JP2014189415A - スクライビングホイール、ホルダーユニット、スクライブ装置、スクライブ方法及びスクライビングホイールの製造方法 - Google Patents

スクライビングホイール、ホルダーユニット、スクライブ装置、スクライブ方法及びスクライビングホイールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本構成を有さない場合と比較して深く、幅の狭い溝の形成を容易にしつつ、基板を分断する性能の変化を抑制するスクライビングホイール、ホルダーユニット、スクライブ装置、スクライブ方法及びスクライビングホイールの製造方法を提供する。
【解決手段】刃先となる稜線部と、溝が交互に形成されているスクライビングホイールであって、前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなっていることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、ガラス基板等の脆性材料基板にスクライブラインを形成するためのスクライビングホイール、ホルダーユニット、スクライブ装置、スクライブ方法及びスクライビングホイールの製造方法に関する。
脆性材料基板を分断するスクライビングホイールとして、このスクライビングホイールの稜線部分の刃先にレーザ光を照射することで、この刃先に溝を形成することが知られている。
特許文献1には、モータの駆動軸に軸孔が装着されて回転駆動されるカッターホイールのV字形状となる刃先を含む両側の傾斜面に向けて、レーザ加工機からのレーザ光を照射して溶融溝を形成するカッターホイールの製造方法が開示されている。
また、一般的に砥石を用いて溝を形成することも知られている。
特開2009−234874号公報
スクライビングホイールの刃先に、レーザ光や砥石によって溝を形成すると、特に深い溝や、幅の狭い溝を形成した場合に刃先の端部(エッジ)が鋭くなり易く、その角度が急になり易い。エッジが鋭くなると、刃先の端部の角は、刃先が脆性材料基板と接触した際に、摩耗し易く、また、欠け易くなる。刃先の端部の角が摩耗したり、欠けたりすると、この角の摩耗や欠損の前と後では、脆性材料基板を分断する性能が変化することとなり、また欠損が多数となるとスクライビングホイールの寿命が短くなる。そして、溝の深さが深く、溝の幅が狭くなるほどエッジは鋭くなるため、分断性能への影響がより顕著になる。
本発明は、基板を分断する性能の変化や性能の低下を抑制することができるスクライビングホイール、ホルダーユニット、スクライブ装置、スクライブ方法及びスクライビングホイールの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一つの態様に係るスクライビングホイールは、刃先となる稜線部と溝とが交互に形成されているスクライビングホイールであって、前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなっていることを特徴とする。
本発明の態様に係るスクライビングホイールによれば、溝の形状が非対称形状となり、脆性材料基板にスクライブラインを形成する際に、より大きな第1エッジ角を第2エッジ角よりも先に脆性材料基板に当接させるように用いることで、刃先の欠損や磨耗を抑制し、基板を分断する性能の変化を抑制することができる。
本発明の他の態様に係るホルダーユニットは、刃先となる稜線部と溝とが交互に形成されているスクライビングホイールと、前記スクライビングホイールを回転自在に保持するピンと、前記スクライビングホイールを配置しておく保持溝を形成する一対の支持部を含み、前記一対の支持部に前記ピンを配置しておくピン孔が設けられたホルダーと、からなるホルダーユニットであって、
前記スクライビングホイールは、前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなっていることを特徴とする。
本発明の態様に係るホルダーユニットによれば、脆性材料基板にスクライブラインを形成する際に、第1エッジ角を第2エッジ角よりも先に脆性材料基板に当接させるように用いることで、刃先の欠損や磨耗を抑制し、基板を分断する性能の変化を抑制することができる。また、スクライビングホイールをユニット化しておくことにより、スクライビングホイールやピン等の交換をホルダーユニットごと交換することができるため、小型の部品であるスクライビングホイール等の取り扱い性が向上する。
