JP2014190520A - ガスコンセント - Google Patents

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Abstract

【課題】接続部の方向を自由に変えることができる利便性を備えながら、ガス器具の使用中に接続部の方向が不測に変わることのないガスコンセントの提供。
【解決手段】ガス供給側のガス供給配管Pに接続可能な本体部3と、本体部3に筒中心軸を回転軸芯Lとして回転自在に接続された回転筒部6と、ガス器具側のホースHの一端に設けられる継手部材2に接続可能な接続部11を有し、接続部11が回転筒部6から回転軸芯Lにほぼ直交する方向に一体的に延出されて回転軸芯L周りに回転自在なガスコンセント1で、接続部11に継手部材2を接続するに伴って、接続部11の本体部3に対する回転を阻止するロック機構31が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガス供給側のガス供給配管に接続可能な本体部と、当該本体部に筒中心軸を回転軸芯として回転自在に接続された回転筒部と、ガス器具側のホースの一端に設けられる継手部材に接続可能な接続部を有し、当該接続部が前記回転筒部から前記回転軸芯にほぼ直交する方向に一体的に延出されて当該回転軸芯周りに回転自在なガスコンセントに関する。
このような構成のガスコンセントは、例えば、ガス器具の設置方向に応じて接続部の向きを自由に変えることができ、実際の使用に際して使い勝手が良いため、従来から知られており、また、実施もされている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2604021号公報
しかし、上述した従来のガスコンセントでは、当該接続部に継手部材を接続した後、つまり、ガス器具の使用中においても、例えば、ガス器具側のホースの弾性復元力や当該ホースへの他物の接触などの外的要因により接続部の向きが不測に変わるおそれがある。
その結果、ガス器具側のホースが、ガス器具の温度上昇部に接触する可能性があり、ガスコンロの場合であれば、コンロの燃焼部に接触する可能性もあって(図1中の仮想線参照)、この点に改良の余地があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、接続部の方向を自由に変えることができる利便性を備えながら、ガス器具の使用中に接続部の方向が不測に変わることのないガスコンセントを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明によるガスコンセントは、ガス供給側のガス供給配管に接続可能な本体部と、当該本体部に筒中心軸を回転軸芯として回転自在に接続された回転筒部と、ガス器具側のホースの一端に設けられる継手部材に接続可能な接続部を有し、当該接続部が前記回転筒部から前記回転軸芯にほぼ直交する方向に一体的に延出されて当該回転軸芯周りに回転自在なガスコンセントであって、
その特徴構成は、前記接続部に前記継手部材を接続するに伴って、当該接続部の前記本体部に対する回転を阻止するロック機構が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、ガスコンセントの接続部にガス器具側のホースの一端に設けられる継手部材を接続するに伴って、前記ロック機構が働き、ガスコンセントの本体部に対する接続部の回転を阻止するので、ガス器具の使用中(継手部材を備えたホースの接続中)に外的要因により接続部の向きが不測に変わることはない。
したがって、当該接続部に対する継手部材の非接続時、つまり、ガス器具の不使用時に接続部の方向を自由に変えることのできる利便性を備えながら、ガス器具の使用中に接続部の向きが変わって、ガス器具側のホースが、ガス器具の温度上昇部やガスコンロの燃焼部に接触することを回避することができる。
本発明によるガスコンセントの更なる特徴構成は、前記ロック機構が、前記接続部に対する前記継手部材の接続に伴って前記本体部側へ移動する移動部材を備え、当該移動部材と前記本体部との協働によって前記接続部の回転を阻止する点にある。
上記特徴構成によれば、ガスコンセントの接続部に継手部材を接続しさえすれば、ロック機構の移動部材がガスコンセントの本体部側へ移動し、当該移動部材と本体部との協働で接続部の回転を阻止するので、接続部に継手部材を接続した後、人為的にロック機構をロック状態に切り換える必要はなく、ガス器具使用中における接続部の向き変更を確実に回避することができる。
