JP2014191692A - 座標算出装置、及びミシン - Google Patents
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Abstract
【課題】1個の超音波発信器を用いて、超音波ペンの角度と方向とを算出可能な座標算出装置を提供する。
【解決手段】ミシン101は、検出部94、95が超音波を検出した複数のタイミングに基づいて、S21、S23、S25にてスイッチ913が押されたタイミングの前後において超音波が発信された平面上の複数の座標を算出する。S30にて、ミシン101は、S21により算出されたスイッチ913が押されたタイミングにおける超音波が発信された平面上の座標931とS27により算出された位置指示部91が移動した平面上の移動方向920と、S29により算出された位置指示部91の長手方向と平面とがなす角度αと、に基づいて、指示部911が指示する平面上の指示点936の座標を算出する。
【選択図】図7
【解決手段】ミシン101は、検出部94、95が超音波を検出した複数のタイミングに基づいて、S21、S23、S25にてスイッチ913が押されたタイミングの前後において超音波が発信された平面上の複数の座標を算出する。S30にて、ミシン101は、S21により算出されたスイッチ913が押されたタイミングにおける超音波が発信された平面上の座標931とS27により算出された位置指示部91が移動した平面上の移動方向920と、S29により算出された位置指示部91の長手方向と平面とがなす角度αと、に基づいて、指示部911が指示する平面上の指示点936の座標を算出する。
【選択図】図7
Description
本発明は、座標算出装置、及び座標算出装置を備えるミシンに関する。
従来から、座標算出装置として、超音波ペンが知られている。
特許文献1に、2個の超音波発信器を備える超音波ペンが開示されている。2個の超音波発信器により、2点を特定し、超音波ペンの角度と方向を特定し、指示点の座標を算出することができる。
しかしながら、超音波発信器を2個設けると、部品点数が多くなる。その結果、超音波ペンが大型化してしまうという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、1個の超音波発信器を用いて、ペンの角度と方向とを算出可能な座標算出装置を提供することを目的とする。
本発明の座標算出装置は、指示部と、前記指示部が指示されたタイミングで押されるスイッチと、超音波を発信する1つの発信器と、からなり、前記指示部と前記発信器とを通過する直線の方向に長い位置指示部と、前記発信器から発信される超音波を検出する検出部と、前記指示部によって指示される平面と、前記検出部が超音波を検出した複数のタイミングに基づいて、前記スイッチが押されたタイミングの前後において超音波が発信された前記平面上の複数の座標を算出する第1算出手段と、前記第1算出手段によって算出された前記平面上の複数の座標に基づいて、前記位置指示部が移動した前記平面上の移動方向を算出する第2算出手段と、前記第1算出手段によって算出された前記平面上の複数の座標に基づいて、前記位置指示部の長手方向と前記平面とがなす角度を算出する第3算出手段と、前記第1算出手段が算出した前記スイッチが押されたタイミングにおける超音波が発信された前記平面上の座標と、前記第2算出手段が算出した前記位置指示部が移動した前記平面上の移動方向と、前記第3算出手段が算出した前記位置指示部の長手方向と前記平面とがなす角度と、に基づいて、前記指示部が指示する前記平面上の指示点の座標を算出する第4算出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の座標算出装置は、スイッチが押されたタイミングの前後において超音波が発信された平面上の複数の座標に基づいて、位置指示部の長手方向と平面とがなす角度及び位置指示部の移動方向を算出する。前記角度及び前記移動方向に基づいて、指示点の座標を算出する。このようにして、1個の発信器を用いて、指示点の座標を正確に算出することができる。
[ミシン101の構成]
図1を参照して、本実施形態に係るミシン101の構成について説明する。
図1を参照して、本実施形態に係るミシン101の構成について説明する。
ミシン101は、ベッド部102と、脚柱部103と、アーム部104と、頭部105と、を備える。ベッド部102は、ミシン101の土台部である。ベッド部102は、加工布100が載置可能であり、超音波ペン91のペン先911によって指示されるベッド面98を有する。脚柱部103は、ベッド部102から延びる。アーム部104は、ベッド部102に対向して脚柱部103から水平方向に延びる。頭部105は、アーム部104の先端に設けられる。
本実施形態における方向について定義する。脚柱部103がベッド部102から延びる方向を、上方向とし、上方向の反対方向を下方向とする。アーム部104が脚柱部103から延びる方向を、左方向とし、左方向の反対方向を右方向とする。左右方向と上下方向とに直交する方向を、前後方向とする。
ミシン101は、受信器94、95を備える。受信器94、95は、ベッド部102上において、超音波ペン91から発信される超音波を検出する。
受信器94、95は、頭部105の下端の後部に設けられる。受信器94は、頭部105の下側面の左後方に設けられる。受信器95は、頭部105の下側面の右後方に設けられる。受信器94、95は、頭部105の左右方向の長さ分、左右に離間する。