本発明の他の態様に係るスクライブ装置は、脆性材料基板を載置する台と、刃先となる稜線部と溝とが交互に形成されているスクライビングホイールと、前記スクライビングホイールを回転自在に保持するピンと、前記スクライビングホイールを配置しておく保持溝を形成する一対の支持部を含み前記一対の支持部に前記ピンを配置しておくピン孔が設けられたホルダーと、からなるホルダーユニットと、前記ホルダーユニットを装着するジョイント部と回転軸部とを有するホルダージョイントと、前記回転軸を回転可能に保持することで、前記脆性材料基板のスクライブを行う際に、前記スクライビングホイールの回転方向が常に一定となるように前記ホルダージョイントを保持するスクライブヘッドと、を備えるスクライブ装置であって、
前記ホルダーユニットの前記スクライビングホイールは、前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなっており、前記第1エッジ角は、前記スクライビングホイールの回転方向における下流側であることを特徴とする。
本発明の態様に係るスクライブ装置によれば、脆性材料基板を分断する際に、スクライビングホイールの刃先の欠損や磨耗を抑制し、基板を分断する性能の変化を抑制するスクライブ装置を提供することができる。
本発明の他の態様に係るスクライブ方法は、刃先となる稜線部と溝とが交互に形成されているスクライビングホイールを用いた脆性材料基板のスクライブ方法であって、前記スクライビングホイールは、前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなっており、前記稜線部の前記第1エッジ角側が、前記第2エッジ角側よりも先に前記脆性材料基板と接触するように、前記スクライビングホイールを回転させることを特徴とする。
本発明の態様に係るスクライブ方法によれば、基板を分断する際に、スクライビングホイールの刃先の欠損や磨耗を抑制し、基板を分断する性能の変化を抑制するスクライブ方法を提供することができる。
本発明の他の態様に係るスクライビングホイールの製造方法は、刃先となる稜線部と、溝が交互に形成されているスクライビングホイールの製造方法であって、円板状の基板に対して前記溝を形成する工程で、前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなるように形成していくことを特徴とする。
本発明の態様に係るスクライビングホイールの製造方法によれば、基板を分断する際に、スクライビングホイールの刃先の欠損や磨耗を抑制し、基板を分断する性能の変化を抑制できるスクライビングホイールを製造することができる。
本発明の実施形態におけるスクライブ装置の概略図である。 本発明の実施形態におけるスクライブ装置が有するホルダージョイントの正面図である。 図3(a)は、スクライビングホイールの側面図であり、図3(b)は、スクライビングホイールの正面図であり、図3(c)は、スクライビングホイールの拡大側面図である。 脆性材料基板を分断する際の模式図である。 図5(a)は、非対称形状の溝を刃先に有するスクライビングホイールを用いた場合のスクライビングホイールと脆性材料基板の部分拡大図であり、図5(b)は、対称形状の溝を刃先に有するスクライビングホイールを用いた場合のスクライビングホイールと脆性材料基板の部分拡大図である。 図6(a)は、円板状の砥石を有する研削ユニットによりスクライビングホイールの刃先に対称形状の溝を形成する加工方法の概念を示す図であり、図6(b)は、円板状の砥石を有する研削ユニットにより、非対称な形状の溝を形成する加工方法の概念を示す図である。 刃先に非対称形状の溝をレーザ加工により形成したスクライビングホイールを用いた場合のスクライビングホイールと脆性材料基板の部分拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための一例を示すものであり、本発明をこの実施形態に特定することを意図するものではない。本発明は、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも適応し得るものである。
