JP2017500519A - 正面環状シールを有する流体搬送平坦面カプラー - Google Patents

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Abstract

【課題】連結作業に要する力が最小限で済むととともに、回路内に存在する残留圧力から独立している管接続具を作る。【解決手段】連結解除されたとき、連結−連結解除工程中、及び平坦面オスカプラー(48)に連結されたときに、不純物の導入から保護するための正面環状シール(400)を有する平坦面メスカプラー(47)を備える流体搬送接続具(100)が記載されている。【選択図】図1

Description

本発明は、正面環状シールを有する流体搬送平坦面カプラーに関する。
速やかに互いに連結されて剛性管又はフレキシブルホースを介して流体の供給を接続する接続具が、例えば作業機械や油圧機器における流体の搬送のために必要となることが多い。
既知のクイック連結接続具は、通常、オス及びメスと呼ばれる2つのカップリングから構成され、それらのカップリングは、各管に締結されて接合され、ねじ止め又はスナップ止めにより互いに連結させることができる。
上述のオスカプラー及びメスカプラーは、固定部と軸方向摺動部により形成され、それらが、静止時には流体通路ギャップを閉じる位置に配置され、また、2つの部材の連結時には他方の部材の対応する部分と係合することにより通路ギャップを開く位置に変位する。
現在市場で入手できる流体搬送の解決手段は、オスカプラーとメスカプラーとの連結が常にそれほど容易というわけではなく、それに要する力は、回路内に存在する残留圧力が高いほど大きくなる。
本出願人による特許文献1は、圧力補正・除去システムが設けられ一定の力で接続可能な流体搬送カップリングに関するが、この圧力補正・除去システムは、複雑でありそれほど費用対効果が高くない。その既知の接続具は、中央係止システムを更に備えるが、その中央係止システムは、機械的に煩雑であり使用者による意図しない作動等の状況では有効でない。
特許文献2には、オスカプラーに連結されたとき及びオスカプラーの連結又は連結解除工程中においてのみ不純物の導入を防止する正面シールを含む、メスカプラーを有する流体搬送接続具が記載されている。連結解除されたメスカプラーへの不純物の導入を防止するために、閉鎖プラグが設けられる。
特許文献3には、オスカプラーに連結されたとき及びオスカプラーの連結又は連結解除工程中においてのみ不純物の導入を防止する正面シールを含む、メスカプラーを有する流体搬送接続具が記載されている。この正面シールは、メスカプラーが連結解除されているときにはメスカプラーの広い正面開口を覆わないため、不純物が侵入するという欠点を有する。
伊国特許出願第MI2012A001254号明細書 米国特許第4540021号明細書 米国特許第3407847号明細書
本発明の目的は、連結作業に要する力が最小限で済むととともに、回路内に存在する残留圧力から独立している管接続具を作ることである。
本発明の更なる目的は、接続具を機械的に簡素にするとともに、意図せず作動した場合でも使用者の安全性を保証するのに適した油圧制御を可能とすることである。
その更なる目的は、オスカプラーから接続解除されている場合及びオスカプラーに接続されている場合の両方、並びにオスカプラーとの接続及び接続解除工程中に、メスカプラーへの不純物の導入を防止することである。
上記の目的を達成する本発明の流体搬送接続具(100)は、接続具(100)に属する油圧供給ブロック(1)に挿入された平坦面メスカプラー(47)と、前記メスカプラー(47)に接続可能なオスカプラー(48)とを備え、前記ブロック(1)が、少なくとも1つの油圧ライン(49)と、ドレンライン(50)と、各メスカプラー(47)内部のチャンバー(54)から圧力を除去するようになっているカム(7)と一体であって、オスカプラー(48)をメスカプラー(47)から接続解除するようになっているレバー(4)とを含み、前記メスカプラー(47)が、チャンバー(54)をドレンライン(50)と連通させる圧力逃し弁(51)を備える流体搬送接続具(100)において、メスカプラー(47)が、メスカプラー(47)自体の外側アセンブリ(53)の内部において軸方向に摺動する内側アセンブリ(60)を更に備え、前記内側アセンブリ(60)が、互いに一体となった底部(35)及びメスカプラー(47)の外側に対向する平坦面(441)を有するステム(44)と、ギャップ(65)を画成する封止ブッシュ(43)とを備え、前記外側アセンブリ(53)が、リングナットホルダ(29)と、リングナット(30)と、リングナットホルダ(29)のハウジング(291)の内部に配置された少なくとも1つの係止ボール(32)とを備え、前記メス接続器(47)が、変形部(401、501)をもってオスカプラー(48)に対向する前記リングナット(30)により支持された、オスカプラー(48)から接続解除されたとき、又はオスカプラー(48)に接続されたとき、及び接続/接続解除の工程中に、メスカプラー(47)内への不純物の導入を防止する正面環状シール(400、500)を更に備えるとともに、変形部(401、501)は、接続中にはメスカプラー(47)の内部に向かって時計回りに回転し、変形部(401、501)は、接続解除中には、オスカプラー(48)上を摺動しながらメスカプラー(47)の外部に向かって反時計回りに回転し、メスカプラー(47)をオスカプラー(48)から接続解除する場合は、正面環状シール(400、500)が、リングナット(30)、リングナットホルダ(29)及びカップ(41)に予荷重を加えることにより、ステム(44)の平坦面(441)と一緒に、メスカプラー(47)への不純物の導入を許容しうるあらゆるギャップを閉じるようになっていることを特徴とするものである。
