JP2014185382A - ナノ粒子の分別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの材料から得られた異なる粒径のナノ粒子を分別して捕集することができるナノ粒子の分別装置を提供する。
【解決手段】ナノ粒子分別装置1は、直列的に並べられて互いに隔壁5で仕切られた複数の室9と、蒸発されるべき材料4が配設された生成室2と、前記材料4から生成されたナノ粒子8a〜8cを成膜するための基板7が配設された複数の成膜室3a〜3cと、隣り合う前記複数の室9を互いに連通するために前記隔壁5をそれぞれ貫通して設けられた複数の連通管6と、前記生成室2に連通して冷却ガスを導入するためのガス導入管10と、前記複数の室9のうち、前記生成室2から最も遠い位置に配された室9であり且つ前記成膜室3cである高真空室13に連通して真空引きするための真空配管14とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ナノ粒子の分別装置に関する。
超微粒子膜形成方法及び超微粒子膜形成装置が特許文献1に記載されている。この装置は、材料から蒸気原子を発生させ、これを不活性ガスとともに搬送管を移動させて基板に超微粒子膜を形成するものである。このような粒子膜形成装置及び方法を一般的な表現で換言すると、チャンバを上下に設置して細管でこれらを連通させる。そして、上部チャンバを真空引きして下部チャンバに冷却ガスを流す。そして、蒸発した金属が冷却されるとともに、圧力差により上部チャンバに移動する。そして、上部チャンバの基板に粒子状態で捕集される。冷却ガスは例えばヘリウムやアルゴンガスであり、これを流すことで粒子が移動中の凝集や粒成長を防いでいる。
しかしながら、材料から蒸発した粒子は蒸発時の圧力や冷却力、あるいは蒸発室と捕集室との間の差圧によって生じる粒子の流速で粒子径がほぼ決定されるが、この粒子径にはばらつきが生じている。特許文献1に記載の装置では、これら粒子径にばらつきが生じた状態の粒子を一括して捕集することしかできず、粒径ごとに分別して捕集することができなかった。
特開2000-297361号公報
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、一つの材料から得られた異なる粒径のナノ粒子を分別して捕集することができるナノ粒子の分別装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明では、直列的に並べられて互いに隔壁で仕切られた複数の室と、蒸発されるべき材料が配設され、前記複数の室のうちの一方の端部に配された室である生成室と、前記材料から生成されたナノ粒子を成膜するための基板が配設され、前記複数の室のうちの前記生成室を除く室である複数の成膜室と、隣り合う前記複数の室を互いに連通するために前記隔壁をそれぞれ貫通して設けられた複数の連通管と、前記生成室に連通して冷却ガスを導入するためのガス導入管と、前記複数の室のうち、前記生成室から最も遠い位置に配された室である高真空室に連通して真空引きするための真空配管とを備えたことを特徴とするナノ粒子分別装置を提供する。
好ましくは、前記連通管は同径で形成された直線形状であり、前記複数の連通管は前記高真空室から前記生成室に近づくにつれて内径が大きくなるようにそれぞれ内径が異なっている。
好ましくは、前記複数の成膜室は、前記生成室に近づくにつれて体積が大きくなっている。
好ましくは、前記複数の成膜室は、前記複数の成膜室の温度を前記生成室に近づくにつれて上げるための温度調整器を有する。
好ましくは、隣り合う前記複数の連通管は、互いに軸線がずれて配設されている。