本発明の実施形態に係るスクライブ装置10の概略図を図1に示す。スクライブ装置10は、移動台11を備えている。移動台11は、ボールネジ13と螺合されており、モータ14の駆動によりこのボールネジ13が回転することで、一対の案内レール12a、12bに沿ってy軸方向に移動するようになっている。
移動台11の上面には、モータ15が設置されている。モータ15は、上部に位置するテーブル16をxy平面で回転させて所定角度に位置決めするためのものである。被切断物としての脆性材料基板17は、テーブル16上に載置され、図示しない真空吸引手段などによって保持される。スクライブの対象となる脆性材料基板17としては、ガラス基板、低温焼成セラミックスや高温焼成セラミックスからなるセラミック基板、シリコン基板、化合物半導体基板、サファイア基板、石英基板等が挙げられる。また、脆性材料基板17はその表面又は内部に、薄膜或いは半導体材料を付着させたり含ませたりしたものであってもよい。脆性材料基板17は、その表面に脆性材料に該当しない薄膜等が付着されていても構わない。
スクライブ装置10は、テーブル16に載置された脆性材料基板17の上方に、この脆性材料基板17の表面に形成されたアライメントマークを撮像する二台のCCDカメラ18を備えている。移動台11とその上部のテーブル16とを跨ぐように、ブリッジ19がx軸方向に沿うようにして支柱20a、20bによって架設されている。
ブリッジ19にはガイド22が取り付けられており、スクライブヘッド21はこのガイド22に案内されてx軸方向に移動可能に設置されている。スクライブヘッド21には、ホルダージョイント23を介してホルダーユニット30が取り付けられている。
図2には、ホルダーユニット30が取り付けられたホルダージョイント23の正面図が示されている。なお、図2には、ホルダージョイント23の正面図が示されるとともに、回転軸部23aに取り付けられたベアリング25a、25bとスペーサ25cの断面図が併せて示されている。
ホルダージョイント23は略円柱状をしており、回転軸部23aと、円柱形のジョイント部23bとで構成されている。ホルダージョイント23がスクライブヘッド21に装着された状態においては、回転軸部23aが二つのベアリング25a、25bに円筒形のスペーサ25cを介して取り付けられ、このホルダージョイント23は回動自在に保持される。
ジョイント部23bの下端には円形の開口26が形成され、この開口26の上部にはマグネット27が埋設されている。開口26を介して、ホルダーユニット30のホルダー24が着脱自在に取り付けられる。ホルダーユニット30は、ホルダー24と、ピン33と、スクライビングホイール40とを備える。
ホルダー24は略円柱形の金属等からなり、その下端側には平坦部29a、29bが形成されている。なお、図2において、ホルダーユニット30の下端側を拡大している図は、このホルダーユニット30を矢印Aで示す横方向から観察した場合の拡大図を示している。
平坦部29aと平坦部29bとの間には、スクライビングホイール40を保持するための保持溝31が形成されている。平坦部29a、29bにはそれぞれ、スクライビングホイール40を固定するために孔状のピン孔32が形成されている。ピン孔32及びスクライビングホイール40にピン33を貫通させることで、このスクライビングホイール40がホルダー24に対して回転自在に取り付けられる。
ホルダー24の上端側には、位置決め用の取付部34が形成されている。取付部34はホルダー24を切り欠いて形成されており、傾斜部34aと平坦部34bとを有している。
ホルダージョイント23にホルダーユニット30を装着する際は、このホルダーユニット30を開口26に向けて取付部34側から挿入する。その際、ホルダー24の上端側の金属部分がマグネット27によって引き寄せられ、取付部34の傾斜部34aが開口26の内部を通る平行ピン28と接触し、位置決めが行われ、ホルダー24はホルダージョイント23に固定される。反対に、ホルダージョイント23からホルダーユニット30を取り外す際は、ホルダー24を下方へ引く抜くことで、容易に取り外すことができる。