本発明によるガスコンセントの更なる特徴構成は、前記ロック機構が、ロック用の突起とその突起に係合する係合溝を備え、当該突起と係合溝のいずれか一方が、前記移動部材に設けられ、他方が、前記本体部に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、接続部の回転を阻止するロック機構が、ロック用の突起とその突起に係合する係合溝により構成されるので、ガス器具使用中における接続部の向き変更をより一層確実に回避することができる。
本発明によるガスコンセントの更なる特徴構成は、前記ロック機構が、ロック用の弾性体とその弾性体を押圧する押圧部を備え、当該弾性体と押圧部のいずれか一方が、前記移動部材に設けられ、他方が、前記本体部に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、接続部の回転を阻止するロック機構が、ロック用の弾性体とその弾性体を押圧する押圧部により構成されるので、比較的簡単な構造で廉価に実施し得るにもかかわらず、ガス器具使用中における接続部の向き変更を確実に回避することができる。
本発明によるガスコンセントの更なる特徴構成は、前記継手部材が、当該継手部材を前記接続部に接続完了した状態で前記本体部側へスライド突出するスリーブ部材を備え、当該スリーブ部材のスライド突出により前記移動部材が前記本体側へ移動して前記ロック機構をロックする点にある。
上記特徴構成によれば、ガス器具側の継手部材として、接続完了した状態でガスコンセントの本体部側へスライド突出するスリーブ部材を備えた継手部材、つまり、一般に「カチット」と称されてガス器具用の継手部材として広く普及している迅速継手のカチット本体をそのまま使用することができ、しかも、当該カチット本体が備えているスリーブ部材のスライド突出作動を利用してロック機構をロックするので、特別なスライド操作用の部品を付加することなく、ガス器具使用中における接続部の向き変更を確実に回避することができる。
本発明によるガスコンセントの更なる特徴構成は、前記スリーブ部材を前記本体部から遠ざかる方向へスライドさせるに伴って、前記継手部材と接続部との接続が解除されるとともに、前記ロック機構のロックが解除される点にある。
上記特徴構成によれば、ガスコンセントの接続部からカチット本体を取り外す際の通常の操作を行えば、ロック機構のロックも解除され、その後、ガス器具の設置方向に応じて接続部の向きを自由に変えることができて使い勝手が良い。
本発明によるガスコンセントの更なる特徴構成は、前記ガスコンセントが、ガスコンロ用のコンセントである点にある。
上記特徴構成によれば、ガスコンロの使用中にガスコンセントの接続部の向きが不測に変わって、ガスコンロ側のホースが、ガスコンロの温度上昇部や燃焼部に接触することが確実に回避される。
ガスコンセントとガスコンロを示す斜視図 第1実施形態によるガスコンセントの非接続状態を示す縦断面図 第1実施形態によるガスコンセントの接続状態を示す縦断面図 図3におけるIV−IV線矢視図 第1実施形態によるガスコンセントの斜視図 第1実施形態によるガスコンセントの移動部材の斜視図 第2実施形態によるガスコンセントの非接続状態を示す縦断面図 第2実施形態によるガスコンセントの接続状態を示す縦断面図 第2実施形態によるガスコンセントの移動部材の斜視図
本発明によるガスコンセントは、例えば、図1に示すように、ガス器具の一例であるガスコンロGK用のガスコンセント1として使用され、ガスコンロGKに接続されるゴムなどの可撓製のホースHの一端に設けられる継手部材2を介して、ガスコンロGKをガスコンセント1に接続することによって都市ガスやプロパンガスなどのガス燃料をガスコンロGKに供給するものである。なお、図1中における符号「32」は、後に詳しく説明するロック機構の移動部材を示す。
つぎに、本発明のガスコンセント1につき、その第1実施形態と第2実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態によるガスコンセント1は、図2および図3に示すように、上下方向に配設された筒状の本体部3を有し、本体部3の下端は、ガス供給側のガス供給配管Pに接続可能な配管接続部4に構成され、本体部3の上端は、回転筒部6を接続する筒部接続部5に構成されて、当該筒部接続部5に回転筒部6が連通接続されている。