液晶ディスプレイ10は、脚柱部103の前面に設けられる。以下、液晶ディスプレイ10は、LCD10と称する。LCD10は、例えば、コマンド、イラスト、設定値、及びメッセージ等の様々な項目を表示する。タッチパネル16は、LCD10の表面に設けられる。具体的には、タッチパネル16は、LCD10の前面に設けられる。タッチパネル16は、項目を設定するために設けられる。設定とは、具体的には、ユーザが、指又は専用のタッチペンを用いてタッチパネル16を押圧することにより、ミシン101が、タッチパネル16によって検知される押圧位置に対応して、複数の項目のうちどの項目が選択されたかを認識することである。ユーザは、タッチパネル16を押圧することによって、縫製したい模様又は実行すべきコマンドを選択することができる。
ペンコネクタ50は、脚柱部103の右側面に設けられる。ペンコネクタ50は、ペンコネクタ916に電気的に接続される。ペンコネクタ916は、後述する超音波ペン91から延びるケーブル912に連結される。ミシン101は、ペンコネクタ50、ペンコネクタ916、及びケーブル912を介して、超音波ペン91に電力を供給する。
[超音波ペン91の説明]
図2を参照して、超音波ペン91について説明する。超音波ペン91は、ペン本体910と、ペン先911と、スイッチ913と、発信器915と、を備える。超音波ペン91は、ユーザが把持可能な形状を有する。
図2を参照して、超音波ペン91について説明する。超音波ペン91は、ペン本体910と、ペン先911と、スイッチ913と、発信器915と、を備える。超音波ペン91は、ユーザが把持可能な形状を有する。
ペン本体910の形状は、棒状である。ペン本体910は、ペン先911と、発信器915の中心と、を繋いだ仮想直線923の方向に延びている。
ペン先911は、ペン本体910の長手方向の先端に設けられる。ペン先911の先端は、尖っている。
スイッチ913は、ユーザが超音波ペン91を把持した際に、人差し指で操作できる位置に設けられる。具体的には、スイッチ913は、ペン本体910の長手方向中央よりペン先911寄りの位置に設けられる。ユーザは、ベッド面98上の指示点936にペン先911を指示したタイミングでスイッチ913を押圧する。
発信器915は、ペン先911近傍に設けられる。発信器915とペン先911との距離Lrは、例えば、20[mm]である。発信器915の数は、1つである。
なお詳細は後述するが、ミシン101は、超音波ペン91から発信された超音波を、受信器94、95で受信する。ミシン101は、検出された超音波に基づいて、超音波の発信源、即ち超音波ペン91に設けられた発信器915の位置を特定する。ミシン101は、特定された位置に基づいて縫製を行う。ユーザは、例えば、超音波ペン91のペン先911を加工布100上に押し当てることで、加工布100のうちの指定した位置に縫製を行うことができる。
[受信器94の説明]
図3を参照して、受信器94の詳細について説明する。受信器95は、受信器94と同一構成であるので説明を省略する。受信器94の形状は、上下方向に長い直方体形状である。開口部941は、受信器94の前面の下端部の中央に設けられる。開口部941の形状は、左右方向に長い楕円形である。開口部941の周囲942は、前側に向かって放射状に傾斜するテーパ面である。電気基板及びマイクが、受信器94の内部に設けられる。マイクは、開口部941の内側に位置する。受信器コネクタは、電気基板の上端の後面に設けられる。受信器コネクタは、ミシン101に設けられたコネクタに接続する。受信器94の指向性は、マイクに対する開口部941の向きで定まる。
図3を参照して、受信器94の詳細について説明する。受信器95は、受信器94と同一構成であるので説明を省略する。受信器94の形状は、上下方向に長い直方体形状である。開口部941は、受信器94の前面の下端部の中央に設けられる。開口部941の形状は、左右方向に長い楕円形である。開口部941の周囲942は、前側に向かって放射状に傾斜するテーパ面である。電気基板及びマイクが、受信器94の内部に設けられる。マイクは、開口部941の内側に位置する。受信器コネクタは、電気基板の上端の後面に設けられる。受信器コネクタは、ミシン101に設けられたコネクタに接続する。受信器94の指向性は、マイクに対する開口部941の向きで定まる。
[ミシン101の電気的構成]
図4を参照して、ミシン101の電気的構成について説明する。ミシン101の制御部60は、CPU61と、ROM62と、RAM63と、入出力インターフェイス65と、を備える。CPU61、ROM62、RAM63、及び入出力インターフェイス65は、バス67を介して相互に電気的に接続する。ROM62は、座標算出プログラム500を含む各種プログラム、及びデータ等を記憶する。
図4を参照して、ミシン101の電気的構成について説明する。ミシン101の制御部60は、CPU61と、ROM62と、RAM63と、入出力インターフェイス65と、を備える。CPU61、ROM62、RAM63、及び入出力インターフェイス65は、バス67を介して相互に電気的に接続する。ROM62は、座標算出プログラム500を含む各種プログラム、及びデータ等を記憶する。
入出力インターフェイス65は、タッチパネル16、タイマ27、及び駆動回路72、75が電気的に接続される。タイマ27は、時間を計測する。駆動回路72、75は、それぞれ、ミシンモータ79、及びLCD10を駆動する。