ホルダーユニット30のスクライビングホイール40は、消耗品であるため定期的な交換が必要となる。本実施形態においては、ホルダージョイント23を介してホルダーユニット30がスクライブヘッド21に装着されているので、このホルダーユニット30の着脱が容易に行われる。このため、スクライビングホイール40をホルダー24から取り外すことなく、これらスクライビングホイール40とホルダー24とが一体として扱われる。また、ホルダーユニット30そのものを交換するようにしてもよい。したがって、スクライビングホイール40の交換作業が容易に行われることとなる。
次に、スクライビングホイール40の詳細について説明する。
図3(a)、(b)、(c)にはそれぞれ、スクライビングホイール40の側面図、正面図、拡大側面図が示されている。なお、図3(c)の拡大側面図は図3(a)の円Bで示した部分である。
スクライビングホイール40は、本体部41と、刃42と、刃先43と、溝部44とを有している。
本体部41は、円板状である。本体部41の中心付近には、この本体部41を回転軸方向に対して貫通する貫通孔45が形成されている。貫通孔45にピン33が挿入されることで、スクライビングホイール40はこのピン33を介してホルダー24に回転自在に保持される。本体部41の外周に、円環状の刃42が形成されている。
刃42は、回転軸を中心とした同心円状の内周及び外周により形成される円環状体である。刃42は正面視で略V字状となっており、回転軸方向に対する刃42の厚さは、稜線部分となる刃先43に向かうに従って徐々に小さくなっている。
刃先43は、刃42の最外周部に沿って設けられている。刃42の最外周部には、刃先43と溝部44とが交互に等ピッチで形成されている。
溝部44は、刃先43よりも本体部41の中心側(貫通孔45側)に窪んだ溝46を有している。溝46の形状は非対称であり、刃先43と隣接する一方側の前記溝46との間で形成される第1エッジ角47の角度αが、刃先43と隣接する他方側の前記溝46との間で形成される第2エッジ角48の角度βよりも大きくなっている。
ここで、溝46の形状が対称であると、第1エッジ角の角度、第2エッジ角の角度は同じ角度になる。溝46の深さHが深くなる程、また溝46の幅が狭くなる程、第1エッジ角の角度、第2エッジ角の角度は直角に近くなり、刃先が脆性材料基板と接触した際に、摩耗し易く、また、欠け易くなる。したがって、本実施形態では、溝46の深さHや幅Lは同じまま、刃先の磨耗や欠けを防ぐため、基板に対して先に接触する側のエッジ角の角度を直角に近づかないよう、できるだけ大きくしている。具体的には、図3(c)に示すように溝46の形状を非対称にし、第1エッジ角47の角度αが第2エッジ角48の角度βよりも大きくなるようにし、スクライビングホイール40の回転方向を第1エッジ角側から脆性材料基板と接触するようしている。このようにすることで、刃先の磨耗や欠損を生じ難くすることができる。
すなわち、刃先43と溝46が図3(c)のように非対称な形状で連続している場合、溝46が対称な形状で連続している場合と比較して、刃42の形状が変化し難く、脆性材料基板17を分断する性能の変化が抑制される。
ここで、本実施形態においては、第1エッジ角47は135°、第2エッジ角48は93°になっている。第1エッジ角47の角度αは110°〜150°が好ましく、第2エッジ角48の角度βは第1エッジ角47の角度αより20°〜50°小さくなっていることが好ましい。
スクライビングホイール40は、超硬合金や焼結ダイヤモンドから形成される。または、超硬合金等の基材にダイヤモンド等の硬質材料の膜をコーティングしたものを用いることができる。例えば、焼結ダイヤモンド製のスクライビングホイール40は主として、ダイヤモンド粒子と、残部の添加剤及び結合材からなる結合相とから作られている。
ダイヤモンド粒子の平均粒子径は1.5μm以下のものが用いられている。焼結ダイヤモンド中におけるダイヤモンドの含有量は、75.0〜90.0vol%の範囲とすることが好ましい。
添加剤としては例えば、タングステン、チタン、ニオブ、タンタルより選ばれる少なくとも1種以上の元素の超微粒子炭化物が好適に用いられる。焼結ダイヤモンド中における超微粒子炭化物の含有量は3.0〜10.0vol%の範囲であり、この超微粒子炭化物は1.0〜4.0vol%の炭化チタンと、残部の炭化タングステンとを含む。