回転筒部6の下方部分7は、その外径が上方部分8よりも小径に構成されて、その小径の下方部分7が、本体部3の筒部接続部5に内嵌され、筒部接続部5の内周部と下方部分7の外周部との間には、複数のシール材9が介在されて、筒部接続部5と下方部分7との間からのガス燃料の漏洩が防止されている。
回転筒部6における下方部分7の下端近くには、本体部3の筒部接続部5の内径より大径に構成された従来公知のストッパリング10が嵌合係止され、当該ストッパリング10および回転筒部6における上方部分8と下方部分7との段部が、本体部3の筒部接続部5を上下から挟む状態となって、回転筒部6が、その筒中心軸を回転軸芯Lとしてガスコンセント1の本体部3に回転自在に接続されている。
当該回転筒部6には、継手部材2に接続可能な接続部11が一体的に設けられて、回転筒部6の回転軸芯Lにほぼ直交する方向に延出され、それによって、接続部11がガスコンセント1の本体部3に対して回転軸芯Lの周りに360°回転するように構成されている。当該接続部11内には、従来公知の構成であるため詳しい説明は省略するが、円筒栓12、バルブ13、閉弁用の複数のスプリング14などを備えた二重シール式弁機構15が設けられ、接続部11に連通する回転筒部6内には、これも従来公知の過流出防止弁機構16が設けられている。
接続部11に接続可能な継手部材2は、一般に「カチット」と称される迅速継手のカチット本体で、外筒状部17と内筒状部18を一体的に備えた二重筒構造の筒状本体19を有し、内筒状部18にホースHが接続されるように構成され、内筒状部18には、二重シール式弁機構15を開弁する押圧ロッド20が連設されている。
筒状本体19の外筒状部17には、スリーブ部材21がスライド自在に外嵌され、スリーブ部材21と筒状本体19との間に介装の第1コイルスプリング22によって外筒状部17の先端側へ突出するように弾性付勢されている。当該スリーブ部材21の内周面には、後述するロック用のボールと協働する大径内周面23、小径内周面24、および、両内周面23、24にわたって連続する傾斜内周面25が設けられている。
内筒状部18にも、ロック用のボールを保持するボール保持用スリーブ部材26がスライド自在に外嵌され、スリーブ部材26と筒状本体19との間に介装の第2コイルスプリング27によって内筒状部18の先端側へ突出するように弾性付勢されている。
外筒状部17の先端側には複数のボール挿入孔28が設けられ、それぞれロック用のボール29が挿入位置され、継手部材2が接続部11に接続されていない状態(非接続状態)では、図2に示すように、ボール保持用スリーブ部材26がボール29をボール挿入孔28内に位置するように保持し、各ボール29がスリーブ部材21の傾斜内周面25に当接することにより、スリーブ部材21の先端側へのスライド突出を規制するように構成されている。
継手部材2が接続部11に接続された状態(接続状態)では、図3に示すように、接続部11の先端によって、ボール保持用スリーブ部材26が第2コイルスプリング27の弾性力に抗して奥の方へ押圧され、ボール29が接続部11に設けられたボール用円環溝30内に入り込む。それによりボール29によるスリーブ部材21の規制が解除され、スリーブ部材21が第1コイルスプリング22の弾性力によって内筒状部18の先端側へスライド突出し、スリーブ部材21の小径内周面24がボール29をボール用円環溝30側へ押して、接続部11に対する継手部材2の接続を確実に保持する。
このようにして接続部11に継手部材2を接続する際、ガスコンセント1の本体部3に対する接続部11の回転を阻止するのがロック機構であり、当該ロック機構31は、ガスコンセント1の接続部11と本体部3との間に設けられ、図4〜図6にも示すように、ガスコンセント1の回転筒部6の上方、つまり、回転筒部6の上方部分8に配設される移動部材32を備えている。
当該移動部材32は、前記上方部分8の上面に載置保持される天板部33、その天井部33から接続部11側へ垂下する前面板部34、および、接続部11と反対側へ垂下するストッパ板部35を一体的に備えている。前面板部34には、接続部11が貫通する貫通孔36が設けられ、前面板部34の下端部には、複数のロック用の突起37がガスコンセント1の本体部3側へ向けて一体的に突設され、当該突起37に係合する複数のロック用の係合溝38が本体部3の外周に設けられている。
