JP2014186988A - コンセント装置 - Google Patents

コンセント装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014186988A
JP2014186988A JP2013063119A JP2013063119A JP2014186988A JP 2014186988 A JP2014186988 A JP 2014186988A JP 2013063119 A JP2013063119 A JP 2013063119A JP 2013063119 A JP2013063119 A JP 2013063119A JP 2014186988 A JP2014186988 A JP 2014186988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
connection
outlet
blade receiving
outlet device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013063119A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6108090B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Fukui
清 福井
Shiori Fujiyoshi
枝折 藤好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jimbo Electric Co Ltd
Original Assignee
Jimbo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jimbo Electric Co Ltd filed Critical Jimbo Electric Co Ltd
Priority to JP2013063119A priority Critical patent/JP6108090B2/ja
Publication of JP2014186988A publication Critical patent/JP2014186988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6108090B2 publication Critical patent/JP6108090B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】 予めコンセント本体内に電流トランスを設置しておかなくとも、電流監視装置等で監視する場合には、必要に応じて、後から簡易に電流トランスを設置でき、しかも電流値の監視の必要が無くなれば、簡易に取り外すことができるようにしたコンセント装置を提供すること。
【解決手段】 各差込口に対向してそれぞれ配設された少なくとも二極の刃受端子は、それぞれ同じ極の刃受端子が接続導体で電気的に接続されるとともに、当該接続導体を介して前記接続コードと電気的に接続され、少なくとも何れかの接続導体には、本体の正面及び側面の少なくとも何れかの面からループ状に突出した電流計測部が形成されている。かかる電流計測部は、樹脂等で形成されたカバー部材により覆われているコンセント装置とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の電源プラグの差込口を本体に備えるコンセント装置に関し、着脱自在な電流検出部品を使用して、コンセント装置に接続された電気器具の負荷電流値を測定できるようにしたコンセント装置に関する。
従来では、コンセント装置に接続された機器に流れる電流が設定値を越えたことをユーザーに知らせるコンセント装置も提案されていた。例えば本願出願人も、特許文献1(特開2007−287511号公報)において、コンセント装置に接続された全ての電気機器に流れる負荷電流を監視する電流監視手段とを備え、この電流監視手段は、前記コンセント装置に接続された全ての電気機器に流れる負荷電流を検出する検出部と、検出した負荷電流値を表示する表示部とを備え、前記検出部はコンセント本体側に設けられると共に、前記表示部は表示ケース体内に搭載されたコンセント装置を提案している。
また、負荷に流れる電流を計測するものとして、一般的にクランプ電流計が知られていた。例えば、特許文献2(実用新案登録第3046007号公報)で提案されているクランプ電流計は、クランプ開閉レバーによりクランプを開き、このクランプ内に収納されたカレントトランスフォーマーを対象電路に挟み込むことにより、電流値表示部に検出された電流値が表示されるようになっており、測定器として使用するものであった。
更に、上記クランプ電流計での計測に適したテーブルタップも提案されていた。例えば、特許文献3(特開2003−17192号公報)では、稼働中の良好機器の電源切り離すことなく電気絶縁不良機器探査を行うべく、テーブルタップの差込口、個々の設置極から漏電測定線を引き出したテーブルタップであった。
