を制御部20に出力する。
なお、中性子線検出器12は、必ずしもシンチレータ13を用いる必要はなく、電離箱その他様々な中性子線検出機器を採用してもよい。
制御部20は、線量算出部(中性子線量算出手段)21、照射制御部(制御手段)22、及びエラー判定部(判定手段)23を有している。
線量算出部21は、電流モニタ5、ガンマ線検出部11、及び中性子線検出器12の検出結果に基づいて、照射中の中性子線Nの線量をリアルタイムで測定(算出)する。
具体的には、線量算出部21は、電流モニタ5による荷電粒子線Rの電流値の検出結果に基づいて、ターゲット7に照射される荷電粒子線Rの線量をリアルタイムで測定(算出)する。線量算出部21は、測定された荷電粒子線Rの電流値を時間に関して逐次積分し、荷電粒子線Rの線量をリアルタイムで算出する。
また、線量算出部21は、ガンマ線検出部11によるガンマ線の検出結果に基づいて、ガンマ線の線量をリアルタイムで測定(算出)する。線量算出部21は、ガンマ線検出部11と合わせて、特許請求の範囲に記載のガンマ線量測定手段を構成している。
同様に、線量算出部21は、中性子線検出器12による中性子線Nの検出結果に基づいて、コリメータ10の開口10aを通過した中性子線Nの線量を測定(算出)する。線量算出部21は、中性子線検出器12と合わせて、特許請求の範囲に記載の中性子線量測定手段を構成している。
線量算出部21は、算出した荷電粒子線Rの線量、ガンマ線の線量、及び中性子線Nの線量に基づいて、ターゲット7で発生した中性子線Nの線量を総合的にリアルタイムで算出する。また、線量算出部21は、算出した荷電粒子線Rの線量及びガンマ線の線量に基づいて中性子線Nの線量の算出結果の補正を行い、より信頼性の高い中性子線Nの線量の算出を行ってもよい。
照射制御部22は、線量算出部21の算出した中性子線Nの線量に基づいて、ターゲット7に対する荷電粒子線Rの照射を制御する。照射制御部22は、ターゲット7に対する荷電粒子線Rの照射を制御することで、ターゲット7から生成される中性子線Nの患者に対する照射制御を行う。照射制御部22は、線量算出部21の算出する中性子線Nの線量が予め設定された治療計画に沿うように中性子線Nの照射制御を行う。
エラー判定部23は、線量算出部21の算出した荷電粒子線Rの線量、ガンマ線の線量、及び中性子線Nの線量に基づいて、ターゲット7における中性子線Nの生成が正常であるか異常であるかを判定する。
ここで、図3(a)は、ガンマ線の量及び陽子の量の関係に基づく異常判定を説明するための図である。図3(a)の縦軸はガンマ線の量を示し、図3(a)の横軸は陽子の量(荷電粒子線Rの線量に対応)を示している。また、図3(b)は、中性子の量と陽子の量の関係に基づく異常判定を説明するための図である。図3(b)の縦軸は中性子線の量を示し、図3(b)の横軸は陽子の量を示している。
図3(a)に示されるように、中性子線生成部Mのターゲット7に照射される荷電粒子線Rの線量と中性子線生成部Mで発生するガンマ線の線量とは相関関係を有する。このため、中性子線Nの生成に異常が生じると、この関係に異常が生じると考えられる。これにより、算出されたガンマ線の量及び陽子の量の関係から、中性子線Nの生成が正常であるか異常であるかを判定することができる。
同様に、図3(b)に示す中性子の量と陽子の量の関係についても、中性子線Nの生成に異常が生じると、この関係に異常が生じると考えられることから、中性子線Nの生成が正常であるか異常であるかを判定することができる。図3(a)及び図3(b)にそれぞれの関係の正常範囲及び異常例を示す。
図3(a)及び図3(b)に示す異常例には相関関係が存在する。例えば、走査電磁石6による荷電粒子線Rの走査に異常が生じた場合には、荷電粒子線Rがターゲット7の正しい位置ではなく、走査電磁石6とターゲット7の間のビームダクト3に照射されるおそれがある。荷電粒子線Rがビームダクト3に照射されている間は、中性子線Nがほとんど生成されず中性子線Nの線量が低下し、且つ、走査電磁石6とターゲット7の間のビームダクト3でガンマ線が多量に生成されるため、ガンマ線の線量が増加する。このため、図3(a)及び図3(b)に示すように、ガンマ線の線量が増大し、且つ、中性子線Nの線量が低下する異常となる。なお、図3(a)及び図3(b)の正常範囲及び異常例は概略的なイメージを示したものに過ぎず、本発明の内容を何ら限定するものではない。