本発明によれば、そのような目的は、請求項1に記載の流体搬送接続具を用いることにより達成される。
第1実施形態に係る、オスカプラーと正面シールを有するメスカプラーとを連結していない状態の流体搬送接続具の、図26における線I−Iに沿った断面図である。 残留圧力を除去する工程における、オスカプラーとメスカプラーとが連結解除された状態の流体搬送接続具の図1と同様の断面図である。 オスカプラーとメスカプラーとを接触させるオスカプラーとメスカプラーとの連結の第1の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 メスカプラー内にオスカプラーの内側部分を変位させる、オスカプラーとメスカプラーとの連結の第2及び第3の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 メスカプラー内にオスカプラーの内側部分を変位させる、オスカプラーとメスカプラーとの連結の第2及び第3の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 円Nに細部を拡大して示すようにブロック内においてメスカプラーの内側部分を変位させ、後方の圧力逃しを開くオスカプラーとメスカプラーとの連結の第4の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 メスカプラーのボールを固定リングナットハウジング内に径方向に変位させてオスカプラーを挿入させるオスカプラーとメスカプラーとの連結の第2の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 円Qに細部を拡大して示すように、固定ボールでオスカプラーを位置決めするオスカプラーとメスカプラーとの連結の第6の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 係止ボールを有する外側アセンブリをオスカプラーの係止位置に変位させるオスカプラーとメスカプラーとの連結の第7の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 回路の供給により生じる油圧スラストの効果によりオス弁を開弁するオスカプラーとメスカプラーとの連結の第8の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 圧力を除去するオスカプラーとメスカプラーとの連結解除の第1の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 オス弁を閉弁するオスカプラーとメスカプラーとの連結解除の第2の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 円Sに細部を拡大して示すように、固定ボールが解放されるまで内側部分を変位させるオスカプラーとメスカプラーとの連結解除の第3の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 固定ボールを径方向に変位させるオスカプラーとメスカプラーとの連結解除の第4の工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 オスカプラーとメスカプラーとが連結解除された接続具の図1と同様の断面図である。 図1における静止位置にあるカムの細部を拡大して示した円Wである。 図16における線XVII−XVIIに沿った断面図である。 図2に示すように回転させた第1の位置にあるカムの細部を拡大して示した円Uである。 図18における線XIX−XIXに沿った断面図である。 図13における第2の回転位置にあるカムの細部を拡大して示した円Zである。 図20における線XXI−XXIに沿った断面図である。 図27に示すように逆に回転させた第3の位置にあるカムの細部を拡大して示した円Vである。 図22における線XXIII−XXIIIに沿った断面図である。 更なる実施形態に係る、円Bにおいて拡大して示す、放射状シールを有するメスカプラーの図1と同様の断面図である。 更なる実施形態に係る、円Cにおいて拡大して示す、放射状シールを有するメスカプラーの図1と同様の断面図である。 本発明に係る接続具の前面図である。 下側油圧ラインのオスカプラーとメスカプラーとを連結する前の残留圧力の除去工程における、接続具の図1と同様の断面図である。 連結解除されたメスカプラーに組み付けられた、円Eにおいて拡大して示す、正面シールの第2実施形態の図1と同様の断面図である。 図28の連結解除されたメスカプラーの右側からの拡大図である。 図1の接続具に設けられる第1実施形態に係る正面シールの断面図である。 図28の接続具に設けられる第2実施形態に係る正面シールの断面図である。
