JP2014189755A - 両面粘着テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】粘着剤層を介してハードコートフィルムとガラスパネルを貼り合わされた積層体において、ハードコートフィルムを好適に再剥離でき、また透明性に優れる両面粘着テープを提供する。
【解決手段】粘着剤層からなる両面粘着テープ1であって、透明樹脂フィルム基材2の少なくとも一面にハードコート層3、4を有するハードコートフィルムのハードコート層3、4表面と、ガラスパネル6表面との貼り合わせに使用され、前記粘着剤層が、重量平均分子量が40万以上のアクリル系共重合体(1)と、重量平均分子量が10万以下のアクリル系共重合体(2)とを含有するアクリル系粘着剤組成物からなる両面粘着テープ1により、好適な再剥離性と透明性とを実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハードコートフィルムの固定に使用する両面粘着テープに関する。
モバイル用パソコンや電子手帳、携帯電話等の小型電子端末は小型化や薄型化が進んでおり、これに使用される液晶表示装置等の画像表示装置においては、近年益々の軽薄短小化が求められている。また、これら小型電子端末には、画像表示装置の傷つきや破損を防止するためハードコート層を有する透明フィルムが設けられることが多く、特に小型電子端末の多機能化によるタッチ入力が可能な小型電子端末の増加に伴い、薄型でありながら良好な傷つき防止性や破損防止性の要請が高まっている。
このような画像表示装置の表示部として使用されるハードコートフィルムとガラスパネルを固定するための両面粘着テープとしては、例えば、特定の粘着剤層により高い透明性を実現した両面粘着テープなどが開示されている(特許文献1参照)。
上記両面粘着テープでは、基材の両面に粘着剤層を有し、異なる接着力を有する粘着剤層に調整することで、ハードコートフィルムとガラスパネルを貼り合わせた後、貼り直し等が必要となった場合において再剥離を可能としている。しかし、基材を有するため、透明性が低下する問題があった。
特開2003−238915号公報
本発明が解決しようとする課題は、粘着剤層を介してハードコートフィルムとガラスパネルを貼り合わされた積層体において、ハードコートフィルムを好適に再剥離でき、また透明性に優れる両面粘着テープを提供することにある。
さらには、上記課題とともに、ハードコートフィルムと貼り合わせた際にもハードコートフィルムの表面硬度を低下させにくい両面粘着テープを提供することを課題とする。
本発明においては、粘着剤層のみからなり、両面粘着テープの粘着剤層が、2種類の特定の分子量のアクリル共重合体からなる両面粘着テープにより、ガラス側に粘着剤層が残らずハードコートフィルムを好適に再剥離できる。さらに、特定の粘着剤層の厚みからなることで、高い硬度を実現でき、ハードコートフィルムの高い表面硬度に優位である。
すなわち、本発明は、粘着剤層からなる両面粘着テープであって、透明樹脂フィルム基材の少なくとも一面にハードコート層を有するハードコートフィルムのハードコート層表面と、ガラスパネル表面との貼り合わせに使用され、前記粘着剤層が、重量平均分子量が40万以上のアクリル系共重合体(A)と、重量平均分子量が10万以下のアクリル系共重合体(B)とを含有するアクリル系粘着剤組成物からなる両面粘着テープを提供するものである。
本発明のハードコートフィルム固定用両面粘着テープは、特定の粘着剤層で構成され、種類の特定の分子量のアクリル共重合体からなり、特定の条件下で貼り合わせたときのガラスおよびハードコートフィルムに対する接着力が特定範囲となることで、ガラス側に粘着剤層が残らずハードコートフィルムを好適に再剥離できる。さらに、特定の粘着剤層の厚みからなることで、高い硬度を実現でき、ハードコートフィルムの高い表面硬度に優位である。
本発明の両面粘着テープの実施態様の一例を示す断面図である。
本発明の両面粘着テープは、粘着剤層からなる両面粘着テープであって、透明樹脂フィルム基材の少なくとも一面にハードコート層を有するハードコートフィルムのハードコート層表面と、ガラスパネル表面との貼り合わせに使用され、前記粘着剤層が、重量平均分子量が40万以上のアクリル系共重合体(A)と、重量平均分子量が10万以下のアクリル系共重合体(B)とを含有するアクリル系粘着剤組成物からなる両面粘着テープである。
[アクリル系共重合体(A)]
本発明に使用するアクリル系共重合体(A)は重量平均分子量が40万以上であり、60万以上が好ましい。当該範囲の重量平均分子量であることで、経時での浮き剥がれを抑制するために必要な凝集力を付与できる。
