JP2014184927A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ周方向においてカーカスパスを変化させることなく、ユニフォミティに関する性能を改善した空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】車両装着内側及び外側の少なくとも一方において、リムプロテクトバーのタイヤ幅方向最外点よりもタイヤ径方向外側に、タイヤプロファイルラインを基準に上記タイヤプロファイルラインに垂直な方向に突出する凸部が形成されている。凸部の頂点のタイヤ周方向位置は、接地端線と、周方向位置が上記凸部のタイヤ周方向位置に対応するラグ溝であって上記接地端線に最も近いラグ溝、の中心線と、が交差する位置を基準に、タイヤ周方向の両側10[mm]の位置である。
【選択図】図3

Description

本発明は、ユニフォミティに関する性能を改善した空気入りタイヤに関する。
従来、ユニフォミティに関する性能を改善した空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された空気入りタイヤでは、複数種類のピッチエレメントを周方向に配列したトレッドパターンを有することを前提に、サイドウォール成形面における最長ピッチ領域の成形面を、最短ピッチ領域の成形面に比して、タイヤ成形内腔側に突出させ、サイドウォール部において、最長ピッチエレメント下のカーカスコードパスを、最短ピッチエレメント下のカーカスコードパスよりも小さくしている。
特許第3996390号公報
特許文献1に開示された技術では、タイヤ周方向において、カーカスコードパスを変化させているため、内圧充填時に、タイヤ全周においてカーカスの張力が均一とならず、その結果、ユニフォミティに関する性能を高いレベルで発揮できるか不明である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、特に、タイヤ周方向においてカーカスパスを変化させることなく、ユニフォミティに関する性能を改善した、空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明に係る空気入りタイヤは、リムプロテクトバーを有するとともに、ピッチ配列を採用したトレッドパターンを有する空気入りタイヤである。車両装着内側及び外側の少なくとも一方において、上記リムプロテクトバーのタイヤ幅方向最外点よりもタイヤ径方向外側に、タイヤプロファイルラインを基準に上記タイヤプロファイルラインに垂直な方向に突出する凸部が形成されている。上記凸部の頂点のタイヤ周方向位置は、接地端線と、周方向位置が上記凸部のタイヤ周方向位置に対応するラグ溝であって上記接地端線に最も近いラグ溝の中心線と、が交差する位置を基準に、タイヤ周方向の両側10[mm]の位置である。
本発明に係る空気入りタイヤでは、リムプロテクトバーのタイヤ幅方向最外点よりもタイヤ径方向外側に凸部を形成することを前提に、上記凸部の頂点位置について改良を加えている。その結果、本発明に係る空気入りタイヤによれば、特に、ユニフォミティに関する性能が改善される。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤの一例を示す、部分斜視図である。 図2は、図1のA−A´線に沿う、タイヤ子午断面のうち、ビード部周辺領域を示す図である。 図3は、図1に示す空気入りタイヤの、ラグ溝と凸部とのタイヤ周方向における位置関係を示す説明図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤの一例を示す、部分斜視図である。 図5は、図4のB−B´線に沿う、タイヤ子午断面のうち、ビード部周辺領域を示す図である。 図6は、図1に示す空気入りタイヤのビードフィラと凸部とのタイヤ径方向における位置関係の好適例を示す説明図である。 図7は、図4に示す空気入りタイヤのビードフィラと、凸部及び凹部とのタイヤ径方向における位置関係の好適例を示す説明図である。