本発明の特徴は、添付の図面に示されるその非限定の例についての以下の詳細な説明からより明らかとなろう。
図1は、油圧供給ブロック1に挿入された平坦面メスカプラー47と、そのメスカプラー47と連結させることのできる平坦面オスカプラー48とを備える連結接続具100を示す。
ブロック1は、流体を供給するものであり、いずれも1つ以上のメスカプラー47に接続している少なくとも1つの油圧ライン49とドレンライン50とを備える。
動作の説明において、1つのオス−メスライン(図面の上部に示すもの)のみを参照するが、この考慮は、同一の接続具の全てのラインに適用可能である。図面において、下側のラインのオス−メスカプラーが、上側のラインのものと同じ断面では示されておらず、単に図示されていることに注意すべきである。
ブロック1は、メスカプラー47内部のチャンバー54から圧力を除去するようになっているカム7と一体でありオスカプラー48をメスカプラー47から連結解除するようになっているレバー4を更に備える。
カム7は、2つの部分、即ち、上側の油圧ラインの連結に作用する上側カム82と、下側の油圧ラインの連結に作用する下側カム83とから構成される(図1)。
カム82、83はそれぞれ、円盤形状の取付部821、831(図16−23、ここで下側カム83は、以下に説明する動作をよりよく理解できるよう断面で示していない)を有し、それらの取付部821、831は、その取付部821、831のループ822、832内でのシャフト5の回転が可能となるように、略矩形状断面と丸い短辺501(図16)を有する中央シャフト5に組み付けられている。中央シャフト5の回転は、レバー4を付勢することにより伝達される。中央シャフト5を時計回りに回転させると、上側カム82の取付部821を移動するが、第2ループ832内では拘束されず、下側カム83の取付部831を移動せず、また、中央シャフト5を反時計回りに回転させると、下側カム83の取付部831を移動するが、ループ822内では拘束されず、上側カム82の取付部821を移動しない。
ループ822、832の形状は、中央シャフト5の形状に対して略相補的であるが、それらの幅はより大きくなっており、他方のカム83を静止させた状態で一方のカム82を移動させることを可能とする回転間隙が設けられる。このことについては以下の説明でより明らかとなろう。
カム82、83は、ばね71、例えば、Cばねにより定位置に保持されるが、2つの圧縮バネが設けられてもよい。そして中央シャフト5は、レバー4と一体である。
メスカプラー47は、チャンバー54をドレンライン50と連通させる圧力逃し弁51を備える(図1)。
この弁51は、ばね26により付勢された摺動シャッタ25のためのハウジングを形成する弁体23を備え、ばね84は、シャッタ25及びストップ27の突出に対して反発する。シャッタ25の円錐状面251と弁体23の縁部231との接触によって封止が確保される(図1)。
軸方向に摺動し、ばね84の反対方向のスラスト力に抗して上側カム82により押圧されているカップ72が、シャッタ25に作用している。上側カム82は、カップ72と常に接触し、カップ72は、シャッタ25の解放位置にあるカム82に対してばね84により押圧されている。これにより、カップ72は、シャッタ51との係合位置と解放位置との間で移動可能である。
シャッタ25は、その内部に、空気の換気のための孔252(図2)と、最小限に低減された油圧スラスト部とを有する。このような油圧スラスト部は、シャッタ25の円錐状面251と弁体23との間の界面直径、並びに、シール28が作用するシャッタ25の後方部263のわずかに小さい直径によって決まる。記載のシャッタ25−弁体23連結の構成によって、チャンバー54内部の残留圧力の存在下でのシャッタ25自体の作動力を最小限に抑えることが可能となる。
メスカプラー47は、そのメスカプラー47の外側アセンブリ53の内部を軸方向に摺動する内側アセンブリ60と、油圧ライン49とチャンバー54との間に圧力差を発生させるようになっているシール19とを更に備える。
このシール19は、チャンバー54と油圧ライン49との間の調整連通管191を閉じるようになっており、内側ボディ13に含まれている(図2)。
シール19は、リング形状であり、放射状封止を規定し、すなわち、接続具100の軸線に対して直交し、非変形部192と変形部193とを備える。
管191は、チャンバー54の外側にあり、その内部の加圧流体は、シール19の外面において、チャンバーの内部から径方向外方に流れる。
所定の呼び圧力に達すると、変形部193がチャンバー54の内側に向かって屈曲することにより、油圧ライン49のチャンバー54内への加圧流体の導入を規定する。圧力がその呼び圧力未満に戻ると、変形部193が、その初期位置に戻って反対方向への流体の流通を阻止する。