超音波ペン91の電気的構成について説明する。超音波ペン91は、スイッチ913と、信号出力回路914と、発信器915と、を備える。スイッチ913は、信号出力回路914に電気的に接続される。信号出力回路914は、入出力インターフェイス65に電気的に接続される。スイッチ913は、ユーザの指の押圧に応じてON/OFFする。スイッチ913が押されていない、即ちOFF状態の場合、信号出力回路914は、ケーブル912及び入出力インターフェイス65を介して、CPU61にHigh信号を出力する。スイッチ913が押された、即ちスイッチ913がONされた場合、信号出力回路914は、ケーブル912及び入出力インターフェイス65を介して、CPU61にLow信号を出力する。以下、信号出力回路914から出力されるLow信号は、指示信号917と称する。スイッチ913と、信号出力回路914と、発信器915とは、ペン本体910の内部に設けられる。CPU61からの超音波の発信を指令する制御信号919を受け付けて、発信器915は、超音波を発信する。
[データの構造]
図5を参照して、ROM62、及びRAM63に記憶されるデータの構造について説明する。
図5を参照して、ROM62、及びRAM63に記憶されるデータの構造について説明する。
ROM62は、座標算出プログラム500と、受信器座標データ510と、音速データ520と、計算式530と、テーブル540と、を記憶する。座標算出プログラム500は、後述するフローチャートに従った処理を実現するためのプログラムである。受信器座標データ510、音速データ520、計算式530、及びテーブル540は、発信器915の座標Eを算出する際に、ROM62から読み出される。
RAM63は、CPU61がROM62に記憶される座標算出プログラム500を実行する際に参照する各種変数等を記憶しておく一時記憶領域として機能する。各種変数は、例えば、発信タイミングT1と、検出タイミングT2と、到達時間Tb、Tc、距離EB、EC、発信器座標データ430と、を含む。
[発信器915の座標算出方法]
図6を参照し、発信器915の座標Eを特定する方法について説明する。ユーザは、加工布100に超音波ペン91のペン先911を接触させ、スイッチ913を押すことによって、ミシン101による縫製を行う位置を加工布100上に指定する。以下、超音波ペン91のペン先911が接触した加工布100上の位置を、指示点936と称する。ミシン101は、発信器915の座標Eを特定することによって指示点936を特定する。発信器915の座標Eと、ペン先911が接触した加工布100上の指示点936とは、異なる。従って、後述する座標算出プログラム500により、ペン先911の指示点の座標936と発信器915の座標Eとの誤差を修正する必要がある。以下、図1のミシン101の左右方向、前後方向、及び上下方向を、それぞれX方向、Y方向、及びZ方向とする。図9の左右方向及び上下方向が、それぞれ、X方向及びY方向に相当し、図6の図面表裏方向が、Z方向に相当する。
図6を参照し、発信器915の座標Eを特定する方法について説明する。ユーザは、加工布100に超音波ペン91のペン先911を接触させ、スイッチ913を押すことによって、ミシン101による縫製を行う位置を加工布100上に指定する。以下、超音波ペン91のペン先911が接触した加工布100上の位置を、指示点936と称する。ミシン101は、発信器915の座標Eを特定することによって指示点936を特定する。発信器915の座標Eと、ペン先911が接触した加工布100上の指示点936とは、異なる。従って、後述する座標算出プログラム500により、ペン先911の指示点の座標936と発信器915の座標Eとの誤差を修正する必要がある。以下、図1のミシン101の左右方向、前後方向、及び上下方向を、それぞれX方向、Y方向、及びZ方向とする。図9の左右方向及び上下方向が、それぞれ、X方向及びY方向に相当し、図6の図面表裏方向が、Z方向に相当する。
ミシン101は、発信器915の座標E(X座標,Y座標,Z座標)として特定する。以下の説明において、X座標、Y座標、及びZ座標の「1」が、1[mm]の距離に相当する。座標の原点S(0,0,0)は、針板に形成され、縫針が挿通する針孔の中心点とする。Z座標が0である面が、針板の上面を示す。受信器94の位置を示す座標Bを、(Xb,Yb,Zb)とする。受信器95の位置を示す座標Cを、(Xc,Yc,Zc)とする。発信器915の座標Eを、(Xe,Ye,Ze)とする。以下、座標Eを「発信器座標E」と称する。受信器94、95のZ座標は、針板の上面に対する受信器94、95の高さを表す。発信器座標Eと座標Bとの間の距離を「距離EB」といい、発信器座標Eと座標Cとの間の距離を「距離EC」と称する。
距離EB、ECは、三平方の定理に基づき、座標B、C、Eによって表すことができる。距離EB、及び座標B、Eは、以下の式(1)の関係を満たす。同様に、距離EC、及び座標C、Eは、以下の式(2)の関係を満たす。
(Xb−Xe)2+(Yb−Ye)2+(Zb−Ze)2=(EB)2・・・(1)
(Xc−Xe)2+(Yc−Ye)2+(Zc−Ze)2=(EC)2・・・(2)
式(1)は、座標Bを中心点とし、半径が距離EBである発信器座標Eを通る球面の方程式と同一である。同様に式(2)は、座標Cを中心点とし、半径が距離ECである発信器座標Eを通る球面の方程式と同一である。
(Xb−Xe)2+(Yb−Ye)2+(Zb−Ze)2=(EB)2・・・(1)
(Xc−Xe)2+(Yc−Ye)2+(Zc−Ze)2=(EC)2・・・(2)
式(1)は、座標Bを中心点とし、半径が距離EBである発信器座標Eを通る球面の方程式と同一である。同様に式(2)は、座標Cを中心点とし、半径が距離ECである発信器座標Eを通る球面の方程式と同一である。
超音波が進行する速度を、音速VSとする。発信器座標Eにある超音波ペン91から発信された超音波が、受信器94に到達するまでに要する時間を、到達時間Tbとする。発信器座標Eにある超音波ペン91から発信された超音波が、受信器95に到達するまでに要する時間を、到達時間Tcとする。この場合、距離EB、ECは、以下の式(3)(4)で表すことができる。
EB=VS×Tb・・・(3)