以下に、本発明に係る空気入りタイヤの実施の形態(以下に示す、基本形態及び付加的形態1から4)を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施の形態は、本発明を限定するものではない。また、上記実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。さらに、上記実施の形態に含まれる各種形態は、当業者が自明の範囲内で任意に組み合わせることができる。
[基本形態]
以下に、本発明に係る空気入りタイヤについて、その基本形態を説明する。以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤの回転軸と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、上記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。さらに、タイヤ幅方向とは、上記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CL(タイヤ赤道線)に向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。なお、タイヤ赤道面CLとは、空気入りタイヤの回転軸に直交するとともに、空気入りタイヤのタイヤ幅の中心を通る平面である。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤの一例を示す、部分斜視図である。同図に示す空気入りタイヤ1は、ビード部10と、ビード部10のタイヤ径方向外側に連なるサイドウォール部20と、サイドウォール部20のタイヤ径方向に連なるトレッド部30とを備える。そして、これらの部分10、20、30が一体となってタイヤ周方向に延在し、全体としてトロイド状をなしている。
空気入りタイヤ1には、図1に示すように、ビード部10とサイドウォール部20との境界付近に、タイヤ幅方向外側にせり出すとともにタイヤ周方向に連続的に延在するリムプロテクトバーRBが形成されている。リムプロテクトバーRBは、空気入りタイヤ1を正規リム(図示せず)に装着して正規内圧を付与したタイヤ転動時に、正規リムを保護するとともに、空気入りタイヤ1の特にサイドウォール部20を保護するための構成部材である。
ここで、「正規リム」とは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、又はETRTOで規定する「Measuring Rim」を意味する。また、「正規内圧」とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、又はETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」を意味する。
次に、空気入りタイヤ1のトレッド部30には、図1に示すように、タイヤ周方向に延在する4本の周方向主溝32(32a、32b、32c、32d)と、タイヤ赤道面CL上に位置して周方向主溝32よりも幅狭の周方向細溝34とが配設されている。また、トレッド部30には、周方向主溝32aからタイヤ幅方向内側に周方向主溝32bを超えて曲線状に延在する複数の傾斜溝36aと、周方向主溝32dからタイヤ幅方向内側に周方向主溝32cを超えて曲線状に延在する複数の傾斜溝36bとが、これら傾斜溝36a、36bのタイヤ幅方向内側の延長線が略一致するように、配設されている。
さらに、トレッド部30には、図1に示すように、周方向主溝32aのタイヤ幅方向外側に位置し、略タイヤ幅方向に延在する複数のラグ溝38aと、周方向主溝32dのタイヤ幅方向外側に位置し、略タイヤ幅方向に延在する複数のラグ38bとが、これらラグ溝38a、38bのタイヤ幅方向内側の延長線が略一致するように、配設されている。加えて、トレッド部30には、図1に示すように、ラグ溝38bのタイヤ幅方向最外部からタイヤ周方向の一方側に延在して陸部内で終端する複数の周方向溝40が配設されている。なお、図1には、ラグ溝38bに連通する周方向溝40についてのみ図示しているが、本実施の形態においては、ラグ溝38aに連通する周方向溝についても、同様に存在する。