このシール19は、非平坦面のオス−メスカプラーの場合でも同一の動作原理として用いることができる。
メスカプラー47は、静止位置において平坦面を有する(図1)。
内側アセンブリ60は、底部35と、メスカプラー47の外側に対向する平坦面441を有するステム44と、ギャップ65を画成する封止ブッシュ43とを備え、底部35及びステム44は互いに一体となっている(図3)。ギャップ65の封止は、ステム44の端部のシートに収容されるシール42により確保される。シール42は、内側ボディ13と封止ブッシュ43自体の適切な突起431との間において反発するばね33により押圧された封止ブッシュ43と接触している(図3)。
外側アセンブリ53(図2)は、リングナットホルダ29と、リングナット30と、リングナットホルダ29のハウジング291内部に配置された少なくとも1つの係止ボール32とを備える。
ハウジング304(図3)は、以下の説明でより明らかとなるように、ボール32を押圧するための変形弾性部材305を備える(図7)。
ばね46が、適切な突起292、302に対して、そしてリングナット30、リングナットホルダ29及びブロック1に対して反発することにより、外側アセンブリ53を中央静止位置に拘束する。これにより、連結後のオスカプラー48の係止が保証される。
同じように、カップ41(図2)が、リングナットホルダ29内を軸方向に摺動する。ばね54が、カップ41の突起411と、内側ボディ13内に配置されたストップショルダー39とに対して反発して、この場合、連結位置にあるリングナットホルダ29内におけるカップ41の摺動に抗する。
カップ41は、メスカプラー47を連結解除したときにボール32を収容するようになっているハウジング412と、封止ブッシュ43の直径に対してあらかじめ荷重を与えて2つの部品間の不純物の導入を抑制するシール45とを示す(図6)。
カップ41の近傍(図2)には、以下の説明でより明らかとなるように、カプラーが連結解除されているとき、連結されているとき、及び、連結/連結解除の工程において不純物の導入を抑制する、変形部401を有する正面環状シール400が、オスカプラー48に対向して設けられている。
オスカプラー48と連結させる場合、底部35が内側ボディ13内部を摺動し、弁体23に対して反発するばね38により付勢される(図13)。
底部35は、2つのシール14及び17(図9)を、それぞれ油圧ライン49側及びチャンバー54側に有する。2つのシール14、17間に設けられた領域は、管56を介してドレンライン50と接している。
次に、オスカプラー48を図1に示し、このオスカプラー48は、オス体4を備え、オス体4の後部には、使用対象(図示せず)、例えば油圧機器に接続するために、内側管61を有する接続具140が組み合わせられる。このようなオスカプラー48は、1つ以上の弁を含んでもよい。本明細書では、2つの内側弁を有するオスカプラーを参照する。
第1弁101(図1)が、メスカプラー47との接続部に存在し、ばね3のためのガイドロッド2が設けられた正面閉鎖ピストン8を備える。オス体4とピストン8との間の封止は、オス体4の前端近傍のボディの環状シール内に収容されたシール51により保証される。オスカプラー48をメスカプラー47から連結解除するとき、ピストン8は、シール51と係合することにより、前方において空隙63を封止する。
第2弁102が、オスカプラー48の中央部分に存在し、複数の孔62が貫通する弁体11を備える。弁101及び102は、オス体4と共に、残留圧力のない空隙63を画成している。弁102の封止は、シール90と、弁体11の内部を延在するシャッタ18に載置されたシール120とにより確保される。
残留圧力が、動作中の油圧ライン49の1つ以上において存在しうる。レバー4(図2)を右方向に移動することにより、上側カム82が作動して、カップ72を介してシャッタ25に接することにより油圧ライン49をドレンライン50に接続することで、内部残留圧力を除去することができる(図2)。
そのような動作中、シール19は、変形部193において径方向に変形して、管191内の流体の通過を可能とする。
この工程中、下側カム83は移動しない。これは、シャフト5が右方向に回転することにより、上側カム82のループ822の側部に接してそれを送る一方、取付部831のループ832は十分に広いため、シャフト5がその側面に接することなく回転できるからである(図18−19)。
レバー4により加えられる力は、下側カム83を全ての場合において定位置に保持するばね71の抵抗を克服するものである必要がある。
ライン49内部の残留圧力を除去したことで、システムは連結できるようになる。
第1連結工程(図4)は、ステム44の平坦面441に圧力を加えることによってオスカプラー48をメスカプラー47内に押し込むことにある。管61内に残留圧力が存在しない場合、メスカプラーのばね38及びオスカプラーのばね9、16の荷重が均等になり、メスカプラーの封止ブッシュ43及びオスカプラーの弁101、102が開かれる。管61内に圧力が存在する場合、オスカプラー48の弁101及び102間に設けられるチャンバー63内に残留圧力が存在せず、残留圧力は、管61における弁102の上流側に保持される。オスカプラー48をメスカプラー47に接近させることにより、ピストン8が、内側アセンブリ60を形成する底部35、シール37及び封止ブッシュ43と一体のステム44に接触する。