EC=VS×Tc・・・(4)
EB=VS×Tb・・・(3)
EC=VS×Tc・・・(4)
上記式(1)(2)に式(3)(4)を代入することによって、以下の式(5)(6)が得られる。
(Xb−Xe)2+(Yb−Ye)2+(Zb−Ze)2=(VS×Tb)2・・(5)
(Xc−Xe)2+(Yc−Ye)2+(Zc−Ze)2=(VS×Tc)2・・(6)
(Xb−Xe)2+(Yb−Ye)2+(Zb−Ze)2=(VS×Tb)2・・(5)
(Xc−Xe)2+(Yc−Ye)2+(Zc−Ze)2=(VS×Tc)2・・(6)
式(5)(6)のうち、座標B(Xb、Yb、Zb)、座標C(Xc、Yc、Zc)、及び音速VSは既知の値であり、受信器座標データ510、音速データ520として、ROM62に予め記憶される。式(1)(2)(3)(4)(5)(6)は、計算式530としてROM62に予め記憶される。到達時間Tb、Tcは、超音波ペン91の発信器915から超音波が発信されたタイミング、及び受信器94、95において超音波が検出されたタイミングとの差分を算出することによって特定することができる。以下、超音波ペン91の発信器915から超音波が発信されたタイミングを、発信タイミングT1と称する。以下、受信器94、95において超音波が検出されたタイミングを、検出タイミングT2と称する。発信器座標E(Xe,Ye,Ze)のうちZeは、加工布100の布厚がXe、Yeと比較して無視できる程度に小さいので、0と見做してよい。よって、Xe、及びYeは、式(5)(6)の連立方程式に基づき、算出される。そして、詳しい説明は省略するが、受信器94,95の指向性が考慮され、ユーザが超音波ペン91で指定した加工布100上の発信器座標E(Xe,Ye,Ze(=0))が算出される。
[座標算出プログラム500]
図7を参照して、座標算出処理について説明する。座標算出処理は、ミシン101のCPU61によって実行される。座標算出処理は、タッチパネル16を用いて、ユーザが超音波モードを選択した場合に実行される。フローチャートに示す各ステップは、CPU61の処理を示す。
図7を参照して、座標算出処理について説明する。座標算出処理は、ミシン101のCPU61によって実行される。座標算出処理は、タッチパネル16を用いて、ユーザが超音波モードを選択した場合に実行される。フローチャートに示す各ステップは、CPU61の処理を示す。
S13では、発信器915は、超音波を所定時間UT毎に発信する。所定時間UTは、例えば、6[ms]である。具体的には、CPU61は、タイマ27を参照して、所定時間UT毎に超音波の発信を指令する制御信号919を、発信器915に出力する。CPU61からの制御信号919を受け付けて、発信器915は、超音波を所定時間UT毎に発信する。
S15では、CPU61は、Ny個のタイミングで超音波が発信された発信器915の座標であって、連続したNy個の座標を算出する。RAM63は、超音波が発信された発信器915の連続したNy個の座標を記憶する。
S17では、CPU61は、スイッチ913が押されたか否かを判断する。具体的には、CPU61は、超音波ペン91の信号出力回路914から出力される指示信号917を検出したか否かを判断する。CPU61は、指示信号917を検出したと判断した場合(S17:YES)、S21へ処理を進める。具体的には、信号出力回路914は、CPU61へ向けて指示信号917を出力する。指示信号917がCPU61に伝達される速度は、超音波が受信器94,95に到達する速度よりも格段に速い。このため、スイッチ913がONしたタイミングと略同時に、指示信号917は、CPU61に到達するものとする。指示信号917がCPU61に到達すると、CPU61は、指示信号917を検出したと判断する。
一方、CPU61は、指示信号917を検出していないと判断した場合(S17:NO)、S19へ処理を進める。S19では、CPU61は、RAM63に記憶されたNy個の発信器915の座標を消去する。その後、CPU61は、S13へ処理を戻す。
S21では、CPU61は、スイッチ913が押された時の発信器915の座標を、その時に発信された超音波に基づいて算出する。
S23では、CPU61は、スイッチ913が押される前の発信器915の座標であって、Ny個の座標をRAM63から取得する。
S25では、CPU61は、スイッチ913が押された後の発信器915の座標であって、Nz個のタイミングで超音波が発信された発信器915の連続したNz個の座標を、夫々のタイミングで発信された超音波に基づいて、夫々算出する。RAM63は、算出されたNz個の座標を記憶する。
S27では、CPU61は、S21、S23、及びS25にて算出又は取得した複数個の座標に基づいて、超音波ペン91が移動したベッド面98上の移動方向を算出する。
[移動方向920の算出]
図9を参照して、ベッド面98上の移動方向を算出する処理S27について詳細に説明する。
図9を参照して、ベッド面98上の移動方向を算出する処理S27について詳細に説明する。
CPU61は、複数の座標931、932、933のうち、第1点931から、第1点931より後に算出された第2点932に向かうベッド面98上の方向に基づいて、ベッド面98上の移動方向920を算出する。第1点931は、スイッチ913が押された時の座標である。第2点932は、スイッチ913が押された後のNz個の座標である。第3点933は、スイッチ913が押される前のNy個の座標である。第1点931、第2点932、第3点933は、それぞれ順に、○、△、□で表される。具体的には、CPU61は、近似直線922を算出する。近似直線922は、第1点931を通過し、スイッチ913が押された後のNz個の座標932に近い直線である。CPU61は、近似直線922を、周知の最小二乗法を用いて算出する。CPU61は、近似直線922が延びる方向を、ベッド面98上の移動方法920としてRAM63に記憶させる。