また、エラー判定部23は、線量算出部21の算出結果ではなく、電流モニタ5、ガンマ線検出部11、及び中性子線検出器12の検出結果から、直接的に中性子線Nの生成が正常であるか異常であるかを判定してもよい。エラー判定部23は、例えば、正常な範囲における各検出結果の関係性に関するデータマップを予め記憶し、各検出結果とデータマップとを対比することで、中性子線Nの生成が正常であるか異常であるかを判定することもできる。
エラー判定部23は、中性子線Nの生成が異常であると判定した場合、ターゲット7に対する荷電粒子線Rの照射(サイクロトロン2からの荷電粒子線Rの出射)を停止させる。
次に、以上説明した第1の実施形態に係る中性子捕捉療法装置1の作用効果について説明する。
第1の実施形態に係る中性子捕捉療法装置1によれば、ターゲット7に照射される荷電粒子線Rの電流値の検出を行うと共に、ターゲット7に対する荷電粒子線Rの照射により中性子線Nと併せて発生するガンマ線の検出を行うので、中性子線Nの生成前の荷電粒子線Rの照射状況と中性子線Nの生成後のガンマ線の発生状況の両方を検出することができ、中性子線Nの照射精度を向上させることができる。
すなわち、従来のように荷電粒子線Rの電流値のみを測定すると、例えば荷電粒子線Rがターゲット7の正しい位置に照射されていない等の異常があった場合には、測定した荷電粒子線Rの電流値は正常であるにもかかわらず、中性子線Nは本来得られるべき線量よりも低い線量しか得られなくなってしまう。これに対し、この中性子捕捉療法装置1では、荷電粒子線Rの照射によって中性子線生成部Mで生じるガンマ線の線量を測定することで、当該異常を検知することができる。従って、この中性子捕捉療法装置1では、従来と異なり、上述のような異常を検知した場合に、荷電粒子線Rの照射(照射位置や線量)を調整したり、荷電粒子線Rの照射を中断することができ、中性子線Nの照射精度を向上させることができる。
また、この中性子捕捉療法装置1によれば、電流モニタ5及びガンマ線検出部11の検出結果に基づいて、患者50に向かう中性子線Nの線量を算出するので、治療計画に沿った中性子線Nの線量であるか否かを判定することが可能となり、中性子線の照射精度の向上に有利である。
また、この中性子捕捉療法装置1によれば、線量算出部21による中性子線Nの線量の算出結果に基づいて、ターゲット7に対する荷電粒子線Rの照射を制御するので、治療計画に沿った線量となるように中性子線Nの照射制御を行うことができ、患者に照射する中性子線の照射精度を向上させることができる。
また、この中性子捕捉療法装置1によれば、電流モニタ5の検出結果とガンマ線検出部11の検出結果に基づいて、中性子線Nの生成が正常であるか異常であるかを判定するので、荷電粒子線Rの照射線量に比べてガンマ線の線量が多すぎる場合など、中性子線Nの生成に異常が生じたことを検知することができる。
更に、この中性子捕捉療法装置1によれば、中性子線Nの生成が異常であると判定した場合、ターゲット7に対する荷電粒子線Rの照射を停止するので、治療計画に沿わない線量の中性子線Nが患者50に照射されることを抑制できる。
また、この中性子捕捉療法装置1によれば、ガンマ線検出部11がターゲット7の周囲で減速材8より荷電粒子線Rの上流側に設けられているので、ターゲット7から発生したガンマ線が他の部材に遮られる前に検出することが可能となる。このことは、ガンマ線の線量の測定精度の向上に寄与する。また、ガンマ線検出部11のメンテナンスも容易となる。