シール37により、ステム44の端部部分と底部35との間の封止が確保される。
オス体4は、オスカプラー48をメスカプラー47内に押し込むことにより、カップ41(図4−5)を後退させる。
オスカプラーをメスカプラー側へ押し込み続けることにより、カップ41がボール32と接触し、そしてボール32がリングナットホルダ19と接触して、これにより外側アセンブリ53全体がメスカプラー47の内部に向かって変位する(図6)。
この時、上側カム82がブロック1に当接して弁体23の後退を続け、シャッタ25がカップ72に当たって、チャンバー54内に発生した圧力を除去する(図6)。
チャンバー54内の圧力を除去することにより、内側アセンブリ60全体が、後方圧力の存在により開弁しない弁18に係止されロッド2と接触したピストン8により押圧されているため、後退できる(図8)。
オスカプラー48をメスカプラー47内に挿入している間(図7−8)、係止ボール32が、カップ41のシート412から出て、変形エレメント305と接触する。
変形部材305は、シート412から出るボール32により径方向に押され時計回りに回動することによって変形する。オス体4が、ボール32のハウジング49に対向するような位置にあるとき、変形部材305が、内部ハウジング49のボール32を押圧する(図8−9)。
この位置において、ばね46は、ロックリングホルダ29のショルダー292に作用することによって、外側アセンブリ53及びオスカプラー48から構成されるアセンブリを、連結均衡位置に戻す(図9)。管61内に圧力が存在しない場合には、上述のように、内側アセンブリ60は移動せずばね38により定位置に保持され、このように封止ブッシュ43及びシャッタ18が後退する。この場合、回路は開となり、カプラーは図10に示すように連結する。
連結の前に、正面環状シール400が、リングナット30、リングナットホルダ29及びカップ41の間において予荷重を加えられ(図1及び2)、それにより、メスカプラー47をオスカプラー48から連結解除する場合でも、ステム44の平坦面441と共に、不純物のメスカプラー47への導入を許容しうるあらゆるギャップを閉じるようになっている。
連結中は、環状シール400の変形部401がオス体4の外径に予荷重を加えることにより、その外径に存在する不純物を除去し、それがメスカプラー内に運ばれるのを防止する(図6における円N)。連結後、環状シール400が、リングナット30、リングナットホルダ29及びオス体4の外径に予荷重を加え(図9)、それにより、これらの部品間の不純物の導入を防止する。
連結中は、変形カップリング401は時計回りに回転し(すなわち、メスカプラー47の内部に向かって押され)、また、連結解除中は、変形部401は反時計回りに回転する(すなわち、オスカップリング48を摺動することにより外方に押される)。
手動による機械的連結作業はこの時点で完了する(図9)。オスカプラー48は、メスカプラー47と機械的に連結するが、内側アセンブリ60がメスカプラー47の内部側に移動したおかげで、オスカプラー48の管41内の残留圧力を保持している弁102はまだ開弁されない。これにより、連結作業に要する力は、残留圧力を保持する弁に作用しないため、オスカプラー48内部に存在する残留圧力から独立したものとなる。
弁102(図10)は、油圧ライン49の圧力パルスを送ることによる油圧作動でメスカプラー47の内側アセンブリ60をオスカプラー48の内部側に変位させることによって開かれる。
油圧作動は、油圧ライン49からチャンバー54への流体の導入を許容しうるシール19の変形部193のおかげで実現し、それにより生じる底部35の封止面に対するスラスト力が内側アセンブリ60をオスカプラー48側に移動する。封止ブッシュ43は、カップ41と接触して保持されてオス体4によりブロックされ、これにより封止ブッシュ43は、ばね33の力を克服することにより開かれる。
オスカプラー48側へのその移動を続けると、内側アセンブリ60がピストン8及びロッド2を押圧して、シャッタ18に接触させ、弁102を開弁することにより、残留圧力を除去して流体の流通路を完全に開く。
オスカプラーも、油圧スラスト部を低減する目的で、弁102の内部に他の弁を有してもよい。
内側アセンブリ60は、底部35が内側ボディ13のショルダー36に当接すると停止する(図10)。この位置において、チャンバー54は完全に油で満たされて加圧された状態を維持し、シール19が油圧ライン49側に流体が戻るのを許容しないため、シャッタ25の移動を除いて、内側アセンブリ60はもはや移動できなくなる。