このように、空気入りタイヤ1のトレッド部30には、タイヤ周方向に延在する溝32、34、40と、タイヤ周方向に対して傾斜して延在する溝36a、36bと、略タイヤ幅方向に延在するラグ溝38a、38bとが配設されており、これらにより、所定のトレッドパターンが形成されている。本実施の形態におけるトレッドパターンは、ピッチ配列を採用したものであるが、当該ピッチ配列は特に限定されない。例えば、隣り合うラグ溝38a、38a間のピッチや隣り合うラグ溝38b、38b間のピッチを、タイヤ周方向において局所的に不均一とすることで、特定のピッチ配列とすることができる。
図2は、図1のA−A´線に沿う、タイヤ子午断面のうち、ビード部周辺領域を示す図である。図2に示すように、空気入りタイヤ1には、ビードコア42と、ビードコア42の周りにタイヤ幅方向内側から外側に向かって巻き付けられ、タイヤ幅方向に積層された2層44a、44bからなるカーカスプライ44と、ビードコア42とカーカスプライ44とによって区画形成された領域に配設されたビードフィラ46と、カーカスプライ44の巻上部(ビードコア42よりもタイヤ幅方向外側の部分)の一部を覆って、カーカスプライ44のタイヤ幅方向外側に密着して配置された補強層48とが形成されている。
このような前提の下、本実施の形態の空気入りタイヤにおいては、車両装着内側及び外側の少なくとも一方、図1に示す例では車両装着両側において、図2に示すリムプロテクトバーRBのタイヤ幅方向最外点P1よりもタイヤ径方向外側に、タイヤプロファイルラインL1を基準にタイヤプロファイルラインL1に垂直な方向に突出する凸部C1が形成されている。なお、タイヤ子午断面視において、タイヤプロファイルラインL1が、凸部C1の少なくとも一部の領域において曲線である場合には、凸部C1のタイヤ径方向領域全体における、タイヤプロファイルラインL1のタイヤ径方向最外位置とタイヤ径方向最内位置とを結んだ線を、本実施の形態におけるタイヤプロファイルラインとする。
ここで、本実施の形態において、凸部の形成位置が車両装着内側及び車両装着外側の少なくとも一方であることについて、車両装着方向が指定されている空気入りタイヤについては、上記文言通りに解釈するものとする。これに対し、車両装着方向が指定されていない空気入りタイヤについては、車両装着内側と車両装着外側との両側に凸部が形成されているものとする。従って、本実施の形態においては、空気入りタイヤのタイプとして、車両装着方向が指定されていないタイプを積極的に排除することは意図されていない。なお、図1に示す例は、車両装着方向が指定されていない空気入りタイヤであるが、暫定的に、車両装着外側と車両装着内側とを明記している。
図3は、図1に示す空気入りタイヤの、ラグ溝38bと凸部C1とのタイヤ周方向における位置関係を示す説明図である。図3において、一点鎖線L2よりも上側には、図1に示すトレッド部30のラグ溝38b付近の領域が示されており、一点鎖線L2よりも下側には、図2のタイヤプロファイルラインL1を基準とした凸部C1の突出状態が示されている。
図3に示すように、接地端線Eと、周方向位置が凸部C1のタイヤ周方向位置に対応し、接地端線Eに最も近いラグ溝38b、の中心線L3と、が交差する位置P2を規定する。この場合、本実施の形態の空気入りタイヤにおいては、位置P2と、凸部C1の頂点の位置P3との間のタイヤ周方向距離Xが、10[mm]以内となっている。
ここで、接地端線Eとは、空気入りタイヤ1を正規リム(図示せず)に装着して正規内圧を付与し、負荷能力の75%の荷重で垂直に接地させた際の、タイヤ接地面のタイヤ幅方向最外位置を通る線を意味する。また、周方向位置が凸部C1のタイヤ周方向位置に対応するラグ溝38bとは、タイヤ周方向に複数配設されたラグ溝38bのうち、そのタイヤ周方向位置が凸部C1のタイヤ周方向位置に最も近いラグ溝38bをいう。さらに、接地端線Eに最も近いラグ溝38bとは、タイヤ幅方向に少なくともラグ溝38bが形成されている状況下で、そのタイヤ幅方向位置が接地端線Eのタイヤ幅方向位置に最も近いラグ溝38bをいう。