そして本願出願人は、特許文献4(特開2009−158161号公報)において、複数系統に分岐したそれぞれの接続導体に、あらかじめ設定した値以上の電流を流さないようにする過電流保護装置を設け、前記複数設けた差込口と前記外部の供給電源に接続される接続コードとをそれぞれ異なる定格としたコンセント装置を提案した。また、かかるコンセント装置では、コンセント本体の上面に、別体として電流計測装置を取り付け、コンセント本体及び電流計測装置と別体として電流表示装置を設け、電流表示装置に表示された電流値を確認することで、該コンセント本体に接続してある電気使用機械器具の使用電流量を知ることを提案した。
特開2007−287511号公報 実用新案登録第3046007号公報 特開2003−17192号公報 特開2009−158161号公報
上記特許文献1によれば、コンセント装置に接続された電気器具の負荷電流値を量的に明確に把握することが可能である。しかし電流監視手段における検出部はコンセント本体側に設けられることから、当該電流監視装置自体を任意に取り外すことが困難であった。また前記特許文献4では、本体に設けた複数の差込口に対向してそれぞれ配設された刃受端子を、複数系統に区分けして管理し、且つ区分けした複数系統ごとに過電流保護装置や電流計測装置を設けることが提案されている。しかしながら、電流計測表示装置または前記電流計測装置を構成する電流トランスは、分岐したそれぞれの接続導体の外周に装着されることから、コンセント本体の中に電流トランスを設置しなければならなかった。
そこで本発明では、予めコンセント本体内に電流トランスを設置しておかなくとも、電流監視装置等で監視する場合には、必要に応じて、後から簡易に電流トランスを設置でき、しかも電流値の監視の必要が無くなれば、簡易に取り外すことができるようにしたコンセント装置を提供することを第1の課題とする。
また、前記特許文献2で提案されているようなクランプ電流計を使用して、前記特許文献3に示されたテーブルタップの漏電測定線を測定することによっても、個々の差込口に接続された機器における電流を監視することは可能である。しかしながら、各差込口単位でしか電流を監視することはできず、また漏電測定線に対して、クランプ電流計を継続的に設置するのは困難なものとなっていた。そこで本発明は、必要に応じて電流監視装置等に測定値を提供するための電流トランスを取り付けることが可能でありながらも、設置後においては継続的に電流を監視できるようにしたコンセント装置を提供することを第2の課題とする。
上記課題の少なくとも何れかを解決するべく、本発明では少なくとも何れかの刃受端子と電気的に接続された接続導体の設置構造に工夫をすることにより、簡易に電流計測部品を設置できるようにしたコンセント装置を提供する。
即ち本発明では、電気使用機械器具の電源プラグが差し込まれる差込口を複数備えた本体と、前記各差込口と対向してそれぞれ本体内に配設された少なくとも二極の刃受端子と、当該刃受端子と同じ数の極を有し外部の供給電源に接続される接続コードとを備え、前記各差込口に対向してそれぞれ配設された少なくとも二極の刃受端子は、それぞれ同じ極の刃受端子が接続導体で電気的に接続されるとともに、当該接続導体を介して前記接続コードと電気的に接続され、前記少なくとも何れかの接続導体には、本体の正面及び側面の少なくとも何れかの面からループ状に突出した電流計測部が形成されているコンセント装置を提供する。
上述のように、刃受端子と接続コードとを電気的に接続する接続導体の一部をループ状に形成して、これを本体の正面または側面の何れかから突出させて電流計測部を形成する。これにより、当該電流計測部をクランプ電流計の他、電流トランスを内装する電流検出機械器具で計測することができ、当該接続導体と電気的に接続された刃受端子が対抗する差込口に接続された電気使用機械器具における負荷電流値を測定することができる。
前記ループ状に突出した電流計測部が形成される接続導線は、これが電圧側導線、接地側導線、アース用導線で構成される場合には、電圧側導線又は接地側導線の何れか1つであってよく、中でも電圧側導線に形成するのが望ましい。当該接続導線や接続した電気使用機械寄付等の何れかで、正確に電流値を計測できるようにするためである。
特に当該電流計測部は、本発明においては本体における差込口が形成された正面または側面に形成されていることから、背面を壁や構造物に接した状態で設置するコンセントであっても、困難なく電流検出機械器具を取り付けることができる。例えば、複数台のコンピュータ(端末電気使用機械器具群)を収納するラック(筐体)100に設置する場合であっても、コンセント本体の背面をラックの内壁面などに接した状態で設けても、コンセントに接続された電気使用機械器具の負荷電流値を計測することができる。
また、かかる本発明のコンセント装置では、接続導体の一部をループ状に本体外に引き出すだけであることから、予め電流トランスを本体内に設置する必要がなく、負荷電流値を計測しない場合であっても部品の無駄をなくすことができる。また電流トランスを本体内の接続導体に案内するための開口などを形成する必要もないことから、望ましくは当該接続導体の本体からの引き出し領域の密閉性を確保しておけば、本体内に塵埃が入り込むおそれを減じることができる。