また、この中性子捕捉療法装置1によれば、中性子線Nを検出するシンチレータ13がコリメータ10内部に設けられ、中性子線Nが通過するコリメータ10の開口10aに露出しているので、中性子線Nの進路を遮ることなく、患者50に向かう中性子線Nの検出を行うことができる。そして、この中性子捕捉療法装置1によれば、シンチレータ13を含む中性子線検出器12の検出結果も踏まえて中性子線Nの線量を算出するので、中性子線検出器12を備えない場合と比べて、精度良く中性子線Nの線量を測定することができ、中性子線Nの照射精度を向上させることができる。また、この中性子捕捉療法装置1では、中性子線検出器12の検出結果も考慮することで、中性子線Nの生成の異常の有無を一層精度良く判定することができる。
[第2の実施形態]
図4は、第2の実施形態に係る中性子捕捉療法装置31を示す図である。図4に示されるように、第2の実施形態に係る中性子捕捉療法装置31は、第1の実施形態と比べて、ガンマ線検出部32のみが異なっている。
具体的には、第2の実施形態に係る中性子捕捉療法装置31では、ガンマ線検出部32が減速材8と遮蔽体9の間に設けられている。ガンマ線検出部32は、減速材8(第1の減速材8A及び第2の減速材8B)の周りを囲むように設けられており、その外側を遮蔽体9が囲んでいる。ガンマ線検出部32の下流側(中性子線Nの下流側)は、第2の減速材8Bの下流側を回り込んでコリメータ10の近傍に達している。
以上説明した第2の実施形態に係る中性子捕捉療法装置31においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、この中性子捕捉療法装置31によれば、中性子線Nが内部を進行する減速材8と減速材8を囲む遮蔽体9の間にガンマ線検出部32が設けられているので、ガンマ線を中性子線Nの進行方向で捉えることができ、中性子線Nの測定に有利なガンマ線の検出を行うことができる。なお、中性子線Nの進行方向とは、中性子線Nの主たる進行方向を意味している。中性子線Nの主たる進行方向とは、ターゲット7に照射される際の荷電粒子線Rの進行方向(正確には、走査電磁石5で何も走査しなかったときの荷電粒子線Rの進行方向)である。
また、この中性子捕捉療法装置31では、減速材8と遮蔽体9の間にガンマ線検出部32が設けられているので、ガンマ線の検出漏れを抑えることができるので、異常状態の検知漏れを抑制できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、中性子線検出部は必ずしもシンチレータを備える必要はなく、電離箱であってもよい。また、中性子捕捉療法装置は、中性子線を検出する中性子線検出部を必ずしも設ける必要はない。
また、ガンマ線検出部の位置及び形状は、上述したものに限られない。例えば、ガンマ線検出部は、減速材と遮蔽体との間の全てに設ける必要はなく、一部のみ設けられていてもよい。例えば、ガンマ線検出部は、第1の減速材と遮蔽体との間に設けた窪みなどに配置してもよい。この場合のガンマ線検出部の数は一つであってもよく複数であってもよい。複数の場合は、減速材を囲むように所定間隔で設けることができる。また、ガンマ線検出部は、第2の減速材と遮蔽体との間にのみ設けてもよく、コリメータの付近にのみ設けてもよい。
また、本発明に係る中性子捕捉療法装置は、荷電粒子線の電流値の検出結果とガンマ線の検出結果に基づいて中性子線の生成が正常であるか異常であるかの判定を行う必要はなく、例えば制御部のモニタに荷電粒子線の電流値の検出結果、ガンマ線の検出結果、中性子線の検出結果を表示し、作業員等が正常であるか異常であるかを判断する態様であってもよい。
また、本発明に係る中性子捕捉療法装置は、必ずしも荷電粒子線の電流値の検出結果とガンマ線の検出結果に基づいて中性子線の線量を算出する必要はなく、これらの検出結果を異常判定にのみ利用してもよい。或いは、荷電粒子線の電流値の検出結果及びガンマ線の検出結果を中性子線の線量を算出にのみ利用してもよい。
1,31…中性子捕捉療法装置 2…サイクロトロン(加速器) 3…ビームダクト 4…四極電磁石 5…電流モニタ(電流値検出手段) 6…走査電磁石 7…ターゲット 8…減速材 8A…第1の減速材 8B…第2の減速材 9…遮蔽体 10…コリメータ 10…開口 10b…貫通孔 11,32…ガンマ線検出部(ガンマ線検出部、ガンマ線量測定手段) 12…中性子線検出器 13…シンチレータ(中性子線検出部、中性子線量測定手段) 14…ライトガイド 15…光検出器 20…制御部 21…線量算出部(中性子線量算出手段、ガンマ線量測定手段、中性子線量測定手段) 22…照射制御部(制御手段) 23…エラー判定部(判定手段) 50…患者(被照射体) N…中性子線 M…中性子線生成部 R…荷電粒子線