S29では、CPU61は、RAM63に記憶されている座標であって、スイッチ913が押された前後の発信器915の座標に基づいて、超音波ペン91の長手方向とベッド面98とがなす角度αを算出する。
[角度αの算出]
図9〜図11を参照して、角度αを算出する角度算出処理S29について詳細に説明する。CPU61は、S29の処理が開始された後、図10に示すS81へ処理を進める。
図9〜図11を参照して、角度αを算出する角度算出処理S29について詳細に説明する。CPU61は、S29の処理が開始された後、図10に示すS81へ処理を進める。
S81では、CPU61は、分布密度Mmを算出する。分布密度Mmは、超音波ペン91が移動したベッド面98上の移動方向920に対する、S21、S23、及びS25によって算出されたベッド面98上の複数の座標931、932、933の分布密度である。分布密度Mmは、以下の式(7)の関係を満たす。
Mm=(Ny+Nz)/Rb・・・(7)
Mm=(Ny+Nz)/Rb・・・(7)
範囲Rbの算出方法について説明する。範囲Rbは、スイッチ913が押されたタイミングの前後のNy+Nz個の座標の範囲である。具体的には、CPU61は、スイッチ913が押されたタイミングでの座標931から最も離れた座標934を算出する。CPU61は、座標931と座標934との距離を、範囲Rbに代入する。
分布密度Mmの算出例について説明する。例えば、個数Ny=50、個数Nz=50、範囲Rb=0.5[mm]であった場合、分布密度Mm=(50+50)/0.5=200[dot/mm]となる。
S83では、CPU61は、S81にて算出された分布密度Mmを、テーブル540と照合することで、超音波ペン91の長手方向とベッド面98とがなす角度αを決定する。テーブル540は、分布密度Mmと、角度αと、が対応付けられている。具体的には、例えば、分布密度Mm=200[dot/mm]であった場合、CPU61は、テーブル540と照合して、角度α=60°〜75°と決定する。CPU61は、S83終了後、角度算出処理S29を終了し、図7のS30へ処理を進める。
S30では、CPU61は、S21にて算出したスイッチ913が押された時の発信器915の座標と、S27にて算出した超音波ペン91が移動したベッド面98上の移動方向と、S29にて算出した超音波ペン91の長手方向とベッド面98とがなす角度αと、に基づいて、ペン先911が指示するベッド面98上の指示点936の座標を算出する。CPU61は、S30終了後、座標算出処理を終了する。
[指示点936の算出]
図9を参照して、指示点936の座標を算出する処理S30の詳細について説明する。
図9を参照して、指示点936の座標を算出する処理S30の詳細について説明する。
指示点936が存在する方向について説明する。移動方向920は、第1点931から、スイッチ913が押された後の座標である第2点932に向かう移動方向である。一般的に、ペン先911は、ユーザが指示点936を押した後の超音波ペン91の移動方向920の反対方向に存在する。従って、指示点936は、第1点931から移動方向920の反対方向に存在する。移動方向920が、右方向(+X方向)であった場合、指示点936は、第1点931から移動方向920の反対方向である左方向(−X方向)に存在する。
距離EDについて説明する。距離EDは、スイッチ913が押された時の発信器915のベッド面98上の座標である第1点931と、指示点936との距離である。距離EDは、以下の式(8)の関係を満たす。
ED=Lrcosα・・・(8)
ED=Lrcosα・・・(8)
距離EDの算出例について説明する。ペン先911と発信器915との距離Lr=20[mm]、ベッド面98と超音波ペン91の長手方向とのなす角度α=60°であった場合、距離ED=20×cos60°=10[mm]となる。
指示点936の算出例について説明する。指示点936の座標は、第1点931から移動方向の反対方向に距離EDだけ離れたベッド面98上の座標である。第1点931の座標Eが(0,−10,0)であり、移動方向920の反対方向が−X方向、距離ED=10[mm]であった場合、指示点936の座標は、第1点931から−X方向に10[mm]離れた座標(−10,−10,0)である。
[発信器座標Eの算出]
図8を参照し、発信器座標算出処理S21の詳細について説明する。CPU61は、S21の処理を開始させた後、S53へ処理を進める。
図8を参照し、発信器座標算出処理S21の詳細について説明する。CPU61は、S21の処理を開始させた後、S53へ処理を進める。
S53では、CPU61は、タイマ27を参照し、所定時間UT毎に発信される超音波の発信タイミングの中から、現在時刻に最も近い発信タイミングを特定する。CPU61は、特定した発信タイミングを、発信タイミングT1として取得する。RAM63は、取得した発信タイミングT1を記憶する。
S55では、CPU61は、超音波ペン91から発信された超音波を、受信器94,95が検出したか否かを判断する。CPU61は、受信器94,95が超音波を検出したと判断した場合(S55:YES)、S57へ処理を進める。CPU61は、受信器94,95が超音波を検出していないと判断した場合(S55:NO)、S67へ処理を進める。具体的には、受信器94,95が超音波を検出すると、入出力インターフェイス65を介して、CPU61に検出信号918を出力する。CPU61は、検出信号918を受信すると、超音波を検出したと判断する。