オスカプラー48とメスカプラー47との連結解除は、レバー4(図11)に作用することにより開始される。これにより、図2、18及び19に示す上述の初期除去と同じ方法に従い、上側カム82を移動させると、それがカップ72を介してシャッタ25に作用して油圧ライン49をドレンライン50と連通させることにより、それらの内部の圧力を放出する。油圧ライン49内に圧力及び場合により流れが存在する場合(例えば、オスカプラーの上流に加えられた荷重によって生じる)、シャッタ25を作動させることにより、チャンバー54内で圧力低下が生じる一方、シール19及び調整管191の存在によって、油圧ライン49内により高い圧力が生じ、それがシール14に作用して、内側アセンブリ60に対してスラスト力を加えてばね38を克服することにより、内側アセンブリ60自体、ピストン8及びシャッタ18を移動してそれらを閉じる(図12)。
移動を続けると、上側カム82がカップ72を押圧して弁体23に作用して、メスカプラー47及びオスカプラー48により形成される全体を、固定リングナット30の凹部303及び係止ボール32側に外方に移動する。このような位置では、係止ボール32は、オス体4の凹部49から出てそれを解放する(図13−14)。
下側カム83のループ832は、第2の移動の終わりにおいて上側カム82の二重の移動を可能とするように十分広く、シャフト5が、ループ832の側部にほとんど当接していることに注意すべきである(図20−21)。
拘束されていないオスカプラー48は、内側ばねのスラスト力の効果により連結解除される。ボール32を解放すると、ばね46は、リング34に作用することによってメスカプラー47を静止位置に移動する(図15及び1)。
連結解除工程中、シール400の変形部401が、オスカプラーにより付勢・離間されて、外方に回転することに注意すべきである。外側アセンブリ53が最終的に元に戻ることによって、シール400を弾性回復により図1の初期位置に戻す。
レバー4を解放した後、システムは、新たな接続ができるようになっている。
係止ボール32を介して連結されたメスカプラー47は、オスカプラー48が引かれると、連結時に外方へ送られる。係止ボール32がリングナット30の凹部303に達すると、オスカプラー48は、連結解除される(意図しない連結解除、「分離」機能)。
下側ラインの係合は、上側ラインのものと同様であるが、レバー4が、反対方向である左方向に移動することに注意すべきである(図27)。シャフト5と下側カム83の取付部831との相互作用は、上側カム82の取付部821に関して上述したものと同様であり、ループ822によって、上側カム82を移動させることなく、下側カム83の取付部831の回転を可能とする。
図24−25は、2つの更なる実施形態に係るシール19を有するメスカプラー47を示す。
図24におけるシール19は、管191の口部に直接載置されておらず、ここでも非変形部192及び変形部193を含むシール19自体の摩耗を抑制することが可能な環状ギャップ194が弁体23に設けられている。
このギャップ194により、管191の口部から流出する加圧流を、管191の口部の両側にある、非変形部192に最初に向け、その後変形部193上に向けることが可能となる。
変形部193は、非変形部192に対して厚さが小さく、これは、非変形部192から離れるにつれて更に小さくなる。チャンバー54内に圧力があるとき、変形部193が弁体23の円錐状面232を押圧する。チャンバー54内に圧力がないとき、油圧ライン49内の加圧流体が、変形部193を、非変形部192から最も離れた部分を起点として内方に屈曲させる。
図25のシール19は、代わりに、管191の口部に直接設置された、より剛性の高い材料から作られた非変形部192を含む。
この非変形部192は、L字状断面を有し、管191から来る加圧流体を、管191の口部に直接対向していない変形部193に向かわせるようになっている。円Cに示す拡大図から明らかなように、このL字は、時計回りに90°回転させて、この場合も環状ギャップ194を形成している。L字の短い部分は管191の口部の端部を閉じ、管191のL字の長い部分は、加圧流体をシール19の変形部193に向かわせる。
その結果、この第2の実施形態においても、管191の口部とシール192の変形部193との間の直接的な相互作用がこのように除外されるため、それにより生じるシール19の摩耗が抑制される。
図28−31は、同じく変形位置501を備える、第2実施形態に係る正面環状シール500を示し、変形位置501は、第1実施形態400に対して、リングナットホルダ29のための静止面502を備える。静止面502は、カップ41上で終端するとともに、シール500を分解したときにも傾斜している(図30と31とを比較されたい)。
図28における円Eに示すように、面502はリングナットホルダ29へ正面側で予荷重を加えており、カップ41への予荷重は外周側であり、シール500の縁部503が関与する。
第1シール400の静止面402は、ステム44の平坦面441と整列(鉛直)しているが、第2シール500の静止面502は、シール500をメスカプラー47に取り付けた場合(図28)でも、メスカプラー47から取り外した場合(図31)でも傾斜していることに注意すべきである。
これにより、リングナットホルダ29及びカップ41に対してより大きな予荷重を規定して、例えば作業者が連結前にロッド44の平坦面441から残留する汚れを手で除去しようと試みる際に、変形部501が意図せず持ち上がることを防止する。