なお、位置P3は位置P2に対してタイヤ周方向のいずれの側にあってもよい。また、凸部C1の表面に、タイヤプロファイルラインL1からの距離が最も大きい点(頂点)が複数存在する場合には、中心線L3からのタイヤ周方向距離が最も短い点を本実施の形態の頂点とする。
(作用等)
一般に、タイヤ周方向におけるピッチ配列を採用した空気入りタイヤにおいては、当該ピッチ配列を採用しない空気入りタイヤと比べて、タイヤ周方向におけるユニフォミティに関する性能が劣化する。具体的には、ピッチ配列を採用したことでタイヤ周方向において重量が不均一となった場合には、いわゆるフォースバリエーション(荷重変動)が発生し、例えば、タイヤの上下力の変動(Radial Force Variation:RFV)が大きくなる。
また、図1に示すサイドウォール部20とトレッド部30との境界領域(通常、ショルダー部と称される領域)の重量を変化させた場合には、ショルダー部以外の領域の重量を変化させた場合と比較して、ユニフォミティに関する性能(上下力の変動(RFV)等)への影響が大きい。しかしながら、上記の境界領域は、他の領域と比較して、タイヤ幅方向の寸法を変化させても、タイヤ径方向剛性の変化が小さい。
これらの事実に鑑み、本実施の形態に係る空気入りタイヤにおいては、図1、2に示すように、車両装着内側及び外側の少なくとも一方において、リムプロテクトバーRBのタイヤ幅方向最外点P1よりもタイヤ径方向外側(サイドウォール部からショルダー部)に、タイヤプロファイルラインL1を基準にタイヤプロファイルラインL1に垂直な方向に突出する凸部C1を形成している。また、本実施の形態においては、特に、図3に示すように、凸部C1の最も突出する頂点のタイヤ周方向位置P3と、接地端Eの近傍において最も窪むラグ溝38bのタイヤ周方向位置P2との距離を10[mm]以内としている。
これにより、まず、これらのタイヤ周方向位置P3、P2を近づけることで、タイヤ周方向における、ラグ溝38bによる重量減少分を、凸部C1による重量増加分により効率的に相殺することができる。その上で、タイヤ周方向位置P3、P2を単に合わせるのではなく、タイヤ周方向位置P3、P2間の距離を0[mm]から10[mm]までの範囲で変動させることで、ラグ溝38bのタイヤ周方向間隔や溝幅を不均一としたピッチ配列によって生じたタイヤ周方向における重量に関する不均一状態を、より均一な状態に近づけることができる。その結果、ユニフォミティに関する性能、例えば、上下力の変動(RFV)を改善することができる。
以上に示すように、本実施の形態に係る空気入りタイヤは、特に、リムプロテクトバーのタイヤ幅方向最外点よりもタイヤ径方向外側に凸部を形成することを前提に、上記凸部の頂点位置について改良を加えている。その結果、本発明に係る空気入りタイヤによれば、ユニフォミティに関する性能が改善される。
なお、以上に示す、本実施の形態の空気入りタイヤは、通常の各製造工程、即ち、タイヤ材料の混合工程、タイヤ材料の加工工程、グリーンタイヤの成型工程、加硫工程及び加硫後の検査工程等を経て得られるものである。本実施の形態の空気入りタイヤを製造する場合には、特に、加硫用金型の内壁に、図1から3に示す凸部C1に対応する凹部を形成し、この金型を用いて加硫を行う。
[付加的形態]
次に、本発明に係る空気入りタイヤの上記基本形態に対して、任意選択的に実施可能な、付加的形態1から4を説明する。
(付加的形態1)
図4は、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤの一例を示す、部分斜視図である。また、図5は、図4のB−B´線に沿う、タイヤ子午断面のうち、ビード部周辺領域を示す図である。図4、5に示す空気入りタイヤ1´は、図1に示す空気入りタイヤ1に対して、凸部C1同士間のタイヤ周方向領域に、凹部C2をさらに形成するとともに、凸部C1と凹部C2との関係に限定を加えた空気入りタイヤである。なお、図4、5に示す参照符号のうち図1、2に示す参照符号と同一の符号は、同一の構成部材を示すものである。