結合材としては、通常、鉄族元素が好適に用いられる。鉄族元素としては、例えばコバルトやニッケル、鉄等が挙げられ、この中でもコバルトが好適である。また、焼結ダイヤモンド中における結合材の含有量は、好ましくはダイヤモンド及び超微粒子炭化物の残部であり、さらに好ましくは3.0〜20.5vol%の範囲である。
スクライビングホイール40の寸法について説明する。
スクライビングホイール40の外径Dmは1.0〜10.0mm、好ましくは1.0〜5.0mmの範囲である。スクライビングホイール40の外径Dmが1.0mmより小さい場合には、スクライビングホイール40の取り扱い性が低下する。一方、スクライビングホイール40の外径Dmが10.0mmより大きい場合には、スクライブ時の垂直クラックが脆性材料基板17に対して十分に深く形成されないことがある。
スクライビングホイール40の厚さThは、0.4〜1.2mm、好ましくは0.4〜1.1mmの範囲である。スクライビングホイール40の厚さThが0.4mmより小さい場合には、加工性及び取り扱い性が低下することがある。一方、スクライビングホイール40の厚さThが1.2mmより大きい場合には、スクライビングホイール40の材料及び製造のためのコストが高くなる。
刃42の刃先角θ1は通常鈍角であり、90≦θ1≦160(deg)、好ましくは90≦θ1≦140(deg)の範囲である。なお、刃先角θ1の具体的角度は、切断する脆性材料基板17の材質、厚さ等から適宜設定される。
溝46の深さHは、スクライビングホイール40の外径及び切断される脆性材料基板17の材質、厚さ等に応じて設定される。ここで、溝46の深さHとは、図3(c)に示す破線D1からの距離が最も長い部分の深さを示す。なお、破線D1は、スクライビングホイール40から刃先43までの長さを半径とする円弧(仮想の稜線)である。つまり、破線D1は、刃先43に沿うようにして延長した円弧であり、溝46が形成されていないとした場合の刃42の最外周部である。
溝46の深さHは、一般的な対称形状の溝であれば、例えば2.0〜14μmの範囲で設定されており、好ましくは3.0〜11.0μmの範囲であり、さらに好ましくは5.0〜11.0μmの範囲である。溝46の深さが2.0μmより小さい場合には、脆性材料基板17に深い垂直クラックを形成することが困難であり、溝46の深さが14μmより大きい場合には、溝の体積が大きくなるため比較的大きなカレット(ガラスくず)が発生し易くなる。また、溝46の深さHが浅ければ、もともとあまりエッジ角が鋭くなることはないため、本実施形態のような非対称形状の溝46とするには、溝46の深さHが8.0μm以上となる場合が最適である。
溝46の幅Lは、図3(c)に示す隣り合う交点Xのうち溝46を挟む破線D1の長さを示す。溝46の幅Lは、5.0〜35μmの範囲で設定されており、好ましくは7.0〜30μmの範囲である。溝46の幅Lが35μmを超える場合には、溝46に相当する体積が大きくなるため、カレットが増大化し易くなる。このためカレットの大きさを小さくするには、溝の幅Lを狭くすることも有効である。本実施形態のスクライビングホイールにおいては溝の幅を狭くしても刃42の形状が変化し難く、脆性材料基板17を分断する性能の変化が抑制される。
図4には、脆性材料基板17を分断する際の模式図が示されている。なお、図4においては、ホルダーユニット30と脆性材料基板17のみを示している。
スクライブ装置10においては、スクライビングホイール40は、回転方向が定まるようになされており、常に一定の方向に回転して脆性材料基板17にスクライブラインを形成するようになっている。具体的には、脆性材料基板17にスクライブラインを形成する際、ホルダー24の傾斜部34a側が常に進行方向となる。図4において、脆性材料基板17を右方向にスクライビングする場合は、ホルダー24の傾斜部34a側が右方向となる。これに続けて、脆性材料基板17を左方向にスクライビングする場合は、ホルダージョイント23の回転軸部23aを介してジョイント部23bが回転し、ホルダー24の傾斜部34a側が左方向となる。
次に、スクライブ装置による脆性材料基板のスクライブ方法について説明する。図5(a)には、非対称形状の溝を刃先に有するスクライビングホイールを用いた場合のスクライビングホイールと脆性材料基板の部分拡大図が示され、図5(b)には、対称形状の溝を刃先に有するスクライビングホイールを用いた場合のスクライビングホイールと脆性材料基板の部分拡大図が示されている。