そして上述した本発明にかかるコンセント装置では、前記電流計測部は、樹脂等からなるカバー部材で覆われており、当該カバー部材は、少なくとも電流トランスを内装するクランプ状の部材を保持できる開口を有することが望ましい。負荷電流の計測・監視を、一時的ではなく継続的に行う事ができるようにするためである。またカバー部材で電流計測部を覆うことにより、本体内に対する塵埃の侵入をより確実に阻止することができる。そしてカバー部を樹脂などの硬質材料で形成することにより、電流トランスを内装するクランプ状の部材(後述する「電流検出部品」)を長期にわたって設置しておくことができる。更に、当該クランプ状の部材を設置しない場合、即ち接続導体に流れる電流値を計測しない場合であっても、当該電流計測部はカバー部材によって保護されていることから、切断、その他の問題を回避することができる。
また、前記カバー部材は、本体に装着されてループ状の電流計測部の下側に存在する下カバーと、前記電流計測部の上側に存在し、下カバーに被さって、当該電流計測部が存在する中空部を形成する上カバーとで構成することができる。このように形成すれば接続導体が下カバー部の上を通るようにループ状に引き出し、そして引き出した接続導体の上方を覆うように上カバーを設けることにより、接続導体の切断や接続などの加工の手間を無くして電流計測部を形成することができる。
上記本発明にかかるコンセント装置は、更に前記した同じ極の刃受端子を電気的に接続する接続導体のうち少なくとも一つは複数系統に分岐して構成することもできる。この場合において、分岐した系統ごとに前記ループ状に突出した電流計測部を形成することができる。前記接続導体のうち少なくとも一つを複数に分岐して構成することで、当該分岐点よりも先をそれぞれ別系統のコンセント領域として管理することが可能となる。また、分岐した系統ごと(各接続導体ごと)にループ状に突出した電流計測部を形成すれば、それぞれの系統ごとに電流値を測定することができる。
また前記接続導体に、あらかじめ設定した値以上の電流を流さないようにする過電流保護装置を設けることもできる。分岐した各接続導体に過電流保護装置を設けることで、いずれかの接続導体に設定値を超える過電流が流れてしまう事態を防止することができる。また、当該過電流保護装置に隣接して前記ループ状に突出した電流計測部を設けることもできる。この場合には、過電流保護装置により監視を行った上で、更に電流計測部による電流値の監視を行う事ができる。その結果、当該接続導体の電流値の監視を過電流保護装置及び電流計測部に設置した電流トランスを内装するクランプ状の部材(後述する「電流検出部品」)の両方によって行う事ができる。よって、何れかが正常に動作しない場合であっても、確実に電流値を監視でき、安定して電流を供給することができる。かかる過電流保護装置や電流計測部は、前記の様に接続導体のうち少なくとも一つを複数系統に分岐して構成した場合には、分岐された接続導体ごとに設けることが望ましい。各系統における電流値を監視する為である。
そして前記ループ状に突出した電流計測部に対しては、電流検出部品を設置してコンセント装置とすることもできる。かかる電流検出部品としては、電流トランスを内装すると共にクランプ状の接続部を備え、更に当該電流トランスで取得した信号を出力する信号線を備えたものを使用することができる。かかる信号線は、例えば別途設置された電源監視装置やコンピュータなどに接続することができ、これにより各コンセント装置、更に接続導体のうち少なくとも一つを複数系統に分岐して構成した場合には、分岐された接続導体ごとに電流値を集中管理することができる。
前記本体は、押出成形で形成された上ケース体と下ケース体とを組み合わせることにより角筒状に形成するとともに、複数の差込口が所定間隔をおいて並べて配置し、当該差込口が並ぶ間の所定位置には、ラックや壁などに固定する際に使用する固定用ネジをガイドするガイド筒を配置した構成とすることができる。
上記本発明にかかるコンセント装置では、少なくとも何れかの刃受端子と電気的に接続する接続導体を、本体からループ状に突出させて電流計測部を形成していることから、予め本体内に電流トランスを設置しなくとも、必要に応じて、後から電流トランスを当該電流計測部に設置することで、当該接続導体に流れる電流を計測することができる。そしてこの電流トランスの測定値の信号を外部の電流監視装置やコンピュータなどに送ることで、当該接続導体に流れる電流値を監視することができる。即ち、電流トランスを、後からでも任意に設置できるようにしたコンセント装置を提供することができる。
また、当該電流計測部を硬質のカバー部材で覆うことにより、当該電流計測部(何れかの接続導体の一部)を流れる電流値を計測するための電流トランスを、継続的に設置することができる。よって、本発明により、必要に応じて電流監視装置等に測定値を提供するための電流トランスを取り付けることが可能でありながらも、設置後においては継続的に電流を監視できるようにしたコンセント装置を提供することができる。
コンセント装置の外観を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図 実施形態に係るコンセント装置の内部構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)は要部側面図、(C)はC-C線断面図、(D)はD-D線断面図 コンセント装置の内部回路図 電流計測部の形成工程を示す要部断面図であり、(A)正面図、(B)底面図 過電流保護装置カバーを示す(A)正面図、(B)B−B矢視断面図、(C)底面図、(D)D−D矢視断面図 下カバーを示す、(A)正面図、(B)右底面図、(C)底面図、(D)D−D矢視断面図である。 上カバーを示す、(A)正面図、(B)左側面図、(C)右側面図、(D)底面図、(E)E−E矢視断面図、(F)F−F矢視断面図である。 (A)電流トランスを内装するクランプ状部品を設置した状態の底面図、(B)クランプ部品を示す略図、クランプを開いた状態を示す略図 本実施形態に係るコンセント装置の使用例を示す斜視図 本実施の形態にかかるコンセント装置を適用した電流集中管理システムを示すブロック図