基本形態においては、空気入りタイヤが、車両装着内側及び外側の少なくとも一方、図4に示す例では車両装着両側において、図5に示すリムプロテクトバーRBのタイヤ幅方向最外点P1よりもタイヤ径方向外側に、タイヤプロファイルラインL1を基準にタイヤプロファイルラインL1に垂直な方向に窪む凹部C2をさらに有し、凸部C1の表面と凹部C2の表面との間の、タイヤプロファイルラインL1に垂直な方向における寸法差Yが、1[mm]以上3[mm]以下であること(付加的形態1)が好ましい。
なお、タイヤ子午断面視において、タイヤプロファイルラインL1が、凸部C1及び凹部C2の少なくとも一部の領域において曲線である場合には、凸部C1と凹部C2とを含むタイヤ径方向領域全体における、タイヤプロファイルラインL1のタイヤ径方向最外位置とタイヤ径方向最内位置とを結んだ線を、本実施の形態におけるタイヤプロファイルラインとして、上記寸法差Yを決定する。
また、図5に示す例では、凸部C1と凹部C2とのタイヤ径方向位置は重複していないが、本実施の形態はこのような形態に限られず、凸部C1と凹部C2とのタイヤ径方向位置が少なくとも部分的に重複していてもよい。ただし、タイヤ径方向の特定領域において剛性差が多くなる部分を極力抑えるためには、図5に示すように、凹部C2のタイヤ径方向形成位置は、凸部C1のタイヤ径方向形成位置からと重複させないことが好ましい。
凸部C1の表面と凹部C2の表面との間の、タイヤプロファイルラインL1に垂直な方向における寸法差Yを1[mm]以上とすることで、ピッチ配列によって生じたタイヤ周方向における重量に関する不均一状態をさらに均一な状態に近づけることができ、ひいては、ユニフォミティに関する性能、例えば、上下力の変動(RFV)をさらに改善することができる。
また、凸部C1の表面と凹部C2の表面との間の、タイヤプロファイルラインL1に垂直な方向における寸法差Yを3[mm]以下とすることで、凸部C1と凹部C2とを形成したタイヤ径方向領域全体において、局所的に過大な剛性差が生じることを抑制し、上下力の変動(RFV)の増大を抑制することができる。
(付加的形態2)
基本形態及び基本形態に付加的形態1を加えた形態においては、凸部C1のタイヤ周方向寸法と、タイヤプロファイルラインL1を基準としてタイヤプロファイルラインL1に垂直な方向に測定した凸部C1の最大寸法と、の少なくとも一方が、凸部C1に対応するラグ溝38bの溝幅に比例すること(付加的形態2)が好ましい。
ここで、凸部C1のタイヤ周方向寸法とは、凸部C1のタイヤ周方向に測定した最大寸法をいう。また、ラグ溝38bの溝幅とは、ラグ溝38bの延在方向に垂直な方向に測定した最大寸法をいう。なお、ラグ溝38bが直線状でない場合には、ラグ溝28bのタイヤ幅方向最外位置とタイヤ幅方向最内位置とを結んだ線をラグ溝38bの延在方向とする。
凸部C1のタイヤ周方向寸法と、タイヤプロファイルラインL1を基準としてタイヤプロファイルラインL1に垂直な方向に測定した凸部C1の最大寸法と、の少なくとも一方を、凸部C1に対応するラグ溝38bの溝幅に比例させることで、ラグ溝38bによって重量が小さいタイヤ周方向領域について、凸部C1によって重量を増大することとなる。これにより、ピッチ配列によって生じたタイヤ周方向における重量に関する不均一状態をさらに一層均一な状態に近づけることができ、ひいては、ユニフォミティに関する性能、例えば、上下力の変動(RFV)を極めて高いレベルで改善することができる。
(付加的形態3)
図6は、図1に示す空気入りタイヤのビードフィラ46と凸部C1とのタイヤ径方向における位置関係の好適例を示す説明図である。
基本形態及び基本形態に付加的形態2を加えた形態においては、図6に示すように、ビードフィラ46のタイヤ径方向高さH1が、凸部C1のタイヤ径方向領域のタイヤ径方向中心点として規定される、リムプロテクトバーRBのタイヤプロファイル変動中心点、の高さH2よりも、タイヤ断面高さH3の10[%]以上大きいこと(付加的形態3)が好ましい。