図5(a)を参照すると、スクライビングホイール40は、脆性材料基板17に当接され矢印Fの方向に常に回転して脆性材料基板17を分断する。なお、この時のホルダーユニット30の進行方向は、矢印Fの反対向きになる。スクライビングホイール40の刃42には非対称形状の溝が形成されており、刃先43と溝46とが交互に連続している。溝46は非対称形状であり、溝46と刃先43とで形成される第1エッジ角47の角度αが、溝46と刃先43とで形成される第2エッジ角48の角度βよりも大きくなっている(図3(c)参照)。スクライビングホイール40が矢印Fの方向に回転すると、先に刃先43の第1エッジ角47を有する側が脆性材料基板17に当接され、第2エッジ角48を有する側が後に脆性材料基板17に当接する。つまり、スクライビングホイール40の回転方向に対して、刃先43における第1エッジ角47は、第2エッジ角48よりも下流側に位置している。
図5(b)を参照すると、図5(a)に比してスクライビングホイール140の刃142には対称形状の溝146が形成されている。従ってエッジ角の角度は同じ角度であり、溝146が深くなれば、または溝146の幅を狭くすれば、角度は直角に近づいてくる。スクライビングホイール140が矢印Fの方向に回転すると、エッジ角の角度が直角に近いため、刃先143に欠損149が生じ易くなり、また、磨耗し易くなる。
このように、刃先43と溝46が図5(a)のように非対称な形状で連続している場合、溝146が対称な形状で連続している図5(b)の場合と比較して、刃42の形状が変化し難く、脆性材料基板17を分断する性能の変化が抑制される。
次に、スクライビングホイール40の製造方法について説明する。まず、ダイヤモンド粒子、添加剤、結合材を混合し、ダイヤモンドが熱力学的に安定となる高温及び超高圧下において、これら混合物を焼結させる。これにより焼結ダイヤモンドが製造される。この焼結時において、超高圧発生装置の金型内の圧力は5.0〜8.0GPaの範囲であり、金型内の温度は1500〜1900℃の範囲である。
続いて、製造された焼結ダイヤモンドから所望の半径となる円板が切り取られる。そして、この円板の周縁部において、両面側それぞれを削ることで断面V字状の刃42が形成される。
次に、溝46の加工を行う。加工方法としてはレーザ加工や砥石による加工等を用いることができる。本実施形態では砥石により加工を行っており、図面を用いて説明する。
まず、図6(a)には、円板状の砥石51を有する研削ユニット50によりスクライビングホイール140の刃先143に対称形状の溝146を形成する概念図が示されている。円板状の砥石51は矢印Kの方向に回転する。先ず、スクライビングホイール140を矢印Jの方向に一定の角度だけ回転させる。次いで、矢印V方向に砥石51の先端がスクライビングホイール140の中心軸の真上から当接するようにしてスクライビングホイール140の刃先稜線から一定距離(深さ)まで砥石51を押し下げて溝146を形成する。
一つの溝146を形成するごとに、砥石51を退避させる。そして、スクライビングホイール140を所定のピッチに相当する回転角だけ回転させた後、再び砥石51を当接させることで、次の溝146が形成される。この工程を、スクライビングホイール140を矢印Jの方向に一定の角度ずつ回転させながら繰り返すことで、図5(b)のように対称形状の溝146と刃先143とが一定間隔で連続するように加工することができる。
一方、図6(b)には、研削ユニット50により、本実施形態のように溝46と稜線部43aとで形成される第1エッジ角47の角度αが、溝46と稜線部43aとで形成される第2エッジ角48の角度βよりも大きくなるように、刃先43と非対称な形状の溝46が一定間隔で連続する(図3(c)参照)ように加工する概念図が示されている。
図6(a)の場合と比較して、図6(b)の場合には砥石51の先端を、スクライビングホイール40の中心軸から一定の距離Qだけオフセットさせて加工する点が異なる。なお、一定の距離Qだけオフセットする場合に、スクライビングホイール40を距離Qだけ移動させても、研削ユニット50を距離Qだけ移動させても構わない。