中性子捕捉療法装置1は、荷電粒子線Rをターゲット7に照射することにより中性子線Nを発生させ、治療台51上の患者50に向かって中性子線Nを出射する。中性子捕捉療法装置1は、ターゲット7、遮蔽体9、減速材8、コリメータ10、ガンマ線検出部11を備えている。
1,31…中性子捕捉療法装置 2…サイクロトロン(加速器) 3…ビームダクト 4…四極電磁石 5…電流モニタ(電流値検出手段) 6…走査電磁石 7…ターゲット 8…減速材 8A…第1の減速材 8B…第2の減速材 9…遮蔽体 10…コリメータ 10…開口 10b…貫通孔 11,32…ガンマ線検出部(ガンマ線量測定手段) 12…中性子線検出器 13…シンチレータ(中性子線検出部、中性子線量測定手段) 14…ライトガイド 15…光検出器 20…制御部 21…線量算出部(中性子線量算出手段、ガンマ線量測定手段、中性子線量測定手段) 22…照射制御部(制御手段) 23…エラー判定部(判定手段) 50…患者(被照射体) N…中

Claims (8)

  1. 被照射体へ中性子線を照射する中性子捕捉療法装置であって、
    荷電粒子線を出射する加速器と、
    荷電粒子線が照射されることにより中性子線を生成するターゲットを有する中性子線生成部と、
    前記ターゲットに照射される荷電粒子線の電流値を検出する電流値検出手段と、
    荷電粒子線の照射により前記中性子線生成部から発生するガンマ線の線量を測定するガンマ線量測定手段と、
    を備える、中性子捕捉療法装置。
  2. 前記電流値検出手段の検出結果と前記ガンマ線量測定手段の測定結果に基づいて、前記中性子線生成部で生成された中性子線の線量を算出する中性子線量算出手段を更に備える、請求項1に記載の中性子捕捉療法装置。
  3. 前記中性子線量算出手段の算出結果に基づいて、前記ターゲットに対する荷電粒子線の照射を制御する制御手段を更に備える、請求項2に記載の中性子捕捉療法装置。
  4. 前記電流値検出手段の検出結果と前記ガンマ線量測定手段の測定結果に基づいて、中性子線の生成が正常であるか異常であるかを判定する判定手段を更に備える、請求項1〜3のうち何れか一項に記載の中性子捕捉療法装置。
  5. 前記判定手段は、中性子線の生成が異常であると判定した場合、前記ターゲットに対する荷電粒子線の照射を停止する、請求項4に記載の中性子捕捉療法装置。
  6. 前記中性子線生成部で生成された中性子線を減速させる減速材と、前記減速材を囲むように設けられた遮蔽体と、を更に備え、
    前記ガンマ線量測定手段は、ガンマ線を検出するガンマ線検出部を有し、
    前記ガンマ線検出部は、前記ターゲットの周囲で前記減速材より荷電粒子線の上流側に設けられている、請求項1〜5のうち何れか一項に記載の中性子捕捉療法装置。
  7. 前記中性子線生成部で生成された中性子線を減速させる減速材と、前記減速材を囲むように設けられた遮蔽体と、を更に備え、
    前記ガンマ線量測定手段は、ガンマ線を検出するガンマ線検出部を有し、
    前記ガンマ線検出部は、前記減速材と前記遮蔽体の間に設けられている、請求項1〜5のうち何れか一項に記載の中性子捕捉療法装置。
  8. 中性子線の照射野を整形するための開口を有するコリメータと、
    中性子線の線量を測定する中性子線量測定手段と、を更に備え、
    前記中性子量測定手段は、中性子線を検出する中性子線検出部を有し、
    前記中性子線検出部は、前記コリメータの内部に設けられ、前記開口に露出している、請求項1〜7のうち何れか一項に記載の中性子捕捉療法装置。
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