JP2014188260A - 繰出容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】繰出容器10は、内筒部21、および内筒部21に相対的に回転可能に外装され、内筒部21から容器軸O方向に沿った一方側に向けて延在する外筒部22を有する容器本体11と、容器本体11内に、外筒部22との相対的な回転が規制された状態で、内筒部21に対して相対的に回転可能に配設され、内筒部21に対する外筒部22の回転に伴って容器軸O方向に進退する保持部材14と、を備え、保持部材14には、外筒部22内に位置する内容物を、容器軸O方向に沿った他方側から保持する本体部31と、本体部31から他方側に向けて突出し、内筒部21内に挿入された突出部32と、が備えられ、突出部32は、周方向に複数配置された突出片33により、内部に中空部Sが設けられた筒状に形成され、突出部32の外周面には、内筒部21の内周面に形成された雌ねじ部23に螺合する雄ねじ部35が形成されている。
【選択図】図1
Description
この繰出容器では、容器周胴を環状係合部に対して相対的に回転させたときに、環状係合部と保持部材とが、雄ねじ部と雌ねじ部とを螺合させ合いながら相対的に回転することで、保持部材を容器本体内で容器軸方向に進退させる。
本発明に係る繰出容器は、内筒部、および前記内筒部に相対的に回転可能に外装され、前記内筒部から容器軸方向に沿った一方側に向けて延在する外筒部を有する容器本体と、前記容器本体内に、前記外筒部との相対的な回転が規制された状態で、前記内筒部に対して相対的に回転可能に配設され、前記内筒部に対する前記外筒部の回転に伴って容器軸方向に進退する保持部材と、を備え、前記保持部材には、前記外筒部内に位置する内容物を、容器軸方向に沿った他方側から保持する本体部と、前記本体部から前記他方側に向けて突出し、前記内筒部内に挿入された突出部と、が備えられた繰出容器であって、前記突出部は、周方向に複数配置された突出片により、内部に中空部が設けられた筒状に形成され、前記突出部の外周面には、前記内筒部の内周面に形成された雌ねじ部に螺合する雄ねじ部が形成されていることを特徴とする。
この繰出容器によれば、雄ねじ部と雌ねじ部との圧接力を、螺旋方向の位置によらず同等に維持することができるので、外筒部を内筒部に対して相対的に回転させるときに加える必要がある回転力の大きさが、保持部材の容器軸方向の位置によってばらつくのを抑えることができる。したがって、外筒部と内筒部とを相対的に円滑に回転させることが可能になり、操作性を向上させることができる。
この繰出容器10には、例えば化粧料(口紅、リップクリームもしくはスティックアイシャドーなど)、薬剤または糊が棒状に形成されてなる棒状体などが収容される。
図1に示すように、繰出容器10は、容器本体11と、操作部材12と、オーバーキャップ13と、保持部材14と、を備えている。
以下では、前記共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿ったオーバーキャップ13側を前側(一方側)といい、容器軸O方向に沿った操作部材12側を後側(他方側)といい、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
内筒部21は、容器軸O方向の両側に向けて開口している。内筒部21には、雌ねじ部23と、フランジ部24、25と、が設けられている。雌ねじ部23は、内筒部21の内周面に形成され、内筒部21の前端部に限定して配設されている。雌ねじ部23のねじ山23aは、内筒部21の内周面から突設されていて、雌ねじ部23のねじ谷23bは、内筒部21の内周面により構成されている。
保持部材14は、容器本体11内に、外筒部22との相対的な回転が規制された状態で、内筒部21に対して相対的に回転可能に配設されている。保持部材14は、内筒部21に対する外筒部22の回転に伴って容器軸O方向に進退する。保持部材14は、前側の本体部31と、後側の突出部32と、を備えている。
複数の突出片33それぞれの各後端部は、連結部34を介して互いに連結されている。連結部34は、この突出部32の後端部を構成していて、操作部材12の底壁部により後方から支持されている。連結部34の第1方向Xの大きさは、前側から後側に向かうに従い漸次、小さくなっている。