1 流体搬送接続具
4 レバー
7 カム
29 リングナットホルダ
30 リングナット
32 係止ボール
35 底部
41 カップ
43 封止ブッシュ
44 ステム
45 シール
47 メスカプラー
48 オスカプラー
49 油圧ライン
50 ドレンライン
51 圧力逃し弁
53 外側アセンブリ
54 チャンバー
60 内側アセンブリ
65 ギャップ
291 ハウジング
400、500 正面環状シール
401、501 変形部
412 ハウジング
441 平坦面
502 静止面
503 静止縁部
上記の目的を達成する本発明の流体搬送接続具(100)は、接続具(100)に属する油圧供給ブロック(1)に挿入された平坦面メスカプラー(47)と、前記メスカプラー(47)に接続可能なオスカプラー(48)とを備え、前記ブロック(1)が、少なくとも1つの油圧ライン(49)と、ドレンライン(50)と、各メスカプラー(47)内部のチャンバー(54)から圧力を除去するようになっているカム(7)と一体であって、オスカプラー(48)をメスカプラー(47)から接続解除するようになっているレバー(4)とを含み、前記メスカプラー(47)が、チャンバー(54)をドレンライン(50)と連通させる圧力逃し弁(51)を備えメスカプラー(47)が、メスカプラー(47)自体の外側アセンブリ(53)の内部において軸方向に摺動する内側アセンブリ(60)を更に備え、前記内側アセンブリ(60)が、オスカプラー(48)の正面閉鎖ピストン(8)の平坦面(881)と係合するのに適した平坦面(441)を有するステム(44)と、ギャップ(65)を画成する封止ブッシュ(43)とを備え、前記外側アセンブリ(53)が、メスカプラー(47)を、リングナットホルダ(29)及びカップ(41)により、ブロック(1)から外方に突出させることを可能とするリングナット(30)を備え、メスカプラー(47)をオスカプラー(48)から接続解除する場合は、ステム(44)の前記平坦面(441)が、ブロックハウジングの外側で、前記リングナット(30)、前記リングナットホルダ(29)及び前記カップ(41)と整列され、ステム(44)の平坦面(441)がピストン(8)の平坦面と係合した時は、オスカプラ(48)のオス体(448)が前記カップ(41)と係合するようになっている流体搬送接続具(100)において、前記メスカプラー(47)が、変形部(401、501)をもってオスカプラー(48)に対向する前記リングナット(30)により支持された、オスカプラー(48)から接続解除されたとき、又はオスカプラー(48)に接続されたとき、及び接続/接続解除の工程中に、メスカプラー(47)内への不純物の導入を防止する正面環状シール(400、500)を更に備えるとともに、変形部(401、501)は、接続中にはメスカプラー(47)の内部に向かって時計回りに回転し、変形部(401、501)は、接続解除中には、オスカプラー(48)上を摺動しながらメスカプラー(47)の外部に向かって反時計回りに回転し、メスカプラー(47)をオスカプラー(48)から接続解除する場合は、正面環状シール(400、500)が、リングナット(30)、リングナットホルダ(29)及びカップ(41)に予荷重を加えることにより、ステム(44)の平坦面(441)と一緒に、メスカプラー(47)への不純物の導入を許容しうるあらゆるギャップを閉じるようになっていることを特徴とするものである。
オス体448は、オスカプラー48をメスカプラー47内に押し込むことにより、カップ41(図4−5)を後退させる。
連結中は、環状シール400の変形部401がオス体448の外径に予荷重を加えることにより、その外径に存在する不純物を除去し、それがメスカプラー内に運ばれるのを防止する(図6における円N)。連結後、環状シール400が、リングナット30、リングナットホルダ29及びオス体4の外径に予荷重を加え(図9)、それにより、これらの部品間の不純物の導入を防止する。

Claims (6)

  1. 接続具(100)に属する油圧供給ブロック(1)に挿入された平坦面メスカプラー(47)と、前記メスカプラー(47)に接続可能なオスカプラー(48)とを備え、
    前記ブロック(1)が、少なくとも1つの油圧ライン(49)と、ドレンライン(50)と、各メスカプラー(47)内部のチャンバー(54)から圧力を除去するようになっているカム(7)と一体であって、オスカプラー(48)をメスカプラー(47)から接続解除するようになっているレバー(4)とを含み、
    前記メスカプラー(47)が、チャンバー(54)をドレンライン(50)と連通させる圧力逃し弁(51)を備える流体搬送接続具(100)において、
    メスカプラー(47)が、メスカプラー(47)自体の外側アセンブリ(53)の内部において軸方向に摺動する内側アセンブリ(60)を更に備え、
    前記内側アセンブリ(60)が、互いに一体となった底部(35)及びメスカプラー(47)の外側に対向する平坦面(441)を有するステム(44)と、ギャップ(65)を画成する封止ブッシュ(43)とを備え、