本発明によれば、高真空室を真空引きするため、隔壁で仕切られた複数の成膜室には圧力差、すなわち高真空室から生成室までの複数の室にて徐々に圧力が高くなるような圧力差が生じる。したがって、粒径が大きい、すなわち重い粒子は圧力が高い高真空室から遠い部屋にとどまる。逆に最も粒径が小さい、すなわち軽い粒子が圧力が低い高真空室まで到達する。このため、一つの材料から得られた異なる粒径のナノ粒子を分別して捕集することができる。このとき、高真空室から生成室に近づくにつれて内径が大きくなるように連通管を配置することで、効率よく複数の成膜室に圧力差を設けることができる。あるいは、生成室に近づくにつれて成膜室の体積を大きくすることで、効率よく複数の成膜室に圧力差を設けることができる。あるいは、成膜室の温度を生成室に近づくにつれて下げるような温度調整器を用いることで、効率よく複数の成膜室に圧力差を設けることができる。また、隣り合う連通管の軸線をずらすことで、効率よくナノ粒子を捕集することができる。
本発明に係る粒子分別装置の概略図である。 本発明に係る別の粒子分別装置の概略図である。 本発明に係るさらに別の粒子分別装置の概略図である。
図1に示すように、本発明に係るナノ粒子分別装置1は、直列的に並べられた複数の室9を備えている。これらの室9は互いに隔壁5で仕切られている。これら複数の室9のうち、一方の端部に配されている室9は生成室2として形成されている。この生成室2には、蒸発されるべき材料4が配設されている。図で示す実施例では、コイル状に巻回された金属線を材料4として示している。金属線を材料4とした場合は、例えばマグネシウムやニッケル、あるいはこれらの合金を用いることができる。材料4としては、金属の他に樹脂や酸化物を用いることができる。樹脂を材料4とした場合は、例えばナイロン系樹脂やポリビニルピロリドン(PVP)、ポリエチレンオキシド(PEO)等を用いることができる。
生成室2には、さらにヒータ15が配設されている。このヒータ15は、材料4を加熱するためのものである。ヒータ15としては、るつぼやプラズマ発生装置等を用いることができる。材料4をヒータ15で加熱することにより、材料4は蒸発してナノ粒子8a〜8cを生成する。さらに、生成室2はガス導入管10を介して外部と連通し、このガス導入管10からヘリウムやアルゴンガス等の冷却ガスが導入される(図1の矢印A方向)。この冷却ガスの導入により、ナノ粒子同士が衝突して粒径が大きくなること(粒成長)を防止している。
上述した複数の室9のうち、生成室2を除く全ての室9は成膜室3a〜3cとして形成されている。これら成膜室3a〜3cのそれぞれには基板7が配設されている。材料4から生成したナノ粒子8a〜8cは、この基板7に捕集されることによって成膜する。生成室2から最も遠い位置に配された室9(成膜室3c)は高真空室13として形成されている。すなわち、高真空室13は室9であり成膜室3cである。高真空室13は真空配管14を介して外部と連通し、この真空配管14を介して高真空室13は例えば排気ファン等で真空引きされる(図1の矢印B方向)。
ここで、生成室2及び成膜室3a〜3c、即ち全ての室9を仕切る隔壁5には連通管6が貫通して設けられている。したがって、隣り合う室9同士は全て連通管6にて互いに連通している。上述したように、高真空室13を真空引きすると、この高真空室13に連通する他の成膜室3a、3bや生成室2も真空引きされる。これらの室9全ては連通管6のみで連通しているので、各室9には圧力差が生じる。この圧力差により生成室2で生成されたナノ粒子8a〜8cは素早く連通管6を通って隣接する成膜室3aに流入する。
このような圧力差を効率よく生じさせるため、図1の実施例では連通管6として、それぞれ内径が異なるものを用いている。連通管6単体としては、全て内径が同径で形成された直線形状である。しかしそれぞれの連通管6は高真空室13から生成室2に近づくにつれて内径が大きくなるように配設されている。すなわち、図1のように室9が4つの場合、それぞれの隔壁5を貫通する連通管6として内径が異なる3本の連通管11a〜11cを用意し、高真空室13から生成室2に近づくにつれて内径が大きくなるように、最も内径が小さい連通管11aから最も内径が大きい11cの順に配設する(高真空室13から生成室2に向けて連通管11a、11b、11cの順に配設する)。これにより、高真空室13から生成室2に近づくにつれて各室9は低真空となり、生成室2の真空度合いが最も低くなる。