ロック用の係合溝38は、図4に詳しく示すように、本体部3の全外周にわたって設けられ、かつ、各係合溝38は、係合した突起37が容易に係合溝38から滑り出てロック解除状態とならないように、奥側ほど幅広な形状に構成されている。
それに対し、複数のロック用の突起37は、各突起37の全てが同時に各係合溝38に係合するように、互いに平行に突設されている。
そして、移動部材32の前面板部34と回転筒部6の上方部分8との間には、前面板部34を回転筒部6から離間させる方向へ弾性付勢するコイルスプリング39が配設され、図2に示すように、ストッパ板部35の上方部分8への係合により、ロック用の突起37と係合溝38とが係合解除した状態で保持されるように構成されている。
つぎに、このガスコンセント1の使用方法とロック機構31の作動について説明する。
ガスコンセント1の本体部3に継手部材2を接続する場合、回転自在な接続部11を所望する方向に設定維持して、当該接続部11に継手部材2を外嵌接続する。継手部材2の接続作動に伴って、図3に示すように、継手部材2側の押圧ロッド20が、閉弁用のスプリング14の弾性力に抗して二重シール式弁機構15のバルブ13を押圧し、バルブ13が円筒栓12を押圧して、二重シール式弁機構15が開弁し、ガス供給配管P側のガス燃料が、ガスコンセント1、継手部材2、ホースHを介してガスコンロGKに供給される。
それと同時に、ボール保持用スリーブ部材26が、接続部11の先端により奥の方へ押し込まれ、ボール29が接続部11の外周に設けられたボール用円環溝30内に入り込んで継手部材2の接続が完了するとともに、スリーブ部材21が第1コイルスプリング22の弾性力によってガスコンセント1の本体部3側へスライド突出して、移動部材32の前面板部34をガスコンセント1の本体部3側へ押圧する。
スリーブ部材21による前面板部34の押圧によって、移動部材32が本体部3側へ移動し、図3および図4に示すように、前面板部34の下端部に突設されたロック用の突起37が本体部3に設けられたロック用の係合溝38に係合(進入)してロック機構31がロック状態となり、ガスコンセント1の本体部3に対する接続部11の回転が阻止される。
当該ガスコンセント1の接続部11から継手部材2を外す場合には、スリーブ部材21を第1コイルスプリング22の弾性力に抗して継手部材2側へ引き寄せて取り外す。それによって、ボール29がボール用円環溝30から離脱可能となり、継手部材2を取り外すのに伴って、閉弁用のスプリング14の弾性力により二重シール式弁機構15が閉弁されるとともに、ボール保持用スリーブ部材26によりボール29がボール挿入孔28内に保持される。
同時に、コイルスプリング39の弾性力によって、移動部材32が接続部11の先端側へスライド移動し、ロック用の突起37がロック用の係合溝38から外れてロック機構31がロック解除状態となり、本体部3に対する接続部11の回転阻止が解除される。
なお、この実施形態では、移動部材32側にロック用の突起37を設け、ガスコンセント1の本体部3側に係合溝38を設けた例を示したが、逆に、移動部材32側に係合溝38を設け、本体部3側に突起37を設けて実施することもできる。また、移動部材32側に突起37を設ける場合には、回転阻止が目的であるため、突起37は少なくとも1個設ければ足りる。
(第2実施形態)
第2実施形態によるガスコンセント1が、第1実施形態のそれと異なる点はロック機構31の具体的な構成のみである。したがって、重複説明を避けるため、第1実施形態で説明した構成については同じ符号を付すことにより説明を省略し、主として第1実施形態と異なるロック機構31の構成について説明する。
第2実施形態によるガスコンセント1のロック機構31は、図7〜図9に示すように、移動部材32の前面板部34の下端部に比較的摩擦係数の大きなロック用の弾性体40、例えば、ゴム製の板などが取り付けられ、当該弾性体40と対向する本体部3の外周部が、弾性体40を押圧する押圧部41として機能するように設定されている。
この第2実施形態のガスコンセント1によれば、第1実施形態の場合と同様に、ガスコンセント1の本体部3に継手部材2を接続するのに伴って、スリーブ部材21が本体部3側へスライド突出して移動部材32を本体部3側へ押圧する。そして、図8に示すように、当該移動部材32の前面板部34の下端部に取り付けられたロック用の弾性体40が押圧部41として機能する本体部3の外周部に押し付けられてロック機構31がロック状態となり、ガスコンセント1の本体部3に対する接続部11の回転が阻止される。