S67では、CPU61は、タイマ27を参照し、発信タイミングT1から一定時間が経過したか否かを判断する。一定時間とは、超音波が超音波ペン91から発信されて、受信器94、95に十分到達可能な時間である。一定時間とは、例えば1[ms]である。CPU61は、一定時間が経過したと判断した場合(S67:YES)、S69に処理を進める。つまり、CPU61は、受信器94、又は95が超音波を検出するまで、一定時間待機する。例えば、超音波ペン91の発信器915から発信された超音波が、ユーザの手や腕、加工布100等によって遮蔽され、一定時間以上、受信器94、又は95に到達しなかったとする。つまり、受信器94、又は95が超音波を検出できない状態のまま一定時間が経過すると、CPU61は、S69へ処理を進める。CPU61は、一定時間が経過していないと判断した場合(S67:NO)、S55に処理を戻す。
S69では、CPU61は、エラーメッセージをLCD10に表示するよう駆動回路75を制御する。エラーメッセージは、受信器94,95のどちらか一方が超音波を検出できなかったことを示すメッセージである。エラーメッセージを見たユーザは、超音波ペン91によって加工布100上の任意の位置を再度指定する。超音波ペン91の信号出力回路914から出力される指示信号917を再度検出するために、CPU61は、S69終了後、S53に処理を戻す。
S57では、CPU61は、タイマ27を参照し、受信器94,95で超音波が検出された時刻を特定する。RAM63は、特定した時刻を、検出タイミングT2として記憶する。受信器94,95で超音波が検出された時刻は、具体的には、CPU61が検出信号918を検出した時刻である。
S59では、CPU61は、受信器94,95の両方から超音波を検出したか否かを判断する。CPU61は、受信器94、及び95の両方から超音波を検出したと判断した場合(S59:YES)、S61へ処理を進める。CPU61は、受信器94,95のうちいずれか一方が超音波を検出していないと判断した場合(S59:NO)、S55に処理を戻す。
S61では、CPU61は、到達時間Tb、Tcを算出する。具体的には、CPU61は、発信タイミングT1と、検出タイミングT2と、に基づいて、到達時間Tb、Tcを算出する。詳細には、受信器94の検出タイミングT2から発信タイミングT1を減算することによって、到達時間Tbを算出する。CPU61は、受信器95の検出タイミングT2から発信タイミングT1を減算することによって、到達時間Tcを算出する。RAM63は、到達時間Tb、Tcを記憶する。
S63では、CPU61は、到達時間Tb、Tcと、超音波が伝搬する速度である音速VSと、に基づいて、発信器915と受信器94、95との距離EB、ECを算出する。具体的には、CPU61は、算出した到達時間Tb、Tcに音速VSを乗算することによって、距離EB、ECを算出する(式(3)(4)参照)。RAM63は、距離EB、ECを記憶する。
S65では、CPU61は、発信器915と受信器94、95との距離EB、ECと、ベッド面98上の発信器座標(Xe,Ye,Ze)と受信器94、95の座標B、Cとの距離と、が一致するベッド面98上の発信器座標を算出する。具体的には、CPU61は、座標B(Xb,Yb,Zb)、座標C(Xc,Yc,Zc)、距離EB、ECを式(5)(6)に適用し、連立方程式を解くことによって、発信器座標E(Xe,Ye,Ze(=0))を算出する。これによって、CPU61は、超音波ペン91によって指定された加工布100上の発信器915の座標を算出する。CPU61は、S65終了後、発信器座標算出処理S21を終了し、図7のS23へ処理を進める。RAM63は、発信器座標Eを発信器座標データ430として記憶する。
[本実施形態の効果]
S63では、CPU61は、発信タイミングT1と、検出タイミングT2と、音速VSと、に基づいて、発信器915と受信器94、95との距離EB、ECを算出する。S65では、CPU61は、受信器94から距離EB離れ、受信器95から距離EC離れた座標Eを算出する。これにより、発信タイミングT1、検出タイミングT2を取得するだけで、簡易な構成で、指示点の座標を特定することができる。
S63では、CPU61は、発信タイミングT1と、検出タイミングT2と、音速VSと、に基づいて、発信器915と受信器94、95との距離EB、ECを算出する。S65では、CPU61は、受信器94から距離EB離れ、受信器95から距離EC離れた座標Eを算出する。これにより、発信タイミングT1、検出タイミングT2を取得するだけで、簡易な構成で、指示点の座標を特定することができる。
S13では、CPU61は、所定時間UT毎に超音波を発信する。このため、発信タイミングT1、及び検出タイミングT2が、一意に定まる。従って、一層、指示点の座標を正確に特定することができる。
S27では、CPU61は、座標の軌跡に基づいて、移動方向920を算出する。算出した移動方向920を算出するだけで、簡易な構成で、指示点の座標を特定することができる。
S29では、CPU61は、座標の分布密度に基づいて、角度αを算出する。算出した角度αを算出するだけで、簡易な構成で、指示点の座標を特定することができる。
[変形例]
本発明は上記実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
本発明は上記実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