円板状の砥石51は矢印Kの方向に回転する。先ず、スクライビングホイール40を矢印Jの方向に一定の角度だけ回転させる。次いで、砥石51の先端をスクライビングホイール40の中心軸から距離Qだけオフセットして矢印V方向から砥石をスクライビングホイール40の刃先に当接させ、スクライビングホイール40の刃先稜線から一定距離(深さ)まで砥石51を押し下げて溝46を形成する。
一つの溝46を形成するごとに、砥石51を退避させる。そして、スクライビングホイール40を所定のピッチに相当する回転角だけ回転させた後、再び砥石51を当接させることで、次の溝46が形成される。この工程を、スクライビングホイール40を矢印Jの方向に一定の角度ずつ回転させながら繰り返すことで、図5(a)のように、刃先43と非対称形状の溝46が一定間隔で連続するように加工することができる。
特に、本実施形態のような製造工程であれば、砥石51をスクライビングホイール40の中心軸から一定の距離Qだけオフセットさせて加工するだけなので、溝が対称形状のスクライビングホイールを製造する場合と比べても、製造工程に大きな変更を加える必要がない。したがって、簡単に非対称形状の溝46が形成されたスクライビングホイール40を製造することができる。なお、砥石による非対称形状の溝46の加工方法としては、図5(b)とは異なり、研削ユニット50を一定角度だけ回転させて固定しておく等の方法でも構わない。
また、他の実施形態として、レーザ加工により形成した溝についても説明する。図7には、刃先に非対称形状の溝46aをレーザ加工により形成したスクライビングホイール40aの概念を示す部分拡大図が示されている。この溝46aは、スクライビングホイール40aの側面方向から刃先に向けて、レーザ加工機からのレーザを照射し、溝46aと刃先43aとで形成される第1エッジ角47aの角度αが、溝46aと刃先43aとで形成される第2エッジ角48aの角度βよりも大きくなるように、また、刃先43aと溝46aとが交互に連続するように鋸歯状に形成されている。このようなレーザ加工によれば、第1エッジ角47aや第2エッジ角48aの角度を簡単に変更することができる。
なお、溝46、46aの形状が非対称の略U字状である場合、鋸歯状の形状である場合を用いて説明したが、これに限らず、非対称の台形状など種々の形状としてもよい。
また、本実施形態においては、スクライビングホイール40をピン33とホルダー24とともにユニット化しホルダーユニット30を構成している。スクライビングホイール40をホルダーユニット30として取り扱うことで、非対称の溝46を備えるスクライビングホイール40の交換において、取り付け方向の間違えを防ぐことができる。つまり、スクライビングホイール40は、非対称の溝46を備えており、スクライビングの際に刃先43の第1エッジ角47が第2エッジ角48より先に脆性材料基板17へ接触するように用いなければならない。通常、このスクライビングホイール40は、小型の部品であり、形成された溝を肉眼で観察することも不可能であるため、スクライビングホイール40を交換する際、溝46の形状を確認するのが難しく、取り付け方向を間違えてしまうおそれがある。しかしながら、スクライビングホイール40をユニット化しておくことで、ホルダーユニット30ごと交換を行えばよいため、取り付け方向の間違えを簡単に防止することができる。
また、本実施形態においては、スクライブ装置10として、スクライブヘッド21を移動させためのガイド22やブリッジ19が設けられていたり、脆性材料基板17が載置されるテーブル16を回転させる移動台11が備わっていたりするものを示したが、このようなスクライブ装置10に限定されるものではない。例えば、ホルダー24が取り付けられたスクライブヘッド21をユーザーが握れるようにするために、スクライブヘッド21の一部形状が柄の形状をしており、ユーザーがこの柄を持って移動させることで脆性材料基板17の分断を行うような、いわゆる手動式のスクライブ装置であっても適用可能である。
10 スクライブ装置
11 移動台
12a,12b 案内レール
13 ボールネジ
14 モータ
15 モータ
16 テーブル
17 脆性材料基板
18 カメラ
19 ブリッジ
20a 支柱
20b 支柱
21 スクライブヘッド
22 ガイド
23 ホルダージョイント
23a 回転軸部
23b ジョイント部
24 ホルダー