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1乃至図3を参照して、本発明の実施形態に係るコンセント装置の全体構造を説明する。図1は、同装置の外観を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。図2は、実施形態に係るコンセント装置の内部構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)は要部側面図、(C)はC-C線断面図、(D)はD-D線断面図であり、図3は内部回路図である。
本実施形態のコンセント装置は、図1に示すように、長尺形状のコンセント本体10を備えている。このコンセント本体10には、上面に電気使用機器の電源プラグが差し込まれる差込口12が複数(図1では8個)形成されている。コンセント本体10の内部で、これら各差込口12と対向する位置には、刃受端子11a、11b、11cが配設してある(図2(C)参照)。
また、コンセント本体10は、上ケース体13と下ケース体14とを上下に組み合わせて角筒状に形成した形状となっている。このコンセント本体10は、一端の開口部がエンドキャップで塞がれ、他端に形成した開口部15から接続コード(図示せず)が内部へ引き込まれる(図2(a)参照)。引き込まれる接続コードの先端には、接続プラグが設けてあり、この接続プラグを外部の供給電源に接続する構成である。具体的には、接続コードは、分電盤から電気使用機械器具に至る低圧屋内電路に設けられたブレーカと電気的に繋げられる。
コンセント本体10の上ケース体13は、アルミやアルミ合金を押し出し成形して下方が開口した断面略コ字状に形成したものである。この上ケース体13の上面は、後述する差込口カバー部材17(図2(C)参照)のボス部17aと係合するボス部挿通口16が所定間隔毎に8個形成されている。また、上ケース体13の上面には、両端部側にそれぞれ一箇所と、ボス部挿通口16が並ぶ中間部分の一箇所(すなわちボス部挿通口16を4個づつに分ける位置)に長孔18が設けられている。
この上ケース体13の内には、絶縁性を有する樹脂製の差込口カバー部材17が備えられる(図2(C)参照)。この差込口カバー部材17には、上ケース体13のボス部挿通口16に対向する位置に、方形状に膨出したボス部17aが8個設けられており、各ボス部の上面には差込口12が形成されている。コンセント本体10を組み立てる際は、これらのボス部17aが上ケース体13の各ボス部挿通口16に挿入され、上ケース体13からやや突き出ることになる。これにより差込口12は、コンセント本体10の組立後に、その上面から露出するようになる。
図2(C)に示すように、ボス部17aに形成される各差込口12は、電圧側の刃受端子11aを内部に備える電圧側極孔12aと、接地側の刃受端子11bを内部に備える接地側極孔12bと、アースに接続する刃受端子11cを内部に備えるアース用極孔12cの3極によって構成される。この差込口12は、上ケース体13の上面において所定間隔で配置されるとともに、ちょうど中央部分にある長孔18を間に介して、4個づつに分けて形成されている(以下、図1の右側にある4個の差込口12を右側差込口群R、左側にある4個の差込口12を左側差込口群Lと称する)。
なお、本実施形態のコンセント装置は、差込口12をアース用の極が付属した3極構造としているが、これに限定されないことは勿論であり、例えば、差込口は2極構造であってもよく、また各極孔の形状も図1に示す形状以外を適用することができる。
一方、下ケース体14は、上記上ケース体13と同様にアルミやアルミ合金を押し出し成形で形成したものである。この下ケース体14には、上ケース体13の長孔18に対向する位置に同形状の長孔18が形成されており、上ケース体13と下ケース体14を組み合わせた際に両長孔18が貫通したガイド筒19を形成する。このガイド筒19は、固定用のネジ等を用いて挿入することで、ラックや壁面などに設置・固定することができるようになっている。
図2(C)に示すように、コンセント本体10の下ケース体14には、コンセント装置の電気配線を案内する支持台21が備えられている。支持台21は、絶縁性を有する樹脂によって形成され、この支持台21に各種の部品が組み込まれている。
刃受端子は、銅などの導電性を有する帯板状の連結板23に形成される。具体的には、電圧側連結板23aに電圧側刃受端子11a、接地側連結板23bに接地側刃受端子11b、アース用連結板23cにアース用刃受端子11cが、それぞれ形成されている。各連結板23は、下ケース体14に備えられた支持台21に収容されるようにセットすることで、各刃受端子11a、11b、11cを差込口カバー部材17のボス部17aに形成した差込口12の各極孔12a、12b、12cに対応する位置にそれぞれ配置することができる。