本実施形態においては、CPU61は、複数の座標931、932、933のうち、第1点931から、第1点931より後に算出された第2点932に向かうベッド面98上の方向920に基づいて、ベッド面98上の移動方向を算出した。しかしながら、スイッチ913が押された後のNz個の座標に限らず、スイッチ913が押される前のNy個の座標933から、スイッチ913が押された時の座標931に向かうベッド面98上の方向に基づいて、ベッド面98上の移動方向を算出してもよい。また、スイッチ913が押される前後の座標931、932、933のすべてを用いて、ベッド面98上の移動方向を算出してもよい。
なお、上述したプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、又はDVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
本実施形態では、超音波が発信された座標を算出する手段と、ベッド面98上の移動方向920を算出する手段と、角度αを算出する手段と、指示点936の座標を算出する手段と、発信器915と受信器94、95との距離EB、ECを算出する手段と、距離EB、ECと、平面上の座標と受信器94、95との距離と、が一致する平面上の座標を算出する手段と、分布密度Mmを算出する手段と、角度αを決定する手段と、をCPU61が実行するソフトウェアにより実現したが、各手段をハードウェアにより実現してもよい。
〔本発明と実施例との対応関係〕
本実施形態におけるペン先911は、本発明における指示部の一例である。
本実施形態におけるスイッチ913は、本発明におけるスイッチの一例である。
本実施形態における発信器915は、本発明における発信器の一例である。
本実施形態における超音波ペン91は、本発明における位置指示部の一例である。
本実施形態における受信器94、95は、本発明における検出部の一例である。
本実施形態におけるベッド面98は、本発明における平面の一例である。
本実施形態における直線923は、本発明における指示部と発信器とを通過する直線の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS21、S23、S25は、本発明における第1算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS27は、本発明における第2算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS29は、本発明における第3算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS30は、本発明における第4算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS63は、本発明における第5算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS65は、本発明における第6算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS81は、本発明における第7算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS83は、本発明における決定手段の一例である。
本実施形態における第1点931は、本発明におけるスイッチが押されたタイミングにおける超音波が発信された平面上の座標の一例である。
本実施形態における移動方向920は、本発明における平面上の移動方向の一例である。
本実施形態における角度αは、本発明における位置指示部の長手方向と平面とがなす角度の一例である。
本実施形態における指示点936は、本発明における指示点の一例である。
本実施形態における発信タイミングT1は、本発明における発信器から超音波が発信されたタイミングの一例である。
本実施形態における検出タイミングT2は、本発明における検出部が発信器から発信された超音波を検出したタイミングの一例である。
本実施形態における音速VSは、本発明における超音波が伝搬する速度の一例である。
本実施形態における距離EB、ECは、本発明における発信器と検出部との距離の一例である。
本実施形態における第1点931は、本発明における第1点の一例である。
本実施形態における第2点932は、本発明における第2点の一例である。
本実施形態における分布密度Mmは、本発明における分布密度の一例である。
本実施形態におけるテーブル540は、本発明におけるテーブルの一例である。
本実施形態における距離Lrは、本発明における指示部と発信器との距離の一例である。
本実施形態における所定時間UTは、本発明における所定時間の一例である。
本実施形態におけるペン先911は、本発明における指示部の一例である。
本実施形態におけるスイッチ913は、本発明におけるスイッチの一例である。
本実施形態における発信器915は、本発明における発信器の一例である。
本実施形態における超音波ペン91は、本発明における位置指示部の一例である。
本実施形態における受信器94、95は、本発明における検出部の一例である。
本実施形態におけるベッド面98は、本発明における平面の一例である。
本実施形態における直線923は、本発明における指示部と発信器とを通過する直線の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS21、S23、S25は、本発明における第1算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS27は、本発明における第2算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS29は、本発明における第3算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS30は、本発明における第4算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS63は、本発明における第5算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS65は、本発明における第6算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS81は、本発明における第7算出手段の一例である。