なお、本発明では、当該アクリル系共重合体の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)により測定することができる。より具体的には、GPC測定装置として、東ソー株式会社製「SC8020」を用いて、ポリスチレン換算値により、次のGPC測定条件で測定して求めることができる。
(GPCの測定条件)
・サンプル濃度:0.5質量部(テトラヒドロフラン溶液)
・サンプル注入量:100μL
・溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
・流速:1.0mL/min
・カラム温度(測定温度):40℃
・カラム:東ソー株式会社製「TSKgel GMHHR−H」
・検出器:示差屈折
本発明のアクリル系共重合体(A)を構成するモノマー成分としては、一般に粘着剤用途に使用されるものを使用でき、なかでも、炭素数2〜14の(メタ)アクリル酸エステル単量体としては、具体的には、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、sec−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、n−ヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、イソオクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソノニルアクリレート、イソデシルアクリレート、ラウリルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、sec−ブチルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、n−オクチルメタクリレート、イソオクチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、イソノニルメタクリレート、イソデシルメタクリレート、ラウリルメタクリレート等が挙げられ、これらを単独或いは2種以上を併用して使用することができる。
そのなかでも、炭素数が4〜9のアルキル側鎖を有するメタアクリル酸アルキルエステル単量体又は炭素数が4〜9のアルキル側鎖を有するアクリル酸アルキルエステル単量体が好ましく、炭素数が4〜9のアルキル側鎖を有するアクリル酸アルキルエステル単量体がより好ましい。なかでもn−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートが特に好ましい。当該範囲の炭素数のアルキル側鎖を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルを使用することで、ハードコートフィルムに対して高い接着性を付与できる。
本発明のアクリル系共重合体(A)中の炭素数2〜14の(メタ)アクリル酸エステル単量体の含有量は、80〜99質量%とすることが好ましく、85〜96質量%にすることがより好ましい。当該範囲のアクリル系共重合体(A)中の上記炭素数2〜14の(メタ)アクリル酸エステル単量体の含有量にすることで、ハードコートフィルムに対して高い接着性を付与できる。
さらに、側鎖に水酸基、カルボキシル基、アミノ基などの官能基を有するビニル系モノマーを、アクリル共重合体を構成するモノマー成分中の0.01〜15質量%の範囲で添加するのが好ましい。例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、クロトン酸、フマル酸、無水マレイン酸カルボキシプロピルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、アクリロニトリル、N−ビニルカプロラクタム、アクリルアミド、スチレン、酢酸ビニル、N−メチロールアクリルアマイド、グリシジルメタクリレート等であり、これらを単独或いは2種以上を併用して使用することができる。
中でも、水酸基含有ビニルモノマー、カルボキシル基含有ビニルモノマーは、被着体との好適な接着性を得やすいためこれらビニルモノマーの少なくとも一種を使用することが好ましい。特に水酸基含有ビニルモノマーは被着体が酸化や腐食し易い場合に特に好ましく使用できる。水酸基含有ビニルモノマーとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートを好ましく使用でき、カルボキシル基含有モノマーとしてはアクリル酸を好ましく使用できる。
なお、本明細書においてはアクリル酸及びメタアクリル酸を総称して(メタ)アクリル酸と標記し、これらの誘導体についても同様に表記する。
[アクリル系共重合体(B)]
本発明に使用するアクリル系共重合体(B)は重量平均分子量が10万以下であり、5万以下が好ましい。当該範囲の重量平均分子量であることで、ハードコート層に対して高い接着性を付与できる。