本実施形態のコンセント装置では、電圧側連結板23a、接地側連結板23b、及びアース用連結板23cを、右側差込口群Rと左側差込口群Lとで二系統に分割して下ケース体14に配置している。そして図3に示す様に、電圧側連結板23a及び接地側連結板23bに対しては、同じ接続部から延伸する導線22a、22bが電気的に接続されている。アース用連結板23cについては、接続部と導線22cで電気的に接続された右側差込口群Rのアース用連結板23cと左側差込口群Lのアース用連結板23cとを導線で電気的に接続している。これにより、コンセント本体10の右側差込口群Rと左側差込口群Lに対応して、電圧側連結板23a、接地側連結板23b及びアース用連結板23cを二系統に分割して下ケース体14に配置している。
また、コンセント本体10の接続コードが導入される開口部15側の下ケース体14には、接続コードの電源側接続線、接地側接続線、アース用接続線を端子にねじ止めする接続部24が形成されている。これら各接続線が接続される端子の他端には、電圧側導線22a、接地側導線22b、アース用導線22cが同じようにねじ止めされており、これにより各接続線と各導線22a、22b、22c(接続導体)が電気的に接続される。
接続部24から延びる各導線22a、22b、22cは、支持台21に配置された各連結板23a、23b、23cの端部に圧着カシメ等によって連結される。また接続部24から延びる電圧側導線22a及び接地側導線22bは、二系統に分岐しており、それぞれの刃受端子に連結されている。したがって、各左右の電圧側導線22a及び接地側導線22bには、電圧側導線22a及び接地側導線22bの分岐にしたがって電流が分流され、コンセント本体10の右側差込口群Rと左側差込口群Lとが別系統のコンセントとして管理することが可能となる。
本実施形態のコンセント装置は、上述したとおり差込口が複数系統に分岐した全体構造を有している。そして、当該コンセント装置には、分岐した各電圧側導線22aRと22aLに、あらかじめ設定した値以上の電流を流さないようにする過電流保護装置がそれぞれ設けられる。
ここで、各電圧側導線22aRと22aLが繋がる右側差込口群Rと左側差込口群Lは、外部の供給電源に繋がる接続コードとは異なる定格に設定してある。例えば、接続コードの定格電流を30Aとした場合、右側差込口群R及び左側差込口群Lの定格電流をそれぞれ15Aに設定し、各差込口群R、Lの定格電流の総和が接続コードの定格電流を越えないように調整してある。
さらに、各電圧側導線22aRと22aLに設けられる過電流保護装置も、右側差込口群R及び左側差込口群Lの定格に合わせて、それぞれ15Aを越える過電流を遮断する構成となっている。換言すれば、各電圧側導線22aRと22aLに設けられる過電流保護装置の定格は、接続コードが繋がるブレーカの定格を、差込口の分岐系統数で除した値に設定してある。
過電流保護装置30は、コンセント本体10内において、分岐した各電圧側導線22aRと22aLのそれぞれに挿入されている。これら過電流保護装置30は、入力部31と出力部32とを備えている。各電圧側導線22aRと22aLは中間でそれぞれ切断し、切断端の一方(接続部24に近い側)が入力部31へ、他方が出力部32へ接続される。過電流保護装置30は、各電圧側導線22aRと22aLに定格を越える過電流が流れようとした場合、その過電流を遮断する機能を有している。
なお、上述した全体構造では、差込口をR、Lの2系統に分岐したが、これに限らず、3系統以上に分岐することもできる。また前記過電流保護装置30は、各接地側導線22bRと22bLに設けることもできる。
そして本実施の形態にかかるコンセント装置では、上記の様に過電流保護装置30の出力部32へ接続した電圧側導線22aRと22aLは、図2(B)に示す様に、ループ状に形成されて、これがコンセント本体の上面から突出するように引き出されている。即ち、上ケースの上面は、過電流保護装置が存在する領域が矩形に開口しており、この開口には、図4に示す様に過電流保護装置カバー50(図5参照)が設けられる。そしてこの過電流保護装置カバー50には、コンセント本体の厚さ方向に門型に突出する下カバー(図6参照)が設けられ、前記ループ状に引き出された電圧側導線22aRと22aL(電流計測部)は、この下カバーの外面に沿うように配線される。そして下カバーの外側を覆うように、上カバー(図7参照)を設け、これにより前記電圧側導線22aRと22aLを下カバーと上カバーにより形成された領域内に収容し、且つ下カバーと上カバーで形成されたカバー部材により覆うことになる。
図5は本実施の形態にかかる過電流保護装置カバー50を示す(A)正面図、(B)B−B矢視断面図、(C)底面図、(D)D−D矢視断面図である。この図に示す様に、本実施の形態における過電流保護装置カバー50は、コンセント本体の上カバーに嵌め込まれる爪51が背面側に設けられ、正面側には略「H」字状の開口56が形成されている。この「H」字状の開口56からは、電圧側導線22aRと22aLをループ状にして引き出し、引き出した電圧側導線22aRと22aLを、上下の凹み部分58を通る様に設置する。この「H」字状の開口56の上下方向から開口側に延在するフランジ部分54には、図5(D)に示す様に「Γ」字状に突出した爪部52が形成されている。この爪部52には、後述する下カバーの下端に形成された「L」字状の爪部64が嵌合することになる。また左側の傾斜した面の下方には、当該過電流保護装置カバー50内に収容した過電流保護装置(例えば「ブレーカ」)で回路を遮断後に復帰するためのスイッチ32を操作する孔部58が形成されている。