    前記外側アセンブリ(53)が、リングナットホルダ(29)と、リングナット(30)と、リングナットホルダ(29)のハウジング(291)の内部に配置された少なくとも1つの係止ボール(32)とを備え、
    前記メス接続器(47)が、変形部(401、501)をもってオスカプラー(48)に対向する前記リングナット(30)により支持された、オスカプラー(48)から接続解除されたとき、又はオスカプラー(48)に接続されたとき、及び接続/接続解除の工程中に、メスカプラー(47)内への不純物の導入を防止する正面環状シール(400、500)を更に備えるとともに、
    変形部(401、501)は、接続中にはメスカプラー(47)の内部に向かって時計回りに回転し、変形部(401、501)は、接続解除中には、オスカプラー(48)上を摺動しながらメスカプラー(47)の外部に向かって反時計回りに回転し、
    メスカプラー(47)をオスカプラー(48)から接続解除する場合は、正面環状シール(400、500)が、リングナット(30)、リングナットホルダ(29)及びカップ(41)に予荷重を加えることにより、ステム(44)の平坦面(441)と一緒に、メスカプラー(47)への不純物の導入を許容しうるあらゆるギャップを閉じるようになっていることを特徴とする流体搬送接続具(100)。
  2. 正面環状シール(500)の変形部(501)が、リングナットホルダ(29)のための静止面(502)と、カップ(41)のための静止縁部(503)とを含み、前記面(502)は、オスカプラー(48)から接続解除されたメスカプラー(47)にシール(500)が組み付けられたときにステム(40)の第1面(441)に対して傾斜し、前記面(502)は、リングナットホルダ(29)に正面側で予荷重を加え、カップ(41)への予荷重が外周側であり、シール(500)の縁部(503)が関与する請求項1に記載の接続具(100)。
  3. 前記カップ(41)が、封止ブッシュ(43)の直径に予荷重を加えて、それらの部品間の不純物の導入を抑制するシール(45)を更に備える請求項1又は2に記載の接続具(100)。
  4. リングナット(30)のハウジング(304)が、係止ボール(32)をオス体(4)のハウジング(49)へ向けて径方向に押すようになっている変形部材(305)を備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の接続具(100)。
  5. 接続具(100)に属する油圧供給ブロック(1)に挿入された平坦面メスカプラー(47)と、前記メスカプラー(47)に接続可能なオスカプラー(48)とを備え、
    前記ブロック(1)が、少なくとも1つの油圧ライン(49)と、ドレンライン(50)と、各メスカプラー(47)内部のチャンバー(54)から圧力を除去するようになっているカム(7)と一体であって、オスカプラー(48)をメスカプラー(47)から接続解除するようになっているレバー(4)とを含み、
    前記メスカプラー(47)が、チャンバー(54)をドレンライン(50)と連通させる圧力逃し弁(51)を備える流体搬送接続具(100)において、
    メスカプラー(47)が、メスカプラー(47)自体の外側アセンブリ(53)の内部において軸方向に摺動する内側アセンブリ(60)を更に備え、
    前記内側アセンブリ(60)が、互いに一体となった底部(35)及びメスカプラー(47)の外側に対向する平坦面(441)を有するステム(44)と、ギャップ(65)を画成する封止ブッシュ(43)とを備え、
    前記外側アセンブリ(53)が、リングナットホルダ(29)と、リングナット(30)と、リングナットホルダ(29)のハウジング(291)の内部に配置された少なくとも1つの係止ボール(32)とを備え、
    前記カップ(41)が、リングナットホルダ(29)内を軸方向に摺動するとともに、係止ボール(32)のためのハウジング(412)を含むことを特徴とする流体搬送接続具(100)。
  6. 前記メスカプラー(47)が、変形部(401、501)をもってオスカプラー(48)に対向する前記リングナット(30)により支持された、オスカプラー(48)から接続解除されたとき、又はオスカプラー(48)に接続されたとき、及び接続/接続解除の工程中に、メスカプラー(47)内への不純物の導入を防止する正面環状シール(400、500)を更に備えるとともに、
    変形部(401、501)は、接続中にはメスカプラー(47)の内部に向かって時計回りに回転し、変形部(401、501)は、接続解除中には、オスカプラー(48)上を摺動しながらメスカプラー(47)の外部に向かって反時計回りに回転し、
    メスカプラー(47)をオスカプラー(48)から接続解除する場合は、正面環状シール(400、500)が、リングナット(30)、リングナットホルダ(29)及びカップ(41)に予荷重を加えることにより、ステム(44)の平坦面(441)と一緒に、メスカプラー(47)への不純物の導入を許容しうるあらゆるギャップを閉じるようになっている請求項5に記載の接続具(100)。
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