本発明のアクリル系共重合体(B)を構成するモノマー成分としては、炭素数1〜4のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルが好ましい。炭素数1〜4のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート等で挙げられ、単独或いは2種以上を併用して用いることができる。
そのなかでも、炭素数が1〜4のアルキル側鎖を有するメタアクリル酸アルキルエステル単量体が好ましい。なかでもメチルメタクリレートが特に好ましい。当該範囲の炭素数のアルキル側鎖を有するメタクリル酸アルキルエステルを使用することで、ハードコート層に対して高い接着性を付与できる。
本発明のアクリル系共重合体(B)中の炭素数1〜4の(メタ)アクリル酸エステル単量体の含有量は、80〜99質量%とすることが好ましく、85〜96質量%にすることがより好ましい。当該範囲のアクリル系共重合体(B)中の上記炭素数1〜4の(メタ)アクリル酸エステル単量体の含有量にすることで、ハードコート層に対して高い接着性を付与できる。
さらに、側鎖に水酸基、カルボキシル基、アミノ基などの官能基を有するビニル系モノマーを、アクリル共重合体を構成するモノマー成分中の0.01〜15質量%の範囲で添加するのが好ましい。例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、クロトン酸、フマル酸、無水マレイン酸カルボキシプロピルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、アクリロニトリル、N−ビニルカプロラクタム、アクリルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、スチレン、酢酸ビニル、N−メチロールアクリルアマイド、グリシジルメタクリレート等であり、これらを単独或いは2種以上を併用して使用することができる。
中でも、アミノ基含有ビニルモノマーは、アクリル系共重合体(A)と好適に相溶性し、優れた光学特性を付与できるため好ましい。アミノ基含有ビニルモノマーとしては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートを好ましく使用できる。
[粘着剤組成物]
本発明の両面粘着テープの粘着剤層を形成する粘着剤組成物は、上記アクリル系共重合体(A)とアクリル系共重合体(B)を有し、粘着剤組成物中のアクリル系共重合体(A)100質量部に対してアクリル系共重合体(B)の含有量が5〜30質量部であり、5〜20質量部が好ましく、7〜15質量部がさらに好ましい。上記範囲内で共重合体(A)と(B)とが配合されることで、ハードコート層に対する高い密着性とガラスに対する低接着性を両立でき、さらに共重合体(A)と(B)が相溶しやすく、高い光学特性を付与できる。
上記粘着剤組成物中には、上記共重合体(A)及び(B)以外の成分として、粘着剤層の凝集力を上げるために、架橋剤を含有することが好ましい。
使用する架橋剤としては、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、キレート系架橋剤、アジリン系架橋剤、多官能アクリレート系等が挙げられる。その中でも、(メタ)アクリル系共重合体の(A)成分との反応性に富むイソシアネート系架橋剤、または、エポキシ系架橋剤が好ましい。
当該両面粘着シートの粘着剤層に添加する架橋剤の配合量は、0.01〜2質量部が好ましく、0.03〜1質量部がより好ましく、0.03〜0.3質量部がさらに好ましい。当該範囲の含有量とすることで、粘着剤層のゲル分率を好適な範囲に調整しやすい。
本発明の両面粘着テープの粘着剤組成物のガラス転移温度は、−25〜10℃が好ましく、−20〜0℃がより好ましい。上記範囲内のガラス転移温度であることで、粘着剤層に高い弾性率を付与でき、ハードコートフィルムへ高い傷つき防止性を付与できる。
なお、本発明では、当該粘着剤組成物のガラス転移温度は、粘弾性試験機(レオメトリックス社製、商品名:アレス2KSTD)を用いて、同試験機の測定部である平行円盤の間に試験片を挟み込み、周波数1Hzでの貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率(G”)を測定することで算出できる損失正接(Tanδ)が最大値となる温度とした。試験片は厚み0.5〜2.5mmの粘着剤を単独で平行円盤の間に挟んでも良いが、基材と粘着剤の積層体を幾重にも重ねて平行円盤の間に挟んでも良い。なお、後者の場合は粘着剤のみの厚さが前記の範囲となるように調整する。
[両面粘着テープ]
本発明の両面粘着テープは、上記粘着剤組成物からなる粘着剤層からなり、透明樹脂フィルム基材の少なくとも一面にハードコート層を有するハードコートフィルムのハードコート層表面と、ガラスパネル表面との貼り合わせに使用されることで、ハードコート層と好適に接着でき、かつガラスに対する低い接着性を両立でき、好適な再剥離性を実現できる。