25a,25b ベアリング
25c スペーサ
26 開口
27 マグネット
28 平行ピン
29a 平坦部
29b 平坦部
30 ホルダーユニット
31 保持溝
32 ピン孔
33 ピン
34 取付部
34a 傾斜部
34b 平坦部
40、40a、140 スクライビングホイール
41 本体部
42、42a、142 刃
43、43a、143 刃先
44 溝部
45 貫通孔
46、46a、146 溝
47、47a 第1エッジ角
48、48a 第2エッジ角
149 欠損
50 研削ユニット
51 砥石
Q オフセット量
50 研削ユニット
51 砥石

Claims (8)

  1. 刃先となる稜線部と溝とが交互に形成されているスクライビングホイールであって、
    前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなっていることを特徴とするスクライビングホイール。
  2. 前記第1エッジ角の角度は110°〜150°であり、前記第2エッジ角の角度は前記第1エッジ角の角度より20°〜50°小さいことを特徴とする請求項1に記載のスクライビングホイール。
  3. 前記溝の深さが8.0μm以上であることを特徴とする請求項1に記載のスクライビングホイール。
  4. 刃先となる稜線部と溝とが交互に形成されているスクライビングホイールと、
    前記スクライビングホイールを回転自在に保持するピンと、
    前記スクライビングホイールを配置しておく保持溝を形成する一対の支持部を含み、前記一対の支持部に前記ピンを配置しておくピン孔が設けられたホルダーと、からなるホルダーユニットであって、
    前記スクライビングホイールは、前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなっていることを特徴とするホルダーユニット。
  5. 脆性材料基板を載置する台と、
    刃先となる稜線部と溝とが交互に形成されているスクライビングホイールと、前記スクライビングホイールを回転自在に保持するピンと、前記スクライビングホイールを配置しておく保持溝を形成する一対の支持部を含み、前記一対の支持部に前記ピンを配置しておくピン孔が設けられたホルダーと、からなるホルダーユニットと、
    前記ホルダーユニットを装着するジョイント部と回転軸部とを有するホルダージョイントと、
    前記回転軸を回転可能に保持することで、前記脆性材料基板のスクライブを行う際に、前記スクライビングホイールの回転方向が常に一定となるように前記ホルダージョイントを保持するスクライブヘッドと、
    を備えるスクライブ装置であって、
    前記ホルダーユニットの前記スクライビングホイールは、前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなっており、
    前記第1エッジ角は、前記スクライビングホイールの回転方向における下流側であることを特徴とするスクライブ装置。
  6. 刃先となる稜線部と溝とが交互に形成されているスクライビングホイールを用いた脆性材料基板のスクライブ方法であって、
    前記スクライビングホイールは、前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなっており、
    前記稜線部の前記第1エッジ角側が、前記第2エッジ角側よりも先に前記脆性材料基板と接触するように、前記スクライビングホイールを回転させることを特徴とするスクライブ方法。
  7. 刃先となる稜線部と、溝が交互に形成されているスクライビングホイールの製造方法であって、
    円板状の基板に対して前記溝を形成する工程で、前記稜線部と隣接する一方側の前記溝との間で形成される第1エッジ角の角度が、該稜線部と隣接する他方側の前記溝との間で形成される第2エッジ角の角度よりも大きくなるように形成していくことを特徴とするスクライビングホイールの製造方法。
  8. 前記溝を形成する工程は、円板状の砥石の円周部を、前記円板状の基材の中心部から外れた方向に向けて接触させる工程であることを特徴とする請求項7に記載のスクライビングホイールの製造方法。
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