当該ガスコンセント1の接続部11から継手部材2を外す場合には、第1実施形態と同様、スリーブ部材21を継手部材2側へ引き寄せて取り外すことにより、二重シール式弁機構15が閉弁されると同時に、コイルスプリング39の弾性力で移動部材32が接続部11の先端側へスライド移動し、ロック機構31がロック解除状態となり、本体部3に対する接続部11の回転阻止が解除される。
なお、この第2の実施形態においても、本体部3側にロック用の弾性体40を設け、移動部材32の前面板部34側が押圧部41として機能するように設定することができる。
〔別実施形態〕
(1)第1および第2の実施形態では、ガスコンセント1の本体部3を上下方向に配設して、ガスコンロGK用のガスコンセント1として使用する例を示したが、例えば、ガスコンセント1の本体部3を室内の壁面部分に水平方向に配設して、ガスコンロGK以外の各種のガス器具用のコンセント1として使用することもでき、本体部3の配設方向や配設箇所などについては、実際の実施に際して種々の設定が可能である。
(2)第1の実施形態では、ロック用の突起37と係合溝38を備えたロック機構31を示し、第2の実施形態では、ロック用の弾性体40と押圧部41を備えたロック機構31を示したが、それ以外にも、ガスコンセント1の本体部3と移動部材32との協働によってロック可能な種々のロック機構を使用して実施することもでき、
また、第1および第2の実施形態では、移動部材32と回転筒部6との間にコイルスプリング39を配設し、当該コイルスプリング39の弾性力により、ガスコンセント1の接続部11から継手部材2を取り外すに伴って、ロック機構31が自動的にロック解除状態となる構成を示したが、コイルスプリング39をなくして、ロック機構31のロック解除を人為操作により行うように構成することもできる。
1 ガスコンセント
2 継手部材
3 ガスコンセントの本体部
6 ガスコンセントの回転筒部
11 ガスコンセントの接続部
21 スリーブ部材
31 ロック機構
32 移動部材
37 ロック用の突起
38 ロック用の係合溝
40 ロック用の弾性体
41 押圧部
GK ガス器具
H ホース
P ガス供給配管
L 回転軸芯

Claims (7)

  1. ガス供給側のガス供給配管に接続可能な本体部と、当該本体部に筒中心軸を回転軸芯として回転自在に接続された回転筒部と、ガス器具側のホースの一端に設けられる継手部材に接続可能な接続部を有し、当該接続部が前記回転筒部から前記回転軸芯にほぼ直交する方向に一体的に延出されて当該回転軸芯周りに回転自在なガスコンセントであって、
    前記接続部に前記継手部材を接続するに伴って、当該接続部の前記本体部に対する回転を阻止するロック機構が設けられているガスコンセント。
  2. 前記ロック機構が、前記接続部に対する前記継手部材の接続に伴って前記本体部側へ移動する移動部材を備え、当該移動部材と前記本体部との協働によって前記接続部の回転を阻止する請求項1に記載のガスコンセント。
  3. 前記ロック機構が、ロック用の突起とその突起に係合する係合溝を備え、当該突起と係合溝のいずれか一方が、前記移動部材に設けられ、他方が、前記本体部に設けられている請求項2に記載のガスコンセント。
  4. 前記ロック機構が、ロック用の弾性体とその弾性体を押圧する押圧部を備え、当該弾性体と押圧部のいずれか一方が、前記移動部材に設けられ、他方が、前記本体部に設けられている請求項2に記載のガスコンセント。
  5. 前記継手部材が、当該継手部材を前記接続部に接続完了した状態で前記本体部側へスライド突出するスリーブ部材を備え、当該スリーブ部材のスライド突出により前記移動部材が前記本体側へ移動して前記ロック機構をロックする請求項2〜4のいずれか1項に記載のガスコンセント。
  6. 前記スリーブ部材を前記本体部から遠ざかる方向へスライドさせるに伴って、前記継手部材と接続部との接続が解除されるとともに、前記ロック機構のロックが解除される請求項5に記載のガスコンセント。
  7. 前記ガスコンセントが、ガスコンロ用のコンセントである請求項1〜6のいずれか1項に記載のガスコンセント。
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