このような、本発明のハードコートフィルム固定用両面粘着テープの粘着剤層は、厚さ25μmのPET基材に15μm厚さで粘着剤層を設けて形成した粘着テープを、温度23℃、相対湿度50%RHの環境下でガラスパネルに対し、2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、温度85℃、5気圧の環境下に60分静置した後の剥離速度300mm/minにおける180°ピール接着力P0が5〜12N/25mmの粘着剤層であり、かつ、前記粘着剤層が、厚さ25μmのPET基材に15μm厚さで粘着剤層を設けて形成した粘着テープを、温度23℃、相対湿度50%RHの環境下で前記ハードコートフィルムのハードコート層に対し、2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、温度85℃、5気圧の環境下に60分静置した後の剥離速度300mm/minにおける180°ピール接着力P1と前記P0との比(P1/P0)が1.3以上であることが好ましい。上記範囲内の接着力であることで、製造工程での貼り合わせ不良品において、両面粘着テープの粘着剤層がガラスに残ることなく好適に剥がすことができ、ガラスパネルを洗浄することなく、再利用可能となる。
本発明の両面粘着テープの粘着剤層は、トルエン中に24時間浸漬した際の下記式で表されるゲル分率が、40〜90%であることが好ましく、50〜80%であるのがより好ましく、60〜80%が最も好ましい。粘着剤層のゲル分率が上記の範囲内だと、ガラスに対する低い接着性と経時での剥がれの抑制を両立できる。
ゲル分率(%)=[(両面粘着テープのトルエン浸漬後質量)/(両面粘着テープのトルエン浸漬前質量)]×100
本発明の両面粘着テープは、ハードコートフィルムの透明性を阻害しないよう、可視光波長領域における全光線透過率が90%以上、ヘイズが1.0%未満であることが好ましい。上記範囲内だと、当該両面粘着テープを使用されたタッチパネル装置搭載ディスプレイの高鮮明が保たれやすい。全光線透過率及びヘイズを上記範囲内にするためには、上記共重合体(A)100質量%に対する上記共重合体(B)の配合量を5〜30質量%にすることで達成しやすい。
本発明の両面粘着テープの粘着剤層の吸水率は、60℃、90%RH条件下に静置後において2.0%以下であることが好ましい。上記範囲内に両面粘着テープの吸水率を制御することで、高温高湿条件下でも当該両面粘着テープを透明に維持できる。
本発明の両面粘着テープの温度23℃、相対湿度50%RHの環境下で、酸化インジウムスズ膜に対し、2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、1時間静置した後の300mm/minでの180°剥離接着力は、酸化インジウムスズ膜に対してそれぞれ5〜15N/20mmであることが好ましい。上記範囲内だと、透明導電膜の固定において端面からの剥がれを抑制しやすく、また、製造工程での貼り合わせ不良品において両面粘着テープの剥離が可能となる。
本発明の両面粘着テープの厚みは、使用する態様により適宜選択すればよいが、5〜25μmであることが好ましく、10〜20μmがより好ましい。上記範囲内の厚みであることで、ハードコートフィルムが貼付されたガラスパネルに高い鉛筆硬度の付与とハードコートフィルムに施された印刷部への追従性を両立できる。
本発明の両面粘着テープは、一般的に使用されている方法で作成できる。例えば、フィルム基材または離型シート上に粘着剤層を形成して製造することができる。具体的には、粘着剤の組成物を基材フィルムに直接塗布し乾燥または硬化・重合するか、或いは、いったん離型シート上に塗布し、乾燥または硬化・重合し、粘着剤層を形成後、同様にして離型シート上に作成した粘着剤層又は基材フィルムに貼り合わせる方法などにより製造できる。
本発明の両面粘着テープの打ちぬき加工後において、剥離フィルムの端面への粘着剤層の付着がないことが好ましい。粘着剤層が剥離フィルム端面に付着しないと、加工時での歩留まりが向上しやすい。
両面粘着テープの粘着剤層の剥離フィルム端面への付着を防ぐためには、粘着剤層の凝集力、接着性等を最適な範囲に調整することで達成しやすい。具体的な方法としては、粘着剤層へカルボキシル基含有単量体の使用、粘着剤層のゲル分率の上記範囲内への調整等が挙げられる。なかでも、打ち抜き加工に必要な凝集力の付与と透明導電膜を固定するために必要な接着性の付与の両立がしやすい粘着剤層へカルボキシル基含有単量体の使用が好ましい。
[仕様形態]