図6は電圧側導線22aRと22aLをフープ状に引き出して形成した電流計測部を支持する下カバー60を示す、(A)正面図、(B)右底面図、(C)底面図、(D)D−D矢視断面図である。この図に示す様に、当該下カバー60は、前記過電流保護装置カバー50のフランジ部分54に形成された「Γ」字状に突出する爪部52に係合する「L」字状の爪部64が下端に形成された門型であって、正面は当該電流計測部を受容するように湾曲形状に窪んだ面62として形成されている。よって、かかる形状に形成された下カバー62は、ループ状に引き出されている前記電流計測部の内面を覆うことができる。
図7は前記下カバー60を覆って、且つ電流計測部をカバーする上カバー70を示す、(A)正面図、(B)左側面図、(C)右側面図、(D)底面図、(E)E−E矢視断面図、(F)F−F矢視断面図である。この上カバー70は、前記下カバーの正面に被さるドーム状部分72と、前記下カバー60の立ち上がり部分と整合する内壁とを備え、前記下カバー60に被さった状態において、電流計測部を覆うことができる。そして、この上カバー70は、前記過電流保護装置カバー50に対して、ボルト等により螺着して固定し、これにより過電流保護装置カバー50、下カバー60、上カバー70を一体化することができる。
上記の様に、上カバー60と下カバー70からなるカバー部材で、電流計測部を覆うことにより、当該電流計測部は、単に電圧側導線22aRと22aLが剥き出しになった状態ではなく、一定の硬さを有するアーム状となる。そこで、本実施の形態では、カバー部材において電流計測部を収容するアーム状部分に対しては、図8に示す様に、電流トランスを内装するクランプ状部品90を設置することで、当該電流計測部を流れる電流値を計測することができる。そして、この計測結果は、信号線92を介して、例えば外部の電力監視装置やコンピュータなどに送信することにより、利用者は当該コンセント装置に接続されている電気使用機械器具の負荷電流値を知ることができる。
また、この実施の形態にかかるコンセント装置では、当該電流値を計測するための電流トランスを予め設置しておく必要がなく、必要に応じて、簡易に設置することができるのであるから、不使用部品の設置を回避することができる。
図9は、本発明の実施形態に係るコンセント装置の使用例を示す斜視図である。本実施形態のコンセント装置は、例えば、複数台のコンピュータ(端末電気使用機械器具群)をラック(筐体)100に収納した構成のサーバシステム(電気使用機械器具)に適用することができる。すなわち、コンセント本体10をラック100の内部や外部に配設し、コンピュータ(図示せず)の電源プラグを差込口12へ差し込む。このとき、ラック100内のコンピュータを複数系統に区分けしておき、複数系統に分割された差込口群をコンピュータの各系統に割り当てれば、いずれかの系統に過電流が流れても、当該系統のコンピュータのみがダウンするだけで、他の系統のコンピュータは稼働し続けることができ、サーバシステムの安定化を図ることができる。また、各系統ごとの負荷電流値を監視する必要がある場合には、後から電流トランスを内装するクランプ状部品を設置すれば良いことから、構成部品の無駄をなくすことができる。
また、図10は、本発明のコンセント装置を適用した電流集中管理システムを示すブロック図である。図10に示すように、複数のコンセント本体10を用いて、各コンセント本体10の電流量を一括に管理する電流集中管理システムを構築している。この電流集中管理システムは、電気使用機械器具に使用される電流量を集中管理する管理センター200が設置されており、この管理センター200にある管理コンピュータ(集中管理装置)210が、ネットワーク201を通して、各コンセント本体10に接続されている。
このような電流集中管理システムに本発明のコンセント装置を適用するために、前記電流計測部を収容するアーム状部分に対しては、電流トランスを内装するクランプ状部品を設置する。そしてこの電流トランスが取得した信号は、クランプ状部品から延出する信号線202から送り出される。さらに信号線202はネットワーク201を経由して管理コンピュータ210に接続される。
電流集中管理システムの管理コンピュータ210は、データ通信可能な汎用コンピュータを適用している。この管理コンピュータ210は、CPU(中央演算装置)211、メモリ212、入力インタフェース213、モニタ214等が備えられている。また管理コンピュータ210には、電流値を自動的に受信して適宜処理するための管理プログラム215がメモリ212に予め記憶してある。
管理コンピュータ210は、各コンセント本体10から送信されてくる電流値のデータを入力インタフェース213が受信すると、CPU211により起動している管理プログラム215が送信されてきたコンセント本体10を識別して分類する。さらに管理プログラム215は、各コンセント本体10の電流値として一覧表を形成し、モニタ214に表示する。これにより、管理者はコンセント本体10に流れる電流量、すなわち電気使用機械器具に供給されている電流量を一括して確認することができ、システム全体の電源供給の状態を把握することができる。また管理プログラム215は、過電流が生じたコンセント本体10を判別すると、そのコンセント本体10を特定表示して管理者に異常を知らせることができる。