ここで、ビードフィラ46のタイヤ径方向高さH1とは、図6に示す空気入りタイヤがリムと接触するタイヤ径方向位置P4からビードフィラ46のタイヤ径方向最外位置までのタイヤ径方向寸法である。また、凸部C1のタイヤ径方向領域のタイヤ径方向中心点として規定される、リムプロテクトバーRBのタイヤプロファイル変動中心点、の高さH2とは、位置P4から凸部C1のタイヤ径方向中心点までのタイヤ径方向寸法である。さらに、タイヤ断面高さH3とは、タイヤの外径とリム径の差の50[%]の寸法である。
一般に、ビードフィラ46のタイヤ径方向最外位置近傍領域はビードフィラ46のタイヤ幅方向寸法厚さが小さいので変形し易い。このため、この領域と、凸部C1がタイヤ周方向に断続的に形成されたタイヤ径方向領域と、が重複した場合には、凸部C1の有無によってタイヤ周方向に厚さが変動するタイヤ径方向領域が結果的に変形し易くなる。これにより、サイドウォール部において優れた剛性が発揮されず、場合によってはユニフォミティに関する性能(上下力の変動(RFV)等)が劣化する。
しかしながら、本実施の形態においては、ビードフィラ46のタイヤ径方向高さH1を、リムプロテクトバーRBのタイヤプロファイル変動中心点高さH2よりも、タイヤ断面高さH3の10[%]以上大きくしている。これにより、ビードフィラ46のタイヤ径方向最外位置近傍領域と、凸部C1がタイヤ周方向に断続的に形成されたタイヤ径方向領域とが重複することを回避することができる。その結果、凸部C1の有無によってタイヤ周方向に厚さが変動するタイヤ径方向領域を変形し難くし、サイドウォール部において優れた剛性を発揮して、ユニフォミティに関する性能をさらに高めることができる。
(付加的形態4)
図7は、図4に示す空気入りタイヤのビードフィラ46と、凸部C1及び凹部C2とのタイヤ径方向における位置関係の好適例を示す説明図である。
基本形態に付加的形態1、2の少なくともいずれかを加えた形態においては、図7に示すように、ビードフィラ46のタイヤ径方向高さH1´が、凸部C1及び凹部C2のタイヤ径方向領域のタイヤ径方向中心点として規定される、リムプロテクトバーRBのタイヤプロファイル変動中心点、の高さH2´よりも、タイヤ断面高さH3の10[%]以上大きいこと(付加的形態4)が好ましい。
ここで、ビードフィラ46のタイヤ径方向高さH1´とは、図7に示す空気入りタイヤがリムと接触するタイヤ径方向位置P4からビードフィラ46のタイヤ径方向最外位置までのタイヤ径方向寸法である。また、凸部C1及び凹部C2のタイヤ径方向領域のタイヤ径方向中心点として規定される、リムプロテクトバーRBのタイヤプロファイル変動中心点、の高さH2´とは、位置P4から凸部C1及び凹部C2のタイヤ径方向中心点までのタイヤ径方向寸法である。
付加的形態4においても、付加的形態3と同様に、ビードフィラ46のタイヤ径方向高さH1´を、リムプロテクトバーRBのタイヤプロファイル変動中心点高さH2´よりも、タイヤ断面高さH3の10[%]以上大きくしている。これにより、ビードフィラ46のタイヤ径方向最外位置近傍領域と、凸部C1及び凹部C2がタイヤ周方向に断続的に形成されたタイヤ径方向領域とが重複することを回避することができる。その結果、凸部C1及び凹部C2の有無によってタイヤ周方向に厚さが変動するタイヤ径方向領域を変形し難くし、サイドウォール部において優れた剛性を発揮して、ユニフォミティに関する性能をさらに高めることができる。
以下に示す各実施例及び従来例の空気入りタイヤは、図1、4のラグ溝38bのタイヤ周方向幅を、タイヤ周方向において、変化させるとともに、ラグ溝38bのタイヤ周方向ピッチを不均一とした空気入りタイヤである。タイヤサイズを195/55R16 87Vとし、図1(図2、図3、図6)に示すタイプ1か、或いは、図4(図5、図7)に示すタイプ2のいずれかのタイプであって、表1に示す諸条件(図1から7に示す、凸部C1の有無、凸部C1の位置P3のラグ溝38bの位置P2に対するタイヤ周方向距離(位置P2と位置P3とのタイヤ周方向距離)、凹部C2の有無、凸部C1の表面と凹部C2の表面との間のタイヤプロファイルラインL1に垂直な方向における寸法差(凸部C1と凹部C2との寸法差)、凸部C1のタイヤ周方向寸法とラグ溝38bの溝幅とが比例関係にあるか否か(凸部C1の周方向寸法とラグ溝38bの溝幅との関係)、タイヤプロファイルラインL1を基準としてタイヤプロファイルラインL1に垂直な方向に測定した凸部C1の最大寸法とラグ溝38bの溝幅とが比例関係にあるか否か(凸部C1の特定方向最大寸法とラグ溝38bの溝幅との関係)、及び、タイヤ断面高さH3に対する、ビードフィラのタイヤ径方向高さH1(H1´)とリムプロテクトバーのタイヤプロファイル変動中心点の高さH2(H2´)との差の割合((H1−H2))/H3×100)、又は、(H1−H2))/H3×100))に従い、実施例1から実施例8の空気入りタイヤを作製した。