本発明の両面粘着テープは、透明樹脂基材の少なくとも一方にハードコート層を有するハードコートフィルムのハードコート層表面を、ガラスパネルへ全面で固定する際に好適に使用できる。例えば、図1に示したように、本発明の両面粘着テープ1を用いて、ポリエチレンテレフタレート基材2の両面にハードコート層3、4を有し、その一方に印刷5が施されたハードコートフィルムと、ガラスパネル6とを固定する態様等に好適に使用できる。
上記透明樹脂基材には、基材の少なくとも一方にハードコートを有し、両面にハードコート層を有することが好ましい。ハードコート層を有することで、基材に高い硬度や、傷つき防止性を付与できる。
上記ハードコート層の厚みは特に限定されないが、3〜50μmが好ましく、5〜30μmがより好ましく、7〜15μmがさらに好ましい。上記範囲内の厚みであることで、高い傷つき防止性と画像表示装置の薄型化、さらには高い打ち抜き加工性を付与することができる。
上記ハードコート層を形成する樹脂としては、特に限定されないが、ウレタン結合を有する活性エネルギー硬化型樹脂が挙げられる。
上記ハードコート層の表面の純水の接触角が60〜90°が好ましく、65〜85°がより好ましい。上記範囲内の接触角であることで、ハードコート層表面に対して印刷インキや両面粘着テープが密着しやすくなる。
上記透明樹脂基材は特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、セロファン、ジアセチルセルロースフィルム、トリアセチルセルロースフィルム、アセチルセルロースブチレートフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリメチルペンテンフィルム、ポリスルホンフィルム、ポリエーテルエーテルケトンフィルム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリエーテルイミドフィルム、ポリイミドフィルム、フッソ樹脂フィルム、ナイロンフィルム、アクリル樹脂フィルム等を挙げることができる。中でも耐久性、透明性に優れるポリエチレンテレフタレートが好ましい。
上記透明樹脂基材の厚みは特に限定されないが、50〜250μmが好ましく、75〜188μmがより好ましく、75〜125μmが特に好ましい。上記範囲内の厚みであることで、画像表示装置の薄型化と高い傷つき防止性を両立できる。
上記ガラスパネルは、強化ガラスからなる透明なパネルであることが好ましい。強化ガラスとしては、例えば、HOYA社製強化ガラス、コーニング社製Gorillaガラス、石塚ガラス社製IG3等が挙げられる。ガラスパネルを強化する方法としては、物理的強化法と化学的強化法が挙げられる。特に、化学的強化法はイオン交換法と風冷強化法がある。該ガラスパネルの材質は、フロートガラス、アルカリガラス、無アルカリガラスが挙げられる。
また、上記ガラスパネルは、少なくとも一方に導電層を有するタッチパネル用ガラスパネルであってもよい。
以下に実施例および比較例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
<アクリル共重合体(1)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、n−ブチルアクリレート94質量部、アクリル酸6質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(1)を得た。
<アクリル共重合体(2)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、n−ブチルアクリレート89.5質量部、アクリル酸10質量部、ヒドロキシエチルアクリレート0.5質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量75万のアクリル共重合体(2)を得た。
<アクリル共重合体(3)>
n−ブチルアクリレートを84.5質量部、アクリル酸を15質量部とする以外は、アクリル共重合体(2)と同様にして、重量平均分子量75万のアクリル共重合体(C)を得た。
<アクリル共重合体(4)>
アクリル共重合体の調製攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、メチルメタクリレート95.0質量部、ジメチルアミノエチルメタクリレート5.0質量部と重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル1.0質量部とを酢酸エチル100質量部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して重量平均分子量2万のメタクリル共重合体(4)を得た。
<アクリル共重合体(5)>
2,2’−アゾビスイソブチルニトリルを3.0質量部とする以外は、アクリル共重合体(4)と同様にして、重量平均分子量6千のアクリル共重合体(F)を得た。