このように、コンセント本体10に流れる電流量を、管理センター200において一括に処理することで、電気使用機械器具に流れる電流量を確実に管理することができる。したがって、大型サーバを多数保持して稼働させているサーバ室にこの電流集中管理システムを構築することで、例えば、コンセント本体10が過電流により破損して一つのサーバの稼働が停止したとしても、管理コンピュータ210がすぐに特定することができるため、サーバ室のメンテナンスの効率化を図ることができる。
10 コンセント本体
11 刃受端子
12 差込口
13 上ケース体
14 下ケース体
15 開口部
16 ボス部挿通口
18 長孔
19 ガイド筒
21 支持台
22 導線
23 連結板
24 接続部
30 過電流保護装置
31 入力部
32 出力部
100 ラック
200 管理センター
201 ネットワーク
202 信号線
210 管理コンピュータ

Claims (6)

  1. 電気使用機械器具の電源プラグが差し込まれる差込口を複数備えた本体と、前記各差込口と対向してそれぞれ本体内に配設された少なくとも二極の刃受端子と、当該刃受端子と同じ数の極を有し外部の供給電源に接続される接続コードとを備え、
    前記各差込口に対向してそれぞれ配設された少なくとも二極の刃受端子は、それぞれ同じ極の刃受端子が接続導体で電気的に接続されるとともに、当該接続導体を介して前記接続コードと電気的に接続され、
    前記少なくとも何れかの接続導体には、本体の正面及び側面の少なくとも何れかの面からループ状に突出した電流計測部が形成されていることを特徴とする、コンセント装置。
  2. 前記電流計測部は、樹脂からなるカバー部材で覆われており、当該カバー部材は、少なくとも電流トランスを内装するクランプを保持できる開口を有する、請求項1に記載のコンセント装置。
  3. 前記カバー部材は、本体に装着されてループ状の電流計測部の下側に存在する下カバーと、前記電流計測部の上側に存在し、下カバーに被さって、当該電流計測部が存在する中空部を形成する上カバーとからなる、請求項2に記載のコンセント装置。
  4. 前記同じ極の刃受端子を電気的に接続する接続導体のうち少なくとも一つは複数系統に分岐して構成されており、
    分岐した系統ごとに前記ループ状に突出した電流計測部を形成している、請求項1〜3の何れか1項に記載のコンセント装置。
  5. 前記接続導体には、あらかじめ設定した値以上の電流を流さないようにする過電流保護装置を設けており、
    前記ループ状に突出した電流計測部は、当該過電流保護装置に隣接して設けられている、請求項1〜4の何れか1項に記載のコンセント装置。
  6. 電流トランスを内装すると共にクランプ状の接続部を備え、更に当該電流トランスで取得した信号を出力する信号線を備えた電流検出部品を、前記ループ状に突出した電流計測部に設置してなる、請求項1〜5の何れか1項に記載のコンセント装置。
JP2013063119A 2013-03-25 2013-03-25 コンセント装置 Active JP6108090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013063119A JP6108090B2 (ja) 2013-03-25 2013-03-25 コンセント装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013063119A JP6108090B2 (ja) 2013-03-25 2013-03-25 コンセント装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014186988A true JP2014186988A (ja) 2014-10-02
JP6108090B2 JP6108090B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=51834358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013063119A Active JP6108090B2 (ja) 2013-03-25 2013-03-25 コンセント装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6108090B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3046007B2 (ja) * 1998-09-24 2000-05-29 大塚化学株式会社 粘着性シート
JP3173303B2 (ja) * 1994-04-04 2001-06-04 トヨタ自動車株式会社 塗装膜厚分布演算装置
JP2003017192A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Teruo Watanabe 漏電測定線付きのテーブルタップ、電源プラグ及びアダプタ