なお、表1中、「凸部C1のタイヤ周方向寸法とラグ溝38bの溝幅との関係」において、「比例する」とは、タイヤ周方向において、ラグ溝38bの溝幅が大きい箇所では凸部C1のタイヤ幅方向寸法が大きく、ラグ溝38bの溝幅が小さい箇所では凸部C1のタイヤ幅方向寸法が小さいことを意味する。これに対し、「凸部C1のタイヤ周方向寸法とラグ溝38bの溝幅との関係」において、「比例しない」とは、タイヤ周方向において、ラグ溝38bの溝幅が変化しても、各ラグ溝38bに対応する各凸部C1のタイヤ周方向寸法が全て同一であることを意味する。
同様に、表1中、「凸部C1の特定方向最大寸法とラグ溝38bの溝幅との関係」において、「比例する」とは、タイヤ周方向において、ラグ溝38bの溝幅が大きい箇所ではタイヤプロファイルラインL1を基準としてタイヤプロファイルラインL1に垂直な方向に測定した凸部C1の最大寸法が大きく、ラグ溝38bの溝幅が小さい箇所では上記最大寸法が小さいことを意味する。これに対し、「凸部C1の特定方向最大寸法とラグ溝38bの溝幅との関係」において、「比例しない」とは、タイヤ周方向において、ラグ溝38bの溝幅が変化しても、タイヤプロファイルラインL1を基準としてタイヤプロファイルラインL1に垂直な方向に測定した、各ラグ溝38bに対応する各凸部C1の最大寸法タイヤ周方向寸法が全て同一であることを意味する。
このよう作製した、実施例1から実施例8及び従来例の各試験タイヤを、16x6Jのリムに空気圧200kPaで組み付け、最大負荷能力545(kg)の75%の荷重を付与した状態で、ユニフォミティ試験機を用いて、高速ユニフォミティの測定手法で、上下力の変動(RFV)を測定し、従来例を基準(100)とした指数評価を行った。この評価は、数値が大きいほど、ユニフォミティに関する性能が優れていることを示す。この結果を表1に併記する。
Figure 2014184927
表1によれば、本発明の技術的範囲に属する(リムプロテクトバーのタイヤ幅方向最外点よりもタイヤ径方向外側に凸部を形成することを前提に、上記凸部の頂点位置について改良を加えた)実施例1から実施例8の空気入りタイヤについては、いずれも、本発明の技術的範囲に属しない、従来例の空気入りタイヤよりも、ユニフォミティに関する性能(上下力の変動(RFV))が高いことが判る。
本発明は以下の態様を包含する。
(1)リムプロテクトバーを有するとともに、ピッチ配列を採用したトレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、車両装着内側及び外側の少なくとも一方において、上記リムプロテクトバーのタイヤ幅方向最外点よりもタイヤ径方向外側に、タイヤプロファイルラインを基準に上記タイヤプロファイルラインに垂直な方向に突出する凸部が形成され、上記凸部の頂点のタイヤ周方向位置が、接地端線と、周方向位置が前記凸部のタイヤ周方向位置に対応するラグ溝であって、上記接地端線に最も近いラグ溝、の中心線とが交差する位置を基準にタイヤ周方向の両側10[mm]の位置である空気入りタイヤ。
(2)上記車両装着内側及び外側の少なくとも一方において、上記リムプロテクトバーのタイヤ幅方向最外点よりもタイヤ径方向外側に、タイヤプロファイルラインを基準に上記タイヤプロファイルラインに垂直な方向に窪む凹部をさらに有し、上記凸部表面と上記凹部の表面との間の、タイヤプロファイルラインに垂直な方向における寸法差が、1[mm]以上3[mm]以下である、上記(1)に記載の空気入りタイヤ。