<粘着剤A>
上記アクリル共重合体(1)100質量部に、上記アクリル共重合体(4)を10質量部添加し、酢酸エチルで希釈し樹脂固形分30%の粘着剤Aを得た。
<粘着剤B>
上記アクリル共重合体(1)100質量部に、上記アクリル共重合体(4)を20質量部添加し、酢酸エチルで希釈し樹脂固形分30%の粘着剤Bを得た。
<粘着剤C>
上記アクリル共重合体(1)100質量部に、上記アクリル共重合体(5)を10質量部添加し、酢酸エチルで希釈し樹脂固形分30%の粘着剤Cを得た。
<粘着剤D>
上記アクリル共重合体(1)100質量部に、上記アクリル共重合体(5)を20質量部添加し、酢酸エチルで希釈し樹脂固形分30%の粘着剤Dを得た。
<粘着剤E>
上記アクリル共重合体(2)100質量部に、上記アクリル共重合体(4)を10質量部添加し、酢酸エチルで希釈し樹脂固形分30%の粘着剤Eを得た。
<粘着剤F>
上記アクリル共重合体(4)100質量部に、上記アクリル共重合体(4)を10質量部添加し、酢酸エチルで希釈し樹脂固形分30%の粘着剤Eを得た。
<粘着剤G>
上記アクリル共重合体(1)100質量部を酢酸エチルで希釈し樹脂固形分30%の粘着剤Hを得た。
<粘着剤H>
上記アクリル共重合体(3)100質量部を酢酸エチルで希釈し樹脂固形分30%の粘着剤Hを得た。
Figure 2014189755
表1中に略記した化合物は、下記のとおりである。
BA:n−ブチルアクリレート
AA:アクリル酸
HEA:ヒドロキシエチルアクリレート
MMA:メチルメタクリレート
DM:ジメチルアミノエチルメタクリレート
Figure 2014189755
(実施例1)
上記粘着剤A100質量部にエポキシ系架橋剤(綜研化学社製E−AX、固形分5%)を0.25質量部添加し15分攪拌後、シリコーン化合物で片面を剥離処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム(以下#75剥離フィルム)上に乾燥後の厚さが15μmになるように塗工して、85℃で4分間乾燥した。得られた粘着シートと、シリコーン化合物で片面を剥離処理した厚さ38μmのポリエステルフィルム(以下#38剥離フィルム)を貼り合わせた。その後23℃で7日間熟成し厚さ15μmの、ゲル分率70%の基材レス粘着テープを得た。
(実施例2)
粘着剤Aを粘着剤Bにする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率68%の粘着テープを得た。
(実施例3)
粘着剤Aを粘着剤Cにする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率70%の粘着テープを得た。
(実施例4)
粘着剤Aを粘着剤Dにする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率68%の粘着テープを得た。
(実施例5)
粘着剤Aを粘着剤Eにする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率70%の粘着テープを得た。
(実施例6)
粘着剤Aを粘着剤Fにする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率68%の粘着テープを得た。
(実施例7)
厚みを15μmから25μmにする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率70%の粘着テープを得た。
(比較例1)
粘着剤Aを粘着剤Gにする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率72%の粘着テープを得た。
(比較例2)
粘着剤Aを粘着剤Hにする以外は、実施例1と同様にして、ゲル分率72%の粘着テープを得た。
上記実施例及び比較例にて得られた粘着テープにつき、以下の評価を行った。得られた結果を下表に示した。
(接着力)
両面粘着テープの一方を厚さ25μmのPET基材に貼り合せて、25mm幅に切断した試験サンプルを、ハードコートフィルム基材またはガラスパネルに貼付し、2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、温度85℃、5気圧の環境下に60分静置した後に、剥離速度300mm/minで180°方向に引き剥がしたときの接着力を測定した。
(再剥離性)
厚みが100μmのPETの両面に、厚みが10μmで表面の純水の接触角が75°のハードコート層を有する基材の一方に両面粘着テープを貼り合せて、25mm幅に切断した試験サンプルをガラスに貼付し、2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、温度85℃、5気圧の環境下に60分静置した後に、23℃下に1時間放置後、試験片を90°方向に引き剥がし、再剥離性を評価した。