JP2004361248A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Midori Anzen Co Ltd クランプ型漏れ電流計
JP2008034150A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Matsushita Electric Works Ltd タップ装置
JP2009158161A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Jimbo Electric Co Ltd コンセント装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3173303B2 (ja) * 1994-04-04 2001-06-04 トヨタ自動車株式会社 塗装膜厚分布演算装置
JP3046007B2 (ja) * 1998-09-24 2000-05-29 大塚化学株式会社 粘着性シート
JP2003017192A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Teruo Watanabe 漏電測定線付きのテーブルタップ、電源プラグ及びアダプタ
JP2004361248A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Midori Anzen Co Ltd クランプ型漏れ電流計
JP2008034150A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Matsushita Electric Works Ltd タップ装置
JP2009158161A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Jimbo Electric Co Ltd コンセント装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6108090B2 (ja) 2017-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220021195A1 (en) Fault detection and circuit interrupter devices and systems
US6201187B1 (en) Pre-wired universal junction block
US9425603B2 (en) Bus plug apparatus using multiple interconnected enclosures
KR100674146B1 (ko) 무정전 시공이 가능한 단자대 및 계량기
CN205544088U (zh) 母线系统及其母线槽和插接箱
KR20100063550A (ko) 산업용 분전반용 분기 접속자 키트 및 이를 구비하는 산업용 분전반
KR101239876B1 (ko) 무정전 전력량계 교체용 멀티단자대
US10663530B2 (en) Test switch assembly having an electronic circuit
US20160020584A1 (en) Fusible meter stack apparatus, multi-unit power distribution apparatus, and operational methods
KR200423528Y1 (ko) 무정전 시공이 가능한 단자대 및 계량기
KR101809827B1 (ko) 계측기
KR101434600B1 (ko) 전력량계의 무정전 작업을 위한 멀티단자대
KR101313281B1 (ko) 스플릿 코일을 가진 고정 설치형 계측 장치
KR101200489B1 (ko) 지중 저압 분전함용 일체형 전압 변류기
JP6108090B2 (ja) コンセント装置
US10916927B2 (en) Bridge power module with high-joule in-wall surge protection
JP2007127558A (ja) 接地抵抗測定端子盤
KR20190047177A (ko) 일체형 고정식 단자대 모듈
JP2008288101A (ja) Ct内蔵配線用遮断器
JP5224578B2 (ja) コンセント装置
KR20200037980A (ko) 변류기의 시험용 단자 분리대
JP5444440B2 (ja) コンセント装置
KR101457625B1 (ko) 멀티단자대 일체형 전력량계
KR101302576B1 (ko) 스마트 분전반
AU2012396428B2 (en) Current transformer and load interrupter having such a current transformer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6108090

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250