(3)上記凸部のタイヤ周方向寸法と、タイヤプロファイルラインを基準として上記タイヤプロファイルラインに垂直な方向に測定した上記凸部の最大寸法と、の少なくとも一方が、上記凸部に対応する上記ラグ溝の溝幅に比例する、上記(1)又は(2)に記載の空気入りタイヤ。
(4)ビードフィラのタイヤ径方向高さが、上記凸部のタイヤ径方向領域のタイヤ径方向中心点として規定される、上記リムプロテクトバーのタイヤプロファイル変動中心点、の高さよりも、タイヤ断面高さの10[%]以上大きい、上記(1)又は(3)に記載の空気入りタイヤ。
(5)ビードフィラのタイヤ径方向高さが、上記凸部及び上記凹部のタイヤ径方向領域のタイヤ径方向中心点として規定される、上記リムプロテクトバーのタイヤプロファイル変動中心点、の高さよりも、タイヤ断面高さH3の10[%]以上大きい、上記(2)又は(3)に記載の空気入りタイヤ。
1、1´ 空気入りタイヤ
10 ビード部
20 サイドウォール部
30 トレッド部
32、32a、32b、32c、32d 周方向主溝
34 周方向細溝
36a、36b 傾斜溝
38a、38b ラグ溝
40 周方向溝
42 ビードコア
44 カーカスプライ
44a、44b 層
46 ビードフィラ
48 補強層
C1 凸部
C2 凹部
CL タイヤ赤道面
E 接地端線
L1 タイヤプロファイルライン
L2 一点鎖線
L3 ラグ溝38bの中心線
P1 リムプロテクトバーRBのタイヤ幅方向最外点
P2 接地端線Eとラグ溝38bの中心線L3とが交差する位置
P3 凸部C1の頂点の位置
P4 空気入りタイヤがリムと接触するタイヤ径方向位置
RB リムプロテクトバー
X 位置P2と位置P3との間のタイヤ周方向距離
Y 凸部C1の表面と凹部C2の表面との間のタイヤプロファイルラインL1に垂直な方向における寸法差

Claims (5)

  1. リムプロテクトバーを有するとともに、ピッチ配列を採用したトレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、
    車両装着内側及び外側の少なくとも一方において、前記リムプロテクトバーのタイヤ幅方向最外点よりもタイヤ径方向外側に、タイヤプロファイルラインを基準に前記タイヤプロファイルラインに垂直な方向に突出する凸部が形成され、
    前記凸部の頂点のタイヤ周方向位置が、
    接地端線と、
    周方向位置が前記凸部のタイヤ周方向位置に対応するラグ溝であって、前記接地端線に最も近いラグ溝、の中心線と
    が交差する位置を基準にタイヤ周方向の両側10[mm]の位置である
    空気入りタイヤ。
  2. 前記車両装着内側及び外側の少なくとも一方において、前記リムプロテクトバーのタイヤ幅方向最外点よりもタイヤ径方向外側に、タイヤプロファイルラインを基準に前記タイヤプロファイルラインに垂直な方向に窪む凹部をさらに有し、
    前記凸部表面と前記凹部の表面との間の、タイヤプロファイルラインに垂直な方向における寸法差が、1[mm]以上3[mm]以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記凸部のタイヤ周方向寸法と、タイヤプロファイルラインを基準として前記タイヤプロファイルラインに垂直な方向に測定した前記凸部の最大寸法と、の少なくとも一方が、前記凸部に対応する前記ラグ溝の溝幅に比例する、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. ビードフィラのタイヤ径方向高さが、前記凸部のタイヤ径方向領域のタイヤ径方向中心点として規定される、前記リムプロテクトバーのタイヤプロファイル変動中心点、の高さよりも、タイヤ断面高さの10[%]以上大きい、請求項1又は3に記載の空気入りタイヤ。
  5. ビードフィラのタイヤ径方向高さが、前記凸部及び前記凹部のタイヤ径方向領域のタイヤ径方向中心点として規定される、前記リムプロテクトバーのタイヤプロファイル変動中心点、の高さよりも、タイヤ断面高さH3の10[%]以上大きい、請求項2又は3に記載の空気入りタイヤ。
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