以上のような構成により、異なる粒径のナノ粒子を分別して捕集することが可能となる。まずは生成室2に材料(図1の例では金属線)4を配し、冷却ガス(ヘリウム又はアルゴンガスを含む冷却ガス)をガス導入管10から生成室2内に導入する。冷却ガスの導入とともに、ヒータ15を作動させて材料4を加熱する。このとき、高真空室13に連通する真空配管14を介して真空引きが行われる。そして、材料4を蒸発させることによりナノ粒子8a〜8cが得られる。発生するナノ粒子は全て同径ではないので、図1の例ではその大きさを3種類に分けて符号8a〜8cとして説明する。このように、気相環境にてナノ粒子8a〜8cを生成するので、材料4が例えばマグネシウム等の酸化されやすい金属である場合であっても、不要な酸化を防止できる。
発生したナノ粒子8a〜8cは、冷却ガスの導入によりほぼそのままの粒径で高真空室13からの真空引きにより連通管11c(6)を通って隣接する成膜室3aに移動する。この生成室2と隣り合う成膜室3aは、さらに高真空室13からの真空引きの影響があるが、最も大きい粒径群であるナノ粒子8cはその重量のため連通管11bを通って次に隣接する成膜室3bに移動することができない。したがってこの生成室2に隣接する成膜室3aではナノ粒子8cのみがとどまり、これより径の小さいナノ粒子8a、8bのみがさらに隣の成膜室3bに移動できる。成膜室3aにとどまったナノ粒子8cは成膜室3a内に配設された基板7に成膜される。これにより、ほぼ同じ粒径を有するナノ粒子8cのみを成膜室3aに配された基板7に成膜して捕集することができる。
成膜室3bには、上述したようにナノ粒子8a及び8bが移動する。この成膜室3bは、さらに高真空室13(成膜室3c)からの真空引きの影響があるが、ナノ粒子8bはその粒径の大きさのため重量の影響を受けて連通管11aを通って高真空室13に移動することができない。したがって成膜室3bにはナノ粒子8bのみがとどまることになり、これより径の小さいナノ粒子8aのみが高真空室13に移動する。成膜室3bにとどまったナノ粒子8bは成膜室3b内に配された基板7に成膜される。これにより、ほぼ同じ粒径を有するナノ粒子8bのみを成膜室3bに配された基板7に成膜して捕集することができる。
高真空室13には、最も小さい粒径群であるナノ粒子8aのみが到達する。そして、高真空室13内に配された基板7にこれらナノ粒子8aは成膜される。これにより、ほぼ同じ粒径を有するナノ粒子8aのみを高真空室13に配された基板7に成膜して捕集することができる。
以上説明したように、ナノ粒子分別装置1では、高真空室13を真空引きするため、隔壁5で仕切られた複数の成膜室3a〜3cには圧力差、すなわち高真空室13から生成室2までの複数の室9にて徐々に圧力が高くなるような圧力差が生じる。したがって、粒径が大きい、すなわち重い粒子8cは圧力が高い高真空室13から遠い部屋にとどまる。逆に最も粒径が小さい、すなわち軽い粒子8aが圧力が低い高真空室13まで到達する。このため、一つの材料から得られた異なる粒径のナノ粒子8a〜8bを分別して捕集することができる。このとき、高真空室13から生成室2に近づくにつれて内径が大きくなるように連通管11a〜11cを配置することで、効率よく複数の成膜室3a〜3cに圧力差を設けることができる。なお、図1に示すように各隔壁5に配設された複数の連通管11a〜11cはその軸線がずれて配設されている。これにより、連通管11a〜11cの真上に基板7を配することができるので、ナノ粒子8a〜8cを効率よく捕集することができる。各基板7に十分にナノ粒子8a〜8cが成膜されたら、基板7を交換して新たに成膜を行う。