この繰出容器10の使用に際しては、オーバーキャップ13を離脱させた後、操作部材12と、容器本体11の外筒部22と、を各別に把持してこれらを周方向に相対的に回転させる。このとき、操作部材12からの回転力は、第2規制機構30を介して内筒部21に伝達される。一方、外筒部22からの回転力は、図2に示すような前記挿通孔28の第1辺部28aが、図3に示すような突出片33において周方向を向く側面に当接して、突出部32に伝達される。
例えば、保持部材14は前記実施形態に示したものに限られず、図6から図14に示すような、第1変形例から第5変形例に係る各構成であってもよい。
この保持部材40では、突出片33が、中空部Sを狭めつつ径方向の内側に変形するときに、第1凸部42および第2凸部43それぞれを第1方向Xに狭めるように、弾性部材41が弾性変形する。
この保持部材50では、突出片33が、中空部Sを狭めつつ径方向の内側に変形するときに、弾性部材41の中央部を第1方向Xに狭めるように、弾性部材41が弾性変形する。
この保持部材60では、突出片33が、中空部Sを狭めつつ径方向の内側に変形するときに、弾性部材41の中央部がなす角度を小さくするように、弾性部材41が弾性変形する。
この保持部材70では、突出片33が、中空部Sを狭めつつ径方向の内側に変形するときに、第1曲線部44および第2曲線部45それぞれを第1方向Xに狭めるように、弾性部材41が弾性変形する。
この保持部材80では、突出片33が、中空部Sを狭めつつ径方向の内側に変形するときに、弾性部材41が、第1方向Xに圧縮させられながら弾性変形する。
例えば、オーバーキャップを収容筒に、相対的な回転を規制した状態で外装し、オーバーキャップの頂壁部に、この頂壁部を容器軸方向に貫通する押出孔を形成し、オーバーキャップを介して外筒部を内筒部に対して回転させることで、オーバーキャップを装着させた状態で進退部材を進退させ、高粘性を具備する内容物を、オーバーキャップの頂壁部に押し当てて押出孔からこの繰出容器の外部に押し出してもよい。
この場合、例えば、内容物を頂壁部に押し当てたときに、内容物が、保持部材の本体部の内部から前記連通孔を通して本体部の外部に漏出するのを防ぐため、連通孔が閉塞された(連通孔が設けられていない)構成を採用することができる。さらに例えば、内容物が、本体部の外周面と収容部の内周面との間を通して容器本体内で前側から後側に向けて漏出するのを防ぐため、本体部が収容部内に、容器軸方向に摺動可能にかつ液密に嵌合された構成を採用することもできる。
さらに前記実施形態では、突出片33は、周方向に2つ設けられているものとしたが、これに限られず、3つ以上設けられていてもよい。
11 容器本体
14、40、50、60、70、80 保持部材
21 内筒部
22 外筒部
23 雌ねじ部
31 本体部
32 突出部
33 突出片
34 連結部
35 雄ねじ部
41 弾性部材
O 容器軸
S 中空部
Claims (3)
- 内筒部、および前記内筒部に相対的に回転可能に外装され、前記内筒部から容器軸方向に沿った一方側に向けて延在する外筒部を有する容器本体と、
前記容器本体内に、前記外筒部との相対的な回転が規制された状態で、前記内筒部に対して相対的に回転可能に配設され、前記内筒部に対する前記外筒部の回転に伴って容器軸方向に進退する保持部材と、を備え、
前記保持部材には、前記外筒部内に位置する内容物を、容器軸方向に沿った他方側から保持する本体部と、前記本体部から前記他方側に向けて突出し、前記内筒部内に挿入された突出部と、が備えられた繰出容器であって、
前記突出部は、周方向に複数配置された突出片により、内部に中空部が設けられた筒状に形成され、
前記突出部の外周面には、前記内筒部の内周面に形成された雌ねじ部に螺合する雄ねじ部が形成されていることを特徴とする繰出容器。 - 請求項1記載の繰出容器であって、
複数の前記突出片それぞれにおいて前記他方側に位置する各端部は、連結部を介して互いに連結されていることを特徴とする繰出容器。 - 請求項1または2に記載の繰出容器であって、
前記中空部には、径方向に弾性変形可能な弾性部材が配設されていることを特徴とする繰出容器。
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