○:ガラス側に粘着剤層が残らず、基材が千切れること無く剥がせる。
△:ガラス側に粘着剤層がは残らないが、基材が千切れる。
×:ガラス側に粘着剤層が残る。
(透明性)
両面粘着テープで両面に厚み10μmのハードコート層を有するPET基材とガラスを貼り合わせて試験サンプルを調整した。(株)村上色彩技術研究所製「HR−100型」を使用し、調整サンプルの全光線透過率およびヘイズ(%)を測定し、透明性を評価した。
○:全光線透過率90%以上、ヘイズ1%未満
×:全光線透過率90%未満、ヘイズ1%以上
(鉛筆硬度)
両面粘着テープを両面に厚み10μmのハードコート層を有するPET基材、ガラスの順で貼り合わせて調整した試験サンプルの表面鉛筆硬度を、JIS K 5600−5−4(1999年版)の規定に基づき、株式会社井元製作所製の塗膜用鉛筆引掻き試験機(手動式)を用いて測定し、鉛筆硬度を評価した。
◎:両面にハードコート層を有するPET基材と同じ硬度で低下なし。
○:両面にハードコート層を有するPET基材より1ランク低い。
△:両面にハードコート層を有するPET基材より2ランク低い。
×:両面にハードコート層を有するPET基材より3ランク低い。
Figure 2014189755
表3のとおり、実施例1〜7の両面粘着テープは、ハードコート層に対する接着力がガラスへの接着力の1.3倍以上であり、またガラスに対する接着力が12N/25mm以下であるため、ガラス側に粘着剤層が残らず、または基材が千切れること無く再剥離できることを確認した。一方、重量平均分子量10万以下のアクリル系共重合体(2)を含有しない比較例1又は2では、ハードコート層を有する基材への接着力が低く、再剥離時にガラス側に粘着剤層が残ることが確認された。重量平均分子量2万のアクリル共重合体(5)を30質量部配合した比較例3では、ガラス側に対する接着力が高く、再剥離時にハードコート層を有する基材の千切れが発生し、または透明性も低下することが確認された。
1 両面粘着テープ
2 ポリエチレンテレフタレート基材
3、4 ハードコート層
5 印刷層
6 ガラスパネル

Claims (8)

  1. 粘着剤層からなる両面粘着テープであって、
    透明樹脂フィルム基材の少なくとも一面にハードコート層を有するハードコートフィルムのハードコート層表面と、ガラスパネル表面との貼り合わせに使用され、
    前記粘着剤層が、重量平均分子量が40万以上のアクリル系共重合体(A)と、重量平均分子量が10万以下のアクリル系共重合体(B)とを含有するアクリル系粘着剤組成物からなることを特徴とする両面粘着テープ。
  2. 前記粘着剤層が、厚さ25μmのPET基材に15μm厚さで粘着剤層を設けて形成した粘着テープを、温度23℃、相対湿度50%RHの環境下でガラスパネルに対し、2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、温度85℃、5気圧の環境下に60分静置した後の剥離速度300mm/minにおける180°ピール接着力P0が5〜12N/25mmであり、
    かつ、厚さ25μmのPET基材に15μm厚さで粘着剤層を設けて形成した粘着テープを、温度23℃、相対湿度50%RHの環境下で前記ハードコートフィルムのハードコート層に対し、2kgローラーを使用して圧着回数一往復で圧着し、温度85℃、5気圧の環境下に60分静置した後の剥離速度300mm/minにおける180°ピール接着力P1と、前記P0との比(P1/P0)が1.3以上である請求項1に記載の粘着テープ。
  3. 前記アクリル系共重合体(B)を構成するモノマー成分が、炭素数1〜4のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルである請求項1又は2に記載の両面粘着テープ。
  4. 前記アクリル系共重合体(B)を構成するモノマー成分中の前記炭素数1〜4のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルの含有量が80〜99質量%である請求項3に記載の両面粘着テープ。
  5. 前記炭素数1〜4の(メタ)アクリル酸エステル単量体がメチルメタクリレートである請求項3又は4に記載の両面粘着テープ。
  6. 厚さが5〜25μmである請求項1〜5のいずれかに記載の両面粘着テープ。
  7. 可視光波長領域における全光線透過率が90%以上であり、且つヘイズが1.0%未満である請求項1〜6のいずれかに記載の両面粘着テープ。
  8. 前記ハードコートフィルムが、透明樹脂フィルム基材の両面にハードコート層を有する請求項1〜7のいずれかに記載の両面粘着テープ。
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