上述したように、成膜室3a〜3cに異なる圧力差を生じさせれば、効率よく粒径ごとに分別してナノ粒子8a〜8cを成膜して捕集することができる。そのために、図1で示すような径の異なる連通管11a〜11cを用いてもよい。図1の例では、各成膜室3a〜3cの体積が同一であったため、径が異なる連通管11a〜11cを用いて各成膜室3a〜3cに圧力差を生じさせていた。他の手段として、図2に示すように、各成膜室3a〜3cの体積を異ならせて圧力差を生じさせてもよい。この場合、各成膜室3a〜3cを連通させる連通管6の内径は同一でよい。高真空室13となる成膜室3cの体積を最も小さくし、生成室2に近づくにつれて成膜室3b、成膜室3aの順にその体積を大きくすることで、効率よく複数の成膜室3a〜3cに圧力差を設けることができる。このような装置構成によって、上述したのと同様の方法でナノ粒子8a〜8cを発生させれば粒径ごとにナノ粒子8a〜8cを分別して捕集することができる。
各成膜室3a〜3cに圧力差を生じさせるさらに他の手段として、図3に示すように、成膜室3a及び3bにヒータ12を配してもよい。この場合、各成膜室3a〜3cの体積は同一とし、連通管6の内径も全て同径とする。そして、ヒータ12により各成膜室3a〜3cの温度を生成室2に近づくにつれて上げるように設定する。すなわち、高真空室13(成膜室3c)の温度を最も低くし、この成膜室3cから順に隣り合う成膜室の温度を上昇させ、成膜室3aの温度を最も高くなるように設定する。したがって、図3の例では、成膜室3cの温度が最も低くてよいので、ヒータ12は設置していない。このように各成膜室3a〜3cに温度差を設けても、効率よく複数の成膜室3a〜3cに圧力差を設けることができる。このような装置構成によって、上述したのと同様の方法でナノ粒子8a〜8cを発生させれば粒径ごとにナノ粒子8a〜8cを分別して捕集することができる。なお、ヒータ12の代わりに、冷却ガス送風機を必要に応じて成膜室3a〜3cに設け(成膜室3aに設けない構成も可能である)、上記と同様の温度調整を行ってもよい。すなわち、各成膜室3a〜3cの体積が同一で連通管6の内径が同一の場合は、各成膜室3a〜3cの温度を異ならせるような温度調整器を設けることで、各成膜室3a〜3cに圧力差を設けることができる。
なお、上述した図1から図3の例の構成を組み合わせて各成膜室3a〜3cに圧力差を設けてもよい。
1:ナノ粒子分別装置、2:生成室、3:成膜室、4:材料、5:隔壁、6:連通管、7:基板、8a〜8c:ナノ粒子、9:室、10:ガス導入管、11a〜11c:連通管、12:ヒータ(温度調整器)、13:高真空室、14:真空配管、15:ヒータ

Claims (5)

  1. 直列的に並べられて互いに隔壁で仕切られた複数の室と、
    蒸発されるべき材料が配設され、前記複数の室のうちの一方の端部に配された室である生成室と、
    前記材料から生成されたナノ粒子を成膜するための基板が配設され、前記複数の室のうちの前記生成室を除く室である複数の成膜室と、
    隣り合う前記複数の室を互いに連通するために前記隔壁をそれぞれ貫通して設けられた複数の連通管と、
    前記生成室に連通して冷却ガスを導入するためのガス導入管と、
    前記複数の室のうち、前記生成室から最も遠い位置に配された室である高真空室に連通して真空引きするための真空配管とを備えたことを特徴とするナノ粒子分別装置。
  2. 前記連通管は同径で形成された直線形状であり、前記複数の連通管は前記高真空室から前記生成室に近づくにつれて内径が大きくなるようにそれぞれ内径が異なっていることを特徴とする請求項1に記載のナノ粒子分別装置。
  3. 前記複数の成膜室は、前記生成室に近づくにつれて体積が大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載のナノ粒子分別装置。
  4. 前記複数の成膜室は、前記複数の成膜室の温度を前記生成室に近づくにつれて上げるための温度調整器を有することを特徴とする請求項1に記載のナノ粒子分別装置。
  5. 隣り合う前記複数の連通管は、互いに軸線がずれて配設されていることを特徴とする請求項1に記載のナノ粒子分別装置。
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