本実施形態におけるCPU61、及びS83は、本発明における決定手段の一例である。
本実施形態における第1点931は、本発明におけるスイッチが押されたタイミングにおける超音波が発信された平面上の座標の一例である。
本実施形態における移動方向920は、本発明における平面上の移動方向の一例である。
本実施形態における角度αは、本発明における位置指示部の長手方向と平面とがなす角度の一例である。
本実施形態における指示点936は、本発明における指示点の一例である。
本実施形態における発信タイミングT1は、本発明における発信器から超音波が発信されたタイミングの一例である。
本実施形態における検出タイミングT2は、本発明における検出部が発信器から発信された超音波を検出したタイミングの一例である。
本実施形態における音速VSは、本発明における超音波が伝搬する速度の一例である。
本実施形態における距離EB、ECは、本発明における発信器と検出部との距離の一例である。
本実施形態における第1点931は、本発明における第1点の一例である。
本実施形態における第2点932は、本発明における第2点の一例である。
本実施形態における分布密度Mmは、本発明における分布密度の一例である。
本実施形態におけるテーブル540は、本発明におけるテーブルの一例である。
本実施形態における距離Lrは、本発明における指示部と発信器との距離の一例である。
本実施形態における所定時間UTは、本発明における所定時間の一例である。
101 ミシン
94、95 受信器
91 超音波ペン
100 加工布
94、95 受信器
91 超音波ペン
100 加工布
Claims (8)
- 指示部と、前記指示部が指示されたタイミングで押されるスイッチと、超音波を発信する1つの発信器と、からなり、前記指示部と前記発信器とを通過する直線の方向に長い位置指示部と、
前記発信器から発信される超音波を検出する検出部と、
前記指示部によって指示される平面と、
前記検出部が超音波を検出した複数のタイミングに基づいて、前記スイッチが押されたタイミングの前後において超音波が発信された前記平面上の複数の座標を算出する第1算出手段と、
前記第1算出手段によって算出された前記平面上の複数の座標に基づいて、前記位置指示部が移動した前記平面上の移動方向を算出する第2算出手段と、
前記第1算出手段によって算出された前記平面上の複数の座標に基づいて、前記位置指示部の長手方向と前記平面とがなす角度を算出する第3算出手段と、
前記第1算出手段が算出した前記スイッチが押されたタイミングにおける超音波が発信された前記平面上の座標と、前記第2算出手段が算出した前記位置指示部が移動した前記平面上の移動方向と、前記第3算出手段が算出した前記位置指示部の長手方向と前記平面とがなす角度と、に基づいて、前記指示部が指示する前記平面上の指示点の座標を算出する第4算出手段と、
を備えることを特徴とする座標算出装置。 - 前記第1算出手段は、
前記発信器から超音波が発信されたタイミングと、前記検出部が前記発信器から発信された超音波を検出したタイミングと、超音波が伝搬する速度と、に基づいて、
前記発信器と前記検出部との距離を算出する第5算出手段と、
前記第5算出手段によって算出された前記発信器と前記検出部との距離と、前記平面上の座標と前記検出部との距離と、が一致する前記平面上の座標を算出する第6算出手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の座標算出装置。 - 前記第1算出手段は、
前記検出部が超音波を検出した複数のタイミングに基づいて、前記スイッチが押されたタイミングの前後における所定時間単位毎の複数のタイミングにおいて超音波が発信された前記平面上の複数の座標を算出することを特徴とする請求項2に記載の座標算出装置。 - 前記第2算出手段は、
前記第1算出手段によって算出された前記平面上の複数の座標のうち、第1点から、前記第1点より後に算出された第2点に向かう前記平面上の方向に基づいて、前記位置指示部が移動した前記平面上の移動方向を算出することを特徴とする請求項1に記載の座標算出装置。 - 前記第3算出手段は、
前記第2算出手段によって算出された前記位置指示部が移動した前記平面上の移動方向に対する、前記第1算出手段によって算出された前記平面上の複数の座標の分布密度を算出する第7算出手段と、
前記分布密度と、前記位置指示部の長手方向と前記平面とがなす角度と、を対応付けて記憶するテーブルと、
前記第5算出手段が算出した前記分布密度を前記テーブルと照合し、前記位置指示部の長手方向と前記平面とがなす角度を決定する決定手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の座標算出装置。 - 前記第4算出手段は、
前記指示部と前記発信器との距離に基づいて、前記指示部が指示する平面上の指示点の座標を算出することを特徴とする請求項1に記載の座標算出装置。 - 前記位置指示部は、
超音波ペンであることを特徴とする請求項1に記載の座標算出装置。 - 請求項1に記載の座標算出装置を備え、
前記平面はベッド面であることを特徴とするミシン。
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